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2004.05.31

ごらんアウェー:大分2004(1)

oita2004_2.jpg

 今回最大の発見はなんといっても「トリニータマン」でしょう!

 なんか「モジモジ君」とか「ナンデスカマン」を彷彿させるタイツ姿のオッサンが出てくるだけでも十分笑えるのですが、高速道路の警備員風の派手なデザインまでこしらえて、これでもかこれでもかとコテコテに迫ってきます。
 
 バリバリの関西ノリのキャラがなんで大分にいるのかは全くの不明で、笑いの殿堂たるセレッソの営業は何をやっとるんだと訝しくもありますが、ともかくもこのトリニータマンを見出しただけでもはるばる大分に来た甲斐がありました。

 トリニータマンは若手のタレント2名を引き連れて、スポンサーを回るのを役割どころとしているようです。今回訪れたのは「さとうべネック」。名前ではわかりにくいが地元の建設業者さんのようで、背中の「コロンブスの床」を出しているのがこの会社です。

 スポンサー紹介だけなら大したことはないのですが、ひとしきり紹介が終わったあと、なんとトリニータマンとスポンサー様数名が曲に合わせて踊り始めます。このあたりは「でぶや」のパクリっぽい気もしますが、あまりのバカバカしさに免じてあげましょう。

P.S.

 ちなみにオッサンはトリニータマンを見るまで、背中のロゴを「コロンブスの味」だと思い込み、「甲子園の味」で知られる「こてっちゃん」のライバル企業だと信じ込んでいました(^^;


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2004.05.30

惨殺:ナ杯 大分 0-3 浦和

 携帯で現地から豆レポートをアップしたつもりでしたが、どういうわけかアップされているのは「竹瓦温泉」だけ。「こいつは何しにいっとるんじゃぁ!!!」と不審に思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと試合も見てきました。

 試合の様子は既に報じられているとおりレッズの完勝。ゴール前での細かいパス交換から山瀬が抜け出して先制! さらに中盤深いところから永井が長駆ドリブルで切れ込んで追加点!こいつにはしびれました(^^) さらに後半早々なんと酒井がエリア内に切れ込んでレッズでの初ゴールを記録!

 例によって大分は浅めのディフェンスライン(今回は3バックでしたが)を引いて、コンパクトな陣形でレッズを封じ込めようとしますが、蒸し暑さがたたったのか前回の対戦と比べてプレスが甘い感じがしました。これではエメ・達也を欠くとはいえ、レッズの攻撃陣を防ぎれないのはあたりまえです。

 前半40分くらいに高松を投入して吉田をトップ下に下げましたが、これはベルガーの失着だと思います。レッズが失点するとすれば、縦ポン一発で室井がスピードのある吉田に振り切られるケース(=駒場で経験済み)が一番ありうるパターンだと思いますが、それを自ら封じてしまったのでますますレッズは楽になりました。おそらくサイド攻撃からマグノ&高松の頭に合わせることを意図したのでしょうが、結局サイドを攻略することもままならず、決定機は1度だけ(マグノがどフリー)に留まりました。

 あと2回ほど平川が中へ切れ込んでシュートを放つ場面がありましたが、(平川には悪いですが)平川対策って縦に抜かれてもいいから中には切れ込ませないというのが常識でしょう。ベルガーってレッズのことをほとんど研究していないのかなぁ・・・ 目先の勝ち点にこだわって相手の長所を消しにいくよりも、自分のサッカーをやりにゆく監督といえば聞こえはいいかもしれませんが。

 3点を取って早々と試合を決めたレッズは故障持ちの闘莉王を堀之内と交代。その場では余裕をかましたのだと思ったのですが・・・どうも闘莉王の状態はかなり深刻なようです。スタッフの心配振りは遠征メンバーにも表れてまして、ベンチ入りはなりませんでしたが、遠征には西村が帯同していました。闘莉王がダメで堀之内が先発した時のベンチ要員だったのでしょう。おまけに試合開始前には堀之内がスタメンに混じってアップしていましたので、2人1組の練習の時には堀之内がオロオロする場面も(^^)

 久々に安心してみていられる試合でしたが、あえて苦言を呈するとしれば久々登場の長谷部が精彩を欠いたことと、後半再三のカウンターのチャンスを決められなかったことでしょうか。永井に代わって入った梅ツァは短い時間でしたが持ち味を存分に発揮したと思います。

 さて、こうなるとリーグ戦での三都主のスタメンはかなり危ういのではないかと思うのですが、ギドはどうするでしょうか?

P.S.
 「ごらんアウェー」的にも収穫が多かったので、細切れにアップします。

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2004.05.28

オッサン、大分へ行く

 大分へ行く人はずいぶん少ないようだ。

 無理もない。

・そもそも遠い
・ビックスワンと違って初物でもない
・おまけに今年はリーグ戦でもう一度行く機会がある
・間近の豊田&桃太郎遠征へ向けて気力・体力・財力を温存したい
・エメ+代表組欠場&達也の欠場も濃厚で面子もちょっと寂しい
・勝たなきゃ話にならないが、だからといってここ一番という試合でもない

 これだけ悪材料が重なれば遠征組が少ないのも道理だろう。

 だがオッサンは大分へ行く。オッサンもちょっと疲れ気味だしサイフも寂しい。でもオッサンは大分へ行くのだ。闘莉王が怪我を押して大分に行くというのに、どうしてオッサンが自宅でゴロゴロしていられようか。

 日頃バックスタンドでまったり観戦のオッサンがいうのもなんだが、人数の少ない時こそ闘莉王を、そして俺達のレッズを助けてやりたいと思う。

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2004.05.27

U-23日本vsトルコ選抜

 一日遅れになったのでポイントだけ。

・すっかりこのチームは「闘莉王のチーム」に。彼なしでは強豪相手に守備が成り立たないどころか、士気も上がらない。

・で、その闘莉王が抜けてからの眠いこと眠いこと。

・那須はお疲れヘロヘロ。非常に気の毒。

・徳永はWBではアジアレベルにしか通用しないことを確認。石川の負傷は痛いが駒野が十分使い物になることがわかったのは大きな収穫。右が本職で左は一応できる程度らしいが、それでも根本よりもましだったりして(^^)

・闘莉王のロングフィードをダイレクトで叩いてクロスを上げた森崎。これはスゲェー!!こんなことができる選手はレッズにはいない(^^; オッサン的には評価急上昇。

・問題なのは阿部。こいつのポジションはFK(フリーキッカー)でしょう。ボランチなのにFK以外の場面で何をやってるのかよくわからんというのはボランチの適性を欠いているとしか思えない。ほとんどの時間消えてしまう阿部を取るか、90分間働いているが致命的なミスをしてしまう啓太を取るか、山本監督もさぞ頭が痛いところでしょう。たぶん啓太でスタート、点が欲しいところで阿部ということに落ち着くと思いますが。

・松井、前田はもう呼ばれないでしょう。マリ戦の働き次第では山瀬も危ない。意外にも坂田が生き残る展開に。

・高松より平山が使えることは確実なのだが、平山も最後のは決めないとまずいでしょう。なんか「あの人は今?」になっちゃいそうな予感。

<オッサンの選ぶ18人>

・GK 都築 → センターラインをレッズで揃える
    林

・DF 闘莉王
    茂庭
    那須
    徳永

 MF 鈴木
    今野
    阿部
    森崎
    石川
    坂田
    駒野
    小笠原 → 小野が呼べないと仮定

 FW 田中達
    大久保
    平山
    高原  → OAも1トップ要員っていないねぇ・・・

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2004.05.26

中澤ゆう子現る!!

