2019.07.19

健優@池袋 ~ 醤油つけそば

003_31

 池袋駅西口・立教通りの南、「西池袋公園」交差点近く。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機を見るとメニューは極端に絞りこまれていて、基本「醤油つけそば」と「味噌つけそば」のみ。とりあえず「醤油つけそば(780円)」を注文。並盛(240g)/中盛(300g)同値段なので中盛で。さらに醤油つけそばの場合は麺を全粒粉麺or中太麺から選べるので全粒粉麺にしてもらいました(味噌は中太麺のみ)。

 店内はL字型カウンター9席。卓上には海老油、一味、山椒油、酢、胡椒。

006_10

 つけ汁は「豚骨・鶏ガラ・煮干しのスープに7種類の野菜ペーストをブレンド」したものだそうですが、煮干しはほとんど感知できず動物系オンリーっぽい味わい。やや酸味が強めですが甘くはなく、粘度はないので、そのまま自然体であっさり&さらっとした味わいのつけ汁を目指せばいいのに、なぜか細モヤシの炒め物を入れたために脂臭くなり、画竜点睛を欠くというかなんというか。

 「サッポロ製麺」の麺箱が見える麺は並太の縮れ麺。全粒粉麺といっても黒い粒々が目立つ蕎麦っぽいルックスのタイプとはちょっと違うような。つるつるした食感&心持ち柔らかめの仕上がりで、つけ汁には良く合います。たっぷりふりかけられた刻み海苔もつけ汁を引き立てるのに一役。終盤になって山椒油を試してみましたが、思った以上に山椒の香りがきつくて好みが分かれそう。

 つけ汁の中には件の細モヤシ以外に細切チャーシュー、穂先メンマ、三つ葉、刻みネギと値段の割に具沢山。なおスープとチャーシューには沖縄の「あぐー豚」を使っていることをしきりに強調していますが、正直普通の豚との違いはよく判らず。

 つけ汁が軽いせいか、300gもあるような感じはせず、一気に完食。大勝軒系とか、「またお前か」的なつけ麺よりは好みかも。

|

2019.07.18

にし乃@本郷三丁目 ~ 中華そば+味付き替え玉

002_38

 丸ノ内線本郷三丁目駅向かいの三菱UFJ銀行の裏辺り。以前往訪したところ開店前から10人以上行列が出来ていたので、そそくさと退散したいわくつきの物件。今般11時半の開店15分前に到着したところ先客ゼロで拍子抜けしましたが、すぐに後客がわらわらやって来て開店時には10人超の行列。当然ながら退店時には店内外で10人程度の待ち客が発生していました。

 店内の券売機を見るとメニューは極端に絞り込まれていて、基本「中華そば」と「山椒そば」のみで、初めての方へ店お勧めの「中華そば(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 「スッキリ」と銘打たれた「山椒そば」のほうがいかにも通向けっぽい感じですが、山椒は良くも悪くも癖があるので初手からはないでしょうな、確かに。他に肉ワンタン&海老ワンタンも推している風。

 店内は縦長L字型カウンター11席。卓上には胡椒、一味、酢。水セルフ。おしぼりサービスあり。

0061

 スープはわずかに節系の味わいが前に出ているものの、出汁の味といい、味の濃さといい、良い意味で中庸。非常にバランスの取れた逸品です。ネット情報を漁ると「煮干し&昆布&しいたけのスープ2:鶏と豚と思われる動物のスープ1」なんて話も出てきましたが真偽不明。言われてみればそんな気もします。味わいは醤油っぽいのに塩ラーメンと見紛うばかりに透明感があるのは白醤油の仕業かな?やや表面の脂が目立つものの、気になるほどでもなく。

 麺は細めのストレート。これまた硬くもなく柔らかくもなく、あくまでもバランス重視。

 チャーシューは小さいものの肉の旨味がしっかり保たれている優れもの。他に青菜、ナルト、白髪ねぎ。

007_8

 この手の高級お上品系ラーメンの通弊として量はやや少なめ。そこで合計1000円とちょっとお高くなってしまいますが半ば観光地に来たも同然な気分で、「味付き替え玉(200円)」を注文したところ、なんと丼で登場!! しかも替え玉と呼ぶには明らかに量が多い!!

 それもそのはず、店ではこれをいきなり丼にドボンではなく、とりあえず「まぜそば」として食べることを推奨しています。よって麺の上に刻みチャーシューとと刻み玉ねぎ、煮干し粉、そして麺の底にはタレが少々。一頻りまぜまぜして食べると、これが美味い! 麺は中華そばと同じはずですが、お上品な中華そばと違って実にジャンキーな味わい。悪く言えばカップ焼きそば風。

 「まぜそば」の通弊通り、飽きやすい難点を抱えているので途中で卓上の一味や酢で変化を付けて食べ進み、残り1/4くらいになったところでようやく中華そばに投入しましたが、中華そばは元々の完成度が高いので、味のバランスが壊れてよろしくありません。「替え玉」はその名に反して全部「まぜそば」で食べたほうが良さげ。

 ここの「中華そば」は美味いことは美味いのですがそもそも並ぶのが面倒な上、これだけだと14時くらいには腹が減ってしまいそうで常食には向かず、通りすがりに運よく空いてたら食うような位置づけ止まりかな。

|

2019.07.17

はら田@南浦和 ~ 濃厚豚骨魚介らーめん

003_30

 南浦和駅東口から武蔵野線高架北側沿いに東へ進む。「東行」の跡地。結構な人気店と聞いて11時半の開店15分前に到着したところ、さすがに早すぎたようで先客1のみ。しかし開店までに5人やってきて、開店後はすぐに満席になり、退店時は外待ち6人と人気店であることは間違いないようです。

 券売機ボタンを見る限りつけ麺推しっぽい感じでしたが、あえて「濃厚魚介らーめん(850円)」。平日ランチタイムは中盛無料サービスをやっていたので中盛にしてもらいました。

 メニューは他に、鶏白湯つけ麺、濃厚豚骨魚介つけ麺、辛つけ麺など。まぜそば、醤油そば、昆布水の淡麗醤油つけ麺、昆布水の淡麗塩つけ麺、昆布水の淡麗鴨つけ麺といったボタンもありましたが、往訪時は販売していませんでした。 注文はやはりつけ麺が圧倒的。

 席は縦長カウンター10席のみ。卓上にはブラックペッパー、一味、果実酢。 席数のわりにスタッフが多く、店主自ら客捌きに当たっている他、店奥の厨房に3人もいました。

002_37

 つけ麺よりかなり先にらーめんが登場。見た目そのまんま、ひと昔前の「またお前か」です。店のブログによると「豚6鶏2魚2の割合で約10時間攪拌しながらたいた超濃厚スープ」「このままでも豚強めで美味しいのですがバランスの事も考えて提供直前に小鍋に魚スープを合わせた」とのこと。

 ただこの手のスープにしては魚粉のざらつき感はあまりなく、過度なトロミもなく、しかも味もやたら甘かったり濃すぎたりしないという良い意味での中庸を保っているのには感心しました。従ってこの手のスープにしては珍しく飲む気になります。

 麺は太麺ストレートでつるつる、もっちりした食感。ひょっとするとつけ麺と麺が同じなのかな?? 上記のようにつけ汁ほどスープの味が濃いわけではないので、この麺だとスープに対して強すぎる印象を受けました。中太麺くらいでちょうど良さそうな感じ。やはりこの店はつけ麺がベターかなぁ・・・

 ぱっと見「具がしょぼい割には高いな」と思いましたが、肩ロースチャーシューとバラロールの煮豚チャーシューが共に分厚くかつ柔らかく仕上がっていて、これなら文句ありません。他にやや大ぶりのメンマ、刻み玉ねぎ、柚子皮、海苔。

 ひと昔前の「またお前か」の範疇とはいえ、この出来なら駅近にこれといったラーメン屋がない南浦和で人気が出るのは当然でしょう。メニューの幅が広がったころ合いを見てつけ麺で再訪します。

|

2019.07.16

しげる@川口江戸袋 ~ とんこつ正油

001_39

 あずま橋通り「江戸袋交番」交差点を東へ入ってすぐ。近隣に人気店「番」があるエリアですが、バス通りに面しておらず、やや南に入ったところにあって、しかも自宅を改装したような造りなので近所の住宅に溶け込んで非常に判り辛いかと。川口市内のラーメン屋ですが、川口駅や西川口駅どころかSRの南鳩ヶ谷駅からも遠く、最寄り駅は強いて言えば日暮里舎人ライナーの見沼代親水公園駅。でもこれも近くはありません。

 券売機はなくメニュー先頭の「とんこつ正油(600円)」を注文。平日はライスor麺大盛or替玉が無料サービスなので、ライスを付けてもらいました。後払い。

 店は店主一人で切り盛りしているにも関わらずメニューがやたら豊富で、魚介辛ラーメン、つけ麺、牛すじつけ麺、胡麻つけ麺、カレーつけ麺、加留保奈阿良つけ麺、しげ風まぜそば等々。つけ麺は小・中・大同料金とのこと(具体的な麺量不明)。

 店内は厨房に向かってカウンター4席と4人卓×2。卓上にはにんにく醤油、揚げにんにく、魚粉が目立つ他、ラー油、酢、醤油、一味、ホワイトペッパーなど。

003_29

 スープは豚骨の効きといい、かえしといい、至ってライトな感じ。但し脂の質が悪いのか、個人的にはなんか妙な味わいがまとわりついて苦手。従って早々に卓上の揚げニンニクとにんにく醤油を投入して誤魔化すことに。

 外に豊華食品の麺箱は置いてありましたが、麺は細麺ストレートでやや柔らかめの仕上がり。値段から見て、替え玉を前提に麺の量が少ないパターンと思いましたが、特に少ないとは思えず。

 多めに添えられた細モヤシとか細かく刻まれた青ネギといった辺りは西日本っぽい感じ。他にバラ肉チャーシュー、メンマ、海苔。

 店主が「神楽」の文字入りの黒シャツを着ていましたが、以前川口駅近くのマンション内に「神楽」という宮崎ラーメンをウリにした店があったのを思い出しました。10年近く前の話ですが。

|

2019.07.15

塩ダレロースかつ定食@松のや

001_20190714123901

 松のやが7月10日より発売中の「塩ダレロースかつ定食(630円)」を試食。「塩ダレささみかつ定食」も併売。「塩ダレ」は全くの新商品ではなく、過去販売実績があるようですが試食した記憶なし。「塩ダレ」といえば吉野家の「ねぎ塩豚丼」が既に夏の定番メニューになっていますが、「松のや」もその線を狙ったのかな?

