2019.12.11

ぼん蔵@岩本町 ~ みそ

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 都営新宿線岩本町駅の南東、靖国通りの南を走る「神田平成通り」沿い。先客ゼロ、後客2。屋号は「ぼんくら」ではなく「ぼんぞう」と読むようです。

 店先に「みそ」と大書してあり通り味噌らーめん専門店で、入り口脇の券売機で基本の「みそ(820円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に辛みそ、みそつけ麺、辛みそつけ麺等。

 店内は縦長カウンター5席と2人卓×4、4人卓×1。卓上には胡椒、一味、そして山椒油。水セルフ。

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 厨房から中華鍋でせっせと炒め物を作っている音が良く聞こえてきますが、少々とろみがかったスープは野菜や豚肉とスープを炒め合わせる札幌スタイルなのかな? その割にあまり脂っこくないのは良いのですが、味噌が前面に出過ぎてかなりしょっぱくて閉口。正直割りスープが欲しくなるレベル。当然全く飲み進む気は起らず。動物系出汁は美味そうなのに残念。

 麺はかなり太目の縮れ入り。これなら濃すぎるスープに負けることなく、もっちりした噛み応えで気に入りました。

 炒め野菜はキャベツ&モヤシが主体でわずかにニラ混じり。豚肉はひき肉ではなく、非常に細かくほぐしたチャーシューでした。でも肉の量はかなり少な目。他に後乗せのメンマ、青ネギ、白ごま。メンマは蛇足のような・・・

 秋葉原駅や神田駅周辺と違ってこれといったラーメン屋がない界隈なので、近所で働いている方々に重宝されるかもしれませんが、「みそ」しかないので普段使いに向かないのが致命傷にならなければいいのですが・・・

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2019.12.10

シン・アジト@御茶ノ水 ~ まぜそば(醤油)

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 御茶ノ水駅聖橋口を出てすぐ。「魂心家」の地下。「なおじ」の隣。11時の開店10分前に到着したところ先客1。開店までに後客4。しかし、その後が続かず後客3止まり。「asito ism 0(大井町)base」のセカンドブランドだそうですが、残念ながら大井町のほうは未訪。

 店内の券売機ボタン先頭の「まぜそば・醤油(790円)」を注文。小(150g)・並(200g)同値段なので、「並」にしてもらいました。ランチタイムは「〆の豚ライスボール」が無料サービスですが、その要否を店からは積極的に聞いてきませんでした。

 メニューは他にまぜそば(味噌)、油そば(塩バター)、さらに往訪時は期間限定で油そば(弐号醤油)を販売していました。

 店内は縦長カウンター8席のみ。卓上には特製醤油ダレ、ブラックペッパー、にんにくのみじん切り、タバスコ、酢、白ごま。

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 あっさり醤油味のスープと味変用のソースが付いて登場。 麺の上にはまぜそばにしてはでかいチャーシューの他、卵黄、キャベツ、茹でもやし、紫玉ねぎ、揚げ玉、刻みネギなが乗って結構賑やか。往々にして茶一色になりがちな油そばとはビジュアルが全然違います。

 とりあえず一頻りまぜまぜしましたが、タレは魚介系の味わいが卓越した和風醤油味で、背脂混じりのまぜそばにしては異例なくらいあっさりかつ薄味。やたらしつこいとか、やたらしょっぱいまぜそばよりははるかにマシですが、これはこれで少々物足りない気も。途中から別添のソースなり、卓上の調味料などで味変して楽しんでくれということなのでしょう。

 ちなみに別添のソースは「カレーマヨ」。これを混ぜると確かにまぜそばらしいジャンキーな味わいに一変。

 麺は菅野製麺所製の太麺緩い縮れ入り。生パスタ(パスタフレスカ)に使用する小麦粉「ファリーナ・ダ・サローネ」を使用した特注麺だそうですが、やや硬めの仕上がりでがっしりとした噛み応えが大いに気に入りました。

 200gなら飽きることなく一気に完食。最後に無料サービスの「〆の豚ライスボール」を入れてもらいましたが、自然体で食べていてもタレは底にあんまり余りそうになかったので、チャーシューをわざと残しておかず代わりに。

 往々にして胃もたれの元になるまぜそば・油そばの類は好んでは食べませんが、ここは大当たりでした。

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2019.12.09

かつら木@池袋 ~ 中華そば

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 池袋駅西口の正面、丸井へ向かう道の角にある「かつや」の裏辺りの飲食店街内。先客ゼロ、後客3。

 券売機ボタン最上段はつけ麺類でしたが、その次の「中華そば(800円)」を注文。ランチサービスなし。券売機には他に「煮干そば(京鰆)」「まぜそば」「季節限定」等のボタンがありましたが、往訪時には全て×が点灯していました。。

 店内はL字型カウンター12席のみ。卓上に調味料類は無し。

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 カウンターに貼りだされたウンチク書きを見ると、スープは「国産鶏ガラ・モミジ、産地に拘った平子煮干、白口煮干、鯖節、宗太鰹、昆布、貝節、干し椎茸を使用」とのこと。味わいは意外なくらい魚介系が強めに出ていましたが、それはともかく残念なくらいに醤油がきつくて、割と早い段階からしょっぱく感じようになってしまい、出汁の食材に凝った意味がほぼ失われているような気が。

 菅野製麺所製と思しき麺は並太ストレートでやや硬めの仕上がり、かつ心持ちざらつきのある食感が特徴。しょっぱめのスープにはこの力強い麺が合っています。

 豚肩ロースのチャーシューは、意外にもなんか家系ラーメンのチャーシューにありがちな感じの良くも悪くも豚臭い風味で気に入りました。他に細切りのメンマ、青菜。刻みネギ。

 ラーメン自体はちょっと好みから外れていましたが、明らかにラーメン屋離れした超小柄のキュートな娘が働いていて、せっせとゆで卵の皮むきをしていました。それだけで大満足の店でした(*'▽')

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2019.12.08

【観戦記】19年最終節:浦和 2-3 G大阪 ~ 興梠なき「FC興梠」の哀れな末路

・G大阪はすでにJ1残留が確定。浦和も「15位清水vs14位鳥栖の直接対決が引き分けに終わる かつ 16位湘南が勝利 かつ 浦和が10点差以上で負けて得失点差で清水を下回る」という条件下で数字上プレーオフに回る可能性は残っているものの、ほぼほぼJ1残留を確実にしているため、最終節は事実上消化試合。

・雪こそ降りませんでしたが小雨がぱらつく厳寒の中、埼スタに47,188人もの観客がやってきましたが、そこで繰り広げられたのは今年の浦和を象徴するような惨劇でした。双方妙なプレッシャーがない状態で、「華のある試合でもしてくれれば万々歳」と試合前は気楽に考えていたのですが、悪い意味で想像をはるかに超える惨状に身の毛がよだちました。

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・惨劇の発端は興梠の欠場。前日実父が亡くなって急遽宮崎へ帰ったとのことで致し方ありません。

・しかし、「FC興梠」と回りから揶揄されるどころか、チーム内で自嘲気味に語ってしまうのが今の浦和。浦和は攻撃面、特にフィニッシュで興梠に全面的に依拠しており、またファーストディフェンスでも興梠がスイッチを入れてナンボという状態。それゆえ興梠は天皇杯やACLでの一大決戦直前の試合くらいしかスタメンを外れることはなく、酷使され続けました。

・その興梠がやむを得ない事情で急にチームを離れてしまう。興梠不在に備えた練習をやる時間がほとんどなかった点は同情の余地がありますが、それにしても緊急事態に陥った際の大槻監督の無為無策ぶりは目に余りました。フォーメーションを弄らず、興梠の代わりになんとマルティノスを1トップに据え、しかもマルティノスを興梠と同じような仕事をさせるって無能にもほどがあるだろう、いくらなんでも。

・DFを背負っているマルティノスの足元にボールをつけるって、そんなん誰が見てもマルティノスの使い方として無意味過ぎて、ただただG大阪のカウンターを誘発しているだけにしか見えませんでした。大槻監督は試合後「攻撃になってボールを持って、『え、失っちゃうの?』みたいなシーンがあまりにも多くて」と語っていますが、窮屈な状態でマルティノスはボールキープ出来ないのは判り切っているでしょうに・・・

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・また前節に続いて山中をスタメン起用したり、なぜかエヴェルトンに代えて柴戸をスタメンに抜擢したりと、マルティノス1トップ以外にも謎がチラホラ。机上論的にもおよそ機能しそうにないシステム&面子でしたが、やはり案の定全く機能せずに9分に早々と失点。

・今年の浦和名物「相手を崩す形を持っていないのに、やたら大槻監督が拘るボールポゼッション」が招いた、再現性ありありのロングカウンターによる失点でした。興梠不在で前線でボールを失う可能性が非常に高くなっているのに、槙野が意味もなく攻撃参加。そしてボールを失った際にその穴を突かれていきなり岩波とアデミウソンが一対一。またいつものように攻→守の切り替えも遅くてアデミウソンのフォローに入った宇佐美に誰も追いつけない。前節FC東京戦でも垣間見られた形で、永井と違って宇佐美はこの好機を逃してくれませんでした。

・守備も壊滅的。マルティノスが独りで追いかけても誰も付いてこないので、早々とマルティノスが最前線でイライラ。これでは守備が機能するはずもなく、G大阪は縦パス入れ放題。14分には遠藤からのスルーパスで中央を割られかかり、18分には遠藤→矢島→がら空きの浦和右サイドを疾走する藤春に展開したのを契機にアデミウソン・倉田・矢島と立て続けにシュートを撃たれてしまいました。

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・前半の絶望的な戦況を受けて大槻監督は54分に早くも動き、長澤に代えてファブリシオを投入して2トップ気味に変更。ボールがキープできないマルティノスとの組み合わせではファブリシオに前を向かせる手立てがないため攻撃面ではほとんど効果がありませんでしたが、守備面ではようやく前ハメが効き出して幾分戦況は好転。

・そして62分柏木が直接FKを決めて浦和はまさかまさかの同点に。ボールの傍らには柏木とマルティノスが立っているものの、少し離れたところにいる山中にちょんと出して蹴らせるものと思い込んでいた(13分に山中FKが枠内を急襲したのが伏線)だけに、柏木が直接決めたのには驚きました!

