2024.07.15

【DAZN観戦記】24年第23節:京都 0-0 浦和 ~ 残留争い組にまたしても勝てず

 動ける選手をかき集めてなんとかスタメン&ベンチ入りメンバーを組んだ感がありありでしたが、それも半ば自業自得。後半はゲームコントロールに失敗して「負けなくて良かった」試合になってしまいました。

《スタメン》

 浦和のスタメンはイエロー累積で出場停止の石原に代えて故障明けの関根をスタメン起用した他、前節湘南戦から佐藤→井上、エカニット→大久保、武田→グスタフソン、リンセン→サンタナとスタメン5名入れ替え。

 佐藤がベンチ外だったのがとにかくビッグサプライズ!!試合後の会見で「佐藤瑶大は昨日・今日と体調不良で発熱もあり、メンバー入りすることができませんでした」と明かされ、故障ではなかったのが不幸中の幸いでしたが、石原出場停止&井上をスタメン起用せざるを得なくなったため、ベンチにDF登録の選手というかおよそ守備に持ち味がありそうな選手が誰一人としていないという非常事態に。

 そして故障明けの関根を右SBでスタメン起用したものの90分持つわけがなく、その対策としての「右SB井上」プランが崩壊したのが痛手に。

 またリンセンと前田が故障し、興梠もベンチ外となったので、故障明けの小泉&松尾と獲得したばかりの本間&二田がベンチ入り。

 京都は天皇杯3回戦から中3日と天皇杯不出場の浦和より日程面で不利でしたが、天皇杯はほぼフルターンオーバーで臨んだ(しかも清水相手に完勝)ため、リーグ戦前節福岡戦との比較では契約上浦和戦には出場できない宮本に代えてアピアタウィア、さらに福田→鈴木冬のスタメン2名入れ替えのみ。なお平戸と一美は天皇杯含めて3連闘。川﨑・原・トォーリオも天皇杯で後半から長時間出場していました。

 なお京都はCB/左SB麻田が故障長期離脱中。右SB福田も前節故障。

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《試合展開》

 グスタフソンがスタメンに戻ってきたためか、浦和の布陣はグスタフソンアンカーの4-1-2-3に回帰。京都も全く同じ布陣でいつものように前からマンツーマン気味にガンガンプレスをかけてきました。

 浦和は立ち上がりからロングキックを多用して京都の前プレを交わすものの、蹴った先で何も起こらずじまい。それでも19分西川のロングフィードが最前線に飛び出した関根に通って初めて決定機を作りましたが、左SB三竿に絡まれたこともあってか関根のシュートはGKクソンユンが難なくセーブ。

 それでもこのプレーを機に京都を自陣に押し込みだし、浦和ペースになりかかったところで相手との接触も何もないのにグスタフソンが座り込んでしまって、25分にやむなく武田と交代。フォーメーションも大久保トップ下、武田右SHの4-2-3-1に変更。

 試合後会見によれば「サミュエルは首のあたりを抑えていたので、我々もそこでギャンブルをしたくないということで、交代しました」とあって、故障なのかなんなのかよく判らずじまい。グスタフソンは立ち上がりからパスが微妙にずれる場面続出で、そのままいたらいたで何かやらかしてた可能性も結構あったと思いましたが・・・

 武田投入後も京都を自陣に押し込み続けましたが、怪我人多発で試合毎に出場メンバーがコロコロ代わるのが災いしてかラストパスがわずかに合わない場面が多くて決定機を作れず。

 逆に40分武田と福岡のハイボールの競り合いからのこぼれ玉をアピアタウィアが拾ったのを契機にカウンターを食らって右サイドからトゥーリオがクロス→ファーで原の一発を浴びてしまいましたが、ゴールマウスをカバーしていた井上が渾身のクリア!! 45+1分には京都のシンプルな攻撃で川﨑がミドルシュートを放つもここは西川がセーブ。

 後半立ち上がりは珍しく京都がボールを握って浦和を押し込む展開になりましたがこれといった決定機は作れずじまい。逆に浦和は53分右サイドで武田→関根→伊藤とショートパスを繋いでの見事な崩しで決定機を作りましたが、伊藤のシュートをGKクソンユンが右手一本でビッグセーブ!!

 60分浦和は関根→二田、大久保→松尾と二枚替えを敢行して渡邊を右SBへ転用。試合後の会見で「トモとタカに関しては、試合前から60分以内だと話し合っていました」そうで、これはやむを得ないでしょう。しかし、残念ながら投入された二田も松尾も良いところなし。獲得したばかり&オーストリアでもこれといった実績がない二田に多くを期待するほうが無理もありましょうが、松尾はスピードもドリブルの切れ味もなく、正直「出したらアカン」状態で無理やり起用された感が・・・

 一方京都は同じ60分に鈴木冬→佐藤、一美→平賀と二枚替え。鈴木冬も一美も天皇杯から中3日での3連闘だったのを考慮しての交代でしょうが、交代選手の出来の差が響いて試合は徐々に京都ペースに。64分左サイドから平戸クロス→ファーで佐藤の決定機を作りましたが、ここは西川がファインセーブ。

 とはいえ京都は浦和にパスを回されまくったのが響いてか足が攣る選手が続出。75分に福岡を米本に代えたのはともかく、アピアタウィアを金子に代えざるを得なくなったのは大誤算だったでしょうが、浦和は浦和で途中投入の選手が全く機能せず、スタメンは次第に足が止まってそんな京都を仕留めきれず。

 そして井上が足を攣ってしまったので84分に堀内と代えて伊藤をCBへ転用。それはともかく同時にサンタナに代えて小泉を投入したのが謎というか、サンタナがいなくなってもなぜかロングボールを多用しつづけるのが謎でした。

 京都は87分新戦力のエリアスを投入。89分自陣深い位置でエリアスに絡まれた伊藤の横パスがボックス内でトゥーリオに奪われる絶体絶命の大ピンチ!!しかしエリアスのシュートを伊藤自らカバーしてなんとか事なきを得ました。

 ATは7分もありましたが、サンタナを欠いた浦和はロクにボールを前進させることすら出来なくなり、京都の攻勢を何とか凌いでスコアレスで試合終了。

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《総評》

 もともと左SBは頭数が足りず、おまけに酒井とショルツが突然移籍して最終ラインは明らかに人出不足なのになぜか補強は立ち遅れ。前目は相変わらず怪我人だらけで、故障明けというか半病人みたいな選手を無理やりベンチ入りさせている状態。

 「闘う前から負けている」状態な上に「故障明けを無理使いしてまた故障させてしまう」という「ヘグモの鉄則」がこの試合でもまたしても発動。そんな状態なので「負けなくてよかった」としか言いようがないでしょう、この試合は。

 使える選手が少ないのはフツーはFB本部の責任(特に現時点での最終ラインの頭数の少なさは明らかにFB本部の責任)ですが、ヘグモはなんだかんだと「自分で壊している疑惑」が付きまとうので、あんまり「こんな手駒でやらされる監督が気の毒」とは正直思えません。リカやスコルジャはホンマ手駒がしょぼくて気の毒でしたが。

 この試合では突然スタメンに抜擢されたCB井上が佐藤と比べても何ら見劣りするところがない仕事ぶりを見せてくれました。石原を筆頭に安居や武田、そして井上と沖縄キャンプ時にはチーム内序列が最劣後っぽかった選手を仕方なく使ったら全然悪くなかった事例が続出。ヘグモってなんなんやろ・・・

 リカやスコルジャは控え組の練習時のパフォーマンスもちゃんと見てて、TMとかで良い感じだったら実戦起用して結果を出していたのを思い返すと、どうしてもヘグモのしょぼさが際立つんだよなぁ・・・まぁ調子よさげな控え組を実戦起用しやすいルヴァン杯がないのが響いているのは確かですが。

 そんなヘグモのチームマネジメント能力に疑問符付きまくりの今日この頃ですが、この試合では湘南戦に続いてゲームマネジメントにも疑問符。

 「今日は前半後半のラスト5分にピンチが集中していた。その時間に課題があると思うが?」との記者の問いに対してヘグモは「我々に疲れがあったというところもありますし、新たな組み合わせでもあったということで、しっかりとボールをコントロールできない、ロストが多い時間となってしまいました。」と答えていましたが、それは湘南戦で逆転負けを食らったことの繰り返し。

 前述のようにサンタナがいなくなったのにロングボールを闇雲に蹴っているのはホンマ謎。頭上を飛び交うボールを眺めているだけの小泉が哀れ。湘南といい京都といい「ドタバタサッカー好き」の相手に合わせてどうする??

 湘南に負け、京都には引き分けと降格圏を彷徨うチームにまたしても勝てませんでしたが、現時点の実力は浦和が降格圏相当なんだから仕方ないかと。

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《選手評等》

・今日の「良かった探し」は前述の井上に加え、関根右SBがフツーに計算できること。パリ五輪出場のため大畑がいなくなる次節以降はひょっとすると左SBで出てくるかも?

・今のゴール裏はこんなクソ試合でも監督もFB本部も表立っては批判せずに堪えているのは偉いと思います。ここだけは隔世の感。もっとも次の札幌戦で負けたらブチ切れるかもしれんけど。

・この試合は実況も解説も語彙が少ない系で、しかも最後は試合がつまらなすぎて口数まで減ってしまって残念。でも人を不愉快にさせる実況・解説よりはずっとマシ。

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渡邊---サンタナ--大久保
--安居----伊藤--
-----グスタフソン---
大畑-マリウス--井上-関根
-----西川-----

(交代)
25分 グスタフソン→武田
60分 大久保→松尾
60分 関根→二田(松尾左SH、二田右SH、渡邊右SBへ)
84分 サンタナ→小泉
84分 井上→堀内(伊藤右CB、小泉&堀内CH、安居トップ下、松尾CF、武田左SHへ)

一美----原---トゥーリオ
--平戸----川崎--
-----福岡-----
三竿-義宜--アピア-冬一
-----クソンユン-----

(交代)
60分 鈴木冬→佐藤
60分 一美→平賀
75分 福岡→米本
75分 アピアタウィア→金子
87分 平戸→エリアス

※写真は試合とは全く関係ありません

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2024.07.14

山頭火本店@旭川 ~ しおらーめん

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 旭川駅正面を横切る宮下通を渡ってすぐ。大きなバスターミナルを挟んではいますが、駅から5分足らず。なんか外観が記憶と全然違っている??と思ったら、なんといつの間にか旧店舗のすぐ隣に移転していました。ほぼ7年半ぶりの再訪。夕方の中途半端な時間帯に訪れましたが、それでも結構な客入りでした。

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 旧店舗も外観をとどめています。

 券売機はなく、卓上のメニュー先頭かつ1番人気の「しおらーめん(950円)」を注文。後払い。

 メニューは他にしょうゆ、みそ、辛味噌など。後払い。

 店内は入口近くに横長カウンター6席と店奥に縦長カウンター6席。さらに4人卓×3、2人卓×1。卓上には一味と胡椒のみ。

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 スープはとんこつベースでやや甘目なのは相変わらず。ただ昔はもうちょっとニンニクを効かせてこってりしていた記憶があるのですが、メニューには「とんこつをゆっくりと時間をかけて優しい白色のスープに仕上げました」とあるのを見ると、客の好みに合わせてあっさり目にシフトしたのかも。

 麺はやや細めの縮れ麺。良くも悪くも旭川らしい「ぱさぱさした食感」はあまり感じず、ごく普通のつるつるした口当たりだったのは意外でした。。

 チャーシューは小さくカットされていますが、程よく脂がさしてこれは絶品。コリコリしたキクラゲは相変わらず。他に刻みネギ、メンマ、小梅、ナルト。

 悪くはないのですが、本店で食べても首都圏のチェーン店で出てくるのとそんなに違いはないとかと思うとがっかり感は否めず。

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2024.07.13

胡麻どろ冷やし担担麺@大阪王将

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 大阪王将から期間限定(2024年4月26日~24年8月31日までの予定)で売り出し中の「胡麻どろ冷やし担担麺(890円)」を試食。これは新商品ではなく昨夏に続く再販です。但し昨年より20円値上がり。追い飯が無料でついてきます。

 「ごろっと感の残る粗挽きミンチ肉を使用し、肉のうま味と香ばしい胡麻の風味が、モチモチ麺と見事にマッチ。トッピングには香ばしいピーナッツや四川花椒の香りが、オリジナルの『鉄ラー油ブレンドスパイス』と共に、爽やかで刺激的な味わいを演出し食欲を掻き立てます。まさにごはんの進む濃厚な逸品です。」というのが大阪王将のウリ文句。

 昨年のウリ文句は「肉ミンチのコクと超濃厚な胡麻感が楽しめる冷し担担麺です。 ゴマが香る超濃厚担担スープがたっぷりと絡まった麺に、もやしナムル・きゅうり・肉ミンチ・白ネギを乗せました。仕上げには香ばしいピーナッツ・豊かな香りが楽しめる四川花椒・ピリッと香ばしい『ラー鉄ブレンドスパイス』をトッピングし、ふわっと爽やかな風味とピリッとした刺激的な味わいが食欲をそそります。」とあって、今年はトッピングの食材をばっさりカットしているのが目に付きます。

 実際「きゅうり・肉ミンチ・白ネギ」は昨年と変わりないものの、「もやしナムル」ではなくただの細もやしになったように感じ、しかもその量がかなり減ったような気がしました。

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 「冷やし」であるせいか、浅い皿で出てきたところで汁なしではなく、むしろ水気多め。「鉄ラー油ブレンドスパイス」の効果かピリ辛を通り越した辛さが際立つものの、水気の多さ、さらにきゅうりやもやしの水っぽさが災いしてか四川花椒の香りや痺れなどは全くと言っていいほど感じられず。ウリ文句通りゴマの味わいと香りがかなり前面に出た一品です。
 
 また麺をいただくにはちょっと味が濃すぎるきらいも。特に肉味噌のほう。余った肉味噌等をおかずにご飯を食べるほうに味が最適化された感じ。
 
 なお大阪王将は「追い飯」と謳っているので、ご飯を食べ終わった担々麺の中にぶち込むことを想定していると思われますが、前述のように汁が多くてしかも味が濃すぎなので、ご飯をぶちこんでしまうと食べづらいと思って、肉味噌等をサルベージしてご飯に乗せて楽しみました。

