ごらんアウェーin広島-Aシティーで行こう
ビックアーチへのアプローチの一つとして、サンフレの公式サイトやレッズの「MDP」にも紹介されている「こころ・花の季台」行き広島電鉄バス。長らくオッサンにとって謎の存在だったのですが、今回それにチャレンジしてみました。時刻表はこちら。
始発は広島のバスセンター。ここのバスセンターは高速バスと市内の路線バスが渾然一体となって発着します。従って「こころ・花の季台」行きバスの乗り場を探すのが一苦労(バスセンターはそごう併設のセンタービル3Fにありますが、そもそもそこへたどり着けない人がいるかもしれません(笑))。公式サイトに載っているといっても実態はただの路線バスで、「ビックアーチ」へのアクセス手段として積極的に紹介している風はなく、バスセンター内にもそれらしい表示はありませんので注意しましょう。
バス乗り場は4番乗り場-西方面「高速4号線経由 花の季台 こころ 五月が丘 くすの木台 免許センター」と表示されていますのでメモメモ。乗り場では「こころ・花の季台」行きではないバスもやってきますが、そこはさすがに広島電鉄バスの係員が「ビックアーチへの方はこちらぁー」と誘導してくれます。
17:18分発の定時バスは満員になってしまいましたが、臨時バスを仕立ててくれたようなので、それに乗り込みます。座席が全部埋まるくらいの乗りで発車。
バスは少し市街地を走った後、太田川放水路を渡っていきなり長大トンネルに入ります。どこに連れてゆかれるのか多少不安になりますが、トンネルを抜けるとこれまたいきなり沼田ゲート。といっても浦和の方々には全くわからないでしょうが、端的に言えばビックアーチまで2km足らず、アストラムラインの終点「広域公園前」まで一駅のところに出てきます。
これまでビックアーチといえばアストラムラインでチンタラチンタラ行くのが常識と思っていたアナタ。「こりゃー英和!!」とびっくりすること請け合いです! バス賃も390円と安く、いいことづくめのように思えますが・・・
残念ながらゲートを出たところでバスは大渋滞に嵌り、ピクリとも動きません。前を行くバスからは乗客がゾロゾロ降りはじめます。運転手は臨時にかき集められた人らしく、付近の地理に不案内でビックアーチへの行き方も知らないようですが、スタジアムが見え出したあたりで私も下車しました。
「Aシティ」というのはスタジアムから見える高層マンションのことで、それに向かって坂をひたすら登ります。Aシティからさらに坂を登るとスタジアムのアウェー側ゴール裏近くに出てきますが、このあたりは整備が進んでいないようでただの原っぱが広がっているだけ。ここで直接スタジアムへ入れてくれれば楽なのですがさすがにそうはいかず、正面近くまでジャリ道を歩かされます。
「渋滞がなければ非常に便利だが、渋滞に嵌れば急坂を登るハメになる」というのが「Aシティー」アプローチ。この日の大渋滞は特別だったのかもしれませんが(スタジアム周辺には路上駐車がゴロゴロ。中には歩道に停めているバカもいまして、これらが渋滞に拍車をかけていたのは明々白々。広島の運営は一体どうなっているのか???)、体力に自信のない方や時間に余裕のない時はあまりお勧めできません。
*当日広島へ行かれた方、体験談等コメントしていただくと助かります。今なら浦和御殿(本体)の「ごらんアウェー」に合わせて収録されるという特典が付いています。
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