2020.09.28

牛生姜焼きカレー@かつや

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 「かつや」が2020年9月11日から発売中の「牛生姜焼きカレー(税抜590円)」を試食。

 かつやは「あえてカツなし」というのがかつや史上初の挑戦だとやたら強調しています。また生姜焼き自体は「全力飯弁当」などで過去に販売済だそうですが、そこに牛肉を使ったのもかつやなりの挑戦。かつやは豚肉または揚げ物を使用するという独自ルールに則って商品開発を進めてきたので、今回の商品はそのどちらの縛りにも反した意欲作のようです。

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 もっとも個人的にはそもそもかつやでカレーを食べた記憶がないので、むしろそちらのほうがチャレンジングな気も。でもそのカレーは悪くありませんでした。ルーはとろみ強め、かつ旨味&コク重視であまり辛くないタイプかな?と食べ始めは思ったのですが、食べ進むうちに辛さが口内に留まり続けてじんわり辛さが襲ってきました。これなら辛さと旨味&コクとのバランスも崩れず、なかなかいい感じ。

 カレーの出来が悪くなかっただけに、生姜焼きと合わせたのがちょっと勿体ない気も。生姜焼きは定食につけるものに比べるとずっと薄味。生姜焼きでは一般的な豚肉ではなく牛肉を使っているので生姜焼きにしては甘いという面白みもありながらも、あくまでもカレーのトッピングであるという分を弁えている感じでしたが、それでも時折生姜が放つ強烈な自己主張がカレーと喧嘩しているようで些か嫌みに。これならシンプルにただのビーフカレーにしたほうが手間もかからず、かえって美味いような気がしますが・・・

 もっともシンプルな構成でも悪くないのに、わざわざ何か変化をつけてかえってダメにするというのは、かつやでも松屋でも松のやでもなか卯でも良くあることですが。

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2020.09.27

海老のチリソース定食@松屋

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 松屋が2020年9月22日より期間限定で発売中の「海老のチリソース定食(730円)」を試食。

 「ぷりっぷりの海老がごろごろ入った『海老のチリソース定食』は、たっぷりの特製チリソースにふわふわ玉子も入れた松屋自慢の一品です!豆板醤・生姜・ニンニクが効いた特製の本格チリソースでご飯が進みます!」というのが松屋のウリ文句。

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 「ぷりっぷりの海老がごろごろ」というのは誇張表現でもなんでもなく、確かに海老は思いのほか大きくてぷりっぷり。しかも「ごろごろチキン」の「ごろごろ」に匹敵するくらい量もたっぷり。

 面白いのは「ふわふわ玉子」を加えていること。これによって味わいが幾分マイルドになると共に、海老だけだと味わいが単調になりがちなところに巧くアクセントを加えています。

 味は旨辛ではなくかなり甘辛寄り。しかも辛いほうにも甘いほうにも結構振り切っている感じで、その辺りはご飯が進むように味がやたら濃すぎるという松屋の通弊は免れていませんが、そこで別添のサラダが箸休めとして大活躍。余ったチリソースを別添のサラダにちびちびながら食べ進めれば大盛ライスでも全く飽きることなく一気に完食。

 松屋の中華系定食にはあまり良いイメージがありませんが、これは当たりの部類でしょう。

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【DAZN観戦記】20年第19節:浦和 0-2 横浜FC ~ 大槻監督の「終わりの始まり」を実感せざるを得ない完敗

・序盤から下平監督の狙いにずっぽり嵌まってしまい、後半破れかぶれの起死回生の一策も実らず、今季終了=もはや来季へ向けての体制準備が急務と考えざるを得ない完敗でした。

《スタメン》

・浦和は中2日&中2日の3連戦。前節から興梠→杉本、汰木→関根、武藤→柏木、長澤→エヴェルトン、橋岡→デンとスタメン5人入れ替え。宇賀神がベンチどまり=山中3連闘がやや意外だったくらいで、後は想定の範囲内。

・青木は今節もベンチ外でやはり小破の模様。前節スタメンの橋岡は前節頭を2回強打したので大事をとってベンチ外なのかも。柏木のスタメン入りに伴い、前回久しぶりに途中出場の武富がベンチ外に。

・中2日&中2日の3連戦は今シーズンで最もきつい日程なので、伊藤や武田などここまでなかなか出番がない選手もベンチ入りの機会くらい巡ってくるかと思いましたが、残念ながらベンチ入りメンバーまで含めて新味なし。前節出場の武富がぎりぎり視野に入っているだけで、この3連戦でベンチ入り出来なかった選手は事実上今季は戦力外なのでしょう。

・横浜Cも中2日&中2日の3連戦。前節からGK六反、CB小林、左SH松尾を除く8人を入れ替え。前節川崎戦でカズ・中村・松井と超ベテラン選手を3名も併用した辺り、正直「捨て試合」臭がプンプンしましたが、それでも川崎相手に浦和よりは格段にマシな試合をしたようで・・・

・レアンドロ・ドミンゲスは今季初スタメンどころかそもそもほとんど出番がなかったのですが、下平監督によれば「長いケガをしていてなかなかコンディションがそろわなかった」とのこと。右SBマギーニョも故障明けで久しぶりの出場。

《試合展開》

・前回対戦時の横浜Cは3-3-2-2の布陣を敷いていましたが、第9節から4-4-2に変更。よって浦和とはミラーゲームに。

・横浜Cは本来ボールを持ちたがるチームですが、序盤は浦和がボールを圧倒的に支配。もっとも浦和はボールを支配しているけれども横浜C守備陣を崩す気配は微塵もなく、どこからどう見てもボールを持たされている状態で、決定機は3分槙野のロングフィードが杉本に通り、杉本がCB小林と競り合いながらシュートを放った場面だけ。

・ピッチで起きている現象だけ見れば、ボールを持たされると身動きが取れない浦和の弱点を見越して下平監督があえて浦和にボールを押し付ける策に出たものと思いました。第1戦でも下平監督は「比較的、前からプレスを掛けたときに簡単に蹴ってくる、それをいとわないチームなので、あまり前から行っても損するだけなので、逆に蹴ったボールを回収できればというプランだった」と語っていましたし。

・しかし、試合後コメントでは「前線にレアンドロが入っているので、そこで守備の規制はかかりづらくなる」からボールを持たれるのはある程度しょうがないと、好ましくはないが次善の策だったというニュアンスを滲ませています。ただその意図はどうあれ、下平監督のゲームプランに浦和がまんまと嵌まってしまったのは火を見るよりも明らか。

・またこの日の浦和が難儀だったのは非常にパスミス・連携ミスが多かったこと。たまにショートカウンターの好機、川崎なら一発で得点に結びつけそうな好機を掴んでもパスミスやら連携ミスやらで得点どころかシュートにすら持ち込めないのには参りました。

・そうこうしているうちに16分浦和の弱点=ビルドアップの稚拙さを突かれて失点。GK西川のフィードが手塚にカットされたのを機に、アーク手前から松尾の一発を浴びてしまいました。西川の好守に助けられて勝ち点を拾う試合も多々ありますが、西川のフィードに起因する失点=敗戦に直結する失点が度々あるのもまた事実で、もう来年以降のことも考えて正GKは彩艶へ切り替えるべきでしょう、これは。

・皮肉というかなんというか、横浜Cは先制後逆にボールを握る時間が増えだし、浦和は横浜Cのパス回しの前に右往左往するだけで一向に良い形でボールが奪えず、当然ながらカウンターも繰り出せず。こうなってしまうと柏木SH起用が裏目に。

・悪いことは続くもので、35分柏木が負傷してピッチ外に出ている隙に、レアンドロ・ドミンゲスのスルーパスを受けた松尾が追加点。デンと岩波の間に出来た不自然な空間を見逃さない松尾、そしてそこへ絶妙すぎるスピード&精度でスルーパスを出せるレアンドロ・ドミンゲスが見事と言えば見事ですが、柏木の穴を埋めるには中途半端な位置&動きしかしてない杉本が残念無念。

・浦和も時折カウンターで好機を掴みかかるも依然シュートが撃てず。45分六反のフィードをエヴェルトンがカットしたことから生じたショートカウンターの好機にボックス内でボールをキープしたレオナルドがどフリーの杉本に出さずにチャンスをフイにしたのには心底参りました。杉本はあからさまに「ボール来ないのかよ!!!」という素振りを見せていましたが、レオナルドは杉本を全く信用していないのがもう明々白々。

・かといって今の戦術では杉本は外しづらく、かつ過密日程ではずっとレオナルド&興梠のコンビで行くわけにもいかず、2試合に1試合はこの「絶望2トップ」で行くしかないのでしょう。もっとも心身ともに疲労困憊気味っぽい今のレオナルドの出来なら、何試合かに一回はレオナルドを外しても良いと思いますが。

・先制されただけでシオシオになる今年の浦和。2点ビハインドともなるともう絶望感漂いまくり。そんな中で大槻監督の中でとうとう何かがブチ切れたのか、後半頭にエヴェルトン→汰木、岩波→宇賀神と2枚替えて、宇賀神右SB、デン右CB、柏木CH、汰木左SH、関根右SHと大胆過ぎる配置転換を敢行。

・要するに柏木が中央からバシバシ縦パスを入れることで、ボールを持たされるとどうにもならない現状をなんとか打開しようとしたのでしょう。

・大槻監督の狙いは59分杉本に代えてレオナルドとの相性が良い興梠を入れ、ついに「柏木全権委任システム」が起動するか!!と思いきや、最初に現出したのは「柏木全権委任システム」の負の側面。62分前プレが嵌まらず、ガラガラになった中盤を柏木が守れるはずもなく松浦に長い距離をドリブルで運ばれ、途中投入の一美のフィニッシュを許してしまいました。

・しかし、「柏木全権委任システム」らしい決定機も2回あり、70分には六反のフィードを途中投入の斉藤光(?)がコントロールできなかったミスに乗じたショートカウンターの好機で柏木がふんわり浮き球縦パス→ボックス内で興梠頭で折り返し→レオナルドシュート(わずかに枠外)。79分には柏木が縦パスをカットしたところからズバッと縦パス→アーク付近でレオナルドが叩いて、ボックス内から興梠シュート(やや力なく六反の正面)。

・84分には関根に代えてマルティノスを投入したのみならず、疲労困憊の山中を諦めてなんと長澤を投入(宇賀神が左SB、長澤が右SB)する奇策を披露。

・関根は2点ビハインド&絶望的な戦況を受けてかメンタル的に荒れ気味でつまらないイエローカードをもらった(次節出場停止)こともあり、こういう試合展開こそ不確実性てんこ盛りのマルティノスの出番と思ったのですが、こういう試合に限ってマルティノスの投入が遅いのが謎過ぎました。

・そしてどういうわけか、こういう試合に限ってマルティノスはそれなりに機能しており、90分にはマルティノスのクロスが汰木に合いかかる場面も。真面目にプレスバックしてボールを奪取しただけでスタジアムがどよめくってマルティノスはどんな選手やねん(苦笑)。

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《総評》

・「上位には全く手も足も出ないが下位には勝てる」という「堀の法則2017」みたいな戦績が大槻監督をポジティブに評価できる数少ないポイントだったのに、とうとう下位にすら勝てないどころか完敗を喫してしまうという「堀の法則2018」みたいな塩梅に。清水のような「自分たちのサッカー」で満足するようなチーム相手ならなんとかなりましたが、浦和の弱点をちゃんと突いてくるチームにはもはや手も足も出ず。

・しかもこれまでのやり方の練度があまりにも低くて(それ自体も監督を代え、戦術を変えた他チーム比でどうかと思いますが)完敗したのならまだ判るのですが、この試合で衝撃的だったのは後半「柏木全権委任システム」を採用し、今までのやり方をかなぐり捨てたように思えたこと。

・「柏木全権委任システム」って守備から入る、4-4-2の守備ブロックを形成してシステマティックにボールを奪取するというこれまでのやり方とはベクトルがほぼ真逆。この試合で2回あった決定機なんてまるで「ミシャシステムの残りかす」みたいな感じでしたが、それは昨年見るも無残な成績に終わった「何か」の再現でしかないような・・・ 

・大槻監督がやろうとしていることに柏木がどうにも合わない、SHで起用しても要求するタスクを柏木がこなせない、こなそうとしないなら柏木を使わなければいいだけでしょうに。

・一方柏木は試合後「後半に関しては、自分は真ん中でプレーする選手だと改めて感じました。」と公言する始末。これはこれまでの大槻流に公然と反旗を翻したようなもので、こんな選手は自分のやっていることに信念を持っている監督なら金輪際使わず、放出リストに大書することでしょうに。

・ところが大槻監督はなぜ柏木を活かす方向にやり方を変えてしまったのか? 幸い降格がないのだから、自分のやりたいことを突き詰めれば良いのではないか?(もっとも半年やった結果が前半の惨状なので、たいして評価できませんが) 「柏木全権委任システム」自体はオプションとしてはアリだと思いますが、なんで「守破離」の「守」すら満足に出来ていないのに、いきなり「破」に取り組もうとするのか?