 少々難はあるものの再販されただけのことはあって、何かとハズレが多い大阪王将の期間限定商品としてはかなりマシなほうでしょう。

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2024.07.12

エッグハンバーグ丼@松屋

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 松屋が2024年7月9日より数量限定発売中の「エッグハンバーグ丼(690円)」を試食。

 松屋は「たくさんのお客様に松屋のふっくらジューシーなハンバーグを味わっていただきたいという思いから、季節によってソースを変える新企画を立ち上げました。」とのこと。今回はその第一弾で「マッシュルームソースのコク深い味わい」がウリ。

 具体的には「牛・豚・鶏、3種の肉の旨味が溶け込んだ、コク深クリーミーなマッシュルームソースは、豚の脂の豊かな味わいに、ヨーグルトの爽やかさの中に感じるクリーミーさ、オールスパイスの香り、そして醤油とほんのわずかなカレー粉で絶妙なスパイス感が出るように仕上げたこだわりのソースです。」というのが松屋のウリ文句。

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 松屋が誇るコスパ抜群のハンバーグ。牛めしよりも圧倒的に美味いハンバーグ。これまで松屋はハンバーグを定食の形でしか提供していなかったと思います。丼に乗せられたハンバーグをスプーンで崩しながら頂くというスタイルが新鮮というか違和感ありまくりというか。

 それはともかく、これまで定食の形で提供されたハンバーグは大量のソースに埋没していて、余りまくったソースはサラダのドレッシング代わりになったり、ご飯にかけてみたり。

 ところが丼で出てきたハンバーグにかけられたソースは一転して量少な目。よく言えば松屋らしからぬ薄味にしてハンバーグ本体の美味さを活かす方向に転じたと言えましょうが、悪く言えば「豚の脂の豊かな味わいに、ヨーグルトの爽やかさの中に感じるクリーミーさ、オールスパイスの香り、そして醤油とほんのわずかなカレー粉で絶妙なスパイス感」といった微妙な味なんて全然判りませんでした。

 ハンバーグ丼のトップに乗せられた目玉焼きが薄味に拍車をかけているような気も。

 コスパが良い一品だとは思いますが、この感じだと「季節によってソースを変える新企画」を成功させるにはよほど癖の強いソースを持ってこないと意味がない気も。それはそれで食べ手を選んでリスキーで痛し痒しでしょうが。

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2024.07.11

野村@岡山 ~ ドミグラスソースカツ丼・ロース

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 岡山名物「ドミグラスソースカツ丼」を久しぶりに食べようと思って、ドミカツ丼発祥の地と言われる「野村」を再訪。最寄は岡山駅から路面電車で1駅進んだ西川緑道公園電停ですが、もちろん岡山駅からも徒歩圏内。カツ丼屋とは思えない、敷居の高そうな店構えが特徴。11時の開店10分前に到着したところ先客1、開店までに後客1。開店後5。

 ドミカツ丼専門店というわけではなく、玉子とじのカツ丼も用意されていますが、もちろん「ドミグラスソースカツ丼」の並を注文。ロースが1100円で、ヒレが1150円ですが、今回はロースで。

 店内はテーブル席のみですが、立ったり座ったり、出入りしたするのが面倒な長椅子をなぜか多用しているのがこの店の難儀なところ。なお昔はなぜかテーブルのど真ん中に箸束をぐさりと突き刺していましたが、コロナ禍を経たせいかなくなっていました。

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 味噌汁・御新香付きで登場。味わいは当然ながら若干酸味や甘味を感じるデミグラスソースが全面支配。ずっしりと重くて、このソースが好きかどうかが全てでしょうなぁ・・・そしてソース自体がかなり重い上に野菜が少ない(茹でキャベツがわずかに添えてあるだけ)ので食べ終わる前から相当胃にずっしり。そして味が単調なので飽きやすいかも。

 また残念ながらご飯と比べるとカツが小さくて薄いかなぁ。値段からすればこんなものかもしれませんが・・・ 他に色どりを添えるグリンピースが少々。

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2024.07.10

秀明庵@川口新堀 ~ 日替わりランチ(チキンカツ+ミニ蕎麦)

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 川口市の東はずれ、首都高川口線を越えて草加バイパスの草加警察署のほうへ向う道の旧道沿いみたいなところにぽつんと立地。外観通り蕎麦屋さんです。先客1、後客2。

 店先に掲げられた「日替りランチ(900円)」を注文。この日はメインがチキンカツで、オプションとしてそば/うどん、さらに温/冷を聞かれたので「冷たい蕎麦」にしました。

 店内は4人卓×5、2人卓×2、さらに小上がりに6人卓×3。2階にも座敷がありそうな外観ですが、今も使っているのかどうか不明。

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 店先には「チキンカツ」とだけあったのでてっきりチキンカツ丼とミニ蕎麦の組み合わせだと思い込んでいたのですが、なんとチキンカツ定食&ミニ蕎麦の組み合わせだったとは!!これには完全に意表を突かれました。当然揚げたてサクサクで登場。ソースが付いてきましたが、個人的には蕎麦屋なので醤油が欲しかったところ。さらにゴボウの和えものとお吸い物、きゅうりの漬物付き。薬味は刻みネギとわさび。

 つけ汁の容器がないので、仕方なく出雲そば風に麺につゆをぶっかけて食べましたが、蕎麦は平たいが厚みがあり、そして黒みがかって噛み応えが強い田舎蕎麦風なのが気に入りました!!つゆはやや甘め。こりゃ次は蕎麦メインで来ても良さげ。

 量的にも食いすぎない程度で十分満足。コスパ最強レベルな良店でした。

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2024.07.09

キャメリ@赤羽岩淵 ~ ミートソース

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 赤羽駅西口からアーケード商店街(LaLaガーデン)へ渡る手前の大通りを北へ。地下鉄赤羽岩淵駅とのほぼ中間ぐらいに位置。先客1、後客10。

 人気店「暖母」が2024年3月25日に閉店。しかしそこで働いていたスタッフがこの店を立ち上げたようで、しかも店のコンセプトも「暖母」と大差ないので実質的にはオーナー変更に伴うリニューアルオープンみたいなもんでしょう。ただ開店時間が以前の11時半から11時に繰り上がったのは個人的には大歓迎。

 外観から想像できるように、出自は喫茶店ですが食事メニューがやたら充実していて事実上レストランと化している店といった感じでしょうか。昔は都心のオフィス街にもこの手の店がビルの間とかビル内に点在していて脂ぎったオッサンの憩いの場になっていましたが、再開発が進むと共に消滅の一途のようで。
 
 暖母時代に「ナポリタン」を試食済なので、今回はランチメニューの中から「ミートソース(650円)」を注文。ドリンク付きは暖母時代と同じですが、ミニサラダが別料金(+100円)になった代わりに全体の値段を抑えたようです。

 ランチメニューはパスタ類と定食類もあるという感じ。暖母時代よりメニュー数は減っていて、パン類が全滅&ピラフも大幅減となっていましたが、それでも普段使いには全く困らないバリエーションを誇っています。

 一人客が多いせいか、店内は2人卓中心に4人卓を少々混ぜてたいして広くもない店内にテーブルをぎっしり詰め込んだという、コロナ禍以前の喫茶店風。壁沿いには一人客向けのカウンターも。昔はこういう店はえてしてタバコの煙がもうもうとしていましたが、さすがにその辺はなくなったようで。

 客はオッサン主体ですが、女性同士で来られる方もいました。ただ高齢者だらけなのは場所柄なのかも。

 最初にいきなりアイスコーヒーが登場。うーーーん、こういうのは最初に出すか、食後に出すか聞いてから出すものと思っていたのですが・・・配膳時にオニオンスープも出てきたので、なおさらアイスコーヒーは食後に出して欲しかったなぁ・・・

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 粉チーズとタバスコは要否を聞いてから登場。広口瓶に入った粉チーズはしけって固まってしましたが、この手の店でそういう細かいことを気にしてはいけません。

 そして肝心のパスタは相変わらずのボリューム自慢。値段が値段なので「パンチョ」ほどではありませんが、大手町の「リトル小岩井」とか、無くなってしまったザイゼリヤのパスタ類「大盛」と量的には良い勝負かと。

 ただ昭和脳的にはミートソースって茹でただけの真っ白いパスタ(というかスパゲティー)の上にひき肉たっぷりの何かが乗っている奴であって、それらを混ぜて炒めちゃった奴じゃないんだよなぁ・・・そしてナポリタンほど脂っぽくはないものの。玉ねぎなど野菜がないのでちょっと飽きが来るのも早いかなぁ・・・

 細かい難を上げるとキリがありませんが、とにかくコスパは相変わらず赤羽最強。次はご飯ものを試してみます。

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2024.07.08

背脂スタミナらぁめん@魁力屋

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 魁力屋が2024年6月26日から期間限定で発売中の「背脂スタミナらぁめん(968円)」を試食。往訪した川口末広店は122沿いで、埼玉高速鉄道川口元郷駅から歩くとリンガーハットの先。立地上当然ながら広めに駐車場を確保。日曜の昼らしく座席は家族連れでボックス席が早々と埋まっていました。

 注文はタッチパネル式。しかも麺の硬さ等のオプションもタッチパネルで指定できるので、「麺硬め」「背脂多め」で注文。後払い。タッチパネルに加えて紙のメニューも置いてあって、どんなメニューがあるのかぱっと一覧できるのは嬉しい配慮。
 
 店内は横長カウンター8+5席と6人掛けボックス席×5。郊外店らしいゆったりした作りです。卓上にはにんにく、ヤンニンジャン、餃子のタレ、胡椒、酢、ラー油、そして魁力屋名物の刻み青ネギとたくあん。

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 「フライドガーリックと背脂がたっぷり入った醤油ベースの旨辛スープは、辛さの中に豚バラチャーシューの旨味と卵黄のマイルドさが絡み合い、やみつき必至!!しゃきしゃき食感のもやしやねぎと一緒に、パンチ力抜群な一品を欲望のままにどうぞ!」というのが魁力屋のウリ文句。

 丼の真ん中に鎮座する卵黄がビジュアル的に異彩を放っています。ただ結論から言えば卵黄を添えたのは失敗でしょう。「フライドガーリックと背脂がたっぷり入った醤油ベースの旨辛スープ」は「背脂スタミナ」の名に相応しいいかにもパンチが効いた感じに仕上がっているのに、「卵黄のマイルドさ」がそれを覆い隠してしまい、せっかくのパンチが空振り気味に。

 麺は中細ストレートタイプで、水気が少なそうな若干ざらついた口当たり。それはともかく「麺硬め」で頼んだのにたいして硬めではない残念さ・・・

 魁力屋は食後に「100円割引券」を配っていていますが、その有効期限は配布日からちょうど1ヶ月しかなく、魁力屋はそんなに頻繁に新商品を出さないので「100円割引券」を使う機会がないまま有効期限切れになりがちなんだよなぁ・・・

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2024.07.07

シーフードカレー@すき家

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 すき家が2024年7月2日から発売中の「シーフードカレー(730円)」を大盛り(+140円)で試食。店の広告類は併売中の「ニンニクの芽牛丼」や「うな牛」のほうが目立っていて、「シーフードカレー」は片隅に追いやられています。

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 「すき家こだわりのカレーに、エビやイカ、貝柱をたっぷり盛り付け、魚介の風味豊かな"ラクサソース"をトッピングしました。ココナッツミルクを使うことでミルキーな味わいに仕上げた"ラクサソース"は、スパイスが香るカレールーと相性抜群。ぷりっとしたエビと弾力のあるイカの食感で、満足感のある一品に仕上げています。」というのがすき家のウリ文句。イカ等の上にかかっている黄色い液体がラクサソースでしょうか。

 「すき家のカレーは、クミンなど20種類以上のスパイスを使い、玉ねぎやトマトの甘みを溶け込ませたコクのある味わいです。」とのことですが、すき家のカレーは松屋比だとスパイシーさを強調した感じ。これはこれで悪くありませんが、コク深さではやっぱり松屋が優位。もともとスパイシー感強めなせいか、ラクサソースは正直あってもなくても違いが判らなかったかも。

 また最近は海産物の値上がりが顕著なせいか、カレーのトッピングとしては量的にかなり寂しい感じがします。総じて悪くはないのですが、シーフード系はスケールメリットを出せないすき家がわざわざ手を出すべき領域ではないような気がします。

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【観戦記】24年第22節:浦和 2-3 湘南 ~ もう駒場開催は止めようや・・・

 どうしても試合のクローズに失敗しての逆転負けというイメージが強く脳裏に残ってしまいますが、終始ドタバタした試合になってしまった時点で湘南ペースの試合であり、逆転負けは必然的とまでは言えないものの十分起こりえる試合だったように思えました。

《スタメン》

 浦和は前節磐田戦を最後にレンタル契約切れとなったソルバッケンに誰が起用されるかが見ものでしたが、エカニットをスタメンに抜擢したのは超意外でした。また故障していたグスタフソンと前田がベンチ入り。宇賀神は再びベンチ外となり、ベンチにはSBの控えがいない状態に。

 湘南は岡本→髙橋、茨田→池田、奥野→山田、福田→鈴木章とスタメン4名入れ替え。なお湘南は阿部・小野瀬・平岡が負傷離脱中。

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《試合展開》

 浦和の布陣は4-2-3-1でしたが、エカニツトが左SH、武田が右SH。

 湘南の布陣は基本3-1-4-2で、守備時は5-3-2ないし山田が前に出て5-2-3気味に構えてから高い位置からプレスをかけてきました。浦和はビルドアップに苦しんで、立ち上がりは湘南に押し込まれる時間帯が長くなるというまさかの展開に。

 とはいえ、湘南はボールを持って持ち味が出るチームではないので何も起こらずに時間が徒過しているうちに試合は徐々に浦和ペースに。15分初めて湘南を押し込んだ場面で、エカニットの縦パスを受けてボックス内左から伊藤クロス→武田の決定機はGKが辛うじてセーブ。22分アーク付近から伊藤がいきなり反転シュートを放つもGKセーブ。

 しかし前半良かったのはここまで。浦和は磐田戦と違って高い位置でのボール奪回が上手くいかず徒に体力を消耗するだけに終わってしまう場面が目立ち、その傾向は最後まで変わりませんでした。また磐田戦と違って湘南のロングボール攻撃への対応も遅れがちでした。30分に石原が畑に抜けだされそうになってイエローをもらった場面がその象徴。

