2017.10.23

【観戦記】17年第30節:浦和 3-3 G大阪 ~ 中位チームには毎度引き分け止まりというお約束(苦笑)

・台風21号の接近で風雨とも激しく、埼スタの屋根は何の役にも立たずにスタンドの奥にまで雨が吹き込んでくる観戦者にとっては非常に厳しい環境。そんな中でも埼スタのピッチは思いの外良好で、少なくとも「田んぼの中での単なる蹴り合い」にはならず、繋ぐべきところはしっかり繋ぐ普段通りのサッカーができ、悪くはない試合内容で3度リードしながらその度に追いつかれて引分け。磐田・鳥栖・神戸・G大阪と中位チーム相手には全て引き分けという、これまた普段通りの結果に留まりました。

・閉塞感としか言いようがなかった前節神戸戦と比べれば内容は格段にマシですが、3点も取られて「内容は良かった」はない。しかも攻守のバランスが悪くて得点も多いが失点も多いという判りやすいミシャスタイルの問題と違って、現状は失点のあり様が実に多彩で手の施しようがあるのか、いや手を施す気があるのか疑わしくなるくらい。ザルが壊れたので別のザルに代えただけに終わっている現体制を来年も続けるのでしょうか???

・また上海上港戦の激闘から中3日にも関わらず、スタメンは武藤→ズラタンと1名代えたのみ。超重馬場なので矢島や高木などスキルフルだがパワーに乏しい選手は使いづらいのだろうと好意的に解釈しましたが、案の定後半半ば以降失速気味に。スタメンに無理があるのは堀監督も了知していて早目に選手を代えては来ましたが、選手交代がどうにも嵌らず、3度追いつかれる一因になってしまいました。

・特に消耗が激しくはないズラタンを早々と下げたのは謎。ズラタンは攻撃面ではあまり良いところがありませんでしたが、セットプレーの守備で高さを失い、高木の出来も良いとは言い難かっただけに、選手交代による収支は結果的にマイナスだったような。選手交代の拙さゆえに勝てる試合を勝ちきれないというのは結構辛いかと。

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・繰り返しになりますが前節神戸戦と比べれば内容は格段にマシというか、故障者が多いこともあってかG大阪は信じ難いほど弱くて浦和はビルドアップには全く苦労せず、球際も概して浦和が優勢で必然的に前半から浦和が押し気味の展開。もっとも前半は押し込んではいても概してG大阪守備ブロックの周りでボールを回すだけに終わり、20分遠藤縦ポン→ラファエル裏抜けのビッグチャンスがあったくらい。ただG大阪にはほとんど何もさせず、35分右サイドで遠藤航が安易に飛び込んだのが仇となってそのままウィジョにエリア内シュートまで持ち込まれた場面があっただけ。

・ところが後半になると浦和の攻撃陣がついに爆発。50分ラファエルの得点はセンターサークル付近からの青木の突進が契機。興梠とのワンツーは実りませんでしたが、東口が弾いたこぼれ玉をラファエルが詰めてゴール。青木にいとも易々とバイタルエリアまでボールを運ばれてしまうG大阪の3ボランチとは何なのか。

・65分のラファエル2点目も見事。スカスカのG大阪バイタルエリアで遠藤航→長澤→ラファエルと繋ぎ、ラファエルが左サイドから巻いてゴールマウス右隅を狙いすましてゴール。ラファエルを左SHに回したのは大正解。対峙する右SB初瀬はポジショニングといい、単なる1対1といい概して守備に難があるようでラファエルにボコボコにされてしまいました。

・73分はマウリシオのボール奪取からのカウンター。柏木がぽっかり開いた中盤で楽々ボールを運んでスルーパス→興梠というよくあるパターン。興梠は神戸戦&上海上港戦と決定機を決められずに調子落ちぽかったのですが、この試合興梠に訪れた唯一の決定機を決めてくれました。

・興梠に代わって投入された梅崎にも79分決定機が2度。ただ梅崎投入で下げたのがラファエルではなく、興梠だったというのが守備を考えれば甚だ疑問。消耗が酷い点ではラファエルも興梠も大差はなく、堀監督の「ラファエル信仰」が結果的に首を絞めた気も。

・得点パターンは多彩で、これだけ取り出せば神戸戦で感じた閉塞感も多少払拭できるのかもしれませんが、得点の度にすぐさま追いつかれるようでは喜ぶに喜べず。54分の失点は特に情けない。FKを蹴るのが遠藤保でも井出口でもなく初瀬だった意外感があったのかもしれず、ファーで遠藤保に抜け出された辺りは巧くやられた気もしますが、その後全員足が止まって折返しのウィジョに誰も付いていないのは実に酷い。競り負けですらないという酷い失点。

・67分の失点もなかなかのお笑い種。浦和左サイドに進出してきた遠藤保に易々をクロスを上げられたのも困ったものですが、エリア内の赤崎がどフリーというのがどうにも解せない。赤崎はそれまでほとんど何もしておらず、J1では力不足なのだろうと侮っていましたが、あれだけどフリーだとやられてしまいます。赤崎はこれが今季初ゴール。

・興梠のゴールで何とか逃げ切れるかと思ったのですが、ATになって落とし穴。長谷川監督は81分に長沢を投入して得意のセットプレーに活路を見出す手に出ましたが、それに対する堀監督の柏木→李という交代がなんとも微妙(しかもいつも通り3枚目のカードはなかなか切らない)。守り切るなら那須投入があっても不思議はなく、あくまで追加点を狙うなら柏木を外す手はないはず。

・初瀬CKに対して阿部が被ってしまい、呉屋には長澤が付いていましたが及ばず。マヌケ度はもっとも低い失点でしたが、こうなる前に打つ手はあったような気がしてならない残念すぎる結末でした。

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-----興梠-----
ラファエル-長澤-柏木-ズラタン
-----青木-----
槙野-マウリシオ--阿部-遠藤
-----西川-----

(得点)
50分 ラファエル
64分 ラファエル
73分 興梠

(交代)
65分 ズラタン→高木
77分 興梠→梅崎(梅崎が左SH、ラファエルが1トップへ)
90+1分 柏木→李

・リーグ戦では初スタメンの長澤はこの日も大活躍。執拗に絡んでくるG大阪守備陣をものともせずに身体を張ってボールを保持して前線へボールを運ぶ、運ぶ。しかも単なる運び屋に留まらず、試合を重ねるにつれて周囲との連携も良くなり、気のきいたパスも出せるようになりました。2点目は長澤のアシスト。あえて難を言えばIHとしては自ら点を取りに行く姿勢に欠けるところかな。長澤の大ブレイクが今年最大の収穫かも。堀監督が就任当初に抜擢した菊池でも矢島でもなかったというのが皮肉ですが。

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---赤崎--ファン----
-----遠藤-----
-井手口-中原--倉田-
藤春-今野--三浦-初瀬
-----東口-----

(得点)
54分 ファン・ウィジョ
67分 赤崎
90+2分 呉屋

(交代)
68分 遠藤→米倉(中原&井手口の2ボランチの4-4-2へ)
75分 赤崎→呉屋
81分 中原→長沢(倉田がボランチ、ウィジョが左SHへ)

・出場停止明けの倉田がスタメンに復帰し、故障したオ・ジェソクに代わって初瀬が右SBに。また新聞報道通り新潟戦ではベンチだったFW赤崎、MF中原をスタメンに抜擢。

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2017.10.22

【メモ】浦和 3-3 G大阪

(スタメン)

なんと武藤→ズラタンの入れ替えのみ。重馬場なので、パワーのない選手は使いづらいか。

ガンバは初瀬、中原、赤崎とサブクラスが続々と出撃。

(前半)

どちらも高い位置からプレッシャーを掛け合っているが、浦和がやや球際で優勢。ガンバを押し込む時間も長いが、結局ガンバ守備ブロックの周りでボールを回すだけに終わり、決定機は少ない。

縦ポンでラファエルが裏抜けに成功したのが最大のチャンスだが、ラファエルのシュートはバーの上。あと、長澤がエリア内で縦パスを受けて反転シュートしたのが惜しかったくらいか。

ラファエルを左サイドで初瀬に当てたのは正解か。長澤も奮闘中。

浦和のピンチは右サイドでの対応が拙く、ファンにエリア内でシュートを打たれた場面だけ。倉田にドリブルで斬り込まれると面倒。

(後半)

前半から一転して凄まじい撃ち合いに。

50分青木の中央からの突進が効いて、こぼれ玉をラファエルが決めたかと思えば、すぐさまセットプレーからファンが同点。

64分ガンバ守備ブロック前できっちり繋いで左サイドでフリーのラファエルが巻いて決めたかと思えば、すぐさま左サイドからのクロスをエリア内で赤崎に決められる。

73分カウンターから柏木→興梠で3点目を取りなんとか逃げ切れるかと思いきや、ATにCKから途中投入の呉屋に決められる始末。

攻撃の形はかなり出来ていて神戸戦よりはマシな試合だが、三度リードしてそのたびに追いつかれるとは。

特に最初の失点はなんだったのか!

またしても中位チームには引き分け止まり。何の進歩もないままシーズンを終えるのか?そしてこれをこのまま続けるのか???

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宇味家  JR小山駅構内店@小山 ~ 焼餃子&ライス

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 行楽シーズンの夕方ともなると宇都宮駅周辺の餃子屋はどこも混雑。東口の「みんみん」なんて駅から店外の長い行列が見えるくらいので恐れをなして、小山まで足を延ばしてみました。往訪したのは。駅ビル1Fにある「宇味家  JR小山駅構内店」。なお「宇味家」は宇都宮駅にも店を出しています。先客3、後客5。

 着席して早速焼餃子ダブル(12個:税別680円)とライス(税別175円)を注文。餃子は焼餃子・水餃子・揚げ餃子という定番以外に「フライ餃子」という変わり種も。餃子にパン粉をつけて揚げたものみたいですが。

 店内はテーブル席主体で4人掛け×7卓と店入口近くにコの字型カウンター8席くらい。卓上に餃子専用のタレがなく、自分で酢なり醤油なりラー油なりを合わせるみたい。

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 京都王将原理主義者としてはどうしてもそれが基準になってしまいますが、ここの餃子はやや野菜多めであっさり加減。浜松の「むつぎく」みたいにあっさりしすぎてビールに合わないというほどではありませんが、ちょっと物足りない感は否めず。皮も心なしか厚めかな?

 またサイズは特に大きいわけではないので焼餃子シングル(6個)だとちょっと寂しいかも。

 まぁハズレではないのですが、焼餃子ダブルとライスで900円超えてしまうというのはどうみても割高。ライスも京都王将の「中」と値段はほぼ同じなのに小さめですし。わざわざ途中下車してまで食べるほどのこともなかったかなと反省。

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2017.10.21

【展望】17年第30節G大阪戦

・春にはJリーグを代表する強豪チーム同士らしい熱戦を演じていたのに、半年経って秋も深まった頃には両チームともボロボロになって再戦する羽目になるとは・・・奇しくも同じようなタイミングで「サイクルの終わり」が訪れたチーム同士の消化試合です。

(成績)

・勝ち点40(11勝7分11敗)の10位といつの間にやら浦和に抜かれるどころかボトムハーフにまで転落。夏場に入ってからの失速が凄まじく、第13節鹿島戦以降の13試合で2勝2分9敗とわずか勝ち点8を積み上げたのみ。とうとう前節は絶望的な成績で最下位を独走するロペス新潟にすら不覚を喫するテイタラク。

・また天皇杯は4回戦で柏に敗れ、さらにルヴァン杯準決勝ではC大阪との第2戦試合終了間際に失点して劇的な形で敗退し、既に今年の無冠が確定しています。

・9月7日に長谷川監督との契約を更新しないことが公表されて以降全く勝っていないのでどうしても監督の求心力低下が取り沙汰されがちですが、成績低迷は既に7月から顕著になっており、契約非更改を公表しようがしまいがあまり関係なかったような気がします。もっとも来期はいないことが確定している監督のもとでだらだらと消化試合を続けるよりは暫定監督を立てたほうがマシだろうとのは一理あるでしょうが。

(戦力)

・宇佐美の離脱&パトリックの大怪我以降FWというか点取り屋が不足気味なので、堂安を育てようとしていたらあっという間に海外流出。思えばこれがG大阪の不幸の始まりだったのかも。

・夏の移籍期間でFWファン・ウィジョ(城南FC)を獲得した一方、大怪我から復帰したもののパフォーマンスが上がらずにベンチも叶わなかったパトリックを広島へレンタル。ファン・ウィジョは一応コンスタントにスタメン出場しているものの、ここまで11試合で2得点と点取り屋としては期待外れ。長身FWですが、どちらかというとスペースがあるところでスピードを活かすほうが得意っぽい「ツァ」系くさい感じ。守備はめちゃ献身的でいかにも長谷川監督が好きそうですが。

・皮肉なことにパトリックは広島で早速レギュラーポジションを掴んで3得点を挙げているので、この入れ替えは意味があったのかどうか。

・CBファビオ&三浦の加入で出番が少なくなった丹羽を広島へ完全移籍で出し、その穴埋めに千葉にレンタルしていた西野を呼び戻しましたが、西野は千葉でも出番がなかったくらいなので当然G大阪でも出番なしと、これまた謎の入れ替え。控えCBの即戦力が金しかいないのはいかにも苦しく、前節新潟戦では今野を久しぶりにCB起用。

・怪我人も多く、主力ではFWアデミウソン、CBファビオが故障。控えでもMF藤本、CB金が故障離脱中。さらに前節新潟戦でSBオ・ジェソクが故障。なお長期離脱していた呉屋は前節ようやくベンチ入り。

