一夜明けて。
一夜明けて、未だ怒り覚めやらず。
昨年は「チームの形は出来ているのだが、得点は所詮エメ頼みのため、エメが抜けるといきなり手詰まり」という状態だとすれば、今年は「形が全くできておらず、レギュラーメンバーの高い個人技でなんとか誤魔化しているが、レギュラーが複数欠けるとどうにもこうにもならなくなる状態」とでもいえようか。
どうも昨日からの怒りは、日本代表へ向けての怒りと同根な気がしてならない。
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一夜明けて、未だ怒り覚めやらず。
昨年は「チームの形は出来ているのだが、得点は所詮エメ頼みのため、エメが抜けるといきなり手詰まり」という状態だとすれば、今年は「形が全くできておらず、レギュラーメンバーの高い個人技でなんとか誤魔化しているが、レギュラーが複数欠けるとどうにもこうにもならなくなる状態」とでもいえようか。
どうも昨日からの怒りは、日本代表へ向けての怒りと同根な気がしてならない。
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ギドよ、ここは耐える時ではなかったのか・・・・
A代表組(坪井、三都主)を欠き、U-23組(達也、山瀬、啓太)もコンディション不良。さらにエメは腸炎、永井は負傷というアクシデントも重なって苦しい布陣を強いられたレッズ。かたや清水は市川が長期離脱しているくらいでほぼフルメンバー。いくら清水が不振に喘いでいるといっても、このアウェーゲームはドローで凌ぎにゆくのが定石ではないのか???
トップに梅ツァ。その下に長谷部、山瀬。ロングボールを梅ツァに当てて2列目に拾わせ、右WBの岡野を走らせる算段。メンバーが不十分な中、図上演習としては考えられなくもないパターンではある。だが、いかんせん実戦は初めて。先の日本平での4バックもそうだが、ギドななぜ練習で満足にやっていないことをいきなり本番でやろうとするのか???
もっともキャップでは梅ツァの1トップを試しているのでまるっきりやったことがないわけではないが、この布陣は所詮引かれた相手に対するスクランブルでしかないだろう。梅ツァがことごとく空中戦を制し、ボールキープに長けているなら問題ないのだが、残念ながら梅ツァはそこまでの選手ではない。たまたまうまく2列目にボールが渡っても岡野はスペースを消されて全く見せ場なし。
梅ツァ作戦は全くの不発に終わったが、それでも意図が感じられた前半はまだマシなほう。立て続けに2点を失い、あわてて達也を投入しては見たものの、そこに戦術というものは全く感じられなかった。交代で投入された選手達に指示らしい指示があったのだろうか??? 狭い局面でのパス回しはことごとく清水の網にかかってシュートまで持ち込めず。個々の選手はそれなりに必死なのだが、方向性のない闘いが繰り広げられるばかり。まさに漂流という表現がぴったりくる有様だった。
相手との力関係からいえば、今日は引分け狙いで引いて守って、あわよくば長谷部→岡野のカウンター、後半半ば以降ではさらに達也投入での一発を狙うというのが妥当と思うのだが、今日の戦い方は中途半端に攻めに行っては全く形にならず、その一方でいつものごとく守備の脆さを曝け出すという最悪のものだったと思う。「攻撃的に行く」という看板を掲げるのは結構。でもそれも時と場合によりけりで、ここまでメンバーを欠く中で、暢久をボランチ、岡野をWBに置いて攻撃に重心を置くのはあまりにも無謀ではなかろうか。今日も2失点。DF陣はそれなりにがんばっていたし、酒井や山瀬の奮闘ぶりには敬意を表したいが、両サイドと暢久がちょっと脆すぎた。
久々登場のサテライト組の不振、暢久の絶不調等、選手個人に文句を言いたいのもヤマヤマだが、それ以前にギドの監督としての手腕に強く疑問を感じた試合であった。
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爺古監督就任以来、初めてA代表で熱くなれました(^^)
それにしてもチェコ、日本なめすぎ。前半の出来はなんじゃありゃ。久保に左足で打たせたり、三都主を終始どフリーにしたりと、全然日本を研究してないことが丸わかり。後半半ば以降はワンサイドゲームになってしまいましたが、ゴール前には楢崎神が立っていました(^^)
4バックに拘らず、さらに満足に試合に出てない海外組を無理に使わない等これまで激しく問題視されてきた奇行の数々を封印して掴んだ歴史的勝利。さてこの封印は爺古が意図したものだったかどうか・・・
次の試合は爺古の学習能力が問われます。この試合に味をしめて、どんなコンディションでも「チェコ組で行く!!」てなことにならなきゃいいのですが。
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川内で鹿児島本線に乗り換えます。川内~鹿児島中央(旧西鹿児島)間は新幹線と併行する区間で、本来ならここも「肥薩おれんじ鉄道」へ移管されそうなものですが、比較的乗客が多いためJR九州が手放さなかったといういわくがついておりまして
「泣く泣くも良いほうを取る形見分け」
という一句がつい浮かんで来ます。
南九州は、かつて老朽化が進んだ電車の最後の働き場でした。不良中の不良が集まる高校というのがありますが、南九州はまさにボロ中のボロ電車が集まる地域で、乗客も電車を大事にしようとする気が起きないのか、不良中の不良がボロ中のボロ電車を傷ものにするといういやはやなんともいえない光景が目についたものです(^^;
JRになってもその名残で南九州ではボロ電車がそれこそ燃え尽きるまで酷使されておりましたが、ボロ電車にもついに寿命がやってきたのか、そんな南九州にも新車が入ってまいりました。817系っていうやつです。
JR九州は首都圏では考えられないほどユニークな車両が揃っていて、817系もその例に漏れません。ドア付近のつり革がサークル状に配置されているのも面白いですが、最大の特徴は椅子が木製で革張りのクッション材が付いていること。