・ところが奇跡的とも思えた同点ゴールをあっさりフイにしてしまう辺りが残留争いにどっぷり浸かっているチームの悲しさ。64分にCKのこぼれ玉をアデミウソンに蹴りこまれてしまいましたが、その前に三浦にどフリーでヘッドを許しているというのが残念極まりない。

・試合はこの辺りから急激にオープンになり、67分押し込んだ状態から柏木→ファブリシオ→柴戸、78分マルティノスのボールロストからのカウンターで最後に小野瀬、83分高い位置でボールを奪って最後に柴戸と双方に決定機。そして88分に途中投入の福田が3点目を取って試合を決定づける格好に。三浦の縦ポン一発で福田が山中の裏を取った形でしたが、山中をWBのスタメンで使う限り必然的に発生する副作用でしょうなぁ、これは。

・浦和も90分岩波ロングフィード→途中投入の杉本がポスト→柴戸→ファブリシオのゴールで1点を返すものの反撃もここまで。でも「ファブリシオを活かしたいなら2トップの相方はマルティノスより杉本のほうがまだ可能性があった」と思われてならない素晴らしい形のゴールでした。悪く言えば何から何までちぐはぐだった今年を象徴するかのような、焼け石に水的なゴールでした。そして「修三チャレンジ」という言葉が相応しい一年でした。

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・今日も今日とて酷い試合。結果が出ないどころか、何をやりたいのかよく判らず、形骸化した「ちょいミシャ」にすがり続けるだけで引き出しが乏しいどころか、引き出しがあるのかどうかすら判然としない大槻監督はもう今年限りだろうなと思っていたのですが、翌朝になるとなんと「続投決定的」という記事が!! どこをどう評価したら続投という結論になるんや・・・

・そして3月末の代表ウィーク辺りであんまりな成績不振でどうせ更迭なんやろうな・・・完全に堀さんコース・・・

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-----マルティノス----
--長澤----柏木--
山中-青木--柴戸-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
62分 柏木
90分 ファブリシオ

(交代)
54分 長澤→ファブリシオ
73分 橋岡→関根
81分 マルティノス→杉本


--アデミウソン--宇佐美--
--矢島----倉田--
藤春---遠藤--小野瀬
-ヨングォン-三浦--菅沼-
-----東口-----

(得点)
9分 宇佐美 貴史
64分 アデミウソン
88分 福田 湧矢

(交代)
76分 アデミウソン→パトリック
86分 倉田→福田
88分 宇佐美→高木

・井手口が発熱のため急遽ベンチ外になり、代わって倉田スタメンが出場。

 

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2019.12.07

玉 新宿店@代々木 ~ 中華そば

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 代々木駅東口を出て明治通りを北へ。新宿高島屋の南に出来た「リンクスクエア新宿」の1F。先客ゼロ、後客6。

 タッチパネル式券売機で「中華そば(850円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは「つけめん」との二本立て。店内での削りたて鰹節、さらに注文毎に麺を切り出す「打ち立て切り立て麺」を売り物にしています。

 店内は島式カウンター8席×2と4人卓×2、2人卓×1。卓上にはブラックペッパー、酢、柚子七味。

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 スープは「豚骨、鶏ガラをベースに大量の魚介類を寸胴に入れて、極限まで強火で煮込ん」だものとのこと。魚粉のざらつきは少々感じるもののとろみはほとんどなし。店では「キレのある特製醤油を加える事で圧倒的な力強さの濃厚スープ」と謳っていますが、この醤油がきつすぎて味が濃すぎるというか、どう考えても塩分過多というか。当然スープを飲み進む気は全く起こらず。また極薄削りの削りたて「とろけるかつお節」を後乗せしたのがかえって良くないのか、旨味過多に陥っているような気も。

 自家製&打ち立て切り立てが自慢の麺は平打ちの太麺。若干ざらつきのある口当たりで、噛み応えしっかり。もちろん濃厚過ぎるスープに全く負けず。

 メンマや刻みネギは苦手な臭みがあって残念。他に薄く小さめのチャーシュー、海苔。

 まぁ「玉」各店ともこんなもんと、たいして期待もしていませんでしたし、ハズレではないが積極的に足を運びたくなるほどでもなく、駅近で無休&中休み無しでやっているのが取り柄でしょうか。

 

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2019.12.06

蔵前元楽総本店@蔵前 ~ 特製元らーめん・ぶためしセット

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 都営浅草線蔵前駅を出て江戸通りの一本東側にある「御蔵前通り」沿い。年季の入った、地味な建物なので案外判りにくいかも。「元楽」は銀座店に足を運んだのがなんと6年も前! というか「元楽」は銀座店と大昔に潰れた神田店に行ったことがあるだけで、蔵前総本店は初往訪。先客3、後客7~8。

 入口そばにある券売機でボタン先頭の「特製元らーめん&ぶためし(950円)」を注文。「特製元らーめん」単体だと690円、ぶためし単体だと500円なので随分と割安です。なお「特製」といっても背脂が増えるだけのようで、ただの「元らーめん」と同値段。ゆえに食券を渡すと一見さんらしい客には「背脂が多いらーめんですが宜しいでしょうか?」と念を押されます。

 メニューは他に「楽らーめん」「つけめん」「油そば」。なお「元らーめん」が醤油味で、「楽らーめん」が塩味。

 店内は横長L字型カウンター20席と、4人卓×3。卓上にはおろしニンニク、豆板醤、胡椒、ごま油、ぶためし用のタレ。

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 ぶためしが最初に運ばれ、らーめんは後から登場。スープの表面を背脂がびっしり覆っていますが、背脂を丼の上からふりかけているので丼も背脂まみれで、丼を持つだけで指先がベトベトに。

 早速一口スープをすすったところ全然味がしないのでびっくりしましたが、これは単に醤油ダレが底に溜まった状態で配膳しただけで、上層部と下層部の味わいの変化を楽しむタイプではなさそうなので、しばし麺の天地をひっくり返してまぜまぜ。こうすると配膳時とは一変してスープは黒々に。

 スープは豚骨中心に野菜、鶏ガラなどを煮込んだもの。その出汁の旨味と背脂からくる思われる甘味、そして醤油ダレから来ると思しき酸味が混然一体となって実に美味い。見掛けと違ってしつこさもくどさも感じられず。たださすがに飲み進む気にはなれませんが。

 麺は並太緩い縮れ入り。つるつるとした食感で、硬くはないもののスープに負けないしっかりとした仕上がり。量はちょっと少な目かな?

 チャーシューは薄くて小さめ。他にメンマ、刻みネギ、堅ゆで卵半個。具がしょぼいのは値段相応。

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 ぶためしはチャーシューに味が付いているものの、それだけではやや力不足なのでタレとごま油をかけて食べることを推奨しています。でもラーメンのチャーシューをぶためしに乗せて旨味を補完するだけで十分な気も。

 元らーめん自体はかなり古いタイプのラーメンという感は否めませんが、ラーメンの流行り廃りを繰り返しているうちに、この手のラーメンがかえって新鮮に感じられるようになった気もして、予想外に美味しくいただけました。でも「ぶためし」とセットでナンボかなぁ、やっぱりここは。

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2019.12.05

ザボン@神保町 ~ ザボンラーメン醤油

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 東西線神保町駅を出て、白山通りから1本西側の通りを北へ。「立川マシマシ」の向かい、「用心棒」の斜向かい辺り。先客ゼロ、後客1。「ザボン」は大昔に西武新宿駅の向かい辺りにあった店に何度か行ったことがありましたが、表に貼りだされたウンチク書きを見るとこの店はその流れを汲んでいるようです。

 店内の券売機で基本と思しき「ザボンラーメン醤油(850円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に「ザボンラーメン味噌」があるだけ。

 店内は厨房に向かってL字型カウンター8席と壁沿いにカウンター5席。卓上には胡椒、酢、醤油、ラー油、おろしニンニク、豆板醤。

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 スープは「豚ガラ・豚足・もみじを使ったスープに豚の腹脂を浮かべ」と豚主体ながら、鶏ガラや魚介類も加えて出汁に深みを加えている様子。表面の脂が目立つ割には脂っぽくはなく、スープの色あいほどやたら味が濃いというわけでもなく、若干甘めの面白い味わい。揚げネギが良いアクセントになって飽きさせません。

 麺は細めのストレートタイプ。食べ初めは若干ごわつきを感じましたが、すぐにスープに馴染んでいい塩梅に。茹でもやしのみならず細切りのキャベツや刻み青ネギまで麺に絡みついてくるので、ラーメンなのになんだか妙にヘルシーな気も(苦笑)。

 豚バラ肉チャーシューもしつこくならない程度にしっかり煮込まれていてまずまず。

 単に「昔懐かしい」と片付けてしまうのはあまりにも惜しいというか、「ザボン」がバタバタと閉店した以降都心部では案外同じようなラーメンがないので、かえって新鮮な味わいな気もして結構気に入りました。

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2019.12.04

森脇良太選手、契約満了

・昨日、森脇良太選手との契約満了が公表されました。岩舘選手同様最終節を待たずに早々と契約満了が公表されるという、これまでの浦和では珍しい例です。

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・森脇は2013年に広島から完全移籍(しかも契約満了なので移籍金ゼロ)で浦和に加入。2012年から浦和を率いているペトロヴィッチ監督の要望を受けての補強なのは間違いないでしょう。3バックの右CBを務めていた坪井は「ミシャ式」のCBとしては明らかに攻撃面で難があったので、森脇の補強は至極妥当でした。

・広島で既に「ミシャ式」に慣れ親しんでいる森脇は加入してすぐに坪井からスタメンを奪取し、以降ミシャが浦和を去る2017年夏まで鉄板のレギュラーであり続けました。まさに「ミシャ式の申し子」です。

・森脇はストッパーとしてみればスピードが無く、また齊藤学のような細かいドリブルを仕掛けてくるようなFW/WGには滅法弱く、さらにクロスボールに対してしょっちゅうボールウォッチャーになってしまう等々難点がありました。しかし、森脇には高精度のクロス、ボランチ的な位置に入ってのゲームの組み立て、突然カットインからのミドルシュート等々欠点を補って余りある攻撃面での長所が多々ありました。特にどういうわけか試合終盤の得点が多く、得点数の割には妙に印象に残る選手でした。

・また森脇はプレーぶり以上にキャラクターが面白すぎて印象に残る選手でした。本人が意識してウケを狙いに行くとほぼ間違いなくスベる。しかも面白くないのに話が長い!! でも意識しないでやっていることがことごとく面白いという典型的な「天然ボケ」。だいたい浦和にやって来たらいきなり車が大雪で埋もれて身動きが取れず、チームメイトや近所の方に助けてもらうって、そんなツカミ一発をかます選手はおらんだろ!!