002_20190714123901

 「旨みが凝縮された熟成チルドポークをさっくりと揚げたロースかつに松のや特製塩ダレをたっぷりとかけた」というのが「塩ダレロースかつ定食」のウリ文句。塩ダレを最初からかつにぶっかけず、小さな容器で別添にしているのは嬉しい配慮。

 ただ塩ダレになんかニンニク効かせすぎじゃないかなぁ・・・かつに合わせるべく、あれこれ試行錯誤した結果なのでしょうが、ここまでニンニクがきついと全然「さっぱり」した味わいにはならないような・・・美味いことは美味いのですが、これなら塩ダレに拘る意味もないような・・・

|

初代けいすけ@本駒込 ~ 黒味噌らーめん

006_6

 地下鉄南北線本駒込駅からすぐ。本郷通り・駒本小学校前交差点脇。「四代目けいすけ」のリニューアル。「初代けいすけ」は当初本郷で営業していて、その後品川でも営業していましたが、あまり長続きしなかったようです。先客ゼロ、後客2。

 店内入り口脇の券売機ボタン先頭の「黒味噌らーめん(790円)」を注文。メニューは他に黒味噌担々麺、ブラックカリー麺など。

 店内は「四代目」からほとんど変わっていないようで、若干S字型に屈曲した縦長カウンター12席のみ。卓上には黒胡椒と一味、さらにきゅうりのお漬物。ただどうも個人的にはやや苦手のぬか漬けで、食後の口直しにポリポリして軽く死亡遊戯でした。

003_14

 黒というよりは灰褐色といった感じの冴えないビジュアルで登場。黒の正体は店内の能書きによると「7種類の味噌に竹炭を練りこんだ熟成味噌ダレ」とのことですが、味わいは若干辛めといった程度で「イカ墨」みたいな渋めの味わいという感じはせず。

 スープは「中華鍋で挽肉・玉ねぎ・味噌ダレを炒め、豚骨、鶏ガラ、香味野菜で取ったスープを合わせ」たもので、その炒め物ゆえにかなり脂っこいのが特徴。店ではご飯を入れて〆ることを推奨していますが、こんなに脂だらけのスープにご飯を入れるって学生でも躊躇するんじゃないかなぁ? ただその割には飲む分にはさほど支障はないのが不思議。

 またニンニクの効きがかなり強め。炒めている過程で厨房からニンニク臭が強く漂ってきます。チャーシューの上におろし生姜がちょこんと乗っていますが、ニンニクに圧倒されて隠し味以上の働きは感じられず。

 カネジン食品製と思しき麺は並太の縮れ入り。硬めの仕上がりで少々ごわついた食感。

 炒め物はもやし主体に玉ねぎ・ひき肉・ニラが少々。他にチャーシュー、メンマ、糸唐辛子。

 本郷通り沿い&近所に大きな大学があるという意味では本郷店と似たロケーションでの再出発。品川時代より30円値下げしましたし、ランチサービスこそありませんが+50円で「ご飯お分かり自由」にしたり、食べ放題の漬物を置いたりと近所の東洋大学の学生を意識したようなサービスを付けていますが、それでも「安くてとりあえず腹一杯になる店」と完全に割り切ったわけではなく、かとってクォリティーを再追求したわけでもない。なんだか中途半端な位置づけのままでの再出発は果たしてどうなることやら。

|

2019.07.14

八戸小唄寿司@吉田屋 (東京駅「駅弁屋 祭」にて入手)

001_20190702163701

 八戸を代表する名物駅弁「八戸小唄寿司」。東北新幹線がまだ八戸止まりだった頃は、乗換えついでに買いやすかったのですが、今となっては観光地ではない八戸でわざわざ下車することもめっきり少なくなり、すっかりご無沙汰に。だからというわけでもありませんが、東京駅構内「駅弁屋 祭」で久しぶりにゲット。パッケージがものすごく安っぽくなった気がしましたが、いたずらに値上げされるよりは良いでしょう。

003_20190702163701

 八戸沖で獲れた新鮮な鯖を敷き詰めただけのシンプルな押し寿司。鯖の切り身一枚一枚はそんなに厚くありませんが、折り重なるように敷き詰められているので全体としては結構なボリューム感があります。また押し寿司を簡単に切り分けられるように三味線のバチのような形をしたナイフが付いてくるのは嬉しい心遣い。

 ただ昔は鮭と紅鮭の押し寿司だったはずで、実際吉田屋のWebサイトを見ても「八戸近海産の鯖と紅鮭を丁寧に押し寿司にしました」と写真付きで紹介されており、いつから鯖のみになったのかなぁ??? もともと酢がかなりきついこともあって、ちょっと単調な一品になってしまったのが残念です。

|

【DAZN観戦記】19年第19節:横浜M 3-1 浦和 ~ 傷ついた守備網に2回の誤審で塩を塗る

・色んな意味で酷い試合でした。シュート数21対4。特に前半の浦和はとうとうシュートゼロ。横浜Mはシュートを撃ちまくっているとはいえ案外枠内シュートが少なく、浦和守備陣のシュートブロックに遭っている場面も少なくないので、西川の奮戦でかろうじて3失点で済んだに過ぎない前回対戦時よりははるかにマシという見方も出来ましょう。

・しかし、浦和の横浜M対策が上手く嵌まったかとなるとかなり疑問。序盤から浦和右サイドを破られてクロス→逆サイドから仲川に飛び込まれるという決定機を何度も作られていましたし、リスクをかけてどつき合いに転じた後半もカウンターでより決定機な形を数多く作っていたのは横浜Mのほう。

・どんなにボールを支配し、シュート数で大きく上回っていようとゴールが決まらなければ何が起こるか判らないのがサッカー。1点差のまま試合が進んでいれば、万が一の可能性に過ぎないかもしれませんが、先日のアウェー川崎戦のように土壇場でドローに持ち込めたかもしれません。しかし「ロースコアのまま試合を終盤にもつれ込ませる」という浦和の一縷の可能性を2度にわたってぶち壊したのがこの日の松尾主審を中心とする審判団。

・59分仲川のゴールはDAZNで見る限りどう見てもオフサイド。ただオフサイド見逃しという誤審は誠に残念ながら良くあることなので、見ている側も選手達も諦めて切り替えるしかないのですが、この日の審判団が謎だったのは一度オフサイドを認めてゴールを取り消したのに、その後その判定を覆してゴールを再認定したこと。DAZNで解説付きで見ていても訳が分からないのですから、現場の方々はなおさらでしょう。

・69分宇賀神クロスが広瀬のオウンゴールを誘発して再度1点差に詰め寄り、81分にとっておきのどつき合い要員=マルティノスを投入して大勝負に展じたところで、今度は松尾主審がボックス内で岩波のハンドを取ってPK。これまたDAZNで見る限りはディフレクトしたボールが岩波の顔に当たっただけ(手に当たっていたとしても大きく手を広げてはいないのでハンドは取り辛い)で、なんでハンドなのかさっぱり判らず。昔はこういうのをACLでよく見かけ、「アジアの笛」と恐れていたのですが、Jリーグの主審もそのレベルに転落したということなのでしょう。

・まぁハンドの見逃し、あるいは誤認定というのもよくある話なので、これまた見ている側も選手達も諦めて切り替えるしかないのですが、DAZNのおかけでスタジアム内外にいる誰もが明らかな誤審だと判るのに、審判団だけがその画像を参考に判定できないという滑稽な状態はなんとかならんのでしょうかねぇ・・・

・2度にわたる誤審によって「土壇場でなんとかドローに追いつく」という浦和の一縷の可能性すらかき消されてしまいましたが、それはほんのわずかな可能性というかほぼ夢であり、試合内容は何処からどう見ても完敗。横浜Mにまたしてもチームの完成度、クォリティーの差をまざまざと見せつけられ、負けは負けとして認めざるを得ません。なんか公儀介錯人が名刀でスパッと介錯してくれるはずだったのに、なぜか素人がやって来て鈍器で致命傷にならないところを何度もどつき回した挙句の死にざまみたいな感じの試合でしたが。

------------------------------------------------

・浦和は仙台戦でエヴェルトンが故障(左肩鎖関節脱臼で全治約4週間)し、さらに武藤も小破。柏木はまだ試合に使える状態ではなく、中盤の陣容がかなり寂しくなった中で大槻監督が青木の相方として選んだのはなんと阿部!!また武藤の代わりにファブリシオをスタメン起用しました。

・守備意識に乏しいファブリシオをスタメン起用するとなると「前から追うのはたぶん無理だろう」と想像しましたが、やはり案の定浦和は早々と5-4-1でリトリート主体の守備を選択しました。ところが冒頭記したようにこれが機能したとは言い難いかと。8分ティーラトンのクロス→仲川飛び込むを皮切りに、14分遠藤抉る→仲川ヒール、26分ティーラトンクロス→マルコスと似たような形を何度も作られてしまいました。

・それだけでなく、9分興梠ボールロストからショートカウンターを食らって仲川シュート、11分CK→エジカルのヘッドはわずかに枠外、23分広瀬ループ気味に西川の頭上を襲う、28分マルコスのスルーパスで宇賀神が仲川に裏を取られかかってイエローで阻止、と散々。大槻監督は守備時左SHに入っているファブリシオがほとんど守備で効かないのを嫌ってか、何度か興梠とポジションを入れ替えましたが、特に効果なし。

・守備以上に悲惨だったのが浦和の攻撃。横浜Mの素早い攻→守の切り替え&鋭いプレッシングに圧倒されて、深い位置でなんとかボールを奪ってもパス回しで横浜Mのプレッシングを掻い潜れず、縦ポンで極端に高い横浜Mの最終ライン裏を突こうとしても精度の高いボールを蹴らせてもらえず。決定機は31分左サイド深い位置からのファブリシオクロスが扇原のオウンゴールを誘いそうになった場面だけ。

・そして38分にとうとう失点。長澤のバックパスを受けた橋岡が自陣深い位置で謎の転倒。すかさずティーラトンに拾われて遠藤の一発を浴びてしまいました。この場面、橋岡の謎の転倒が全てなのかもしれませんが、横浜Mのプレッシャーがきつくて長澤が出しどころに困った末の事故とも言え、全くの偶然でもなさげ。

・大槻監督は周囲からどんなにボロクソに叩かれようとも、とにかく引いて守って耐えに耐えて終盤勝負に持ち込むという「高倉健の任侠もの映画」みたいな算段を立てていたと個人的には推測しますが、先制点を取られたことでその算段は瓦解。ならば、そこで第二の作戦=とにかくカオスの海での殴り合いへ移行し、後半一転して前からプレッシャーをかけ始めました。51分にはカウンターでファブリシオ→青木クロス→興梠の決定機。

・ポステコグルー監督はなんか思考回路がミシャに良く似ているのか、絶対に勝てる試合を無駄にオープンな試合にしてしまう性癖があるのが浦和には幸い。もちろんどつき合いに移行してもチームの完成の差がしっかり出て、50分遠藤ドリブルで中央進出→エジカルの決定機を皮切りにカウンターの好機をより多く作ったのは横浜M。

・59分仲川のゴールは誤審だとはいえ、遠藤&ティーラトンの壁パスで橋岡が遠藤に簡単に裏を取られたのは全くいただけません。橋岡はゴールキックのターゲットになっただけで、守っては遠藤&ティーラトンのコンビにやられ放題となり、攻撃面で課題山積なのに守備でも良いところがないとなると先が案じられます。

・不振の橋岡に代えて61分山中を投入した浦和は69分宇賀神のクロスが広瀬のオウンゴールを誘発する形で反撃開始。左サイド高い位置でのボール奪取&長澤の鬼キープを介しての逆サイドへの展開と狙い通りの形でゴールが決まっており、この試合の数少ない「良かった探し」。

・大槻監督は73分ヘロヘロの宇賀神に代えて杉本を投入し、さらに81分オープンな試合にはもってこいのマルティノスを投入して反攻を試みたものの、その効果が具現化する前に再び誤審が元になってPKを取られて万事休す。マルティノスはこれであからさまにやる気をなくしてしまい、試合終了間際にはGKにちょっかいを出してくだらないイエローをもらう始末。

・自ら進んで殴り合いの道を選択したので致し方ないのかもしれませんが、浦和の守備は最後までほとんど体をなしておらず、守備陣個々人が掴まえるべき相手をはっきりさせて、「一人一殺」の繰り返しで辛うじて対峙する相手を防いでいるだけ。大槻監督をもってしても浦和の再建には時間がかりそうです。

-----興梠-----
--ファブリシオ---長澤--
宇賀神-阿部-青木-橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
69分 オウンゴール(広瀬)

(交代)
61分 橋岡→山中(宇賀神が右WB、山中が左WBへ)
73分 宇賀神→杉本(杉本1トップ、興梠右シャドー、長澤右WB?)
81分 ファブリシオ→マルティノス


遠藤---エジガル---仲川
-----マルコス-----
---扇原--喜田---
ティーラトン-畠中-チアゴ-広瀬
-----朴------

(得点)
38分 遠藤
59分 仲川
86分 エジガル(PK)

(交代)
76分 マルコス→三好
87分 扇原→大津
90+4分 エジガル→李

・横浜Mのスタメンは突如ベルギーのクラブへ移籍した天野の代わりに故障明けの扇原が入っただけでノーサプライズ。

・ティーラトンが知らん間に左SBに定着。神戸ではぱっとしませんでしたが、戦術理解能力が高いのか、ここでは目を見張る活躍ぶりで恐れ入りました。

|

2019.07.13

SLやまぐち号

Sl021

新山口~津和野間を走る「SLやまぐち号」。言うまでもなくSL動態保存列車の先駆けとして知られていますが、如何せん首都圏から遠いのが難で乗車はこれが初めて。JR西日本が張り切って2017年に35系客車を新造したのを契機に試乗と相成りました。本当は昨年試乗する予定でしたが西日本豪雨でお流れ。往訪時の牽引機関車は「貴婦人」C57が全般検査に入ってしまったため、D51が担当。

003_28

Sl001

35系客車は「旧型客車に外観・内装を似せた最新鋭客車」。ゆえにドアが引き戸の自動ドアだったり、照明が白熱灯っぽいLEDだったり、はてはACコンセントも付いていたりします。