一見高級感あふれて結構なように見えますが、オッサン的には×ですね。なんだかんだいっても背もたれが硬い。それにオッサンになると椅子の腰へのフィット感が大事になってくるのですが、この椅子はオッサン的にはイマイチしっくり来ません。座っているだけで「割り木責め」とか「石抱き責め」とかいう恐ろしい語句が浮かんできます。
木製の椅子を採用したのは高級感を出すというよりも、単に安かったからかも???(たぶん違うだろうなぁ・・・)。太平洋戦争末期に金属不足のため木製戦闘機(「キ106」でしたっけ?)を試作した日本軍を思い出したりしました。
それより件の不良中の不良がこの電車にどう向き合うのか心配でなりません。
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博多から特急へ一路南へ向かい、新八代で「肥薩おれんじ鉄道」に乗り換えます。「肥薩おれんじ鉄道」というのは、九州新幹線開業に伴いJR九州から切り離された「八代~川内」間の在来線部分を引き受けた第3セクターを指します。つまり新幹線開業まで特急がバンバン走っていた区間ですが、その実態は幹線とは名ばかりで曲がりくねった単線が続くだけのローカル色溢れたところです。
「肥薩おれんじ鉄道」は鉄道引き受けにあたって経費を削りに削ったため、全線電化されているにも関わらずランニングコストを考えてディーゼルカーを新規導入したとか、駅員はほとんどいないとか、苦労話は絶えないようです。
そんな同鉄道ですが、一般車両に混じってイベント兼用の車両も保有してまして、1台は「おれんじちゃん」、そしてもう1台は「さっぴぃふるさとくん」と名付けられています。今回運良く後者に試乗できましたが、車体全面に沿線の観光シンボルが描かれていて結構賑やかです。
目を惹いたのが写真の若衆。いったいこれは何なのかトンと検討がつきませんが、きっとどこかの踊りなんでしょう。でもボディーに描くにはインパクトあり過ぎ(^^;
沿線は海が一望できるところも多く、「さっぴぃふるさとくん」で一献やりながらの旅は至福のひと時となりました。
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レッズの試合のない週末はオッサンの数少ないオフです(^^) せっかくのオフなのではるばる九州まで行ってきました。今年はそれでなくても2回大分に行くわけですが、何をしに行ったのかはオイオイ判ることとして、まずは博多駅へ。
あまり全国的に知られていませんが、博多駅のそばは結構オッサン好みです。ここのうどん・そばの最大の特徴はデフォルトで「かしわ」(東京圏の人は「鶏」って言わないとわからんかな?)が入っていること。小倉もそうだったと記憶していますが、非常にお値打ち感があります。関西風のあっさりした出汁もかしわにフィット。この日は「ごぼう天そば」(写真)を食べてみましたが、ごぼう天のころもも少なめで気に入りました。出汁が油やふやけたころもだらけになるのってイヤですよね?
あとこの旅行で食べた中では、出水駅構内の食堂で食べた「肉そば(500円)」が印象的。地元産の素材にこだわったとのことですが、うどんと見紛うばかりの極太麺にはびっくり。でも麺はちょっと粉っぽかったかな? ここはおまけに魚フライが付いてくるのでやっぱりお値打ち感があります。
ラーメンは鹿児島の「くろいわ」と博多の「一蘭」を試食。って言っても「一蘭」は東京でも食えるし、博多はちょっと新規開拓せんといかんね。「くろいわ」はスープがえらい薄くなった感じ。昨年のジュビロ戦の時にも行ったのだけど、なんか行く度にまずくなっているような気がする。付け出しの漬物もなくなったみたいだし・・・
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諸般の事情(^^;で九州へ行ってた関係で、試合は鹿児島のホテルでTV観戦(しかも途中から(^^;)。まる一日遅れの話題になったけど、久々に感動しました。
勝ったほうが五輪へ出られるというこれ以上ないバリバリのガチンコ勝負というシチュエーションもさることながら、劣勢を伝えられた日本女子代表が見せる集中力と気迫。そしてサッカーを愛する人々が送る渾身のサポーティング。今のA代表が失ってしまったものがそこにあったような気がしました。
北朝鮮は圧倒的な体格差を生かしてゴール前にバンバン放り込んでくる一方、日本はきっちりボールを繋いで攻めて行きます。自陣エリア内の混戦で大きく蹴りだしていいところでも繋ごうとするのには参りましたが(^^) 北朝鮮のサッカーの系譜はよくわからないのですが、日韓の伝統的なスタイルを女子も引き継いでいるようにも見えて感慨を新たにしました。
FWの荒川。1点目の落ち着きぶりにはびっくり。ウチの永井なら絶対GKに当ててたんじゃないかな(^^)? エリア内でのまたぎフェイントにも驚きましたが、オウンゴールをした相手DFのリアクションがいかにも女子(^^) 北朝鮮といえども女子なんですね(^^)
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元気な時はやれ「三菱人事」だの「素人フロント」だのボロくそに言われ、ともすれば三菱自動車のレッズへの関与を否定的に捉える声が高かったような気がしますが・・・ 「親孝行したい時には親は無し」を地で行くような展開になってまいりました。
所詮カネがなくては立ち行きません。いくらレッズサポが多くても「ソシオ」でチームを支えるなんてムリムリ。
三菱グループ様、毎晩ラガーを飲んでますので、ここは一つよろしくお願いします。
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今日のオッサンの朝飯は吉野家の「豚丼」。そして昼飯は「なだ万」のお弁当だった。
繰り返しておくが「なだいなだ」ではなく、もちろん「豚マン」ではない。「なだ万」である。
もちろん「なだ万」は頂き物だ。
「なだ万」一つは、いつもの昼飯(=「玉子や」の弁当)の何食分なんだろうか・・・・
朝飯との落差、そしていつもの昼飯との落差に頭がクラクラしてしまいました(^^;