フツーにサラリーマンしている身にとって「昼メロ」ほど縁遠いものはない。

でもどうやら中澤ゆう子が出ている昼メロの舞台がなんでも川口らしく、しかも先日ウチの近所のスーパーでの買い物風景が放映されたらしいとなるとなんだか気もそぞろ。

こうなるとDVDに毎日録画やな(^^)

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2004.05.25

どうなる丸井跡

 おそらく川口駅を利用する人の99%が気になって仕方がないと思われる旧「丸井」の空きビル。

 長らく放置されたままで心配でしたが、いつの間にやら工事用の囲いができていました。

 ただでさえパチンコ屋だらけの川口駅前。人口50万を誇る川口ですが、駅前の商業施設は大宮には遠く及ばず、浦和と比べても随分貧弱。これで駅前のライオンが2頭になったらどうしよう!と懸念しておりますが・・・ オッサン的には東急ハンズとかロフトみたいなものが出来れば嬉しいのですが、たぶんまたアミューズメント系のテナントが入るんやろうな。

 やっぱり引越し先は浦和にしておけば良かったと思わなくもない今日この頃です。

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2004.05.24

パルテノン神殿

恐いもの見たさっていうんでしょうか、「パルテノン神殿」のレポートを見つけました。

確かに酷い・・・

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ごらんアウェー:東京V2004年追記

 試合開始前には「ゴスペルファミリー調布」が登場。なんかゴスペル隊というよりはママさんバレーのほうが似合いそうな面々が子供を引き連れてやってくる。良く見ればちょっとだけオッサンも混じっている。総勢100名強くらいかな。

 それが終わると子供達が目つきの悪いことでは右に出るものがないヴェルディー君と共に場内を一周。

 これまでのヴェルディの試合前進行といえば、誰も聞いていない掛け合い形式のDJを延々と垂れ流すことで悪評が高かったが、今年は打って変わって基本的にほったらかしに。そういえばチアダンスも止めてしまったようだ(試合中隅っこで3人くらい踊っているが、あれは何だ? 鳥か? 飛行機か? いやスーパーマンか?)。まぁ、悪く言えば単なる経費節約なのかもしれないが。

 試合開始前には北澤も登場。半ばお約束っていうか、レッズサポの大ブーイングを浴びて北澤も苦笑い。試合の見所をオーロラビジョンでまとめてくれるのは日テレならではか。レッズのことも比較的前向きに伝えてくれるのは「ホームチームに歓待されると弱い」レッズの特徴を踏まえたものかも(^^)

 シンプルな進行になって非常に良い傾向だと思います。ただ今日のような地道なファンサービスを前からやってれば、今の悲惨な状態はなかったでしょうに。

 あと今日は調布のゴスペル隊とか立川の小学生を呼んだりしていますが、こうした京王沿線とか中央沿線とかのファンの掘り起こしは完全にFC東京に先を越されています。稲城はもちろん小田急沿線とか世田谷区あたりに注力するとか、FC東京との差別化・すみわけを意識して営業活動やったほうがいいように思うのですが、まだまだ東京の市場規模のでかさに胡坐をかいているようにしか見えませんね。

P.S.
 なんかサイン会にずいぶん人だかりが出来ているなぁと思ったらベレーザのサイン会だったんですね。オッサン的にはTASAKIのほうがいいのですが(^^)

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2004.05.23

サテライト:浦和 2-1 市原

 先発はこんな感じ。

 カニ  ウメ 
三上 千島 セル
 新井  西村
 南 ホリ 中川
   山岸

 久々にサテライトに山岸が登場。前節に続いてセルヒオがスタメンに起用されましたが、今節は千島とポジションを入れ替えています。あとはウメツァが復帰しましたが、その代わり今日は萌ちゃんがサブにもいません。今日はプリンスリーグが開催されているので、その関係かも。気になったのは故障が癒えて新潟へは行っていたはずの小林宏の姿がなかったこと。

 結果は一時三上のゴールで同点に追いついたものの、終了間際に再び引き離されて1-2の敗戦。相手はFW林、巻(→この二人、昨日も出てるやん。休息を許さないオシムならでは)に加え「現役の日本代表」茶野(→こちらは昨日は休み)が出場し、前半はかなり苦戦しましたが、市原の運動量が落ちた後半は互角以上の闘いぶりでした。但し、中川君は終始林への対応に苦戦し、右サイドは結構やられてしまいました。この辺を押さえ切れれば自信にもなるんでしょうけど。その代わりといってはなんですが、山岸が大活躍。でかいコーチングも冴えわたります。

 カニの負傷が最大の誤算。代わりに入ったユースの野島くんは急な出場ということもあって気の毒になるほどの出来でした。おまけに引き離された後に西村まで負傷してしまい、今後に不安を残す結果になりました。

 間近で見たセルヒオは高校生とは思えないしっかりとした体格をしていましたが、出来のほうは前節以上に見せ場がなく、お約束どおり後半早々に大山に交代。

 久々のウメツァは前半はまさにさ迷える大木といった按配でしたが、後半になってようやくボールに絡み始めます。やる気は感じられるのですが、ポストプレーは周りの選手のフォローが遅いこともあってあまり効果的ではなく、レッズでの居場所を探しあぐねているようにも見えます。

 トップチーム同様、このチームも押上げが遅くて前3人が孤立しがちという欠点がありますが、昨年のサテライトと違ってやる気に満ち満ちているので、観戦のし甲斐がありますね。

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2004.05.22

苦渋 : 東京V 1-3 浦和

 スコア上は完勝だが、内容は全く持っていただけない。味スタリーグ戦初勝利ですが、どうもあまり記憶に残りそうにもないゲームでした。

 1・2点目は達也の決定力を誉めるべきかもしれませんが、どちらかといえばヴェルディDF陣のミスに近いと思います。もっとも3点目の岡野サイド突破→山瀬ヘッド!は見事で、これで幾分帰り道の気分が楽になったのですが・・・

 後半はヴェルディが一方的にボールを支配。ヴェルディのボールキープの巧さはレッズはもちろんジュビロも適わないくらいで、これでもかこれでもかとボールを繋いでくる。前半こそパスカットとか両ボランチがボールを絡め取ってカウンターに結びつける場面もありましたが、後半は両WBは押し込められ、両ボランチもズルズル下がってDFラインに吸収される按配となり、いったい最終ラインに何人いるんだかわからん状態に。

 とにかく前からのプレスがかからない。エリア付近で人垣を作ってかろうじて守っているものの、パスを回されてぽっかり空いたスペースに、ヴェルディの中盤の選手だとかDFにも走りこまれるピンチもしばしば。達也があわててディフェンスに回る局面もあり、「いったいこのチームの守備はどうなってんねん!」と問い詰めたい時間帯が長く続きました。