・また森脇はなぜか相手、特に外国人選手を妙に苛立たせるという特殊能力を持っていました。2013年のアウェー鹿島戦でダヴィを退場に追い込んだのがその真骨頂。2017年ACL上海上港戦ではオスカルを挑発したように受け止められてひと悶着。しかし、この特殊能力は同年小笠原@鹿島と「言った言わない」に過ぎない言い争いの末に、なぜか2試合の出場停止を食らって以降封印されたようです。

・しかし、ミシャ更迭と共に森脇の出場機会は減ってゆきました。2017年堀式4バックでは使い道がありませんでしたし(やむなく右SBに遠藤が転用されるくらい、SBとしても評価されず)、2018年はそもそも故障がちで出番が激減してしまいました。怪我が癒えた今年もオリヴェイラ式3バックでは純粋なストッパーとしての性能が問われて森脇には苦しいかと思われましたが、意外にもシーズン序盤は岩波や新加入の鈴木を抑えて右CBに重用され、橋岡故障後は右WBで引き続きスタメンの座を確保し続けました。

・森脇の運命が暗転したのは大槻監督就任以降。大槻監督が「ちょいミシャ」をやりだしたので森脇には好都合と思われましたが、大槻監督は世代交代を強く意識したのか右CBには岩波、右WBには故障が癒えた橋岡を重用して森脇の出番はほとんどないどころか、故障でもないのにベンチにすら入れなくない試合も目立つようになりました。

・森脇も既に33歳。先日のFC東京戦を見てもスキル的にはまだまだ十分やれそうですが、体力的に90分持たなくなっているのもまた事実。来年はACLがないのでA契約選手を2名減らす必要があり、出番の激減しているベテランの森脇が削減のターゲットになったものと目されます。「もう少しだけ僕自身、浦和レッズでプレーできると信じ、まだまだやるべきことはあると思っていましたが」という森脇の言葉を額面通り受け取れば森脇は契約延長を望んでおり、出場機会を求めて進んで浦和を出たわけではなさそうです。厳しい世界です。

・スタメンとしては難しくも右WB/CBの控えとしては十分活躍が見込まれるレベルの選手であり、特に右WB橋岡はいつ海外へ流出しても不思議はない状況なので、森脇退団は残念でなりません。またプレーはもちろんのこと、チーム随一の「いじられ役」として愛された森脇がいなくなるのは寂しい限りです。

・7年間ありがとうございました。

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2019.12.03

逆流@十条 ~ (煮干し系)ラーメン

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 十条駅北側の踏切を東へ渡って、線路沿いの路地を南へ。十条の人気店「煮干そば 流。」が本来定休日である火曜日に2nd Brand「逆流」として通常とは異なるメニューで営業を始めたと聞いて往訪。先客ゼロ、後客10(退店時外待ち3)。暖簾はわざと裏返し。

 店の案内通り、券売機の「限定1(830円)」で食券を買って、店内でつけめんorラーメンかを告げるシステム。メニューはその2品限定。ただつけめんもラーメンもどんなものが出てくるのか案内は全くありませんでした。

 店内は縦長L字型カウンター8席。ただでさえ狭い入口が券売機でますます狭くなっているあたりは相変わらず。卓上にはラー油、酢、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、一味。水セルフ。

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 すっきりとした外観とは裏腹にスープは煮干しがしっかり効いており、個人的にはツボにはまりました。しかも辛うじて食べ手を選ばないレベルに抑えてありますし、味もやたら濃いわけではないのでついつい飲み進んでしまいました。

 麺は自家製で太めのごく緩い縮れ麺。つるつるとした食感としい、しっかりとしたコシといい、これは大いに気に入りました。スープとの相性も文句なし。量は200gと多め。

 チャーシューは若干パサつき加減。他にメンマ、刻みネギ。

 うーん、わざわざ2nd Brandと位置付けている以上、普段のメニューとは全く違った実験的かつ意欲的な一品が出てくるものと予想していたのですが、これだと普段の「煮干そば」と8割がた同じような・・・ 表面の脂が控えめだとか、麺の量が一段と多めとか、具に刻み玉ねぎやナルトがないとか、ちょっとした違いはあるようですが。

 相変わらず美味いことは美味いのですが、ちょっと肩透かしな気も否めない一杯でした。

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2019.12.02

牡蠣づくし玉子あんかけ@丸亀製麺

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 丸亀製麺が11月5日から季節限定メニュー(12月中旬までの販売予定)として売り出し中の「牡蠣づくし玉子あんかけ・大(税込800円)」を試食。

 往訪したのは12月1日の日曜日。11時の開店直後にも関わらず店外まで行列が出来ていたのでびっくりしたのですが、丸亀製麺って毎月1日に釜揚げうどんの半額セールをやっているんですな!当然ながら客の注文は釜揚げうどんだらけ。でも、あんまり好きではない釜揚げうどんを安いからといって食う気にはなれず、予定通り「牡蠣」を注文。そんな客は滅多にいないせいか、明らかに店のオペレーションを混乱に陥れる主因になってしまいました(苦笑)。

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 「『牡蠣づくし玉子あんかけ』は、牡蠣と玉子あんかけを丸亀製麺自慢のもちもちのうどんに合わせた逸品です。ぷりっとした食感の牡蠣は七粒使用し、食べた瞬間に広がる牡蠣の旨みと磯の香りを存分にお楽しみいただけます。ふわふわで優しいとろみのある玉子あんかけは、白だしをベースにして旬の旨みを感じる風味豊かな味わいに仕上げました。」というのが丸亀製麺のウリ文句。

 さらに丸亀製麺は「相性のよい白ねぎは、生の白ねぎを使用し、上からあつあつの玉子あんかけをかけて程よく熱が入ることにより、ちょうどよいくたくた感と風味が牡蠣のおいしさをさらに引き立てます。」と謳っています。

 大ぶりの牡蠣が七粒も入っているだけで十分嬉しいのですが、その牡蠣単体の旨味にひたすら頼るのではなく、その旨味を引き立てるべくネギなりあんかけなりに一工夫入れている辺りが高く評価できます。あんかけも妙にでしゃばらず、妙に甘いという愚を犯すこともなく、出汁がしっかり効いた非常にバランスの良い仕上がり。

 文句なしの逸品でした。店内ブタ混みの一日に来たことだけが失敗だっただけで(さらに苦笑)

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岩舘直選手、契約満了

・先日(11/28)、岩舘直選手との契約満了が公表されました。

・まだ最終節を終えていないどころか12月にもなっておらず、しかも選手が現役引退を表明したわけでもないのに早々と契約満了が公表された例は浦和では珍しいように思います。次の契約先が決まってから契約満了が公表される例が多い浦和でも、行き先未定の時点で契約満了が公表される場合もあるにはあるんですが、こんなに公表が早いのは異例でしょう。

・岩舘は2014年6月に水戸から期限付き移籍(2016年に完全移籍)の形で加入。同年西川の加入で完全に出番を失った山岸が山形へ移籍したため、その穴を埋める目的での獲得と目されます。

・ただ半ば予想されたことですが、岩舘の立場は最初から最後まで第3GK。正GKはずっと西川。第2GKは2014年加藤→2015~16大谷→2017~18榎本→2019福島とコロコロ入れ替わりましたが、岩舘がベンチ入りがせいぜいで公式戦で浦和のGKとしてピッチに立つ場はついに訪れませんでした。

・加藤や榎本はJ1で実績十分で岩舘とはかなり実力差があると思われるので、強いて言えば大谷が北九州で経験を積んで浦和に戻って来た2015年に岩舘が大怪我をしてしまったのが運命の分岐点だったかもしれません。

・如何せん試合に出ていない選手なので岩舘について語る材料は何もありません。寮ではるかに年下の関根と絡んでいる話が漏れ伝わってくるくらいで。

・何事もなければ一年を通じてまず試合に出ることはない第3GK。でも不意の怪我が多いポジションであり、普段の練習を円滑いこなす意味合いからも絶対に必要な第3GK。ユースとか高卒のGKなら修業の一つと割り切って黙々と修練を積めるのかもしれませんが、5年半もの長きに渡ってそんな難しい立場にあって、とうとう31歳になってしまった岩舘の心境は察するに余りあります。ともあれ、ありがとうございました。

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2019.12.01

【観戦記】19年第33節:FC東京 1-1 浦和 ~ 芳しくない試合内容でも負けない、結局いつもの瓦斯戦で残留を確実にする巻

・ほぼリーグ戦を犠牲にしながら闘ってきたACLを手も足も出ない惨敗で終える。一応ファイナリストとはいえ、ああいう形で負けてしまうと精神的なダメージはさぞかしでかいことでしょう。もちろん連戦また連戦から来る溜まりに溜まった肉体的なダメージも大きく、ACL決勝に出場した選手達がこの試合へ向けて切り替えるのは容易ではなかったと思います。

・とはいえACLという夢の舞台を降りると、今度は残留争いという厳しい現実が待ち構えています。浦和は第32節終了時点で16位湘南と勝ち点4差、17位松本に勝ち点6差に迫られているものの、最終節に松本vs湘南戦が組まれているため残り2節連敗してももはや17位=自動降格圏に転落する可能性はなく、この試合に勝てば自力で残留決定という立場。またこの試合引き分けに終わっても他試合の動向次第ではほぼ残留が決定します。