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NHKハングル講座は2001年から見始めていますが、毎年それなりに見所があって飽きません。各年の特徴と感想をまとめておきましょう。
<2001年>
生徒役にタレントの阿部美穂子。天然ボケっぷりが好評で、講座で出会ったチェ・ソンヨン(元韓国国家代表。神戸にも一時在籍)と講座終了後に結婚してしまうというオチまでついた。
韓国の最新流行を紹介する「FMマダン」というコーナーがあったが、これが現在のハングル講座の源流となっている。東大への留学生だったキム・サンミさんがコーナーを受け持っていたが、彼女も結構オッサン好みだった。
神野美伽が韓国の歌を紹介する「ハングル酒場」も面白かったが、いかんせん歌が古く、この系譜は全く受け継がれずに今日に至っている。兼若先生は番組中マジで酔っ払っているのではないかと思えるほどノリが良かったのが印象深い。
講義自体は日本の語学講座には珍しく文法軽視・発音重視(激音・濃音の区別はうるさかったなぁ・・・)でちょっと馴染めなかった。W杯前年ということで番組もサッカーの話題が多く、先のチェ・ソンヨン以外にホン・ミョンボも登場した。
<2002年>
アシスタント(?)役にユン・ソナを起用。もちろんハングル講座始まって以来のヒット。スタジオ内で韓国料理を作ったり、鈍行(といっても急行「ムグンファ」のように見えたが・・・)列車で韓国各地を旅行したり、ソウルの流行スポットを訪れたりと見所満載であった。
一方生徒役には黛まどか。廃人ならぬ俳人として有名だが、最後まであまりやる気が感じられず、ワシ的には歴代最悪の生徒だったと思う。やっぱり語学の生徒役には「素人のくせに妙にプライドがある人」を起用してはいかん。また彼女のために作ったと思われる「ハングル俳句」のコーナーも俳句好きの人じゃないと面白くともなんともなく、貴重な30分を無駄にしているとしか思えなかった。
講師は小倉紀蔵氏に変更。いきなり「ハングルは宇宙です」とカマし、ハングルの背景にある哲学を語りたかったようだが、いかんせん初級講座には無理がありすぎた。大学でやっても欠席者続出だっただろうと思われる講座をTVでやるなっちゅーねん。
<2003年>
NHKなりに2002年の失敗を反省したと思われ、講座内容が一新された。NHKに学習能力があることが確認できただけでも画期的な年であった。
まず生徒役に三津谷葉子。バリバリのグラビア系である。番組中ではもちろん水着はおろかタンクトップになることもなくオッサンをいたく失望させたが、前年とは対照的にこれ以上ないボケボケながらもハングルにまじめに取り組んでいた。
講座内容も小難しいことは一切カットして大幅に初心者向けに切り替え、小倉先生考案の「ハングルパズル」を多用して、文法を押さえながら短いスキットを覚えてゆく方式にした。学習効果はいうまでもなくここ3年ではもっとも高い。小倉先生は内心少々不満だったかもしれないが、それでも毎週三津谷の前で鼻を伸ばしていたように見受けられた。
また韓国のドラマや映画・歌など最新流行を積極的に紹介。一方サッカーの話題は全く顧みられることはなく、その点だけは少々寂しかった。
なおアシスタントのパク・トンハが三津谷に向かって「ヨーコ!」と呼びかけるのは、オッサン世代にとっては非常に違和感があった。
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今日のMIPは文句なく塩川主審。どちらかというと浦和よりの判定が多く、久々に主審に助けられた気がしないでもないのですが、この主審何といっても間が悪い。
レッズの絶好機を流さずに止めてしまうわ、記帳が遅いせいか早めのフリーキックはほとんど無効にするわ、ただでさえ荒れ気味の試合なのにちょっとした遅延行為にも簡単にイエローを出すわ、負けた大分は当然、勝ったレッズ側としてもイライラが募る審判だった。
上川・砂川・塩川の「川」ラインには今後気をつけよう。「一を聞いて十を知る」神童だった(?)オッサンも今は「一を聞いて二を忘れる」テイタラクなので、こういう関連付けで覚えるのは重要なのだ。
それはさておき、この試合で強く印象に残ったのはどちらかというと大分。非常に浅い4バックラインを引き、超コンパクトな陣形でレッズを封じ込める。レッズは執拗に大分DFラインの裏を狙うもオフサイドの山を築くばかりでなかなか打開策が見出せない(副審が半ば壊れているような気もしたが・・・)。
前回対戦した時は常に数的優位を確保してしっかり守りきるような感じだったのだが、勝って自信を付けたのか、さらに高度な戦術を駆使してきた。レッズと違って監督の意図がどんどんチームに浸透してゆく様が手に取るように判る。
これでレッズを90分封じきればものすごい強いチームになったといえるのだが、残念ながら大分の戦力ではさすがにそうもいかず、やっぱり達也に裏を取られて失点。あとは審判への苛立ちも手伝ってか、ラフプレーが目立つただの汚いJ2野郎へ逆戻りしてしまったのは返す返すも残念である。
スペースをふんだんに与えられて久々に大勝したレッズだが、最後の無駄な失点のせいか帰り道の観客に笑顔は少なかった。前半で3点をリードして勝利をほぼ掌中にした以上、今日は完封が目標だったはず。最後のDFラインでのパス回しを悪いとは言わないが、数的有利にも関わらずボールをきっちり回せず、妙な形でボールを失って失点するようではオフト以前に逆戻りだ。
守備陣は体を張って泥臭く闘い、かつ安全第一に徹し、実際大分にほとんど得点機を与えていなかったのだが、オフト時代にはできていた最後方からのビルドアップが雲散霧消してしまったのはちょっと寂しい。
清水戦の敗戦が尾を引いているのか、あるいは「イケイケサッカー」の修正に戸惑っているのか、はたまた後半は単なるカウンター狙いになってしまったせいか、今日のレッズは思い切りが悪いというか、ちょっと腰が引けていたようにも思える。キャプテンのプレーぶりはその象徴かも。
永井・長谷部が相次いで負傷し、勝利の代償も大きかったこの試合。日本平でのリベンジは成るのだろうか?
P.S.