・とうとう下位チームにすら完敗したという戦績面での問題以上に、やっていることが大きくブレ出したことをもって、いよいよ大槻体制も終わりの始まり=オフシーズンの始まりがちらつきだしたようです。


《選手評等》

・評価に値する選手なんてゼロ。

・川崎戦で途中交代を余儀なくされたデンは足を攣っただけと思いましたが、ひょっとすると軽い故障を抱えたまま出場しているのかもと思わざるを得ないくらい、「らしくないプレー」が目立ちました。72分にはボールコントロールにもたついている間に一美に絡まれてボールを失ってヒヤリ。

・後半から出場の宇賀神はまだコンディションが万全にはほど遠いようで、特に攻撃には多くを期待できない様子。3連闘の山中はさすがに次節は無理でしょうし、岩武は左SBでは使い物にならないのが判明している以上、次節はなんとか頑張ってほしいものです。

 

--レオナルド--杉本---
関根--------柏木
--エヴェルトン--柴戸---
山中-槙野--岩波-デン
-----西川-----

(交代)
HT エヴェルトン→汰木
HT 岩波→宇賀神
59分 杉本→興梠
84分 山中→マルティノス
84分 関根→長澤


---レドミ--皆川---
松尾--------松浦
---手塚--安永---
袴田-小林-伊野波-マギー
-----六反-----

(得点)
16分 松尾
35分 松尾

(交代)
59分 レアンドロ・ドミンゲス→斉藤光
59分 皆川→一美
73分 マギーニョ→瀬古
89分 安永→佐藤
89分 松尾→齋藤功

 

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2020.09.26

牛乳屋食堂@芦ノ牧温泉 ~ ミルクみそらーめん

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 会津鉄道芦ノ牧温泉駅を出てすぐ。国道との突き当り手前に立地。11時の開店10分前に到着したところ、なんとウェイティングリストには先客14人!! 退店時にも外待ち多数。向かいの涼しい土産物屋で待たせるのは良いのですが、店外になぜか下水の臭いが・・・

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 店のパンフレットによると元々は屋号通り牛乳屋でしたが、近くに住む中国人にラーメンの作り方を教わり食堂として現在に至ったようです。

 開店後5分強で案内され、メニューを見て店一番人気の「ミルクみそらーめん(900円)」を注文。麺は会津中太麺と極太手打麺があるようですが、「中太麺で良いですか?」と力強く念押しされたので、流れでそれに。ちなみに極太手打麺は70円増し。後払い。

 メニューは案外多く、ラーメン、みそラーメン、ゴマ辛担々麺、ピリ辛つけ麺、夏季限定で冷し中華など。また煮込みカツ丼やソースカツ丼なども売り出しています。

 店内は店手前がテーブル席(4人卓×1、3人卓×1、10人卓×1)で、店奥が小上がり(4人卓×3、2人卓×2)。ここもコロナ対策で相席を避けているようなので、10人卓は使い勝手が悪くていつも3~4人しか座っていない感じ。卓上にはラー油、酢、ブラックペッパー、一味、醤油。

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 「ミルクみそらーめん」は、会津若松を中心に売り出し中の、会津の牛乳を使った「会津白べこラーメン」の一つのようです。スープにとろみやざらつきはほとんどなし。牛乳入りの味噌ラーメンといえば青森の「味の札幌 大西」を思い出しますが、あれよりは全然乳臭くないのが個人的には好印象。牛乳入りではなくミルク入りゆえかな?

 ただ味噌も含めて味わいはかなり甘め。またニンニクや生姜をがっつり効かせ、旨味過多とも言える味噌ラーメンに慣れると食べはじめは少々物足りないかもしれませんが、食べ進むと味噌にしてはマイルドで優しめの味わいの良さが判ってきます。

 麺は水気の多そうな強い縮れ麺。つるつるもちもちした食感は悪くないのですが、スープに対してやや強い感じ。これだと極太麺はまず合わないと思います。また量が少ないわけではないので、ソースカツ丼とのセットはちょっとキツそう。でもそのセットを頼んでいる方が何人も!

 チャーシューは煮込み加減にムラがあるようでイマイチ。他にコーン、メンマ、刻みネギ、刻みニラ、糸唐辛子。穴あきレンゲ付きなのはありがたい。

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2020.09.25

まこと食堂@喜多方 ~ 中華そば

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 喜多方市役所の裏あたりの川沿い。喜多方駅から徒歩20分程度。喜多方で早朝から「朝ラー」が楽しめる店の一つで、8年半ぶりの再訪。観光客らしき方は見かけませんでしたが、出勤前と思しきオッサン達が三々五々やって来てます。

 左側の入口から入ったところテーブル席はみんな塞がっていたので、右側の座敷席へ案内されました。コロナ対策のためか相席は極力避け、朝から広い客席を目一杯活用している模様。

 着席して早速「中華そば(700円)」を注文。といっても麺類メニューは基本これだけで、むしろ煮込みカツ丼とかソースカツ丼とかカツライスとかご飯もののほうが目立つくらい。後払い。

 店は左側のテーブル席に4人卓×4、右側座席席に4人卓×6。さらに店奥にも座敷席がある模様で、後客はそちらにどんどん案内されていました。卓上には胡椒と一味のみ。

 最初に空のボウルとレンゲが出てきてびっくりしましたが、単にレンゲを最初に出しただけみたいで。前回往訪時はレンゲはデフォルトでは付いてきませんが頼めば出してくれる方式でしたが、なんでレンゲだけ先に出すようにしたのか不思議。

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 ベースは豚骨のようですが、煮干も少々合わせている様子。醤油とのバランスもいたって良好。前回試食時は喜多方のらーめんとしては脂っぽくてずっしりと重い印象を受け、スープももっと濁っていたはずですが、超久しぶりに食べてみると「朝ラー」でも特に問題はない程度の重さに留まっていました。ひょっとすると朝ラー仕様なのかもしれませんが。

 麺は並太の平打ちっぽい強い縮れ麺。つるつる、もちもちっとした食感が楽しく、スープとの相性&絡み具合も文句なし。

 バラ肉チャーシューはちょっと旨味が抜けた感じで残念。他に細メンマ、刻みネギ。

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2020.09.24

うえんで 山鹿店@会津若松

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 会津若松城の西、バカでかい竹田綜合病院の近く。会津若松駅から歩くと30分程度かかります。到着すると炎天下にも関わらず外待ちが出来ていて、ウェイティングリストを見ると待ち客6人でした。後客11。 ただ一番混んでいる時間帯に来てしまったようで、退店時には外待ちはすっかり解消されていました。なおコロナ対策なのか、あるいは単にホール係が足りていないのか、店は絶えず2/3くらいしか埋まらないように運用していました。

 芦ノ牧温泉駅近くにある本店では「中華そば」を試食済なので、今回は「会津山塩らぁ麺・手打麺(880円)」を注文。麺は中太縮れ麺の「普通麺」と極太縮れ麺の「手打麺」とを選べますが、手打麺は普通麺より並で80円高。券売機はなく後払い。

 メニューは案外多彩で、他に塩らぁ麺、味噌らぁ麺、鶏油そば(まぜそば)、つけ麺など。さらに夏季限定で冷やしらぁ麺、塩つけ麺など。

 店内はコの字カウンター10数席。卓上にはホワイトペッパー、一味、酢、ミル入り山椒。

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 スープは豚メインと思われる動物系ベースでしょうか、見た目よりは若干重め。しょっぱいと感じるほどではありませんが、やや塩がうるさいのが難。「会津山塩」を前面に打ち出したせいかもしれませんが、こういう趣向はあまり好みではありません。

 麺は平打ちっぽい強い捻じれ入り。つるつるした口当たりは悪くないのですが、吉田うどんほど極端ではないものの、硬いうどん食べているような味わい&食感で正直スープに対して強すぎる印象を受けました。食べ進むうちに麺もスープに馴染んでゆきましたが、スープとの相性を考えれば普通麺が正解かも・・・ 大盛りを頼んでいる客もいたが、麺量は並程度。

 しっかりに煮込まれたバラ肉チャーシューが単調になりがちな塩ラーメンに程よいアクセントに。他に穂先メンマ、刻みネギ。

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【DAZN観戦記】20年第18節:清水 1-2 浦和 ~ 弱い者が夕暮れ、さらに弱い者を叩く・・・

・いかにも下位チーム同士の一戦らしい、低レベルな試合と言われても仕方がない内容でした。えっ、浦和って暫定8位なの???

《スタメン》

・前節から中2日の浦和はデン→橋岡、エヴェルトン→長澤、柏木→武藤、関根→汰木、杉本→興梠とスタメン5人入れ替え。ベンチにGK彩艶が戻った他、宇賀神と武富が久しぶりにベンチ入り。前節ベンチ外だった青木は今節復帰すると予想していましたが、なんと今節もベンチ外で小破したのかもしれません。

・青木不在のため長澤が久しぶりにボランチの一角を占めましたが、相手にボールを握られると予想される試合なので柴戸&長澤のセットは却って良かったのかもしれません。試合後大槻監督も長澤ボランチ起用はスクランブルではなく、ある程度予定されたものだったことを示唆しています。

・清水は前節から中3日。前節出場停止だった六平に代えて立田がスタメンに復帰した他、金子→エウシーニョ、後藤→河井、中村→鈴木とスタメン4人入れ替え。エウシーニョはなんと第9節以来1ヶ月半ぶりのスタメン出場。

《試合内容》

・清水はどういう風の吹き回しか、前々節から従来の4バック(4-2-1-3ないし4-2-3-1)から3バック(3-3-2-2)へ基本フォーメーションを転換。かつこの試合では前節出場停止だった立田を左CB、ヘナト・アウグストを中央に配するという予想外の手を打ってきました。

・ビルドアップでミスを連発して大量失点の傾向がある清水に対して、浦和は果敢に前からシステム上のミスマッチにも関わらず果敢にハメに行きましたが、これが笑ってしまうくらい全くハマらずに、清水にあっさり交わされて試合早々カウンターを食らいかかりました。良い形でボールが奪えないので攻撃も出来ないという最悪に近い立ち上がり。

・橋岡といい、山中といい、強い相手なら致命傷になりかねないミスも散見されましたが、柴戸&長澤の奮戦もあって清水にさしたる決定機を与えないままやり過ごしているうちに、21分武藤CKのこぼれ玉を山中がアーク手前から叩き込んで浦和先制。山中はこれが浦和での初ゴール。豪快なゴールですが偶然でもなんでもなく、神戸戦のデンのゴール同様狙ってやっている感じ。岩波がちゃんと山中のシュートコースを開けている辺りにちょっとした仕込み感。

・浦和は先制したためか前ハメ控え気味になり、リトリート主体の守備に切り替わってゆきましたが、それでも30分清水スローインからなぜかバイタルエリアでフリーになっているドゥドラに枠内シュートを浴びてヒヤリ。また浦和右サイドから竹内に3回フリーでクロスを入れられたのが気になりました。

・また先制したとはいえ浦和の攻撃は依然さっぱり。清水の攻→守の切り替えが早くて浦和は素早い攻めを繰り出せず、清水が5-3-2の守備ブロックを敷き終わってからの遅攻を強いられてどうにもならず。久しぶりスタメンの汰木が全く機能しないのが辛い(何度も監督から「幅を取れ!!」と指示されていましたが、なぜかほぼガン無視)。前半浦和のシュートは結局山中の1本だけ。

・清水は攻→守の切り替えが早いのは良いのですが、ドゥドラもカルリーニョスもラフプレーが多くて難儀。特にカルリーニョスは悪質で、なんで木村主審が繰り返しの反則としてさっさとイエローを出さないのか不可解でした。

・後半に入ると51分西川ロングフィード→橋岡→レオナルド→汰木という浦和らしい超シンプルな攻めで決定機を掴みましたが、橋岡がハイボールを競り合った際に立田と頭同士がぶつかって傷む一幕が。

・さらに55分にはエウシーニョのハイクロスに対して橋岡の後方から明らかに間に合わないタイミングで河井が突っ込んできてまた橋岡が傷み、橋岡はその後頭を包帯でぐるぐる巻きにして出場。河井には当然イエローが出ましたが、清水も激しいプレーと危険なプレーの区別がつかない残念なチームになってしまったようで。

・58分武藤が無理な縦パスを入れたのを契機にカウンターを食らい浦和左サイドから河井クロス→ファーで西澤が決定機を掴むも橋岡が寄せていたこともあってか、ダイレクトボレーを辛うじて西川セーブ。

・皮肉なことにここで得た清水CKから逆に浦和のロングカウンターが炸裂。59分長澤のロングフィードを受けてレオナルドがハーフラインから独走&最前線で粘りに粘って、フォローに入った興梠がゴール。レオナルドのシュートフェイントに引っかかって3回転んでしまうGK大久保には失笑を禁じえませんでしたが、あそこでゴールを欲張らずに冷静に興梠に出したレオナルドには天晴れ! 興梠には絶大な信頼を寄せているからでこそでしょうし、杉本なら出してなかったかも。

・62分に清水はエウシーニョ→成岡(鈴木が右WB、成岡がIHへ)、ドゥトラ→ティーラシン、カルリーニョス→後藤と両FWと右WBを代えて勝負に出た一方、浦和は68分汰木→関根はともかく、武藤に代えてマルティノスを投入するという、およそ勝っているチームとは思えない交代策に打って出ました。

・清水は3選手交代から10分ほど攻勢が続き、特に西澤を軸に左サイドから何度も良い形を作りましたが、どういうわけか清水の攻撃はあまり幅を取らず、西澤からの攻めもなぜか地上戦ないし低いクロスに拘って中央を固める守備陣に跳ね返され、枠内シュートはほとんど撃てませんでした。好機に鈴木のシュートは撃てども撃てども枠外。

・浦和は76分橋岡クロスから興梠の決定機(シュートはヴァウドがゴールマウスをカバーしてクリア)を作った直後に、レオナルド→杉本、興梠→武富と両FWを交代。

・浦和は前節から中2日、清水は中3日とコンディション面では清水有利にも関わらず、浦和のほうが明らかに先に足が止まる訳ではなく、双方運動量が落ちて中盤スカスカ、オープンな展開になってしまうというまるで酷暑下の試合終盤のような展開に。78分マルティノスからのクロスをボックス内で杉本が収めて武富に決定機がありましたが、シュートはGK正面。