SLやまぐち号は津和野まで約2時間。これくらいの時間なら車内でずっと飲んでても泥酔しないのが良い。一方新津から会津若松まで3時間半かかる「SLばんえつ号」は泥酔コースで実に危険。

Sl053

車窓は山口市市街を抜けて仁保から篠目にかけての急坂を登った後は淡々と山々に挟まれた田んぼの間を駆け抜けるだけでかなり単調。本来は地福駅で記念撮影タイムを兼ねた長めの停車時間が設けられていますが、往訪時は運悪く山陽線接続待ちの関係で出発が25分も遅れたので、地福駅での停車時間も大幅カット。

013_1

028

SLやまぐち号は津和野駅で3時間弱のインターバルを取った後に新山口へ折り返し。津和野は狭い町でそれだけ時間があれば主だった観光スポットは一回りできるので、往復利用の方も少なくないようでした。

|

2019.07.12

初めてのレノファ山口@維新みらいふスタジアム

008_2

022_1

J1の試合がない週末は旅行を兼ねてのJ2・J3スタジアム巡りのチャンス。今回はレノファ山口のホーム「維新みらいふスタジアム」を訪れてみました。「維新未来スタジアム」ではなく「みらいふ」。略称「みらスタ」。2011年「山口国体」の際に建て替えられた新鋭スタジアムです。

045

「みらスタ」はメインスタンドだけがばかでかく、かつメインスタンドをすっぽり屋根が覆っているあたりは熊谷とそっくり。ただ熊谷と比べるとピッチが若干近いような気がしました。また熊谷のような街外れではなく、辛うじて市街地内&幹線道路沿いに建っているのでスタジアムしかないような寂しい感じは全くありません。

034

ところが、この幹線道路沿いというのが曲者。昼間~夕方の試合なら新山口駅と山口市中心部を結ぶバスがスタジアム前にバンバン走っているので便利なのですが、田舎の悲しいところでナイトゲームが終わる時間帯にはもうバスはないも同然。レノファ山口は一切シャトルバスを出していないので、10分強歩いて大歳駅から山口線に乗るしかありません。湯田温泉に泊っているなら歩いて帰るのが一番現実的(30分くらい)。

006_9

スタジアムグルメは売店の数こそあれ、これといったものは見当たらず。まぁ個人的にはもともとスタ飯に興味がないというか、たいして期待もしていないので・・・ でもテーブルが非常に少ないのだけは気になりました。だらだらとスタジアム外に滞留する人はあまりいないということなのかも。

082

077

坪井選手の出番はありませんでしたが、元気そうでした。

|

2019.07.11

春来軒 本町店@山口 ~ ばりそば(やきそば定食)

022

 山口市を代表するB級グルメ「ばりそば」を試食。往訪したのは「春来軒 本町店」。山口市役所の近く、活気はないがシャッター通りとも言い難いアーケード街の南はずれにあり、しょぼい外観とは裏腹に早い時間帯から店は賑わっていて、退店時には中待ちが出来ていました。

 店内の券売機を見ると「ばりそば」のボタンがなく「やきそば」と表示されていたので、一瞬店を間違えたか?と思いましたが、「やきそば=ばりそば」とのこと。やきそば単体だと660円と安いので餃子とおにぎりが付く「やきそば定食(800円)」を注文。麺の硬さを聞かれて意表を突かれましたが、「普通」で。

 街の中華料理屋さんみたいな屋号ですが、券売機があることから察せられるようにメニューが極端に絞り込まれていて、基本「やきそば」「ちゃんぽん」「中華丼」の3種類しかありません。なんか具材を使いまわしできそうな3品ですが(苦笑)。

004_23

 ぱっと見はほぼ堅麺の皿うどん。ただ皿うどんより心持ち麺が太くて白っぽいかな? また皿うどんよりはあんかけが緩くて、トロミの強いスープに近い感じ。だからスプーンが付いてくるのか!

012

 パリパリの堅麺は正直あまり好きではない(皿うどんはもっちり太麺派!)ので、麺に水気を吸わせるべくしばらく放置して、先にギョウザを片付けることにしましたが、小ぶりながらこれが実に美味い!! 「外はパリパリ、中はジューシー」系で京都王将の餃子とは全く趣を異にしていますが、京都王将原理主義者としてもこれには脱帽。

009_2

 で、しばらく放置しておいたばりそば。スープは鶏ガラベースのためか、皿うどんよりはずっと軽い味わい。ただやたら具のキャベツが多いのが難儀で、味わいを軽くしているともいえ、単調さに拍車をかけているともいえ、たまらず途中で卓上の胡椒を投入。きくらげ、椎茸、なると、たけのこ、イカ、にら、鶏肉等々、具のバリエーションは豊富なのにキャベツが多すぎてバランスが悪く、あんまり具沢山という感じがしないのが残念。

 また値段の割にボリュームがあり、これだとおにぎりは要らんかったと後悔するも時すでに遅し。というか、おにぎりがでかくて食べづらいのなんの・・・ 小さいおにぎり2個にならんのか、これ・・・

 この感じだと個人的には一回で十分。むしろ餃子の美味さのほうが強く印象に残りました。

|

2019.07.10

真武咲弥@渋谷 ~ 炙り味噌らーめん

005_11

 渋谷駅から道玄坂を登り、「道玄坂上交番前」交差点の手前。約3年半ぶり再訪。先客ゼロ、後客6。

 店外にあるタッチパネル式券売機で「らーめん」のパネルの中からボタン先頭の「炙り味噌らーめん(850円)」を注文。前回来た際より30円値上げ。前回来た際は味噌専門店になったと思ったのですが、タッチパネルをよく見ると「炙り塩」や「炙り醤油」もありました。他に「つけ麺」や「玄米麺」、「スープ(麺抜き)」、さらに外国人の多い場所柄か「菜食主義者」「完全菜食主義者」というパネルも。ランチサービスはありませんが、着席するとおしぼりサービス付き。

 店内はI字型カウンター10席と4人掛けテーブル1卓。2Fへ階段が通じていますが、この時間帯は客席(12席あり)として使っているのかどうかは不明。卓上にはブラックペッパー、ホワイトペッパー、柚子胡椒、四川山椒、白ごま、一味、醤油。ラー油、ガラムマサラ(味噌用)と多彩。

 厨房は店奥にあって様子は窺えませんが、炒め物をせっせと作っている音が良く聞こえます。油煙が客席まで流れてこないのは換気がよほど良いのでしょう。

004_16

 店先の案内によると味噌は「信州の味噌と北海道赤味噌の二段仕込み」「国稀酒造の日本酒を隠し味にアーモンドを加えて味噌に旨みと丸みを膨らませ」ているとのこと。そして「炙り」とは「中華鍋の鍋肌で秘伝味噌と野菜を炙り、清湯スープを一気に流し込み、高温沸騰させる」とのこと。まあ、要するに札幌スタイルの味噌ラーメンです。

 ただ味噌がやや甘目にシフトした気がするのと、札幌スタイルの割には炒め物からくる脂がかなり少ない気がしました。またニンニクや生姜をがっつり効かせた訳でもなく(物足りない方には生姜2・3・5倍増量サービスあり)、よく言えば尖ったところがない万人向けの味わいにまとめた感じ。パンチを利かせたい方は卓上の調味料で適宜カスタマイズしてくれと割り切ったような。なお券売機ボタンに「Non Pork Style」と大書してあるのが非常に気になります。ホンマかいな??

 麺は太めの縮れ麺。堅めの仕上がりでスープとの相性は文句なし。

 炒め物はモヤシがほとんどで玉ねぎやひき肉は申し訳程度。後乗せのチャーシューはしっとりとしたタイプで淡白な味わい。メンマは大ぶりながら筋っぽくはなく、甘目の味付け。他に刻み青ネギが多め。

|

2019.07.09

きくち@新田 ~ 醤油ラーメン

004_22

 東武伊勢崎線新田駅から高架沿いに南へ。但し高架下ではなく高架の一本西側の道沿いで、駅近の割には案外判り辛い地味なエリアに立地。「8823製麺」の跡地。先客2、後客2。

 券売機は無く後会計制で、メニュー先頭の「醤油ラーメン(780円)」を注文。メニューは基本ワンタンメン(15食限定)と昭和風中華そばの3本立てですが、メニューからは醤油ラーメンと昭和風中華そばの違いが判り辛いかと。また表に数量限定で「冷やしラーメン」始めましたとの貼り紙がありました。

 席はコの字型カウンター6席のみ。卓上には胡椒のみ。

0041_2

 スープは動物性100%魚介不使用を謳っていますが、この動物系出汁が実に美味い。醤油もきつめで(といっても辛うじてしょっぱくならない範囲に抑えられています)少々脂もきつい嫌いがありますが、それをおして飲み進みたくなるほどの美味さ。これは体に悪い、危険な奴や・・・(苦笑) ただどんよりと濁っているせいか写真映りが悪いのなんの。

 自家製の麺は細いほぼストレート。黒い粒々混じりの日本蕎麦みたいな外観で、国産スペルト小麦全粒粉を配合したのがウリ。ただ若干柔らかめな仕上がりなこともあって、力強いスープには正直弱く感じました。がっしりした中太麺のほうが合いそうなものですが。

 肩ロースチャーシューはグダグダに崩れてしまう直前のところまでしっかり煮込まれていて、当然ながらスープ同様濃い味付け。他にメンマ、刻みネギ。

 味が濃くて正直ライスが欲しくなるレベルですが、ランチサービスどころかそもそもメニューにライスがないのが残念。麺が好みに合わないのが残念ですが、スープの出来が秀逸だったので、おいおい昭和風中華そばで再訪します。

|

2019.07.08

玉子で食べる四川風麻婆豆腐定食@松屋

001_20190706122101

 松屋が7月2日より新発売の「玉子で食べる四川風麻婆豆腐定食(650円)」を試食。新発売といっても昨年鍋メニューとして販売した「四川風麻婆鍋膳」を定食メニューとしてリニューアルしたもので、「追加的な開発コストをあまりかけないように、販売済の商品のマイナーチェンジを繰り返す」というある意味松屋らしい商品開発コンセプトに則った一品です。

 玉子は生玉子or半熟玉子から選べるので、半熟玉子にしました。辛いもの好き向けに「玉子なし」もあって、30円引き。

002_20190706122101

 「たっぷりの粗挽き豚肉と豆腐、茄子が入り、豆板醤や麻辣醤、甜麺醤などの様々な調味料を使用した本格的な四川風麻婆豆腐で、深い旨みと辛みがクセになる、ごはんがすすむ逸品です。」というのが松屋のウリ文句。

 「たっぷりの粗挽き豚肉」は誇大表示でもなんでもなく、街の中華料理屋で出てくる同一価格帯の麻婆豆腐と比べて明らかに粗挽き豚肉の量が多く、これが美味さのカギを握っているような気がしました。茄子もそこそこ目立つので麻婆豆腐と麻婆茄子の中間くらいの一品と考えたほうが良いくらい。

 唐辛子マークを3つも並べて「とても辛いメニューです」と謳う割には辛さはさほどでもなく、むしろ痺れというか鼻をむずむずさせるような刺激が強いような。また肉を生卵に絡めて食べるのが美味い「すき鍋」系のメニューほど卵が決定的な仕事をするわけではないので、「玉子なし」でもなんら差し支えないかと。でも「玉子あり」でも+30円でしかないので、一応付けとくか!みたいな感じかなぁ。

 この出来なら間違いなく定番になることでしょう。

|

2019.07.07

牛皿麦とろ御膳@吉野家

001_20190702130801

 吉野家が6月17日から夏季限定で発売中の「牛皿麦とろ御膳(630円)」を試食。大根おろしやおろし生姜のトッピングを追加した「牛皿おろし 麦とろ御膳」「牛皿生姜 麦とろ御膳」も併売中。「牛皿麦とろ御膳」は2015年夏より全国販売されており、今や夏の定番になったようですが、個人的には過去試食した記憶なし。

003_20190702130801

 「牛皿麦とろ御膳」は吉野家の説明では「吉野家特製のたれで煮込んだ牛肉とたまねぎを盛り付けた牛皿と、もち麦を加えたたっぷりのご飯、粗めにすりおろして醤油で下味をつけ青海苔を振りかけた長芋、しらすをトッピングしたオクラ、おみそ汁の合計5品で構成」されたもの。

 麦ごはんととろろの相性は文句なく、それにわずかに醤油をたらし、さらにしらす&オクラで変化をつけた一品っていかにも食欲が落ちる夏に相応しい、シンプルな一品なのに完成度は十分。そこに濃い味付けの牛皿は必要なのかなぁ?? 