・また基本途中からの出場だった泉澤がアデミウソンに代わってここ4試合スタメン出場しているのが目を惹きます。タイプが違い過ぎますが(苦笑)

・浦和戦では出場停止明けの倉田がスタメンに復帰し、故障したオ・ジェソクに代わって初瀬が右SBに入る他、新潟戦ではベンチだったFW赤崎、MF中原のスタメン抜擢という噂も。

(戦術)

・前回対戦時には3バック&遠藤アンカーという俗称「遠藤介護システム」を試行している真っ最中でしたが、第8節には衰えの目立つ遠藤を単にスタメンから外す方向で「介護システム」はお蔵入り。遠藤自体はその後時折スタメンから外れる程度に留まっていますが、フォーメーションは元の4-2-2-2/4-2-3-1を基本に、相手なり戦況に応じて遠藤トップ下の4-3-1-2に変える形に戻っています。

・相変わらずG大阪は素早い攻守の切り替え&前からのプレッシャーが強烈。神戸戦でビルドアップ能力がガタ落ちになっていることを露呈してしまった浦和にとっては難儀な相手です。

・ただそのプレッシャーを交わされると信じがたいほど最終ラインが弱い。新潟戦は久しぶりに今野がCBに入って連携不足が祟ったのか、ギャップを突かれ突かれて新潟にすら決定機を山のように与える始末。東口の奮戦でなんとか1失点で済んだとしか言いようがない惨状でした。

・最近はまるで浦和のように無失点試合がほとんどないだけでなく、得点力も目に見えて落ちています。新潟戦を見るとかつてのG大阪からすれば信じがたいほど良い形で縦パスが入らない。深い位置からいきなり長沢へのロングボールを多用する風でもなさげ。

・アデミウソン不在でサイド貼り付き型の泉澤が入った影響なのかもしれませんが、サイドに展開してSHなりSBなりから長沢へのクロス攻撃に頼るしかなく、それはそれで面倒ですが手口が限られているだけによほどCBがマヌケでない限り守備側の対応は容易。高い位置でボールを奪ってからのショートカウンターが嵌れば良いのですが、ボールを持たされるとしんどくなっているみたいで。

(浦和の対応)

・双方とも完全に消化試合。浦和は上海上港戦から中3日なので、神戸戦&上海上港戦の連戦で消耗著しい興梠&武藤を休ませてもなんら不思議はありません。上海上港戦で出番のなかった矢島や高木、途中からの出場に留まったズラタン・梅崎・李がスタメンに名を連ねるかもしれず、良くも悪くも気楽な試合ゆえにスタメンが読みづらい一戦です。

・前述のように神戸戦ではビルドアップが壊滅して苦戦を余儀なくされましたが、神戸同様前から圧力をかけてくる相手を上手くかわせるようになったかが見どころ。

・また上海上港は「個は強烈だが組織性に乏しい」相手だったので浦和の守備が上手く嵌ってまさかまさかの完封勝ち。海外各紙から浦和の守備を絶賛され、普段の惨状を見ている者からすれば苦笑を禁じ得ませんでしたが、ボールをしっかり回して浦和の守備ブロックを振り回す相手、後方からSBなり井手口なりが湧きだしてくる相手、唐突に裏を狙ってくる相手にも破綻なく対応できるようになっているかも見どころ。

・またしても複数失点を喫して、上海上港戦が「夢幻の如くなり」にならなければ良いのですが(自嘲)。

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<前節:G大阪 0-1 新潟>

---長沢--ファン----
泉澤--------井出
---遠藤--井手口--
藤春-今野--三浦--オ
-----東口-----

※倉田が出場停止。

(交代)
54分 長沢→中原
65分 井出→米倉
72分 オ・ジェソク→赤崎(負傷交代)

<前回:G大阪 1-1 浦和>

--長沢---アデミウソン--
オ--今野--倉田-初瀬
-----遠藤-----
-金---ファビオ--三浦-
-----藤ヶ谷----

(得点)
57分 今野:オのクロスをヘッド

(交代)
73分 藤ヶ谷→田尻(故障による交代)
82分 オ ジェソク→井手口(井手口がIH、今野が右WBへ)
89分 アデミウソン→赤崎

・シュート数16対4というスタッツが示すように、試合内容では浦和がG大阪を圧倒。前半そして終盤に決定機の山また山を作っていただけに、爆勝して然るべき試合内容でした。ところが、結果は相手にワンチャンスを決められ、ATになってなんとかPKを得ての引き分け。

・共にACLと並行しての過密日程ゆえ、だらだらぐだぐだの一戦になっても不思議はなかったのですが、意外にも緊張感溢れる試合となり、おまけに藤ヶ谷が故障して若い第4GKが突如J1デビューするというスパイスもあって、非常に見応えがある一戦でした。

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2017.10.20

源来軒@喜多方

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 喜多方駅から徒歩5分程度。駅正面から伸びる通りを直進。最初の信号を右へ。喜多方の有名ラーメン店の中ではかなり駅に近い部類ですが、ほとんどの客は車でやってくるみたいで隣の駐車場はひっきりなしに車が出入り。外観は中華料理屋ですが、実態はラーメン専門店です。

 「蔵の街」など喜多方の観光スポットからはちょっと離れたところにあるので空いていると思ったのですが、観光シーズンのランチタイムを甘く見過ぎていました。1階は満席で即座に2階に案内されましたが、こちらも程なく満席に。着席して早速「チャーシューメン(800円)」を注文。

 1階は4人掛けテーブルが7卓、さほど広くもない店内にぎっしり。2階は座敷に大きな丸テーブルが5~6卓と廊下に4人掛けテーブル2卓。2階はオバハン一人で接客に当たっていましたが、水セルフなことを全然案内しないのは困りもの。

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 透明感のあるスープは鶏ガラベースで煮干し混じりといったところでしょうか。脂っ気がほとんど感じられないあっさり、すっきりした味わい。かえしが若干強めで最初はほんのり甘目かと思いましたが、飲み進むにつれてしょっぱく感じられるような塩梅。

 麺は喜多方らしいつるつるした平打ち並太の緩い縮れ入り。次から次へとやってくる客を大量に捌くためか、やや麺が緩くなってるのが残念でしたが、もっちりとした食感は残っているので許容範囲。スープの絡みは良好。終盤飽きたところで、卓上のコショウを微量投入。

 チャーシューはあっさり目の味付けなのはともかく、ちょっとパサつき加減。これならわざわざチャーシューメンにする必要はなかったなと反省。他にメンマ、ナルト、刻みネギ。

 これだとハズレではないけれども、再訪したくなるインセンティブもない感じ。近所にある「なまえ」のほうが格段に好みでした。

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2017.10.19

【観戦記】ACL2017・準決勝第2戦:浦和 1-0 上海上港 ~ まさかまさかの完封勝ちで10年ぶり決勝進出!!

・浦和は第1戦をアウェーゴールを一つもぎ取ってのドローで終えているので、第2戦はとにかく相手に得点を許さなければ良いという若干有利な状況でしたが、そこは全くと言っていいほど守備に定評がない浦和。今年は毎試合毎試合失点を重ねに重ね、しかも実にくだらない形で点を取られることが多く、直近の神戸戦でも消化試合然とした塩試合を演じたばかり。

・ゆえに第1戦で得たアドヴァンテージなんてあってないようなもので、浦和は壮絶などつき合いに活路を見出すしかなかろうと思い込んでいたのですが、結果は全く予想だにしなかった浦和の完封勝ち。しかも早い時間帯にセットプレーで先制しただけでなく、その後もカウンターで上海上港に脅威を与え続けた一方、上海上港には前後半とも一回ずつしか決定機らしい決定機を許さず、トータルスコアで2-1。試合内容もタテヨコナナメどこからどう見ても浦和の完勝でした。

・「浦和は我々にボールを持たせてくれたが、スペースを消して守った。彼らの戦術が機能した」と語るビラスボアス監督。普段の惨状を見慣れている者としては「褒め殺し」としか思えないのですが(苦笑)、この日の浦和の守備はほぼ完璧でした。

・興梠とIHの片方がしつこく前からプレッシャー。プレスを交わされると4-5-1で自陣にリトリート。槙野がフッキにマンマークで付いているので、空きがちになる左サイドには武藤が、さらに長澤も下がって穴埋め。ボールを支配されて自陣深くに押し込められがちになった後半立ち上がりは興梠もプレスバックどころか最終ライン近くにまで下がって守備。

・槙野が前半のうちにイエローカードをもらってしまったので、後半はフッキに複数人で対応する場面が目立ちました。ゆえに上海上港はフッキを囮にして他の選手を使う方向、具体的には前半41分にアフメドフ→最前線でフッキポスト→フリーでアフメドフというピンチがありましたが、ああいう形を繰り返し作られていれば浦和は持ちこたえられなかったような気もします。

・ところがどういうわけか上海上港はフッキ個人の局面打開能力に頼り切ったような攻撃に終始。後半唯一の決定機すらフッキのミドルシュートからで、西川が前に弾いたところをエウケソンが詰めるも西川が身を挺して防ぎ、こぼれ玉を阿部が間一髪でクリア。阿部はこのプレーで青島ビール賞だったのかな?

・エウケソンもオスカルも不思議なほど消えてしまい、特にCKを全部フッキが蹴ってしまうのでオスカルは見せ場が全くありませんでした。もっともしっかりボールを回そうとしてもこれまたどういうわけかミスだらけでしたし、シンプルに浦和最終ライン裏を突こうにも上海上港には後方から高精度のパスを出せる選手がいない。

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・甚だ結果論になってしまいますが、上海上港といえども所詮外国人選手の個が強烈なだけで組織性は乏しい。とにかく個が強烈なのでちょっとしたミスは見逃してもらえないけれども、「個」に対して粘り強く対応していればなんとかなる。執拗にぐるぐるボールを回して浦和の守備網を揺さぶるような攻めは仕掛けてこないので、守る側もボールの奪いどころを絞りやすかったかと。ビラス・ボアスって欧州でも定評のある監督のはずですが、そんな監督でも出来上がりはこんなものなのか???

・先制点は11分柏木CKからラファエルがマーク役のアフメドフの前に入って豪快ヘッド!第2戦で早い時間帯に先制した点では昨年のCSと全く同じ。ところが昨年のCSでは先制点を取られたところで鹿島は「とにかく2点取らないといけない」状況にはなんら変わりなかったのでその先制点が全く意味がなかったのに対し、今回の先制点は上海上港の立場を「先制すれば俄然有利」から「2点取らないといけない」に追いやったので実に有意義でした。

・その後も浦和は機を見てカウンターで反撃。引いて守っているだけだと上海上港に一方的に殴られてしまう(第1戦はそれに近かった)ので、手数は少なくともとにかくカウンターをチラつかせることが肝要。実際先制直後の17分遠藤クロス→武藤どフリー(ヘッドは力なく枠外)、68分阿部クロス→興梠ヘッド(GKかろうじてセーブ)、80分武藤クロス→興梠合わせきれずと上海上港よりも得点に近い形を作って逃げ切りに大きく寄与。56分柏木CK→槙野ヘッドがバーを叩く場面も。

・ところがカウンター要員としてラファエルを右SHに配するも結局ラファエルの単騎突破による決定機は作れず。ラファエルなりに守備を頑張っていたので後半早々に消耗してしまい、カウンターの好機で余力が残っておらず、68分にズラタンとの交代を余儀なくされました。先制点をもぎ取ってくれたのでラファエルが悪く言われる謂れはありませんが、完勝だったこの試合でもやっぱりなんでラファエルがスタメンでズラタンがサブなのかよく判らず。

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-----興梠-----
武藤-長澤-柏木--ラファエル
-----青木-----
槙野-マウリシオ--阿部-遠藤
-----西川-----

(得点)
12分 ラファエル

(交代)
68分 ラファエル→ズラタン
82分 柏木→梅崎(梅崎は左SH、武藤がIHに回る)
90+3分 興梠→李

・槙野と遠藤は代表戦明け直後の神戸戦を休ませた甲斐がありました。特にフッキを完璧に封じた槙野の出来は出色。第1戦ではほんのわずかな隙を突かれてしまいましたが、この日はフッキにほとんど仕事をさせず、単なる迎撃機としてなら槙野はJリーグでは最強クラスであることを見事に実証。要するに迎撃機を対地攻撃に使うみたいな、変にあれこれタスクを課すのが間違いだったのか・・・するとミシャスタイル専用機との評価はなんだったのか?

・第1戦で俄然評価を上げた長澤はこの試合でも大活躍。とにかくフィジカルが強い、当たり負けしない選手がIHにいると実に心強い。あのポジションは巧いだけでは全く話にならない。相手も厳しく当たりに来るし、相手のボランチが上がろうとするところには厳しく行かないといけない。自陣でのファウルが多かったのが気になった以外は満点の出来。試合後は名前をコールされ、長澤もついに浦和の子になった気がしました。

・興梠は後半2度の決定機を決められず。神戸戦でも決定機を逃したことを思えば、仙台戦をピークに中断期間を挟んで調子が下降線に入ってしまったのかもしれません。しかし、この試合に関してはあれだけ守備をやっていれば決定機に余力がないのも致し方なく、興梠を責めるのも酷かと。

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・青島ビールはちゃんと試合を見てるなと思いました。とにかく守り倒せばいい浦和がそのミッションを完遂しての勝ちなので、決勝点のラファエルではなく阿部を選ぶセンスに脱帽。でもなぜか表彰の場に綺麗なねーちゃん達はは付いてこず、やって来たのは樹木希林みたいなオバハンでした。これには阿部も思わず苦笑い(ナイナイ)

・フッキはCKの度にちょこちょこ煽りを入れてましたが、どう見てもJリーグを懐かしんで楽しんでいるようにしか見えず。ファウルされたり、したりした後でも浦和の選手と短い会話を交わしていましたし。上手く行かずにイライラする場面もあったけど怒ってる場面はなかったような。

・上海上港に傷んだ選手が出たので審判が止めたのに、ボールを浦和に返さなかった場面だけは「お前ら、上海いなっくかよ!!!」と思いましたが、それ以外はカンフーキックみたいなラフプレーどころか変な挙動は全然なく、試合終了後も妙にサバサバ。やっぱり珍妙なのは韓国の田舎クラブだけなのかな???