・一方清水は一向に幅を取って「浦和殺し」の形を作ろうとせず、むやみに中央突破に拘ってばかりで浦和としては大助かりでしたが、90+1分ついに後藤が左サイドからクロス→ファーでティーラシンという典型的な浦和殺しの形を作ってゴール。

・この場面、最後にティーラシンに前に入られている山中が悪目立ちしてしまいますが、それ以上にSHなのに全然守備に入ろうとせず、プラプラしているマルティノスのほうがはるかに重罪でしょう。誰かがさぼると守備網は連鎖的に破綻しがちなのに、よりによって最もサボリ癖が強い選手を勝っている試合に途中から入れたのが結局仇に。

・お決りの失点パターンで完封勝ちを逃すどころか、6分もあったATで2失点を喫して同点にでも追いつかれようものなら、さぞかし試合後浦和界隈は大荒れになったでしょうが、清水最後のパワープレーも実らずヘナトのシュートは西川の正面を突いてジ・エンド。

Goemon

《総評》

・シュート数は清水11vs浦和5、CKも清水6vs浦和3と清水が優勢の試合に見えますが、清水のシュートはシュートコースが非常に狭い無理目なシュート(鈴木が連発していたシュートは全部これ)が多くて西川がビビるシュートは案外少なかった印象を受けました。むしろ得点に近いシュートは浦和のほうが多く、スタッツほど清水が優勢な試合ではなかったと思います。

・クラモフスキー監督は試合後「良いパフォーマンスを出せていたし、支配することもできていました。自分たちのやりたいような形でプレーできていたと思います。」と語っていますが、勘違いでなければ単なる負け惜しみでしょう。ボールを持ちたがるチームにありがちなことですが、いかにもケツが軽い、カウンターを食らいやすそうなサッカーで同じような負け方を繰り返しているのに「ゲームを支配していた」(苦笑)。

・浦和はボールこそ相手に60%近く支配されているものの、得意のカウンターで何度か決定機を作り、かつセットプレーでも得点を上げるという典型的な浦和の勝ちパターンでの勝利。しかも相手より日程面での条件が悪い中2日でのアウェーゲームだったことを考えれば褒めて良い試合なのかもしれません。

・ただ清水が浦和の苦手とするワイドな攻撃をあまり仕掛けてこないチームだったという「合口の良さ」が多分に作用しての勝利で、清水とそんなに実力差があったとは思えず。第三者的には「どちらも隙だらけだったにも関わらず、なぜか2-1というロースコアで終わってしまった残念な試合」と評されても仕方ないような気も。

《選手評等》

・MOMの選出は悩みましたが、前ハメが全然ハマらないにも関わらず広範囲を動き回ってなんとか試合を成り立たせ、かつ2点目を演出した長澤かな。超久しぶりにボランチで出場し、ボールを持ちたがる相手に対して柴戸とのセットでボールを刈り取る役、攻撃を寸断する役は十分こなせるだろうと思いましたが、縦パス一本で決定機を演出するとは意外でした。

・あと杉本には敢闘賞を与えたいくらい。武富の決定機では最前線でのボールの収めどころになり、相変わらずフォアチェックは怠らず、なぜか最前線に残りたがるマルティノスに代わってSHの穴を埋め、最後の清水パワープレーに対してボックス内で対空防御。これだけやってたら杉本の得点が少なかろうが責めてはいかんと思います。勝っている試合に途中から投入されたFWとしては理想的すぎるくらいの働き。

・一方マルティノスは何なんだろう? 投入当初はふんだんにあるスペースを活かして気持ちよく泳いで「今日はやる気ノスか!」と思わせましたが、いったん受けに回るともういけません。なぜか前に残りたがって事実上杉本とポジションが入れ替わっている場面もちらほら。そして失点場面での散歩は致命的。なんでこんな不確実性てんこ盛りの選手を大槻監督が勝っている試合に起用しているのか、不思議でなりません。

・久しぶり出場の武富は杉本に感化されたのかフォアチェックを懸命にこなしていましたが、ファーストプレーで相手を削ってしまうとは。一生懸命にやってはいるが杉本ほど効果的ではない辺りがなかなかベンチに入れない所以でしょうか。

・清水は「リモート応援システム」とやらを採用していて、試合展開に関係なく録音された応援歌が延々とスタジアムに響き渡っていましたが、あれってなんか中東での国際試合っぽいんだよなぁ、なんか知らんけど。


--レオナルド--興梠---
汰木--------武藤
---柴戸--長澤---
山中-槙野--岩波-橋岡
-----西川-----

(得点)
21分 山中
59分 興梠

(交代)
68分 汰木→関根
68分 武藤→マルティノス
77分 レオナルド→杉本
77分 興梠→武富
87分 長澤→エヴェルトン


--ドゥトラ---カルリーニョス--
--河井----鈴木--
西澤---竹内--エウシーニョ
-立田--アウグスト-ヴァウド
-----大久保----

(得点)
90+1分 ティーラシン

(交代)
62分 エウシーニョ→成岡(鈴木が右WB、成岡がIHへ)
62分 ドゥトラ→ティーラシン
62分 カルリーニョス→後藤
80分 竹内→六平

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2020.09.23

大一@会津若松

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 会津若松駅からワシントンホテルの建つ白虎通りを東へ徒歩15分程度。隣にマクドあり。先客6、後客9。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て「会津山塩らーめん(750円)」を注文。後払い。

 メニューは多彩で、他に地鶏醤油らーめん、山椒らーめん、会津山塩たんめん、味噌野菜たんめん、麻婆らーめん。また夏季はつけ麺も。客の注文は「会津山塩らーめん」が多いようでした。

 店内はカウンター4席と4人卓×2、2人卓×2。さらに個室に6人卓×1。卓上には酢、ブラックペッパー、七味、ラー油、ホワイトペッパー。

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 透明度抜群のスープは会津地鶏、豚骨、焼アゴ、鰹節、香味野菜がベースとのことですが、味わいは鶏が支配的かな? ただ鶏出汁だけでは実現できないコク深さを併せ持っています。「裏磐梯大塩の温泉水を薪で煮詰めた最高級の塩」を使っているそうですが、その塩が変に尖らずに出汁の美味さをより一層引き出しているようで、塩味なのにむしろ甘みさえ覚える不思議な感覚。

 麺は水気の多そうな平打ちっぽい中太縮れ麺。つるつるした口当たりで、若干柔らかめの仕上がり。スープが絡みまくり&啜り心地も良好。

 バラ肉チャーシューは案外厚みがあり、かつスープを壊さないようにあっさり目の煮込み加減。それでも全体が超あっさりなので実に良いアクセントに。逆に大ぶりのメンマは筋っぽいわけではないものの、バランス的にちょっと違和感あり。他に刻みネギ。

 文句なしの一品!!!

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2020.09.22

志奈そば 田なか 明神下店@秋葉原 ~ にぼたん

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 秋葉原駅から電気街口から西へ。昌平橋通り沿い。昌平小・幼稚園近く。「志奈そば 田なか セカンド」→「九十九里煮干つけ麺 志奈田」をさらにリニューアルしたもの。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタンを見て、基本と思しき「にぼたん(880円」を注文。さらに「ごはん小(50円)」を付けてみました。ランチサービスなし。なお辛さと痺れ(共に0~3の4段階)を聞かれたのでそれぞれ「レベル1」で、さらにニンニクの要否を聞かれたので「あり」でお願いしました。

 メニューは他に「鴨にぼ(醤油拉麺)」「裏にぼ(超濃厚煮干拉麺)」。さらに往訪時は限定商品として「岩牡蠣と烏賊の冷やしつけ麺」を売り出していました。

 店内は縦長L字型カウンター10席のみ。卓上にはおろしにんにく、ラー油、酢、ペッパーミル入り黒粒胡椒。

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 「にぼたん」は「汁なし煮干担々麺」との解説が付いていましたが「汁なし」にしては汁が多く、配膳時に汁がしっかりと顔を覗かせています。また「担々麺」といってもごまだれは全然効いておらず、ラー油の辛さと花山椒の痺れで担々麺らしさを演出している感じ。ごまだれの代わりといってはなんですが、煮干しががっつり効いていて担々麺としては実に新鮮な味わい。ナッツも程よいアクセントに。

 辛さ・痺れとも耐性の低い私でももう1ランク上でも十分かなとも思いましたが、煮干しテイストをしっかり味わうのは辛さ&痺れをこの程度に留めたほうが良いのかも。

 麺は断面が角ばった感じの中太ストレート麺。つるつるした口当たり、もっちりした食感とも文句なし。ただ汁が案外多いのが災いして肉味噌が麺にあまり絡まず、食べ終わりには刻み玉ねぎや青菜共々底に余り勝ちなので、それらの処理用にごはん小を付けたほうが良さげ。量的には特にごはんがなくても構いませんが。

 面白い一杯でしたが、近隣の「影武者」と比べて明らかに客入りが悪いのはこのエリアのニーズに合ってないからかなぁ・・・

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2020.09.21

月見鶏すき焼きぶっかけ@丸亀製麺

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 丸亀製麺が2020年9月2日から期間限定で売り出し中の「月見鶏すき焼きぶっかけ・大(800円)」を試食。「ぶっかけ」ですが、「温」しかなく「冷」はないようです。

 期間限定モノにありがちな、レジ横で調理したものを麺にのせるオペレーションなので少々時間がかかります。

 先に麺と出汁をもらい、さらに会計を済ませている間にレジ横で焼いてもらったものを麺に乗せるという期間限定モノにありがちな面倒なオペレーションのため、後客に渋滞発生。

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 「月見鶏すき焼きぶっかけ」は[ご注文を頂いてから食感が異なる鶏むね肉、もも肉、つくねと香ばしく焼き上げた白ねぎを濃厚な甘辛いたれですき焼き風に仕上げました。打ち立てでもちもちのうどんと生玉子、甘辛い鶏すき焼きが絡むお月見の季節にぴったりのひと品です。」というのが丸亀製麺のウリ文句。

 「ぶっかけ」にしては汁が多く、見た目はかけうどんと大差がありません。「鶏むね肉、もも肉、つくねとそれぞれ食感や旨みが異なる鶏肉を使用。むね肉はしっとりと柔らかく、もも肉は旨みが際立ち、軟骨入りのつくねはコリっとした食感とジューシーさがたまりません。さらに、ふっくらと焼き上がるように厚みにもこわだわっています。」と丸亀製麺が自慢げに語るように3種類の鶏肉を贅沢に使っていて、値段の割には結構豪勢な気分になります。

 丸亀製麺が開発する「すき焼き」を冠した商品に共通する難点はたれがやたら甘ったるいこと。「ご注文を頂いてから鶏油を絡めた鶏肉を焼き上げ、醤油をベースに砂糖、みりんを加えた濃厚なたれを絡ませた鶏すき焼きは鶏肉の甘味と旨みが引き立つように仕上げました。」と謳っていますが、たれが甘すぎて鶏肉の甘味と旨みを却って殺しているような気がしてなりません。

 また「月見」を冠しているので生玉子を乗せていますが、ぶっかけなのでたれが無くても濃いつゆの中に月見が混ざってしまうのってちょっと勿体ないような。最初から丼に入れずに、吉野家みたいに別皿で提供し、好みに応じて自分でのせるようにしたほうがありがたいのですが。

 なお本商品の販売は10月5日までの予定。

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【DAZN観戦記】20年第17節:浦和 0-3 川崎 ~ リーグ戦前半終了で得るところなんてあったのだろうか???

・前半は大善戦でしたが、後半のやられっぷり&何も出来なさは正視に耐えず、結局なんで0-3で済んだのかさっぱり判らない惨状でした。

《スタメン》

・浦和は興梠→レオナルド、武藤→柏木、青木→柴戸、岩武→山中と前節から4人入れ替え。前節ベンチ外だった橋岡が今節もベンチ外になった(故障でなければいいのですが・・・)のと、およそボールが握れそうにない相手なのに柏木をスタメン起用したのがとにかくビッグサプライズでした。柏木がいきなりスタメン入りしたので、青木がベンチ外に。

・川崎はダミアン→小林、旗手→家長、田中→大島、車屋→登里、山村→谷口と5人入れ替え。途中から出てきてアホほど点を取る驚異の大卒新人三笘は意外にもベンチ外。

《試合展開》

・浦和の試合の入りは上々で、ドン引きどころかアグレッシブな姿勢で4分関根縦パスカットからのショートカウンターや、右サイドから左へ大きく展開してからの山中クロスで良い形を作りましたがいずれもシュートには至らず。

・そして10分も経たないうちに川崎にボールを支配され、浦和は自陣で耐える戦前予想通りの展開に。それでも浦和は広島戦のように5バックどころか4-5-1にすらならず、4-4-1-1のような恰好で川﨑のパス回しになんとか耐えていました。下手に食いつかず、かといって間合いを開けすぎず、相互に連携を保ち、ブロックを維持しながら守ろうとする姿勢が見られたのはこの試合の「良かった探し」に挙げて良いでしょう。

・もっとも序盤は川崎がサイドチェンジを多用せず、浦和守備ブロックを揺さぶってからの「浦和殺し」の形をあまり作ってこないので助かっているような気もしましたが。

・しかし、37分なぜかバイタルエリアがぽっかり空いて脇坂に自由を与えたのが命取りに。そこから右サイドへ展開され、家長にもタメをつくる余裕を与えすぎて、家長浮き球パスから山根が仕上げて先制。