 吉野家は「御膳の主役である牛の量を例年の120%に増量してお届けします。」と自慢げに語っているところを見ると、牛皿は必須と信じて疑わないようですが、なんか「戦術的には明らかに不適合な往年の名選手をばっさり切れずに、いつまでもダラダラと抱えてしまうダメなチーム」と似たような気がしてなりません。

|

【観戦記】19年第18節:浦和 1-0 仙台 ~ ボールを蹴るチームが人を蹴るチームに完勝

・シュート数14対3。ボールも6割以上浦和が支配していたというスタッツほど、浦和が仙台を圧倒していた印象は全くなく、終始膠着した試合内容でした。前半はまさに一進一退の戦況でしたが、仙台守備陣の一瞬の綻びを突いて浦和が先制。先制された仙台は51分に愚かな退場者を出してしまったので、膠着した戦況を自らのイニシアティブで変えるのは難しくなり、後半はほぼ浦和のヘマ待ち状態に。

・浦和も浦和で一人少ない相手に無理に攻めに出なかったので戦況は流動化しようがなく、そのまま試合終了。正直興行的には非常に低調な試合で、終盤浦和が追加点を取る気配もなく、追いつかれる可能性もないという戦況に飽き飽きしてか、バックスタンドで見る限りはAT突入を待たずに家路につく観客も少なくありませんでした。

・この辺はボトムハーフにいて降格ゾーンがチラチラ見え隠れしているのチームの悲しさなのかも。とにかく目先の勝ち点が欲しい。ミシャであれば一人少ない相手に容赦なく攻めかかって4-0、5-0と「死体蹴り」の様相を呈した可能性が高い一方、無意味にオープンな試合になって3-3くらいのスコアで勝ち点を取りこぼすこともままあったかと思います。

・そんなミシャの試合運びを反面教師として、大槻監督は「勝てる試合」をうっかり取りこぼしてしまう可能性を極力排除したかったのでしょう。この辺はオリヴェイラ監督の遺産(=勝負への拘り)なのかもしれません。

・仙台がハモン・ロペスを投入して4-3-2の布陣で乾坤一擲の勝負をかけてきた時間帯にカウンターをお見舞いできれば満点パパでしたが、残念ながら今の浦和は鋭利なカウンターを繰り出せないと判断したのか、大槻監督は阿部を投入してよりはっきりと逃げ切りの道を選択し、何の紛れもなく逃げ切りに成功しました。

・今年はとにかくホームでの戦績が悪く、しかも負け方が非常に悲惨。このダメージは殊の外大きいようで、この日の観客は土曜にも関わらず29000人弱と寂しいものに。試合中あるいは帰宅時間帯には雨が予想され、相手もしょぼいとあっては仕方ないのかもしれません。とにかく「ホームで勝つ」ことに拘った大槻監督のスタンスを強く支持したいと思います。

Img_8158

・浦和も仙台も天皇杯から中2日。浦和のスタメンは天皇杯からの連闘は岩波のみ。というか、リーグ戦前節の大分戦でも大胆なターンオーバーを試みているので、レギュラー陣(という言葉を大槻監督は嫌うでしょうが)のうち半分くらいはアウェー蔚山戦以来久しぶりのスタメン出場という感じ。青木はその間2試合ともお休みですし。布陣はいつもの3-4-2-1。スタメン発表時にはエヴェルトンと長澤のどちらがシャドーなのか判りませんでしたが、長澤が右シャドーへ。

・仙台は前節から右SB蜂須賀→大岩と1名のみ入れ替え。もっともこれは蜂須賀のアクシデントによるもの。

・仙台は立ち上がり2トップが前から激しくプレッシャーをかけてきましたが、浦和は難なくそれを交わしてビルドアップ。浦和は3バックで仙台の2トップに対して数的優位なので簡単にビルドアップ出来て当たり前なのですが、その「当たり前」が今年かなり怪しくなっていただけに、当たり前のことがちゃんとできるようになっただけで浦和の復権が見て取れるような気がしました。

・仙台はあまり意味がない「前プレ」を早々に諦め、高い位置に張り出している右WB橋岡に対峙する格好で左SH関口が最終ラインに下がって5-3-2の格好でリトリート主体の守備に切り替え。浦和はボールを支配するものの粘り強く守る仙台守備陣の前にこれといった決定機は作れず、26分にこぼれ玉を拾った青木が枠内ミドルシュートを放ったのに可能性があったくらい。

・守備ブロックを作って耐える仙台の攻撃は浦和以上に悲惨。昨年の天皇杯決勝に象徴されるような「シュートに繋がらない無意味なポゼッションへの拘り」はすっかり捨ててしまったようで、攻撃はロングボールに頼るというある意味テグラモリ時代に先祖帰りしたような感じに芸風を一変させていました、肝心のターゲット=長沢が浦和CB陣の前に何も出来ず。

・浦和は前から圧力をかけて仙台に高精度のロングボールを蹴らせず、蹴った先ではマウリシオを中心にCB陣が長沢に自由を与えず、こぼれ玉はいち早く回収して仙台の得意パターンを封殺。仙台のチャンスは29分道渕のミドルシュートのみで、しかもこれが前半唯一のシュート。

・スコアレスで前半終了と思われる静かな試合展開でしたが、42分に突如浦和が先制。岩波が武藤に縦パス → 武藤が反転して椎橋&平岡を交わしたところになぜかシマオまで武藤に食いついてしまい、シマオが対峙していたはずの興梠がどフリーに → 武藤のパスを受けた興梠がGKをループシュートで交わしてゴーール!! 最初に関口が岩波に圧力をかけるべく中途半端に前に出たのが守備ブロックが崩れる一因になったのかも。

Img_8156

・前半から攻撃がほとんど成り立っていなかった仙台の苦境に追い打ちをかけたのが51分の椎橋の退場。伝統的に仙台のプレースタイルは荒っぽく、なぜあれが放任されているのか不思議でなりませんが、この日も後方からの危険なファウルが非常に目立ち、19分には長沢の殺人的なファウルを受けたエヴェルトンが負傷退場。

・ところか飯田主審はこの仙台の暴力行為の数々にファウルを取るだけでなぜか45分まで一枚もイエローを出さずに放置。これが何より良くなかった。大槻監督も「前半にもう少しコントロールしていたら、仙台の選手のレッドカードはなかったんじゃないかと思うんです。」と指摘している通り。審判がイエローを出さないことを良いことに、仙台はラフプレー三昧。42分の先制場面でも武藤がシマオにがっつり削られていますが、これも飯田主審は放置。これが遠因となったのか、武藤も58分に早々と交代を余儀なくされました。

・しかし、仙台にとって「いいだのいいふえ」もここまで。45分にようやく椎橋にイエローを出した後は、仙台のご乱行を見るに見かねたようにイエローカードを急に出し始め、相変わらず調子こいでラフプレーを続けた椎橋は当然のように2枚目のイエローをもらって退場。

・一人少なくなった仙台はFWを一枚削って4-4-1(守備時5-3-1)で終盤まで耐える道を選び、浦和は前述のように無理に攻めない方針を徹底したので非常に退屈な試合に。浦和の決定機は60分CKからマウリシオヘッドが枠内を襲った場面だけ。他は66分岩波クロス→途中投入の杉本ヘッドに可能性があったくらい。ファブリシオがポポ状態になって盛んにミドルシュートを放つものの枠は捉えきれず。

・仙台も1-0のままゲームを進め、終盤ハモン・ロペスを投入して4-3-2に布陣を代えて大勝負に出たところまでは計算通りだったのかもしれませんが、結局何もできないまま試合終了。最大の好機=72分槙野の緩すぎるバックパスに道渕が反応した場面ですらシュートに持ち込めず。

・前半の拮抗状態を考えれば仙台に退場者が出なければ浦和完勝にはならなかったかもしれませんが、仙台に退場者が出たのは偶然でも不運でもなくほぼ自業自得。そんなところまで含めて浦和完勝と言って差し支えない試合でした。見どころに乏しかったのは否定できませんが。

Img_8149

-----興梠-----
--武藤----長澤--
宇賀神-エヴェル-青木-橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
42分 興梠 慎三

(交代)
19分 エヴェルトン→ファブリシオ(負傷による交代。長澤がボランチに下がってファブリシオが左シャドー、武藤が右シャドーへ)
58分 武藤→杉本(負傷による交代。杉本1トップ、興梠が右シャドーへ)
86分 興梠→阿部(阿部がボランチ、長澤が右シャドーへ)

・橋岡は後半盛んに縦に仕掛けてはいましたが、クロスといいカットインからのシュートといい、とても効果的とはいえず。ただゴールキックのターゲットになり、守っては対峙する相手に何もさせずと橋岡なりのいいところも出せていました。といっても右WBは森脇・宇賀神・岩武と競争相手がいたところにさらに関根が加わって橋岡も安穏とできる状態ではありません。

・天皇杯がお寒い内容に終始したのでベンチメンバーの入替は少ないと予想しましたが、なんと阿部が久しぶりにベンチ入りし、しかも終盤にクローザーとして投入。阿部はもはや90分持たないのでスタメン起用は難しいのでしょうが、クローザーとして目途が立ったのあれば大槻監督も一安心。一方、ここ2試合で不振を極めた柴戸はとうとうベンチ外。やむを得ません。

Img_8150
---長沢--石原---
関口--------道渕
---松下--椎橋---
永戸-平岡--シマオ--大岩
-----シュミット-----

(交代)
53分 石原直→富田(椎橋退場のため、富田がボランチに入って4-4-1へ)
67分 関口→石原崇
76分 松下→ハモン・ロペス(4-3-2へ)

 

|

2019.07.06

ど・みそ@白山 ~ 肉盛りみそらーめん

002_35

 都営三田線白山駅から旧白山通りを北へ。東洋大学白山キャンパスの向かい。近所に「武蔵家」あり。先客ゼロ、後客4。

 屋号に「肉盛りスタイル」を冠していて、他の「ど・みそ」とはメニュー構成を変えており、ウリものと思しき「肉盛りみそらーめん(780円)」を注文。学生がメイン顧客という場所柄か、半ライスorライス無料サービスをやっており、半ライスを注文。

 メニューは他にスタミナみそらーめん、みそらーめん、辛みそらーめん、みそつけめん、辛みそつけめん等々。

 店内は縦長席はL字型カウンター11席と4人卓×2。 卓上には山椒と一味と酢。

003_26

 うーん、「ど・みそ」のスープってやたらしょっぱいのはともかく、こんなに単調かつ平板だったっけ? かなりニンニクを効かせ、かつ背脂と混然一体となったドロドロ系で、塩分が怖すぎて飲む気こそ全然起こらないものの動物系出汁の旨味十分だったような記憶がありますが・・・

 麺は浅草開化楼の太めの強い縮れ麺。やや硬めの歯ごたえが強い仕上がりで大満足。

 麺の上には「肉盛り」の名に違わず甘辛めに味付けされた豚バラ肉が多めに添えられています。たぶんこれで無料のライスを食ってくれ!というつもりなのでしょうが、そのライスが一晩中炊飯ジャーに入れっぱなしのようで硬くて超パサパサで不味いのなんの・・・

 他に多めのモヤシ、ニラ、コーン、そして海苔。

 とにかく割高なのが残念過ぎる「ど・みそ」が学生街に出てきて、学生向けに単価を下げたりライスサービスをつけたりするべく、あれこれチューニングをしたところ、バランスが崩壊した感じでしょうか。

|

2019.07.05

竹千代@尾久 ~ 中華そば

001_35

 JR東北本線尾久駅を出て目の前を走る明治通りを渡り、東へ歩いてすぐ。先客1、後客6。結構な人気店だと聞いていましたが、ラヲタ需要も一巡したのか、落ち着いた客足に。

 メニューは極端に絞り込まれていて、なんと中華そばとチャーシュー麺、そして白飯しかありません。「中華そば(700円)」を「大盛(+100円)」で注文。

 店内は縦長カウンター7席のみ。卓上には胡椒のみ。店奥に給水器があって「水はアルピナウォーター」と謳っていますが、それを紙コップで飲ませるというバランス感覚がこの店を象徴しているような気がしました(結果論ですが)。店はオヤジとラーメン屋らしくない可愛い小娘とで切り盛り。