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2017.10.18

雲林坊 川口店@川口 ~ 汁なし担々麺

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 川口駅東口コモディイイダ前、「珍来」の横。「大門」の跡地に出来た店で先客4、後客8~9。「雲林坊」は都内の店で何度か食べたことがあり、「クォリティーは悪くはないけれども割高な店」というのが個人的な評価。激安中華料理屋だらけの川口で、ライスを付けると1000円を超えてしまうような価格設定ではお話にならないのでしばらく放置していましたが、「川口価格」に抗えずにとうとう大盛/ライス無料サービスを始めたのに気づいてようやく往訪。

 店外の券売機で「汁なし担々麺(880円)を注文。他に「汁あり担々麺」、「麻婆豆腐かけタンメン」、「海老と生海苔入り葱油かけ塩タンタン」など。注文は「汁あり」が優勢。

 食券を渡しても大盛/ライスサービスは店のほうからは特に聞いてきませんので、こちらから積極的に「ライス」を申し出。後客も大盛りを頼んでいるいる人が一人いただけ。また辛さや痺れの調節が可能なことに退店時になって気づきましたが。これらも店のほうからは特に聞いてきませんでした。あんまり客の細かい注文に応えようという姿勢が見受けられないのは残念至極。

 店内は「大門」とほとんど変わっておらず、厨房に向かって縦長カウンター6+2席と4人掛けテーブル2卓、2人掛け2卓。

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 楕円形の浅い丼を斜めにすぱっと斬ったような変わった皿で登場。麺の上にはひき肉とナッツがどっさり。青菜が少々。丼の底にタレが溜まっているので一頻りまぜまぜ。

 麺は太目のほぼストレート系。どういうわけか食べ始めは担々麺としてはどうかと思われるほどゴワゴワと硬くて参りました。食べ進んでいるうちにタレに麺が馴染んできたのかわずかにもっちりしたような噛み応えに変ってゆきましたが、最初の悪印象は拭えず。

 タレが多めな割には担々麺としては拍子抜けするくらいに辛さも痺れも強くなく、ナッツや花椒が効いているのを除けば見た目的にも味わい的にも油そばのような感じがします。またゴマだれっぽい甘みは全く感じられず、代わりに酸味が強いのが特徴。これはこれで悪くは無いのですが、正直タレは濃すぎ。味が濃すぎてライスをつけてようやく食べやすくかなといったところ。量的にはライスを付けなくても十分でしたが。

 この出来だと「汁あり」のほうが無難そう。でも、それ以前に川口で長持ちするかなぁ???

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2017.10.17

きかわ@川口 ~ 親子丼

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 川口駅西口にある「リプレ」の先。ハローワークの向かい。約1年ぶりの再訪。先客1、後客2。店先の看板に「日本料理 しゃぶしゃぶ すき焼」とあってなんか敷居高そうですが、昼間は単なる和風の定食屋さんといった趣。近所のオッサンが三々五々やってきます。

 店先に天婦羅定食、焼魚定食、牛柳川定食など5種類のメニューが掲示されていますが、昼メニューはそれだけではなく、着席してから渡されたメニューを見ると約20種類を品揃え。しかもそのうち半分は1000円未満で、この手の店にしては安め。最も安い「親子丼(750円)」を注文。

 一人客なのでカウンターに通されましたが、7席あっても半ば作業台扱いなので実質5人くらいしか座れず。見通しが効かない個室主体の店なのでキャパ不明。客席するとおしぼりが出てきました。

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 おお、親子丼に味噌汁、お漬物、そして小鉢(往訪日はごぼうのきんぴら)が付き、さらに茶碗蒸しまで登場して思いの外卓上は賑やか。親子丼は好みよりもちょっと味が濃すぎというかしょっぱすぎですがなんとか許容範囲内。適度にふわっとした仕上がり具合で気に入りました。「ご飯少な目承ります」との貼り紙があるので量が多いのかと思いましたが、丼は広口ながら底が浅いタイプなのでむしろ若干量は少な目といってもいいくらい。客が高齢者だらけなのかも。

 値段を考えれば上々の出来。川口駅西口は再開発地区にボコボコ高層マンションが建っているだけで商業施設も飲食店も少ない殺風景なところですが、そんなところに川口でも多くはない格安の和食料理屋があるとは驚きです。

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2017.10.16

よつ家@竹ノ塚 ~ (横浜家系)ラーメン

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 竹ノ塚駅東口から徒歩5分弱。竹ノ塚駅北側の踏切を東側へ越え、「武藤製麺所」の先。先1、後1。

 屋号通り「横浜家系」がウリの店で、「ラーメン」を麺硬めで注文。なお往訪時は期間限定で11-17時の間ラーメンを500円で販売していました、しかも麺類にはライスを1杯無料サービス。麺の硬さ、味の濃さ、油の多さを指定できるのは家系の基本ですが、後で麺を太麺か細麺か選べることに気づきました。但し、店のほうからは特段聞いてきません。なお券売機はなく、後払い。

 メニューは他に「味噌らーめん」「辛味噌らーめん」「魚介豚骨つけ麺」など。

 店内は店左側に縦長カウンター9席。右側に4人掛けボックス席×3。卓上には醤油、酢、胡椒、おろしニンニク、豆板醤など。

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 わずかにとろみのついたスープは意外にも豚骨出汁がしっかり出ていました。外観やメニューなどを見て「なんちゃって家系」だろうと思っていただけに意表を突かれました。ただ残念なことにかえしがきつくてしょっぱい。ライスを付けないと食べづらいくらいで、とてもじゃないが飲む気にならないし、豆板醤等を加えるのは自殺行為かと。

 麺は太目のストレートで指示通り硬めで登場。何も指定しませんでしたが、たぶんこれが太麺なのでしょう。というかしょっぱすぎるスープに細麺は絶対に合わないかと。

 具はやや小さめのチャーシュー、ほうれん草、海苔3枚、刻みねぎと至って標準的。

 スープが非常に残念でしたが、安くてとにかく腹一杯になればいいという「なんちゃって家系」的なニーズを充足するには十分かと。ただ開店に当たって内外装ともそこそこ金をかけたみたいなので、安売りを続けていると店が持たないんじゃないかという気もチラホラ。

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2017.10.15

【観戦記】17年第29節:浦和 1-1 神戸 ~ これぞ、まさしく消化試合(´・ω・`)

・試合開始早々にまたしても安い、安すぎる形で先制されるお馴染みの展開。なんとか同点に追いついたものの内容は攻守ともにさっぱり。終盤逆転勝ちの好機が2、3度ありましたがいずれもモノに出来ず。もっとも神戸の出来も低調で、ハイプレスが嵌っている分浦和よりマシでしたが、ボールを奪った後は何事も起こらず決定機は僅少。いかにも優勝どころかACL圏入りすら遠く、残留争いにも無縁というチーム同士の消化試合といった内容で、スタジアムが沸き返る場面は甚だ少なかったかと。

・堀監督就任後初めて試合間隔が大きく開いたので、練習を積んで何かしら成長の跡が見受けられるかと思ったのですが、どうもその期待もあっさり裏切られたみたいで。この試合で一番衝撃的だったのは神戸のハイプレスに対して浦和が満足にボールを繋げなくなってしまったこと(特に前半)。逆に浦和が前からボールを奪いに行っても奪いきれず、神戸にボールを回される時間帯が思いの外長く続きました。神戸にボールを回されて浦和が右往左往する羽目になるとはミシャ時代にはまるで考えられなかった展開。たった2ヶ月半でここまで酷くなるとは・・・

・堀監督に「ここんとこ、ちょこちょこっと修理してくれ!」って頼んだつもりが全パーツきれいに分解され、しかも全く組み立てられなくなって途方に暮れている状態に近いでしょう、もはやこれは。パーツ単品でも強力なのがあるので下位チームにはなんとか勝てるけれども中位チームには引き分け止まり。上位チームには手も足も出ない。実に判りやすい戦績が今の浦和の状態を雄弁に物語っています。

・この試合で「良かった探し」をすれば堀監督が代表組をちゃんと温存したこと。遠藤はベンチスタートで槙野にいたってはなんとベンチ外。仙台戦で故障持ちの柏木を無理使いしたくらいなのでこの試合でも代表組を酷使しかねないなと懸念していましたが、さすがに堀監督もここは中3日で迎えるACL上海上港戦にプライオリティーを置いてきました。

・右SHラファエルに代えてズラタンを起用した意図は計りかねますが、この入れ替えも「良かった探し」に入れて良いでしょう。少なくともズラタンの守備はラファエルよりずっとマシですし、しょーもないボールロストも少ない。縦への突破もある程度期待できる。「一人で出来た!」が期待できる一方数々の問題点を抱えているラファエルは終盤のスーパーサブ的な使い方が望ましいように思えます。また81分ラファエル投入後は武藤が右SHに回って4-1-3-2になっていたように見えましたが、ラファエルをFWで使うのもより妥当な策だと思いました。

・代表組温存自体は極めて妥当な策だと思いますが、大誤算だったのは槙野の代わりに左SBで起用された宇賀神が全く使い物にならなかったこと。怪我で長期離脱していた上に4バックのSB自体久しぶりという言い訳はあろうかと思いますが、それにしても酷すぎました。失点は神戸のゴールキックに対して宇賀神が小川に競り負けて裏を取られるという大失態から。その後もパスミスは連発するわ、対面の相手に簡単に振り切られるわと散々。左SBとしての槙野の出来がさっぱりなので巷では宇賀神待望論が巻き起こっていましたが、それがこんな無残な形で打ち砕かれるとは・・・

・一応矢島のゴールに絡んだとはいえ、宇賀神のあんまりな不出来には堀監督も堪らず前半だけで見切りをつけて平川を投入。左SBなんて遠い昔にやったっきりで宇賀神よりさらに難しい状況だったはずですが、平川はなんとか大過なく勤め上げてひと安心。さすがに平川に攻撃参加まで求めるのは酷でしょうし、スタメンで出来るレベルとも思いませんが、ここまで左SBの人材難が明白なのに堀監督が4-1-4-1に固執するのがそもそも不可解極まりない。

・一方遠藤に代わって起用された森脇は守備が怪しい反面(87分ポドルスキをフリーにした時は死ぬかと思った)、攻撃にはそれなりに関与といかにも森脇らしい出来。ズラタンと縦の関係で組むのは初めてでしょうが、案外連携もよさげ。18分森脇クロス→興梠、88分森脇クロス→興梠と2度決定機を演出し、この出来なら遠藤と比較して調子の良いほうを使うというやり方はありだろうと思いました。

・またIHには矢島が復帰し、一応超久しぶりに浦和でのゴールを記録しましたが、相変わらずあえて矢島を起用する必然性は見いだせない出来で、69分に梅崎と交代。ところが梅崎の出来も芳しくありませんでした。梅崎はむしろSHのほうがマシと見受けられる一方、IHが適任の武藤をなんでわざわざSHに置き、むざむざと得点源をゴールから遠ざけるのか、これまた堀監督の不可解極まりないところ。

・守備に回った時に前からプレッシャーをかけてもたいして嵌らないので左SHが最終ラインに下がり、IHや右SHも位置を下げて5-4-1になっている局面が結構ありますが、そうなった時に左SHが梅崎や高木では守備が不安過ぎるので武藤を使っているという超本末転倒なのか???