・この場面なんでバイタルエリアがぽっかり空いたのか不思議でしたが、前に出た柏木が大島にあっさり交わされて浦和右サイドへ展開された際に柴戸とエヴェルトンが二人とも右サイドの穴を埋めに行ったからでした。ところが当の柏木は全力で戻るどころかなぜか散歩しているのでバイタルエリアに大穴が開いたまま。

・散歩といえば関根も同罪。その散歩のおかげで脇坂も家長も山根もフリー。両SHがさぼってたらそりゃ4-4-1-1の守備ブロックもへったくれもありません。C大阪にはピンチの時にサクサク帰陣しない選手なんて皆無だったでしょうに。手強い相手にはわずかなサボリが命取りになることを強く印象づけられた一幕でした。

・41分にも守田からバイタルエリアでフリーの小林に縦パスを入れられ、小林が右サイドの家長へ展開。家長→後方から走りこんで来た山根シュートというも似たような形で決定機を与えてしまいました(西川セーブ)。ここも関根の挙動が不審で、全く山根を見てないような。

・浦和は杉本をターゲットにロングボールを多用してシンプルなカウンターで反撃を試みていましたが、決定機になったのは15分関根→レオナルドの一回こっきり。カウンターを試みようにもなんだかんだと川崎守備陣にスローダウンを強いられ、いったんボールを持たされてしまうと今の浦和ではどうにもなりませんでした。

・先制されたとはいえ内容は戦前予想よりははるかにマシ。大善戦と評しても全く差し支えなく、負けているのに妙な安堵感がTwitterのタイムライン上に漂いまくっていましたが、残念ながら後半は惨めな現実を嫌というほど見せつけられる羽目に。

・50分齋藤→守田→脇坂→家長と右から左へ簡単に繋がれ、家長のファーへのクロスこそなんとか岩波が弾き返しましたが、こぼれ玉を拾った齋藤に簡単にファーへのクロスを許してしまい、クロスの先では槙野が小林を見失って小林楽々ヘッド。もう既視感ありあり、ありすぎる「浦和殺し」を食らって2点目を取られてしまいました。

・その直後には自陣でのボールロストから齋藤が超々どフリーでシュートを撃たれる場面も。なんでそのシュートが枠にすら飛ばないのか不思議過ぎるくらいの絶体絶命すぎる大ピンチでした。

・大槻監督は53分に杉本→興梠、関根→マルティノスと早めに選手を代えましたが、早々と2失点目を喫した精神的ダメージが大きいのか浦和は早くも足が止まり気味になり、川崎のパス回しに対して詰めるに詰められなくなって、61分には家長クロス→守田ヘッドの大ピンチ!(西川辛うじてセーブ) マルティノスが全然守備しないので仕方なく柴戸が家長に対峙し、気の毒なことに股抜きされてしまうってもう守備ブロックにも何にもなっていない大惨事。

・後半の浦和の守備はもう「気持ちと運」でしかなく、柴戸が42.195km走ることを前提としているようにしか見えないのに、その肝心の気持ちがない選手がピッチに立っていてはどうにもなりませんでした。

・72分には浦和は柏木→武藤、エヴェルトン→長澤、川崎は脇坂→旗手、小林→ダミアンと共に選手を入れ替えましたが、川崎圧倒的に優勢という戦況は全く変わらず。浦和は川崎のプレッシングを受けて常に遅攻を強いられてどうにもならず。前節謎の活躍を見せたマルティノスはコネコネ癖が完全に悪いほうに出て攻撃の阻害要因にしかなりませんでした。

・結局得意のカウンターが嵌まっての決定機らしい決定機は90分にカウンターで一度あっただけ(最後に投入された岩武シュートは枠外)。破れかぶれで人数をかけてのカウンターだったので迫力はありましたが、

・逆に90+2分、前がかりになったところでカウンターを食らい、守田ロングフィード→右サイドの家長がファーへクロス→途中投入の宮代ヘッドこそなんとか西川が防ぐも、こぼれ玉をダミアンに詰められてジ・エンド。

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《総評》

・前節札幌戦同様、今節も凄まじいスタッツがゾロゾロ。DAZNのスタッツだとシュート数8対23、ボール支配率42対58、ファウル16対7。浦和のボール支配率が低いのでパス数が大幅に少ないのは仕方ないのですが、相手のプレッシャーが厳しくてパス成功率も大幅に低いというのが泣けます。スタッツだけ見ればもうカテゴリーが違う相手と試合をやっているようなもの。なお浦和の枠内シュートが5本もあったとは信じ難いのですが、シュートブロックされたのをお情けでカウントしてくれたのかも?

・しかも今の浦和が酷いのは守備からチーム作り、しっかり守ってからのカウンターをメインコンセプトにしてチームを作っているはずなのに全然守れていないこと。9月に入っての4試合全てで複数失点。しかもうち3試合が3失点。ミシャや今の横浜Mみたいな「殴り合い上等」のチームづくりを志向していてこれならまだ納得がゆく(今の清水がそんな感じ?)のですが、やろうとしていることと試合内容が全くマッチしていないのがなんとも腹立たしい。

・その結果リーグ戦をちょうど半分消化して、トップハーフの中で燦然と輝く得失点差△7!! 上位チームにはほとんど勝てないどころか大量失点で負け、下位チームに辛勝を繰り返した結果がこれです。これではチーム目標だった得失点差プラス二けたどころかマイナス二けたのほうがはるかに現実味だと言わざるを得ません。

・ボールを持たされると敵陣攻略の手立てがまるで無いのは今はそういう仕様なので仕方ないと諦めも尽きますが、しっかり守ってカウンターのつもりなのに相手が強いとそもそも良い形でボール取れないのでカウンターの形も大して作れないのはなんとも辛い。

・浦和はミシャ以降の監督人事&選手補強が全て行きあたりばったりだったので、ミシャ式に慣れた古い地層の上にばらばらのコンセプトでかき集められた選手が堆積しているという致命的な弱点を抱えています。そしてミシャ式に慣れた古参兵は概して「マンツーマンで、あとは気持ちだ!!」なのでゾーンディフェンスとの相性があまり良くない。

・そんな軟弱地盤でゾーン守備を志向するなら、誰が監督になっても苦労するとは思います。でも毎度毎度同じようなやられ方を繰り返し、その欠陥を補って余りあるだけでのプラス面なんてまるで見いだせない現状を踏まえると、チーム作りの苦楽を共にする相手は大槻監督とは思えないんだよなぁ、残念ながら。チームづくりの過程では目先の勝ち点積み上げなんてあまり気にせず、経験は豊富だが基本的に今のやり方に向いてない選手なんて使わずに、経験は浅いけれども可能性はある選手を積極的に起用するという訳でもありませんし。

・でも、名古屋のように監督の志向に合わせてガラっと選手を入れ替える大技なんて、入場料収入激減で補強どころか高額ベテラン選手の放出が必至と思われる浦和にはもはや夢物語。まだまだ辛い日々が続きそうです。


《選手評等》

・浦和はちまちまビルドアップなんて芸当は出来ないので、前半は西川がぽーーーーんと蹴って杉本に当ててからの攻撃が一番可能性がありました。シュートこそ撃てませんでしたが、そこでの杉本の存在感は絶大。今の興梠の出来だと杉本が優先的に起用されるのは納得。

・この試合最大の謎は柏木のスタメン起用。柏木なりに頑張ってはいましたが、鳥栖戦同様守備面でのマイナス寄与がでかすぎてスタメン起用では勘定が合わないという気が。穿った見方をすれば、次節清水にもボール回される試合展開になるだろうから長澤を温存して、川崎戦は半ば以上捨て試合のつもりで柏木を起用したよな気がしてなりません。でもそれなら武田に経験を積ませるほうがまだマシじゃないかと。

・そして交代を告げられた柏木はわざわざ川崎ベンチまで出かけて、全く同じタイミングでベンチに下がった小林と談笑。試合後なら全然構わないと思いますが、どう考えても2点ビハインドでベンチにいる選手が取るべき行動ではない、いや絶対に取ってはいけない行動でしょうに。2点ビハインドどころか絶望的な戦況を受けて柏木の心が完全に折れているどころか、そもそも心が浦和から離れているのでしょう、たぶん。

・なんで鬼木監督がスキーウェア(?)を着てベンチ入りしているのか最後まで謎でした。昔、夏場でもベンチコートを着ていたリカルド・ロドリゲス監督@徳島をリスペクトしたのかなぁ?


--レオナルド--杉本---
関根--------柏木
--エヴェルトン--柴戸---
山中-槙野--岩波-デン
-----西川-----

(交代)
53分 関根→マルティノス
53分 杉本→興梠
72分 柏木→武藤(武藤が左SH、マルティノスが右SHへ)
72分 エヴェルトン→長澤
82分 トーマス・デン→岩武(足が攣っただけ?)

齋藤---小林---家長
--大島----脇坂--
-----守田-----
登里-谷口-ジェジェ-山根
-----ソンリョン-----

(得点)
37分 山根
50分 小林
90+2分 ダミアン

(交代)
45分 大島→田中(故障による交代)
72分 脇坂→旗手
72分 小林→ダミアン
89分 登里→車屋
89分 齋藤→宮代

 

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2020.09.20

廻る富山湾 すし玉 富山駅店  ~ 朝とれ11貫盛り

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 「北陸で寿司食うなら金沢より富山のほうが圧倒的に安くて美味いよなぁ!!」という信念のもとに(?)、久しぶりに富山の寿司を堪能。訪れたのは富山駅内にある「廻る富山湾 すし玉」。結構な人気店だと聞き、実際11時の開店前から6~7人の行列が出てきたのですが、やはり場所的にコロナ禍の影響がでかいのか、出張族や観光客はほとんど見受けられず、後続も多くはありませんでした。

 屋号通り回転寿司ですが、ここは板さんに直接発注する今時珍しいシステム。うーーん、めっちゃ緊張する!! 今回は「朝とれ11貫盛り(1500円+税=1650円)」を注文。

 他客が店奥で何やら動き回っているのを見て気づいたのですが、ここは平日は味噌汁を無料サービス(但し、セルフサービス)。でもこのサービスがある旨を店から積極的に勧めてくるわけでもなく、板さんもあんまり愛想は良く無さげ・・・ 観光客がいないとこんなもんかなぁ・・・

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 「朝とれ11貫盛り」は白えび・ホタルイカ・カニ・かんぱち・あじ・鯛・ぶり・つぶ貝・甘えび・ヤリイカ・中とろの盛り合わせ。白えび&ホタルイカで富山らしさを出していますが、これらが好きか?となると個人的にはちょっと微妙・・・ 名物だから食っておくか!ってなところ。むしろカニがでかい!!とか、ぶりに厚みがある!!とか、相対的に地方色の薄いメニューのほうに普段食っている安モンの寿司との歴然たる差を感じました。

 なお「かがやき7」というメニューもあって、こちらは「のどぐろ・手むき白えび・紅ズワイガニ・甘えび・ブリトロ・かわはぎ・ホタルイカ」と地方色超濃い目。次来る時はこちらを試してみようかな? 近くの「白えび亭」は名物の「白えび天丼」がめっちゃ高くなって、もう満足度で寿司に遠く及ばないし・・・

P.S.

Toyama

 富山に出かけたのは寿司が主目的ではありません。

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2020.09.19

とんテキ定食@豚屋とん一 アリオ川口店

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 アリオ川口のフードコートにある「豚屋 とん一」。いかにもフードコートで多店舗展開してそうな店構えで、調べてみたところ「丸亀製麺」などと同じトリドール傘下のかつ丼・トンテキ専門店でした。

 かつ丼は「かつや」、とんかつは「松のや」、から揚げは「からやま」でしょっちゅう食べているので、チェーン店では「とん一」でしか扱ってなさそうな「とんテキ定食(税別790円)」を注文。定食類は「ご飯大盛無料」とのことなので大盛にしてもらいました。

 なお往訪時はたまたまグランドメニューをリニューアルしたばかり。ちょっと前までは大幅割引のカツ丼を推していたはずですが、単価が下がった割には客数が伸びなかったのか、「とんテキ」推しに回帰した模様です。

 注文を受けてから焼き始めるのは良いのですが、出来上がりには結構時間がかかります。にも関わらず、電子ベルを渡すのではなくその場で出来上がりを待たせるのってフードコートではどうなんだろう?? 焼いている間に店員は分厚い豚肉をバンバン叩いて次の仕込みへ。その音が館内に響き渡ります。

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 豚肉は叩きに叩いた甲斐があって、厚みがある割には超柔らかでナイフ不要。簡単に噛み切れます。ニンニク臭が結構きつく漂ってきますが、その臭いはもっぱらガーリックチップから来ているようで、タレにがっつりニンニクを効かせているわけではなさげ。「とんテキ」は四日市発祥で、広い意味で「名古屋めし」のせいかタレがかなり濃くかつ、甘めの味噌味が支配的。当然ながらご飯が進みに進むので、大盛にしないとご飯が足りなさそう。

 ただ豚肉には下味を付けているわけではなさそうでかなり薄味。従ってわざわざタレをべったり浸けて食べない限りは、さほどしつこくもなく、胃もたれも感じずに食べ進められます。

 タレはたっぷり入っているので、キャベツには特にドレッシングをかけなくても問題ないかと。

 総じて満足度は「やよい軒」と同レベルでフードコート店としては十分すぎるレベル。次は豚丼を試してみます。

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2020.09.18

福そば@福井 ~ ミニソースカツ丼とおろしそばセット

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 恐竜がうごめく福井駅西口を出て、駅前通りを南へ。再開発ビル「ハピリン」の斜向かい辺りにある飲食店街の一角。先客2、後客3。地方の小都市ゆえ夜が早く、「ヨーロッパ軒」の閉店時間を過ぎていたので、駅近くのこちらへ往訪した次第。