・だが、昨今のリーグ戦のあんまりな試合内容を見れば見るほど、浦和にとって勝ち点3どころか勝ち点1すらものすごーーーく遠く思えてなりませんでした。ゆえに浦和のJ1残留は専ら湘南を筆頭に残留争いの渦中にあるチームが負けることをひたすら祈るほうが早道で、いわゆる「他力本願寺」参りが赤者の間で大流行。

・もっとも、監督や選手までもが神仏に頼るわけにはいかず、残留争いという現実に向かって必死にメンタルなりフィジカルなりを立て直し、FC東京(以下「瓦斯」)戦へ向けて最低でも勝ち点1を掴み取るべく準備をしたのでしょう。そして編み出されたのが「走れメロス」ならぬ「走れマルティノス」。

・残念ながら「走れマルティノス」は前後半ともほとんど機能せず、それどころか序盤で大量失点しても不思議はない惨状で、大槻監督のアイデアが絵に描いた餅というか、空理空論というか、とにかく「仕込み下手」なことがまたまた露呈したような気がしてなりませんが、それでも心身共に疲れ切ったであろうレギュラー陣をずらずら並べて、武藤離脱後はもはや惰性の極みとしか言いようがない「ちょいミシャ」でだらだら闘うよりはマシだったと思います。

・そして結果はお互いセットプレーで点を1点ずつ取り合っての引き分け。勝ち点1を積み上げるに留まり、同日16位湘南が勝って勝ち点2差に迫られたため残留確定は最終節に持ち越しとなりました。

・ところが、浦和と同じ勝ち点36だった清水と鳥栖がこの日共に敗れて浦和はわずか勝ち点1差ながら頭一つ抜け出す格好に。しかも最終節に清水vs鳥栖戦が組まれており、さらに湘南・清水・鳥栖の3チームとも得失点差が浦和よりかなり悪いために、最終節浦和は10点差以上で敗れない限り残留が確定。選挙報道的にいえば「残留確実!!」のランプが点灯しました。

・「走れマルティノス」が失敗に終わっても負けない。おまけに日程くんのいたずらも手伝ってJ1残留がほぼ確実になる。これも2004年を最後に負け知らずという味の素スタジアムの御加護の成せる業なのでしょう。ACLの影響でリーグ戦の消化が浦和だけやたら早かったにも関わらず、浦和の試合がない間に残留争いのライバルたちの足を引っ張りまくった「他力本願寺」の数多の仏様も含め、厚く御礼申し上げます。

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・浦和はスタメンをACL決勝第2戦からファブリシオ→マルティノス、長澤→柏木、橋岡→ 森脇、関根→山中と興梠以外の前目のスタメンを大きく入れ替え。ACLから中5日空いてますが、ACLでの心身両面での消耗というか燃え尽き度合いを勘案して、大槻監督はACL決勝の結果如何に関わらず、瓦斯戦に向けて大幅なスタメン入れ替えを予定していたものと思われます。

・その反面、両ボランチを含めて守備陣はいつもの面々。ACL制覇の夢が潰えた翌朝にはなぜかシーズンが終わってしまったかのように「西川は右手小指剥離骨折、槙野は盲腸炎を抱えたまま出場」していたという美談(?)がスポーツ紙を飾る始末でしたし、イエロー累積3枚を抱える鈴木&岩波が最終節で共に不在という事態を避けたいという思惑もありましたが、結果は全員スタメン出場。後ろまでスタメンを弄ってしまうと、それこそ天皇杯Honda戦の悲劇の繰り返しになりかねないので、苦渋とはいえ妥当な選択だと思います。

・面子から見て、ひたすらマルティノスを瓦斯の最終ライン裏へ走らせる「走れマルティノス作戦」に打って出るものと予想はつき、実際序盤はその意図が伺われましたが、「走れマルティノス作戦」は残念ながら瓦斯の「狂気の前プレ」の前に全く体をなさないどころか、大崩壊寸前まで追い込まれてしまいました。

・瓦斯は勝ち点差わずか1で首位横浜Mを追う立場。前節湘南に引き分けて2位に転落したばかりで、今節も湘南同様残留争いの渦中にある浦和相手に不覚を取る訳には行かないとばかりに全力で飛ばしに飛ばして浦和守備陣に猛然とプレッシャーをかけてきました。そして5分には永井が森脇の裏へ走り出したのを契機に、D・オリヴェイラに決定機。永井なり両SHなりが浦和の両WBの裏を突くという非常に判りやすい攻撃が序盤何度も見られたのに、大槻監督は全然手を打っていないのか・・・orz

・6分には青木のボールロストからの攻→守の切り替えが緩慢過ぎてバイタルエリアで三田がどフリー→スルーパスでD・オリヴェイラに決定機を与えてしまいましたが、西川が好セーブ。8分にはエヴェルトンのボールロストからロングカウンターを食らって永井に決定機を許しましたが鈴木がなんとか駆け戻ってブロック。16分には浦和のCKのこぼれ玉への青木の対応が拙くてロングカウンターを食らってしまう一幕も。

・浦和は「走れマルティノス」作戦を発動しようにも瓦斯のプレッシャーが厳しすぎて落ち着いてボールを蹴らせてもらえないので、ボールの精度も悪ければ受けての呼吸も合わずに、簡単にボールを回収されたり、タッチを割ってしまったりと散々。そして23分には三田に豪快に裏を取られた山中が早々とイエローをもらう始末。

・しかし、試合後大槻監督が「向こうは前半からあの飛ばし方だったので、あれは続かないですよね。」と語っていた通り、20分くらいから早くも瓦斯の前プレが緩くなり、浦和はしっかりボールを繋いでゲームを落ち着かせられるようになりました。といっても浦和は決定機どころかシュートにすら撃てないという惨状には変わりなく、しっかりボールを繋いで相手を押し込めるようになった反面、スペースが消えてマルティノスをスタメンで使っている意味がなくなってしまうアンビバレントに悩む羽目に。

・どう見ても浦和は前半スコアレスなら御の字という出来でしたが、驚いたことに決定機どころか満足にシュートすら撃てなかった浦和が39分先制!! ショートコーナーからほぼどフリーで山中が放ったミドルシュートはえげつない軌道を描いて枠内へ。GK林は弾くのが精一杯で、こぼれ玉をマルティノスが詰めたものでしたが、今まで何の工夫もなく、当然ながらほとんど得点の臭いがしなかった浦和のCKをきっちりデザインした形で得点に結びつけるとは!! お粗末すぎる守備に目を瞑ってスタメンで山中を使った甲斐がありました。

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・しかも不運なことに山中と交錯して傷んだD・オリヴェイラが失点直後に田川と交代を余儀なくされ、しかも後半に入ると鈴木と競り合った永井が傷んで(脱臼癖があるらしい)57分にナ・サンホを投入せざるを得ない羽目に。瓦斯の攻撃はD・オリヴェイラが最前線に橋頭保を築き、永井がスペースに走ってナンボなので、両FWを一遍に失った瓦斯が流れの中から得点を取る可能性はほぼ潰えたといって差し支えないでしょう。

・一方浦和は前半から引き気味で守備に奔走していた興梠が先制直後あたりからはっきりとシャドーの位置に下がってはっきりしたマルティノス1トップに。一層前がかりにならざるを得なくなった瓦斯相手に「走れマルティノス」大作戦をお見舞いするという理想的な状況になりましたが、これが笑ってしまうくらい機能しない。浦和のシュートは試合を通じてたった6本に終わりました。

・良い形でボールを奪ってカウンターの形になっても出し手とマルティノスの呼吸がまるで合わず、マルティノスが明後日の方向に走ってしまう、あるいはマルティノスを囮にして前線へ走る選手がいないというありさまで、「走れマルティノス」は完全に机上の空論に。肝心なところでなぜかマルティノスがコケ芸を連発するのにも参りましたが、「走れマルティノス」を上手く仕込めない大槻監督もなんだかなぁ・・・

・双方流れの中から点が入る感じはほとんどしませんでしたが、瓦斯が69分CKからの流れでこぼれ玉を田川が蹴りこんで同点に。このCKはもともと浦和CKをGK林がキャッチし、そこからロングカウンターを食らったところに起因しています。よって失点場面そのものよりも、前半から垣間見られた浦和の攻→守の切り替えの遅さのほうが「再現性がある」という意味で罪深いと思います。だからこの順位にいるのでしょう、浦和は。

・同点に追いつかれたためか、大槻監督は立て続けに両WBを代えて守備固め(橋岡投入効果は絶大!)。しかし最後のカードを90分持たずに動けなくなった柏木に充てざるを得ず、ゲームの〆に相応しい阿部投入の機会が失われて逃げ切り態勢としてはやや不安定な状態で試合は終盤へ。

・最後まで「走れマルティノス」は機能せず、逃げ切ろうにもボールを満足に繋げず、相変わらず自陣深い位置でのファウルは多く、あろうことか槙野が前に出てきてボールロストと不安定な要素てんこ盛りでしたが、瓦斯の攻撃も全く迫力がなく、これといった決定機を与えることなく無事最低限の勝ち点1をゲット。条件が複雑すぎたので、「ほぼ残留確定」なことが判明したのは選手はもちろんベンチすらも試合終了後しばらく経ってからだったでしょう。

・同日横浜Mが勝ったため瓦斯との勝ち点差は3に拡大。最終節横浜Mとの直接対決で瓦斯優勝の可能性こそ残ってはいるものの、4点差以上での勝利が必要という極めて厳しい状況に追い込まれました。よって「勝ったも同然に引き分け」だった浦和とは対照的に瓦斯にとって「痛恨過ぎる引き分け」。瓦斯がこの試合を痛恨の引き分けで終わったのはどう見ても浦和の出来が壊滅的だった序盤に1点も取れなかったこと。それに尽きます。

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-----興梠-----
--マルティノス---柏木--
山中-青木--エヴェ-森脇
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
39分 マルティノス