・現状多くを期待できない出来で甚だ頼りない代表組とはいえ、代表組を温存できたのが唯一の収穫らしい収穫だった消化試合然とした塩試合。2週間空いてもこれといった上積みは感じられず、むしろ着実に壊れつつあるような状態でACL上海上港戦を迎える羽目になってしまいましたが、そんな状態でも「火事場の馬鹿力」が出せるのが浦和だと信じて埼スタへ向かいます(`・ω・´)シャキーン

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-----興梠-----
武藤-矢島-柏木--ズラタン
-----青木-----
宇賀神-マウリシオ-阿部-森脇
-----西川-----

(得点)
19分 矢島

(交代)
HT 宇賀神→平川
69分 矢島→梅崎
81分 ズラタン→ラファエル

・良い形でボールを奪えず、前半はボールキープすらままならないので興梠は終始孤立気味。ゆえに神戸が興梠を潰しやすい側面はあったかと思いますが、興梠の出来は芳しくなくていつものような鬼キープは見受けられず、決定機もすべて外してしまいました。特にAT突入直後のGKキム・スンギュのパスミスで得た絶好機を決められなかったのには脱力。

・故障明けの青木の出来もこれまた良くはなく、14分には自陣深い位置でパスカットされて大ピンチも! 青木の無理使いが上海上港戦に祟らなければ良いのですが。

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--ポドルスキ--渡邉---
大森--------小川
---藤田--高橋秀--
三原-渡部-岩波--藤谷
-----キムスンギュ----

(得点)
4分 小川

(交代)
64分 大森→田中順
83分 三原→高橋峻
85分 渡邉→大槻

・神戸は前半を中心にハイプレスが嵌りに嵌っていたにも関わらず、結局のところシュート数も決定機も浦和に凌駕された印象で、こちらもさほど褒められた出来とは思えず。ポドルスキが自由に中盤を浮遊し、そこから高精度のパスを繰り出せるのが強みといえば強みですが、ポドルスキが下がってしまうとフィニッシャーがおらず、何だかんだと最後に体を張ってくる浦和守備陣を崩せない。こちらも現状では中位から抜け出せそうにないような気がしますが、浦和と違って来年もとんでもない補強がありうるクラブですからねぇ・・・

・この日の観客は29,931人と鳥栖戦に続いて3万人割れ。もっとも神戸戦の観客数は例年多くはなく、昨年(6/25/土)も29,462人と今年と似たようなもの。ポドルスキの集客力って皆無に等しいみたいで(苦笑)。使い道が間違っているのかもしれませんが、あれだけ金払ってあの出来だと割に合いませんなぁ・・・

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2017.10.14

キッチンオニオン@川口(2)

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 川口駅東口・樹モールにある「マルイチ」の角を東へ入る。先客ゼロ、後客5。半年ぶりの再訪。

 屋号や看板の挿絵を見ると野菜が売り物の店っぽいのですが、メニューを見るとハンバーグ、ポーク焼肉、チキンソテーを中心とするごく普通の洋食店です。店先に「新メニュー」の幟が揺れていますが、どれがそれに相当するのか判らず、以前はなかったような気がする「ハンバーグタルタルペッパーソース&メンチカツ(850円)」を注文。味噌汁付きで、さらにご飯大盛無料サービスあり。前回往訪時とメニューを見比べたら、各種ともちょっと値上げしたみたいで。

 店内は縦長カウンター9席と4人掛けテーブル2卓。

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 ご飯は皿でなく丼で登場。売り物のハンバーグは小さく見えますが厚みがかなりあって食べ応え十分。堅めの焼き上がりでパン粉臭さもなくて個人的には好みのタイプ。いかにもお子様向けなヤワヤワのファミレスのハンバーグとは対照的。ただタルタルペッパーソースがかかると正直見栄えが悪い上に、タルタルソースも黒胡椒も自己主張が強いので、せっかくのハンバーグの味わいを打消している気が。

 といっても定番の「オニオンバターソース」のほうもちょっと濃すぎてくどい嫌いがあって、悪い意味で良い勝負かなぁ。こういうはっきりした味つけが川口の客層の好みなのかも。

 メンチカツはハンバーグより格段に大きい上に、これまた厚みがそこそこあって、サイズ的にはこちらのほうがメインに見えるくらい。ハンバーグだけでもボリューム十分なのでメンチカツまで付けるともうお腹一杯。

 細かい難点はありますが、近所に使い勝手の良さそうな洋食屋があるのはありがたいもの。

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2017.10.13

【展望】17年第29節神戸戦

(成績)

・勝ち点40(12勝4分12敗)の10位。夏のポドルスキ補強も実らず、第22節に今年2度目の3連敗を喫した時点で三木谷会長はとうとうネルシーニョ監督を更迭し、吉田孝行ヘッドコーチが暫定的に監督に就任。監督を代えた意味はそれなりにあったようで、第23節以降の成績は3勝2分1敗。しかも横浜Mや川崎といった上位チームとスコアレスドローで終えており、6試合中4試合が無失点。

・もっともルヴァン杯準々決勝は主力を代表招集で欠くG大阪に1分1敗(トータルスコア0-2)と良いところなく敗れています。

・総得点・総失点とも32で得失点差ゼロ。中位チームの中では鳥栖・神戸・FC東京のスタッツが非常によく似ていて「失点は少ないが得点も少ない」という傾向。その傾向は監督が代わって一層強まっている模様。

(戦力)

・なにも無尽蔵に金が湧き出てくるチームなので補強の話題には事欠かず、FWレアンドロ長期離脱を受けて春に獲得していたポドルスキが夏の中断期間開け(第19節)から試合に出始めたのに飽き足らず、FWハーフナー マイク(ADOデン・ハーグ(オランダ1部))を完全移籍で獲得。さらにFW金崎(鹿島)に手を出したり、MFスナイデルのリストアップが話題になったりと、何がしたいのか全く分からないがとにかく金だけは持っていることをひたすら誇示しています。しかもせっかく採ったマイクはほとんど出番なし(苦笑)。

・そんなクラブのやり方に愛想を付かしたのか、ユース育ちのDF岩波とFW小川が今季限りで退団との報道も流れて神戸は早々とストープリーグ入りした模様。

・怪我人はかなり戻って来て、レアンドロの他には峻希が長期離脱中なくらい。右SBはユース卒2年目の藤谷が穴埋め中。

・一方監督交代の影響なのか、左SB橋本和やCHニウトンがポジションを失い、代わりに三原と高橋秀がスタメンに定着。特にニウトンはJ1でも屈指のCHと思っていただけにビックリ。またネルシーニョ体制ではどうにもフィットしなかった田中順がここ3戦スタメン入りの一方で大森がベンチに回るという変化も。

(戦術)

・基本フォーメーションは4-2-2-2。守備時はきれいな4-4-2ですが、攻撃時は前目がかなり流動的。

・ポドルスキはやたら降りて来てボールを受けてゲームを作りたがる「大久保現象」を起こしているように伺えます。いかにも4-1-4-1のアンカー脇のスペースでウロウロしそうで、そこで自由を与えると目も当てられません。吉田監督はポドルスキにあれこれ注文をつけず好きにやらせているのが目先奏功しているのかも。空いた最前線には小川なり田中なりが入って前目のポジションはかなり流動的。またポドルスキは別にゲームメイクに専念しているわけではなく、引いた位置にいても一発があるので、バイタルエリアぽっかり&シュートコースがら空きだと即死しかねません。

・SBの裏を狙われるのを嫌ってるのか、SBの攻撃参加はあまり活発ではなく右SB藤谷のほうが左SB三原よりやや多いかなといった程度。概して前後分断的というか追い越し禁止的で攻守のバランスが大きく崩れることはなく、それが失点は少ないが得点機会も少ないというスタッツに表れています。

・守備時は積極的に前からボールを奪いに行くものの、ポドルスキがあんまり動かないのが仇となってかさして高い位置でボールを奪えず、川崎のようなポゼッションが巧い相手には簡単に押し込まれてしまいます。よって攻守両面でちまなり両SHの負担が滅茶苦茶でかそう。

・また新潟戦を見ると相手に食いつき過ぎて簡単に入れ替わられる、あるいはギャップを突かれて最終ラインの裏にスルーパスを出されるといった場面が。概して前には強いが背後はそうでもなく、またクロスボールに対して大外の選手をフリーにしやすいという実に浦和っぽい場面も散見され、結果的に失点は少ないものの守備が非常に堅いという印象は受けず。

(浦和の対応)

・国際Aマッチウィークを挟んで約2週間ぶりの試合。大方の選手は久しぶりにまとまった休養が取れましたが、槙野と遠藤が代表招集。しかもNZ&ハイチ相手の親善試合に槙野は2試合ともフル出場、遠藤は2試合目のハイチ戦でフル出場して中3日。とんでもなく層が薄いCB陣でハリルホジッチの信頼を辛うじて繋ぎとめている槙野はともかく、遠藤はアンカーには全く不向きなんじゃないか?と心配になるような出来で残念至極。

・浦和は今シーズン最重要のホーム上海上港戦を中3日で迎えるので、神戸戦ではこの代表組を休ませるのかどうかが見もの。槙野→宇賀神、遠藤→森脇と代えはいるので両選手ともベンチスタートにするのがどう考えても上策だと思いますが、なにせ前節仙台戦で故障持ちの柏木をスタメン出場させた堀監督。もはや「状態の良い選手を使う」どころか「とにかく信頼できる選手を酷使する」という変なところだけミシャスタイルに回帰してしまったようなので、またしても仙台戦と同じスタメンで臨むかもしれません。

・また堀監督就任後初めてまとまった練習時間が取れたので、アンカーの脇を自由に使われるとか、守備が緩慢なラファエルを狙い撃ちされるとか、似たようなやられ方を繰り返している問題にそれなりに手を打てたのかどうかも見所。またしても同じようなやられ方を繰り返すようなら、残念ながら上海上港戦も多くは期待できず、ひたすら相手の敵失を望むしかないということになりそうですが、果たして結果は如何に。

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<前節:新潟 0-2 神戸>

--ポドルスキ--渡邉---
田中順-------小川
---藤田--高橋秀--
三原-渡部-岩波--藤谷
-----キムスンギュ----

(得点)
53分 O.G.
88分 ポドルスキ

(交代)
66分 小川→大森
74分 高橋秀→ニウトン
80分 藤谷→伊野波

<前回:神戸 1-3 浦和>

---渡邉--田中順--
大森--------小林
---藤田--ニウトン---
松下-渡部-岩波-高橋峻
-----キムスンギュ----

(得点)
81分 中坂

(交代)
66分 田中順→大槻
70分 大森→中坂
81分 ニウトン→高橋秀

・予想通りの形とはいえ前半は神戸にしっかり守り倒され、神戸の狙い通りにカウンターを喰らいかかる場面もあって苦戦。しかし後半早い時間帯にミシャが駒井ボランチ投入という奇策を発動して停滞した戦局を一気に打開。

・リーグ戦で神戸にアウェーで勝ったのはなんと10年ぶり。しかもその10年前は会場がユニバーだったので、ノエスタでの勝利となるとなんと2005年まで遡ります。新神戸駅からの帰路が心地いいってそりゃ記憶にないはずだわ・・・

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2017.10.12

麺処 花田@池袋(3) ~ 味噌ラーメン

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 池袋東口から徒歩5分強。上野店や潰れた神田店には足を運んだことがありますが、池袋店はなんと6年ぶりで3度目の往訪。開店3分前に到着したところ既に先客3。開店までに5名やって来て、その後もゾロゾロ。20分も経たずに満席になり、退店時には外待ちが5、6人。

 超久しぶりなので定番の「味噌(830円)」を注文。野菜大盛、ニンニク増しの要否を聞かれ、野菜大盛り&ニンニク増しにしてみました。さらに平日は小ライス無料サービスもあるので、それも追加。

 メニューは他に「辛味噌」「味噌つけめん」「辛味噌つけめん」など。ただ客の注文はほとんどが味噌で、他は辛味噌が2人、つけめんが一人いただけかな。

 店内はコの字型カウンター15席くらい。極太麺で茹で時間がかかる上に、よく言えば作りが丁寧なので着席してから品が出てくるまでの時間が長いのは相変わらず。なお辛味噌の注文が少ないせいか、後客の注文なのにそれだけ先にまとめて作って出してしまうっちゅーのはどうなんだろ?

 また炒め物の油煙が結構きつくて、空調もガンガン効かせてはいますが、炒め物に近い席は衣服に注意。そのためもあってか、紙エプロンをサービスしていました。

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 多角錐状の深い丼で登場。野菜増しといっても二郎系にありがちな、もやしをある程度片づけないと麺に辿り着けないというほどの量ではなく、これなら野菜増しにしないと損みたいな。野菜はもやしがほとんどで若干玉ねぎが見受けられる程度。他に白髪ネギ、メンマ。

 スープはドロドロの超濃厚タイプで、かなり甘め。かつ脂のこってり感が強めに出ているのは相変わらず。濃すぎてスープを飲む気にはなりませんが、麺を絡める分には濃さ、しょっぱさが気にならない程度にまとまっています。ニンニク増し分は小皿で出てくるので途中で入れてみましたが、どうもスープに上手く馴染まず失敗でした。ニンニク増しを止めて、卓上の一味を入れたほうがよさげ。

 麺は三河屋製麺の極太で断面が丸いタイプで緩い縮れ入り。このスープにはこれしかないという相性のよさ。もちもちとした食感も嬉しいもの。

 チャーシューが一枚。柔らかめで、ぐだぐだになってスープの中に崩れゆくタイプ。

 スープを飲む気にならないといっても麺なりもやしなりにドロドロスープが相当量絡みつくので、自然体でも食べ終わりにはスープが相当減ってしまいます。濃すぎて体に悪い感は否めませんが、たまに食べたくなるタイプなのは確か。

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2017.10.11

麺処 遊(3)@西川口 ~ 肉中華そば・普通盛

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 西川口駅西口からドンキホーテのある交差点を右折。ソープ街も尽きて少々寂しくなった通りの一角に店を構えています。西川口駅が最寄ですが住所は蕨市内。約2年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客5。

 王子&赤羽の「伊藤」を含め、この系列の店は具が少ないのを思い出して「肉中華そば・並盛(900円)」を注文。しばらく来ない間に随分値上がりしていました。

 昔は「煮干しそば」「肉煮干しそば」しかなかったような記憶がありますが、メニューもいつの間にか随分増えていて「動物零煮干そば」「背脂煮干醤油らーめん」「煮干しつけそば」「煮干しまぜそば」など。さらに期間限定で「煮干しそうめん」「冷やしシラス煮干しそば」を提供。

 店内はL字型カウンターが9席のみ。厨房内には店主のみ。店内には煮干しの香りがほんのり漂っていますが、カウンターと厨房の間の仕切りが万里の長城のように聳え立っているので、厨房の中の様子は窺えず。麦茶セルフ。