今日はコールなし、ダンマクなし。J2時代新潟に大敗した後以来かと思うが、サポが非常手段を取るにはあまりにも早すぎるのではないか。清水戦の負けっぷりは確かに腹立たしい限りだが、個々の選手は戦術が定まらず浮遊気味ではあったけれども、闘う気持ちは失っていなかったと思う。あの新潟での試合は、CKを勝手にクビツァが蹴ってしまうなどチームが壊れたと感じるほど酷いものだったと記憶している。その頃に比べりゃ今は全然マシでしょう。
P.S.2
永井に代えて後半から岡野。代えられて解るのですが、岡野と比べると永井-暢久のほうが守備はしっかりしてますね。岡野と暢久の間に時折ぽっかり間が空いてしまい、岡野が駆け戻って何とか防ぎきる場面が多かったように思います。あとエメは全然岡野を信用してません。永井も達也もエメからパスをもらえるようになるまで時間がかかりましたから、始めはそんなもんか・・・
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絶不調にあえぐ仙台。今日もいいところなく大宮に完敗。終了間際に主審の温情とも取れるトニーニョ退場&PKで1点を返しはしましたが、反撃もそこまで。今季仙台の試合を初めて見ましたが、昨季J1とは思えない惨状ぶりに驚きを禁じえませんでした。
フォーメーションはこんな感じ。
寿人
大柴 財前
村田 原崎
菅井 石井
数馬 瓦斯 村上 *瓦斯=ガスパル
高桑
マルコス、シルビーニョを欠く攻撃陣はお寒い限り。佐藤寿人の1トップはかなり無理があるかと思いますが、とりあえず中盤の守備を厚くして、中盤でボールを奪ったら寿人に素早く大宮DFラインの裏を狙わせる算段だったようです。
ところが悲しいことに中盤からはろくなパスが出てきません。最も正確なパスが出せると思われる財前は守備に忙殺されていい位置で前を向けませんし、レッズのユニフォームを投げ捨てた男-石井はせっかく良い形でボールを奪ってもパスはあさっての方向へ。大柴にいたっては何をやっているのかさっぱりわからず、居ながらにして数的不利を作っているようなものです。
だからといって寿人がボールをもらいに下がってきたところで何ができるでもありません。ほぼ確実にボールを失うだけ。
たまにボール回しに興じる局面もありましたが、(J2チーム全般にいえることですが)これまたなんら相手に対する脅威にはならず、むしろ途中でミスして逆襲を喰らうリスクを高めているだけ。結局PKによる得点以外、得点機は大宮DF陣の凡ミスに乗じて財前が放ったシュート2本だけという想像を絶するお粗末さで試合は終了しました。
それでも格上相手に無失点で切り抜けられれば、それはそれで収穫もあったでしょうが、結局CKから高橋にヘッドを決められてそれもならず。高さがあるのはガスパルしかいないので、バレー&トニーニョのいる大宮相手にセットプレーを封じきるのはちょっと厳しかったかもしれませんが、これでちょっと集中が切れたようで立て続けに2点を奪われます。ただ大宮に守備陣を完全に崩された場面は意外と少なく、これが収穫と言えないこともないかもしれません(ものすごい推量ですが・・・)。
失点後、原崎→西、石井→千葉、大柴→西谷 と相次いで投入しますが、寿人にまともなボールが入らない症候群は最後まで治らず。
チームを強くするには時間がかかるが、弱くなるのはあっという間。以って他山の石としたいものです。
P.S.
前半仙サポがずっと「仙台、レッツゴー!」をひたすら単調に繰り返していて、コールのバリエーションが豊富な仙サポにしては芸がないなと不思議に思っていたのですが、シュートを打つまでコールしようと決めていたところ、なんと前半40分までコールが止められなかったというとんでもないオチがあったようです。
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3年ぶりにケータイを買い換えた。オッサンにとってケータイは「あれば便利だがなくても差し支えない。時々持ってゆくのを忘れる」程度の位置づけで今の機種(P209i)にも特に不満はない。だが、電池がヘタリだしたのにはさすがに閉口して買い換えることにしたのだ。
買い換えたのは赤羽の某店。店の前にはなぜか黒服風の店員が3名。戸外で機種を選び、買い替えの旨を申し伝えると店内に連れて行かれたが、そこで待っていたのは接客態度がまるでなっていない茶髪っていうか金髪目の若い女子店員。外を粗末に囲っただけの店といい、大音量で流れる音楽といい、これじゃまるで「フー○ク」店じゃねぇかぁ・・・
買ったのはP505is。値段は確かに安かった。充電器を省いてもらったり、ポイントをつかったりして計12,180円也。あとは病気をもらっていないかどうかだけが気がかりである。
P.S.
「若割」があって「オヤジ割」がないのは鉄道と同じで大いに不満である。
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清水でサッカーを見る前に富士宮で焼きそばを食べてきました。
富士宮の焼きそばは、町興しの一環として「富士宮やきそば学会」が中心となってPRを始めたもの。学会は平成12年に設立されたばかりで歴史は極めて浅く、おそらく「餃子の宇都宮」の成功に触発されたものと思われます。
入ってみたのは「やまだ食堂」。浅間神社の裏にある、一見何の変哲もない食堂です。店内はテーブルが3卓とカウンターがあるだけで、平日ですが近隣の人々が三々五々やってきて店内はすぐにほぼ満員になってしまいました。
メニューはいたって豊富で、焼きそば以外にお好み焼きやうどん焼き、はては定食ものまで揃えています。店の片隅の鉄板で焼いたものをすぐに出してくれるのはいいのですが、厨房というか焼き場と客席との間に仕切りがないため店内に油が立ちこめてしまうのが難点といえば難点です。注文したのは「肉入り焼きそば(大)」。こんな田舎でも政府の威令はきっちり届いているようで、値段は税込み表記の809円でした。
富士宮焼きそばの最大の特徴は麺にあります。食べて見ればすぐにわかりますが、麺にコシがあるというか、やや堅めな味わいがします。学会のサイトによれば「小麦粉と水で練って麺を蒸した後、一般的な製法ではもう一度ボイルするが、富士宮の麺は強制的に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため、水分が他の麺に比べ少なく、コシのある麺ができ、食感に違いがでます。」とのこと。「やまだ」の麺はやや細め。製麺業者は3社ほどあるようですが、どの業者かは確認できませんでした。
「大」ですが、ボリュームはかなりあり2人前くらいはあったでしょうか。ですが、味付けは割りとあっさり目で油臭くもなく、割と簡単に平らげることができました。火の通りをよくするためでしょうが、キャベツや肉は細かく刻みすぎかと思います。また青海苔や削り節は少々かけすぎかと。若干難点はありますが、お近くに出かけられた際には立ち寄って損はないくらいの出来でしょう。
それはそれとして、焼きそばは悪くないのですが富士宮の町興しのほうは失敗というかすでに手遅れというか、昼食時というのに浅間神社周辺の市街中心部にはシャッターを下ろしたままの店がやたら目立ちまして、「お前はもう死んでいる」状態です。駅前のスーパーはつぶれ、駅裏に巨大なジャスコが建つというのも空洞化の進んだ地方都市の典型的症状。
さらにいえば町興しの材料として「焼きそば」は不適当だったのかもしれません。「焼きそば」は屋台やスタジアムで間に合わせの食事とするか、アウトドアのお楽しみの一環として自分で焼くか、さもなくば中華料理のコースの一部として食うといった位置づけのもので、「さぁ、今日は焼きそばでも食うか!!」と気合を入れるものではないような気がします。フリークの多いラーメンやうどん・そばと違って話題性に乏しいのは、焼きそばが「麺類FC」ではベンチ要員でしかないためだと思うのですがどうでしょうか?