0031_1

 店内に干し椎茸の香りが強く漂っていてあまりラーメン屋っぽくありませんが、ここのスープは鶏ガラ・豚骨不使用で、出汁は椎茸と利尻昆布がベースとのこと。その割にはわずかに豚っぽい感じがしましたが、それはチャーシューから滲み出た分のかも。

 ただ出汁がしっかりしているとはいえず、かといってカエシの個性が強い「醤油を飲ませる」ようなスープでもないので、優しい味わい、じんわりとくる味わいと思えるのも最初のうちだけ。すぐに物足りなくなって、卓上の胡椒のミルをゴリゴリ回してしまいました。この時点で大盛にしたことを激しく後悔。

 麺は群馬県小林製麺所製でやや細目&ほぼストレートタイプ。つるつるした口当たり、かつ柔らかめの仕上がり。スープに合わせるとなるとこんなもんでしょう。

 チャーシュー麺を頼む客が多かったのでチャーシューに特徴があるのかと思いきや、薄くて脂身多めでさしたることはなし。一方、愛媛県産の孟宗竹を使ったとされるメンマは普通のメンマよりも硬めのシャキシャキとした食感が面白くて気に入りました。他に刻み青ネギ。中華そばが700円と安めの価格設定なのは量が少ないためと思い込んでいたのですが、単に具がしょぼいだけだったみたいで。

 5年をかけて全国各地から食材を探して作り上げたそうですが、現状では店主の自己満足に過ぎないような気がする一杯でした。

|

2019.07.04

冷やしシビ辛担担麺@Sガスト

001_36

 Sガストといえば主力商品がハンバーグ・揚げモノ・カレーの3本柱で、あとはそれらの順列組み合わせでメニューの数を増やしているに過ぎず、あまり新商品開発には熱心ではないという印象を持っていました。

 しかし、Sガストなりにちょっとずつメニューのバリエーションを増やそうとしているようで、いつの間にか麺類にまで手を出していました。今般半ば怖いものみたさで「冷やしシビ辛担担麺(530円)」の「少な目ご飯付き(100円)」を注文してみました。

002_34

 担々麺は少な目ご飯どころか味噌汁にラー油の壺まで付いて登場。麺がスーパーで売っているようなしょぼい中華麺っぽいのは致し方ありませんが、担々麺と称する割には全くといっていいほど辛くないのには驚きました。辛さは別添のラー油で各自調整してくれということなのでしょうが、痺れのほうは肉味噌に花椒を忍び込ませてそれなりに手当てしているだけにちょっと手を抜きすぎのような気が。

 またレタスを添えるのもどうかと。「冷やし」に拘った結果なのかもしれませんが、レタスの水っぽさが担々麺の「痺れ」を減殺し、ごまダレ風味の冷やし中華っぽくしているような気も。

 麺類が本業から遠いところにある割には健闘しており、日高屋の麺類と大差がないという見方も出来ますが、それでも美味いとは言い難い。言うなれば「宇賀神のCB」みたいな位置づけともいえる一杯でした。

|

【観戦記】19年天皇杯2回戦:浦和 2-1 流経大 ~ 勝てばよかろう(ハァ・・・)

・天皇杯はとにかく「負けたら終わり」のトーナメントなので、内容がどうであれ勝つことが全て。この日は名古屋・札幌・湘南・松本とJ1の4チームもが格下相手に敗れており、中にはジャイアントキリングとは言い難い大差で敗れているチームもあるくらいなので、大槻監督が「最高の結果だと思います」と語るのも判らなくもありません。

・ただ試合内容はお粗末そのもの。大分戦の惨敗から中2日、そしてさらに中2日で仙台戦が控えているため、動ける選手をかき集めてなんとか11人を揃えただけという急造チームなので連携が覚束ないのは致し方ありません。また「不適材不適所」としか言いようがない、やり慣れないポジション、全く向いていないポジションでの起用を余儀なくされた選手も複数いて、チームとしてほとんど機能していないのもやむを得ないでしょう。

・しかし、大学生に気迫で負け、動き出しで負け、あろうことか当たり負けさえするってなんなん?? しかも個人技でスタジアムを「おおっ!!」とどよめかせていたのは流経大のほうだったという惨状。連携メロメロのプロチームが個人技でなんとか大学生をねじ伏せるというのは天皇杯にありがちな構図ですが、その個人技ですら見せ場を作っていたのは流経大のほうだったというのがこの試合で一番情けないところかと。大学生相手に明らかに格の違いを見せていたのは守っては鈴木、攻めては後半投入の杉本くらいでしょうか。

・そしてそのしょっぱい試合にさらに塩を加えるのが駒場の雰囲気。駒場はバックスタンドの低い屋根とか、狭くて薄暗い通路とかが良くないのか、何かどす黒いもの、陰惨な空気を濃縮する機能が標準装備されているようで、駒場初体験の選手達はざぞかしやりにくかったことでしょう。勝って当たり前の相手にただでさえやりにくさを感じているのに、スタジアムの雰囲気が悪くてプレーが委縮してしまい、それがやりにくさを増すという悪循環。

・勝ったとはいえ、どう見てもJ1のレベルに達していない選手が散見されましたし、「ちょいミシャ」システムではもはや使い道のない選手もいました。大槻監督が「レギュラーなんてない!」と息巻いても、使える駒は限定的なのがハッキリした試合といってもいいでしょう。もっとも使い道がない選手が少なくないのはミシャ以降監督が頻繁に代わり、しかもそのコンセプトになんら一貫性がないままやたら選手をかき集めたフロントの責任としか言いようがなく、選手は少々気の毒ですが。

Vs001

・先述のように大分戦の惨敗から中2日、そしてさらに中2日で仙台戦が控えているため主力級の大半はベンチにも置かず、大分戦からの連闘は柴戸、鈴木、ナバウトの3名のみ。普段ベンチスタートの面子だけでは頭数が足らず、ほとんどベンチにも入れない選手をも出撃させてなんとかスタメン11人を揃えた格好。なお福島と茂木はこれが今年初出場。流経大OBの宇賀神と武藤はベンチで威嚇要員でしょうか(笑) 試合前には「宇賀神先輩」「武藤先輩」とそれぞれ学生からコールがあり、両選手とも照れ笑い。

・浦和は3分直輝CK→鈴木どフリーでヘッドで幸先良く先制。格下相手にスコアレスのまま時間が流れるというのは「ジャイキリの元」なので、早々と先制点が取れたのは急造チームにとって幸いでしたが、まさか前半良かったのがそれだけになろうとは・・・

・浦和はいつもの3-4-2-1、流経大は4-3-3のフォーメーションでしたが、流経大は浦和の稚拙なビルドアップ能力を見越してか学生らしく前からガンガンプレッシャーを掛けてきました。

・さすがに浦和は自陣深い位置でボールを失い、致命的なショートカウンターを浴びるような愚こそ犯しませんでしたが、ビルドアップには四苦八苦。前目にボールを収められる選手が皆無なので致し方ないのかもしれませんが、序盤は流経大にボールを持たせ、ボールを奪った後に高い流経大最終ラインの裏を縦パス一本でナバウトに突かせるくらいしか攻め手がなく、しかもそれが嵌まったのは得点に繋がったCKを得た場面(直輝→ナバウト裏抜けからシュート)だけかな?

・残念ながらナバウトにスピードが無く、またこれといったパサーもいないのでパス精度が劣悪でナバウトが追いつけなさそうなボールだったり、飛び出してきた流経大GKに簡単にクリアされたりと、ほとんど可能性を感じないまま時間が徒過。

・先制されたとはいえ、明らかに自信をもって積極的にプレーしていた流経大は18分スカスカの中盤で簡単にボールを繋いでバイタルエリアから強襲する見せ場を作り、さらに19分に7番(菊地)が浦和右サイドを抉って角度のないところからニアサイドを強烈なシュートでブチ抜いて同点。

・この場面カットインしてきた17番に岩武と山田の二人が付いていながら止められなかったのがこの試合を象徴していたような。特に山田は足だけで突っ込んで、結局転ばされている有り様。後方から突っ込んできた7番のスピードに森脇はあっさりと置き去り。

・流経大は同点に追いついたためか、これ以降立ち上がりほどは激しく前から追って来なくなり、かつ浦和のあまりにも単調な攻めにも慣れてしまったためか、浦和は完全に攻め倦みの様相に。26分カウンターでナバウトが左サイドを疾走→逆サイドの岩武に展開してボックス内に突入するも決められなかった場面が唯一無二の決定機。

・この試合を通じて左WB茂木がフリーでボールを持つ場面が目立ちました。流経大は4バックのまま守っているので森脇など右サイドから大きく高い位置にいる茂木に展開すれば茂木がフリーになりやすいのは当たり前といえば当たり前ですが、残念ながら茂木は「ちょいミシャ」仕様のWBの適性が全くないのか、ボールを受けても何もできず。前に高さがないのに単純にクロス入れても意味ないでしょうに。流経大が慌てて守備ブロックをスライドさせないのとみると「こいつに持たれても無問題」とばかりに見切られて中を固められたような気も。

Vs003 

・あんまりな内容に大槻監督は業を煮やしたのか、後半頭から全く1トップに向いていないナバウトに代えて杉本を投入。しかし、杉本までなかなかボールが行かないので戦況は直ぐには好転せず、51分岩波縦ポン→汰木裏抜け&ループシュートが惜しかったのみ。それどころか、その直後に自陣深い位置からのドリブル進出&パス交換で中央を次々に破られる始末。守備の人数は足りていたはずなのに次々と破られる様って、もはやどちらがプロなのかわからんレベル!!

・怒りが収まらないであろう大槻監督は60分間とうとうあまりにもボールロストが多すぎて流経大の攻撃の基点と化していた山田も諦めてエヴェルトンを投入。これで「不適材不適所」は幾分解消され、杉本にボールを当てて、近くにいる汰木を流経大最終ライン裏に走らせる、あるいはサイドからのクロスで杉本の高さを使うという浦和の狙いもはっきりし始めました。

・74分左サイドから汰木クロスに後方から飛び込んだエヴェルトンのヘッドが決まって浦和ようやく2点目をゲット。ボックス内に杉本がいるのでエヴェルトンの飛び込みへの対応が遅れたのでしょう。また汰木のクロスには驚きましたが、汰木はこんなクロスみたいなのがコンスタントに挙げられるようになれば一皮むけると思います。対峙したDFも間合いの取り方が変わってくるでしょう。とにかくシュートに繋がらないドリブル馬鹿のままでは頭打ちかと。

・大槻監督は最後にOB宇賀神を投入して試合を締めようとしたものの、宇賀神は無謀にボールを奪いに行って失敗し、守備網に大穴を開ける始末で守備は最後まで不安定。大学生相手になんとか時間を潰しに潰して逃げ切りという、流経大の奮戦ばかりが目立つ試合でした。

・大槻監督は試合後の会見でこそ選手達を庇うどころか讃えている風でしたが、ハーフタイムのコメント「走らないで勝とうなんて甘い。もっと走りなさい。足を振ってますか。ファイティングポーズをとっていますか。相手はイヤがっていますか。当たり前のことをやりなさい。いまの敵は自分たちの中にある。覚悟を持って戦いなさい」というのが本音に近いでしょうなぁ・・・

Vs007

-----ナバウト-----
--汰木----山田--
茂木-阿部--柴戸-岩武
-鈴木--岩波--森脇-
-----福島-----

(得点)
2分  鈴木
19分 菊地(流経大)
74分 エヴェルトン

(交代)
HT ナバウト→杉本
60分 山田→エヴェルトン
85分 茂木→宇賀神

・実績から見て本来出番があって然るべき荻原がなぜかベンチにもおらず。小破なのかもしれませんが、ただでさえ汰木にベンチ入り競争で負けて出場機会が減っているのに何と巡り合わせの悪いことか。

・ユース卒の新人でベンチ入り出来たのはGK石井のみ。昨年橋岡&荻原が早々と出場機会を得たのと比べると些か寂しい話で、世代交代もなかなか上手く行きません。

・明大卒の二人はどちらも学生に圧倒される始末。特に柴戸の不振は目に余りました。大分戦でもいいところなく、そこから中3日での連闘がきついのかもしれませんが、それ以上にコンディションがズタボロのような・・・

|

2019.07.03

牛すき焼き@富山・源(黒部宇奈月温泉駅にて購入)