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 相変わらず並盛りでもスープが少なめなのが残念で、かなりの麺がスープの上に顔を出しています。また動物系出汁を合わせているせいか、濃厚煮干しを売り物にする店と比べると煮干しの効かせ具合も万人受けする範囲内に留まっており、魚臭くなったり、あるいは旨味過多に陥ったりする愚を回避しています。ただ無化調なのが悪いほうに作用してか、物足りなさを感じるのも否めず、チャーシューを齧って旨味を補強したり、途中で黒胡椒をかけてみたり。

 麺はやや細めのストレート。やや堅めでぼそぼそとした食感。スープが少ないので食べ進んでも麺がしっとりすることはなく、最後まで似たような食感でした。なお普通盛だと210gあるようで、スープとのバランスを考えれば小盛(150g)で十分かも。

 秀逸だったのは角煮風のチャーシュー。割とあっさり目の煮込まれ具合でしたが、程よく脂がのってスープの物足りなさを補うのに最適。他に刻みネギが少々。

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2017.10.10

津気屋@川口 ~ 極ラーメン

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 川口駅東口の駅高架下。長らくつけ麺専門店でしたが、いつの間にかラーメンを置き始めたのに気づいてほぼ2年ぶりに再訪。先客4、後客ゾロゾロと長続きしているだけあって相変わらず繁盛しています。

 店内のタッチパネル式券売機で「極ラーメン(880円)」を注文。大盛り無料サービスなので大盛りで。タッチパネルはつけ麺がメインで、ラーメンは別表示でした。

 店内はやたら縦に細長く、左側に2人掛けテーブルが5卓と壁沿いにカウンター7席。接客はかなり手馴れた感じですが、何かとうるさいも相変わらず。

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 スープは魚粉大量混入系の魚介豚骨ベースで豚骨のほうが強め。魚粉は大方底に沈殿しているせいか、食べている最中はザラザラした感じは受けませんでした。残念なことにかえしがきつくてしょっぱく、また表面に層をなすくらい必要以上に脂が多くて参りました。

 マー油が目立つ他に梅肉のような酸味の強いタレがチャーシューの上にちょこんと乗っていますが、これで「魚介豚骨」に100円上乗せってぼったくりもいいところでしょうに。

 麺は並太ストレートでつけ麺とは明らかに麺を変えていますが、スープがしょっぱいのでこの麺では弱い気がしました。それはともかく「大盛」ボタンを押したはずなのにどう見ても量は一般的な並程度。つけ麺と違って麺量が明示されてありませんでしたが、大盛でこれなら並はどんだけ少ないんや???

 具にバラ肉チャーシュー、メンマ、青ネギ。

 埼大通りで営業していた頃はそれなりに美味いラーメンを出していたはずですが、長らくつけ麺専業だったので、ラーメンの作り方を忘れてしまったのかな? また極めて割高なのも否めず、この店では売り物のつけ麺を食べるべきだったと反省。

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2017.10.09

tokyo hoajao style IKEDA@草加 ~ hoajaoラーラー麺

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 草加駅東口、マルイの北に続く駅前一番通り商店街内。「杉島改」の跡地のようですが、外観を大改装しているため面影は全くありません。先客ゼロ、後客1。

 券売機はなく後会計制。メニューを見て先頭の「hoajaoラーラー麺(900円)」を注文。 ラーラー麺の辛さは1辛~4辛まであり、「2辛」で注文。またランチタイムはライス無料付き。メニューは「hoajaoカリー麺」との二本立て。共にパクチートッピングを推していますが、そいつは個人的には不倶戴天の仇。

 店内は厨房に向かってL字型カウンター8席と4人卓×1。若夫婦で切り盛りしている模様。水セルフなのはともかく、水ポットに氷が入っておらずぬるいままのは困ったもの。店主が慌てて氷入りを持参し、帰りしなに奥さんからもお詫びがありました。べっぴんさんなので何でも許します(苦笑)。

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 配膳時に「よく混ぜてから食べてください」との声かけがありましたが、なるほどスープは超ドロドロ系。動物系出汁をベースに味噌ダレ、自家製のラー油と花山椒をたっぶりと効かせたもののようで、辛さはさほどでもありませんが、痺れのほうがややきつくて一口目で咳き込んでしまいました。

 またラー油だけでもかなりオイリーなのに背脂まで効かせているようで、スープは見た目通りずっしりと重く全く飲む気にならないというか、そもそも飲むのを前提としていないのかも。ただ底に沈んだひき肉をサルベージしてご飯のおかずにしているうちにスープもそこそこ減ってしまい、食後はそれなりに胃もたれ。穴あきレンゲがあると嬉しいのですが。

 麺は並太のほぼストレート。水気が少なそうなのはともかく、どういうわけがかなり硬めでごわごわした食感。超ドロドロスープに負けないように敢えてこうしているのかもしれませんが、それなら単に太麺にすればいいのに。もっともスープに馴染むのが早く、終盤は特に違和感を感じませんでした。

 具は他に糸唐辛子、千切りネギ。

 ライスサービス付きとはいえ、場所柄を考えると現状では割高感は否めず。飲む気にならない超ドロドロスープが大量にあっても仕方ないので、まぜそばにして値段を下げたほうが良いような気がしてなりません。

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2017.10.08

はなまるうどん アリオ川口店@川口 ~ 痺れ汁なし坦々うどん

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 はなまるうどんが今秋「四川風坦々うどんフェア」というのを始めていて、その第一弾が「痺れ汁なしうどん」。往訪したのはアリオ川口のフードコート。

 早速「痺れ汁なし坦々うどん・小・温(580円)」と「追い飯(100円)」を注文。

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 ”ミンチに干し海老や刻んだナッツ、刻み海苔、半熟玉子、ねぎをのせ、特製たれで仕上げ”たとのことで、一般的な汁なし担々麺よりは台湾まぜそばをインスパイアしたようなルックス。

 はなまるうどんの説明書きによると”山椒よりもさらに芳香で辛みが強く、口の中が痺れるような辛みが特徴の「花椒(ホアジャオ)」を使用いたしました。””今回は花椒をミルで挽いて加えることで、以前のものより辛さや香りを向上いたしました。”と謳っていますが、残念ながら辛さも痺れもほとんど感じられず、むしろ干し海老の自己主張が強いありさま。うどんは中華麺よりはるかに水分が多いので、汁なしだと少々のことでは辛さなり痺れなりを出すのが難しいのかもしれません。あるいは「冷」にして麺を締めたほうがまだマシだったかも。

 トッピングコーナーで花椒を追加できるらしいので、お好みの方はドバドバと。

 また「小」だとうどんが少なくて必然的にミンチや青ネギが大量に余るので「追い飯」を付けたこと自体は正解でしたが、なんと茶碗に目一杯の量で出てきて「追い飯」にはどう見ても多すぎ。50円で量半分にしてくれないかなぁ・・・

 はなまるうどんの新商品開発力は丸亀製麺に遠く及ばないのかも。次回は「濃厚豆乳担々うどん」を販売予定だそうですが、この分では全く期待できないのでパス。

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【観戦記】17年最終節:浦和L 0-0 長野L

・シュート数18対1。前半で7本、後半11本と終始長野を圧倒しましたが、とうとう1点も取れずにドローで最終節終了。前々節新潟戦ではシュート11本で0点、前節千葉戦でもシュート数16本で1点とこの3試合同じようなスタッツで終わっており、皇后杯へ向けて課題が残る形となりました。

・攻撃の形自体はしっかり出来ていて内容自体は悪くありません。最終ラインを極力押し上げてコンパクトな陣形で相手にプレッシャーをかけてからショートカウンターを狙いたい長野に対し、浦和は縦ポンで吉良に直接長野最終ライン裏を狙わせたり、あるいは菅澤のポストプレーを活かして吉良なり2列目なりに裏へ飛び出させたりして反撃。長野が最終ラインを下げざるを得なくなると、浦和はSBを盛んに攻撃参加させてサイド攻撃。さらにエリア内で菅澤が粘っているうちに加藤や猶本が突っ込んでくるとやりたいことはかなり出来ていたのかなとは思いました。

・ただそれでも1点が遠い。前半はともかく後半も半ばになると中盤が疲弊して2トップが孤立気味になり、2トップだけで攻め切ってしまう厚みのない攻撃が目に付き出しました。それでも枠内シュートまで持って行くのだから恐るべしといえば恐るべしなんですが、如何せん相手を崩しきってはいないのでGKの凡ミスとかシュートがよほどスーペルじゃないと点は入らない。「もっとフォローに行けよ!!!」と野次っている声が前のほうから聞こえましたが、あれは監督の叱咤激励だったのかな???

・中盤の疲弊で複数人でボールを奪いに行っても奪えない場面も目立ちだし、65分には見事に中央を突破されてシュートがバーを直撃する一幕も。浦和の大ピンチはこれ一回こっきりでしたが、往々にしてこれ一発で負けるのが浦和あるある。

・終盤吉良に代わって清家を投入するとさらに事態は悪くなって攻撃は吉良の縦への突破頼みになってしまい、見せ場は大いに作るものの結局点は入らず。吉良も良く言えばフィジカルが強くなり、悪く言えばもっさりした感じになってしまって相手をスピードなりドリブルのキレなりで振り切れそうで振り切れず。

・後半ほぼ左サイドが沈黙してしまったので加藤→塩越といったテコ入れがあるかなと思いましたが、結局交代枠を一つ余して試合終了。

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・石原監督はチャンスと見れば積極的にシュートを撃たせる方針。しかも可能性の感じられない枠を大きく逸れたシュートだらけではなく、GKが楽に処理できる範囲内とはいえ枠内シュートが案外多く、シュートを撃たずにエリア周辺でボールをこねくり回して結局カウンターを喰らってしまうという昨年まで浦和にありがちな形よりははるかにマシ。ただその代わりに相手を崩しきらずにシュートを撃ってしまう傾向が強いのでシュート数の割には点が入らない。

・言い換えれば相手を崩しきる力、あるいは崩しきらずとも点が取れるだけのシュート精度が上位2チームとの差なのだろうと思わざるを得ない試合でした。とはいえ、氷雨の開幕戦でほぼ互角だった長野に、最終節ではほとんど何もやらせないレベルにまで浦和は強くなったとポジティブな見方をしても良いとも思える試合でもありました。

・残留が精一杯だった昨年から順位は一気に3位にまで飛躍。乗松はとうとう一年を通じて出場できず、北川も終盤になってようやく復帰しただけと最終ラインに昨年のレギュラーを2人欠きながらも失点が激減したのは石原監督の指導の賜物なのでしょう。北川が離脱している間に左SBで起用された木崎が大きく伸びたのは嬉しい誤算。

・ただ菅澤に加えて夏に安藤をも補強したのでFW陣が過剰になって清家や白木の出番が激減したり、昨年はユース在籍のまま酷使されていた長野の出番がほとんどなくなったりと木崎を唯一の例外として若手の台頭はあまり見られませんでした。石原監督はカップ戦で若手を積極的に起用してはいましたがリーグ戦でスタメンの座を脅かすには至らず、木崎と共にリーグ戦で出番を得ていた塩越はとうとうブレイクできず(つД`)

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---吉良--菅澤---
加藤--------柴田
---筏井--猶本---
北川-高畑--長船-栗島
-----池田-----

35分 北川→木崎(負傷による交代)
73分 吉良→清家

・どういうわけか安藤がベンチ外。試合前になでしこリーグ通算100ゴール記念の花束を柳田コーチから受け取り、試合後の挨拶にも姿を見せていましたが、安藤不在が最後の一押しが効かなった主因なのかも。いつまでも安藤に頼るわけには行きませんが、今も昔もなんだかんだと「苦しい時の安藤頼み」(´・ω・`)ショボーン。

【今日のゆずほ】
・出番なし。今季怪我で長期離脱していた加藤が前節千葉戦でスタメンに復帰し、GGRのダイジェストで見る限り加藤は決定機に絡みまくっていた様子なので今節も加藤がスタメンとなり、ゆずほがベンチスタートになるのもやむをえず。それ以前にもゆずほはノジマ戦・新潟戦と前半のみで交代を命ぜられており、監督の信頼がガタ落ちになっているのかもしれません。残念無念。

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2017.10.07

砂丘そば@鳥取 ~ かき揚げそば

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 鳥取駅高架下に並ぶ飲食店街の一角。もともとはもっと立ち食い蕎麦屋然としていましたが、改装されて立派な店構えに。但し駅の外からは判りやすいものの、駅改札口からは見えないところにあるので、旅行者には気づかれにくいかも。先客2、後客2。

 店外の券売機で無難そうな「かき揚げそば(500円)」を注文。駅の立ち食い蕎麦屋と考えればちょっと高め。但し、おにぎりやいなり寿司どころか、カツ丼や玉子丼がメニューにあるところを見ると、立ち食い蕎麦屋と一般的な蕎麦屋の中間的な位置づけの店と考えるべきなのかも。

 店も大きくてコの字型カウンター10数席と2人卓×5、4人卓×1。往訪時は暇な時間帯ゆえかオバハン一人で切り盛りしていましたが、昼食時は複数人いないと無理そう。

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 この店の最大の特徴はデフォルトで「あご(とびうお)」のちくわが乗っていること。これがあるだけで丼がぐっと賑やかに。かき揚げは玉ねぎと小海老で、駅そばにしては上々の仕上がり。汁もカツオ出汁が良く効いていて、駅そばには珍しく飲み進みたくなるくらい。逆に麺は柔らか目でちょっと残念。

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2017.10.06

熊たまや@熊谷 ~ 肉ねぎつけ汁うどん

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 熊谷駅自由通路沿い。日高屋やモスバーガーなどの並びで、秩父鉄道の改札口近く。JRの改札口からは少し離れています。先客2、後客2。