 そしれ32分にはあろうことが自陣深い位置からのビルドアップに失敗、具体的には伊藤のバックパスが畑に渡ってしまったのが契機となって田中の一発を浴びてしまいました。

 また上田主審が湘南の後ろからのファウルに酷く寛容でなかなかイエローを出さないのが難儀。何度も危険なファウルをくらっている渡邊はとうとうブチ切れて主審に抗議してつまらないイエローをもらってしまいました。リンセンも不満タラタラでいかにも二枚目のイエロー貰いそう。

 1点ビハインドでの折り返しとなったところでヘグモは機能してるとは言い難いエカニットに代えて、前田を投入して前田右SH、武田左SHの布陣に変更。これで浦和が湘南を自陣に押し込む時間帯が長くなり、51分右サイドから伊藤クロス→ボックス内でリンセンがCB高橋に後ろから倒されたように見える場面がありましたが残念過ぎる上田主審が即座にPKを取れないのはまだしも、VARが介入しないのには心底驚きました。

 54分カウンターから前田のクロス→渡邊ヘッドの決定機はシュートがGK正面に飛んでしまってゴールならず。

 ここぞとばかりに一気に攻め切りたいヘグモは60分武田→グスタフソン、リンセン→サンタナと交代して布陣も4-1-2-3へ。

 その直後の62分グスタフソンの縦パスを契機に安居→渡邊とバイタルエリアで細かく繋いで渡邊のパスで裏抜けに成功したサンタナがGKの股を抜いて同点ゴール。64分には大畑クロス→サンタナのシュートがCBキムミンテの腕に当たった場面がありましたが、ここもVAR介入なし(ミンテは腕をしっかり閉じているのでまずハンド=PKはないでしょうが)。

 劣勢に陥った湘南は55分鈴木章→福田、68分山田→奥野、池田→石井と前目を続々と代えて運動量を補充。73分にはスルーパス一発でルキアンに裏を取られ、西川の飛び出しでいったんは難を逃れるもボールをこぼしてしまって奥野の一発を浴びてしまいましたが、枠内に飛んだシュートを石原が渾身のヘッドでクリア!!そもそもルキアンがオフサイドだったようで、石原のクリアは記録上なかったことになりますが、終わってみればこのドタバタから浦和の悲劇が始まっていたのかも。

 74分渡邊はセンターライン付近から追いすがる田中を振り切りながら独力で持ち運んでスルーパス→サンタナゴールで一気に逆転!!

 しかし、その直後に左WB畑の突進を一枚イエローをもらっている石原は止められず、故障明けのグスタフソンの守備はあまりにも軽くて畑→ルキアン→福田の決定機を作られてしまいましたが、福田のシュートはまさかの宇宙開発事業団。

 グスタフソンの出来は最悪で守備であんまりな軽さを披露しただけでなく、パスミスも続出。見かねてグスタフソンをトップ下に上げて伊藤&安居の2CHによる4-2-3-1に戻したものの、前からの守備が全然ハマらなかったのががダメージとなったか終盤は伊藤も安居も疲弊してバイタルエリアがスカスカに。

 湘南は85分鈴木淳→根本と後ろを一枚削って4-1-3-2に布陣変更。試合後の会見を読む限り、ヘグモもその布陣変更に気づいていたようですが、特段の手は打たず。石原がちょっと傷んだ時点で井上を準備していたように見えましたが・・・

 そして90分バックパスを受けた西川はなぜか前田へロングキック。前田が畑との競り合いに勝てるわけがなく。しかも突進する畑に対して前田も石原も実に無力。伊藤が右サイドの防戦に引き釣り出されたのが致命傷になって、パス交換を経て石井に単騎ドリブル突進を許した挙句に同点ゴール。

 90+2分には湘南のパス回しの前に浦和守備陣はただ立っているだけになってしまい、ルキアンに逆転ゴールまで許してしまって試合終了。

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《総評》

 どうしても試合のクローズに失敗しての逆転負けというイメージが強く脳裏に残ってしまいますが、終始ドタバタした試合になってしまった(=浦和がしっかりボールを保持して相手を押し込む時間帯が短い)時点で湘南ペースの試合であり、逆転負けは必然的とまでは言えないものの十分起こりえる試合だったように思えました。

 全く相手に何もやらせなかった磐田戦とは対照的に湘南ペースの試合になってしまった主因は守備の破綻だと思います。試合前の会見でヘグモは「5メートル、6メートル、7メートルのスプリントを前に出ながら行う方が、後ろに向かって40メートル、50メートルをスプリントするより体力を使わなくて済むと思います。」と語っていましたが、そんな素早い攻→守の切り替え&複数人による鋭い囲い込みなんて場面はこの試合ではあまり見られませんでした。その結果スプリント回数で大差をつけた磐田戦とは対照的に、この試合は総走行距離どころかスプリント回数ですら湘南に及ばず。

 敗戦の弁でヘグモはこの辺「(前半)少し、プレスの部分で苦しんでいたところはありました。」とちょっと触れるだけに留まっていますが、このプレスの空回りが終盤の大決壊の遠因になったような気がしてなりません。

 それでも福田のまさかの宇宙開発事業団までは湘南に完全に崩された場面はなく、逆転に成功した浦和がそのまま逃げ切ってしまう可能性はそれなりにありました。しかしそこでクローズアップされるのがヘグモも選手たちも反省しきりなあんまりな試合のクローズ下手。

 動けない選手が続出しているのに交代枠を余らせて終わるのがまず腹立たしい。動けないグスタフソンを見るに見かねてトップ下に出した時点で采配ミス確定なのだから、最後はグスタフソンに代えて興梠でも良かったでしょうし、グスタフソンに代えて井上を入れて5バックでも良かったでしょうが、グスタフソンのプライドを考えるとそんな鬼采配は無理だったのかなぁ・・・

 前田の出来も酷かった。後半頭からの投入なのに守備で奔走できず、かといって攻撃面では違いを見せられず、攻守両面で対面の畑に負け続けました。怪我人続出でそんな前田を起用せざるを得ないのでしょうが・・・

 また湘南はドタバタした試合、オープンな試合が大好きにも関わらず、それに付き合ってしまう試合運びの残念さ。この辺はサンタナが試合後「2-1で勝っている状況で、もう少し自分たちでゲームを支配するべきだったと思います。コントロールした方が良かったと思います。逆に自分たちがスピードアップして前に出て、結果的に失点してしまったと思うので、改善点としては、勝っているときこそ支配すること、コントロールすることだと思います」と語っているのに尽きましょう。

 2失点目はバックパスを受けた西川が前田目掛けてロングボールを蹴ったのが契機。あれは全く意味不明。ガチムチの畑に前田が競り勝てる訳がないでしょうに(前田の競り負けは責められませんが、その後こぼれ玉を拾った畑を追わずに諦めて歩いているのは万死に値します!!)。試合をコントロールするのを放棄したようなロングキック。勝敗を分けたような大失着でした。

 怪我人の回復は遅々として進まず、グスタフソンや前田の出来を見るとベンチ入り出来ても多くを望むのは無理そう。これで獲得したばかりの本間の浦和デビューは近いかも!!

 名古屋戦から続く中下位チーム相手に全勝してやっとACL圏入りの目が復活するかどうかと思っていましたが、一夜にしてその夢は雲散霧消の巻。守れないチームは安定して勝ち点を積めません。そしてやはりヘグモは日本の夏を軽く見過ぎでいるのではないかと心配になる残念すぎる負け方でした。

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《選手評等》

・2ゴールのサンタナ。興奮のあまりうっかりユニフォームを脱いでしまってイエローをもらってしまいましたが、めっちゃ嬉しかったんだろうなぁ。サンタナは前節出てきていきなり無理目なミドルシュートを放った辺りにスタメンの座を失った焦りが感じられましたが、リンセンが稼働しだすまでサンタナは使い詰めでお疲れからパフォーマンスが落ちていた感がありました。リンセンにスタメンの座を譲って悔しいのでしょうが、その結果お疲れ感は完全に払拭できて、正確無比のシュートを連発。サンタナとリンセンの競争による好循環で、これがこの試合の数少ない良かった探し。

・根っからの浦和サポ渡邊のことなので、ついに披露された自分へのチャントが梅崎のチャントの転用であることも判っていて感涙にむせんでいるかも。

・それにしても縦横斜めどこからどう見てもクソ主審なのに、その判断を尊重して介入しないVARもたいがいクソやな!!! 審判団のクソっぷりが勝敗に直結した訳ではないのが不幸中の幸いでしたが。

・埼スタが使えない時期でもないのに、この試合はなぜか駒場開催。浦和は最近駒場での成績が良くて「さいたまシティカップを含む16戦無敗中とあって、浦和にとって験の良いスタジアム」だったとは意外でしたが、もういろいろとトップチームの駒場開催は無理がありましょう。

・試合前15時くらいから埼玉県南部は雷を伴う豪雨に見舞われ、キックオフは30分遅れの19時から。それでもピッチ上に水たまりが出来ないのには感心しましたが、芝は随分軟弱になってしまって踏ん張れずに転倒する選手が続出。スタジアムが浦和の選手のホームアドヴァンテージになっていない時点でもう残念すぎ。

・雨が降るとバック2階やメインの大部分は往々にして滝行。試合中は雨が上がったのが不幸中の幸いでしたが、試合前のバック1階コンコースは雨を避ける人だらけでブタ混みに。酸欠で気分が悪くなる方が出ても不思議はない惨状でした。

・通信各社から見ればもはやコンスタントに多くの人々が集まるところではなく、ただの住宅地扱いになっているせいか基地局は整備されずに通信環境が劣悪。その結果QRコードもSuicaもロクに使えない。

・そして極め付きは一向に改善されないトイレ。

・降格も昇格も、そして初のステージ優勝も見てきた駒場。駒場で残念な負け方を喫したことを一つの区切りとして、もう駒場開催は打ち止めで御願いします。もう駒場を有難がる方も激減してチケットは瞬殺どころか売れ残っている始末ですし。

・そして歴史的には駒場から浦和駅への道のりってトボトボ元気なく歩くのが通例なんだよなぁ・・・それが"This is KOMABA"なんやで・・・

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-----リンセン-----
エカニット---渡邊---武田
---安居--伊藤---
大畑-マリウス--佐藤-石原
-----西川-----

(得点)
62分 サンタナ
74分 サンタナ

(交代)
HT エカニット→前田
60分 武田→グスタフソン
60分 リンセン→サンタナ

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--鈴木章--ルキアン---
畑--山田-池田-鈴木雄
-----田中-----
-鈴木淳-ミンテ---高橋-
-----ソンボムグン---

(得点)
32分 田中
90分 石井
90+2分 ルキアン

(交代)
55分 鈴木章→福田
68分 山田→奥野
68分 池田→石井
85分 鈴木淳→根本

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2024.07.06

石川屋@川口前川 ~ オムライス

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 イオンモール川口前川の北、「前川4丁目」交差点角。一応蕨駅が最寄ですがかなり距離があります。ほぼ2年半ぶりの再訪。11時の開店直後からワラワラ客が来ていたようで、先客なんと13人!後客4。
 
 見た目通りの絵に描いたような町中華ですがメニューは非常に多彩で、特に定食類が充実しており、海老フライ定食やトンカツ定食等もあって中華中心の大衆食堂といったほうが良いのかも。イオンモール川口近くにある「銀龍」と非常に良く似たコンセプトの店です。
 
 前回頼んだ「チャーハンラーメンセット」はイマイチだったので、今回は「オムライス(630円)を注文。ケチャップかデミグラスか選べるそうなのでデミグラスで。なお後客の隣のオッサンもオムライスを頼んでいて、レアな注文ではなさげ。後払いですが、伝票がなくて自己申告制。
 
 店内は4人卓×3、円形の5人卓×1、さらに小上がりに4人卓×4。

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 なぜか中華スープが付いてくるのがいかにも町中華のオムライス。しかも卵がふわとろの今時なオムライスではなく、チキンライスを卵の薄皮で包んだ「ザ・昭和」的なオムライスです。そしてチキンライスはおもっきり濃いめにケチャップ味。中には玉ねぎと肉片が少々といったところ。

 チキンライスの味がかなり濃いので、ケチャップかデミグラスかの選択はあまり意味がないかも。後者のほうが多少甘みが加わって味変にはなりますが。

 付け合わせにトマトやレタスはともかく、なぜか福神漬けも。

 なお向かいの兄ちゃんがカレーライスの大盛りを注文していましたが、ラーメン丼一杯に盛られたカレーが出てきました!!この店で下手に大盛りを頼むのは極めて危険なことが判明。兄ちゃんも一気には食いきれずに途中でスマホを見ながら休憩していました(苦笑)前回「チャーハンラーメンセット」を頼んだ時はどちらもほぼフルサイズが出てきて参ったんだよなぁ(苦笑)。
 
 オバチャンが集まって店を回しているようですが、とにかくコスパが抜群。またご飯ものは悪くないことも判ったので、次は定食類を試してみます。

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2024.07.05

吹上庵 アミュプラザ鹿児島店@鹿児島中央 ~ 天ぷら板そば

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 非常に意外なことに鹿児島はかつては蕎麦の一大産地で、今でも西日本では割と蕎麦の生産が盛んなほう。蕎麦処としてのブランドイメージは全くありませんが、鹿児島県内で絶大な支持を受けている蕎麦チェーン店「吹上庵」を訪れてみました。

 「吹上庵」は鹿児島県を中心に15店舗を展開しており、訪れたのは鹿児島中央駅に隣接したアミュプラザ鹿児島店。早い時間帯から店は賑わっており、あまり席を詰めてまで客を入れない運営をしていることもあって退店時には外待ちが10数人も。近くには有名ラーメン店も並んでいますが、客入りはこの店が圧倒的。

 卓上のメニューを見て「天ぷら板そば(1050円)」を注文。他の客は「かけ」系の注文が目立ち、「ざる」系や「板そば」系は少数派でした。

 着席すると急須でお茶が出てきます。卓上に大根の浅漬けが置いてあるのは鹿児島のラーメン屋でもよく見かける光景。卓上には黒ゴマや七味も。

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 天ぷらはピーマン、さつまいも、海老2本といった構成。海苔を刻まない状態で出すのはちょっとユニーク。