002_33

 北陸新幹線の駅の中では安中榛名駅に次いで寂しい気がする黒部宇奈月温泉駅。すぐ横を併走する北陸自動車道からその威容が確認できますが、周囲の開発が全く進まず、巨大な駅しかありません。

 こんな駅に駅弁があるかどうか定かでありませんでしたが、駅内のセブンイレブンで一応駅弁を扱っていました。富山県なのでラインナップは「ますのすし」だらけ(というほど種類はありませんが)。でも「ますのすし」って美味いし、日持ちするのでお土産には最適なものの、車内で食べづらいという致命的な弱点が・・・また高いし・・・

 というわけで、一個だけ残っていた「牛すき焼き(850円)」を購入。製造者はなんと「ますのすし」で有名な源。単なる品ぞろえの一環と思しき一品ながら、あまりにも本業と方向性の異なる商品なので、正直どこかのOEMなんじゃないのか??と訝しくもなりますが、意外や意外、これが美味かった。

007_6

 白飯を牛肉をベースにタマネギやしらたきで覆い、焼豆腐、花麩、椎茸、さらに野沢菜漬とらっきょう赤ワイン漬を添えた一品。七味唐辛子を付けた辺りも心憎い気配り。まぁどこにでもありがちな駅弁と言ってしまえばそれまでですが、食べた時期というか保存状態が良いのか、牛肉は柔らかく、脂も変に固まっていることもなく、美味しくいただけました。ボリュームもあり、おまけに価格も安めと言うことなし。

 冷えても美味しくいただけるように作るのが駅弁の定めとはいえ、やはりコンディションは大切なことを再確認させられた一品でした。冷えてすっかりカチンコチンになった「牛すき焼き」なんて食えたもんじゃないからなぁ・・・

|

2019.07.02

タルタルまみれ丼@からやま

001_20190623123401

 「からやま」が期間限定(6月21日より約1か月程度)で販売中の「タルタルまみれ丼(590円+税=637円)」を試食。タルタルソース自体は特に好きではありませんが、半ば怖いもの見たさで。ごはん大盛り無料サービスをやっていますが、そんなに食ったら気持ち悪くなりそうなので自粛。

 「からやま」はちょうどひと月ぶりの再訪。”帰りがけに「かつや」と同じスタイルの「100円割引券」をもらいましたが、「かつや」と違って毎月新商品が出るわけじゃないので、「割引券消化のために再訪→また割引券をもらう→割引券消化のために再訪」という「悪魔のサイクル」に嵌ることはないと思います。”と前回「漬けささみ丼」を試食した際に思ったのですが、気が付けばそのサイクルにハマっていたのか(つД`)

002_20190623123401

 ささみからあげに、なんとタルタルソースを120gもかけ合わせたのが「タルタルまみれ丼」。釣り広告には「ささみからあげ3個」と明記されてありましたが、配膳された品はからあげのサイズが小さめのせいか5個も乗っていました。

 そしてからやまの丼もの共通することですが、非常に食いづらい。ある程度からあげを片付けないとご飯にたどり着けません。味噌汁付きの「定食」にすべきだったといつも反省しますが、その都度時すでに遅し。

 そして見た目だけで想像がつく通り、非常にくどくて重い。タルタルソースの自己主張、特にその酸味が丼なり唐揚げなりを全面支配して、もう唐揚げを食べているというよりタルタルソースを食っているに近い感じ。もうこれはタルタルがよほど好きな人じゃないと無理でしょう。

 白身魚フライにタルタルは良く合うので、その延長線上でささみのからあげにタルタルをぶっかけてみたのかもしれませんし、そこは大ハズレでもないと思いますが、丼にしてしまうとご飯とタルタルの相性が悪いのが致命傷かなぁ・・・ その意味からも「定食」のほうがマシだったかも。

 前回の「漬けささみ丼」でも感じましたが、そのままでは淡白すぎてご飯のおかずには力不足のささみのからあげをなんとか美味しく頂けるよう濃い目の調味料と合わせてみた結果なかもしれません。でも、共に失敗でしょう。やはり唐揚げはもも肉じゃないと。

|

【観戦記】19年第17節:大分 2-0 浦和 ~ コンディション以上に練度が違いすぎて完敗

・浦和はアウェー蔚山戦で難しいミッションを見事完遂して中3日で再び遠距離移動を伴うアウェーゲーム。大分は週央にルヴァン杯もなくて日程面で両チームに大差がありました。また大分ドームはただでさえ通気が悪くて蒸し暑いことで知られるのに、この日は朝から大雨で屋根を閉めざるを得なくなり、公式記録ではなんと湿度89%!! そのため気温は25度にも満たないのに前後半とも給水タイムが設けられました。

・気候面のきつさはもちろんどちらにも重くのしかかりますが、日程が厳しい浦和のほうがよりダメージがでかいと大槻監督は判断したのでしょう。浦和はなんとスタメンを7名も入れ替えてきました(ファブリシオ→杉本、武藤→マルティノス、興梠→ナバウト、エヴェルトン→柴戸、青木→長澤、宇賀神→橋岡、岩波→鈴木)。

・大槻監督は日頃から「レギュラーなんてものはない!」と公言していますし、オリヴェイラ監督がホーム北京戦での快勝後の中4日で迎えたホーム広島戦で疲労感漂うお馴染みのメンバーをゾロゾロスタメン起用して惨敗し、監督のクビが飛ぶ契機となったことを思えば、より条件の厳しいこの一戦でスタメンを大幅に入れ替えたのは納得できます。起用した選手が妥当だったかどうかはともかく。

・しかしメンバーを大幅に入れ替えると当然ながら戦術理解はまちまち、意図が噛み合わない場面は多々出てきます。しかも片野坂監督のもとでJ3時代から3年半の長きにわたって鍛えられた大分とは対照的に、浦和はミシャ長期政権終了後監督が目まぐるしく代わるだけでなく、戦術というかスタイル・志向がブレにブレ、ただいま大槻監督のもとで「ちょいミシャ」に回帰中といったところ。それゆえ「ちょいミシャ」にはどう見ても不向きな選手を複数人抱える羽目に陥っています。

・それゆえ「誰が出ても(精度が下がるかもしれないが)同じようなサッカーができる」という状態にはほど遠く、興梠・武藤・青木といった代えが効かない選手をごっそり抜いてしまうともはやチームとして体をなさなくなってしまいます。しかし、そうはいっても代えの効かない面子を常に出し続けるわけにもいかず、この試合で致し方なく大胆にターンオーバーしたのはやむを得ない判断だったと思います。

ただターンオーバー自体は是としても、所定の作戦を遂行する上でより妥当なメンバーを選んでいたか、あるいは逆にこのメンバーでやる作戦自体が妥当だったか、となるとかなり疑問符がつく印象を受けました。まぁ作戦自体が妥当だったとしても準備時間が極めて限定的なので、そもそもの練度が違いすぎるので結果に大差はなかったかもしれませんが、どうもやろうとしていることと出ている選手の特性が全然噛み合っておらず、対大分作戦としては「最悪手」を放ってしまったと言ってもいいでしょう。

003_20190702105401

・大槻監督は前節大分を苦しめた神戸のやり方にヒントと得たのか、序盤は長澤まで最前線に突っ込ませて前からガンガンプレッシャーをかけに行きました。ところが残念ながら今の浦和のプレッシャーの強度、さらには選手間のプレッシングの練度では神戸のように高い位置でボールを奪うには至りませんでした。この日はマルティノスが守備をさぼりがちで、そこが大分のパス回しの脱出口に。言い換えればこの「前プレ」戦術をやるならマルティノスのスタメン起用はありえないでしょうに。こういう実に中途半端な「前プレ」をしてくるチームはカウンターが鋭い大分の格好の餌食。

・もっとも高い位置でボールが奪えずとも、相手にロングボールを蹴らせてそのセカンドボールを拾えれば良いと割り切っていたのかもしれませんが、さほどセカンドボールを拾えているようにも見えず。またボールを奪っても往々にして奪う位置が低いので、今やビルドアップ能力がガタ落ちになってしまった浦和はその後に攻め手に困りがち。ゆえに6分にいきなりパスミスを藤本に拾われ、後藤が長い距離を走って際どいシュートを撃たれてしまいました。

・またマルティノスが守備をさぼりがちなため、左サイドの守備は壊滅状態。15分には大分GKのロングキックから始まるカウンターで、山中は対面のWB松本を見るだけで精一杯。後方から駆け上がる岩田をなぜかマルティノスが途中で放してしまい、岩田クロス→藤本ヒールで流し込みの決定機。大槻監督は途中でマルティノスとナバウトの位置を入れ替えたので、左サイド壊滅状態の主犯は特定していたようですが・・・

・給水タイムを挟んだ辺りから浦和の前プレは減衰して、しかも「行けそうな時だけ行く」という間歇的な感じに。現地では「相手にボールを持たせる」戦術に転換したのかな?と思いましたが、どうもその辺は終盤まであいまいなまま。34分には前プレで大分にロングボールを蹴らせたのにセカンドボールを拾われ、左サイドから松本に鋭いクロスを入れられ、最後は前田に飛び込まれるという、本日の浦和の作戦を全否定されたに等しい決定機を許してしまいました。

・先述のように浦和はビルドアップ能力がガタ落ちな上に、杉本はともかく2シャドーがボールを収められるタイプではないので、「山中千本ノック攻撃」なんて発動しようがなく、杉本にロングボールを放り込むか、マルティノスをスペースに走らせるしか攻め手がありません。それでも39分マルティノスが右サイドに流れてクロス→ファーで杉本の決定機を作るのですから、ある意味恐れ入ります。というか、この面子ではこれしか攻め手がないから、ハナから大分にボールを持たせる戦術を採用するのが妥当でしょうに。

009_20190702105401

・大胆なターンオーバーを仕掛けたにも関わらず、前半の「前プレ」が徒労に終わったためか、後半の浦和の運動量は目に見えて落ちてゆきました。49分にはザル状態の左サイドをまたしても岩田に抉られて鋭いクロス。そして51分ついに失点。CF藤本は裏抜けが非常に上手いので、そこへの出し手を潰さなければ行けないのに、ナバウトも柴戸も前を向いた小塚へ全く寄せられないとは!! 青木がいたらここまでぽっかりはなかっただろうなぁ・・・

・先制されてたまらず大槻監督はマルティノスを諦めて武藤と投入するも、そもそも浦和の作戦が破綻している以上選手を一人代えたぐらいではどうにもならず、53分には中途半端に前に出た山中の裏を突かれて3対3のカウンターを食らい、後藤&高山と立て続けにシュートを撃たれる大ピンチ。また61分にもマウリシオのミスを突かれて後藤の独走&シュートを許す一幕も。

・さらに大槻監督は64分鈴木→宇賀神、68分ナバウト→興梠と相次いで選手を代えるものの、浦和は積極的にボールを奪いに行く体力が残っておらず、大分に良いようにボールを回される惨状。そして73分興梠が自陣ハーフライン近くでのボールロストを契機にカウンターをくらい、途中投入の小林がガラガラの中盤を自分で運んでバイタルエリアからズドン!! 

・興梠がボールを失わないことを信じていたのか、柴戸も長澤もえらく前に行ってしまい、中盤スカスカなのには参りましたが、興梠もあのボールを失い方を見ると本来試合に出せる状態ではなかったと思いました。

・とはいえ、ボールを引き出せる興梠&武藤が揃ったために遅まきながら浦和も大分を自陣に押し込めるようになり、「山中千本ノック攻撃」の態勢も整いましたが、決定機らしい決定機は79分の杉本ミドルだけかな?