 店先の券売機で一番人気の「肉ねぎつけ汁うどん(550円)」を注文。メニューはざっくり「つけ汁うどん」系と「ぶっかけうどん」系の2種類で、他にカレーうどんがあるくらい。かけうどんの類はありません。

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 店内は縦長カウンター11席。限りなく立ち食いうどん店みたいな佇まいですが、注文を受けてから生麺を茹で始めるようで超お急ぎの方には向いていません。また注文するといきなり小さいすり鉢を渡されますが、白ごまをすり、かつ卓上の各種薬味でお好みの七味を作りながら待つという趣向のよう。

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 完全に意表を突かれたのが麺。てっきり「武蔵野うどん」のような硬い麺が出てくるものと思い込んでいたのですが、つるつるとした口当たり&もっちりとしたコシがある並太タイプでした。これはこれで悪くはないのですが・・・ ボリュームは300g弱程度で、これだけでランチを済ませるにはちょっと寂しいかも。

 つけ汁は醤油がきつい、いかにも関東っぽいタイプ。中には豚肉とねぎが少々。さらに添付の油揚げ。こちらも値段相応にちょっと具が寂しげ。

 とはいえ、クオリティーの割に安いのは確かで、同じ駅構内の立ち食い蕎麦屋よりはお勧め。またどちらかといえば麺が美味い店なので、「ぶっかけ系」のほうが良いような気も。

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2017.10.05

米吾@米子 ~ 天ぷらそばセット

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 国鉄時代からほとんど変わり映えののない米子駅。商業ビル化せず、ただただ旧管理局が同居するだけの大駅は非常にめずらしくなりました。

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 そんな駅の構内で朝から駅そば屋が営業しています。駅弁「吾左衛門鮓」で有名な「米吾」が経営するもので早速入店。先客ゼロ、後客3。 店内はL字型カウンター7~8席のみ。

 ここがありがたいのは「吾左衛門鮓」2貫をそばとセットにできること。セットにするとちょっとだけ安くなるようです。今回は「天ぷらそばセット(760円)」を注文。

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 先に吾左衛門鮓と醤油が出てきました。肉厚の鯖を程よく炊き上げた真昆布で巻いた棒寿司で、寿司系の駅弁としては全国トップクラス。ただ少々酢がきついので飽きやすく、こんな感じでちょっとだけ食べるのが一番良いかも。

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 一方蕎麦のほうはぼそぼそした食感でイマイチ。天ぷらは海老・ナス・かぼちゃでしたが、ころもがちょっとぶよっとしていました。まぁ本業が蕎麦屋ではないから致し方ないか。店のお勧めが「たぬきそば」なのも納得。なお汁が関東風の黒っぽいものだったり、海苔が入っていたりとちょっと変わったところも。

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2017.10.04

フジイ@川口元郷(2)

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 川口郵便局のはす向かい辺り。本一通り沿いでひっそりと営業している洋食店です。川口駅からは遠く、川口元郷駅が最寄りとはいえやはり近くはないので、専ら近所の方向けの店といった風。"since1950”とあって川口だとかなり古い部類なのかも。自宅からはチト遠いので約2年ぶりの再訪。先客3、後客1。

 いつから放置状態なのか見当もつかない食品サンプルがなんともいえない味を出しています。売り物が全く判らないので今回も無難そうな「本日のランチ(750円)」を注文。この日は豚スタミナ&串カツ or 焼魚定食だったので前者を選択。

 メニューを見るとドライカレーやチキンライス、オムライスといったご飯ものが先頭。つづいてカツライスやカニコロッケライスといった「ライス+一品」みたいな品々。メニューからは定食類に力を入れているようには見えず。

 さして広くもない店にテーブルをぎっしり詰め込んでいる(4人掛け4卓、2人掛け4卓)ので店内はやや手狭。この店の最大の難点は今時珍しくランチタイムでも喫煙可なことですが、往訪した日は喫煙者がおらず助かりました。

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 ランチには漬物と味噌汁が付属。ご飯は川口の大衆洋食店らしくなくお皿で登場。豚スタミナの上にさらに目玉焼きが載ってくるのには意表を突かれましたが、正直これはいらんから野菜の炒め物を増やしてボリュームを嵩上げして欲しいもの。豚スタミナはご飯が進む濃い目の味付けで、その上に串カツがゴロリ。串カツは専ら豚肉でした。

 クォリティー的にもコストパフォーマンス的にも可もなく不可もなく、食べ過ぎない程度の量で出てくるのがある意味ありがたいかな。

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2017.10.03

鴨to葱@御徒町 ~ 鴨らぁ麺

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 御徒町駅北口を出て春日通りを渡り、ガード東側の「御徒町駅前通り」を北へ進む。先客4、後客ゾロゾロ。開店してまもなく満席になり、退店時には店内に待ち客が出るほどのなかなかの人気店。

 店外の券売機でボタン先頭の「鴨らぁ麺(750円)」を注文。ランチサービスはありませんが、「鮪屋のトロたくちらし or 鴨to葱の小親子丼セット」をプラス230円で売り出していました。他に鴨わんたん麺、鴨汁つけそば、鴨コンフィ(チャーシュー)麺など。

 食券を渡すとらぁ麺は九条葱・淡路島産玉ねぎ・丸太白葱から2つ選べると言われ、白ねぎは苦手なので九条葱・淡路島産玉ねぎに。 なお「今月の葱」とあるので、月によって多少内容が変わるのかも。

 店内は厨房と壁に向かったL字型カウンター11席。席間が狭くてオッサンばかりが並ぶとちょっと難儀。カウンターは非常に珍しいことに畳敷き。卓上には柚子胡椒、原了郭の黒七味、醤油、自家製香り一味。水セルフ。

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 やや小さめで背が高い変わった丼で登場。鴨・水・葱のみの無化調スープというのがこの店のウリ。確かに鶏とは全然違う、甘みの強い鴨出汁の旨味はしっかり出ています。ただ残念極まりないのが醤油が強すぎて、せっかくの出汁をぶち壊していること。スープを飲むのは少々きつく、ご飯が欲しくなるレベル。なんでこんなにバランスが悪いのか??

 また表面の油も多めで、層がはっきりと確認できるほど。よって飽きも早く、途中から卓上の柚子胡椒を少量投入。

 麺はごく緩い縮れ入りの細麺。黒い粒々混じりの、見た目蕎麦っぽい麺で、スープとの相性は上々。ただ丼のサイズ相応に量は少な目かな?セットメニューを頼んでいる人が多いのも納得。

 鴨チャーシューはちょっとパサつき加減でイマイチ。他に穂先メンマ、九条葱、淡路島産玉ねぎ。

 正直なんで人気があるのか良く判りませんでしたが、出来不出来が激しい店なのかも。

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2017.10.02

【観戦記】17年第28節:仙台 2-3 浦和 ~ へろへろの選手を酷使して勝つには勝ったが・・・

・アウェー上海上港戦の激闘から中3日。当然大幅に選手を入れ替えてアウェー仙台戦に臨むと思われましたが、スタメンはなんと長澤→梅崎の入れ替えのみ! 幸先良く先制したものの40分辺りから手応えが怪しくなり、後半には柏木や青木の消耗が顕著になって柏木のミスから失点。怪しげな判定も相まって後半は総じてオープンな展開になり、浦和が撃ち合いを制して辛勝。

・代表に招集された槙野&遠藤を除けば10/14神戸戦まで試合が空くので武藤のように無理使いが効く選手は極力使うだろうとは思いましたが、まさか故障持ちの柏木までスタメンで使うとは! そして案の定後半はヨレヨレになってミス連発の柏木を早い時間に下げる羽目に。柏木&ラファエルが故障欠場していた鳥栖戦の試合内容がほぼ負けに等しかったことから矢島・高木・駒井といった選手への信頼度がガタ落ちになってしまったのかもしれませんが、これで堀監督の取り柄だった積極的なターンオーバーすらとうとうお蔵入りに。

・へろへろの選手を酷使しては見たものの、またしても複数失点を喫して守備が改善される兆しは一向になく、「ボトムハーフ相手には選手の個人能力差でなんとか勝てるが、トップハーフ相手にはまるで勝てそうにない」「攻守ともにモロに個人の頑張りに依拠」といったここ数試合の内容から抜け出せず。昨年に続いてユアスタで仙台を撃破し、「ぼちぼちユアスタの苦手意識も払拭できたかもしれんな?」というのがこの試合の数少ない収穫といって差し支えないでしょう。

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・仙台は浦和戦向けに特段変わった策は弄さず、いつもの3-4-2-1。守備時はさほど前から追ってこず、5-4-1で高めの位置に守備ブロックを形成。立ち上がりの出来は双方とも芳しくありませんでしたが、18分柏木からの縦パスで興梠が裏抜けを狙い、最後はラファエルのシュートで終わった辺りから徐々に浦和ペースに。

・26分の先制点は平岡(?)のハンドで得た柏木FKから。柏木が左サイドに開いている梅崎にいったん出して仙台の注意を惹きつけたのがミソで、梅崎からの折返しをダイレクトに蹴り込んで興梠ヘッドでゴール。ゾーンで守る仙台守備陣の間に興梠が入り込んでいました。セットプレーで一工夫入れるとは実に浦和らしくない形で、これもこの試合の良かった探しに入れて良いでしょう。

・28分にはラファエルの中央突破が決まりかかり、さらにスローインから梅崎がエリア内突入&シュートといった見せ場がありましたが、前半の浦和の見せ場はここまで。以後仙台が徐々に反撃。

・浦和の守備は梅崎が最終ラインに下がってはっきりとした5バックになり、かつ武藤や柏木も頻繁に下がって青木の両脇を埋める格好(ラファエルだけが極めてあいまいな位置に)。また総員お疲れのためか前目でボールを奪回しには行かず、専ら引いて最終ラインで弾き返す趣向。5バック化は仙台得意のサイド攻撃を封じる趣旨だったのかもしれません。それならたいして機能していない4-1-4-1なんて放棄して仙台とガチンコの3-4-2-1でやればええやんと思うのですが、なぜかそうしないのが堀監督の摩訶不思議なところ。

・仙台は石原が契約上浦和戦に出場できないのが響いてか前半は総じてビルドアップがスムーズとは言い難く、またなんとか前にボールを運んでも浦和の最終ラインを突破できない時間帯が続きましたが、44分古林がなぜか前に出ていた槙野の裏を突いたのを契機に中野→三田で決定機(シュートは上手くミートできずにコロコロ)。

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・後半になると青木や柏木が明らかに動けなくなってしまい、49分には柏木の緩いバックパスを三田に掻っ攫われてそのままミドルシュートを浴びて失点。その直前47分柏木がイエローをもらった場面では青木がどう見ても間に合わないタイミングでスライディングタックルを試みてあっさり交わされたのが契機となっており、この時間帯で既に青木&柏木は耐用限界を超えていたような気がしてなりませんでした。

・同点に追いつかれたことで、早目の選手交代で逃げ切りたかったであろう堀監督の算段もフイに。50分には右サイドで中野に絡まれた遠藤がボールを失ったのを契機に後半投入の西村にポスト直撃のシュートを撃たれる一幕も。あれが決まっていたらそのまま浦和が逆転負けを喰らっていた可能性が極めて高いと思わざるを得ないくらい、この試合を通じて浦和が最も危なかった時間帯でした。

・ただこの遠藤のボールロストが浦和2点目の伏線に。60分右サイドで遠藤が野津田から強引にボールを奪ったのを機に、遠藤クロス→興梠ヘッドで2点目。遠藤は野津田を突き飛ばしたかのように見えるので失点後仙台が猛抗議するのは当たり前ですが、遠藤は中野に絡まれてボールを失った際にこの主審の傾向を会得したのでしょう。審判の傾向をうまく利用するのは鹿島が極めて得意で、浦和は総じて苦手でしたが。

・なんとか仙台を突き放した時点で堀監督はすかさず柏木を下げて長澤を投入。長澤は上海上港戦と違って攻撃に関与することはほとんどありませんでしたが柏木よりは動ける分格段にマシで投入には一定の効果があり、青木の負担も幾分軽減されて水を得たカピバラ状態に。67分椎橋のクリアミスを拾ってエリア内突入、69分仙台CKからカウンターと武藤に2度決定機がありましたが得点ならず。

・堀監督は74分に興梠を下げてズラタンを投入。興梠も相当お疲れなので妥当といえば妥当な交代ですが、守備はほとんどしない上にボールロストを繰り返して仙台のカウンターの基点にしかなっていないラファエルを放置したのがなんとも奇怪。負けていたらこれが失着として叩かれていたでしょうが、堀監督は相当分が悪い賭けに見事勝利。右サイドから突如中へ斬り込んできたラファエルが武藤とのワン・ツーで見事に中央突破して3点目。エリア内に入るとラファエルのシュート精度が活きます。というか、そもそもサイドに配しているほうがおかしいとしか思えないのですが。

・しかし謎過ぎたのはその後もラファエルを放置したこと。これが浦和のサイドの守備を最後に破たんさせた主因になったことは疑いの余地がありません。おまけに梅崎の消耗も著しくて左サイドの守備も相当怪しくなり、仙台は途中投入のクリスラン目がけて得意のクロス攻撃を連発。87分には左サイドから蜂須賀クロス→クリスランどフリーでヘッドも運よく西川の正面。しかし、88分右サイドからどフリーすぎる中野クロス→クリスランヘッドで失点。最後は阿部がクリスランに競り負けていますが、それ以前に中野を誰も見ていないのが問題すぎるでしょうに。