 今日は守備をサボりがちな三都主も出場停止で、オッサンにはどこに問題点があるのかよくわからんのですが、セットプレーでバーやポストに助けられる場面も出はじめ、いよいよヤバいと思っていたら案の定セットプレーから1点を献上。

 達也の負傷をきっかけに長谷部・岡野を相次いで投入したのが奏功し、多少前からのプレスも効き始めただけでなく、待望のダメ押し点も取れてなんとか逃げ切りには成功しましたが、最後のゲーム運びも市原戦同様あまり芳しいものではありません。特に闘莉王がドッカーン!とアバウトに蹴ってしまうのは問題大といわざるを得ないでしょう。FWに繋ぐとか、ゲームを落ち着かせるためにタッチに逃げるとか意図があればまだ良いのですが・・・ オフト時代は押し込まれた局面でもきっちり繋ぐことができたのですが、どうしてギドはこういう安易な守り方を放任しておくのか不思議でなりません。

 悪く言えば、ヴェルディサポから「浦和は個の力で勝っただけだ」というやっかみが出そうな試合でした。まぁ、負けた奴らが何を言おうと負け犬の遠吠えに過ぎませんが、上のレベルを目指すためには課題山積なのも確か。

 エメ抜きで3点取ったとか、山瀬のシュートがついに枠に飛んだ!とか、レッズサポとしては前向きに取らえるべき試合なのかもしれませんが、オッサンの志はもうちょっと高いところにあるつもりなので悪しからず。

P.S.
 久々登場の暢久。最後のパスミスさえなければ可もなく不可もなく程度の点数は付けられたと思っただけに残念。スタメン復帰は結構ハードル高そう・・・

P.S.2
 今日は高山主審。この名が発表されただけで、既に心理的にイエロー一枚を貰った気になる選手も多いことでしょう。この試合も案の定イエローカードが乱舞しましたが、闘莉王へのイエローが不可解だったくらいで、あとは概ねまとも。高山とか上川とかカードが多い主審の時には「今日のホームラン」の曲に乗せて「今日のイエローカード」でもやってくれませんかねぇ・・・

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2004.05.21

セカンドステージ日程

なんか埼スタばかりになってきましたね。東京V戦を埼スタでやるのは非常に違和感がありますが、夏休み中とあって集客を見込んでいるのでしょうか?

なぜか9月下旬までウチだけナイター続きというのも気になります。また、なんで神戸戦はウィングじゃないんだろう???

あと、14節の柏戦は噂どおり「日立台」。この頃は当然レッズは優勝争いをしているでしょう(^^;から、チケット入手難になるのは火を見るより明らか。オッサンの連続観戦記録もここで途切れるかな? でも前年比減収減益になるのを覚悟の上で、ホームらしいホームで最終戦をやることを決意した柏フロントは立派だと思います。

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2004.05.20

馬と鹿

昨日の「トリビアの泉」の「トリビアの種」コーナーで「馬と鹿のどっちがバカか?」というネタをやっておった。


「そんなもん鹿がバカに決まっとるやんけー!」

と鹿と聞いただけで言い知れぬ敵愾心を起こし、意味もなく馬を応援してしまったのはオッサンだけではないだろう。

でも結果は馬のほうがバカ。迷路を歩かせるテストはあまりにも馬に分が悪かったなぁ・・・

番組でも煽っていたように、ここは一つ全国の馬主・調教師の奮起を期待したい。

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2004.05.19

レッズ占い

 「レッズ占い」やってみました。

結果は「永井雄一郎」。どっちかというとオッサンにとっては格好の野次の対象なんですが・・・

それはどうでもいいのですが、「秘められた超能力は、分裂です!」ってなんやねん。わしゃゾウリムシかいな。

またちょっと古いネタですが、「レッズ中毒度」もやってみました。

結果は------ 「あなた生活の 128.65% はレッズに浸食されています。」

「あと一歩で駄目なレベルになるところです。レッズから離れることはすでに無理でしょう。」 とのコメントも付いてきました。あまりグッズは買わないし、並びには無縁な身である割にはそこそこ高得点を叩き出しています。

で「駄目なレベル」ってどんなんでしょうね???


 

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2004.05.17

ごらんアウェー:新発田五十公野

NIIGATA_SHIBATA1.jpg

アクセス:☆

 新発田駅から徒歩30分強。レッズの公式HPには「新発田駅よりタクシーで20分」とあってとんでもなく遠いところのように思えますが、スタジアムは駅裏にあるためタクシーは大回りを強いられるだけの話で、間違いなく歩ける距離です。

 ポイントは駅裏に抜ける地下道。駅前右手の観光案内所の裏手に地下道があります。行き方はマピオン等の地図を参照願いますが、基本的に線路と直角に南東方向へ歩くだけなので迷うことはないと思います。随所に案内板も出てきます。

 なお新潟の人々は車で移動するのが常識なので、駅からスタジアムへのシャトルバスなんぞ全くありません。

 なお「五十公野」は「いじみの」と読みます。

niigata_shibata2.jpg

見やすさ:☆☆

 一応メインスタンドがあり、おまけに駒場並みに屋根も付いていて正直びっくりしました。てっきり東松山みたいな土手での観戦、あるいはせいぜい鴻巣みたいなちっちゃいスタンドでの観戦と思っていたもんですから・・・

 新潟のサテライトはレッズ同様有料(当日1000円。なんと前売りもあって800円)です。まぁこの環境なら有料もありかなぁと思いますが、翻って東松山みたいなところで金を取るレッズってなんやねん・・・

 キップ売り場はなんとガレージ内。まぁテントよりは雨よけになるかと思いますが・・・
 もぎり場で両チームの名簿を渡されますが、ユース組の記載がない上に両チームとも肝心の背番号がない。新潟はサテライトでは固定背番号制を取っていないので、宮沢と船越以外は誰が誰やらわからず難儀しました。

 スタジアムの最大の特徴はマラソンゲート(?)が武家屋敷風になっていること。

niigata_shibata3.jpg

 新潟サテライトの試合前進行は「プチ・ビックスワン」を指向しているようで、"We will rock you"(→観客もそれに合わせてバンザイ三唱)が流れたり、選手紹介に長々と前振りがついたりします。それはどうでもいいのですが、アウェー側の選手紹介が声が小さくて聞こえないのは勘弁して欲しいです。ちなみにダンスチームは出ません(あたり前か)

 悪天候にも関わらず、新潟の人々はどこからともなくワラワラとやってきて、メインスタンドはほぼ満席。芝生のゴール裏にも多くの人が立っていました。なおバックスタンドの塀の向こうにも人影が見えましたが、彼らがカネを払っているかどうか、定かではありません(^^)


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2004.05.16

サテライト:新潟 0-1 浦和

 やや激しい雨の降る中、新潟まで行ってきました。あんたも好きねぇ・・・

 メンバーはいつものサテと大方同じですが、話題のセルヒオがいきなりFWに起用され、そのあおりを受けて千島がなんと右WBに追いやられたのが目を惹きました。

 GK 徳重
 DF 堀之内、南、中川
 MF 細貝、西村、千島、三上、新井
 FW 横山、セルヒオ(ユース)→60分大山(ユース)