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またしても評価の難しい試合だ。
前半は思わず清水に憐憫の情を抱いてしまうほど浦和の攻撃サッカーが素晴らしかった。これが90分出来たなら磐田なんぞはもはや問題ではなく、間違いなくJリーグでは一つ抜けた存在になれると思った。エメルソンは負傷の影響か本調子にはほど遠く、長谷部も前節とは打って変わって低調だったけれども(この出来不出来の差をなくすのが長谷部の課題かな?)、清水にほとんどサッカーをさせないほどの出来だった。
今季不調にあえいでいるが、あのテクニックに優れた清水がボールキープもままならずパスミスを繰り返し、きっちり味方に繋げずに単にボールを蹴りだしてしまう姿は王国のそれにはほど遠いものだった。
システムはエメの復帰により磐田戦と同様の3-5-2。時折サイドチェンジで相手の薄いところを突き、さらに平川や坪井(坪井はほとんど有効じゃないけれども)の攻撃参加も織り交ぜながら相手の混乱を誘う。今季再三のチャンスを生み出している永井のサイド突破はともかく、啓太のスルーパスはレッズの攻撃パターンをさらに増やせた点で高く評価できると思う。
しかし、である。
啓太の得点阻止による一発退場&PK献上で舞台はたちまち暗転。磐田戦に続き10人で戦うハメになったわけだが、磐田戦と大きく違うのはPKで1点を失ったとはいえ、この時点でまだ1点リードしているところである。守備に秀でたチームなら数的不利になってもしっかり守って機を見てカウンターを狙いながら逃げ切りを図ることは十分可能なはずで、少なくても引分けで済ませることは造作もないはずだ。
既にネット上で散々語られているようだが、この敗戦はギドの失策によるところが大きいといわざるを得ない。達也に代えて室井を投入したのは良いとしても、なんと4バックに変更。先の神戸戦でも感じたことだがギドはシステムをいじりすぎる。練習でも大してやってないことを本番でやろうとするのはおよそ無理というものだろう。高さに不安があって室井を投入したとすれば、
エメ
長谷部
アレ 平川
酒井 暢久
坪井 内舘 室井
都築
のフォーメーションのほうが良いと思うのだが。
4バックへの変更はサイドをケアしたつもりなのかもしれないが、それなら守備に難のある永井&アレックスをそのままピッチに置いたままにしたほうがよほど不可解だ。案の定4バックはサイドのケアとしては何の役にも立たず、2・3・4点目ともサイドを崩されて失点している。もちろん2失点目は都築のポロリが痛いけいれども、それ以上に簡単にサイドからクロスを上げられているほうが問題だ。
さらに気になるのは攻撃的に行くという意識が強すぎるのか、数的不利なのに永井・アレックス・長谷部といった中盤の選手があまり守備に駆け回る様子がないこと。これじゃ立て続けに失点するのも道理。4失点目ははっきり言ってアレックスのサボりが主因だ。たとえは妙だが、同点にされた後は数的不利のままいわゆる前後分断サッカーを「前4+後5」でやっているような感じだった。
最初は攻撃的に行くのも良いだろう。永井&アレックスのWB起用はかなり恐いけれども目をつぶる。でも試合によってはどうしても守らないといけない展開というものもある。絶対に勝てたはずの試合を落とし、守備の重要性を新人監督が思い知るにはあまりにも大きな代償だった。
P.S.
不甲斐ない失点が続く局面こそキャプテンシーが問われるもの。残念ながら暢久はやっぱりキャプテン向きじゃない。今後暢久はコイントスでがんばってもらうこととして、啓太と闘莉王による「真のキャプテン争い」に望みを賭けたいところだ。
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来たぁぁーーー山本梓(^^)
毎年生徒役に女性タレントを起用するNHKハングル講座。昨年の三津谷葉子はあまり好みじゃなかったのですが、今年はいいですねぇぇぇぇ(^^) ナイスですねぇ(^^)
しばらくはハングルの読み方みたいな基礎の基礎的な講義が続き、オッサンはこのあたりはもう卒業しているつもり(といっても母音の区別がきっちりできなかったり、激音・濃音がごちゃごちゃになったりするのですが)なので、梓タンだけが楽しみになりそうです(^^)
ちなみにオッサンの見立てでは、同じく今年から加わった江川有未(→こちらはグラビア系)とはおいおい仲が悪くなるような気がしてならないのですが・・・
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ある程度年いった人じゃないと、これが「おやじギャグ」であることすら気がつかないと思うよ。
おやじしかわからない「おやじギャグ」。それは年端の行かない奴らから「さむー」とか言われない以上、「おやじギャク」にはあたらないのかもしれない。逆の逆は真なり。
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植草一秀早大教授(というよりも野村證券のスター研究員といったほうが今だにしっくりくるのだが・・・)が逮捕されたとのこと。なんでも「都立高校1年の女子生徒のスカートの下から持っていた手鏡をかざし、のぞこうとした疑い。」とのことで、同じ人気商売でもお笑い芸人ならともかく、お堅い経済評論家としては致命的な行為。かつてのマッキーの没落をちょっと想起させますが、なんでそんなリスクばかり高くリターンが極めて小さいものに手を出したんですかネェ・・・ 証券投資を勧める先生としてはいかがなものかと。
それはさておき、表題の本(東谷 暁著、文春新書)なかなか面白かったです。先生方って評価されるのに慣れてないのでこういう試みは評価に値するでしょう。でも本の中身は終章「エコノミストの採点表」だけ読めば十分で、残りは採点の根拠となる事例を延々と書いているだけなのでかなり退屈。立ち読みでも全然OK!