 外観通りあんまり敷居が高くない「町の蕎麦屋さん」で、おすすめ人気No.1の「ミニソースカツ丼とおろしそばセット(1000円)」を注文。駅近くの店ということもあって、いかにも出張族とか観光客向けにありがちなセットメニューを推していますが、この手の店はコロナ禍直撃でしんどいかも。

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 「おろしそば」に「ミニソースカツ丼」が付いてくる格安メニューかと思い込んでいたら、おろしそばのほうも「ミニ」でした(´・ω・`)ショボーン

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 「おろしそば」は冷たいそばが冷たい汁に浸かり、かつ刻みネギや鰹節、そして最大の特徴=大根おろしが添えられた状態で出てきます。配膳時に「一味が合います」と声をかけられたのを不審に思ったのですが、なるほどここの大根おろしは全然辛くないタイプでした。蕎麦は若干ざらつきのある口当たりで噛み応えが強く、これは文句なしの大当たり。

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 ミニソースカツ丼はヒレ肉を使い、かつころもも薄い脂身少なめタイプ。ソースは酸味が強めで、ついで甘味が押し寄せてくるタイプでスパイシーさはほとんど感じませんでした。まぁいかにも出張族とか観光客向けにとりあえず置いてあるといった出来で、「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼のような個性的な一品を経験すると物足りないのは否めず。

 本業が蕎麦屋なので当たり前ですが、ソースカツ丼より蕎麦のほうが圧倒的に美味く、次に来るときはおろしそばだけで良さげ。

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2020.09.17

ネバとろ牛丼@吉野家

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 吉野家は2020年9月8日から10月4日(日)まで期間限定で新商品「裏牛丼」の販売を始めています。吉野家従業員の「まかないの牛丼」の調査を参考に商品開発されたもののようで、販売されたのは

・肉だく胡麻ドレ牛丼
・おしんこ月見つゆぬき牛丼
・ネバとろ牛丼
・アボチー牛丼

の4種類。そのうち無難そうな「ネバとろ牛丼(税別598円)」を試食してみました。吉野家としては新奇性がある商品ですが、すき家で既に商品化されているような気も。

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 「ネバとろ牛丼」は牛丼並盛に納豆、オクラ、とろろ、玉子をトッピングしたもので、「スタミナ満点のネバネバ食材を中心にトッピングしました。さらっと食べたい時、スタミナをつけたい時、最適な商品です。」というのが吉野家のウリ文句。ただ納豆と玉子は自分でのせる仕様になっています。

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 のせてみました。吉野家からは「ネバネバ感が出るまで、よく混ぜてからお召し上がり下さい。」とのことですが、トッピングされた4品だけならまだしも、牛丼のアタマまでかき混ぜてしまうのはビジュアル的にもテイスト的にもかなり抵抗があったので、このまま食べてみました。

 とろろにかかっている若干甘目の出汁がよく出来ていて、しかも納豆やオクラの相性が絶妙。ネバネバだが味はあっさり目の右サイドと、若干脂っぽくて濃い目の味わいの左サイドを交互に食べ比べる楽しさ。しかもその境目付近ではその両者及び玉子が絡みあって複雑な味わいを醸し出す!!

 うーーん、どう考えても変に混ぜずに食べたほうが美味いような気がしてなりませんが・・・

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スパゲティハウスチャオ JR名古屋駅太閤通口店 ~ ミラカン・レギュラー

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 名古屋駅太閤通南口改札近くにある「うまいもん通り」内。近くに「味仙」もあっていかにも出張族や観光客向けといった感じの立地ですが、近所のオフィスに勤めていると思しきサラリーマンも三々五々やってきます。名古屋の「スパゲティハウス チャオ」は「第5堀内ビル店」に行って以来ほぼ4年半ぶりの往訪。というか、チャオは名古屋駅の2店舗に経営資源を集中したせいか、第5堀内ビル店は閉店したようです。

 チャオは名古屋めしの一つ「あんかけスパゲティ」で有名な店で、スパゲティハウスなのに客層はオッサンだらけ。後から後からオッサンがやってきます。店の規模は全然違いますが、東京・大手町の「リトル小岩井」と全く同じ位置づけの店です。

 メニューを見ると乗せものが実に多彩で目移りしてしまいますが、当店人気No.1と記された「ミラカン・レギュラー(930円)」を注文。サイズが3種類あってレギュラーを注文。以前食べた時は「レギュラー330g、スナック200g、ジャンボ480g」と明示されていたのですが、メニューには見当たらず。でもオッサン向けの店なのでジャンボを頼んでいる人もそこそこいます。+100円で鉄板付きにもできるみたいですが、それを頼んでいる人はみかけませんでした。

 店内は店中央に10人掛けの島式カウンターがあるだけで、他は4人掛けテーブルがずらずらっと。場所柄カウンター席主体でも良さそうなものですが、オッサンが連れ立ってやってくることが多いからかなぁ? でもオッサンだらけの店の良いところで回転は良さげ。

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 ミラカンは見た目通り玉ねぎ、ウインナー、オニオン、タケノコ、ピーマン 、マッシュルーム、トウモロコシなどの炒め物まみれで、脂っこいのが特徴。ちょっとだけ混じっている生トマトはアクセントというにはちょっと個性が強すぎるかも。麺はやや太めで、炒めたせいか心持ち硬め。そしてその周辺にソースがたっぷり。

 「チャオのオリジナルソースはタマネギをきつね色に炒め、たっぷりの野菜と数種類の香辛料を加えて丸1日じっくり煮込んで裏ごしをし、翌日、良質な牛肉と完熟トマトを加えてさらにもう1日煮込みます。そして数日間の熟成を経て、より風味豊かなったソースをお店で完成させ提供していきます。」というのがチャオのウリ文句。

 「あんかけ」と称してはいますが、ソースは甘いわけではなく、トマトの酸味からも程遠い。スパイスもあんまり強くはない。名古屋らしくやたら味が濃いわけでもない。オリジナリティー抜群だが、かといって際立った個性があるわけでもないというなんとも微妙な存在ですが飽きはが来ないのは確か。それゆえ、オッサン達がわらわら引き寄せられるのでしょう。

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2020.09.16

味噌漬けトンテキ丼@松屋

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 松屋が2020年9月8日より期間限定で発売中の「味噌漬けトンテキ丼(730円)」を試食。別添の小鉢にキムチととろろを選べるので、とろろをチョイス。

 「“肉肉しい”!と大好評だったトンテキがパワーアップして帰ってきた!」と謳っているので、以前に販売された商品のリニューアル版のようですが、試食した覚えは全くありません。

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 「松屋特製味噌ダレがたっぷり沁み込んだ豚ロース肉を鉄板でジューシーに焼き上げた『味噌漬けトンテキ丼』は、柔らかくボリューム満点の逸品!」というのが松屋のウリ文句。

 ポスターだと豚肉が二枚どーーんと乗っかっているように見えなくもないのですが、実際は食べやすいように豚肉が細かく切り分けられて出てくるので、ぱっと見のボリューム感はさほどでもありません。

 松屋のことなので十二分すぎるくらい予想が付きましたが、何と言っても味噌ダレがきつくて辛いのなんの!! いくらなんでも味噌つけすぎで、名古屋の人じゃないと食べづらいと思うのですが・・・ 当然ながらご飯が進みまくるので、ご飯大盛じゃないと食べづらいかと。

 そこで「こんなこともあろうかと」大活躍するのがとろろ。味噌がべっとり付いた豚肉をとろろに絡めると味わいがマイルドに。

 豚ロース肉はそこそこ厚みがあり、かつ堅くもありませんが、「ジューシーに焼き上げた」は誇大表示の極み。そんなにジューシーならべったり味噌は不要でしょうに。

 悪い意味で松屋らしい一品でした。

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ぱちぱち@田原町 ~ 俺達の肉冷やちゅう

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 銀座線田原町駅を東へ出て、浅草通りの一本北側の通りを東へ。先客1、後客ゼロ。

 券売機はなく後払い。卓上のメニューを見ると、基本「俺達の肉冷やちゅう」と「NEOたんたん麺」の2本立てで、他に夜限定のラーメンを始める模様。「NEOたんたん麺」はニュータンタンの派生形のようですが、ニュータンタンはあまり好きではないので「俺達の肉冷やちゅう(880円)」を注文。

 ランチサービスはありませんが、サイドメニューのカレーとのセットを格安に販売しているようです。ちなみにカレーは店主の趣味とのこと。

 店内は厨房前に縦長7席と4人卓×1。卓上には酢のみ。

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 うーーーん、天敵大葉がこんなにてんこ盛りで出てくるとは!!! これには参りました。とりあえず大葉をささっと除染。

 「冷やちゅう」と銘打っているので当たり前と言えば当たり前ですが、味わいは汁なし中華でもまぜそばでもなく、そのまんま冷やし中華。冷やし中華らしくタレも案外多くて、食べ終わってもがっつりタレが残ります。しかも甘酸っぱいの「酸っぱい」ほうにめっちゃ寄せた感じ。

 麺は浅草開花楼の中太ほぼストレートタイプ。冷水でしっかり締められてて噛み応えもなかなかのもの。

 具はしゃぶしゃぶ風の茹で豚バラ肉を中心に紅生姜と細切りメンマ。総じてさっぱりとした味わいで悪くはないのですが、麺量がやや多めなのに加えて酸味が卓越し過ぎて飽きやすいのは否めず。自家製の食べる辣油が味変用に付いて来ますが、味変には力不足。大葉を絡めながら食べると感想は全然違うのかもしれませんが。

 ここまで冷やし中華に寄せたのなら大量の大葉ではなく、冷やし中華の具としてより一般的なキュウリを添えたほうが良いのになぁ・・・

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2020.09.15

黄金の親子丼@なか卯

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 「なか卯」が2020年9月10日より期間限定販売中の「黄金の親子丼・大(660円)」を試食。並だと590円。

 なか卯が「1994年の発売以来、なか卯で定番人気の『親子丼』は、特製の割り下を使用し、こだわり卵でふわっとろっと仕上げています。」と語る通り、なか卯は親子丼に絶対的な自信を持っていて、あれこれマイナーチェンジを施した親子丼を定期的に投入してきます。

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 今回の「黄金の親子丼」は「いりこやさば節、真昆布などからとったお出汁の香りと旨味が広がるとろ~りとした"京風あんかけ"を、なか卯自慢の親子丼にたっぷりとかけました。」というのが最大のウリ。

 あんかけが丼一面を覆っているため、ふわふわした玉子が目視出来ず。そのためぱっと見は親子丼というよりも天津丼に近い感じ。しかもあんかけがどんよりしているので「黄金色に輝いて」というのはどう考えても誇大表示。

 まぁ見た目はどうでもいい話ですが、その自慢のあんかけのために全体の味が濃くなり、鶏肉の淡白さが際立ってしまったのが残念。デフォルトの親子丼の出来が良いだけに変に味を重ねたのが悪いほうに転んだ気も。別添のおろし生姜が多少アクセントになりますが・・・

 これだと焼き鳥屋の親子丼を意識したような「炭火焼き親子丼」のほうが上出来でしょう。おまけに同値段ですし。

 決してハズレではないのですが、なか卯の親子丼は事前の期待値が高いので評価は辛め。

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リュウグウ@神保町 ~ あさりらーめん

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 神保町駅から靖国通りを東へ。さらにマクドのある角を北へ上った錦華通り沿いで「勝本」の並び。「五丿井」の隣。 昔「ねいろ屋」があったところ。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭の「あさりらーめん(860円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他にしじみらーめん、貝汁らーめん、岩のりらーめんなど。夜はちょい飲みにも使えるようアルコール類やおつまみも揃えています。

 席は左右の壁沿いにカウンター5+4席。時節柄席を減らして運用中のようで、席間は余裕たっぷり。卓上にはミル入り胡椒のみ。

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 スープは「鶏ガラ、しじみ、香味野菜を贅沢に使用し、一晩かけてじっくりと出汁」を取った貝汁に、さらにあさりを投入した「追いあさり方式」とのこと。確かにあさりの旨味満点ですが、少々旨味過多なのか味が濃すぎて飲み進む気にはなれず。

 麺は並太ストレートタイプでわずかに黒い粒々混じり。残念ながらスープの絡みがイマイチで、しかも噛み応えが強すぎて粉っぽいとすら感じるレベル。明らかにスープに対して強すぎで、もうちょっと茹でるなり、細麺に替えたほうが良さげ。

 あさり自体は大満足。他に水菜、穂先メンマ、笹切りネギ。

 なんか飲んだ後の一杯という感じの一杯ですが、この界隈でそういうニーズはあるのかなぁ? ランチタイムは〆の雑炊用に小ライスサービスくらい付けないと先々しんどい気がします。

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2020.09.14

机上の空論@東十条 ~ 煮干し中華そば

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 京浜東北線東口から伸びる東十条銀座商店街内。信号を2つ渡った商店街の東端近くにあるので駅からはやや距離があります。約2年半ぶりの再訪。11時半開店の5分前に到着したところ先客ゼロ。開店までに後客2。開店後3人。

 前回は券売機ボタン先頭の「中華そば(720円)」を注文したので今回は「煮干中華そば(750円)」を注文。ランチサービスなし。

 2年半の間にメニューが増えていて、他に「机上のネギ味噌中華」「津軽煮干し中華そば」など。「週二限定の魚群煮干し中華そば」というメニューもありましたが往訪時には販売されておらず、そもそも「週二」とは何時なのかもよく判らず。また往訪時には限定メニューとして「冷や牡蠣蕎麦」を売り出していました。なお「麺の固め・大盛りは不可」「食券は口にくわえないよう」と券売機に注意書きあり。

 店内は厨房を囲むL字型カウンター7席。実にこじんまりした店で席間は狭めなので今時かなり違和感があります。厨房内は店主と若いねーちゃんの二人だけ。卓上にはブラックペッパーと辛子高菜、唐辛子主体の辛味。相変わらず一ロット2~3杯ずつ丁寧に作っています。カウンターに水ポットではなく、でかいやかんが置いてありますが、やかんに目一杯水が入っていると使いづらくて困りもの。

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 おそらく鶏&豚の動物系をベースとする「中華そば」に煮干し系出汁を合わせたものと思われますが、予想以上に煮干しががっつり効いていてむしろ煮干しが前面に出て動物系は下支えに留まる感じ。それでいて煮干しにやり過ぎ感はなく、苦みやえぐいは皆無。少々濃い味わいながらもしょっぱく感じるほどでもなし。「日本一しょうゆ」を使っている旨が貼ってありましたが、これも徒に自己主張することなく、わずかに甘みを感じます。表面の脂層が目立ちますが、これまた程よくコクを加える程度で実にバランスが良い。

 麺は平たい並太ストレート系。細めのストレート麺だった「中華そば」とはあえて麺を変えているのかな? つるつる&しこしこといった形容がしっくりきますが、若干硬めかな?