(交代)
74分 森脇→橋岡
76分 山中→関根
79分 柏木→長澤

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---永井--ディエゴ--
東---------三田
---高萩--橋本---
小川-森重--渡辺-室屋
-----林------

(得点)
69分 田川

(交代)
42分 ディエゴ・オリヴェイラ→田川(負傷による交代)
57分 永井→ナ・サンホ(負傷による交代)
77分 三田→ユ・インス

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2019.11.30

京一本店@京都・四条大宮 ~ 中華そば

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 阪急京都線大宮駅から北西へ進んですぐ。「餃子の王将」1号店の並び。先客5、後客ゼロ。

 往訪して驚いたことに純然たるラーメン屋ではないどころか、うどん&そば、さらに各種丼ものもある大衆食堂的な店でした。おまけにぜんざいなどもあって喫茶店的な使い方もできるようです。

 券売機はなく、後払い。店では「カレー中華」や「あんかけ中華」を推していましたが、最もシンプルな「中華そば(730円)」を注文。

 店はテーブル席のみで、縦長の店に4人卓がずらずらっと並んで計60席くらい。卓上にはコショウ、一味、山椒、七味。全席喫煙可みたい・・・

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 スープは豚骨&鶏ガラがベースのようですが、丼の縁にうっすらと魚粉らしきものも。それはともかく、このスープが妙に甘い。出汁は美味そうなのに、甘さが邪魔になってどうにもいけません。ラーメンスープというより、甘いきつねうどんの汁に寄った感じかなぁ・・・ 売り物の「カレー中華」や「あんかけ中華」向けにスープを最適化した結果なのかもしれませんが。

 麺は並太ストレート。水気少なめの心持ちごわついた食感で、スープの絡みはもう一つ。

 チャーシュー薄くてパサつき気味。スープが移ったせいかチャーシューも甘くなっていました。他にかまぼこ、青ネギ多目。

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2019.11.29

ごろいち@戸田 ~ 鶏そば塩

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 埼京線戸田駅東口を出て目の前。外食店や商業施設が多い西口と違って東口はいきなり住宅地でほとんど何もないので、この店がやたら目立ちます。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機ボタンを見て、店長お勧めの「鶏そば塩(750円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に鶏そば醤油、濃厚鶏そば(塩・醤油)、鶏つけそば(塩・醤油)など。

 店内はL字型カウンター10席と4人卓×2。卓上にはおろし生姜と柚子胡椒。

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 店外のウンチク書きによるとスープは「美桜鶏のガラのみを低温で8時間以上じっくり炊き上げ」たとのこと。鶏臭さは全く感じませんが、鶏出汁の旨味はそれなりに出ています。塩ダレはうるさく感じるほどではなく、むしろ甘目。ただ見た目通りちょっと脂が目立つ上、食べ進むと飽きが来るのが早いので、店お勧めのおろし生姜なり柚子胡椒なりが役立ちます。

 麺は自家製で、平たいストレート並太タイプ。なんか細目のきしめんみたいなつるつるっとした食感&味わいですが、やや柔らかめの仕上がりなのが残念。後客が替え玉を頼んでいましたが、替え玉前提というほど量は少なくありません。

 チャーシューは美桜鶏のむね肉で「秘伝のたれに漬け込んだ」そうですが、その割にえらく淡白で良くも悪くもむね肉そのまんまみたいな。他に穂先メンマ、三つ葉、刻みネギ多め。

 駅近なので近所の方には便利だろうけれど、それ以上の惹きは特になさげ。

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2019.11.28

焼漬鮭ほぐし弁当@新発田三新軒(東京駅「駅弁屋 祭」にて入手)

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 新潟の郷土料理「鮭の焼漬」。「切り分けた鮭をじっくりと焼き上げ、アツアツのうちに特製ダレの入った甕に漬け込みます。そのまま一晩寝かせ、伝統の味は完成します」と能書きにある通り、正体不明のタレに漬け込んだため、味わいは単なる焼鮭とは全然違って、照り焼きに相通じる甘みがあるのが特徴です。また食べやすいようにある程度ほぐしてあるのも嬉しい心遣い。濃い目の味付けなので、ご飯のおかずにもビールのアテにもなります。錦糸卵は彩にアクセントとつける程度で、味わいにはほとんど影響なし。

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 おくらと菊なめこの和え物、舞茸の煮物、赤かぶの酢漬け、鉄火豆も付いて、味わいに変化を付けながらビールを進めるもまた良し。おくらの和え物や舞茸の煮物の下にもご飯がしっかり詰まっているので、見た目以上にボリュームがあります。しかし、焼漬鮭もまた案外厚みがあって、うっすらとほぐし身をご飯の上にばらまいているわけではないので、ご飯を平らげてもなお余ってアテに十分。

 ただオクラの和え物や舞茸の煮物は薄味で焼漬鮭の邪魔をしない、箸休め的な役割に徹しているのに、鉄火豆は味噌がついていてメインの焼漬鮭よりさらに味が濃いというのはバランス的にどうかな?

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2019.11.27

あなごめし弁当@宮島口・うえの(広島駅ekie「さい彩」で購入)

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 広島・宮島口の名物「うえの」の「あなごめし」。それを弁当にした「あなごめし弁当」がなんと広島駅で買えるようになったとは!! 買えるのは広島駅「ekie」内の「駅弁 さい彩」。「さい彩」は広島のみならず、近隣各地の駅弁も置いているようですが、「うえの あなごめし(2160円)」は大人気商品だけあって、単独のコーナーが設けられています。

 入荷は午前9時半、午後3時半の2回ありますが、なにせ人気商品なので売切れも早そう。11時頃「さい彩」を訪れ無事「「うえの あなごめし」をゲットしましたが、その前日13時半頃に「さい彩」を覗いた際には「うえの あなごめし」はもう売り切れていました。

 手にしたのはたまたま掛紙にしゃもじが大きく描かれたタイプですが、大鳥居を前面に打ち出したタイプなど掛け紙は何種類もある模様。但し、当然ながら中身は皆同じ。

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 焼きたてのあなごと炊き立ての薄味ご飯を経木の折箱に詰めただけのシンプルな逸品。そりゃいくら美味いと言っても店内でいただくのと比べると「ご飯が硬い」とか「あなごにふっくら感がない」とか、残念な点は多々あります。こればかりは致し方ありません。その辺は駅弁の宿命と諦めれば、改めて類例が多い「あなごめし」の中で出来が頭抜けていることに気が付きます。

 あなご自体はやわやわではなく、むしろ硬めで悪く言えばパサつき加減、よく言えば実に香ばしく仕上がっていて、その香ばしさ、あるいは渋みが何よりいい。甘ったるいタレでごまかそうとしがちな他店の「あなごめし」とはまるで違い、ここのタレはあっさり目で薄味。あくまでもあなごの旨さで押す感じ。

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2019.11.26

くにまつ 本店@広島・立町電停 ~ 汁なし担々麺

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 広島電鉄・立町電停から北へ200mくらい。向かいがYMCA。官公庁街の一角に店を構えています。11時の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店後10人ほど三々五々やってきました。

 店内の券売機ボタンは最上段は「汁なし担々麺(580円)」。0辛~4辛とも同値段なので、店お勧めの「3辛」で注文。さらにミニライス(30円)と温泉玉子(50円)を付けてみました。

 汁なし担々麺の激辛版が「KUNIMAX」、超激辛版が「deathMAX」。。汁なし担々麺がウリものの店ですが担々麺専門店ではなく、屋号に「中華そば」を冠しているようにメニューには中華そばや塩ラーメンもあり、実際中華そばを注文している客もいました。

 店内は縦長カウンター7席と4人卓×3、2人卓×2。卓上には酢、担々麺のタレ、一味、そして鎮江香酢(黒酢)。

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 びっくりするくらいあっという間に登場。しかも麺が玉になっているだけでなく、少々ごわついた状態で出てきたので「なんじゃこれ?」と思いましたが、麺とタレとをまぜまぜしているうちに、タレを吸って麺がほぐれ、しんなりして来ていい塩梅に。タレはたっぷり目に入っていたはずなのに、どんどんなくなって行きます。

 痺れはたいしたことなく、辛いというか口内のヒリヒリ感が強いタイプ。個人的には「3辛」でも許容範囲内。

 麺はストレート&細目で、しかもぱっと見まるでカップ焼きそばのようにチープで頼りない麺ですが、ちゃんとコシはあって悪くはありません。具は肉みそと刻みねぎだけと値段相応にシンプル。この辺は首都圏で出てくるナッツ類やら干しエビやらゴテゴテと入った汁なし担々麺とはかなり違います。

 そこで味わいに変化をつけるために、温泉玉子がマストアイテム。これで味わいがぐっとマイルドに。玉子の旨味も加わって良い味変になります。店では薄いと思う方は卓上のタレを加えるよう勧めていましたが、特に薄いとは思えず。

 最後にミニライスを投入すると、温泉玉子も含めてきれいさっぱり美味しくいただけます。というか、麺の量が少なめなのでライスは必須かと。

 美味いことは美味いのですが、汁なし坦々麺は「広島つけ麺」ほど地方色が強くないので、観光客がわざわざ食べに行くにはちょっと微妙かなぁ・・・

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2019.11.25

【観戦記】ACL2019・決勝第2戦:浦和 0-2 アルヒラル ~ 実力差がありすぎて「ホームの力」ではどうにもならずに惨敗

・手も足も出ませんでした。アウェーで0-1という結果を受け、最悪でも90分のうちに1点を取って延長戦に持ち込まないといけないはずの浦和でしたが、非常に残念なことに試合内容はほぼ第1戦をなぞったものに。くじ運にも恵まれて決勝まで進んだはいいが、結局大阪桐蔭にボコられて終わる田舎の公立高校みたいな惨敗でした。