・またこの試合を通じて浦和のCKはなぜか簡単にボックス内でのファウルを取られて決定機どころか満足にシュートすら撃てず、逆に88分大分CKでこぼれ玉を拾った藤本のポスト直撃弾にヒヤリとさせられる始末。

010_20190702105401

・攻めてはほとんど得点の可能性は感じられず、守ってはよく2失点で済んだといって差し支えない文字通りのぐうの音も出ない完敗。やむを得ないとはいえ大胆なターンオーバーは大失敗に終わりました。大槻監督はこの大失敗を受けて、今後ターンオーバーの必要に迫られた際のスタメン選考基準を練り直すことでしょう。また興梠・武藤・青木と代えの効かない選手が何人もいる反面、「ちょいミシャ」にはどう見ても不向きな選手を複数人抱えている(マウリシオ・ファブリシオ以外の外国人選手は全員アウトでしょう。ファブリシオも怪しいけど)現状を中村GMはどう考えているのかも気になります。もうすぐ夏の移籍期間も開くことですし。

・どこからどう見ても今の浦和にはACLとリーグ戦を並行して闘うだけの力はない。頭数の上では2チーム分あるように見えても、目まぐるしい監督交代が祟ってファーストセットですら練度は高いとはいえず、セカンドセットに至ってはチームとして体をなしていない。もうACLとJリーグの2冠だとか、おまけに世代交代だとか、そんな絵空事は止めましょう。そう訴えかけているかのような残念な試合でした。

A022
-----杉本-----
--マル----ナバウト--
山中-柴戸--長澤-橋岡
-槙野--マウリシオ--鈴木-
-----西川-----

(交代)
52分 マルティノス→武藤
64分 鈴木→宇賀神(宇賀神が右WB、橋岡が右CB)
68分 ナバウト→興梠

A025
-----藤本-----
--後藤----小塚--
高山-長谷川-前田-松本
-三竿--鈴木-岩田--
-----高木-----

(得点)
51分 藤本
73分 小林

(交代)
65分 後藤→小林
72分 岩田→庄司(負傷交代)
80分 三竿→島川(島川が右CB、庄司が左CBへ)

・大分は契約上浦和戦には出場できないオナイウを後藤に代えた他、右CB庄司に代えてコパ・アメリカ帰りの岩田、さらに島川→長谷川と3人入れ替え。

 

|

2019.07.01

白えび亭@富山 ~ 白えび天丼

001_34

 富山の「白えび亭」で超久しぶりに「白えび天丼」を賞味。前回食べたのはかれこれ9年も前の話で、その際はまだ北陸新幹線なんて影も形もなく、富山駅の高架化工事が始まったばかり。電車と言えば583系の魔改造車がウロウロしており、「白えび亭」は老朽化著しい富山駅ビル内の「とやま特選街」3Fのどん詰まりでこじんまりと営業していました。

 それから時が経って、富山駅は北陸新幹線が来たどころか在来線も含めてついに全面高架化。「白えび亭」は北陸新幹線開業時に出来た商業エリア「とやマルシェ」の中に収まっていました。

 店内の券売機で早速「白えび天丼」を注文。何があったのか判りませんが、値段が730円→1260円と劇的に上がっています(@_@) まだ空いている時間帯だったのでカウンター席ではなく、二人がけのテーブル席へ案内していただいた辺りは好印象。

005_18

 小ぶりの丼で登場。お吸い物、漬物、白えびせんべい付き。ご飯の上には揚げたて白えびが目一杯敷き詰められています。そしてちょっとだけ魚のすり身とタラの芽の天ぷらを添えて変化を付けています。野菜だらけの「かき揚げ丼」とは格が違います!! 

 えび系の天丼といえば由比・蒲原あたりの「さくらえびのかき揚げ丼」が思い浮かびますが、白えびは桜海老よりもかなり大きくて身が詰まっているので、それなりにもっちりとした歯ごたえ・食べ応えがある代わりにサクサク感に乏しく、正直好みは分かれると思います。

 またこの店は白えびの淡白な甘味を最大限に活かすべく、あえて天ぷらの衣や味付けは極力少なめにしているので、その辺に物足りなさを感じる方もいるかもしれません。個人的には大歓迎な方向。油臭くて、味が濃すぎて、食後やたら胃もたれする某天丼チェーンとは好対照。

 ただ見た目通り量が少ないのが難点でしょうか。その辺りも含めて場所柄観光客向けの一杯になってしまったのかもしれません。

|

2019.06.30

ターバンカレー 本店@金沢・香林坊 ~ Lセット・中

001_33

 金沢カレーの有名店のうち「ゴーゴーカレー」と「カレーのチャンピオン」は試食済みなので、今回は「ターバンカレー」を試してみました。もっとも金沢カレーが本命ではなく、予定していた回転寿司がまさかの中休みで致し方なく転進した次第ですが(苦笑)。

 往訪したのは香林坊・石川四高記念文化交流館の向かいに建つ「ターバンカレー本店」。本店といってもカウンターが10席、2人卓が3つある程度のこじんまりした店で、家族で経営してるっぽい感じ。先客ゼロ、後客1。

 店内のメニューを見て、一番人気の「Lセット・中(880円)」を注文。「Lセット」とはハンバーグ・ウインナー・ロースカツの3点盛で、いかにも学生向きの一品です。この店はライスの量が小・中・大・特大の4段階あり、それにプレーンな「ターバンカレー」から順にトッピングを加えてナンボという形。「ココイチ」と比べるとやや安めでしょうか。

005_17

 注文を受けてからロースカツを揚げていたので、出来上がりには時間がかかり、ターバンカレーを注文した後客に追いつかれてようやく登場。

・ルーは黒色濃厚でドロッとしている。
・ステンレスの皿に盛られている。
・付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。

といった辺りは、他の金沢カレーと全く同じ。

 「20種類以上のスパイスと地元の食材を積極的に地産地消し、毎日丁寧に仕込んだ旨味とコクを凝縮させた秘伝のこだわりカレー。黒色・濃厚・中辛で、こってりとしたコクのある金沢名物の味。」というのが店のウリ文句ですが、ルーは全然辛くないし、スパイシー感ももうひとつ。旨味で押すタイプで酸味もやや強めといったところでしょうか。ただ何かトッピングを付けないと物足りないのは明らか。

 またロースカツがあるにも関わらずフォークは付いて来ず、「先割れスプーン」で食べるというのは慣れないと結構違和感があります。ロースカツは薄いものの、それなりに柔らかくてカレーのトッピングとしてはこんなもんかといったところ。「中」だとご飯自体はさほど多くありませんが、ハンバーグ・ウインナー・ロースカツと油モノ3連続攻撃の威力は凄まじくて、終盤はスプーンが止まりがちに。

 そこで箸休めにキャベツが活躍。でもそのキャベツの量が多いわけではないせいか、卓上には別途福神漬も置いてありました。

 金沢カレーも一通り食べてそれなりに満足。どれを食べても可もなく不可もなしという印象ゆえ、もうわざわざ金沢に来てまで食べることはないだろうなぁ。「ゴーゴーカレー」なら川口でも食える時代ですし(笑)

|

2019.06.29

珍達そば@秩父・御花畑

001_22

 西武秩父駅の北隣、秩父鉄道御花畑駅と秩父市役所に挟まれたエリアに立地。先客1、後客7。

 券売機はなく、メニューを見て店お勧めの「珍達そば(700円)」を注文。他の客も全員これを注文していました。ランチサービスなし。

 メニューは他に「らーめん」「みそらーめん」など。

 店内はカウンター5席と4人卓×2、小上がりに4人卓×3。卓上にはホワイトペッパー、醤油、酢、豆板醤、ラー油。

005_8

 スープが溢れんばかりになみなみと注がれた状態で登場。壁に貼られた雑誌の切り抜きによるとスープはカタクチイワシとゲンコツを炊いたものだそうですが、ごま油の香りと味わいが強烈すぎてバランスを著しく逸してるように感じました。当然ながらベースの出汁の味わいなんて皆目判らず。

 麺は極細麺ストレート。「大盛」を注文している方が何人もいたので量が少ないのかと思いきや特にそんな感じは受けず、むしろ多めなくらい。食べているうちに麺がどんどん柔らかくなってゆきます。

 埼玉県北部で生産された「土男ネギ」を使用したとのネギがやたらたっぷりと添えられていますが、ぶっとい白ネギはあんまり好きじゃないんだなぁ(だったらこんなもん頼むなよ!というご批判は甘んじて受けます)。他に細切りの豚肉が少々。

|

2019.06.28

NOODLE VOICE@池袋 ~ 中華そば

004_19

 池袋駅に隣接するメトロポリタンプラザ南向かいにあるファミマの斜向かい。近隣に「舎鈴」あり。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭は「濃厚ホタテそば」でしたが、900円と高いので「中華そば(780円)」を注文。ランチサービスなし。他に濃厚ホタテつけそば、中華つけそばなど。

 店内はL字型カウンター9席と4人卓×3。椅子がクッションもなにもないただの板っちゅーのはちょっと辛い。卓上調味料はブラックペッパーとピンクロックソルト。

002_25

 スープは鶏ベースのようですが、なぜか脂の層が分厚くて唇がベタベタするレベル。しかも醤油ダレも強めで最初はちょっと味が濃すぎかな?と思ったのですが、しょっぱいと感じる一歩手前のところ、出汁の旨味を阻害しない範囲でまとめており、悪くはありません。

 麺は並太ストレートで、黒い粒々が確認出来る全粒粉混じりのもの。自家製麺かな? どういうわけか硬めの仕上がりで食べ初めは少々ざらざわ、ゴワゴワした食感でしたが、すぐにスープに馴染んでいきました。

 小さいチャーシューは切り置きで、予めバーナーで炙っていました。メンマは大ぶりかつちょっと筋っぽい感じでイマイチ。他に海苔、柚子皮、笹切り青ネギ。

 ハズレではありませんが、リピートしたくなるほどの惹きもなし。「濃厚ホタテそば」を食べないとこの店の真価は判らないのかもしれませんが。

|

2019.06.27

牛とろ玉うどん@丸亀製麺

001_20190620131801

 丸亀製麺が6月4日から期間限定で発売中の「牛とろ玉うどん・大(790円)」を試食。温/冷を選べるので「冷」で。

「毎年ご好評をいただいている」との話ですが、丸亀製麺って「牛すき釜玉うどん」とか「肉うどん」とか「牛山盛りうどん」とか、うどんに牛肉を乗せたメニューを手を変え品を変え出してくる記憶があるものの、「牛とろ玉うどん」を食べた記憶はなし。

 なお玉ねぎありの「玉とろ」と玉ねぎなしの「牛とろ玉」を併売していてネーミングが紛らわしいせいか、店員から何度も玉ねぎの有無を確認されました。

 先に麺と温泉玉子だけもらい、会計を済ませている間にレジ前で焼いてもらった牛すきを後からうどんの上に乗せるというオペレーション。焼き上がりにちょっと時間がかかるので、混んでいる時は避けたほうが良さげ。

002_20190620131801

 「牛とろ玉」は「牛肉を甘辛い割り下で味付けをし、コクのある温泉玉子とネバネバ食感のとろろを合わせました。」というのが丸亀製麺のウリ文句。確かに牛肉自体は柔らかく仕上がっていて悪くはないものの、かなり甘ったるくて濃い味付け。それゆえ温泉玉子やとろろを絡めて味わいをマイルドにしてナンボという感じ。

 以前食べた「牛すき釜玉うどん」より汁気が少ないせいか「麺と牛すきの一体感のなさ」という問題点は幾分解消された反面、せっかくの汁に割り下が混じることでやたら味が濃くなってしまって飲めないという問題ががが。この辺の微妙な調整はチェーン店では無理でしょうなぁ。

 期間限定とはいえ定例化しているくらいなのでそれなりに人気があるのでしょうけど、個人的にはちょっと微妙という評価です。やっぱり牛肉はご飯のほうが合うかと。

|

【TV観戦記】ACL2019・ラウンド16第2戦:蔚山 0-3 浦和 ~ 完璧じゃないか、我が軍は。令和の虎退治!!

・第1戦のホームゲームを1-2と、1点差ながらアウェーゴールを2つも献上する形で敗れた浦和。ラウンド16勝ち抜けのためには第2戦敵地で2-0、あるいは3点以上取って勝たなければいけないという、不可能というほどではないがかなり難しいミッションをこなす必要に迫られました。

・しかし、敗れたとはいえ第1戦で大槻監督なりに「これは勝てる!!」という手応えを得たのでしょう。ACLでは珍しく、第1戦との間に全く試合がなくて空いた1週間をフル活用して蔚山を徹底的に分析し、その弱点の突き方=サイドからのクロス攻撃を仕込みに仕込んで堂々の逆転勝ち!! 