 チャーシューは肉の旨味を殺さない程よく煮込み加減。メンマは細い割にコリコリとした食感が嬉しい。他にかまぼこ、岩海苔、三つ葉。


 メニューが増えたので再訪の意欲が俄然沸いてきました。

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【DAZN観戦記】20年第16節:札幌 3-4 浦和 ~ ミシャはこんな浦和に勝てないのか・・・

・札幌同様ワイドな攻撃が得意な大分に内容でボコボコにされた以上、大分よりはるかにFWが強力な札幌には勝ち目無しと思っていましたが、札幌のチーム状態は浦和以上に悪かったようで。

《スタメン》

・浦和は酷使続きで疲労困憊、パスミス続出どころか守りも怪しくなった橋岡をとうとうベンチ外とし、さらに同じく疲労の色が濃いレオナルド&柴戸をベンチスタートに。また前節久しぶりにスタメン起用された柏木はボールを保持される展開になると目される札幌相手では使い道がないと判断されたのかあっさりベンチ外になり、代わって岩波・杉本・武藤・エヴェルトンがスタメンに。

・しかし、これまで鉄板中の鉄板スタメンだった橋岡が不在になった反面CBがスタメンに三人も名を連ねたので最終ラインの並びは全く予想が付かず、3バック説も含めて戦前諸説飛び交いましたが、結局左から「岩武・槙野・岩波・デン」の並びでした。デンは獲得時一応右SBも出来るとの触れ込みでしたが、試合後の槙野の話では「今日のDF4人の並びは練習でもやったことのない並び」とのこと。

・前節鳥栖戦から中3日で長距離遠征、しかも13時とやたら試合開始が早いので実質中2日に近く、直近の練習時間がほとんど取れないのは仕方ないのですが、橋岡不在時の練習を全くしてないとは・・・

・なお久しぶりにマルティノスがベンチ入り。控えGKが彩艶から福島に戻ったのも目を惹きました。

・札幌はD・オリヴェイラ→チャナティップ、高嶺→駒井、白井→菅、金子→ルーカス、キム・ミンテ→宮澤と5人入れ替え。うーーん、前節C大阪戦で面子を落として、浦和戦に主力をぶつけてきた臭い・・・

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《試合展開》

・9分福森CKのこぼれ玉を拾った菅のシュートが枠を掠める一幕があった直後、10分岩波からの縦パス一本で興梠が裏抜けする決定機を得るもループシュートは枠を捉えられずと、立ち上がりから忙しい展開。

・11分武藤シュートの跳ね返りをバイタルエリアで拾った関根がそのまま左サイドからボックス内に侵入。その関根をチャナティップが背後から倒してしまいPK(ルーカスが対応せずにチャナティップがそんな深い位置まで追っているのが謎ですが)。杉本がGK菅の動きをよく見て逆を取った形できっちり決めて浦和が先制。PKは試合前に興梠から「お前が蹴れ」と言われていたとのこと。

・その後は戦前予想通り札幌がボールを支配する形で試合は進みましたが全く決定機は作れず、逆に20分青木からの縦パス一本で杉本が宮澤の裏を取り、必死に追いすがる進藤を体をぶつけて制しつつ、最後はGKの股抜きシュート!!というスピード系FWとしては理想的な形で2点目。やれば出来る漢なのか、杉本!!!

・なお浦和は序盤縦ポン一発での裏取りで2回決定機を作りましたが、これは杉本が「相手の守備ラインの裏は1本でチャンスが生まれると聞いていて」と語っている通り、大槻監督が得意な相手分析(それを巧く選手に落とし込めるかどうかはともかく(苦笑))が活きた様子。

・自陣にいったん4-4-2の守備ブロックを作ってからプレッシャーをかけてくる浦和に対し、給水タイム以降札幌がクロス攻撃を多用。岩武が右WBルーカス相手に終始劣勢で、何度か怪しげで対応で左サイドを脅かされ続けていましたが、31分ルーカルのフェイント一発に引っかかって簡単に高精度クロスを入れられ、その先はジェイがどフリーでヘッド。ジェイのヘッドは当たり損ね臭いのですが、それが幸いしてループシュートとなり、その軌道を全く予想してなかったっぽい西川の届かないところへ。

(補注)ルーカルのフェイント一発にひっかかって簡単に高精度クロスを入れられたのは関根でした。当方の完全な勘違いですm(__)m

・さらに35分CKからの流れで、福森のクロスをジェイがデンに覆いかぶさったような体勢ながらどんぴしゃヘッドで同点。福森に対峙した岩武が福森得意の左足をなんで切らないのかさっぱり判らないのですが・・・ これで左サイドを岩武では守れないと見切ったのか、関根が最終ラインまで駆け戻ってなんとか手当する羽目に。

・ミシャは後半頭から荒野に代えてキム・ミンテを投入して3バック中央に配し、宮澤をボランチへ。宮澤はいかにもミシャが好きそうな第2種兼業型CBに過ぎず、2失点目のあんまりなやられ方を見てまともなCBに入れ替えざるを得なかったようです。

・これで後方の安定を得た札幌は後半一方的に浦和をタコ殴り。大槻監督は55分武藤→マルティノス、興梠→レオナルド、61分エヴェルトン→柴戸と早めに入れ替えるものの、如何せんボールを良い形で奪えないのでカウンターが発動できず、マルティノス投入は完全に空振りに。

・一方札幌は64分あまり良いところがなかった駒井&チャナティップを諦めて、A・ロペス&D・オリヴェイラを投入し、さらにクロス攻撃のターゲットを増やした形で大攻勢。

・浦和は札幌の攻勢を槙野&岩波を中心に最終ラインで跳ね返すのが精一杯でCK与えまくり。そして67分福森CKを杉本がクリアしきれないどころか、運悪く見事に摺らせた格好になってしまってオウンゴール。杉本、こんな形でハットトリックかぁ・・・ そして70分には岩武の緩い、緩すぎるバックパスをルーカルに奪われ、ロペスに決定機を許す一幕も(西川セーブ)。

・絶望的な戦況でとうとうビハインドに陥ったためか、大槻監督は給水タイム後の73分岩武→山中、関根→汰木と超攻撃的な形にシフト。守備力が無さすぎて、どう見ても「まぜるな危険」としか思えない山中・汰木・マルティノスを3人揃って併用するという大博打を打ちましたが、これが浦和同様守備に難がある札幌相手には思いのほか効いたようで多少ボールが前に進みだし、74分槙野からの縦パス一本でレオナルドがDF3人に囲まれながらもシュート。

・それで得た山中CKの流れから、75分汰木クロスを槙野が決めて同点。この場面札幌守備陣は汰木が右脚に持ち替えてからのクロスを全く警戒していないのか、不思議なくらい汰木はフリーでしたし、なぜか手を挙げてジャンプしたマルティノスがGK菅&福森の邪魔になって、後は背後の槙野は押し込むだけ。槙野は「毎日たくさんシュート練習をしてきた成果を出せて良かったと思います」と語っていますが、絶対シュート練習とは無関係の形(苦笑)。

・その後も79分バイタルエリアから進藤(西川の正面)、90分福森クロス→ファーで田中ヘッド(わずかにバーの上)等、決定機の数は札幌が圧倒していたものの西川を脅かすにはいたらず。

・逆に94分西川ゴールキックからの反撃。デンのパスをぽっかり空いたバイタルエリアでマルティノスが受けたのが面白く、レオナルドへの縦パスを経てマルティノスが右サイドからボックス内深く侵入して福森&宮澤を交わしたところで勝負あり。折り返しを柴戸が押し込んで浦和が再逆転。柴戸のシュートはブロックに入った進藤に当たったのが幸いしたかも。

・試合後ベンチに下がっていた駒井を槙野や青木はともかく、年下の福島や関根まで弄りにゆくのがいかにも浦和でした(笑)。

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《総評》

・シュート数8対23。CK数1対15。おまけに6割以上相手にボールを支配され、パス数は札幌の半分。デュエルでも空中戦勝率でも負け、勝っているのはクリアの数だけ(苦笑)というとんでもないスタッツがズラズラと。スタッツもさることながら、ほぼ一方的に攻められている時間帯が長い試合展開からしても、なんで浦和が勝ったのかさっぱり判りませんが、とにかく終わってみれば浦和が勝っている試合でした。

・杉本を筆頭によく走っている選手、槙野や岩波など劣勢でも集中を切らさずに必死に頑張っている選手の姿には感☆RUIしましたが、悪く言えばただそれだけの試合。今日も今日とてチーム力の積み上げらしきものは一切感じられず、残念すぎる監督の尻を選手達が必死に拭いに拭ってなんとか勝ち点3をもぎ取ったとしか思えない試合でした。

・守備重視のチームを作っているはずなのに、毎度毎度お馴染みの形で3失点って何なんだろう? ミシャのように極端な攻撃重視のチーム作りをした挙句に4対3という派手な殴り合いになったのならまだ納得がゆくのですが、志向しているチームコンセプトと試合内容が一致していないどころか、時間が経過しても一致する気配すらないのはどうしたものか?

・あえて良かった探しをすれば、杉本の2点目が事前の狙い通りだったこと。こういう事前の狙い、事前の仕込みが嵌まっての得点なり、相手の攻め手封じなりがちょっとずつでも増えてくれば監督への信頼も多少取り戻せるのでしょうが。

・しかし、そんな浦和に対して得意のクロス攻撃を駆使して完勝できないどころか4失点も喫して負けてしまう札幌の状態もよほど酷いのでしょう。ミシャは「良いゲームをしても結果が出ない、ここ最近の流れであると思います。」と語り、4福森は「内容的には上回っていましたし、走り負けてもいなかった。悪いものではなかったと感じています。」と語っていますが、なんかいずれもミシャ期浦和に聞き飽きたフレーズです。

・なんぼシュートを撃ちまくろうが、なんぼCKを奪おうが、4失点もした試合の内容が良いはずがなかろうに。その過ちに気づかない限り、ミシャはもう一歩のところで殻を破れないままで終わるのでしょう。試合後のミシャは明らかに元気がなく、コメントも弱弱しげ。札幌でも3年目になり、今の成績&年々成績が悪くなっていることを見ると今年限りなのかも。

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《選手評等》

・個人的にはPKによるリーグ戦初ゴールのみならず、ロングカウンターからスピードを活かした得意の形で追加点を挙げ、さらに終盤もプレスバックをさぼらずに出血を防いだ杉本が文句なしのMOM。でもキャリア的に全く縁がないはずのミシャに試合前に興梠、槙野、西川らに釣られるような形で挨拶しに行ったのが謎でした。

・練習無しに突然右SBを任せられたデンも及第点。ぶっつけ本番であれだけ出来れば上出来の部類で、これがこの試合の数少ない収穫。もっとも今の浦和は組織作りの上で練習の効果があるのかどうかさっぱり判らず、個人能力でなんとかしているだけに近いので、個人能力の高い選手ならぶっつけ本番だろうか何だろうかあんまり関係がない気も(苦笑)。右SBデンに目途がついたので、今後は橋岡を無理使いしなくても良くなりました。

・一方、宇賀神故障を受けて全く目途が立たなくなったのが左SB。まさか岩武が「攻撃力の無い山中」だったとは!! 守れない同士なら山中を使ったほうがマシという結論に。

・不思議な不思議なマルティノス。最後の最後で決定機に絡んだ以外はほとんど何もしていないように見受けられていましたが、スタッツを見るとなんと35分の出場時間で14回もスプリントを記録。フル出場の杉本(17回)の頑張りが目についた反面、マルティノスがどこで走っていたのか全く記憶にないのですが、画面に映らないところで明後日の方向に走っていたのかなぁ・・・

・浦和の選手をしょっちゅう間違えるのは仕方がない。ましてや「マルティノスを入れてボールキープしたい」等々浦和の試合を全く見ていないのが丸わかりのコメントを連発するのも仕方がない。しかし札幌の選手まで度々間違えるのは何なんだ??? こんな実況&解説(吉原)でDAZNを観ざるを得ない北海道の方々は実に不憫。またしても試される大地・・・ 

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---杉本--興梠---
関根--------武藤
--エヴェルトン---青木--
岩武-槙野--岩波-デン
-----西川-----