・浦和のシュートはたった4本。しかも相手GKを脅かしたようなシュートは1本もなく、全く点が入る気配はありませんでした。関根はカリージョに歯が立たずに守備で精一杯。橋岡の高さもほとんど通用せず。点を取らないといけないのに第1戦同様両WBが何もできず、おまけに左サイドの惨状を見かねた興梠がファブリシオに代わってシャドーに入り、ほぼそのまま消えてしまった時点で浦和に得点の可能性は潰えました。

・一方アルヒラルは前に出て来ざるを得ない浦和に対して、第1戦同様に関根の裏を突きに突き、さらに何度もカウンターをお見舞いしてチャンスメーク。西川の好守&アルヒラルの決定力の無さでなんとか2失点で済んだと言わざるを得ない、第1戦同様スコア以上に差があった試合内容でした。

・いくら「ACLの浦和はホームで強い。ホームで一変する!!」と言っても、ここまで実力差があると「ホームの力」とやらではどうにもなりませんでした。第二次世界大戦で例えれば独ソ戦くらいの実力差だと思っていたら実は日米戦くらいの実力差があって、「ホームの力」ごときではその差を埋めようがなく、文字通り本土丸焼けに。もう戦前勝ち目があると思ったのが愚かしく思えるくらいの差でした。

・第1戦でも感じたことですが、今の浦和が辛うじて通用するのは中国勢みたいな「最後はスーパー外国人選手に全部お任せ!!」みたいな、狙いどころが絞りやすいチームがせいぜい。アルヒラルのような、外国人選手のクォリティーが高い上に、攻守両面でシステマティックで、サウジアラビアの選手も外国人選手と見事に連携しながら攻め&守るようなチーム相手には全く通用しませんでした。

・今年のアウェー神戸戦で受けた衝撃がACL決勝で再現されたと言い換えてもいいでしょう。10回やったら10回とも負ける。しかも同じような崩され方で。

・この先浦和がACLの舞台に戻ってくるまで何年かかるか判りませんが、3度目のACL戴冠を狙うならチーム作り、さらにはそれを支えるクラブの体制から抜本的に見直さないといけない。それをやる意思も金もないなら、もうACL戴冠なんて夢は捨てたほうが良いと思います。それくらい衝撃的な惨敗でした。

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・それにしても、第1戦が終わってからの2週間、大槻監督は何をやっていたのか???と疑問符がつきまくるくらい、試合内容に改善が見られませんでした。第1戦に至るまでの連戦また連戦でレギュラー組は疲労困憊の極みに達し、回復系メニューをこなすだけで精一杯。攻守とも戦術的な改善・仕込みはほとんどなされないまま第2戦に臨んだのではないかと訝しくなるくらい、浦和は攻守とも第1戦同様全くいいところがありませんでした。

・5-4-1の守備ブロックを敷いてとにかく耐えるしかなかった(だがほとんど守備として成り立っていなかった)第1戦と違って、とにかく点を取らないといけないので序盤から積極的に前からハメにいっただけはよく判りましたが、この「前ハメ」がほとんど効かなかった時点で半ば以上勝負あり。

・最も驚いたのは、第1戦でボコボコにやられた左サイドの守備を全くテコ入れしなかったこと。大槻監督は人を代えずに、リトリートから前ハメへとやり方を変えることで対処できると思ったのでしょうが、「前に出た関根の裏を突かれる」という第1戦でお馴染みのやられ方がより悪化しただけで早々にこの対応策は破綻。

・開始5分には早くもカリージョが浦和左サイドを破ってクロス→アルドサリがヘッド。11分には縦パスを受けたカリージョが槙野を交わしてボックス内に侵入する場面があり、この時点で浦和の左サイドは第1戦同様脆弱なままなのが明々白々に。カリージョに全く歯が立たない関根は43分とうとうカリージョの首根っこを掴んで引き倒してしまう御乱行に及んでイエロー。

・あんまりな左サイドの守備を見るに見かねたのか、途中から興梠が左シャドーへ回りましたが、当然ながら興梠は守備で走り回る羽目になって消耗を重ね、23分に関根の縦パスを受けて左サイドを抉った決定機を作った以外はほぼ消えてしまいました。代わって1トップに上がったファブリシオはボールを収められるタイプではないので、浦和はロングボールでボールを前進させることも出来ず。

・どう見ても遠来のビジターのほうが動きが良いのにも参りました。これは国内リーグの支援を受けて余裕のある日程でACL決勝に臨んでいるアルヒラルと、JリーグもJFAも支援どころか邪魔をしているとしか思えない過密日程でヘロヘロになった浦和との差でしょう。

・アルヒラルは浦和を遥かに上回る鋭い出足で浦和最終ラインにプレッシャーをかけてくるので、浦和はビルドアップに四苦八苦。38分に青木、39分に橋岡と共にサイドで詰まった挙句にボールを失ってカウンターを食らってしまいましたが、あれは個人的なミスで片付けられる性格のものではなく、そうなるようにアルヒラルに追い込まれた結果かと。

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・後半になっても浦和の劣勢はなんら変わることなし。50分には浦和右サイドからのクロスをニアでゴミスが合わせるものの、西川が辛うじてセーブ。54分には浦和CKからカウンターを食らって青木がやむなくイエローで止める「浦和伝統のコント」が発生。さらに57分には関根のパスを受けた興梠がカリージョのプレッシャーを受けてボールを失う大惨事が発生し、これも岩波がやむなくイエローで阻止。前半からこれだけカウンターを浴びに浴びて足を使う羽目になっては終盤反撃に出る燃料が残っていないのもやむを得ないかと。

・大槻監督は63分長澤→柏木、71分ファブリシオ→杉本と早めに選手を代えましたが、頼みの両翼&興梠が死んだままで、彼らを軸とする攻め手以外の手筈を持っていない以上、選手交代でどうにかなるはずもありません。

・69分には青木のボールロストを契機にボックス内でジョビンコがふんわりクロス→ファーでゴミスがシュート!という絶体絶命の大ピンチがあり、これも西川がセーブ。だが浦和の奮戦もここまで。

・75分浦和が相手を押し込みながらも攻めきれず、興梠のパスを受けようとしたエヴェルトンがボールを失ったところから始まったカウンターでとうとう失点。左サイドを疾走するカリージョを関根が必死に追走するも簡単に弾き飛ばされた場面は哀れを誘いました。あとはなんとか守備ブロックを整えようとする浦和に対してフリーの選手同士で中→外→中ときっちりボールを繋いだ完璧すぎる崩しでついにアルヒラルが先制。

・アルヒラルが無駄に決定機を外しまくったのがアルヒラルにとって「災い転じて福」となり、痛恨のアウェーゴールを許した浦和はAT合わせてもせいぜい20分で3点を取らないといけない羽目に陥ってしまいました。これまで決定機どころかロクにシュートすら撃っていない惨状を振り返れば、そのタスクが非常に絶望的なのは誰の目にも明らか。

・失点までに守備で散々燃料を使った上に、痛恨のアウェーゴールを極めて悪い時間帯に喫したためか、浦和には反撃の能力どころか意欲すら残っていないように見受けられました。西川がボールを持っても、誰も前に走りださなかったのが何よりの査証でしょう。ATの告知と共に席を立つ人がゾロゾロ。最後はゴミス→カリージョ→ゴミスとスカスカの浦和守備陣を鮮やかに切り裂いてダメ押し。

・浦和はこの惨敗を受けて2007年から綿々と繋いできた「ACLへの拘り」を一旦断ち切るしかないと思います。向こう2、3年かけてミシャチルドレンの入替をせざるを得ず、その間はよほど優秀なGM&監督を連れてこない限りたいした成績も望めないでしょうし。また先述のように浦和が3度目のACL戴冠を狙うならチーム作り、さらにはそれを支えるクラブの体制から抜本的に見直さないと思ったのですが、明くる朝には予想の斜め上過ぎるニュースが飛び込んでくるとは!!!

もうこのクラブは深い眠りにつく道を選んだようです、残念ながら。

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-----興梠-----
--ファブリシオ---長澤--
関根-青木--エヴェ-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
74分 アルドサリ
90+3分 ゴミス

(交代)
63分 長澤→柏木
71分 ファブリシオ→杉本(杉本1トップ、興梠左シャドー)
88分 青木→阿部

 

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2019.11.24

きらり@江古田 ~ 濃厚鶏そば

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 西武池袋線江古田駅の南に広がる「江古田銀座」内。先客ゼロ、後客2。

 券売機はなく、卓上のメニューを見てシンプルかつ無難そうな「濃厚鶏そば(850円)」を注文。ランチタイムは半ライスサービス付き。間違えないようにわざわざメニューを指さしながら注文したのに「特製のほうでよろしいでしょうか?」と聞いてくる店主はちょっと感じ悪い・・・

 他に「黒醤油そば」「淡麗塩そば」「赤辛鶏そば」「鶏担々麺」など。屋号に「鶏そば」を冠しているけれども鶏専門ではなく、「海老そば」も用意。

 店内はL字型カウンター8席のみ。卓上には高菜だけ。水セルフ。店は若夫婦と後から入ったと思しきアシスタントのオバハンの3人で切り盛り。感じが悪い店主とは対照的に嫁ハン(?)のほうは接客がこなれていて好感度大。

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 スープはかえしがきつくて、甘目で味が濃すぎてちょっとくどいかな? 揚げネギでアクセントを付けようとしていますが、その油もくどい方向に作用している気が。「またお前か」的なありがちな鶏白湯スープとは対照的に、良くも悪くも鶏臭さがなく、鶏の旨味をきついかえしがかき消しているような気も。「濃厚」と言っても鶏出汁が濃厚ではなく単に味が濃いだけみたいなので、鶏そばは「淡麗」のほうがベターかも。

 麺は並太の縮れ麺でやや柔らかめの仕上がり。

 具が豊富で、小さめの鶏チャーシューに加えて鶏つくねが2個。他にメンマ、小松菜、大きな海苔。

 江古田は駅周辺の狭いエリアにそこそこ美味いラーメン屋が密集している激戦地なだけに、どうなることやら?

