ごらんアウェー:デミカツ丼
岡山の隠れた食の名物の一つに「デミカツ丼」(ドミカツ丼ともいう)があります。普通のカツ丼は卵とじになっていますが、デミカツ丼はカツの上にデミグラスソースがかかっています。言ってみればただそれだけなのですが、なぜか岡山にしかありません。
実食したのは岡山の中心街「表町」にある「やまと」。昼時なので行ったときにはもう10数人の待ち行列が出来ていました。並んでいるのは地元の方が大半のようですが、どう見てもよそ者の団体さんもいたりします。女性も多いようです。
岡山のカツ丼は「デミカツ丼」であることがデフォルトなのか、店内のメニューには「カツ丼」としか書かれていません。700円也。
店の外観はどうみてもしょぼい洋食屋にしか見えませんが、この店は実は「ラーメン」のほうが有名で、くそ暑いのにも関わらず店内はラーメンを食べている人がほとんど。件の団体さんもラーメン目当てのようです。中にはラーメン+カツ丼(小)という豚まっしぐらなコースを頼む猛者も・・・
で、感想ですが、デミグラスソース自体に思い入れがないと、カツ丼としてはちょっと寂しい感じがしました。だいたいオッサン自体、デミグラスソースって何?と聞かれても「なんかケチャップとソースを足して2で割ったような・・・」としか答えられません(恥)。カツは小さくてやや硬め。
まあ、話の種に一回食えばいいかな、という感じ。変り種のカツ丼としては駒ヶ根や福井のソースカツ丼のほうがオッサン的には断然お勧めです。名古屋の味噌カツ丼にも負けるかなぁ・・・ あとソースカツ丼とは違って地元の名物として積極的に売り出す姿勢が、岡山の街にはほとんど見受けられないのも不思議です。
P.S.
カツ丼の写真は公式HPのメニューよりもオッサンのほうが旨く見えるでしょ(^^)v
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