(得点)
13分 杉本(PK)
20分 杉本
75分 槙野
90+4分 柴戸

(交代)
55分 興梠→レオナルド
55分 武藤→マルティノス
61分 エヴェルトン→柴戸
73分 岩武→山中
73分 関根→汰木


-----ジェイ-----
--チャナティップ--駒井--
菅--田中--荒野-ルーカス
-福森--宮澤--進藤-
-----菅野-----

(得点)
31分 ジェイ
35分 ジェイ
67分 オウンゴール(杉本)

(交代)
HT 荒野→キム・ミンテ(ミンテがCB中央、宮澤がCHへ上がる)
64分 駒井→A・ロペス
64分 チャナティップ→D・オリヴェイラ
80分 ジェイ→高嶺
87分 菅→白井

※写真は試合とは全く関係がありません。

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2020.09.13

和とん@赤羽 ~ 豚丼・ミックス

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 赤羽駅東口から南へ。大日本印刷の関連工場が固まって建っている一帯に立地。外見はいたって地味ですが、都内では貴重な帯広風の豚丼を出す店です。約5年半ぶりの再訪。先客・後客ともゼロ。

 券売機はなく、店外のメニューで「イチオシ」とあった「豚丼・ミックス(750円)」を注文。味噌汁とお新香付き。後払い。

 ほぼ豚丼専門店で、メニューは他に基本の「豚丼」と「バラ豚丼」「とんとろ丼」「とんとろとタレ焼き丼」など。「豚丼・塩」は売切れの札が貼りっぱなしなのを見ると事実上止めちゃったのかも。なお昼営業と夜営業ではメニューを変えているようで、夜はお酒類やちょっとしたつまみも用意。

 また前回注文した「豚丼・5枚入り(740円)」で比較すると、この5年半値段据え置きで頑張っているのには驚嘆しました。

 店内は店左側に縦長カウンター3席(前回の5席から大幅減席運用中)、右側に4人掛けテーブル2卓。卓上には七味、山椒、胡椒、醤油。店は相変わらず店主一人で切り盛り。

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 豚肉が丼を覆い尽くした格好で登場。「ミックス」はロース・肩ロース・ばら肉の合い盛りですが、いずれも豚肉は薄めで、あっさり噛み切れるくらいの柔らかさ。その上に甘辛いタレがさっとかかっていて、豚肉の焦げと相まって面白い味わいを織りなしています。

 肉の味わいの変化を楽しめるのが「ミックス」の良いところ。基本の「豚丼」はともかく、「バラ肉丼」だと脂がしつこくて飽きが来るのが早い上に、食後めっちゃ胃がもたれそうですし。
 
 またタレはご飯に沁みるほどの量でもないので個人的にはしつこさを感じずに済み、食べやすくてありがたいのですが、物足りないと感じる人もいるかもしれません。そう感じる客が少なくないのか、途中で店主が「タレ足しますか?」と声をかけてくれました。

 ただ、グリーンピースがわずかに彩を添えているだけで野菜類が全くないせいか終盤飽きが来るのも確かなので、卓上の山椒を振りかけてフィニッシュ。

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2020.09.12

金萬@川口東本郷 ~ つけ麺

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 川口市の東外れ、草加市との境近く。斜向かいに武南警察署東本郷交番あり。一応見沼代親水公園駅が最寄りになりますが、駅からのアクセスは全く現実的ではありません。ほぼ2年ぶりの再訪。先客1、後客ゼロ。

 店お勧めの「塩らぁ麺」は試食済なので、今回は5~9月限定の「つけ麺(880円)」を注文。他に醤油、味噌、夏季限定のとまとつけ麺など。

 店内は縦長L字型カウンター12席。郊外店らしいゆったりとした席配置です。水セルフ。卓上には醤油、酢、ラー油、胡椒、一味。厨房内にはオヤジが二人。

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 つけ汁のベースはらぁ麺と同じでかえしを濃くした感じかな? 能書きによると「鶏ガラをはじめ、ゲンコツ、昆布や節系等の魚介素材をじっくりと煮込み」とのことですが、「インパクトより全体の調和を重視」との言葉通り全体のバランスが良いのが特徴。また表面の脂が適度にコクを加えていてぐいぐいと惹きこまれます。

 麺は並太ごく緩い縮れ入りでつるつるとした口当たり。これもらぁ麺と同じ麺かな? 水はしっかり切られており、噛み応えはほどほど。あっさり目のつけ汁はさっと絡む程度。

 チャーシューは肩ロース肉で薄めの煮込み加減。逆にメンマの味付けが妙に濃くて違和感ありあり。他に海苔、刻みネギ。

 別皿で魚粉と柚子胡椒が付いてくるので案内に従って途中で魚粉、終盤に柚子胡椒を入れてみましたが、入れれば入れるほど無駄に味が重なってデフォルトのすっきりした味わいが損なわれてしまったような。

 競合店が無いに等しいエリアで近所の方が普段使いする分には上々の出来だと思いますが、やっぱりこの店の実力を堪能するには「塩らぁ麺」がベターでした。とはいえ、10~1月に担々麺、2~4月にかれーらぁ麺という変わり種を出しているので、それらも試してみようと思います。

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2020.09.11

登利平@高崎 ~ ソースかつ重

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 高崎駅併設の商業ビル「モンテレー」5F。予定していた店がコロナ禍に伴って閉店時間を早めていたためオーダーストップに間に合わず、やむなくこちらへ転進した次第。ほぼ7年ぶりの再訪。

 前回は「鳥めし・竹重」を注文したので、今回は趣向を変えて「ソースかつ重(930円)」を注文。

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 重箱の中にカツが3個も入って、しかもカツも結構でかいのでボリューム満点。カツの下にキャベツなど野菜類はなく、彩を添える趣旨を兼ねてししとうがあるだけで、非常にシンプルなつくりです。

 ソースはウスターソースのようなあっさり目&スパーシーなタイプではなく、かなり濃厚。また甘くはなく、むしろ辛めで若干酸味寄りといったとこでしょうか。個性はさほど強くなくていかにも万人向け。

 ただ感じのカツは豚肉ではなく、なんと厚切りムネ肉のチキンカツ。鶏がウリものの登利平なのでカツもチキンカツなのでしょうが、全体に脂っぽい食べ物なのに、肝心のカツの味わいだけ妙に淡白っちゅーのは個人的にはかなり違和感が・・・ このコントラストを面白いと捉える向きもあるかもしれませんが・・・

 やはりこの店は鉄板メニュー「鳥めし」が無難かも。

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2020.09.10

GANCON NOODLE@駒込 ~ 醤油ラーメン

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 駒込駅東口から山手線を潜って南側へ。「アザレア通り」商店街の一角。斜向かいにローソンあり。前回往訪は奇しくもちょうど3年前。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機で基本と思しき「醤油ラーメン(780円)」を注文。前回往訪時より60円値上がり。ランチサービスなし。

 月日を経るに従ってメニューもどんどん増え、他に鶏しおラーメン、エビ塩ラーメン、花椒塩ラーメン、えび味噌ラーメン、エビつけ麺、辛シビ油そば、塩レモンそば、冷やし中華、韮香菜麺など。なおつけ麺のみ大盛サービスあり。

 店内はくの字型カウンター7席(従来の9席から減らして運用中?)。麦茶セルフ。卓上にはミル入り黒胡椒のみ。厨房内には店主とねーちゃんの2人で共に手際よく仕事をこなしていました。

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 スープは匠の大山鶏と煮干しを合わせたものとのこと。前回往訪時は醤油と出汁のバランスが非常に良いと思いましたが、久しぶりに試食してみるとちょっと醤油がきつくなったかなぁ? ただ醤油がうるさく感じられるほどではなく許容範囲内。総じて無化調っぽい雑味がない味わい。表面の脂がやや多めながらもコクを加える程度で嫌みにはならず。ほんのり揚げネギみたいな香りがしますがネギ油かな?

 麺は細めのほぼストレート麺。つるつるとした口当たりでやや柔らかめ。スープの絡みは至って良好で、啜り心地も文句なし。

 チャーシューは柔らか&しっとりタイプで、この手のチャーシューにしては厚みもあるほう。他に具は細いメンマと茎に辛味がある青菜、刻みネギとシンプルな構成。

 次はあまり間を置かずにつけ麺で再訪してみます。

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【DAZN観戦記】20年第15節:浦和 2-2 鳥栖 ~ 浦和の練習って何なんだろう・・・

・またしても監督の力量差を選手の能力差で辛うじて埋めたような試合でした。コロナ禍のため鳥栖は満足に練習してないのに、チームとしての出来の差が一切感じられないとは!!

《スタメン》

・浦和、鳥栖共に前節から中3日。浦和は左SB山中→岩武、CHエヴェルトン→青木、右SH長澤→柏木と3人入れ替え。前節ベンチ外の柏木がスタメンに入ったので汰木がベンチ外になったが、それ以外の面子はベンチも含めて前節同様。

・鳥栖はCB宮→原、CH原川→リャン、左SH小屋松→本田とこちらもスタメン3人入れ替え。

・なお鳥栖は前節横浜FC戦がコロナ禍を受けてほぼ1ヶ月ぶりの試合。8月26日練習を再開したものの、新型コロナウイルスに感染していた監督、選手、スタッフがトレーニングに合流したのはなんと横浜FC戦の前日だったとのこと。

《試合展開》

・浦和の立ち上がりは悪くはなく、4分右サイドでのボール奪取からのショートカウンターで柏木縦パス→レオナルドに好機。またC大阪戦よりはかなり前からハメに行く意識が強く、最初は相手にアバウトに蹴らせて中盤で回収も出来ていました。

・しかし、その前ハメを逆手に取ったかのように12分CB原から縦ポン一発で右SB森下が岩武の裏を取り、森下のクロスをチョ・ドンゴンがヘッド。鳥栖が最初の決定機をいきなりモノにして先制に成功しました。

・先制された浦和はその後しばらくビルドアップに苦しみ、かつ前からハメに行ってもボールの奪いどころが定まらずに鳥栖のボール回しに翻弄されるテイタラクで、反撃どころか鳥栖に押し込まれる時間帯が長く続きました。16分にはどフリーで浮き球の縦パスを入れられて本田に決定機。芳しくない戦況を受けて選手達もイライラが昂じているのか、関根が樋口との競り合いの後に思わず頭を叩いてしまう一幕も。

・しかし、給水タイムを挟んだ辺りからようやくボールを繋いで相手を押し込むことに成功。25分柴戸の縦パスがレオナルドに通り、レオナルドのスルーパスを受けた興梠がボックス内でDFを交わす絶好機がありましたが、興梠はシュートに持ち込めず。興梠はこのところレオナルドへのアシスト役&中盤でのボールの引き出し役に徹している風があって、自らシュートに持ち込む感覚を失っているのかもと傍目には感じたのですが・・・

・また鳥栖は4-4-2ながら中央にかなり絞った形で守っているのに対し、浦和も柏木が中へ絞って縦パスを入れるのが悪いほうに働いて、中央にやたら人数と手数をかけて攻めてしまうという残念な状況に。もっともサイドに展開したところで、橋岡のクロスががが・・・

・47分CKこぼれ玉を関根がアーク付近からシュート。シュートはボックス内で松岡の広げた手に当たっているのでVARがあれば間違いなく松岡のハンド=PKを取っているはずですが、飯田主審からは見えなかったのかも。

・鳥栖は後半頭から本田に代えて小屋松を投入。48分小屋松がタッチ際で橋岡&柏木を交わして浦和ゴールに迫る見せ場も(クロスはわずかに金森に合わず)。

・しかし、その直後に浦和が反撃。興梠への縦パスのリターンをアーク付近で受けた関根がミドルシュート。GK高丘が弾いたところを興梠が詰めてなんとか同点に。

・不意に追いつかれた鳥栖は56分CHリャン→原川、FWチョ・ドンゴン→林と早い時間帯に選手を相次いで投入。この辺り、鳥栖は練習を再開して間もないのでゲーム体力に不安がある選手が少なくなく、試合展開に関係がない予定された交代なのかも。

・そして60分には樋口の無回転ミドルを西川が弾いたところを林が詰めるという、浦和の得点と非常に似た形で鳥栖が追加点。この場面鳥栖のCKからの流れだったので浦和右サイドに橋岡がおらず、柏木・柴戸・青木で右サイドを守っているような塩梅でしたが鳥栖に良いようにボールを回されて、ペナ角で樋口にフリーでシュートを撃たせてしまったのが残念至極。

・再びビハインドに陥った浦和は61分柏木→武藤、青木→エヴェルトン、65分興梠→杉本と早めに選手を入れ替え。67分センターサークル内で相手のバックパスをカットしたレオナルドがGK高丘が前に出ているのを見てロングシュートを放つ見せ場がありましたが、レオナルドの脇を疾走する杉本を使ってショートカウンターに持ち込まなかったのは杉本を信用してない表れなのかも。

・ただこの日の杉本は悪くはなく、ハイボールのターゲットになり、前線でのボールキープ役にもなり、79分には右SHに転じた関根からの縦パスでレオナルドがポスト→杉本ボレーシュートという良い形も。もっともその前の76分ボックス内での関根の折り返しからの好機で空振りしてしまったのがまたしても悪印象に。

・80分には右サイドで橋岡が縦パスの受け手を潰しきれなかったのが契機となって小屋松にサイドを深々とやぶられ、原川に決定機を許してしまいましたが、ここはなんとか西川がセーブ。

・双方陣形がスカスカになってどつき合いの様相を呈する中、81分岩武のスルーパスを受けて左サイドからカットインした武藤がDFを前にほとんどシュートコースが無いように見えるにも関わらず、巻いてミドルシュートを決めて再度同点に。