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2019.11.23

こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当@八戸・吉田屋(東京駅構内「駅弁屋 祭」)で購入

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 「小唄寿司」で知られる八戸の吉田屋が「こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当(1280円)」というクソ長い名前の駅弁を売り出しているのを東京駅構内の「祭」で見かけたので早速試食。

 鮭&イクラの駅弁は東北や新潟でありがちですが、ここは「とろサーモンハラス焼き」を中央にどーーんと据えて類似駅弁との差別化を図っています。ただ「ハラス焼き」とはそもそも何なのかどこにも書いてありませんでした。帰って調べたら「ハラス」とは魚の腹のことだそうで。

 また商品名は「とろサーモンハラス焼き」ですが、原材料名には「鮭ハラス焼」とあって、どっちやねん?という気も。 

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 で、そのウリものの「とろサーモンハラス焼き」。塩鮭とは全く違ってやや薄味ですが、脂がよくのってトロッとした食感を面白いと評価するか、くどいととるかはちょっと微妙なところ。個人的には辛うじてセーフ。ハラス焼きをでかくのせた代わりに、鮭フレークは少なめ。

 いくら醤油漬け自体はどこの商品も似たようなものですが、「こぼれイクラ」と銘打っただけのことはあって量は多め。

 なおご飯は「はらこ飯」のような鮭のダシで炊かれた薄味の炊き込みご飯ではなく、純然たる白飯です。

 おかずに柴漬けと野沢菜辛子漬け、厚焼き玉子とビールのアテにはちょっと力不足。

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2019.11.22

ウミノチカラ@秋葉原 ~ 真鯛らーめん(塩)

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 秋葉原駅の北、蔵前橋通りを東へ進んで昭和通りを渡り、「小諸そば」の先。先客ゼロ、後客2。

 「日本近海の旬の魚、海鮮にこだわったラーメン」がウリの店で、店内の券売機でボタン最上段の「真鯛らーめん・塩(880円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に「真鯛つけ麺・塩」「鯖だしらーめん・醤油」「鯖つけ麺・醤油」など。店ではご飯セットや「旬の海鮮漬け丼」を勧めていました。

 魚介の仕入れ先は日によって違うのか、往訪時は真鯛は大分産、鯖煮干しは九十九里産と黒板に記されていました。

 店内はL字型カウンター12席のみ。卓上には鯛用のブラックペッパーと鯖用のホワイトペッパー。

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 スープはとろみがかっていて、見た目や口当たりは「またお前か」的な鶏白湯スープに似たクリーミーな感じですが、もちろん味わいは全然違っていてとにかく鯛の旨味がガツン!! 鯛がウリもののラーメンって往々にしてお上品で、しかもお上品過ぎて物足りないケースが少なくありませんが、ここのはそれらとは真逆に豪速球をど真ん中に投げ込んでくるタイプ。また店内にやや生臭さが漂っている割には、ラーメンは生臭い感じはせず。塩気は終盤になってわずかにうるさいかな?と思える程度。

 柚子のペーストみたいなのが少し乗っていて、それを溶かし込むと良くも悪くも魚っぽさが薄らぐので、いい味変アイテムになる反面、最初から混ぜるのはスープ本来の美味さを損なってしまうので要注意。

 麺は細目のストレート。若干スープが少なめなのか、最初は玉になって食べづらい嫌いがありましたが、スープが絡みまくり、程よいコシも相まってこれまた文句なし。

 卵あるいは麩のように見える白い塊は真鱈の白身団子。当然ながら淡白な味わいですが、練り物というには随分とふわふわした変わった食感が面白い一品でした。他にチャーシュー、小松菜、刻みネギ。

 珠玉の一杯と言っても過言ではありません。

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2019.11.21

日高屋の餃子リニューアル

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 日高屋の餃子がリニューアルされたことを知って早速試食に。なお往訪時は通常1皿210円(税抜)のところを155円に大幅値引きされていました。

 従来の日高屋の餃子は皮が妙に厚い上に、味わいがあっさりしすぎて個人的には全く評価しておらず、近所のチェーン店での序列は「餃子の王将>ぎょうざの満州>>日高屋」という感じでした。それゆえ

「新しい餃子は、みんなで一皿のサイドメニューでなく、1人一皿ご注文いただける味を目指しました。餃子の皮は薄くなり食感がクリスピーに、一方、肉は増量、豚肉の旨みをUP。脂分は減らしてヘルシーに。調味料も減らして以前より食べ飽きしない、何個でも食べたくなる味に仕上げました。」

という日高屋のリニューアル方針自体は非常に納得できます。

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 今回試食してみると、確かに皮は薄くなって「餃子の王将」と大差ないレベルに。ただ「肉は増量、豚肉の旨みをUP」といっても所詮この辺は当社従来製品比に過ぎないのか、あるいは「脂分は減らしてヘルシーに」という指向が良くないのか、「餃子の王将」と比べるとやはり味わいはあっさり目、甘目という印象。また「餃子の王将」と違って餃子専用のタレを置いていないのも味わいの差に繋がっているかも。

 もっとも従来製品より大幅に良くなっているのは確かで、ようやく餃子をウリにしている「王将」や「満州」と勝負できる土俵に乗った感じはしました。個人的な評価序列には全く変化はありませんが。

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2019.11.20

めん楽亭@小伝馬町 ~ にぼししょうゆらーめん

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 日比谷線小伝馬町駅1番出口からすぐ。江戸通りの1ブロック南辺り。近所に滋賀銀行東京支店あり。先客1、後客ゼロ。

 店内の券売機ボタン先頭の「にぼししょうゆらーめん(770円)」を注文。ランチサービスの小ごはんを付けてもらいましたが、店のほうからは特に勧めてきませんでした。

 メニューは他に「にぼししおらーめん」「辛ねぎらーめん」「冷からし中華」「しおとろらーめん」等。往訪時は「しおとろらーめん」の大盛無料サービスをやっていました。

 店内はコ字型カウンター14席。卓上には醤油、酢、ラー油、胡椒。夜はちょい飲み屋にもなりそうな感じ。店は女性二人で切り盛りしていました。

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 馬鹿でかいレンゲ付きで登場!! 撮影にレンゲが邪魔過ぎるので取り除いたところ、海苔がスープに水没(´・ω・`)ショボーン

 うーん、これでわざわざ「にぼし」を冠するのもどうなんだろう・・・ 煮干しガツン系ではないどころか、やり過ぎ感が出ない程度に万人向けに煮干しの効きを押さえたタイプですらなく、動物系と魚介系のバランスが取れたごくごく普通のあっさり味醤油ラーメンといった感じ。

 麺は中細緩い縮れ入り。つるつるした口当たりでやや柔らかめの仕上がり。

 チャーシューは周囲に炙りが入って香ばしく仕上がっています。他に海苔、白髪ネギ、刻み青ネギ、超細かい刻み玉ねぎ。。

 小ごはんは白飯ではなくチャーシューの炊き込みご飯でしたが、超薄味な上にパサつきが酷くてラーメンの力を借りないと食べづらいのなんの。

 また店先には「房州館山」の文字が躍っていますが、どの辺に地方色があるのかもよく判りませんでした。

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2019.11.19

みずさわ@川口 ~ 生姜醤油らーめん

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 川口駅東口、コモディイイダの向かい。味噌らーめんがウリの「満開屋」が生姜醤油らーめんがウリの店にリニューアルしたもの。東川口の「みずさわ」は長岡の人気店が首都圏に出てきたものと聞いていましたが、実は「満開屋」と同一資本だったとはびっくり!!東川口店には1年半前に行ったきり。

 店内のタッチパネル式券売機で基本と思しき「生姜醤油らーめん・並(720円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に生姜醤油背脂、つけ麺、海老味噌、まぜそば、水沢の塩など。東川口店とは幾分メニューを変えている感じ。唐揚げをやたら推しているのは従前の満開屋と同じ。

 なお「満開屋」は後払いでしたが人出不足に対応したものかな? 開店時間が「満開屋」では11時だったのが、「みずさわ」では11時半に繰り下がっているのもその辺の関係かも。

 店内は厨房沿いにカウンター4+3席。店手前に6人掛けテーブル。店奥に4人掛けテーブル2卓、2人掛け1卓。レイアウトは変わっていませんがテーブルや椅子は新調したのかな? 卓上にはコショウ、酢、おろしニンニク。

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 生姜醤油自体は首都圏でももはや珍しくはありませんが、ここはスース―するほど極端に生姜を効かせているわけではなく、良い意味で中庸。ただ残念ながら醤油が強めで、しょっぱく感じるほどではありませんが、せっかくの動物系出汁(豚骨主体?)の旨みをかき消しているような気がしました。よって飲み進む気にはなれず。

 麺は並太の緩い縮れ入り。つるつるとした口当たりですが、やや柔らか目なのが残念。スープはよく絡みます。

 具は薄いチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ほうれん草、刻みネギ。

 割と安くて、クオリティーも決して悪くはなく、メニューも豊富なので近所の方が普段使いするのは良い店だと思います。

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2019.11.18

麻辣牛鍋膳@吉野家

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 吉野家の秋冬の定番商品「牛すき鍋膳」。今年は10月15日から販売されましたが、なんと今季限定の新商品として「麻辣牛鍋膳(並盛748円+税=822円)が併売されたので、そちらを試食してみました。

「『麻辣牛鍋膳』は中華の鉄人で有名な陳建一氏監修のもと商品開発を進めた麻辣牛鍋とご飯、お漬物のセット商品です。麻辣牛鍋は豚骨と鶏ガラをコトコト煮込んだスープに特製麻辣タレを加え、具材を煮込みます。」「特製麻辣タレは3つの醤(豆板醤、麻辣醤、甜醤)と7つの香辛料(花椒、唐辛子、五香紛、グローブ、スターアニス、ブラックペッパー、クミン)を使用しています」「辛さと旨さの中に麻辣独特の花椒と唐辛子のピリリとした痺れが感じられ、やみつきになる感覚と体の芯から暖まる感覚両方を味わうことができる麻辣牛鍋。」と吉野家のウリ文句も冗長でかなり上滑り気味。