 「挽き立て」「打ち立て」「ゆがき立て」がウリなのが吹上庵。その日に使うそば粉を毎朝手打ちそば道場三稜館の石うすで挽いているそうです。板そばの麺は細麺ですがざらつきがあって、極端に喉越し重視の更科そばとも違う面白い食感です。値段から察しが強くように山形の板そばほど量は多くありません。

 薬味はネギとわさびだけ。そばつゆにとろろ芋が入っているのもユニーク。

 そして吹上庵の最大の特徴はそばつゆがとにかく甘い、とんでもなく甘いこと!!東京の蕎麦屋はありがちな「つゆが辛すぎてちょんとつけるしかない」よりはマシですが、この甘さはさすがに個人的な許容範囲を超えていました。

 ざる系や板そばを頼んでいる客が少ないせいか、蕎麦湯は頼まないと出てきませんでした。当然ながら蕎麦湯で割ってもなお甘い。

 甘さは好みの問題なのでどうしようもありませんが、近隣のラーメン屋より明らかにコスパが良いのは確か。アミュプラザ地下でダントツでこの店が流行っているのも納得。

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2024.07.04

立呑 福@広島空港

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 広島空港3Fの飲食店街「たちまち横丁」内。基本立ち飲みの店ですが、店奥にちょっとだけテーブルがありました。広島空港のフードコートはあまり広くなく、またお好み焼きは出来上がるのに時間がかかるので、搭乗までのちょっとした空き時間を過ごすにはこんな立ち飲みの店が最適。

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 当然がっつり飲むわけではないので、4種類ある「日本酒利き酒セット」の中から「ずっしり辛口(980円)」をチョイス。「竹鶴」は竹原にあるマッサンの生家として知られています。

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 アテに「串カツおまかせ5本(730円)」と「どて焼(250円)」を付けてみました。

 ANA&JALと東京便が相次いで出発する夕方の時間帯なのに客入りが芳しくないのが気になりましたが、ケチのつけようがない非常に良い店でした。

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オラ ソルバッケン選手 期限付き移籍期間満了

 先日(7/1)ASローマ(イタリア1部)より期限付き移籍で加入していたオラ ソルバッケン選手(25歳) が同移籍期間の満了に伴い退団することが公表されました。まぁ公表もなにも契約期間満了となる当日まで試合に出場し、かつ後半途中でピッチを後にした時の本人や周囲の挙動から翌日から浦和にはいないことが丸わかりでしたが。

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 ソルバッケンは2024年1月ASローマから期限付き移籍で浦和レッズに加入。ただ期限付き移籍期間が2024年6月30日までと半年足らずでしかないのが本件のポイント。ソルバッケンはASローマから2023年9月にギリシャ1部のオリンピアコスに買取オプション付きの期限付き移籍中でしたが、残念ながら期待外れに終わった模様。
 
 そこでローマはさらなるレンタル先を探していたようですが、FIFAには「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」があり、ソルバッケンはオリンピアコス移籍前にローマで1試合出ていたのがネックとなって、秋春制のリーグではもはやオリンピアコスかローマでしかプレーできない状況に陥っていました。
 
 ところが春秋制のJリーグは既に新シーズンに突入していて「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」を回避できるので、浦和がその間隙を突くかのように獲得に動いたようです。浦和が欧州市場に幅広く情報網を広げていたからこそ出来た芸当。間違いなくGJです!
 
 期限付き移籍期間が6月末までと非常に短いのは、新シーズンになればローマがまた新たな移籍先を探すためでしょう。本契約に浦和の買取オプションが付いているのかどうか定かではありませんが、オリンピアコスへの期限付き移籍契約には買取オプションが付いているので、浦和との契約も同様であってもなんら不思議はありません。もっとも買取金額が高額すぎて浦和では手が出せないかもしれませんが。

 「左利きのウインガー。複数ポジションをプレーすることができ、パス出しや自らボールをうけてゴールに絡むこともできる選手。ボックス付近での質の高いプレーから多くのゴールに絡むプレーを期待したい。」というのが浦和からのソルバッケンの釣り書き。

 そしてその釣り書き通りにソルバッケンが大活躍して6月末まで=シーズン前半戦一杯で勝ち点を稼ぎまくることを誰もが皮算用していたと思いますが、ソルバッケンは「加入後に複数回負傷してしまう不運」などもあって、開幕時からずーーーーーーーっとベンチにすら入れない日々が続いて完全に期待外れ。ようやく稼働しはじめたのはルヴァン杯長崎戦の後半途中出場から。リーグ戦はその直後のホーム町田戦からで、結局浦和でのリーグ戦出場はたった5試合326分に終わってしまいました。

 あんまりな稼働率の低さからすればハズレと言われても仕方がない選手ですが、出場した試合の出来だけを取り上げるとJリーグではかなり異質なWGだったのも確か。モーベルグのような切れ味鋭いドリブルで対面の相手をぶち抜くのが大好きな判りやすいWGではなく、テクニックを駆使してヌルヌルっと抜いてゆくタイプ(浦女の塩越にちょい似)。しかも抜くと見せかけて斜めに決定的なパスを出す「サイドにいるゲームメーカー」的な仕事も出来、オープンスペースがある時には結構なスピードで駆け上がることも出来る。左右とも出来、おまけにリンセンとの相性がめちゃ良さげ。

 従って浦和フロントもその潜在能力を買って「期限付き移籍期間満了の瞬間まで同選手の残留を実現させるための手段を講じて」いたのでしょうが、残念ながら「期限付き移籍期間中でのクラブ間合意には至らず、契約に則り6月をもって退団」することとなってしまいました。

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 冒頭に記したようにソルバッケンはFIFAの「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」のために、秋春制のリーグではもはやオリンピアコスかローマでしかプレーできない状況に陥っていて、春秋制で新シーズンに突入しているリーグへ移籍するしかなかったという特殊事情があったので浦和へ転がり込んだようなもの。

 従って契約期限切れ後はローマが新シーズンに入る欧州各クラブで新たなレンタル先なり売却先なりを探すのは当然で、浦和が契約期間内に買い取りor期限付き移籍期間延長の話をまとめるのは難しかったと思います。

 ただ浦和でもたいして試合に出てないのはソルバッケンのレンタル先or売却先を見つける上で相当なハンデになるはず。一時はスウェーデンリーグのマルメFFがソルバッケン獲得に興味を示していたようですが、お値段が高すぎて撤退したそうですし。

 従ってローマはとにかく金がないので、浦和の買い取り価格値下げ交渉に応じてくれる可能性もあります。とはいえ、あまりアテには出来ない話で夏の移籍期間満了まで気長に待つほかなさそうです。シュータンSDならローマの言い値で満額払って即決だったかもしれませんが(苦笑)。

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2024.07.03

【祝】本間至恩選手 完全移籍加入

 先日(7/1)本間至恩選手(23歳)のクラブ・ブルージュ(ベルギー1部)からの完全移籍加入が公表されました。

 本間の移籍話は6/23にスポニチ&報知両紙で明るみになったもの。スポニチによれば「本間はクラブ・ブリュージュとの契約を1年残しているため違約金が発生するが、浦和は満額を支払う準備を整えて正式オファー」したようです。

 本間は22年7月にはベルギー1部の名門クラブ・ブリュージュに移籍金推定120万ユーロ(当時約1億6500万円)で完全移籍。23年5月にトップチームでデビューして2戦1得点。23~24シーズンはトップチームで2戦出場、セカンドチームで24戦3得点だったが終盤は出場機会が減っていたようです。

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 「スピードとテクニックに優れ、柔らかいタッチのドリブルを武器に相手DFを切り裂くことができる。強烈なシュートでゴールを奪うこともできる選手」と浦和のウリ文句にあるように非常に判りやすい、典型的なサイドアタッカー。新潟の下部組織出身でトップチーム昇格直後から主力中の主力として大活躍していたので新潟では絶大な人気があるようですが、如何せんその頃の新潟はずっとJ2だったので個人的にはどの程度の選手なのかよく判りません。そしてブリュージュではまるで通用せずに夢破れてサンガリア。

 そもそも判りやすいWGではない中島はともかく、松尾・大久保・関根・安部・本間とちびっ子サイドアタッカーばかり集めてどうする?という気がしなくもないのですが、如何せん今の浦和のサイドアタッカーは怪我人だらけ。本間が埼スタのピッチに立つ日は非常に近いと思います。新潟サポを魅了した本間のドリブルの破壊力がどれほどのものか非常に楽しみです。

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アレクサンダー ショルツ選手、チーム離脱 ~ 神は死んだ

 先日(6/28)、アレクサンダー ショルツ選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱する旨が公表されました。

 ショルツの移籍話は6/23に表面化したもの。その時点ではスポニチは「カタールへの移籍が決定的」、報知は「中東クラブから獲得の打診を受けている」とニュアンスにかなり差があって確度は低かったのですが。6/25になると報知も「カタール1部アルワクラへの移籍が有力となった」と表現を一歩進めて今日に至っています。なおアルワクラは全く聞き覚えがないクラブですが、昨年12月からスペイン出身のゴンザレス監督が指揮し、23―24年はリーグ14チーム中4位とのこと。

 ショルツは今季は故障離脱期間があり、かつヘグモのスタイルとはあまり相性が良く無さげとはいえ、レギュラーから外れつつあった酒井や岩尾と違って今なおバリバリのレギュラーであり、チームの中核中の中核でした。従ってショルツがシーズン半ばで突然チームを去ることによるチームへの衝撃は計り知れません。

 堀之内SDによる離脱経緯説明に、酒井や岩尾と違って「強く慰留に努めました」とあるのがチームにとって想定外の離脱だった何よりの証拠。「浦和レッズというクラブが現在持ち得ている全ての力をもってしても阻止することはできませんでした。」とあるのは金銭面で中東勢に全く太刀打ちできなかったことを遠回しに表現したものと思われます。さらに言えば今季のACL出場はなく、来季も怪しく、今季のリーグ優勝もかなり難しいという残念な浦和の立ち位置まで加味しているかもしれません。

 「契約期間中の移籍に際しては移籍金が発生しますが、その設定金額は選手自身の価値であると同時に、選手によるクラブへの評価を表すものでもあります。」とある部分はちょっと意味を図りかねますが、ショルツはミッティラン(デンマーク1部)の主力中の主力で、デンマークMVPに選ばれるほどのスター選手だったにも関わらず、移籍金は375万デンマーク・クローネ(当時の評価で約6700万円)となぜか激安でした。従って浦和も何らかの理由で移籍金をさほど高く設定しておらず、その金額をポンと満額アルワクラに払われてしまったのかもしれません。

 堀之内SDがショルツのシーズン中の電撃移籍を受けて、「浦和レッズは、今回のような移籍を回避できるクラブ、即ち経済力やブランド力等で世界と伍して闘うことのできるクラブになっていかなければならないという思いを改めて強く抱いております。」という形で深く反省。もはやJリーグという小さな世界でどんぐりの背比べとしている場合ではなく、グローバルな競争に巻き込まれてしまった以上、Jリーグでは頭二つくらい抜けた存在でないと話になりません。

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 ショルツは2021年5月にデンマーク1部のFCミッティランから完全移籍で浦和レッズに加入。当時の浦和はグロインペイン症候群に苦しむデンが未だリーグ戦でスタメン起用できる目途が立たないこともあって、槙野&岩波を酷使しながら過密日程をこなさざるを得ず、とにかくCBの頭数不足に悩んでいましたからショルツの獲得は誠に理にかなっていました。

 移籍ウインドウオープン&東京五輪開催に伴うリーグ戦中断の関係でショルツの浦和デビューは8月14日のホーム鳥栖戦での終盤の顔見世から。そしてそれから丸三年ショルツはほぼ休みなく浦和のために誠心誠意働いてくれました。JリーグならCBとして図抜けた能力を持っていて空中戦も地上戦も無敵。しかもプレーがクリーンでボール奪取で無駄なファウルを犯さない。フィード能力もそこそこあって、前が開いていれば自分で持ち運べる。そして常時PKキッカーを任されるくらいメンタルが強く、キャプテンシーも抜群な漢でした。強いて言えばスピードがないのが弱点なくらいでしょうか。

 ショルツが特筆すべきなのはサッカー選手としての能力もさることながら「異文化へのチャレンジ精神」に満ち溢れていたこと。納豆を食べ、日本の小説を読み、過密日程の合間を縫って富士山へ登り、日本語もみるみるうちに上達。人としても非の打ち所がなく、「神」として崇め奉られたのも無理もありません。「モーゼ攻撃」が相手どころか味方にも驚きを与えただけで最後まで有効打にならなかったのは気の毒でしたが、神の考えることなんて凡百のプレーヤーには理解するのが無理だったのかも(苦笑)。

 だがその神が「ずっといると思った」浦和を去る日が来てしまいました。堀之内SDの説明に「本人の異文化へのチャレンジ欲求」とあって、3年もの日本での生活、浦和での生活に飽きてしまったのかもしれません。そして残念ながら今季の唯一の目標だったリーグ優勝が風前の灯となったのが浦和でのキャリアにピリオドを打つ契機になったのかもしれません。

 3度目のACL優勝はスコルジャが「とにかく失点しないチーム」を作ったところから。そしてそのチーム作りにはショルツが必要不可欠すぎる絶対的存在でした。最後は全部日本語で挨拶して浦和を去るショルツ。誠に3年間ありがとうございました。

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2024.07.02

【祝】二田理央選手 完全移籍加入

 先日(6/27)、二田理央選手(21歳)のSKNザンクト・ペルテン(オーストリア2部)からの完全移籍加入が公表されました。「二田」は「ふただ」ではなく「にった」と読みます。

 二田は鳥栖U-18出身で21年6月に2種登録で18歳でトップチームデビュー。翌月にオーストリア2部インスブルックのU―23チームに期限付き移籍し、21―22年は3部リーグ19戦21得点で得点王に。22年夏にザンクト・ペルテンへ移籍し、今季は2部リーグで25戦2得点という経歴の持ち主。22年にはU-19日本代表に招集されたことも。 U-18鳥栖では大畑の二つ下なので面識があるかもしれません。

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 浦和のウリ文句では「前線から献身的な守備を行い、圧倒的なスピードを生かしたドリブルや裏へのランニングで、チャンスやゴールを生み出す選手」とあってWGなのかスピード系のCFなのか判然としません。「前線から献身的な守備を行い」とあるので、どう見ても補強が急務のSBに魔改造される可能性があるような(苦笑)。