 で、そのセルシオですが、さすがにサテライトとはいえプロ相手にいきなり大活躍とはいかず、むしろ自己チューなプレーを繰り返して、周囲がやりにくそうな感じがしました。

 試合のほうは後半早々に新潟が2人の退場者を出してレッズのワンサイドゲームとなったのですが、引きこもる新潟相手に攻め手を欠き引分け濃厚のムード満点でしたが、なんとかカニがゴールを決めて最悪の事態は免れました。カニは「カニカニ」のパフォーマンス。、

 だいたい圧倒的な数的有利なのに試合運びが消極的すぎ。新潟は前に船越しか残っていないのに、後ろに3バック+1ボランチも残してどーすんねん。フィードに難のある南や中川が前に上がるのは恐いけれども、ホリまで残ることはないだろう(怒)

 また全体にボールを奪ってからの動き出しが緩慢。前線と中盤とが間延びする場面が多く、良い形でボールを奪っても攻める頃にはすっかり新潟が帰陣してしまって攻めどころがない場面が多かったように思います。

 サテライトのメンバーではもっともトップに近く、期待も大きい三上ですが、今日は全くいいところなし。共に3-5-2のガチンコ対決で、さすがに新潟のサテ相手に押し込まれることはなかったのですが、まともなクロスは一本も上がりませんでした。

 あえて今日一番目立った選手を挙げれば大山君でしょうか。三上・西村・堀之内といた大卒組にとっては首筋が寒くなる内容といっても差し支えありません。 ギドも観戦に駆けつけたのですが、さぞ失望したことと思います。

P.S.
 ギドが観戦に訪れたのはいいのですが、ハーフタイムにはサインを求める新潟サポの山!!! おまえら有名人なら何でもええんかぁ!!!

P.S.2
 新潟の退場者は一人はラフプレーで、一人は暴言。ラフプレーはまだわからなくもないのですが、暴言に至ってはなんでこんなところで熱くなってしまうのか理解に苦しみます。新潟のサテは他のチームから流れてくる若手とは言いがたい選手が多数いるので屈折した感情を持っているのかも。

 なお宮沢選手もこの試合に出場していましたが、残念ながら今後J1で活躍することは難しいといわざるを得ない内容で、おとなしい新潟サポからも野次が飛んでいました。合掌。


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2004.05.15

伝統 ~ 浦和 3-3 市原

 切羽詰らないと力が出せない。浦和レッズの悪しき伝統だ。

 ここ数年でレッズの選手は大きく入れ替わり、他チームから移籍してきた選手も増えたけれども、この伝統だけは脈々と受け継がれている。オフトが築いたきっちりとしたボールポゼッションはあっさりと捨て去ってしまうが、受け継がなくてもいいものに限って綿々と継承してしまうのが浦和レッズだ。

 市原DF裏に飛び出るプレーが散発的にあっただけで攻守とも全くいいところなく、CKと室井の凡ミスから前半だけであっさりと2点を献上。おまけにエメが後半早々に負傷し、いきなり敗色濃厚に。やむなく岡野を投入するが、これほど岡野を活かしにくい局面もないだろう。

 だが、ここから突如レッズが動き始める。間接FKからのこぼれ玉、三都主のPKゲット、そしてFKからのこぼれ玉と得点はいずれも不恰好なものであったが、レッズは一時逆転に成功する。きれいにボールが繋がってシュートまで行ったような場面なんぞほとんどない。でもレッズの選手は市原に負けずに走った。なぜこれが最初からできないのかと訝しくなるけれども、ともかくも彼らは走った。泥臭い得点ばかりだけれども、久々にエメルソン抜きで得点を奪った。

 ロスタイムに啓太が不運なPKを取られ、勝利をもぎ取ることはできなかったけれども敗色濃厚な試合を引分けに持ち込めたことは評価していいだろう。啓太が取られたPKは誤審だと思うけれども、三都主がレッドカードをもらってもおかしくないプレーを不問にしてくれたこともあり、引分けは妥当な結果と思う。前期優勝は難しくなったけれども、前半の出来を考えるとそれもやむを得ないだろう。

 ゲーム内容に見るべきものはほとんどない。やはり組織力では市原に遠く及ばないことを今日も実感させられた。でもどんなに良いサッカーをやっていようとも、市原は所詮何のプレッシャーもない中でプレーし続けているチームに過ぎない。悪く言えばプロフットボールチームとしての存在意義が問われてしかるべきチームだ。そんなチームに対し毎試合毎試合苛烈なプレッシャーを受け続け、時に迷い、時にくじけそうになりながらもなお前に進むことをやめない我がレッズが何の見せ場もなく負けることはあってはならないのだ。その意味ではレッズらしい試合だったと思う。

 やる気のない暢久をスタメンから外し、凡ミスをした室井を後半早々代えるなど次々厳しい手を打ってきたギド。次の一手は全く機能しない左サイドだと思うが、果たしてどうなることやら。

P.S.

 結局勝てなかったので喜びも半減だが、永井&岡野の復活弾、そして闘莉王のPKとサポーターを泣かせる場面が実に多かった。看板を乗り越えてクルヴァのもとへ駆けて行く岡野にも感涙したが、オッサンの心を激しく打ったのは闘莉王のPKだ。

 エメ不在時の決め事といってしまえばそれまでだが、あの局面でPKを蹴るというのは嫌なものだろう。それを何の躊躇もなくボールを拾いに行った闘莉王。「あれは単にボールをセットしに行っただけ」とオッサンは笑いながら見ていたら、本当にPKを蹴りやがった。

 物凄いヤツだぜ、闘莉王!! 

 たぶん犬飼社長はじめ多くの人々が「闘莉王が4億円したのだ」と無理やり心を誤魔化していることだろう。オッサンもその一人だ。

P.S.2

 永井の回し投げ。もちろんきっちりファウルを取られたが、「絶好調時に限って怪我をし、その後スタメンに復帰できないまま年の瀬を迎える」といった悪夢を振り払うかのような振る舞いだった。永井が相手DFやポストと激突して流血しながらもゴールを決める日は案外近いのかもしれない。


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あっ!高橋みゆき

良いですね!女子バレー(^^) 宿敵韓国を下してのアテネ行き。

「TVの煽りがうざい」とか「重要な試合はみんなホームゲームやん」とか「スティック・バルーンをバコバコ叩いてあれが相手へのプレッシャーになっとんのか???」とか、バレーにはちょっとどうかなと思うところもないではないのですが、闘う姿というのはやっぱり良いです。

TVで見てて妙に気になったのが「あっ!高橋みゆき」のダンマク。「あっ」ってなんやねん、「あっ」って。
「あっ!内舘秀樹」だったら限りなく野次に近いんじゃないかな。特にボールキープしている内舘に対する野次に。

P.S.
 女子サッカー界では経験不問で身長170cm以上のGK要員を探しているようですが、そんな身体能力に恵まれた人は女子バレー界にはゴロゴロいます。この辺のギャップは凋落気味とはいえ「東洋の魔女」以来の伝統と実力を誇る女子バレー界と新興の女子サッカー界の地位・人気の差としかいいようがなくて残念。