あと東谷氏の採点は「前後の一貫性」「議論の整合性」に重点を置いています。これはこれで一つの見識ですが、この視座で学者先生といわゆる「ストラテジスト兼エコノミスト」とを一緒くたに評価するのはちょっと後者がかわいそう。「ストラテジスト兼エコノミスト」は基本的に相場を当てるのが商売で、どうしても「前後の一貫性」「議論の整合性」はあいまいになりがち。以前言ったこととの整合性にこだわって相場を何年も外し続ければクビの世界ですからね。
もう一つ。無名の頃は極端な意見を吐いていた人が運良く一発当てて高名になれば無難な「順張り」指向になってしまうのは人としてやむを得ないのでは。変節というのとはちょっと違うような・・・
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去る2月1日に開業した「みなとみらい線」に初乗りしてきました。開業直後は大混雑したようですが、開業して2ヶ月も経つとさすがに混雑も一段落したようです。時節柄でしょうか、警備員の姿がやたら目立ちました。
地下区間の初乗りというのは概して味気ないものですが、みなとみらい線はさすがに一味違いましたね。話題になった「元町・中華街」のかまぼこ型ドーム(ちょっと御堂筋線の梅田駅に似てますが・・・)やセピア色の写真の数々。それに馬車道駅改札口の円形ドームなど見所満載。さすがは横浜と感服せざるを得ません。
同じように地下鉄として開業した埼玉高速鉄道(SR)。
・かたや「ランドマークタワー」、かたや「エルザタワー55」
・かたや「馬車道」、かたや「ファミレスの馬車道」
・かたや「日本大通り」、かたや「戸塚安行」
埼玉南部の過疎地域を走る鉄道と、横浜中心部を貫く鉄道を比べるのはそもそも無理があるような気もしますが、どう贔屓目に見てもSRが勝てる要素はありません。だいたい経費節減のためエスカレーター止めてるようでは貧乏臭いったらありゃしない。
せめてサッカーだけは勝て!!! と理由のない怒りをSRにぶつけたくなります。
P.S.
写真はみなとみらい線で見かけた神奈川新聞の広告。こういうところは別に張り合わんでもええぞ>埼玉新聞
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ギドは混乱しているのだろうか、またしてもシステムを変更。
エメを欠く今節は何と達也の1トップに山瀬+長谷部の2シャドー。中盤には左から三都主、啓太、暢久、永井。右ストッパーには前節に続き平川を起用し、3-4-2-1の形(今年のレッズはフォーメーションを確認するのがホント大変(^^;)。メンバーが揃わずチーム熟成が進まないままフォーメーションをあれこれいじくるのは百害あって一利なし。
案の定新システムは機能せず、攻撃は結局のところ長谷部→達也のカウンター頼み。久々先発の山瀬はほとんど生きず。たまにサイドチェンジでどフリーの三都主を使うなどおおっと思わせる場面もあったが、遅攻になった時のコンビネーションが悪く、なかなかシュートで終われない。
守備は案の定啓太の負担がでか過ぎで、あろうことか前半半ば以降は神戸に中盤を支配される始末で攻撃サッカーもどこへやら。セットプレーに対する脆さも相変わらず。
なんとか勝ち点3をもぎ取ったものの内容はお寒い限り。神戸のFW陣のしょぼさに助けられた試合といっても差し支えない。最後は足が止まって押上げもままならず、ずらりと赤い選手が並んだ最終ラインで相手のパワープレーをなんとか凌ぐだけ。これじゃまるで降格争い真っ最中の試合みたい・・・
悪い内容でもきっちり勝ち点3を取りながら怪我人の復帰を待つというのはリーグ戦では非常に重要だし、課題だったセットプレーでようやく点が取れたとか、1対1を外しまくったとはいえ達也に復調の兆しが出来てきたとか、岡野が元気だったとか明るい材料もなくはないけれども、レッズの混迷はいよいよ深みに入ってきたように思えて仕方がないゲームだった。
P.S.