・当然すぎる失点を喫してから堀監督は遅まきながらラファエルに代えて高木を投入。しかも高木が右SHという見慣れない形で、それなら宇賀神のほうがまだマシでしょうにと思いましたが、何はともあれ大穴をかろうじて繕ってなんとか逃げ切り勝ち。ATには武藤に決定機が2度ありましたが得点ならず。武藤は前目の選手の中では最後まで気を吐いていただけに得点という形で報われなかったのは残念でした。

025

-----興梠-----
梅崎-武藤-柏木--ラファエル
-----青木-----
槙野-マウリシオ--阿部-遠藤
-----西川-----

(得点)
26分 興梠
60分 興梠
82分 ラファエル

(交代)
61分 柏木→長澤
74分 興梠→ズラタン
89分 ラファエル→高木

030

-----野沢-----
--野津田----梁--
中野-三田--奥埜-古林
-椎橋--大岩--平岡-
------関-----

(得点)
49分 三田
88分 クリスラン

(交代)
HT 梁→西村
70分 野沢→クリスラン
70分 古林→蜂須賀

・石原不在の影響はやはり甚大。なにかと気ままなクリスランは頭からは使いにくいのでしょうが、なんだかんだとクリスランを入れたほうが仙台はやることがはっきりします。クリスランの高さに阿部どころかマウリシオすら苦戦していたので、浦和が最も危なかった後半立ち上がりの時間帯にクリスランを投入していたら浦和をそのまま押し切れたかも。言い換えれば渡邉監督が地上戦に拘って勝機を逸した感も。

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2017.10.01

國分ラーメン食堂@金町 ~ 中華そば・醤油

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 常磐線金町駅北口から徒歩2~3分程度。駅北西の「金町一番街」内。先客8、後客4。

 券売機は無く、入店時にレジにて注文するシステム。メニュー先頭の「中華そば・醤油(720円)」を注文。ランチサービスはなし。メニューは他に中華そば・塩、鶏そば(醤油・塩)、つけそばなど。

 店内は厨房に向かってL字型カウンター6席と4人卓×1。水セルフ。卓上には胡椒と一味だけ。店主どころかアシスタントの女性も恰幅が良くて厨房がやたら狭く見えました(苦笑)。

 開店直後にどっと先客がやってきたようで誰も食べておらず、しかも2杯ずつしか作れないようなので20分くらい待たされてようやく登場。

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 スープはかえしは控えめに、鶏ベースと思しき出汁がじっくり味わえるあっさり系。表面の脂は程よくコクを加える程度。底のほうにわずか柚子皮。この出来ならついつい飲み進んでしまいます。スープが美味いので麩を浮かべたくなるのも道理。

 麺は太め、かつ手揉みの強い縮れ入りで、水気の多いつるつる、もっちりしたタイプ。この麺だとスープに対して少々強すぎる印象を受けました。大盛りを注文している客もいましたが、それだといかにもスープとのバランスが完全に崩れそう。

 麺とスープのバランスがもう一つなので、味がしつこくない程度にしっかり煮込まれてトロトロのチャーシューや鶏つくねで旨味を補完しながら食べ進むのが良さげ。ただ鳥つくねに黒胡椒をまぶすのは蛇足感ありあり。

 他に穂先メンマ、かいわれ、刻みネギ。

 細かい難点はありますが、この出来なら人気になるのも納得。

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2017.09.30

薫堂@御徒町 ~ アゴだし醤油ラーメン

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 御徒町駅南口を東へ出てすぐの「台東3丁目」交差点で昭和通りを越えてさらに東へ。「竹町公園」交差点を南へ下る。もはや昭和通りより清州橋通りのほうが近いところにあり、駅から近いとは言い難い立地。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機で基本と思しき「アゴだし醤油ラーメン(750円)」を注文。ランチサービスはなし。

 メニューは「だし醤油ラーメン」との二本立て。さらに限定15食ながら「アゴつけ麺」を用意。「アゴだし」と「だし」の違いをどこにも明示してないのはどうかと思います。カウンターにウンチク書きもなし。「アゴ」はマニアならトビウオの煮干しであることは判りますが、「だし」ま全く正体不明。

 店内はL字型のカウンター9席のみ。脚が長くて座面が小さい苦手の椅子。券売機横には紙おしぼり&エプロンなどが用意。水セルフ。厨房内にはしゅっとした兄ちゃんが二人。

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 スープは「アゴだし」を掲げるだけあって、アゴをメインとした魚介系の出汁がしっかり。かえしも控えめにして出汁を味わってもらう趣向なのかな? すっきりとした後味の良さから察するに無化調なのかもしれませんが、麺に絡ませるスープとしては悪い意味での無化調らしい物足りなさも少々。無論飲む分には何の差支えもなく、ついつい完飲してしまいましたが。

 麺は細いストレートで、日本蕎麦にも似たしなやかな仕上がり。優しいスープに合わせるにはぴったり。別皿でライムが付いてくるので、途中で絞ってみたところ魚介風味が後退して一段とマイルドというか癖のない味わいに変化。ただ元々がそんなに個性の強いスープではないので、無理に入れる必要もなさげ。

 バラ肉チャーシューは程よく脂が差し、とろっとした食感でまずまず。メンマの代わりに細かく刻んだエリンギを入れてあるのが変わっています。刻みネギもやや多め。

 好きな方向性でクオリティーも悪くはありませんが、マニア受けするほど突き抜けた個性はなし。しかも立地的に近所の方向けの店っぽいのに、ランチ需要を満たすにはちょっと淋しいという気が。半ライスサービスでも付けないと厳しい気がします。

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【展望】17年第28節仙台戦

(成績)

・勝ち点35(10勝5分12敗)の12位。もはや残留争いに巻き込まれる恐れはないが、トップハーフに入れる可能性も薄いという例年通りの成績でシーズンを終えようとしています。残留争い組に対する取りこぼしは少ないが、上位陣にはまるで勝てないという判りやすい傾向があり、しかも好不調の波もでかくて今季既に3連敗が2回。中下位になるべくしてなっているという成績です。

・前回対戦で浦和に7点取られた他、3点、4点と大量失点している試合が目立つ反面、ボトムハーフの中では得点力が高く、勝てばボロ勝ち、負ければボロ負けといかにも成績が安定しないチームらしいスタッツを残しています。

・直近ではFC東京相手に双方何の見どころもない塩試合をやったかと思えば、C大阪戦では一歩間違えれば壮絶な撃ち合いになりかねない派手な試合を演じており、シーズンを通してどころか試合毎でも出来不出来が激しいチームなのかもしれません。

・但し、ルヴァン杯では鹿島を撃破して準決勝進出。鹿島はCBの層が薄いのが数少ない泣きどころで、レギュラーCBが共に代表招集で不在だった幸運に恵まれた気がしますが、これはこれでたいしたもの。

(戦力)

・夏の移籍期間ではカザフィ体制下で完全に出番を失ったWB古林と、広島から新潟・清水とレンタルに出されるもいずれもフィットせずに終わったMF野津田をレンタルで獲得。共にコンスタントにスタメン出場しており、ピンポイントに良い補強をした模様。

・一方故障者が多く、序盤攻撃の軸になっていた左WB永戸とボランチで不動のスタメンだった富田が長期離脱。左WBは中野が穴埋めしていますが、ボランチは適任者不在なのか、なんと基本前目の奥埜が!

・リーグ戦中盤でボコボコ点を取りだしたFWクリスランは故障の影響なのか、戦術的な問題なのか、最近は後半途中からの出場に留まっています。次節浦和戦は浦和からレンタル中のFW石原が契約上出場できないので、1トップに誰が入るのかが見もの。前節C大阪戦では石原に代えて途中からなんと野沢が登場。なお今年獲得した平山は開幕前に大けがをして以降全く出番がありません。

・他に前節はGKシュミットダニエルが小破して欠場。

・若返りは着実に進んでいて、FW野沢や右WB菅井はほとんど出番がなくなった上、MFリャンも高卒3年目の西村に押し出されて最近は後半からの短時間出場に留まっています。CB増嶋も高卒2年目の椎橋にポジションを奪われてベンチへ。出番が減った左WB石川は札幌へレンタルに出されてしまいました。若返りが進んだのが今年の仙台の最大の成果かも。

(戦術)

・渡邉監督は今季新たに取組んだ3-4-2-1を一貫して採用。また渡邉監督はポゼッションに拘りをもっているようですが、仙台がパスを繋いでボールを前に運んだところで特に何かが起こるわけではありません。相手がプレッシャーをかけて来ても慌てなくなった辺りはポゼッションに拘ってきた甲斐があったかなと思いますが、それ以上の意味はなさげ。持ち味はむしろショートカウンター。

・なんとか前にボールを運んでも結局両WBからのクロス攻撃に頼りがち。アーリー気味にでもバンバンクロスを放り込んできます。このスタイルには夏に獲得した古林がぴったりで、どうしてもちょこちょこ仕掛けたがる腰高ドリブラーの中野はイマイチ。ただ往々にしてボールウォッチャーになりがちな浦和DF陣にとって大外へのクロスを多用する仙台の攻撃は非常に苦手かも。

・また三田&野津田とシュートレンジが広い選手がいるので、バイタルエリアがぽっかり空くとミドルシュートをぶちこまれかねません。

・梁がスタメンを外れることが多くなったのでFKは三田が蹴っていますが、元来得意だったセットプレーからの得点への影響は不明。

・守備は素早く攻守を切り替えて高い位置から積極的にプレッシャーをかけてきます。前目でボールが奪えない時の次善策として5-4-1の守備ブロックを敷くような格好。ただ富田がいないためかバイタルエリアの守備が案外緩くて、C大阪戦では際どいシュートを随分撃たれており、単にC大阪(特に山村)の決定力不足で事な気を得ただけのような。従って、最近は複数失点こそ記録していませんが特段守備が堅くなったようには見受けられません。

・浦和からレンタル中の石原がこの試合は契約上出場できず。石原はフィニッシャーとして(リーグ戦総得点34のうち8点が石原。ついでクリスラン7点)、さらにビルドアップというか縦パスの受け手としても文字通り孤軍奮闘中なので、石原不在の影響は半端ないと思われます。実際前節対戦時では石原不在がモロに響いて仙台の攻撃はほとんど体をなしていませんでした。

(浦和の対応)

・ACLアウェー上海上港戦から中3日。怪我を押して強行出場した柏木を筆頭に前目の選手を中心に疲労は甚だしく、守備陣もフィジカルの強い相手に激しいバトルを演じて相当お疲れだと思われます。仙台戦を最後に9/9柏戦から中2、3日で続いた連戦が終わり、代表に招集された槙野&遠藤を除けば10/14神戸戦まで試合が空くので無理使いが効く選手は極力使うのでしょうが、幸か不幸か浦和にとってリーグ戦はもはや消化試合。

・従って、上海上港戦でベンチスタートだったズラタン・高木・矢島・駒井・森脇は全員スタメンで出て来ても何らおかしくありませんし、故障明けの宇賀神も槙野に代わって左SBで出て来ても不思議はありません。

・少々机上の空論っぽいものの面子はそれなりに計算が立ちますが、問題は依然機能する気配のない戦術のほう。堀監督は相手に応じてフォーメーションを変える考えは全くなさそうで仙台相手でも4-1-4-1で臨むのでしょうが、準備期間もない中で面子を大幅に入れ替えて突如新戦術が機能し始めるとはとても思えないので、当然ながら苦戦が予想されます。

・埼スタではどういうわけか渡邉監督が付け焼刃の対浦和戦術で臨んで大敗する試合が目立ちますが、今回は立場が逆で戦術の成熟度が低いのは浦和のほう。ただでさえ苦戦しがちなユアスタでどうなることやら。

----------------------------------------
<前節:C大阪 1-4 仙台>

-----石原-----
--野津田----梁--
中野-三田--奥埜-古林
-椎橋--大岩--平岡-
------関-----

(得点)
42分 石原
70分 野津田
77分 椎橋
90分 野沢

(交代)
69分 石原→野沢
73分 古林→蜂須賀
81分 リャン→西村

<前回:浦和 7-0 仙台>

---梁---奥埜---
-----藤村-----
永戸-三田-富田-蜂須賀
-増嶋--平岡--大岩-
------関-----

(交代)
HT 藤村→クリスラン
68分 永戸→茂木
68分 蜂須賀→菅井

・便宜上3-4-1-2と記しましたが、そんな形になっている時間帯はなく、前半は完全に5-3-2。後半クリスランが入って3-4-2-1に戻した風でしたが、如何せん陣形ガタガタの前がかりなのでよく判らず。

・それにしても毎回毎回渡邉監督は浦和とのアウェーゲームでやり慣れない策を弄して、その度に惨殺されるのか不思議でなりません。わざわざ伝統の4-4-2を放棄して、今年3-4-2-1に取り組み始めたばかりというだけでもかなりのハンデと目されるのに、この試合ではその3-4-2-1すら放棄してなぜか5-3-2を採用して案の定全く機能せず。

・おまけに過密日程でも何でもないのに、前節川崎戦からスタメンを3人も入れ替え。新戦術定着を最優先にここまでリーグ戦5試合とも同一スタメンでやっていたと目されるのに、なんでここでわざわざスタメンを弄るのか??? しかも抜擢した3人(藤村・蜂須賀・増嶋)が揃いも揃って何の役にも立たないありさま。普段やってないフォーメーションを採用し、しかもスタメンまで弄ってチーム熟成が進んだ浦和に対峙するなんて愚の骨頂。7-0の大差は起こるべくして起こったような気がします。

