惨殺:ナ杯 大分 0-3 浦和
携帯で現地から豆レポートをアップしたつもりでしたが、どういうわけかアップされているのは「竹瓦温泉」だけ。「こいつは何しにいっとるんじゃぁ!!!」と不審に思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと試合も見てきました。
試合の様子は既に報じられているとおりレッズの完勝。ゴール前での細かいパス交換から山瀬が抜け出して先制! さらに中盤深いところから永井が長駆ドリブルで切れ込んで追加点!こいつにはしびれました(^^) さらに後半早々なんと酒井がエリア内に切れ込んでレッズでの初ゴールを記録!
例によって大分は浅めのディフェンスライン(今回は3バックでしたが)を引いて、コンパクトな陣形でレッズを封じ込めようとしますが、蒸し暑さがたたったのか前回の対戦と比べてプレスが甘い感じがしました。これではエメ・達也を欠くとはいえ、レッズの攻撃陣を防ぎれないのはあたりまえです。
前半40分くらいに高松を投入して吉田をトップ下に下げましたが、これはベルガーの失着だと思います。レッズが失点するとすれば、縦ポン一発で室井がスピードのある吉田に振り切られるケース(=駒場で経験済み)が一番ありうるパターンだと思いますが、それを自ら封じてしまったのでますますレッズは楽になりました。おそらくサイド攻撃からマグノ&高松の頭に合わせることを意図したのでしょうが、結局サイドを攻略することもままならず、決定機は1度だけ(マグノがどフリー)に留まりました。
あと2回ほど平川が中へ切れ込んでシュートを放つ場面がありましたが、(平川には悪いですが)平川対策って縦に抜かれてもいいから中には切れ込ませないというのが常識でしょう。ベルガーってレッズのことをほとんど研究していないのかなぁ・・・ 目先の勝ち点にこだわって相手の長所を消しにいくよりも、自分のサッカーをやりにゆく監督といえば聞こえはいいかもしれませんが。
3点を取って早々と試合を決めたレッズは故障持ちの闘莉王を堀之内と交代。その場では余裕をかましたのだと思ったのですが・・・どうも闘莉王の状態はかなり深刻なようです。スタッフの心配振りは遠征メンバーにも表れてまして、ベンチ入りはなりませんでしたが、遠征には西村が帯同していました。闘莉王がダメで堀之内が先発した時のベンチ要員だったのでしょう。おまけに試合開始前には堀之内がスタメンに混じってアップしていましたので、2人1組の練習の時には堀之内がオロオロする場面も(^^)
久々に安心してみていられる試合でしたが、あえて苦言を呈するとしれば久々登場の長谷部が精彩を欠いたことと、後半再三のカウンターのチャンスを決められなかったことでしょうか。永井に代わって入った梅ツァは短い時間でしたが持ち味を存分に発揮したと思います。
さて、こうなるとリーグ戦での三都主のスタメンはかなり危ういのではないかと思うのですが、ギドはどうするでしょうか?
P.S.
「ごらんアウェー」的にも収穫が多かったので、細切れにアップします。
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