神戸のピッカリコンビは見分けがつきづらいので、片方は色でも塗ってください(^^)
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弊サイトの親サイト「浦和御殿」では、「ごらんアウェー」なるコンテンツがあって、敵地のスタジアムの様子から近隣の食や温泉の話題を扱っている。
その「浦和編」(^^;の中で「加須のうどん」について苦言を呈したところ、お店の方から数度にわたり苦情をいただいた。
「個人の考えや思った事はかまいませんが、この内容をweb siteでの発信は少なからず当店の営業に支障をきたす内容が含まれていると思います。当社も従業員を抱え誠心誠意の努力をし営業しております。
今後の貴方のご検討を宜しくお願いいたします。」とのこと。
結論からいえば、本記述を取り下げるつもりは全くない。
否定的な感想を述べることがどうして営業妨害にあたるのだろうか?だいたい食というものは万人好みに作れば無難・平凡に陥りがちなもの。こんなちんけなサイトに目くじらを立てる暇があったら一層の精進を願いたいものである。
ちなみに加須のうどんのコシの弱さは他店でも気になっており、何もこのサイトで取り上げた店に限ったものではないことを付言しておく。
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ここ数年で大きく変化があったのはスコアボード。もともとここのスコアボードはJ1屈指のしょぼさを誇っていて、昔の野球場でもよくあったように、選手名は板に書いてくるっと回すタイプだった。しかもスコアボードはなぜかメインスタンドでもゴール裏中央でもなく、ゴール裏の片隅に据え付けられているのが哀れを誘っていた。
ところが、いつの間にかバックスタンド隅にオーロラビジョンがネスレの肝いりで出来た。当然ながらアウェー側からは何が写っているのかよくわからないが、試合開始前には前節のハイライトを流していたようだ。
まっ、こういうことが出来るのも強豪チームの特権か。弊チームの場合、思い出したくもない試合をゲーム開始前に無理やり思い出させるようなことは絶対できんし・・・
なおオーロラビジョンが設置されたためか、例の「手動式名前板(←ホンマはなんて呼ぶのか??)」はいつの間にかなくなっており、現在では掲示板全体が水色に塗られている。
なお写真を見て気づいたことだが、スコアボード脇にあった「三井ホーム」の看板が2004年にはなくなっている。一頃に比べスタジアム内の広告が激減していることはあちこちで目にするが、ジュビロもまたその影響を免れないということか。
*「ごらんアウェー」:ヤマハスタジアム2004年版3部作はこれで終了。全貌はこちら。
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ジュビロのスタジアム運営はチーム作りとは全く対照的に「この10年間君達はいったい何をやってきたのかね???」と首を傾げざるを得ないほど実に素人臭く、かつとろ臭い。
ヤマハスタジアムは構造上スタジアムの入口が少なくて、しかも小さいため入口で渋滞が出来がちで、開門されても座席に着くのには時間がかかる。どうせ入場に時間がかかるなら手荷物検査くらいきっちりやればいいのに、そのあたりは全く持っておざなり。人によってはモギリすらないらしい。フリーゾーン入口でのチケットチェックもいい加減だし、指定席とフリーゾーンの境目にはロープもなく、年中トラブルが起きている。
ジュビロのスタジアム運営の最大の謎は、ホームとアウェーの観客の動線を分けないどころか、アウェーゴール裏脇からホームの観客を入れてしまうところ。こんな運営でよくこれまでトラブルがなかったものだ。味スタでこんなことやったら間違いなく怪我人が出るぞ。数はいるけれども声が全くでない、まるで「鎮台兵」みたいなジュビロサポにアウェーサポを挑発するような不逞の輩はいないのでこれで何ら差し支えないということなのだろうか。
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2004年度最大の発見は「ジュビロ・キャラバンカー」。サイトを回って調べたところキャラバン・カー自体は以前からあったらしいのだが、目にしたのは今回が初めて。ここ2戦は大雨だったからかな?
渋滞するAゲート近くに停まっていて女性3名がトークショー(??)をやっていたが、はっきりいってやたらうるさいだけ。コアなレッズサポは早々とスタジアム入りしてしまったせいか、オッサンがやってきた時には特段野次も飛んでいなかったようだが・・・ ちなみに女性3名の立ち位置はどう見ても「年功序列」を重視したとしか思えない不当なものであったことは特筆しておきたい。
なお、キャラバンカーは要望があれば浦和にも来るとのこと。かつて長居に出張した形跡があるようだが・・・
試合開始前には抽選会等各種イベントを開催。センターサークルターゲットにはレッズサポのお子さんが登場してサポーターの歓声を浴びたり、ジュビロ君がズルアシストしてレッズサポに野次られるなどの一幕もあった。なおヤマハスタジアム・アウェーゴール裏の野次といえば看板をバンバン叩きながらやるのが通例だが、傍からこれを見ていると平家物語の一コマ、すなわち那須与一の美技を見て源平両軍が船腹を叩いて喝采を上げる場面が思い出されてならない。
ジュビロ君にもいつの間にか彼女(?)が出来ていた。ジュビィちゃんというらしいのだが、はっきりして可愛げがない。しかも白のスカートがいかにも安っぽく、これじゃまるで「家なき子」。キャラとしては隣の「グララ」に遠く及ばない。
ペットボトルは持ち込み禁止だが、先にも述べたように手荷物検査はあって無きが如しなのでその辺は各自適宜対応されたい(謎)
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昨日の怒り冷めやらぬまま、雨の中駒場へサテライトの試合を見に行きました。スタメンはこんな感じ。
横山 千島
三上 山瀬 新井
細貝 西村
南 ホリ 中川
加藤
スタメンにはなんと昨日30分以上数的不利の中で走り回った山瀬と三上が登場。三上は前半だけで大山に交代しましたが、山瀬はなんと90分フル出場。さらに不可解なことにサブには大山と徳重しかいません。スリッピーなグラウンドで怪我が出やすい状況なのにどうしたことでしょう。今年は勝負にこだわるとのことで、ユースの選手を積極的には使わない腹つもりなのでしょうが、万一怪我人が出た場合は数的不利のまま闘うつもりなのでしょうか???金を払っている観客をなめるのもたいがいにせーよー。事実FC東京は汚いファウルが多く、ヒヤヒヤものでした。
サテライトのシステムも3-5-2に。ジュビロ戦でのシステム変更はどうやら相手に合わせた一過性のものではなく、ギドは3-3-3-1を放棄し、オフト時代に慣れ親しんだ3-5-2に戻してチームを作りなおすことに決めたようだ。おそらく同一システムのままDFをゾーンディフェンスに代え、選手間のポジションチェンジを積極化させる方針にしたのだろう。後半投入された大山は右のWBに入り、新井が左WBへ。
結果は0-0の引分け。ボールへの集散とか動き出しだとか、とにかく動くことに関してはFC東京に叶うべくもなかったが、FC東京はミスが非常に多く、そこからの逆襲を主体にチャンス自体はレッズのほうがはるかに多いという不思議な試合内容。ところがレッズも両サイドをきれいに崩しながらセンタリングがしょぼかったり、折り返しても中央に誰もいなかったり、エリア内でキープしながらも2列目から飛び出してくる選手へのパスが弱かったりと詰めが甘々で実にイライラする場面が多々。
でも先の市原戦同様、最後まであきらめずにボールに喰らいつく姿勢が随所に見られたのは良い兆候です。三上がトップで長時間使ってもらったのがサテライトの選手に良い刺激になったのかもしれません。
<寸評>
・梅ツァはまた怪我でもしたのでしょうか。カニに前線でのキープ役をやらせるのは辛い。今日はほとんど良い所なし。
・千島、ついに頭を丸める!! 不甲斐ない出来に終わった先日の市原戦で思うところがあったのだろう。
・ボール奪取まではいいのだが、球出しが遅い西村。うーん・・・これじゃ高校生(細貝)に抜かれるのも時間の問題かなぁ・・・
・久しぶり登場の加藤。雨の中好セーブを連発。いい感じでした。
・大山くん、ちょっと遠慮気味。お前なら出来る!!イケイケ!