・最後に浦和は山中、鳥栖は豊田と双方「どつき合い向けのハンマー」を取り揃えたものの、92分森下が小屋松とのワン・ツーでボックス内からシュートを放ったのが惜しかったくらいで、そのままドローで試合終了。

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《総評》

・2度ビハインドに陥ったにも関わらず、なんとか同点に追いついてのドローと最低限の結果は残しましたが、冒頭に記したように鳥栖はコロナ禍のため全体練習を再開してから日が浅いというとんでもないハンデを負っていたにも関わらず、チームの出来にさほど差がないどころか鳥栖のほうが上出来に見える時間帯も少なくなかったのが何より衝撃的でした。

・浦和はなんとか同点に追いついたものの、2点目はどう見ても個人能力で押し切ったようなもの(と言いきれるほど武藤のシュート精度は高くないのですが)で、チームの狙い通り、監督の仕込み通りの得点と言って良いものかどうか。試合後の監督コメントでも深い位置から縦パスを積極的に入れるのはともかく、ミドルシュートを積極的に狙ったのかどうかは判然とせず。

・ボールを持たされた時の手詰まり感なんて過密日程下では一朝一夕には解消されないでしょうから、その辺はあまり期待していないのですが、もともと得意だったカウンターの精度も落ち気味なような気が。この辺はお疲れゆえか守→攻の切り替えが遅くなっているのと、「要するに最後はレオナルド」と相手に見切られているのかも。

・この試合で残念だったのは攻撃面以上に守備面。前からハメるにせよ、守備ブロックをセットするにせよ、とにかくボールの奪いどころが定まらずに鳥栖にいいようにボールを回される場面が目立ちました。酷使を余儀なくされている橋岡がとうとう金属疲労ならぬ勤続疲労を起こしているのか、本来なら奪えるところで奪えずに突破される場面が散見されるのが気がかりでしたが、守備重視で試合に入っているのに前節に続いて複数失点。しかもC大阪同様、どちらかといえば攻撃力に乏しい鳥栖相手に複数失点。

・一方、金監督は1点目について「練習どおりというか相手がいるものなので、なかなか再現することは難しいのですが、空いてくるスペースやタイミング、そういったものは事前にスカウティングで準備していたものでもあります。」と語っており、とんでもなく短い練習時間で結果を出したようです。

・金監督と大槻監督はどちらも下部組織での指導経験が長く、かつ2018年にリリーフ登板して短期間で結果を出したとか、2019年途中から再登板して現在に至るという3点で非常に似たキャリアを経ています。ところが、残念ながらトップチームの監督としての能力差はかなり差が付いてしまった模様。

・「大槻監督のやろうとしているサッカーに手駒が見合わない」という擁護論は判らなくもないのですが、鳥栖はトーレス等への無駄遣いが祟ってチーム存続が危ぶまれる巨額の赤字を計上したため昨オフには高額選手は売却せざるを得ず、チーム戦術に適した手駒を揃えるどころか頭数を揃えるのが精一杯の状況。この試合では大畑・松岡・本田と10代の選手を3人もスタメン起用してなんとか闘っている状況なのに浦和と互角以上となると、さすがに大槻監督への擁護論も無理がありましょう。

・戦術転換を図る過程で若手を積極的に起用している鹿島に(暫定順位ながら)とうとう追い越されてしまった浦和は、この先何を目指してゆくのでしょうか? 現状では特に何も得るところがないままボトムハーフの上のほうでシーズンを終えるような気がしてなりませんが。

《選手評等》

・1点目のアシストのみならず、後半は闘志剥き出しのプレーが目についた関根に敢闘賞。ただ前半樋口の頭を叩いた場面は一発レッドでも不思議はない、飯田主審が不問に付したのが不可解(当然金監督は激怒)なくらいの愚行でした。今のチームの出来に対する関根なりの憤りの表れなのでしょうが・・・

・岩武は左SBとして今季リーグ戦初スタメン。宇賀神の故障&山中3連戦3連闘を回避するための岩武投入と目されますが、残念ながらホロ苦どころか激苦デビューに。攻撃に多くを期待できないとか、関根との連携がメロメロといった辺りは想定内でしたが、最初の失点場面=豪快に裏を取られた場面が山中そっくりだったというのがとにかく悪印象に。とはいえ、宇賀神復帰まで岩武をなんとか我慢して使うしかないのかも。

・久しぶりに右SHとしてスタメンに復帰した柏木。コンディションには何の問題もないのだが戦術的に使い道がないのでベンチ外が続いているものと思っていたのですが、試合後の監督コメントによれば「ケガを含めて、少しコンディションを崩していた時期がありました」とのこと。よって全くの戦力外というわけでもなさそうなのですが、この試合の出来を見るとやはり使い道は極めて限られているという印象を強く受けました。

・長澤と比べるとボール奪取力がガタ落ちなのはともかく、鳥栖にボールの奪いどころとして狙われている風でもあったのは残念。前半給水タイム後に中へ絞った位置から急所への縦パスを繰り出すという長澤にはない長所を何度か見せてはいましたが、前述の短所を補って余りあるとは思えず、現状スタメンでは無理。せいぜいビハインド時の投入要員でしか使いづらいと思いました。でもそもそも柏木がいる時の攻撃に周囲が全然慣れてなくて使うほうも使われるほうも困惑気味。少なくとも柏木を走らせるスルーパスは無意味すぎ・・・

・しかし、試合後に興梠が「ここ最近、自分が後ろに下がることが多いなと自分でも思っていましたけど、あれをしないと組み立てがうまくいかないなというのも感じていました。そういう意味で陽介が入ったときにはなるべく下がり過ぎずに、ラストパスのチャンスを狙おうかなというのを今日の試合では考えていました。」と語っていて、柏木の存在を前向きに捉えている様子も。もっとも世代交代の観点からは無理やり柏木を使わんでもと思いますが。

---レオナルド-興梠---
関根--------柏木
---青木--柴戸---
岩武-槙野--デン-橋岡
-----西川-----

(得点)
48分 興梠
81分 武藤

(交代)
62分 柏木→武藤
62分 青木→エヴェルトン
65分 興梠→杉本
82分 岩武→山中


---ドンゴン-金森---
本田--------樋口
---リャン---松岡---
大畑-エドゥアルド-原-森下
-----高丘-----

(得点)
12分 チョ・ドンゴン
60分 林

(交代)
HT 本田→小屋松
56分 リャン→原川
56分 チョ・ドンゴン→林
66分 松岡→パク・ジョンス
83分 金森→豊田

※写真は試合とは全く関係がありません。

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2020.09.09

豚角煮丼@なか卯

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 「なか卯」が2020年9月3日より期間限定で販売中の「豚角煮丼(690円)」を試食。なか卯が「ごはんがすすむなか卯の『豚角煮丼』が、装いも新たに帰ってきました!」と謳っている通り、豚角煮丼は今年2月に発売されたばかりですが、マイナーチェンジを施した上での再登場です。なか卯は牛丼がレギュラーメニューで、さらに親子丼など鶏肉を使った丼ものにも定評がありますが、豚肉メインの丼は珍しいかも。

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 「とろうま豚角煮と味付け卵を同時に味わえる欲張り丼で、残暑を乗り切るスタミナ満点メニューです。 やわらかくとろけるような歯触りの豚角煮丼に、濃厚で黄身もおいしい味付け卵を添えました。3時間以上じっくりと丁寧に煮込んだ豚角煮は、箸で簡単に切れるほどやわらかく、口の中で旨みがとろけ出す味わいは、まさに"とろうま"。 タレがよく絡んだ豚角煮と味付け卵のコク深い味わいを口いっぱいにお楽しみいただけます。」というのがなか卯のウリ文句。ウリ文句にはありませんが、前回同様からしが付いて来ます。

 前回あった刻み海苔と小松菜ナムルを味付け卵に変えたのが、マイナーチェンジの要点かな? 前回試食時に「小松菜ナムルはわずかひと切れ乗っているだけなので、わざわざウリ文句に入れるのもどうかと」思われる存在だったので、これを止めたのは当然すぎるくらい。どこかの残念なサッカーチームと違ってなか卯はちゃんと問題点を把握し、修正する能力を持っているようです。

 一方刻み海苔を無くしたため、前回は「和風な味わいの豚角煮丼」だったのに対して、今回のはぐっと中華寄りになりました。まぁ薬膳臭くはないのでめっちゃ中華寄りというわけでもありませんが。

 豚角煮自体はウリ文句通りとろっとろに仕上がっていて、実に良い感じ。甘めの濃い味わいも悪くありませんが、タレが結構ご飯にも沁みていてご飯までもが甘ったるくなってしまう辺りがチト残念。ゆえに豚角煮が別皿のほうが良さげですが、そこまでなか卯に求めるのは無理筋でしょうな。からしを付けてアクセントにするのは良い試み。

 味付け卵は見た目通りごくごく薄味の煮込み加減。しかも冷えているので温かい豚角煮をちょっと邪魔している気も。これまた豚角煮に添えるものとしては再検討が必要かも。でも全体としては上々の出来だと思います。

 豚角煮丼は10月中旬に販売終了予定。

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2020.09.08

旨辛月見まぜ釜玉うどん@丸亀製麺

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 丸亀製麺が2020年9月2日から期間限定&一部店舗で売り出し中の「旨辛月見まぜ釜玉うどん・大(730円)」を試食。どういう訳か最寄りの川口店では扱っておらず、イオン川口前川のフードコートまで出かけました。販売は10月5日までの予定。

 フードコードの丸亀製麺って初めて来たような気がしましたが、店が狭くて分業にも限りがあるせいか、茹であげ&盛り付け過程がボトルネックになって後続に渋滞が発生しがちなようで。途中でごま油の要否を聞かれましたが、もちろんアリで。

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 「お月見の季節にぴったりの『旨辛月見まぜ釜玉うどん』は、釜から直接あげたもちもちの麺の上に、そぼろと白ねぎ、かつお粉と刻みのりをのせたごま油が香るたれが絡み合うボリューム満点のひと品です。そぼろは、しょうゆをベースにしょうがとにんにくを利かせて甘辛に仕上げており、仕上げに温泉玉子を添えたお月見の季節にぴったりの商品です。」というのが丸亀製麺のウリ文句。

 無料トッピングの青ネギをどっさり乗せたので判りにくくなってしまいましたが、商品名に「月見」を冠しているけれども実際に乗っているのは温泉玉子なので全然月見っぽくありません。広告写真だと生卵のように見えますが・・・ さらにいえば「釜玉」の「玉」が玉子なのに、さらに「月見」を冠するネーミングセンスががが・・・

 いきなり天地を何度もひっくり返しながらまぜまぜ。カツオ粉の味わいがかなり前面に出ている上に、鶏肉のそぼろが醤油ベース、さらに海苔の香りも合わさって完全に和風の味わい。「旨辛」と称していますが「辛」はほとんど感じられず、相当「旨」のほうに寄っていて、ウリ文句にある通りかなり「甘辛」な味わい。「辛」を期待すると完全に肩透かしに合います。

 噛み応えがしっかりした「まぜそば」に慣れているせいか、茹で上がったばかりのうどんの超もっちりした食感は結構違和感があります。冷水で締めた「冷」バージョンがあると嬉しいのですが・・・ でもこれはこれで一興。

 また温泉玉子が巧く機能しているのか、あるいは大量に青ネギを入れたのが正解なのか、「まぜそば」にありがちなくどさや重さ、しつこさとは無縁な、幅広い年齢層に受け入れられそうなマイルドな味わいに仕上がっていてる辺りはさすが丸亀製麺だと思いました。

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2020.09.07

茅根@戸田公園 ~ (動物魚介系)らーめん

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 戸田公園西口から駅前の通りを西へ。本町2丁目交差点角。約1年半ぶりの再訪。11時半の開店5分前に到着したところ先客ゼロ、開店までに後客2。開店後ぞろぞろ客がやってきて、退店時には店内に待ち客3と相変わらず人気を保っている模様。なお屋号は「かやね」ではなく「ちのね」と読みます。
 
 店内の券売機ボタン先頭は「つけ麺」ですが、今回はその下段の「らーめん(680円)」を注文。並(150g)・中(200g)・大(250g)同値段なので「中盛」にしてもらいました。

 長らくつけ麺専業の店と思っていましたが、いつの間にかメニューは案外豊富になっていて他に「辛味噌らーめん」「辛味噌つけめん」「汁なし担々麺(小ライス付き)」「なども用意。ただ「まぜそば」がないのが気になりました。

 店内はL字型カウンター9席と店奥に4人卓×2。卓上にはブラックペッパー、酢、ラー油、醤油。厨房とカウンターの仕切りが高くて中の様子は伺えません。

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 スープは典型的なふた昔前の「またお前か」っぽい動物魚介ベース。粘り気は全くなく、かつ魚粉は目立つもののざらつきを感じるほどでもありません。店内の案内によると「豚骨、鶏ガラを10時間以上煮込み、ウルメイワシ、カツオ節、昆布などを合わせ」とのことで悪くはないのですが、ややコクが乏しく、なんかつけ麺のつけダレを薄くして出しているような感じは否めません。

 麺は自家製の太麺ストレート。つるつるとした食感でもっちりとした仕上がり。つけ麺だともうちょっと噛み応えがあるほうが良さげですが、らーめんならこれで文句なし。

 つけダレに入っているチャーシューは細切りで、なぜか焦げが目立ちました。他にメンマ、海苔、刻みネギ。

 これといった面白みはないものの極めて無難な出来で、しかもコストパフォーマンスは抜群なので長く人気を保っているのも納得。ただやはりこの店は「つけ麺」のほうがベターかな。次は「汁なし担々麺」を試してみます。

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