 堀内の一つ上に過ぎない割にはえらく体格ががっしりしている辺りはやっぱ欧州で揉まれただけのことはあると思いますが、実績的には海のものとも山のものともつかない、即戦力ではなく将来性重視の獲得と思います。現在WGは怪我人だらけなのでベンチ入りの機会は案外早いかもしれませんが。

 有力な大卒どころか高卒ですらJリーグなんて歯牙にもかけずに直接欧州へ渡ってしまう時代ですから、若手の有力選手獲得は二田のような「夢破れてサンガリア」なケースが増えてくるかもしれません。そして浦和で通用する実力があることが判明すればまた欧州へ。Jリーグクラブなんてただの踏み台でしかない世知辛い時代です。

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岩尾 憲選手 徳島ヴォルティスへ完全移籍

 先日(6/27)、岩尾憲選手の徳島ヴォルティスへの完全移籍が公表されました。

 岩尾の移籍話は6/27朝に報知&スポニチから「決定的」と報じられ、その日のうちに正式発表されるという電撃的なものでした。しかも翌6/28には早々と鳴門で記者会見を行い、6/30ホーム湘南戦にはベンチ入りどころか挨拶もないというあっさりしたものでした。

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 岩尾はもう36歳なので複数年契約を結んではいないと思いますが、シーズン途中で契約が切れるとは考えづらいので徳島が移籍金を払ってまで完全移籍で岩尾を獲得したのには少々驚きました。徳島は成績不振のためシーズン序盤で吉田監督の解任を余儀なくされただけでなく、主力選手が突然引退したり、監督を批判した選手と合意契約解除のやむなきに至ったりと傍目には「内紛」としか思えないような出来事が相次いでいました。そこで徳島フロントはチーム立て直しのためにかつて徳島で絶大なキャプテンシーを発揮した岩尾にすがったのかもしれません。

 岩尾は2022年に浦和へ期限付き移籍。リカが就任1年目の夏に「岩尾のような選手が欲しい」と言い出したので平野を採りましたが、それでは物足りなかったようで2年目には岩尾本人を獲得。

 徳島サポから見れば「鬼畜の所業」と見られても仕方ない移籍劇でしたが、非常に意外なことに岩尾がフィットするには案外時間がかかり、リカも我慢して岩尾をスタメン起用し続けてはいたものの、5月のアウェー柏戦ではとうとうベンチ外に。どうも徳島時代のリカと浦和に来てからのリカの様相が変わっている(徳島時代よりは圧倒的に縦に速いとか)ことに気づくのに時間がかかったようで。

 ただその悩んだ時間は決して無駄ではなく、ひと月も経たないうちにスタメンを奪回。その後は不動のレギュラーでありつづけました。そしてその悩んだことが良かったのか岩尾は「リカ専用機」にはならず。監督がスコルジャに代わった2023年には浦和への完全移籍を決断し、監督の求めに応じてプレーできる器用な選手として引き続き2CHの一角として主力中の主力となりました。

 ところが今年ヘグモが監督に就任して基本フォーメーションが昨年までの4-2-3-1から4-1-2-3へと一変。しかもアンカーには現スウェーデン代表のグスタフソンが来てしまって岩尾の立場は一変。アンカーとしての能力はグスタフソンに遠く及ばずに開幕当初はベンチスタート。

 周りがグスタフソンの使い方に慣れていない中、IHに配された岩尾が「グスタフソンのヘルパー」いう意外な才能を見出された時期もありましたが、運悪く故障して1ケ月半ほど離脱。グスタフソンも故障してホーム町田戦からスタメンに再起用されましたがやはりアンカーとしては物足りず、ホーム神戸戦では後半から出場のグスタフソンに圧倒的な差を見せつけられてしまいました。またIHとしてはやはり点が取れないのが致命的で、安居との比較でも次第に劣位となってしまいました。

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 7/1に公表された「ファン・サポーターのみなさまへ」で示された堀之内SDのコメントによれば、移籍の経緯は「本人による、選手としてプレーできる時間がそれほど多く残っていない年齢となり、ピッチに立つ時間に拘りたいという意思は固く、その意向を尊重することといたしました。」とのこと。徳島側での移籍コメントでは「僕のキャリアには、いつか必ず終わりがきます。その瞬間までに、今何がしたくて、今何をすべきで、いつの日か何を成したいのか。その連続の中で過ごし、今日まで意思決定をして参りました。」とあって、選手としてプレーできる時間がそれほど多く残っていない中でやりたりこと、やるべきことをやるために移籍を決断した色彩がより強く滲み出ています。

 岩尾は最前線に飛び出して得点に関与するCHではなく、かといって守備で全幅の信頼を置けるCHでもなかったものの、堀之内SDのいう「高い戦術理解と言語化能力をもってチーム内の共通理解の醸成に寄与」する選手でした。ピッチ上で何が起こっていたのか、それを選手目線でどう感じていたか、監督が話さなかったこと、話せなかったことが岩尾のインタビューで氷解するなんてことは日常茶飯事。言語化能力の高い選手って浦和では非常に貴重で遠藤航以来かも。岩尾移籍で最も打撃を被るのは浦和ではなく、浦和の番記者かも(苦笑)。

 風貌が風貌なのでサッカー選手より「課長」の愛称の方がしっくりくる岩尾。酒井同様、既にレギュラーではなくなってしまったものの、当然のように今年も浦和にいる、それどころか酒井と違って浦和で引退するとまで思っていた岩尾が移籍するとは寂しさを禁じえません。2年半ありがとうございました。

 

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2024.07.01

ばんぺい湯@日奈久温泉(熊本県)

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 熊本市の南、八代市にある日奈久温泉を7年ぶりに再訪。温泉街は肥薩おれんじ鉄道日奈久温泉駅から駅前を走る国道3号線を下って徒歩15分弱のところにあります。

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 日奈久温泉は江戸時代には熊本藩細川氏の藩営温泉となり、薩摩街道沿いという立地にも恵まれて昔は繁盛したそうですが、どこで何を間違えたのか、現在は残念ながらかなりうらぶれ感が漂っています。でも、これでもかこれでもかと「くまモン」を置いてなんとか活性化を図っています。

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 温泉街でひときわ目立つのが「ばんぺい湯」。老朽化した市営日奈久温泉センターを一新して2009年に営業を始めたものなので、まだそんなに古い感じはしません。一階はフロント&売店で、大浴場は2階。畳敷きの広い休憩室も2階にあり、Wi-Fiも完備。でもロッカーが有料(10円)なのはちょっとせこいというかなんというか。

 内湯の湯舟は浴室中央と奥に長方形の湯船をひとつずつL字型に配置。浴室の奥に露天風呂。

 浴室入口脇にある水風呂以外は温泉かけ流しがウリで、単純温泉ながらも弱アルカリ性らしい柔らかな湯ざわりが楽しめました。内湯は適温でしたが、露天はややぬるめ。

 カランは左右の壁沿いに6+6個。しかもシャンプー、リンスつき。

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 日奈久はちくわもウリにしているようですが、往訪したのが平日のせいかちくわを気軽に買い食いできるような店は見当たらず。

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【温 泉 名】日奈久温泉
【施 設 名】ばんぺい湯
【入浴料金】520円(+脱衣所ロッカー10円)
【交通手段】日奈久温泉駅から徒歩15分弱
【泉  質】単純温泉
【源 泉 名】日奈久温泉センター第1~4号泉
【泉  温】源泉:34.5~46.0度
【コメント】加水なし、加温あり、掛け流し、入浴剤なし・塩素系消毒あり

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【観戦記】24年第21節:浦和 3-0 磐田 ~ この面子でここまでやれるのか!!

 前節名古屋戦以上に相手に何もやらせない完勝。川島の奮戦で3点止まりに終わったといっても過言ではない試合でした。それにしても動ける選手をかき集めたような面子でここまでやれるとは!!

《スタメン》

 浦和のスタメンは前節名古屋戦と全く同じ。この試合でレンタル契約満了となる予定のソルバッケンも最後までお勤め。

 試合前の会見でヘグモは「ハムストリングに違和感を感じたタカ(関根貴大)と足首をひねった(前田)直輝がどうかというところは状態を見なければいけません。サミュエル(グスタフソン)はトレーニングで良くなってきていたなかで少し発熱などがありましたので、明日の状態を見なければいけません」と語っていましたが、結局この3人は戻ってこず、故障していた選手は興梠が戻ってきただけ。

 徳島への移籍が決まった岩尾もベンチ外となったので、今季ここまで全く出番がなかった宇賀神と堀内がついにベンチ入り。ソルバッケンが90分持つかどうか怪しいのに、サイドアタッカーが控えに一人もいない苦しい陣容を強いられました。

 一方磐田は前節から森岡→グラッサ、金子→平川、ジョゼ→松本とスタメン三枚入れ替え。前節東京V相手に3-0と完勝したので「勝ったチームはいじらない」と個人的には予想していましたが、試合後の監督会見によると「SHはハードワークをしないといけないのでフレッシュな選手を入れた」とのこと。

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《試合展開》

 キャプテンに加えて副キャプテンまで壊滅した浦和は、満を持していたかのように伊藤がゲームキャプテンに。そして浦和の布陣は名古屋戦同様4-2-3-1でしたが、渡邊左SH、武田トップ下と両者の位置を名古屋戦から入れ替えてスタートしたのが目を惹きました。

 一方磐田ははっきりした4-4-2でリトリート主体の守備。従ってボールは早々と浦和が一方的に保持する展開になりましたが、磐田の守備ブロックの外でぐるぐるボールを回すだけでほぼ持たされている格好に。

 13分には大畑がボックス内で右SB植村に引き倒されたように見えましたがPKはなく、おまけにVARもなぜか沈黙。しかもそこからカウンターを食らって平川の際どい一発を浴びてヒヤリ。

 その後も浦和が辛抱強くボールを回して隙を伺う時間が続き、21分珍しく左サイドに回っていた伊藤が渡邊のさらに外を回ってクロス→ファーで石原が平川の前に走り込んでヘッドが炸裂して先制!!169cmしかない石原ですが、相手の前に入ってしまえば背の低さは全く関係ありません。

 石原はこれが浦和加入後初ゴールどころかプロ入り後初ゴールなんだとか。湘南ではボックス内に飛び込む仕事なんて全く求められていなかったのでしょうが、浦和では逆サイドにボールがあるときのポジショニングの改善、要するに点を取ることをしつこく要求されて、それが見事に実ったようです。

 ボールを持たされた挙句、焦りからのパスミスからカウンターを食らってしまう試合展開が怖かったのですが、先制点を取ってしまえば試合は完全にボールが握れる浦和ペースに。浦和のボール回しにも余裕が生まれ、43分好位置での武田FKが枠内を急襲するもここは川島がセーブ。前半終了間際の渡邊シュートはわずかに枠外。

 前半全くいいところがなかった磐田は左SH平川に代えて古川を投入しただけでなく、なぜかCBグラッサに代えて森岡を投入。どうもグラッサは故障明けで前半だけでお疲れだった模様。まぁあれだけボールを好き放題回されたらさもありなん。

 浦和は武田と渡邊のポジションを入れ替えたのが効いてきたのか、後半は立ち上がりから猛攻。48分左サイドから武田の折り返しを伊藤シュートは川島に阻まれ、50分武田スルーパス→渡邊ボックス内からのシュートはわずかにオフサイド。しかし、52分石原のボール奪取からカウンターで石原の縦パスを右サイドのスペースで伊藤が受け、その折り返しを渡邊が決めて2点目。目の前にCB森岡がいてシュートコースがほとんどない難しいシュートを見事に決めてくれました!!

 57分には武田FKの跳ね返りをアーク付近から大畑がミドルシュートを放つも、ここは川島がビッグセーブ。62分には武田FKがバーを直撃。2点ビハインドの磐田は59分松本→ジョゼ、71分上原→山田と早めに代えるも何の効果もなし。

 一方浦和は73分にソルバッケンに代えてサンタナを投入して4-4-2気味に布陣変更。するとその直後の74分高い位置での渡邊ボール奪取から大畑クロス→武田スルーが効いて伊藤が試合を決定づける3点目をゲット。

 事実上これで試合が終わってしまい、ヘグモは82分にリンセンに代えてエカニットで試運転。最後は宇賀神・井上・堀内とここまでリーグ戦出番のなかった選手をお試し投入する余裕も。そしてエカニットのボックス内突入もあれば、最後は宇賀神が武田CKのこぼれ玉を拾ってミドルシュートを高々と打ち上げるなどそこそこ見せ場を作った上で、磐田に全く何もやらせずに完勝。

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《総評》

 前節名古屋戦は相手に何もやらせない完勝でしたが、スコア上はウノゼロの辛勝。しかしこの試合は名古屋戦以上に相手に全く何もやらせず、しかもその内容をきっちりスコアにも反映させた3-0の完勝。ヘグモが「名古屋戦からさらにステップアップして、試合を通じて一貫性のあるプレーを見せることができたと思います。」とまとめた通りのケチのつけようがない試合内容でした。

 この一週間で酒井・ショルツ・岩尾とチームの顔的存在だった選手を立て続けに3人も失った上に怪我人の回復は相変わらず芳しくなく、「動ける選手を全部かき集めてなんとか18人揃えた」だけに過ぎないようなチーム状態でこれほどまでのパーフェクトゲームが出来るとは!!