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2004.05.14

時を駆けるオヤジ in尾道

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 一夜明けて、今度は尾道へ。

 尾道は当初新幹線に素通りされたこともあってか、海沿いに寂れた感じの家並みが連なる街といった感がなくもないのですが、数多くの映画のロケ地になったこともあってか、その寂れ具合が返って魅力となって多くの観光客を惹きつけています。

 尾道に来たのは2度目。駅前は知らぬ間に大規模な再開発が行われたようで、なんだか初めて来たような気さえしました。街には「文学のこみち」とか「古寺めぐり」とかの案内板が目立ちますが、オッサン的にはどちらもあまり興味がなく、千光寺に登って瀬戸内海を眺め、あとは海沿いに街を散策すれば十分。当然ロケ地巡りもなし。

 「おのみち映画資料館」にも行って見ましたが1Fは小津安二郎、2Fは新藤兼人監督の作品紹介が中心。映画好きの方ならそれはそれでOKなのでしょうが、今となっては尾道を広く知らしめた最大の功労者といってもいい大林監督に全くといっていいほど触れていないのは理解に苦しみます。資料館建設にあたって大林監督との間に何かあったのかもしれません。

 11時近くになってきましたのでラーメン屋に行って見ましたが、有名どころはどこも長蛇の列。仕方なく空きの見えた「壱番館」というところに入りました。派手な看板を掲げた店だったのでもともと大した期待もしていなかったのですが、出てきたものはその期待を寸分と裏切らず可もなく不可もなし。ただ化学調味料が多いのか、食べ終わるとのどがやたら渇きました。不思議なことに店を出ることにはここもちょっと行列が出来ていました。

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2004.05.13

ベルリンの奇跡

久々にNHK「その時歴史が動いた」を見た。

「ベルリンの奇跡」について写真とか、「ヤパーナ、ヤパーナ、ヤパーナ」と連呼するラジオ音声は見聞きした覚えがあるのだが、映像は初めてだったかも。

サッカーは点が入りにくいため比較的番狂わせの生じやすいスポーツとされているが、大番狂わせの結果のほとんどは「1-0」。なんらかのアクシデントで奪った得点を必死に守りきっての大番狂わせというのが通り相場だ。

オッサンの乏しい記憶からの推論で申し訳ないが、「ベルリンの奇跡」みたいに2点取られた後に3点取り返すというのは番狂わせのパターンとしては極めて珍しいと思う。

昨日の番組では日本の奮闘ぶりばかりを伝えていたが、後半だけで3点取られたスウェーデン側にも何か誤算とかアクシデントとかがあったのではないか。その辺を「その時」にツッコめというのはサッカー番組じゃない以上無理というものかもしれないが、ゲストが後藤健生だったら「お涙頂戴」以上の番組になっただろうに、誠に残念である。

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2004.05.12

オッサン、広島を行く(2)

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 JR呉線に乗って呉へ。呉はいわずと知れた旧海軍時代から続く軍港で、音戸瀬戸へと向かう市街南部、いわゆる呉海軍工廠があったあたりには今でも旧海軍関係の建物が残っています。

 現役の軍港なので港内には海上自衛隊の艦船も多数係留されている他、潜水艦もぷかぷか浮かんでいたりします。すでに退役した潜水艦も混じっているようですが、本来隠匿性を強く要求される潜水艦がかくも人目の多いところでタマちゃんよろしくぷかぷか浮かんでいるというのも平和な証拠でしょう。

 なお「クレ」といえば意味もなく「クレ556」とかを思い出す人もいるかもしれません。昔民放のJリーグ中継でよくCMをやっていましたが(靴を嗅いで「くっさー」とやるやつ)、あのクレは「呉羽」のクレで、広島の呉とは無関係です。

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2004.05.11

オッサン、広島を行く(1)

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 朝一の飛行機で広島入り。当然ながら時間を持て余したオッサンは古い町並みが残る「竹原」へ向かいます。竹原は空港からは「ひと山越えればすぐそこに」といったまるで有馬温泉みたいなところ(←関西出身者以外はスルーしてください(^^;)にありますが、残念ながらオッサンは電車で山をくるっと回らねばなりません。

 古い町並みが残っていることから竹原は「安芸の小京都」とも言われていますが、安芸国の中心部でもなんでもなかったのに「京都」はねぇよなぁ・・・ もともとは京都・下鴨神社の荘園でしたが、江戸時代に塩田で栄えたことで商家が立ち並ぶようになったようです。

 GWの最中ですが、まだ午前中のせいか観光客もそれほど多いわけでもなく、落ち着いた雰囲気が味わえました。酒蔵(竹鶴酒造)もあったりして、オッサンは朝から3杯も飲んでご機嫌ご機嫌。ただ多くの家は今でも人が暮らしているようで、軒先に軽自動車や自転車が止めてあるのが興ざめといえば興ざめです。なんだか徒然草の「この木なからましかば」の一節を思い起こさせます。

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2004.05.10

ごらんアウェー:新潟スタジアム

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 故あって隠密同心となった紅い雪だるまでござる。Nゲート2階で平服で観戦しておったでござる。

・11時半過ぎにスタジアム着。Nゲートの並びに福田引退試合のレプリカを着たばか者(あえてこう書かせてもらう)を発見。浦和でやって欲しくないことを敵地でやるなっちゅーねん。

・並ぶ間もなく、ゲート入り。ゲート前にはなぜか入れ墨の強面衆が3人立っていたが、隠密同心の正体を見破れるはずもなく無事ゲート通過。だが、あのばか者はどうなったのだろうか?(2Fでは見かけませんでしたが・・・)

・手荷物検査は駒場並に厳格。ペットボトルはキャップを取れば持ち込み可。でも500ml超だと持ち込み不可らしい。家族連れが多いため、2Lを持ち込もうとする輩が多いかと思うが、他のスタジアムでは見られない謎の量的規制である。

・2F席だがトラックはあまり気にならず、陸上兼用の割にはかなり見やすいほう。椅子は固定式でカップホルダーはない。ビールはサッポロ。

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・試合開始前はキックオフ直前にチアダンスがあったくらいで、イベントらしきものは特にない。マスコットは既に3羽出来ていて、レッズの2頭を凌ぎ、グランバスの4頭に迫る勢い。最もどうでもいいところだけはJ1上位クラスである。それぞれの名は不明。

・NTT東日本が新潟の「サポーティングCM(?)」を作っている。サポーターや地元の方々の声を繋げただけのありきたりのものだが、大宮の立場は???

・”We will rock you"に合わせてバンザイを繰り返していたが、どう見ても妙。マスゲーム好きな県民性か??

・ついでに"世界の国からこんにちわ"が謡われるのにはもっとぶったまげた。もちろんオッサンはライブで知っている(^^)

・審判紹介の後で巻き起こる拍手。「奥谷」に苦汁を味わったことはないのか???