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2017.09.29

志奈田@秋葉原 ~  純濃煮干つけ麺・大

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 秋葉原駅から電気街口から西へ。昌平橋通り沿い。昌平小・幼稚園近く。「志奈そば 田なか セカンド」がリニューアルされたもの。11時の開店直前に到着したところ先客ゼロ。開店までに一人やって来て、開店後客6。

 屋号に「九十九里煮干つけ麺」と冠している通り「煮干しつけ麺」が売り物の店で、店内の券売機で基本と思しき「純濃煮干つけ麺(890円)」を注文。つけ麺は並240g、中360g、大480gが同料金サービスのようですが、今日あまり一般的ではない「茹で後表示」なのが曲者。茹で前表示よりかなり嵩上げされると見て、思い切って「大」を注文。

 なお往訪した火曜日はライスor本日のまかない飯の無料サービスをやっていることに後から気づきましたが店から積極的には勧めておらず、常連と思しき後客が2人自主申請しているだけに留まっていて、正直ちょっとなんだかなぁ。

 メニューは他に淡麗汐煮干つけ麺、辣濃辛煮干パクチーつけ麺、淡麗汐煮干そばなど。つけ麺専門店というわけでもなさげ。

 店内は厨房沿いに2段に折れたカウンター10席強。水セルフ。キャパの割にはスタッフが4人もいました。

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 つけ麺にしてはでかい器でつけ汁が先に登場。とろみがあるどころか、麺を落としてもまったく沈まない超ドロドロタイプ。食べ始めは確かに煮干しの味わいを感じますし、それ以上に食べ終わった後で煮干しの味わいがしっかりと残りますが、煮干しがウリの割には全体に甘くて、また思いの外酸味がきついのが特徴的。しかも動物系出汁を合わせていることも相まってか総じて重くてくどい印象しか残りませんでした。うーん、「煮干し」を正面に掲げてこれはきつい。

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 麺はきしめんみたいな水気多めの平打ちのストレート太麺。これ自体はすすりやすて食べやすいのですが、超ドロドロつけ汁に合わせるはちょっと弱いのでは? またともすれば麺につけ汁が絡み過ぎ、味が濃すぎて食えなくなるので注意。下1/3くらいをちょんとつけ汁に浸けてちょうど良いくらい。途中でレモンを絞って麺にかけて見たところくどさがずっと後退していい塩梅に。

 なおこの店の「大」は、食後の感じでは茹で前表示の300g相当かな? これから類推するに、おそらく「並」は女性向けの品揃えで、オッサンには絶対に物足りないと思います。

 薄切りのチャーシューもつけ汁に埋没すると味わいもへったくれもなくなるので、これまたちょんとつけ汁に浸けてちびちび齧るのが吉。最初からつけ汁に浸かっているメンマとかチャーシューとかは御愁傷様。またチャーシューの上に天敵青葉が載っているのに気づくのが遅くて除染に失敗し、半ば地雷を踏みながら食べているような格好に。

 最後にスープ割りを試してみましたが、スープはちょっとしか注いでもらえず、おまけに一段と甘さが際立つ感じに。

 「煮干し」につられてやってきたものの、ちょっと期待外れ。個人的には「志奈そば 田なか セカンド」がかなり気に入っていただけに、改悪と言わざるを得ないリニューアルでした。

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2017.09.28

【TV観戦記】ACL2017・準決勝第1戦:上海上港 1-1 浦和 ~ 耐えに耐えて価値あるアウェーゴール付きドロー

・シュート数21対3。前半はともかく後半はほとんど攻撃の形を作れず、しかも後半半ば過ぎにはすっかり足が止まってボールキープもままならなくなってしまいましたが、浦和守備陣の奮戦に加え終盤上海上港(以下「上海」)の攻撃が雑になったのにも助けられてなんとか追加点を与えず、価値あるアウェーゴール付きドローで第1戦を終えることができました。

・シュート数がたった3本に終わったことを考えれば、アウェーゴールが奪えたのは奇跡と言っても良いくらい。とはいえ、相対的にマシだった前半のうちに浦和らしいというかミシャスタイルの残り香が漂う形でゴールを奪えましたから、奇跡かもしれないが偶然ではありません。ただシュートどころか攻撃で良い形を作れた回数があまりにも少なかったのが残念なだけで。

・この試合で称えるべきなのはどう見ても守備陣というか全体の守備意識の高さ。ラファエルを例外として全員実によく頑張った。攻→守の切り替えが実に早く、前線から懸命に戻って穴を塞ぎ、要所要所で体を張って超強力なブラジル人選手に食らいつく。

・特に目を惹いたのが長澤の奮戦。ACLどころかリーグ戦でもほとんど出番がない長澤ですが、やはり海外経験は伊達ではないようでフィジカルの強い相手に全く当たり負けせず、しかも運動量も豊富。正直今までなんで長澤を使わなかったのか、長澤を使っていればしょーもない失点の数々はなかったのではないかと訝しくなるくらい。

・長澤がやや別格な感すらありましたが、武藤も青木も、そして故障明けの柏木も、とにかく中盤の選手は精力のほとんどを守備に費やしたような気がしました。また今年失態が目立つGK西川も再三の好守で試合を締めました。

・スタメンはWB/SHに相応しいスペシャルなサイドアタッカーが誰もいないという非常に珍妙な形。さすがに専業WBがゼロでは3-4-2-1の敷きようがなく、ふたを開けてみれば左SH武藤、右SHラファエルの4-1-4-1。前節鳥栖戦と比べると故障明けのラファエルと柏木がいきなりスタメン入りし、さらに長澤と青木がスタメンに復帰して高木・矢島・駒井・森脇が外れた格好。鳥栖戦から中3日である程度ローテーションの意味合いがあるのでしょうし、それ以上に矢島と高木はフィジカルが弱くてACLでは使えないという判断だったのかもしれませんが、矢島→長澤の入れ替えは見事に奏功しました。

・しかもこれまた珍妙なことに槙野がほぼ右SHフッキにマンツーマンでマーク。槙野がフッキを止めている間に長澤がプレスバックしてサンドイッチ。当然槙野がフッキに釣りだされて左サイドに穴が開くことがありますが、そこは武藤が懸命に駆け戻って穴埋め。今年一対一で醜態をさらすことの多い槙野ですが、タスクを単純化してやればまだまだ頑張れる模様。35分に槙野が攻撃参加してしっかりカウンターを喰らうという見慣れた光景もありましたが、概してこの策は嵌ったようでフッキは槙野を嫌がってか後半途中から左SHへ。

・「概して上手く行った」といっても完全には防げないのがフッキの恐ろしさ。15分の失点場面は青木がオスカルに釣りだされて左サイドに流れてしまい、バイタルエリアに進出してきたフッキへの槙野の対応が遅れたのが結局命取りに。普段ならまずぶち込まれないはずの距離から恐るべき精度のミドルシュートを決めるフッキを褒めるべきなのでしょうが。

・前半カウンターで20分エウケソン、35分フッキ、39分・44分オスカルと決定機を作りながら追加点が取れなかったのに業を煮やしてか、ビラスボアス監督はラファエルの存在ゆえに守備が相対的に緩い浦和右サイドに目を付け、後半早々に左SBを代えて大攻勢。55分には早速投入したばかりの左SBウー・ハイ(21番)のクロス→アフメドフ(25番)、56分にはサイドへ流れたアフメドフ→オスカルで決定機を作るのに成功しました。

・さらに60分柏木をあっさり交わしてバイタルエリアに侵入したアフメドフが決定機を作り(エリア内に突入したウー・レイ(7番)のオフサイド判定が遅れてややこしくなりましたが)、終わってみればこの「アフメドフ祭り」が浦和にとって最も危険な時間帯でした。68分オスカルFKがポストを直撃した場面も、元はと言えばアフメドフのスルーパスを受けたエウケソンをマウリシオがファウルで止めざるを得なかった場面からですし。言い換えれば、この辺りから守備で奮戦していた柏木&長澤が疲れてアフメドフの前方進出を許しがちになったということなのでしょう。

・後半も半ばを過ぎると浦和の足はすっかり止まり、ほとんどボールを繋げずに前に蹴りだすだけに。しかも疲弊が激しい前目のスタメンに守備が計算できる人材を集中して使ったがために、ベンチメンバーで守備が頑張れそうなのはズラタンくらいしかいないためか、堀監督の選手交代は遅れに遅れて80分になってようやくラファエルを高木を投入。極めて守備がヤバい選手をかなり守備がヤバい選手に代えるという、妥当と言えば妥当、苦し紛れといったほうが近い策を放ったところ案の定88分に高木の緩いバックパスをウー・レイに奪われる大ピンチが!!

・ただなんだかんだと終盤の上海の決定機はこれしかなく、しょーもないパスミスが頻発するなど攻撃が随分雑になって足の止まった浦和をしっかり崩すような仕掛けは見られずじまい。浦和の失速がより目立ってしまいましたが、上海もそれなりに疲れていたのでしょう、たぶん。

・なにぶんシュート数21対3という試合だったので守備陣の奮戦が嫌でも目に付きましたが、アウェーゴールは見事な形。青木がふんわりとした縦パス→興梠裏抜け→折返しを柏木が右脚シュート! 何度も狙っていた興梠の裏抜けが見事に奏功した形といってもいいでしょう。

・ただこういう流麗な崩しが見られる回数は非常に少なかったのも事実。上海の中盤の守備は実にいい加減で、J1ではまず見られないくらいスカスカ。浦和のビルドアップを阻害する様子なんてまるでなく、最終ラインでなんとか弾き返しているだけ。従ってミシャスタイルが機能している時期なら上海守備陣をズタズタにしていた可能性が高いような気がしてなりませんが、今の浦和は攻撃が実にお粗末というか単調というか。ボールを前線まで運んでも前線の選手間で呼吸は合わず、テンポは変わらず。少なくとも攻撃に関してはこの日も4-1-4-1はほとんど機能しなかったかと。

・特に故障明けで無理やりスタメン起用したかもしれないラファエルの右SHは案の定ほとんど機能せず。堀監督はラファエルでカウンターをちらつかせたつもりなのかもしれませんが、唯一の見せ場だった50分上海の緩いバックパスを掻っ攫ってエリア内に突入した場面で決められず。あとはせいぜい57分に右サイドを突破して武藤へクロスを送った場面があったくらいで、むしろカウンターの好機でいつもの持ちすぎ癖を出して好機を潰していた印象。39分にはラファエルのボールロストからオスカルに決定機を与えてしまいました(しかもシュートストップ時に芝がズルっと剥けて西川が体勢を崩すおまけ付き)。

・アウェーゴール付きのドローなので若干有利な形で第2戦を迎えられましたが、第2戦までに浦和がたいして点を取れる形を作れないという問題を解消しないと先制されると一気に苦しくなります。今年のACLに関しては無類の強さを見せるホームゲームですが、果たして結果は如何に。

-----興梠-----
武藤-長澤-柏木--ラファエル
-----青木-----
槙野-マウリシオ--阿部-遠藤
-----西川-----

(得点)
15分 フッキ
28分 柏木

(交代)
80分 ラファエル→高木
89分 興梠→ズラタン
90+3分 柏木→宇賀神

・長澤は後半開始早々ファウルを受けたフッキと何やら談笑する余裕も! もっとも35分にカウンターを喰らった後に阿部もフッキと何やら話しており、阿部も一応海外経験ありとはいえ、共にフッキが片言の日本語をしゃべっていただけじゃないのかという疑惑も少々(苦笑)。

・青島ビール賞は柏木。埼スタには岡野モドキしか来なかったのに、今回は青島ビールの美女軍団に囲まれて柏木も心なしかご満悦。

・オスカルはどういう訳か浦和戦では外しまくる印象。深い切り返しで対面の相手が転んでいるのに外してしまう。ああ、なんてオスカルなの!!!

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2017.09.27

二代目 にゃがにゃが亭@三河島(3) ~ さんま醤油そば

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 三河島駅改札口前の道路を渡り、線路北側の路地を東に入ってすぐ。回りは韓国料理屋だらけ。4年ぶり3度目の往訪。9時半とラーメン屋としては異例に早いが、「朝ラー」にしては遅いという妙な時間から開店している店で、早い時間帯から先客6、後客3と繁盛。

 メニューは「こいくちたれ」の「中華そば」と「うすくちたれ」の「さんま醤油そば」、さらに「つけそば」の3系列。券売機のボタンは「中華そば」系列が先で、お勧めはその系列の「わんたんそば」でしたが、「さんま醤油そば(750円)」を注文。以前あった「塩そば」は止めてしまったのかな? ランチサービスはなし。

 店内はL字型カウンター8席。接客係のオバチャンががっつりと座席を指定して来ます。厨房内には店主と2人体制。

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 やや大きめの丼に熱々のスープがたっぷり注がれて登場。非常にシンプルな外観で表面で脂がテカテカ光っています。「さんま」を冠していますが、魚臭さが漂うほどではなく、あくまでも香味油でコクを加える程度にとどめている様子。スープは鶏ガラベースでしょうか?表面のテカテカほどには脂っぽさはなく、雑味のないあっさり、すっきりした味わい。

 麺は並太の平打ち縮れ麺。いかにも水分の多そうな麺で心持ち柔らか目の仕上がり。つるつるした食感も楽しく、おまけにスープが良く絡みます。

 モモ肉チャーシューは脂身が少ないながら柔らか目のものが2枚。他にほうれん草、メンマ、刻みネギ、ナルト、海苔。

 足しげく通いたくなるほどの中毒性はないが、いつでも安心して食べられる。中華そばの保守本流っぽい一杯です。

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