・しかも前半のうちに先制して相手をそのまま守りきるのか、一転して攻めに出るのか難しい心理状態に追い込み、蔚山が反撃に転じるには残り時間が少なくなったところで2点目を取ってトータルスコアで一気に逆転。さらにその残り少ない時間でダメを押して相手の息の根を止めるというこれ以上ない完璧な試合運び。いやはや、久しぶりに強い浦和を堪能させていただきました。

・AFC公式サイトによるとシュート数は16対4、うち枠内5対1と蔚山を圧倒。そして浦和が24本ものクロスを放り込んでいるのが目を惹きました。

・第1戦の非常にバランスの悪いスタメン構成&謎過ぎる選手交代を見て、「大槻監督はACLを選手の適性の見極めの場として割り切ったのかもしれません。」と記しましたが、第2戦の完勝を見るとその観測はあながち間違ってはいなかったけれども「ACLを捨てる」という意味での割り切りではなく、「180分で勝てばいいので、最初の90分は蔚山相手に通用する選手を見極めるために使う」という意味での割り切りだったと考えれば合点が行きます。宇賀神の右WB起用&杉本の途中投入が当たったのは、第1戦を受けての成果でしょう。

・また蔚山には公式ツアーだけで約700人、さらに個人手配で約300人、合計1000人もの赤者が駆け付けたんだとか。大雨に祟られたせいもあってか観客はわずか3000人ちょっとなので、ほぼ1/3が赤者。しかも平日に敢然と渡海する精鋭中の精鋭だらけ。従ってG+で見ている限りは赤者の声量が完全にスタジアムを支配し、客がいることに不慣れなせいか、集音マイクがしょっちゅう音割れするわ、ノイズ音を出すわというテイタラク。これまた浦和の完勝に一役買ったのでしょう。現地組の皆様、誠にお疲れさまでした!!

--------------------------------

・大槻監督は第1戦から杉本→ファブリシオ、森脇→宇賀神、鈴木→マウリシオとスタメンを3名入れ替え。長澤・橋岡がベンチ入りした一方、荻原・岩武・汰木・鈴木はベンチ外と、ベンチ入りメンバーまで含めて大槻監督らしくダイナミックに選手を入れ替えてきました。故障明けのファブリシオをいきなりスタメン起用したのは少々驚きで、しかもファブリシオの位置は1トップではなく左シャドー。

・蔚山はイ・グノがベンチ外だったり、キム・ボギョンがベンチスタートだったり、さらに最終ラインをなぜか2名も入れ替えるなど、こちらもスタメンを弄ってきましたが、試合の入り方はほぼ第1戦と同じ。基本4-1-4-1ながら、守備時は浦和WBと対峙したSHが最終ラインに吸収される格好で5-4-1っぽい守備ブロックを形成しての判りやすいカウンター狙い。しかもあまり前から追ってこないところまで第1戦の前半と同じでした。

・浦和は必然的にボールを持たされる展開となり、相手守備ブロックの前でボールをぐるぐる回す羽目になり、中央を固めている相手に縦パスがなかなか入れられないところまで第1戦と同じでしたが、ここで大槻監督が仕込んだ作戦はざっくり言えば2通り。一つ目が「ファブリシオ撃て撃て作戦」。

・マウリシオも含めて蔚山守備ブロックの前からミドルシュートを放つ場面が何度か見受けられました。ファブリシオはオリヴェイラ監督末期に無理やり出場させられた時期よりはコンディションは良さげに見えましたが、ボールを欲しがって下がってくる場面が目立ち、シュートレンジが広いとはいえそのシュートレンジで前を向く機会が少なく、「ファブリシオ撃て撃て作戦」はせいぜい相手を威嚇するだけであまり奏功したとはいえず。

・そこで大槻監督が軸に据えたのがサイドからのクロス攻撃。しかも「山中千本ノック攻撃」ではなく、大きくサイドチェンジしてからの右サイドからのクロス攻撃。8分右サイドからボックス内に侵入した武藤がクロス、9分宇賀神のクロスのこぼれ玉をなぜかクリアミスしてあわやオウンゴールという場面、17分槙野が武藤へ大きく展開→宇賀神クロスと意図は見て取れましたが、これもなかなか決定機には至らず。

・18分山中CK→槙野どフリーでヘッドの絶好機ではポストに嫌われ、逆に36分縦パスに反応して抜け出しかかった19番(パク・ヨンウ)へのマウリシオの対応が軽率で一気にボックス内に侵入される大ピンチがありましたが、相手がシュートを撃つのかパスを出すのか迷ったのが幸いして岩波が戻って来たので、シュートは力なく西川のもとへ。

・ここまでは「とにかく点を取られなければいい。あわよくばカウンターで追加点狙い」という蔚山の思惑通りの試合展開でしたが、41分ついに浦和の狙いが結実。岩波の縦パスを受けた宇賀神が対面の7番相手に縦に勝負を仕掛けてクロス→興梠がボックス内中央で上手くCBのマークを外してヘッド!! 右WBの宇賀神は左ほど攻撃に多くを期待できないと思っていただけに、ここで見せたクロス精度にはびっくり。

--------------------------------

・先制された蔚山はキム・ボギョンをFWに投入して4-4-2気味にフォーメーション変更。それ自体は第1戦の後半と同じですが、第1戦と違って依然として前から追って来ず、依然として守備的な構え。蔚山はアウェーゴール差でリードしているとはいえ1点取られると逆に窮地に追い込まれるという難しい立場。浦和はどっちみちもう1点必要で、蔚山に1点取られても大きなダメージにはならないというある意味気楽な立場ゆえ、60分あたりから大攻勢。

・60分には武藤→山中と大きく振って、山中のクロスに後方からなんと岩波が突っ込む良い形。64分には槙野の縦パスから武藤→興梠→武藤の決定機。この辺が勝負時と判断したのか大槻監督は65分にファブリシオに代えて杉本を投入し(ファブリシオが故障明けなので予定通りの交代かもしれませんが)、さらに75分には岩波に代えて長澤を投入して長澤トップ下の4-3-3、あるいは4-2-4にすら見える超前がかりの布陣に変更して大勝負に。

・この時間帯になると蔚山も汚いファウルを繰り出すわ、傷んだふりをして倒れる選手が続出するわと、なんとか試合をぐだぐだ模様にしようとすっかり鹿島ばりの劇団員に成り下がる始末。そしてなぜか無実の罪を帰せられてイエローをもらうマウリシオ。

・しかし、第1戦で蔚山相手にバリバリ通用することが証明済みの杉本投入の効果は絶大。79分マウリシオ→宇賀神クロス→杉本ヘッドで折り返し→興梠の決定機は枠を捉えられなかったが、80分右サイドに進出したマウリシオのクロス→ファーから侵入した興梠ヘッドでついに2点目をゲット!! ゴールを叩きこんだ興梠もさることながら、この2回の決定機で杉本がDFを2人も引き付けているのがでかい!! ついに浦和で居場所を見出した杉本。ありがとう!!

・合計スコアで逆転したところで大槻監督はすがさず宇賀神に代えて森脇を投入し、フォーメーションを3-4-2-1に復して逃げ切り体勢に。蔚山の後半の選手交代はどれもこれも不発で、おまけに猿芝居で時間を浪費したのが結果的に自分で自分の首を絞める格好に。そんな蔚山を尻目に87分浦和のカウンターが炸裂。山中クロス→ファーで杉本折り返し→武藤と一緒にボックス内に突入していたエヴェルトンが詰めてダメ押し。

・蔚山は昨年も水原相手に第1戦の優位を第2戦でひっくり返されたようですが、今回は日本のクラブ相手にホームで大差を付けられての大逆転負けと屈辱的な要素がてんこ盛り。キム・ドフン監督は前日の記者会見で「浦和レッズには警戒する選手がいない」みたいなことを言い放っていたようですが、この結果を受けてクビが飛ぶどころか日本海に身投げを求められるのではないかと(笑)

・そしてホーム側サイドスタンド上段に掲げられていたあの虎の置物は豪雨とこの結果を受けてどうなったのだろうか・・・

-----興梠-----
--ファブリシオ---武藤--
山中-エヴェル-青木-宇賀神
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
41分 興梠
80分 興梠
87分 エヴェルトン

(交代)
66分 ファブリシオ →杉本(杉本が1トップ、興梠がシャドーへ)
75分 岩波→長澤(長澤トップ下の4-3-3)
83分 宇賀神→森脇(3-4-2-1に戻って、長澤右WB、森脇右CB)

 

|

2019.06.26

【TV短感】フランス女子W杯決勝T1回戦:日本 1-2 オランダ

・前半はオランダの厳しいプレッシング&球際の強さに圧倒されて日本はビルドアップもままならず、オランダは優勢な時間帯のうちにCKで先制。しかし、日本が数少ない決定機を活かして前半のうちに追いつけたのが大きく、オランダの運動量が落ちた終盤は日本が立て続けに決定機を掴み勝利目前と思われたが、AT突入直前に熊谷がエリア内ハンドでPKを取られて突き放され、そのまま試合終了。

・決めるべき時に決めないとこうなる、というサッカーにありがちな試合展開で、オランダに決定的に崩された場面は少なく、選手達は負けた気がしないかもしれませんが終わってみれば負けている。そんな試合でした。かつては劣勢の試合を凌ぎに凌ぎ、わずかなチャンスを活かして紙一重の差で勝つような試合展開で勝ち進んできた日本が、逆に紙一重の差で負けるようになったとも言え、そういう意味では日本の緩やかな衰退を象徴する試合だったのかもしれません。

・熊谷のハンドは新規則で言えば「手や腕を用いて意図的にボールに触れ」たわけではないけれども、「手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした。」に該当するのかな? まああれだけ腕を広げていれば取られても仕方がないハンドだと思います。ベテランCBにしてはいささか迂闊。PKもGK山下が先に動いてしまってどうにもならず。

・また先制点を取られた場面もいかにも迂闊。オランダCKで、高さに勝る相手のハイボールばかりを警戒していたためかもしれませんが、低いボールをどフリーのマルチンスにニアで合わされるってなんじゃそれ??

・ただ前述のように前半オランダは前から厳しくプレッシングをかけ、かつ球際で勝ちまくって日本のビルドアップを寸断しまくっていたのに、そこからの攻撃が非常に稚拙。立ち上がりに清水の裏を突く形で左サイドのクロスから2回決定機を作り、「こりゃいけるで!!」と手ごたえを掴んだのが却って仇となったか、先制後は清水の裏へやたら縦ポンを蹴るだけの単調な攻撃に堕してしまってポゼッション優位を全く活かせず。

・日本は前半ビルドアップにこそ苦しんだものの、前線にボールが繋がればオランダDF陣は日本の速いパス回しに付いて来れないことが徐々に明らかになり、20分長谷川→菅澤の決定機はポストに嫌われたものの、43分杉田→菅澤ポスト→岩渕スルーパス→長谷川で同点。

・オランダのしょぼい攻撃にも慣れ、かつオランダの運動量が落ちた終盤。高倉監督が珍しく効果的な選手交代(中島→椛木)を見せたことも相まって71分長谷川、76分岩渕、79分杉田、80分椛木と立て続けに決定機。ところがバーに嫌われ、オランダGKの好守もあって得点ならず。

・PKを取られた場面は、そもそもオランダが久しぶりに地上戦を仕掛け、鮫島が右WG21番のスピードにわずかに後れを取ったのが契機。日本も相手の出方の変化について来れなかったといっていいのかも。突き放されて残り5分になって、熊谷を前に上げてのパワープレー=なぜか日本のストロングポイントではないところで勝負をかけるとは(苦笑)。

・結局2位でグループステージを突破したものの、4試合やって1勝1分2敗。しかもその1勝(vsスコットランド)は清水のエリア内ハンドを主審が見逃す&VARもなぜか発動しないという幸運に恵まれたもの。強引に世代交代を進めている過程なので、今大会の結果にはそもそもたいして重きを置いていないのかもしれませんが、イングランド&オランダと欧州トップレベルに連敗した事実をJFAはどう捉えるのかな?

・オランダ戦に関して言えば敗因は決定力不足に尽きるのかもしれませんが、リーグ3年連続得点王の田中美南を選ばなかったツケがこんなところで噴出したとも言え、そもそも監督の選手選考に問題があるような気がしてなりません。


---岩渕--菅澤---
長谷川-------中島
---杉田--三浦---
鮫島-市瀬--熊谷-清水
-----山下-----

(得点)
17分 MARTENS
43分 長谷川
90分 MARTENS(PK)

(交代)
72分 中島→椛木
90+1分 岩渕→宝田

|

«山笠ノ龍@浅草橋 ~ (博多風)味玉らーめん