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・チアガールにオッサンは萌え萌え萌える男の赤いトラクターぁ・・・(←なんのこっちゃ?)。これがこの日の最大の収穫。片肌丸出し+へそ出しスタイル。Nゲート側に座って唯一良かったと思いました(^^;

・で、「日本一」といわれる新潟のサポ。確かに人数は多いが、試合展開とは関係なく、のべつまくなしに「俺達の誇り、にいがたぁー」を歌っているだけでサポーティングにも何にもなっていない。バリエーションが貧弱で、仙台にはるかに劣り、全盛期の札幌にも遠く及ばない。このあたりが歴史のなさというか、にわかサポの多さの弱点なんでしょうね。まだまだ発展途上といったところ。でも、メガホン乱打が思ったより少なかったのは誉めていいだろう。

・ちなみにオッサンはもともとが海外発のコールや歌に関する「パクリ」には寛容で、レッズのコール等とかぶっていても別に腹を立てはしない。ただ、レッズのそれとかぶるとかっこ悪さが目立つだけだから止めたほうがいいんじゃないのとは思うが(>特に名古屋ですが)。

*当日新潟へ行かれた方、体験談等コメントしていただくと助かります。今なら浦和御殿(本体)の「ごらんアウェー」に合わせて収録されるという特典が付いています。


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2004.05.09

恩讐 ~ 新潟 0-3 浦和

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 勝って当たり前の相手にきっちり勝つというのは結構難儀なことであるが、今日は前半早々にエメがきっちりその仕事をやってくれた。

 新潟は前半4バックでラインを高めに保ち、高いところでボールを奪って一気にカウンターと行きたかったところだと思うが、肝心の中盤が全く機能せず、逆に中盤でレッズにボールを奪われて猛攻を浴びるテイタラク。レッズは両サイドを好きなように攻め立ててチャンスの山を作る(宮沢が平川にボコボコにやられていたのは敵ながら不憫))。

 勝ち点を確実に取りに行くつもりなら、レッズ相手にこんな無謀な戦略を立てるはずはないと思うのだが、反町は目先の勝ち点を犠牲にしてでもチーム力向上を優先させているのだろう。例年なら下位を低迷するチームというのは目先の勝利と長期的なチーム力向上計画の狭間でもだえ苦しむものなのだが、そういう焦りというものが新潟には感じられない。事実上降格がない今年のJ1のぬるさがこういう余裕を生んでいるだろうか。

 レッズは前半のうちに3点目を決めていれば楽勝だったはずだが、そこを決められなかったのが後半の苦戦を招く遠因に。

 後半新潟は選手を2人入れ替え、3バック+1トップ2シャドーで中盤を厚めにて体制を立て直す。これが面白いようにハマり、レッズは後半防戦一方に。さすがは反町といいたいところだが、新潟は無理な体勢からシュートを放つだけで、セットプレー以外ではこれといったチャンスを作れない。

 かたやギドは後半山瀬→暢久、長谷部→内舘と次々守備的な選手を投入し、逃げ切り体制に。この消極的な采配には批判も多いと思うが、後半のレッズは新潟に走り負け、当たり負けていているのも事実で、アウェーで確実に勝ち点3を掴みに行くには妥当な手ではないだろうか。もっともこういう消極的な手が打てるのもレッズの守備がそこそこ計算できるようになったからではある(とかばっては見たものの、ゲーム中の修正能力という点ではギドは反町の足元にも及ばないことは歴然。選手交代で5-4-1みたいな感じになったが、投入された選手の役割どころがはっきりしなかった点では、清水戦の失敗を生かしているようには思えない)。

 後半レッズの運動量ががくんと落ち、さらに足の状態が悪いエメが唯我独尊的になって、カウンターが機能しなくなったのは問題だが、それでもなんとか後半35分に追加点をもぎ取って逃げ切り。反町がいかに頭を絞っても、エメの能力がそれを無にしてしまったような試合という見方もできよう。

 勝って当たり前の相手に勝っただけで感慨も何もないが、往々にして強敵に勝った後に取りこぼしをしてしまうレッズの悪しき伝統を思うと、これもまた良しというべきなのだろうか。

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2004.05.08

厄除けじゃ

明日の新潟戦に備えてというわけじゃないですが、佐野厄除け大師に行ってきました。

実はとある事情(^^ゞで昨年も来たのですがゴマを焚いてもらうのをけちったのがよくなかったのか、お大師様の霊験なく個人的に散々な目に遭いました。

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ネット情報による限りでは、なにやら明日のビックスワンには不穏な雰囲気が漂っているようです。にわか大サポーターのお相手をするのも札幌、仙台に続いて三度目ですし、2年ほど放っておけば新潟も自然と身の程を知っておとなしくなるのも目に見えているわけで、今年くらいは「よきに計らえ」と度量のあるところを見せてもよさそうなもんですが、血気盛んな連中(←若衆とは限らんぞ)はそうもいかんのでしょうか。

くれぐれもレッズクラブサイドにご迷惑のないように願いたいものです。

オッサンはレッズがアウェーでアルビを打ちのめし、「永井ドッジボール事件」に始まる2度にわたる屈辱を晴らしていただければ、サポの人数で負け、声量で負け、演出で負けようがそれは些細なことだと思います。

ちなみにオッサンも新潟へ駆けつけますが、諸般の事情で隠匿行動を取っております。探さないでください(^^;

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戦術はエメルソン

むかし隣のクルヴァのお兄さんは

鹿島戦の日、私に言った

「後半半ばになればエメが点取りにやってくる」

ちがうよ。

それは絵本だけのお話

そうゆう私にウインクして

「でもね。大人になれば、あなたも分かる、そのうちに。」

戦術はエメルソン

俊足のエメルソン

つむじ風 追い越して

戦術はエメルソン

背の低いエメルソン

雪の町からきた(笑)

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(原曲)松任谷由美「恋人がサンタクロース」

 サビの部分はそのままコールに使えます。季節外れですが、みんなで歌おう(^^)

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2004.05.07

チチヤス、チチヤス

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 「どこにでも現れるのがレッズサポ」というのはよく知られていますが、最近「何にでもチャレンジするのがレッズサポ」であることにも気づきました。

 昨年のアウェー清水戦ではスタジアム電光掲示板に「みかん狩りツアー」「人生浦和REDS」等の文字を堂々披露。磐田戦ではキックターゲットにチャレンジする親子レッズサポが登場するなど大胆不敵な例も出てきました。

 となるとチチヤスのプレゼントに応募するくらいは朝飯前。残念ながら当選者20名は県内者ばかりでレッズサポらしき方は見受けられませんでしたが・・・

P.S.

