陽春-サテライト市原戦
市原/姉ヶ崎くんだりまでサテライトの試合を見に行ってきました(姉ヶ崎サッカー場の様子は後日「ごらんアウェー」で)。結果は1-1のドロー。総じてレッズが押している時間帯が長く、前半を中心に枠内シュートも結構あったのですが、GK立石がスーパーセーブを連発し勝ちきることはできませんでした。
名将オシムが選りに選りすぐってサテライトに落としただけあって市原は危険な場所でのミスが非常に多く、さらにパスもとろけりゃ走りもしないというかなり情けない有様。レッズとしては是非とも勝っておきたいところでしたが、昨年のサテライトは「やる気あんのかワレぇぇ!!」という情けない試合の連続だっただけに、多くの選手に積極性が出ていた分だけマシとオッサン的には満足しています。ただ徳重以外に声を出す選手が少ないのは相変わらずで、こういうところはリハビリ中の闘莉王になんとかしてもらいたいものです。
メンバーはこんな感じ。今年のレッズはポジションチェンジが多いので、グラウンドレベルだとポジションを確認するのも一苦労です。
<前半>
梅田
千島 横山 岡野 (前40:岡野→大山)
三上 西村 新井
南 ホリ 中川
徳重
<後半>
横山
三上 千島 大山 (後0:梅田→細貝)
細貝 西村 新井
南 ホリ 中川
徳重
前半は梅ツァのポストプレーを生かしながら両サイドからの攻撃が面白いように決まり決定機の山を築きましたが、シュートがことごとく弱くて、得点は横山→三上の1点のみ。サイドから縦に走ってクロスを上げるのではなく、中央に切れ込んでシュートという場面が多かったように思います。
後半はターゲットがいなくなってやや攻撃が手詰まり気味になり、市原に押し込まれる場面も増えましたが、大山&新井の右サイド攻撃を中心に(というか左が全く機能しない)なんとか形を作っていました。徳重が「ヤマ!ヤマ!」としきりに大山に声をかける姿が印象的。でも細貝には指示が飛ばないのはどうしてだろう???
失点の場面はあれよあれよという間に中央を突破されたものでなんだかよくわからず。市原の攻撃がしょぼくてDF陣の出来は評価しにくいのですが、積極的に前で相手を潰してDF陣の負担を軽くしていたレッズの中盤の各選手は誉めていいと思います。
<寸評>
・初めて「カニ」を見たが思ったよりごつくて高卒新人には思えない。ゴール前でやや慌てているようにも見えたが、積極的な姿勢は買いたい。後半1トップに入ったがこれはやや気の毒な役回りだった。
・岡野お疲れ。アップ時から体が重そう。試合も切れがなく、チーム最長老としては気の毒。今年は勝負にこだわるという凍傷の犠牲となったか。
・前半左ウィングに入った千島は全く精彩を欠いた。後半トップ下に戻ってややマシになったが、このままではトップ昇格どころかカニに先を越されることは必死だ。
・期待の梅ツァ。ボールを受けるところまではいいのだが、足元は不器用そうで2列目にうまくはたけない場面が目立った。また大分戦でも気になったのだが、ひょっとしてヘディングは下手か???
・ボランチにコンバートされた西村。前半は市原のボールを随所でカットし「中盤の王者」として再生するか!!!と期待を持たせたが、後半はどこにいるのかわからなくなった。今年こそ正念場のはずだが・・・
・トップチームの守備陣崩壊で、サポーターの期待を一心に担う形となった堀之内だが、ちょっと競り合いに弱すぎないか? またサテでずっとキャプテンをやっているけれども全然声が出ないのはどういうこと???
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