・DF陣も奮戦。今日は相手に何もさせず。
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奴らは狙っていたに違いない。
松村主審。あまり聞き覚えがないというか、好評・不評とも耳にしない主審だが経験が浅いわけではなく、2003年までにJ1主審を83試合も務めている(サカダイNo.719参照)。
もっともその経歴に気づいたのは自宅に帰ってきてからのこと。ゲーム開始早々副審の掲げるオフサイドフラッグに主審がなかなか気づかなかったのを見て、「この主審ちょっとやばいかも・・・」と思ったのは私だけではないだろう。さらに悪いことに、残念ながらどうみてもエメルソンは審判団に「目を付けられている」としかいいようがない。かつてのピグシーがそうであったように。
ジュビロは勝つことに関しては実に非情である。審判の性癖・心理状態も巧みに利用し、実害のないエリアでエメルソンに厳しいチャージを繰り返してエメルソンがブチ切れるのを心待ちにしていたのだろう。ジュビロにはこういう悪事にうってつけな男-福西がいる。レッズには良くも悪くもこういう仕掛け人タイプがいない。ジュビロで激高しそうな選手といえば唯一西がいるくらいだが、下手に三都主に相手をさせると共に退場してしまうのがオチだろう。
ジュビロの陥穽にまんまと嵌ったレッズ。パス回しの巧妙なジュビロに対し数的不利になっては勝ち目は薄い。
もっともこの試合の評価が難しいのは、エメルソンが退場にならなくてもレッズが勝てたかどうか微妙と思われるところにある。あっと驚くスタメン。これまで中盤の守備の要となっていた酒井を外すだけでなく、これまでの3-3-3-1をいきなり放棄し、3-5-2というか3-4-1-2みたいなフォーメーションに変更して啓太・暢久の2ボランチに左WBに三都主、右WBに永井を起用。
スカスカの中盤を厚くして守備力を高めようとする意図はわからなくもないが、いかんせん起用メンバーに無理があった。暢久が妙に生き生きしていたのは収穫だが、先のシンガポール戦でも明らかなように三都主は不振続き。永井は彼なりに奮闘していたが、やはり守備はドキドキものだし、中盤でボールを奪っても「いったん叩いて前へ」というプレーが苦手なのでどうしてもドリブルに頼りがちになり、ジュビロ相手では危険なエリアでボールを奪われてしまうことが少なくない。難しい相手ではあるが、選手がなかなか揃わず、チームとして熟成が進まない中で相手に応じてシステムまで代えてしまうことに強く疑問を感じた試合でもあった。
後半早々に不調の三都主に代えて三上を投入。先日のサテライトでは元気だった三上だが、ジュビロ相手ではさすがにちょっときつい。同時に達也に代えて山瀬を投入し、そのままFWに起用するも、これまた局面を打開するには至らず。
失点場面も情けない。西に決められた2失点はいずれもゴール前の混戦からやられたものだが、エリア内にやたら人数がいる割には西がどフリーになっている。ポジション的には三都主が責めを負うべきなのだろうが・・・ 西のロングパスをグラウに決められた3失点目も、一発でDFラインの裏を突かれる点ではこれまでのやられパターンと酷似している。
ただこのゲーム自体に失望はしていない。カウンターを喰らわないように後半ジュビロは流していたようにも見受けられたが、レッズの各選手は実によくボールを追った。特に長谷部。エメルソンに代わって邪悪な奴らの標的になった長谷部は、何度も削られながらもなお狂ったようにボールを追い続けた。終盤に高めにポジションを取った永井。そしてロスタイムにはDFの平川さえもゴールへ向かって疾走し始めた。こうしたことは昨年はなかったことだ。
「負けるときは美しく」という美学もあるが、私は「負けるときこそ泥臭く」というのが信条だ。矢尽き刀折れるまで闘い、ここまでやったのだから負けもやむを得ないと思わせてくれるのが最良と心得ている。そういう意味では良い試合だった。少なくとも控え選手を使わず、淡々と敗れる昨年の負け試合よりは数段マシな試合だった。
新人監督が結果を出すにはまだまだ時間がかかりそうだが、もう少し気長に見守ってやりたい。
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奴らは間違いなくびびっている。
かつて歯牙にもかけなった連中が、今やすぐ足元に迫っていることに。
奴らは間違いなくびびっている。
一向に進まぬチームの若返りに。
奴らは間違いなくびびっている。
謎の監督交代劇。若返り策に逆行する藤田の呼び戻し。目先の勝ち星欲しさにクラブ自慢の長期プランが徐々に崩壊しつつあることに。
レッズに、マリノスに、そしておそらくFC東京にも抜かれる日が近いことを奴らは薄々感じていることだろう。
終焉は明日かもしれない。来年かもしれない。それは誰にもわからない。
だがまもなく奴らの時代が終わろうとしていることは奴らが一番よく知っていることだ。
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日本では使わない漢字が、中国や韓国では使われることがある。
そのため新聞や雑誌では「薛●(王へんに奇)鉉」なんてヘンな表記が飛び出してきたりする。おいおい、韓国を代表するFWなんだから「ソル・ギヒョン」って書いてやったら・・・
中国も韓国も日本とは漢字の読み方が違うのだから、漢字表記にこだわる意味ってほとんどないように思う。どっちみち現地語の読みを覚えないといけないんだし。韓国では「車ドゥリ」みたいな漢字表記をしない人も増えてきているんだし。
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