 「チチヤス、チチヤス、チチ、ヤスヤス」と口ずさみながら牛の乳を揉むCM。のどかさ満点で、ビックアーチにお似合いのCMですが、これに触発されて夜な夜な「チチヤス、チチヤス、チチ、ヤスヤス」と言いながら乳繰っているオヤジが絶対にいると思います。ここでいう乳はもちろん牛ではありません(^^;

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オールスターの謎

Jリーグ・オールスターの得票数上位にレッズの選手がずらり。

とある歴史的事情に加え、これまで代表クラスの選手が少なかったこともあって、人気の割にはあまりオールスターに縁のなかったレッズですが、時代も変わったもんですね。

オッサンはオールスターに何の興味もないので、この日は旅行に出かけてしまいます。

ところで、「ハガキ・FAX投票がスタートしたことで新潟勢が躍進」って言われていますが、新潟って ネットがないのでしょうか(笑) あっても使えないのでしょうか(笑) それじゃまるで北○鮮やん。

どうせなら新潟vsWEST でやってもらって、レッズの各選手には休んでもらったほうがいいと思いますが。

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2004.05.06

ごらんアウェーin広島-Aシティーで行こう

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 ビックアーチへのアプローチの一つとして、サンフレの公式サイトやレッズの「MDP」にも紹介されている「こころ・花の季台」行き広島電鉄バス。長らくオッサンにとって謎の存在だったのですが、今回それにチャレンジしてみました。時刻表はこちら

 始発は広島のバスセンター。ここのバスセンターは高速バスと市内の路線バスが渾然一体となって発着します。従って「こころ・花の季台」行きバスの乗り場を探すのが一苦労(バスセンターはそごう併設のセンタービル3Fにありますが、そもそもそこへたどり着けない人がいるかもしれません(笑))。公式サイトに載っているといっても実態はただの路線バスで、「ビックアーチ」へのアクセス手段として積極的に紹介している風はなく、バスセンター内にもそれらしい表示はありませんので注意しましょう。

 バス乗り場は4番乗り場-西方面「高速4号線経由 花の季台 こころ 五月が丘 くすの木台 免許センター」と表示されていますのでメモメモ。乗り場では「こころ・花の季台」行きではないバスもやってきますが、そこはさすがに広島電鉄バスの係員が「ビックアーチへの方はこちらぁー」と誘導してくれます。

 17:18分発の定時バスは満員になってしまいましたが、臨時バスを仕立ててくれたようなので、それに乗り込みます。座席が全部埋まるくらいの乗りで発車。

 バスは少し市街地を走った後、太田川放水路を渡っていきなり長大トンネルに入ります。どこに連れてゆかれるのか多少不安になりますが、トンネルを抜けるとこれまたいきなり沼田ゲート。といっても浦和の方々には全くわからないでしょうが、端的に言えばビックアーチまで2km足らず、アストラムラインの終点「広域公園前」まで一駅のところに出てきます。

 これまでビックアーチといえばアストラムラインでチンタラチンタラ行くのが常識と思っていたアナタ。「こりゃー英和!!」とびっくりすること請け合いです! バス賃も390円と安く、いいことづくめのように思えますが・・・

 残念ながらゲートを出たところでバスは大渋滞に嵌り、ピクリとも動きません。前を行くバスからは乗客がゾロゾロ降りはじめます。運転手は臨時にかき集められた人らしく、付近の地理に不案内でビックアーチへの行き方も知らないようですが、スタジアムが見え出したあたりで私も下車しました。

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 「Aシティ」というのはスタジアムから見える高層マンションのことで、それに向かって坂をひたすら登ります。Aシティからさらに坂を登るとスタジアムのアウェー側ゴール裏近くに出てきますが、このあたりは整備が進んでいないようでただの原っぱが広がっているだけ。ここで直接スタジアムへ入れてくれれば楽なのですがさすがにそうはいかず、正面近くまでジャリ道を歩かされます。

 「渋滞がなければ非常に便利だが、渋滞に嵌れば急坂を登るハメになる」というのが「Aシティー」アプローチ。この日の大渋滞は特別だったのかもしれませんが(スタジアム周辺には路上駐車がゴロゴロ。中には歩道に停めているバカもいまして、これらが渋滞に拍車をかけていたのは明々白々。広島の運営は一体どうなっているのか???)、体力に自信のない方や時間に余裕のない時はあまりお勧めできません。

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2004.05.05

闘魂 ~ 浦和 1-0 鹿島

 鹿狩り!鹿狩り!鹿狩り! 血豆色の鹿どもはもはや埼玉の地で地ベタに這いつくばり続けるしかないのだ。

 得点こそエメルソンの1点に留まったが、セットプレー以外鹿にチャンスらしいチャンスを与えない完勝。あれだけボロボロだったDFが闘莉王の加入と中盤の奮闘で安定し出したのが勝因だろう。やはりこのチームはオッサンの直感どおりあの広島戦後半45分で何かを掴んでいたのだ。

 細かく見ればまだまだ粗はいっぱいあるのだけれど、今日は選手の闘う姿勢が素晴らしかった。点が入らなくても楽しい試合。こういう試合をオッサンは見たかったのだ。あまりに嬉しくて、オッサンは帰りにエビスのロング缶を買ってしまったのだ(^^)

 達也の負傷で広島戦後半と同じ1トップ2シャドー(といってもほとんどの時間で長谷部が前、山瀬が後ろ)。今日は中盤でボールを奪った時の動き出しに格段の改善が見られた。ポジションチェンジは右サイドで見られるくらいで、オフト時代に戻ったような感じだが、それが選手たちの迷いをかき消したのかもしれない。平川-長谷部の連携で何度も右サイドを突破。前半は闘莉王のロングフィードからのチャンスメークも目立った。

 今日目についたのはアレックス。「4億円の不稼動資産」なりに反省するところがあったのか、髪をいきなり赤く染めたマッチ棒スタイルでスタジアムを驚かせたが、わずかながら覚醒の兆しを見せ始めたように思う。サイドからの鋭いクロスが一本あった他、徐々に持ちすぎの傾向が解消し出し、パス&ゴーの動きが出来るようになってきたのではないか。但し守備意識が希薄なのは相変わらず。

 アレックスと長谷部が攻撃に重きを置く分、啓太&酒井&平川&山瀬の奮闘振りは凄まじいの一言に尽きた。彼らが鹿島の中盤を好きにさせなかったのが何より良かった。山瀬はエリア内へ飛び出す動きがどうも思うようにいかないせいか、長谷部と比べると攻撃面の存在感は薄いもののなりがちだが、危ないところは最終ライン近くまで駆け戻って必死に防戦。きっと何かを掴むためにもがき苦しみながら懸命に走っているのだろう。

 試合前日には毎回非公開練習をやっている割には、さっぱり改善の後が見られないセットプレー。これが今日の最大の課題だろうか。

P.S.
 オッサンは嬉しさのあまり帰宅して2回もビデオを見返してしまったのだが(^^; エメの頭もなんか剃刀負けみたいな痛々しい感じに仕上がっている(笑) これなら坪井もなんかやって欲しかったところだが、「カブ・ドットコム証券」からお叱りがあるかもしれんなぁ(^^)

 あと闘莉王の横髪に入っているストライプもなんだか変。

 そういえば出てきたばかりの内館がファウルを取られてブチ切れ、いきなりイエローをもらうのも変だったが、「闘莉王効果」でこのチームはどんどん笑いを取る方向へ走ってしまうのではないかとオッサンはくだらん心配をしてしまうのであった。