 得点は3点ともサイド攻撃から。しかもサイドアタッカーが独力で仕掛けてぶち込んだものではなく、ラストパスを出す者、それを受けてシュートを撃つ者、良い形でシュートを撃てるように相手DFの的を絞らせないように動く者とチーム内で仕込みに仕込んだ形が結実したゴールだったのには感涙しました。

 ヘグモは「サイドで2対1を作ってクロス上げたところに、しっかりとペナルティーエリアに進入している選手が点を取るという素晴らしい1点目がありました」と石原を褒めていましたが、石原へのポジショニング指導が実ってのゴールですからそりゃ嬉しいでしょうなぁ。

 またこの試合で目に付いたのはゴールへ至る選手たちの動きもさることながら、ボールを失った後の浦和の選手たちの切り替えの早さとボール奪回時の強度の高さ。これが怪我人を山のように出しているヘグモ式トレーニングの生き残りの強さなのかも。走行距離は浦和109.8km、磐田107.6㎞とやや浦和が多い程度ですが、スプリント回数は102回vs60回と大差があり、浦和が蒸し暑い中で「肝心な時だけ滅茶苦茶走っている」様がスタッフに如実に表れています。

 ボールを失った途端に浦和の選手たちは攻守を素早く切り替え、しかも複数人で磐田のボールホルダーへ殺到して磐田得意のカウンターを封殺。また磐田がロングボールでプレスを回避しようとしてもマリウス&佐藤の両CBはそもそもハイボールの競り合いには滅法強いタイプな上に、4-2-3-1への布陣転換が奏功して伊藤&安居がこぼれ玉へ反応しやすい位置にいるので、磐田は全く攻め手がありませんでした。

 磐田はカウンターを仕掛けようにも最後までボールの奪いどころが定まらず、ボールを良い形で奪えずにピッチ上を虚しく徘徊するだけ。25年くらい前は浦和と磐田の立ち位置は逆だったと思うと実に感慨深い完勝劇でした。

 そして3度目のACL優勝という超ビッグタイトルをもたらした偉大な3選手が浦和を去り、代わって伊藤・石原・佐藤の98年組が浦和を背負う時代がいきなり到来した感もある試合でした。

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《選手評等》

・リンセンってこれまで如何せん稼働時間が短かったせいもあって正直あまり評価していなかったのですが、めっちゃ周りを活かせる上に守備も案外頑張れることにびっくり。ボールが来ないことに本人は不満のようですが、チームが点を取るための仕事は真面目にこなしているので監督の評価は高そう。

・一方サンタナはスタメン外れてちょっと焦ってるかなぁ。投入直後に無理目なミドルシュートを二本。でも3点目にはファーで伊藤を助けるポジションを取っていてサンタナらしい献身性が失われたわけではないので、おいおい決定的な仕事をしてくれそう。

・武田はトップ下だと磐田相手ですらちょっと強度不足なので途中からSHに回したのかな?SHだとクロスマシーンみたいな感じになっていましたが、ドリブルでぶち抜くタイプではないからしゃーないか。またプレースキッカーとしてはかなり頼もしいことを再確認。

・磐田のゴール期待値って0.2くらいだろうと思っていたら、なんと0.76もあったとは!しかし13分大畑PKなしよ!からのカウンターで得た決定機で期待値を押し上げただけでそこから全く伸びてない(苦笑)でも前半のゴール期待値は磐田のほうが上ってこの数値はなんか致命的な欠陥があるなw

・この試合の川俣主審は判定基準がめちゃくちゃで非常に難儀。しかもVAR福島氏の仕事っぷりがそれ以上に謎。

・68分浮き球に西川・マリウス・ペイショットが競り合った場面では、ペイシェントがヘディングシュートをした直後に西川のパンチがペイショットの後頭部を直撃する場面がありましたが、PKがないどころかVAR介入もなし。84分マリウスのハンド疑惑がありましたが、マリウスが不自然に手を広げてはおらず、PKになる可能性は低いにも関わらず、なぜかこの場面ではVARが介入して案の定ノーファウル。

・選手紹介Vも各種ポスターもチームの顔的な主力選手がごっそりいなくなったんだから、せめて中断期間で作り直しせんとなあ・・・

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-----リンセン-----
渡邊---武田--ソルバッケン
---安居--伊藤---
大畑-マリウス--佐藤-石原
-----西川-----

(得点)
21分 石原
52分 渡邊
74分 伊藤

(交代)
73分 ソルバッケン→サンタナ
82分 リンセン→エカニット
89分 佐藤→井上
89分 安居→堀内
89分 渡邊→宇賀神

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--ペイショット--ジャメイン--
平川--------松本
---上原--ゴメス---
松原-グラッサ--鈴木-植村
-----川島-----

(交代)
HT 平川→古川
HT グラッサ→森岡
59分 松本→ジョゼ
71分 上原→山田
81分 植村→西久保

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2024.06.30

カルビホルモン丼@松屋

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 松屋が2024年6月25日より期間限定発売中の「カルビホルモン丼(980円)」を試食。

 「ぷりっと噛み応えのあるホルモン、鉄板でジューシーに焼き上げたカルビ肉、食感の良いにんにくの芽に、コチュジャンがかおる濃厚コク旨もつダレを絡めた逸品。にんにくの強い旨味と風味を効かせたタレがたっぷりの牛カルビとホルモンの肉肉しい美味しさを過分なく引き立て、にんにくの芽の食感と味わいが良いアクセントになり、ご飯はもちろん、ビールも進む丼です。」というのが松屋のウリ文句。

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 松屋だから仕方がないといってしまえばそれまでですが、「にんにくの強い旨味と風味を効かせたタレ」がたっぷりにも程があるだろう!! タレを別添にして客が好みに応じて自分でかけるようにしてくれるとありがたいのですが、そんなことを松屋に求めるのは無理でしょうなぁ・・・

 またもともとくにゃくにゃっとした噛み応えが楽しいホルモンはともかく、カルビが硬いのはちょっと不可解。火を通しすぎてしまったんでしょうなぁ・・・

 それもまた松屋と諦めがつきますが、サラダがつかない丼ものにしては1000円近いコスパの悪さは目に余りましょう。

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2024.06.29

いな忠@宮島 ~ あなごめし

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 宮島・表参道商店街の中ほど。観光客でブタ混みなのに恐れをなして早めに昼食を取ろうと10時半の開店直前に往訪したところ先客4。ただ結構キャパが大きいのか退店時まで行列は出来ませんでした。またこの店では外国人観光客の姿は見かけませんでした。

 メニューを見て早速お目当ての「あなごめし(2500円)」を注文。後払い。大盛りを頼もうとした後客が断られていましたが、丼ではなく重なので物理的に大盛りは無理なのでしょう(苦笑)。

 なおここはあなごめし専門店ではなくただの食堂なのでカキフライ定食を頼む方も結構いました。

 店の一階はテーブル席主体。混んでくると2階の座敷席へ案内。あなごを焼いているせいか、店内が少々焦げ臭いのが難。

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 お吸い物付きで登場。臭み消しのつもりなのか、なんと天敵大葉が載っていたので慎重に除染。

 ここのあなごめしは「ふっくらふわふわ系」ではなく、どちらかといえばカリッと焼き上げるタイプ。でも甘辛いタレをべっとり浸けて誤魔化そうとする駅弁のあなごめしと違って、あなご自体が美味いので薄味でもご飯がガンガン進む進む!!

 あなごめしと言えば宮島口の「うえの」が超有名ですが、ここは早くから並ばなくて良いことを考えるとそれなりに満足でした。

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2024.06.28

風@北戸田 ~ 鴨醤油らーめん

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 新大宮バイパスにあるロジャース戸田店の裏あたり。大昔に「すご六」があったアパートの1Fに立地。北戸田ないし西浦和が最寄り駅ですが、どちらからもかなり距離があって車じゃないと行きにくい立地です。屋号は「ふらり」と読むようです。先客ゼロ、後客3。

 タッチパネル式券売機で「鴨醤油らーめん(900円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは「鯛塩つけ麺」との二本立て。

 店内は横長カウンター4席と島式カウンター5席。卓上にはかんきつ酢ととうがらし酢のみ。胡椒や一味といった香辛料は見当たらず。

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 スープは鴨出汁をがっつり利かせた判りやすい味。表面の脂層がやや厚めですが、こってりした印象は受けず。かえしもいたずらに自己主張せず、出汁とのバランスを心掛けている風ですが、終盤ちょっとうるさいかな?

 麺は菅野製麺所製の中細ストレートタイプ。ちょっとざらつきのある口当たりで蕎麦みたいな食感なのがかえってスープによく合っています。

 チャーシューは大判で厚みこそないものの案外噛み応え強め。でも肉質は悪くありません。他に刻みネギ、海苔。

 ちょっと殺風景なエリアには似つかわしくないお上品な一杯でした。

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2024.06.27

酒池肉林@三河島

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 常磐線三河島駅から尾竹橋通りを北へ。ただ店は尾竹橋通りには面しておらず、最初の信号を右に入った「荒川仲町通り」に入ってすぐ。先客ゼロ、後客1。

 券売機は無く、メニュー先頭の「魚介豚骨ラーメン(950円)」を注文。後払い。

 メニューは他に醤油ラーメン、塩ラーメン、島海苔ラーメン、島唐辛子ラーメンなど。店長が八丈島出身だそうで、島唐辛子は八丈島産。居酒屋が昼間にラーメンを出しているような屋号ですが、実態は逆でラーメン屋が夜にちょい飲みに対応している感じ。

 店内は厨房に向って縦長L字型カウンター7席のみ。卓上にブラックペッパー、七味、あらびきコショー、そして超激辛スパイス。カウンターの奥行きがあまりないのが少々鬱。

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 とろみ強めのスープは端的に言えばふた昔前の「またお前か」。ただ魚粉のざらつきこそ感じないもののかなり甘めなのが特徴。店内の貼り紙をよく見ると店のお勧めは「ピリ辛魚介豚骨の2辛」とあって、辛味を加えるのが前提なのでベースが甘いのかも。途中で卓上のあらびきコショーを投入してみましたが、確かに味が引き締まって良い感じに。

 全粒粉配合で黒い粒々が見える麺は中太緩い縮れ入り。濃厚スープに合わせてかやや硬めの茹で加減。

 チャーシューは意外なくらい厚みがあり、かつ炙りを入れたことによる焦げがあまったるいスープに程よいアクセントを加えています。他に薄切りメンマ、ほうれん草、刻みネギ、海苔。

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【DAZN観戦記】24年第20節:名古屋 0-1 浦和 ~ 大量の怪我人と引き換えの完勝

怪我人がやたら出てしまったのは残念でしたが、昨年から因縁ありまくりの名古屋に何もやらせない内容で、2016年以来8年ぶりの豊田スタジアムでの勝利。しかも今季ダブル達成のおまけつき!!

《スタメン》

 浦和はサンタナ→リンセン、大久保→武田、岩尾→大畑、ショルツ→佐藤とスタメン4枚入れ替え。

 リンセンと武田のスタメン抜擢は鹿島戦&C大阪戦終盤での活躍を評価したものでしょう。また大久保とショルツのベンチ外は前節鹿島戦での負傷を受けたものと思われますが、ショルツは移籍が取り沙汰されているだけに試合前から不穏な憶測を呼ぶのも致し方ありません。

 ベンチに故障明けの関根がようやく戻ってきましたが、今節もグスタフソンは戻れずじまい。

 名古屋は椎橋→倍井、山中→内田、野上→吉田とスタメン3枚入れ替え。故障明けの酒井宜がベンチ入り。なお名古屋はFWユンカー、MF和泉、CB河面が故障離脱中。

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《試合展開》

 名古屋はいつものように前からガンガンプレスをかけてきましたが、布陣がいつもとは違って左WB内田が最終ラインに下がって、4-4-2気味に構えてからの前プレ。

 長谷川監督が何を意図したのかさっぱり判りませんでしたが、浦和は名古屋の前プレを何ら苦にすることなくボールを前に運んで7分に左サイドからいきなりビッグチャンス。リンセンとのパス交換からソルバッケンが左サイドからクロス。クロスがチャンレに当たってディフレクトしたところにファーで渡邊が反応していきなり先制!!

 早々と先制した浦和はその後引き気味に構えて名古屋にボールを持たせる格好に。カウンターしか能がなく、ボールを持たされるとほとんど攻め手がない名古屋は案の定左右から単調なクロスを入れるだけに終始していましたが、とにかく引いて構えると全然守れないのが今季の浦和。21分左サイドから倍井クロス→どフリーで永井ヘッドの決定機を許してしまいましたが、残念ながら永井のヘッドが枠の外。

 24分には名古屋得意のショートカウンターが発動しかかりましたが、浦和守備陣が冷静に対応してスローダウンに成功し、一応稲垣がミドルシュートを放つもこれまた枠の外。

 浦和はその直前くらいからソルバッケンと武田の左右を入れ替え。武田左WGが機能しないのでやむを得ずの入れ替えと思ったのですが、試合後の監督会見によると「相手の右のCBに対して、オラが1対1を仕掛けられると読みました」ともうちょっと積極的な意図があった模様。

 右CBに抜擢された吉田の出来は酷いもので、浦和の先制点も元はと言えば吉田が高々と上がったボールへの対応を誤ってリンセンにボールを奪われたところから。この入れ替えが奏功して浦和は左サイドから何度もチャンスメーク。

 35分には佐藤のサイドチェンジを左サイド高い位置でソルバッケンが収め、ポケットを取った大畑の低いクロス→ファーに走り込んだ石原シュートの良い形を作りましたが、ここはCB三國がブロック。40分には左サイドからソルバッケンがクロス→チャンレに当たってファーの伊藤のもとへこぼれるも伊藤のシュートはブロックされてしまいました。さらにそれで得たCKで佐藤ヘッドはわずかに枠外。

 ATには三國のヘッドでのクリアが弱すぎた隙をついてリンセンが高い位置でボールを奪ってソルバッケンに決定機が生まれましたが、その直前にソルバッケンが傷んでいたせいかシュートは大きく枠を逸れてしまいました。というか、傷んでいたソルバッケンに決定的な仕事をさせるか、フツー・・・

 そこで浦和は傷んだソルバッケンに代えて後半頭から前田を投入。名古屋は前半ソルバッケンにボコボコにされていた吉田に代えて野上を投入。吉田のスタメン起用とは何だったのか(苦笑)。

 51分武田FK→佐藤ヘッドが決まったか!!と思いきやわずかにオフサイド。この試合VARが故障して後半キックオフが遅れる椿事があり、この時間帯はVARなしとの説明があったにも関わらず、池内主審は盛んにどこかと交信してオフサイドを認定。やがてVARは復旧したようでしたが、VAR故障中に勝敗を左右する際どいプレーがなかったのは不幸中の幸いでした。

 57分右サイドでのハイボールの競り合いでリンセンが上手く内田と入れ替わり、ボックス内へ突入しようとするリンセンを内田はたまらず背後から倒してしまって、この日2枚目のイエローで退場。

 勝負どころと見たヘグモは61分武田→関根、リンセン→サンタナと交代。一人少なくなった名古屋も永井→椎橋、倍井→久保と代えて4-3-2に布陣を変更し防戦を試みるも、64分ロングカウンターで関根がポツンと前残りの前田へ大きく展開→前田がボックス内からシュートを放ったものの、ここはランゲラックが好セーブ。

 しかも悪いことにこのプレーで前田が傷んでしまったようで、やむなく67分に岩尾と交代。

 名古屋はパトリック、酒井と2トップを盛んに入れ替えて反撃を試みるも、良い形でボールが奪えないのでどうにもならず。後半名古屋唯一の決定機は84分珍しく浦和を自陣に押し込んだ時間帯で、伊藤の弱すぎるクリアなのか横パスなのか判然としないボールを奪って稲垣がミドルシュートを放った場面。今季なぜか相手のゴラッソに沈む場面が多い浦和なのであの一撃にはヒヤリとしましたが、幸いにも稲垣のシュートは枠外。

 また後半途中投入された関根にもアクシデントがあって、88分エカニットと交代。終盤の浦和はカウンターを食らうのが怖いのか、一人少ない相手にピッチを広く使ってボールを回しまくることに徹したので、決定機らしい決定機は90分大畑クロス→サンタナシュートくらい。なぜか8分もあったATにも相手には何もやらせず、何の紛れもなくそのまま逃げ切り勝ち。

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《総評》

 5/15第14節京都戦以来の勝利。しかも名古屋に何もやらせない勝利だったので、試合後の記者会見でもヘグモは「立ち上がりから堅い試合ができたと思います。自分たちでボールをキープしながら、サイドからサイドへ動かすことができました。そして1対1の場面を作っていました。」「試合を支配しながらチャンスを作ることができました」等々実に饒舌。かつその言葉は誇張でも何でもないように思えるくらいの完勝でした。豊田スタジアムでの勝利は2016年以来8年ぶり。しかも昨年から因縁ありまくりの名古屋に対して今季ダブル達成のおまけつき!!