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 吉野家が「辛さと旨さの中に麻辣独特の花椒と唐辛子のピリリとした痺れが感じられ」と記す通り、配膳時から鼻がムズムズするくらい花椒が効いていて、味わいも痺れが先行。また「麻辣牛鍋の辛さは激辛ではなく旨辛い辛さです。辛いもの好き・マー活中の方に限らず、幅広く皆様にご賞味いただけると幸いです。」とありますが、激辛というほどではないにせよ、辛さもそこそこ。

 ただ非常に残念なことに「旨辛い」というにはものすごく旨味が不足しているような気がしました。麻婆豆腐みたいな味を想像していると完全に肩透かし。しかもさらに悪いことにスープの痺れと辛さが災いしてせっかくの牛肉の旨味をかき消しているような気も。

 鍋の具材は「牛すき鍋膳」と全く同じく「すきやき用牛肉と白菜、玉葱、長葱、人参、水菜、絹豆腐、きしめん」といったところですが、「麻辣牛鍋膳」には生卵が付いて来ません。それなのになぜか100円(税抜ベース)も高い。

 人気商品「牛すき鍋膳」の完成度が高過ぎるがゆえなのかもしれませんが、「麻辣牛鍋膳」は大失敗作だと思います。

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2019.11.17

ビックワン@佐賀 ~ 野菜ラーメン

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 佐賀駅北口を出て高架沿いに東へ進んですぐ。先客2、後客ゼロ。

 店内の券売機ボタンを見ると、シンプルなラーメンならなんと580円と激安!!さすがにこれでは具がしょぼかろうと思い、「野菜ラーメン(680円)」を注文しました。

 なお佐賀のラーメンは生卵入りをウリにしているところが多いようですが、生卵を入れてスープがぬるくなってしまうのが嫌いですし、そもそもスープを全部飲むわけでもないのに生卵を入れるのもなんかもったいないので生卵は割愛。

 店は案外でかくてコの字型カウンター20席くらい。卓上には胡椒のみ。店内には強烈なトンコツ臭が漂っているので要注意。

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 スープはわずかにトロミがありますが味わいは意外にあっさり。しかし、それでいて店内の臭いから来る期待感を全く裏切ることのない豚骨出汁の美味さが際立つ不思議さ。

 麺は細目のストレートタイプで、心持ち柔らかめ。量は並程度あるせいか替え玉はやっていないようです。でもいきなり大盛にすると麺がヘタレそう。

 具は細もやしとキャベツ中心にかまぼこ、ちくわ、わずかに豚肉と具沢山で、豚骨ベースのちゃんぽんに見えないこともないのですが、麺が全然ちゃんぽんとは違います。

 「安くてそこそこ美味い」というラーメンの王道を行く文句なしの良店です。

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2019.11.16

石黒商店@神保町 ~ 濃厚蟹みそらーめん

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 東京メトロ東西線神保町駅から白山通りを北へ。マツモトキヨシの手前の路地を西へ入ってすぐ。先客ゼロ、後客5。外食店だらけのこの界隈で外観が非常に地味なので損している気も。

 店内の券売機で基本と思しき「濃厚蟹みそらーめん(880円)」を注文。店先に置かれたチラシを提示して半ライスを無料でつけてもらました(大盛or味玉トッピングでも可)。

 メニューは他に辛みそらーめん、カレーみそらーめん、ニンニクみそらーめん、雷神らーめん等。

 店内は横長L字型カウンター8席のみ。卓上には山椒と一味。水セルフ。厨房内には店主夫妻と最近雇ったと思しき若者の3人体制。

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 店内におもっきしカニの香りが充満しているのではっきりと好き嫌いが分かれそうですが、スープは残念ながら味噌の自己主張が強すぎて辛いというかしょっぱくてせっかくのカニの旨味がかき消されがち。味噌は亀戸の佐野味噌の味噌ムリエとで共同開発したオリジナルの味噌だそうですが、もうちょっと甘目でもいいんじゃないかと・・・ 

 またその辺は「茹でもやしやコーンを箸休めにしてくれ!」ということなのかもしれませんが、コーンはともかく少々水っぽくなった茹でもやしは淡白すぎて、これまたスープとのバランスが良くありません。

 麺は浅草開花楼製の中太縮れ入り。つるつるした口当たりで、もっちりと形容するにはいささか硬いかなといった感じの仕上がり。具も含めてデフォルトでも量が多めなので「大盛」はスープとのバランスが崩れそう。

 具は他にバラ肉チャーシュー、刻み紫玉ねぎ、岩海苔。半ライスをつけたものの、ごはんのおかずに適した具が案外少なくて参りました。無料トッピングは結果的に味玉が正解と判明するも時すでに遅し。

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2019.11.15

出汁あんかけカツ丼・梅@かつや

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 「かつや」が11月8日から新発売の「出汁あんかけカツ丼」を試食。80gロース(梅)と、120gロース(竹)とが用意されているので、「梅(590円+税=649円)」を注文しました。

 「かつや」の新商品はこのところメガ盛り系だらけで全く食指が伸びず、100円割引券も虚しく期限切れを迎えるばかりでしたが、ようやく食べる気が起きる商品が出てきました。

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 「ふわとろ卵と鰹と昆布の出汁が香る熱々のあんがサクサクのカツに絡み、わさびの辛味と海苔を添えることで味の変化を楽しめる逸品」というのがかつやのウリ文句。カツ丼なのに海苔とかたっぷり目の刻み青ネギとかが乗っているせいか、ビジュアルがちょっとラーメンっぽい感じに。

 それはともかく、「鰹と昆布の出汁が香る熱々のあん」が出色の出来。出汁がしっかり効いているので、このあんだけでご飯が進みます。ただカツに絡めるとさすがにカツの味わいが卓越してしまい、一般的な卵とじのカツ丼よりはだいぶ薄味ながらも限りなくただのカツ丼になってしまいます。かつやの存在意義に関わる問題ですが、カツ無しの「中華丼」あるいは「五目丼」の方向へ仕上げたほうが美味かったかも。

 またわさびを添えているのが謎。個人的にはわさびは刺激が強すぎて邪魔ものでしかなく、丼にいきなり入れずに出来れば別添にして欲しかったところ。

 総じて悪くはないが完成度は高くないというのが個人的評価。

 なお本商品は1ヵ月程度の期間限定とのこと。

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2019.11.14

漬けまぐろ鉄火丼@なか卯

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 「なか卯」で11月7日から期間限定で発売中の「漬けまぐろ鉄火丼(790円)」を試食。
 
 「なか卯」は先日「サーモンいくら丼」を期間限定発売していたように、時折海鮮もの中心の低カロリー・低塩分系の新メニューを出すのが特徴で、かつこの手の商品は概して単価も高め。丼ものチェーン店でも「松屋」や「かつや」「すき家」等とは明らかに顧客ターゲットが違うようです。但し、「親子丼シリーズ」と違って、店頭の広告等で積極的に売り出してはいませんでした。

「漬けまぐろ鉄火丼」は「角切りしたまぐろの赤身を醤油と昆布をベースにした特製ダレに漬け込んだ、モチッとした食感となめらかな舌触りが特徴の新感覚の鉄火丼です。」「ご飯にすし酢、海苔の風味がきいた、シンプルながらも飽きのこない商品です。」というのがなか卯のウリ文句。

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 いくら予め特製ダレに漬け込んであるとはいえ、漬けまぐろだけでご飯を食べるのはしんどいので、わさび醤油を少量かけていただきました。

 で、肝心の漬けまぐろ。「モチッとした食感」というにはかなり微妙な感じですが、やたら筋っぽいわけではなく、妙に堅いわけでもなく、ましてや解凍不十分でシャリシャリというわけでもなく、値段を考えれば十分許容範囲内。ハズレの100円回転寿司で出てくるまぐろよりは全然マシ。

 強いて難を挙げればまぐろのほうではなく、寿司飯の酢が必要以上にきついように思えたこと。まぁこれも些細な問題で、非常に低い期待値を軽く超えてくる出来でした。居酒屋がやっつけ仕事的に出してくる鉄火丼よりははるかに上出来。ただそれと同時になか卯が「親子丼シリーズ」ほど力を入れて宣伝しないのも判るような気もしました。所詮品ぞろえの一環に過ぎないと・・・

 なお本商品は12月上旬に販売終了予定とのこと。

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2019.11.13

津気屋@川口 ~ 津気屋つけ麺

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 川口駅東口の駅高架下。2年ぶりの再訪。先客5、後客ゾロゾロ。

 店内のタッチパネル式券売機で基本と思しき「津気屋つけ麺(790円)」を注文。小盛り(茹で前280g)から大盛り(540g)まで同値段なので大盛りで。他に「極つけ麺」「煮干しつけ麺」「辛つけ麺」「トマトつけ麺」「極ラーメン」、さらに月替わりで限定麺をやっているようです。

 店内はやたら縦に細長く、左側に2人掛けテーブルが5卓と壁沿いにカウンター7席。極端に縦長な店で、4人卓すら一つもないので家族連れやグループ客には全く向いていません。卓上にはモンゴル塩、カレースパイス、七味、ブラックペッパー。割りスープは予めポットで各テーブルに設置。

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 つけ汁は豚骨・鶏ガラベースに鰹節・鯖・煮干し・昆布などの魚介系を合わせたもので、相当粘り気が高いドロドロタイプ。器に魚粉がうっすら着いていますが、食べる分には魚粉は目立たず。浸けすぎるとさすがにくどくてしょっぱいのは否めませんが、さっと浸ける分にはさほどくどさは感じません。

 つけ汁の中に角切りチャーシューがいくつか。メンマやネギなど野菜系の具が少ないのは残念。

 自家製が売り物の麺はつるつる、もちもちっとした食感が楽しい極太麺。大盛り540gといってもこれは茹で上がり表示なので他店の大盛り(茹で前300g)と量は大差ありません。

 川口で長続きしているだけあって、最近のつけ麺にしては安めかつ万人受けしそうな無難な出来。「津気屋つけ麺」だと具がしょぼすぎるので、何かトッピングをつけたほうが良さげですが、そうすると割安感が全くなくなってしまうので痛し痒し。

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