 なお振り切られた室井が思わず相手を引き倒してしまうのは仕様通りなので案ずることはない。

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2004.05.04

ごらんアウェー:広島2004

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 2年ぶりの広島はずいぶんと変わっていました。

 なにより驚いたのはいつもガラガラのビックアーチが大入りになっていたこと!! いつもならバックスタンド上段には空席を埋めるかのようにビックフラッグが張られているのですが、この日はそんなものは影も形もなく、人が来るわ来るわでなんと29000人。ビックアーチの収容数は5万人だから、アウェー側ゴール裏はもちろんバックスタンドにも見た目以上に空席があったのかもしれませんが、昨年まで平均観客動員数が1万人を切る広島にこれだけの観客が来たこと自体が新鮮な驚きでした。

 運営サイドはこれだけの観客をさばいたことがないせいか、ビックアーチ周辺に大渋滞を巻き起こす等、混乱が相次いだようです。ようやくスタジアム入りしたらゲーム後半だったという笑えない話も漏れ伝えられています。

 Jリーグのサイトで4/27時点の販売状況を見ると前売りで出たのは「10~30%」でしかありませんから、この日の大入りはタダ券とか強制動員とか何かあったのかもしれません(そういえば団体さんのご紹介では高校の名前がずらずら。中には滋賀県の名門「膳所高校」の名前もありましたが、修学旅行中なんでしょうか???)。帰り道に地元の方に伺いたかったのですが、こちらはレプリカ着用だったので自粛しました(^^;

 それはともかく、ビックアーチもついにアウェー客の隔離を敢行。チケットにホーム・アウェーの区別はないので、これが今回限りのものなのか、恒常的なものかはわかりませんが、ガラガラの広大なバックスタンドでまったりと観戦できるというビックアーチの数少ないメリットが失われ、ゴール裏での観戦を強いられることになったのは非常に残念です。ビックアーチは国立に非常に良く似た造りなのですが、スタンドは押しなべて国立よりもやや傾斜が緩いのが難点。「遠い・ぬるい・見づらい」の3拍子揃ったスタジアムで、一見さんを定着させるのは非常に難儀だと思います。

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 広島といえば熊のサンチェ(焼肉と一緒に食べるのはサンチュなので間違えないように。ちなみに巨人にいたのはサンチェで合うてます(苦笑))。イマイチ親しみを感じないキャラですが、そのサンチェにもようやく彼女が出来たようです。その名は「フレッチェ」。もう芸もセンスも何もないネーミングで恐れ入りました。サンフレ公式サイトによるとフレッチェは2000年に誕生していたようですが、双方J2に転げ落ちてすれ違いの時期があったせいか、これまで目に留まりませんでした(^^;

 試合開始前にはここでもダンス。もっとも3段組のタワーを披露するなど、結構本格的なチアダンスでして、ミニのコスチューム共々オッサンも感心しきり。ピッチには入らず、メインスタンド近くでしかやらないのは残念でした(補:調べたところやはり広島チア・リーディングクラブ「GUTS」というバリバリの本格派だったようです。でもダンスにはなぜか男性が1名入っていました。ミニスカのねーちゃんを肩車してうらやましいぞ、このー(^^;)。


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2004.05.03

曙光 ~ 広島 0-0 浦和

 ついに闘莉王が復帰し、ほぼベストメンバーを揃えて広島戦に臨んだが、その内容はやはり芳しいものではなかった。代表遠征帰りの坪井は凡ミスを繰り返し、病み上がりのエメに切れはなく、おまけに達也と啓太は負傷交代。残念ながら負けなくて良かったと思わざるを得ない。

 前半は無残だった。出場メンバーの差を考えれば、完敗を喫した先の清水戦よりも悪いといっても差し支えない。

 攻めては広島の分厚い中盤のプレスの前に全くボールが繋げず、オフト時代を髣髴させるかのような安易な横パスに終始。エメが個人技でなんとかしようとするが、この日はいかんせん切れがなくて終始不発。たまに縦パスを入れれば一発で広島に拾われて逆襲を浴びる。パスは足元へのパスばかり。動かないのか、動けないのか。チームとしての意思統一ができていないので、恐くて走れない、後ろからパスが来ることを信じて走れないのだろう。

 「攻撃的に行く」とか「激しいポジションチェンジ」とか、ギドが当初掲げた方針は完全に崩壊し、全く動かない選手たちがこわごわパスを回しているだけ。

 広島の攻撃は至極単純で、ボールを奪ったらWBが一気に敵サイドへダッシュ。そこへ一気に展開し、1トップのチアゴへ折り返すというもの。前半はこのサイドへ開いた選手への対応が不十分で何度も危険なクロスを上げられた。

 全くどうしようもない前半だったが、後半は何か監督からなにがしか激があったのか、はたまた単に広島が疲れただけなのか、なんとか中盤でボールが回せるようになる。平川が何度もスペースへ走りこむ動きが出始める。相変わらず走らない三都主には困ったものだが、それでもドリブルで相手を交わしてチャンスメーク。左右からのサイド攻撃で何度か見せ場を作る。ちょっと前がかりになってカウンターを浴びる場面もあったが、今日は室井がよく防いだ。

 具体的な根拠は何もない。だが後に振り返ってみれば、「第7節広島戦の前半45分」が今季最悪の時間帯だったと思えるような気がしてならない。長いトンネルに入ってしまったレッズに少しだけ明かりが差してきたように思える試合だったのではないか。

<補足>

・暢久ベンチからも外れる。当方予想以上の厳罰で、ギドの怒りが目に浮かぶ。暢久のことだからちょっと立ち直りに時間がかかると思うが・・・

・長谷部もスタメン落ち。好調長谷部を外したことに批判も多いようだが、長谷部は山瀬と比べると守備意識が薄いのが問題。おそらくギドは守備の立て直しを第一義にする方針にしたのだろう。

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2004.05.01

清水、羽衣伝説

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 清水といえば次郎長に三保の松原、それに羽衣伝説である。

 もっとも「羽衣伝説」は日本各地に伝えられているもので、何も清水の専売特許でもなんでもない。オッサンが育った大阪・泉北の地にはその名もズバリ「羽衣」というところがあり、付近の海岸は昔は三保の松原同様「白砂青松の地」として知られていたそうだ。ちなみにオッサンといえどもその頃を知っているほど年ではない(^^;

 従って何も清水に羽衣を独占させておく謂れはないのだが、やはり海越しに見える富士山が絵になるのと、シーチキンでおなじみの「はごろもフーズ」の本社が清水にあるのに免じて「羽衣伝説といえば清水」ということで勘弁してやらぁ。

 日本平スタジアム行きシャトルバスを降りると、なぜか目の前には防災倉庫。それに描かれているのは写真の天女である。サッカーボールを捧げ持つ天女。清水らしいいい絵だ。

 今年も試合開始前やハーフタイムには性懲りもなく"ORANGE WAVE"が退屈な踊りを繰り広げていた。なんか誰もが止めたいと思っているがおいそれとは止められない、爺古代表監督か暢○キャプテンみたいな存在になっているような気がするが、ここは起死回生の一手として天女スタイルにしてもらえないだろうか? 萌え萌え度4倍増にはなるかと思うが。

P.S.

 同じような感想を持つ人はいるようで、オッサンの後ろに座っていた妙齢の女性は「エンターテーメント性が感じられない」とのたまわっておった。全く同感であるが、女性が女性を批評する時の刃の鋭さには時折震え上がってしまうオッサンである(^^;

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