 まぁ終盤は渡邊の言葉を借りれば「後半の終わりのほうで、ああやってボールを保持するのはすごくいいと思うので、あまりリスクをかけず、というゲーム運びになりました」という試合展開になってしまい、一人少ない相手にほとんど決定機を作れずに試合終了だったので「試合内容は芳しくなかった」という見方をする方もいらっしゃるかもしれません。

 でも今季は「リードしていて、その後も優勢な試合を無難に勝ち切ってしまう」という試合が出来ないからこんな勝ち点に留まっている訳で。「やたら劇的でエンタメ性に満ち溢れてはいるか勝ち点は伸びない試合」にすっかり慣れてしまって「勝てる試合を確実に勝つための凡庸な試合」に不満が出るのはなんか本末転倒な気がします。まずは勝ち点を伸ばすのが先で、その先に「面白くて勝つ試合」があって欲しいものです。

 この試合の注目点は「グスタフソン不在時の布陣」でしたが、鹿島戦後半でヘグモは何かを悟ったのか、この試合ではついに4-1-2-3のアンカーシステムを放棄してダブルボランチを採用。といってもダブルボランチは完全な横並びではなく、4-1-2-3にしては伊藤が頻繁に下がってくるなぁといった感じの見え方でしたが。

 ヘグモは「ロングボールを使うチームが少なくありません。そういうチームに対してはCBの前にボランチを2枚置くことによって、セカンドボールを回収しやすくなると思います」と語っているところを見ると、4-1-2-3とか4-2-3-1とかそういう数字にはあまり拘らず、相手の出方に応じてポジションを微調整しただけなのかもしれません。

 伊藤のポジションの微調整といい、ソルバッケンの左WG転用といい、ヘグモがやることなすこと割と上手く行ったのに対し、長谷川監督の采配は完全に裏目。特にCB吉田のスタメン起用は完全に失着でした。また森島をボランチの一角に配したのも謎。試合後盛んに記者に突っ込まれて「攻撃に期待」と語ってはいましたが、得点力はさっぱり上がらずにボール奪取能力が落ちるだけに終わりました(苦笑)。ガツンと奪ってショートカウンターしか能がないチームなのに、ガツンと奪えないんだから話になりません。

 冒頭に記したように個人的には試合結果はもちろん、内容的にも十分満足しているのですが、気になったのはまたしても怪我人が多発してしまったこと。この試合はソルバッケン、前田、関根と3人も故障で途中交代を余儀なくされました。しかも前田と関根は後半からの投入なのに、相手との接触も何もないところで故障。

 中島といい、関根といい、怪我明けの選手をちょっと使ってまた怪我って、そりゃマネジメントに疑問符つけられても仕方ないでしょうに。次節はフィールドプレーヤーが足りなくなって、ベンチにGKが二人いるなんてコロナ禍真っ盛りみたいな大惨事にならなければいいのですが・・・

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《選手評等》

・ソルバッケンのスピードではなく、足元の技術を駆使してヌルヌルっと抜いてゆくのってちょっとSH起用のゆずほっぽい!! そしてリンセンとの相性も非常に良さげ。でもそんなソルバッケンは来週も浦和にいるのかどうか・・・

・名古屋にはイエロー7枚も出ましたが、後方からのファウル、手を使って相手を止めるファウル、そしてライダーキックに肘うちとイエローは妥当なものだらけ。Jリーグの主審は概して前2者に甘すぎで、池内主審は珍しくそれらにきっちりイエロー出しただけなのに、名古屋の選手がそれに対応できなかっただけでしょう。何度も肘うちを繰り返していたパトリックにレッド出してたら100点満点の池内裁きでした。

・それなのにDAZNの解説永井は「名古屋はジャッジに苦しんだ」って、どんだけ節穴なんや・・・心底永井の解説にはがっかりしました。それでも聞いていて不快になるあの方よりはマシ。もう浦和OBの解説で安心できるのは坪井しかいないかも。

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-----リンセン-----
武田---渡邊--ソルバッケン
---安居--伊藤---
大畑-マリウス--佐藤-石原
-----西川-----

(得点)

7分 渡邊

交代
HT ソルバッケン→前田
61分 武田→関根
61分 リンセン→サンタナ
67分 前田→岩尾
88分 関根→エカニット

-----永井-----
--倍井----山岸--
内田-稲垣--森島-中山
-三國--ハチャンレ--吉田-
-----ランゲラック----

(交代)
HT 吉田→野上
62分 永井→椎橋
62分 倍井→久保
71分 三國→パトリック
77分 山岸→酒井


※写真は試合とは全く関係ありません。

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2024.06.26

名もなき店@南与野 ~ 醤油ラーメン

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 新六間道路を西へ。新大宮バイパスを渡った先の住宅地に立地。斜向かいにダイエーグルメシティ浦和道場店あり。一応埼京線南与野駅が最寄ですが、駅からはかなり距離があります。先客ゼロ、後客4。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油ラーメン(950円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは「塩ラーメン」との二本立てと思ったら、卵に力を入れているようで「卵かけ麺」という変わったメニューがありました。

 店内は横長L字型カウンター8席のみ。卓上には一味、ブラックペッパー、煮干し酢、辛味噌。椅子に対してカウンターが高めで個人的には少々食べづらくて鬱。

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 スープは非常にわかりやすい鶏ベース。鶏油のてかりも映えて小奇麗なルックスですが、残念ながらかえしが強めの「醤油飲ませる系」のようで、しょっぱく感じるのが難。

 麺は三河屋製麺の並夫緩い縮れ入り。口当たりといい、噛み応えといい、良くも悪くもこれといった特徴はありませんが、そんな中庸さがスープにはよく合っています。

 バラ肉チャー種は配膳前にせっせとバーナーで炙っていて、その焦げと染み出した脂が面白いアクセントになっていますが、チャーシュー自体は淡白な味わい。

 具は他に薄切りメンマ、かいわれ、海苔、刻みネギ、なると。

 レッズランドも割と違い店ですが、浦和レッズレディースの皆さんはこの店を知っているかな? 往訪時にまだ色紙は見当たりませんでした。

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2024.06.25

アジフライの聖地「松浦」

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 長崎県の北端にある松浦市は「アジフライの聖地」として売り出し中。その謂れはアジの水揚げ高が日本一であるところから来ているようです。

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 といっても、アジフライをウリにしている賑やかそうな店は田舎の常として「道の駅」など幹線道路沿いに点在しているようで、松浦市の中心駅松浦駅は寂しいのなんの。

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 駅周辺で居酒屋がランチタイムにアジフライを出しているような店は当たりハズレがデカいと思ってホテル併設の食事処「松花」を往訪してみました。

 ランチメニューの「アジ三昧定食」「鯵出汁唐揚&鯵フライ定食」が共に数量限定ながら770円と格安ですが、メニュー写真を見る限り肝心のアジフライが小さめだったので、レギュラーメニューの「アジフライ定食(1000円)」を注文。

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 出てきたアジフライは2枚だけですが、とにかく肉厚!!この厚みには恐れ入りました。しかも全然油臭くない。普段近所のなんとか食堂みたいな定食屋で出てくるのとは全く別物。

 また白いのと茶色がかったものの2種類のタルタルソースが付いてくるのがここのウリ。白いのがノーマルタイプで、茶色がかったのが赤味噌交じりとのこと。後者は酸味がかなり抑えられたように感じましたが、個人的な好みは前者。

 さらに「金蝶ソース」がボトルで付いてきます。これは長崎名物・皿うどんに欠かせない、長崎県民が愛する故郷の味だそうですが、残念ながら個人的にはアジフライは醤油派。従って1枚はタルタルで、もう一枚は卓上の醤油でいただきました。

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 「アジフライの聖地」を豪語するだけあって、その実力は只者ではありませんでした。ただ松浦って非常に行きづらいんだよなぁ・・・

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酒井宏樹選手、チーム離脱

 昨日(6/24)、酒井宏樹選手が、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱することが公表されました。

 移籍先は明示されていませんが、酒井の移籍については6/14にスポニチ&報知から「オーストラリア1部・Aリーグに来季から新規参入するオークランドFC(ニュージーランド)から獲得オファーを受けている」という話があり、6/23にはスポニチ&日刊から「決定的」と報じられています。

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 酒井は2021年6月にマルセイユから完全移籍加入。東京五輪代表にOA枠として選ばれていたので浦和でのデビュー戦は8月の鳥栖戦まで持ち越しになりましたが、当時右SBのレギュラーだった西を退けてそのまま不動のレギュラーに。まだまだ欧州でバリバリやれそうな圧倒的なフィジカルを活かして攻守にわたって右サイドを制圧しつづけました。

 3年に及ぶ浦和在籍中の酒井の最大の見せ場はやはり全北現代とのACL2022準決勝、延長後半も終わろうとしていた120分に「諦めないということはこういうことなんだ!!!」と言わんばかりに酒井の渾身のタックルが炸裂した場面でしょう。酒井のタックル&クロスを契機にユンカーの起死回生の同点ゴールが生まれました。

 試合後酒井は「昨年の夏にマルセイユからレッズに移籍してきて、当時は家族も代理人も含めて誰一人、この移籍に賛成の人はいませんでした。ただ、この移籍が成功だったかどうかは僕自身が証明するしかないと思っていましたし、そのためにはこの大会を獲ることが非常に必要だと思っています。」とACL優勝に賭ける熱い思いを明らかに。

 ただ酒井がビッグマッチに向けて無理を重ねてしまった代償は大きく、2022年は小破を押してグループステージに出場しつづけ、ステージ突破を見届けてから5月に手術。2023年には11月4日のルヴァン杯決勝後に右膝半月板損傷で手術と、なんだかんだと故障でチームを離れがちになってしまいました。

 後者は当初「全治3ケ月」と言われ、2024年シーズン開幕に間に合うかどうか心配されたくらいだったのに、12月のCWCに酒井が出てきたのには心底びっくりしましたが・・・

 しかし、無理に無理を重ねて故障がちになってしまった酒井のパフォーマンスは次第にガタ落ちに。CWC出場へ向けて無理をしたのが良くなかったのが、今シーズンの酒井の出来は見るも無残。簡単に裏を取られるとか切り返し一発に簡単に引っ掛かるといった失態が目立ちました。そして4月のFC東京戦でまたしても故障。石原にポジションを奪われ、故障が癒えた後も酒井がレギュラーに返り咲くことはありませんでした。

 酒井はもともと「フィジカルで全てを解決する」傾向が強く、監督の求めに応じて最適なポジションを取るといった細かい仕事が得意な選手ではないので、フィジカル的に無理が効かなくなると非常にコスパが悪い選手になってしまったのも確か。

 酒井は2023年12月に契約を更新したばかりなので、移籍に伴い結構な金額の違約金が入ってくるのは間違いありません。レギュラー格ではなくなってしまった34歳のベテランが移籍金を残してチームを去ること自体は浦和フロントにとっては悪い話ではないでしょう。

 昨年末の契約更新時に「悩んで悩んでの決断でしたが、いま本当にスッキリした思いで来年を迎えることができると思っています」とまで語っていた酒井が、それからたった半年、しかもキャプテンにも拘らず移籍を決断。もともと「いつまで浦和にいるかどうか判らない」旨の公言していた酒井だったので、何らかのきっかけで「マルセイユから浦和レッズへの移籍を決めたときと同様に、自分の新たなる目標と挑戦のためには必要な決断」に至ったのもそんなに違和感はありません。よく言えば実にプロっぽい、悪く言えば傭兵に徹した酒井らしい決断を尊重したいと思います。

 なお先述のように酒井の移籍自体は浦和フロントにとってそんなに悪い話ではありません。当然ながら右SB石原のバックアップがいなくなってしまう問題が発生しますが、目先は故障明けの関根を転用して凌ぐのかも。

 欧州でバリバリやってそのまま引退しても不思議はないレベルの酒井が浦和にやってきたこと自体が奇跡で、それから3年もの長きにわたって活躍し、ACLというビッグタイトルと移籍金を残して浦和を去るとはいくら感謝しても感謝しきれません。今までありがとうございました。そして今後のキャリアが実り多いものでありますように。

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2024.06.24

タルタルガパオ盛り定食@からやま

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 2024年6月21日から期間限定発売中の「タルタルガパオ盛り定食(979円)」を試食。

