ごらんアウェー:広島2004
2年ぶりの広島はずいぶんと変わっていました。
なにより驚いたのはいつもガラガラのビックアーチが大入りになっていたこと!! いつもならバックスタンド上段には空席を埋めるかのようにビックフラッグが張られているのですが、この日はそんなものは影も形もなく、人が来るわ来るわでなんと29000人。ビックアーチの収容数は5万人だから、アウェー側ゴール裏はもちろんバックスタンドにも見た目以上に空席があったのかもしれませんが、昨年まで平均観客動員数が1万人を切る広島にこれだけの観客が来たこと自体が新鮮な驚きでした。
運営サイドはこれだけの観客をさばいたことがないせいか、ビックアーチ周辺に大渋滞を巻き起こす等、混乱が相次いだようです。ようやくスタジアム入りしたらゲーム後半だったという笑えない話も漏れ伝えられています。
Jリーグのサイトで4/27時点の販売状況を見ると前売りで出たのは「10~30%」でしかありませんから、この日の大入りはタダ券とか強制動員とか何かあったのかもしれません(そういえば団体さんのご紹介では高校の名前がずらずら。中には滋賀県の名門「膳所高校」の名前もありましたが、修学旅行中なんでしょうか???)。帰り道に地元の方に伺いたかったのですが、こちらはレプリカ着用だったので自粛しました(^^;
それはともかく、ビックアーチもついにアウェー客の隔離を敢行。チケットにホーム・アウェーの区別はないので、これが今回限りのものなのか、恒常的なものかはわかりませんが、ガラガラの広大なバックスタンドでまったりと観戦できるというビックアーチの数少ないメリットが失われ、ゴール裏での観戦を強いられることになったのは非常に残念です。ビックアーチは国立に非常に良く似た造りなのですが、スタンドは押しなべて国立よりもやや傾斜が緩いのが難点。「遠い・ぬるい・見づらい」の3拍子揃ったスタジアムで、一見さんを定着させるのは非常に難儀だと思います。
広島といえば熊のサンチェ(焼肉と一緒に食べるのはサンチュなので間違えないように。ちなみに巨人にいたのはサンチェで合うてます(苦笑))。イマイチ親しみを感じないキャラですが、そのサンチェにもようやく彼女が出来たようです。その名は「フレッチェ」。もう芸もセンスも何もないネーミングで恐れ入りました。サンフレ公式サイトによるとフレッチェは2000年に誕生していたようですが、双方J2に転げ落ちてすれ違いの時期があったせいか、これまで目に留まりませんでした(^^;
試合開始前にはここでもダンス。もっとも3段組のタワーを披露するなど、結構本格的なチアダンスでして、ミニのコスチューム共々オッサンも感心しきり。ピッチには入らず、メインスタンド近くでしかやらないのは残念でした(補:調べたところやはり広島チア・リーディングクラブ「GUTS」というバリバリの本格派だったようです。でもダンスにはなぜか男性が1名入っていました。ミニスカのねーちゃんを肩車してうらやましいぞ、このー(^^;)。
*当日広島へ行かれた方、体験談等コメントしていただくと助かります。今なら浦和御殿(本体)の「ごらんアウェー」に合わせて収録されるという特典が付いています。
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