 「からあげと相性抜群なタルタルと日本でも親しみのあるタイ料理ガパオ、それぞれ主役級の料理を一皿に盛りつけました。 本格的な辛さのガパオをスプーンでご飯と共に頬張り、目玉焼きを崩せばまろやかに味変できます。塩にんにくベースでタルタルをたっぷり纏ったからあげは、王道そのもの。 ご飯のおかずが盛りだくさんで、思わず食事に夢中になってしまう定食に仕立てました。」というのがからやまのウリ文句。

 なんか同グループの「かつや」お得意の「合い盛り定食」にインスパイアされたような一品で、塩ガーリックからあげ2個+ガパオ+目玉焼き+えびせんと脂ぎったものがこれでもかこれでもかと目白押し。

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 なんでわざわざご飯のおかずになりそうもない「えびせん」を加えたのかさっぱり判りませんが、出てきたものを見てさらにびっくり!!!えびせんがなんと3枚も!!! からやま史上空前絶後の「要らない子」ですなぁ、これは・・・

 またからやまは「からあげと相性抜群なタルタル」と考えているようですが、塩ガーリックからあげはレギュラーのからあげ以上に下味がしっかり付いているので特段タレの類は要らなさそう。そのままで食べるのが一番美味そうなのについ余計な手を加えてしまうのはからやまが陥りがちな失敗です。

 さらにウリ文句や写真を見る限りは目玉焼きは半熟で、黄身を割ってガパオをマイルドに味変することを想定しているにも関わらず、実際に出てきたのはガチガチの固焼き。よってなんで目玉焼きが付いているのが意味不明に。

 ガパオ自体は食べ手を選びそうな香草を多用せず、良い感じにピリ辛に仕上がっていて気に入りましたが、これなら単純に塩ガーリックからあげとガパオの合い盛りだけにして値段を下げたほうがいいんじゃないかと。両主役の実力は十分なのに、脇役が寄ってたかってダメにしている残念な一品でした。

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2024.06.23

【観戦記】24年第19節:浦和 2-2 鹿島 ~ 結果は出ないがエンタメ性抜群すぎて辛い

 あんまりな前半の内容でヘグモ解任論が噴出しはじめるのもやむなしと思っていましたが、後半一変!そして武田の大活躍でありとあらゆる問題が有耶無耶に(苦笑)。実に浦和らしい。

《スタメン》

 浦和は前節出場停止だったショルツが佐藤に代わってスタメンに復帰した他、前田→ソルバッケンとスタメン2枚入れ替えのみ。前節故障した伊藤は無事スタメンに。

 前田がベンチスタートになったのに加えてエカニットがベンチ入り。故障の興梠はともかく酒井がベンチ外になったのはサプライズ。

 ヘグモは試合前の記者会見で怪我人の状況をやたら長々としゃべっていました。ヘグモは過去の発言を見る限り怪我人の状況をえらく楽観的に話す傾向があって全然信用できないのですが、この試合に関して言えばメンバー入りできる可能性があると伝えられた関根が結局間に合わなかったくらいで、それ以外は会見から推察できる範囲内でした。

 一方鹿島のスタメンはいつもの面々。浦和とは対照的にリーグ戦はスタメン固定で何試合もこなしています。

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《試合展開》

 鹿島のフォーメーションは基本4-2-3-1ですが、守備時はたいして前からプレスをかけず、高い位置に4-4-2のタイトな守備ブロックを形成して浦和にボールを持たせる策を取ってきました。

 そんな鹿島に岩尾に代えて安居をアンカーに配した浦和がどう挑むのか?とのんびり構えていたら、3分いきなりカウンターをくらって失点。最初の師岡のシュートは西川が防いだものの、こぼれ玉を鈴木に詰められてしまいました。

 西川の弾いた位置が悪いのが失点の直接の原因ですが、それ以前にもこの試合の浦和のダメさ加減がてんこ盛り。ショルツが簡単に鈴木にポストプレーを許しているのはショックでしたが、至るところで球際で負けまくってカウンターを許すようでは話になりません。そして鈴木にボールが収まった時の鹿島攻撃陣の迷いの無さが見事。

 10分には鈴木のサイドチェンジから濃野クロス→師岡シュートの大ピンチも。鹿島は監督が代わっても悪く言えば「鈴木優磨と愉快な仲間たち」に過ぎず、鈴木がフリーダムに動いて試合を組み立てながらフィニッシュにも関わるというスーペルな仕事ぶりを見せていました。ヘグモも試合後「前半は鈴木優磨選手が支配したと思います。彼の素晴らしいFWぶりを見せられました。彼が前半で違いを生んでいた選手でした。」と絶賛。

 そしてそんなに判りやすいキーマンがいるチームにも関わらず、浦和守備陣は鈴木を全然捕まえられず。ヘグモは「プレスのところで苦しんだ試合」と試合後総括していましたが、プレスが全然ハマらずにぽっかり空いたサイドへ大きく展開される場面が繰り返されるのにはホトホト参りました。

 現場では浦和の選手たちの動けなさっぷりから「ヘグモが練習をやりすぎて試合ではもはや力が残っていないのでは?」と「昔の広島カープ」みたいな残念疑惑がムクムクと巻き起こったのですが、試合後安居は「前も二度追いするでもなく、どうハメるのかも曖昧なまま行っている感じがあって」と語っていて、身体の問題ではなく、それ以前にチーム内に迷いがあったことを吐露。それはそれで何のために練習しているのか疑惑が・・・

 守備もダメなら、攻撃はそれに輪をかけてダメダメ。浦和は前節C大阪戦同様大久保を左WGに配して中島ばりに自由にやらせ、左サイドは渡邊がぽつんと一人いるだけになりがち。当然ながら組み立ては右サイド偏重になり、そこからサイドチェンジして渡邊を使おうという意図は伺われましたが、それが決定機に繋がったのは12分の一回こっきり。

 安居のアンカー起用は相当無理があって良い形で縦パスはほとんど入れられず。というか、無理に縦パスを入れるとボールの受け手が鹿島守備陣にガツンと当たられてカウンターを食らうのがミエミエで怖いのでしょうなぁ・・・よって浦和がボールを保持している時間が長いだけで何も起こらずじまい。鹿島の高い最終ライン裏狙いも全く実りませんでした。

 そして42分珍しく自陣に押し込まれた時間帯に鹿島左サイドから安西クロス→鈴木に決められて追加点を許してしまいました。最も警戒すべき鈴木が終始フリーなのが謎すぎ。「ボールくれ!!」と言わんばかりにボックス内で手ぶりで要求している鈴木にやられるかね、フツー・・・ その前に伊藤が左サイドで佐野と対峙する羽目になっているのかも謎。

 ATには師岡スルーパス→裏抜けした鈴木がシュート、西川がはじいたボールを鈴木が拾って名古シュートと立て続けに決定機がありましたが、ここは西川が奮戦。

 あんまりな前半の試合内容を受けてヘグモは後半頭から不振&ちょっと傷んだ大久保に代えて大畑を投入し、渡邊を左WGへ。ここまでは定番でしたが、面白かったのは安居を前に上げて岩尾を下げるだけでなく伊藤の位置まで下げて、ヘグモは4-4-1-1、安居は4-2-3-1と表現は若干違いますが、要するに4-1-2-3を諦めてダブルボランチを採用。

 安居の弁ではこれは事前に練習した形ではないそうですが、昨年の遺産がここで活きたようで浦和は攻守ともに立て直しに成功。早速47分カウンターからソルバッケンの折り返しをボックス内でどフリーで安居が受けたものの、シュートは枠外。

 フォーメーション変更と大畑投入はそれなりに効果があって攻撃の左右のバランスが良くなり、ソルバッケンも活きはじめて、65分にはソルバッケンのパスを受けて伊藤がボックス内に突入するも、シュートはGK早川がセーブ。

 その直後にヘグモは脚がつったソルバッケンに代えて前田、さらにサンタナ→リンセンと交代。これまた効果があって、69分相手を押し込んだ状態からアーク付近で渡邊がボックス内右のリンセンへ展開→リンセンのシュートがディフレクトしてポスト直撃!!!

 73分ショルツが傷んで佐藤との交代を余儀なくされたのは誤算でしたが、76分足がつった岩尾に代えて武田を投入したところ、これが大当たり。

 投入直後の77分に石原の縦パスを受けて裏抜けに成功した伊藤の折り返しを武田がぶち込んでようやく反撃開始。その後は鹿島の時間潰しにあって攻め手を欠きながらも90+2分には遠目の位置から武田がGKの逆を突く形で直接FKを決めて同点に。

 さらに90+3分には伊藤の縦パスをヘッドでリンセンが押し返し、渡邊がボックス内に投入して切り返し一発からシュートを放ちましたがわずかに枠を捉えきれず。両者傷み分けのドローで試合終了。

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《総評》

 とにかく前半が酷すぎました。武田の奮戦で辛うじて勝ち点1を拾いましたが、あのまま負けていたらさすがにゴール裏の堪忍袋もブチ切れてヘグモ解任論が噴出していたと思います。

 C大阪戦で良いところなしに終わった大久保左WGはまたしても失敗。スタメン発表を見ててっきり大久保右WG、ソルバッケン左WGにすると思ったのですが、ヘグモはソルバッケン右WGに賭けたのでしょう。

 当然ながら「大畑左SB、渡邊左WG」という代案が脳裏に浮かびましたが、「歩夢もまだ90分プレーしていないという状況」だったので頭から使うのはリスキーだった模様。さらに「トモも膝に少し痛みを抱えていました」のでこれまたハナから90分は無理で、その結果が大久保スタメン、後半から大畑投入になったようで。WGに怪我人が多すぎて他に打つ手がなかったのでしょうが、残念ながら結果は案の定大久保左WGはまたしても機能せず、おまけに前半途中で傷んでしまいました。

 そして試合後ヘグモが「本日はプレスのところで苦しんだ試合でした。相手にスペースを与えてしまったと思います。特に中盤でうまくいかなかったので、そこには戦術的な理由があります。それを修正するのは私の責任です」と率直に認めるように、大久保一個人を責めても仕方がないくらい浦和はチームとして体をなしていませんでした。怪我人だらけで試合に出る面子がコロコロ代わるのでチームの熟成がなかなか進まないせいかもしれませんが、それにしても「強度がやたら高いと噂される練習で何をやっているのか???」といぶかしくなるくらい選手たちは動けませんでした。それもしんどくて動けないのではなく、迷いがあって動けないとは。

 この試合の「良かった探し」はとうとうヘグモがグスタフソン不在時の4-1-2-3を放棄したこと。過去の試合でも途中から4-4-2になるケースがあり、ヘグモがいたずらに4-1-2-3に固執し、選手の向き不向きを考えずに無理やり4-1-2-3に当てはめていた訳ではないと思いますが、さすがに前半のダメっぷりを見て4-1-2-3を諦めたのは今後の浦和にとって一大ターニングポイントになるかもしれません。もちろんグスタフソンがスタメンに復帰すればすぐに4-1-2-3に回帰するのでしょうが。

 そして布陣変更後の後半は浦和が鹿島を圧倒したとまでは言えないにしても、鹿島に何もやらせなかったのは確か。まるで神戸戦の前後半の変貌ぶりの再現でしたが、神戸戦は中島&グスタフソンの投入効果が絶大だったのに対し、この試合は中島&グスタフソン抜きでもここまで出来たのは自信を持っていいと思います。やはり浦和のポテンシャルは底知れないものがあると。

 一方鹿島は出方を変えてきた浦和に対して、矢継ぎ早に選手を代えてはみたものの、どれもこれもノーインパクト。前半と違って前からプレスをかけて来た風でしたが、かえって陣形がルーズになるだけで浦和の攻勢を助長させるだけのチグハグさ。

 所詮ポポビッチ、修正能力はイマイチみたいで。さらに言えばスタメン固定が祟って「選手を代えれば代えるほど悪くなる」傾向にあるのかも。絶対に勝てる試合がまさかの引き分けに終わって試合後は鹿島サポから大ブーイングが鳴り響きましたが、追いつかれる要素はそこかしこに見え隠れ。

 今の浦和が全然強くないのは見ての通りですが、町田といい、神戸といい、鹿島といい、G大阪といい、上位陣が浦和より明らかに強いかとなるとそうでもないと思うけどなぁ。今季の負けではっきりとした力負けは広島と瓦斯くらいでしょう。でも怪我人が多すぎてそのちょっとの差を埋められずに今日に至る感じ。

 それにしてもあんまりな前半の出来が悔やまれる試合でした。

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《選手評等》

・C大阪戦のアシストに続いて、この試合では2ゴールの武田。浦和復帰後もなかなかベンチにも入れない日々が続きましたが、ついに「終盤の切り札」という居場所を見出したようで。長い修業を経ての浦和帰還の甲斐がありました。おめでとう!そしてありがとうございました。

・ソルバッケンはスピードではなく、相手との間合いというかちょっとした挙動とか、なんか相手の意表を突くような恰好で抜いちゃうタイプみたいで。後半のソルバッケンの出来なら、確かに契約延長する価値あると思いました。頑張れ、ホ・リ・ノウチ!!

・前田は「俺はエゴイストになる!!」と言った割には勝負しなかったなぁ・・・お前が対面の奴らをぶち抜かんでどうする!!最後の石原へのパスはないわ・・・

・怪我でもないのに酒井がベンチ外ってやっぱり移籍絡みだろうなと思っていたら、案の定試合翌日に「決定的」とは(´・ω・`)ショボーン

・成績がしょっぱい割には今季の浦和の客入りが良いのはやっぱエンタメ性が無駄に高くてリピーターを呼びやすいせいかもしれんなぁ。今のところ雨の試合も少ないし。この試合は48,638人もの大入り。ビジターが非常に多くてメインアッパーのビジター指定席までぎっしり。不自然な白シャツもメインスタンドの南寄りには多く見られました。

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大久保--サンタナ--ソルバッケン
--岩尾----伊藤--
-----安居-----
渡邊-マリウス--ショルツ-石原
-----西川-----

(得点)
77分 武田
90+2分 武田

(交代)
HT 大久保→大畑
66分 ソルバッケン→前田
66分 サンタナ→リンセン
73分 ショルツ→佐藤
76分 岩尾→武田

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-----鈴木-----
仲間---名古---師岡
---知念--佐野---
安西-関川--植田-濃野
-----早川-----

(得点)
3分 鈴木
42分 鈴木

(交代)
71分 仲間→チャヴリッチ
81分 師岡→柴崎
88分 鈴木→藤井
88分 名古→樋口

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