ごらんアウェー:大分2004(4)
ビックアイの禁止事項で他に類を見ないと思われるものに「ビデオ撮影禁止」というのがあります。下記は「大分トリニータサッカー試合運営管理規定」からの抜粋
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■第4条(持ち込み禁止物)
運営・安全責任者が特に必要と認めた場合を除き、Jリーグ統一禁止事項の持ち込み禁止物及び次の各号に掲げる物を施設に持ち込むことはできない。
(1)投擲を目的とすると思われる物。
(2)ベビーカー、アイスボックス、旅行用鞄等大型又は大量の荷物。
(3)動物の類。(盲導犬、聴導犬及び介助犬を除く)
(4)無線通信機器。(携帯電話及びPHSを除く)
(5)フルフェイス型ヘルメット。
(6)特定の会社又は営利企業の宣伝を目的とし若しくはそれを連想させ、公序良俗に反した掲示板、立て看板等。
(7)その他大会の運営若しくは進行を妨害し、他人に迷惑若しくは危険を及ぼし、又はそれらのおそれがあると警備従事員が認める物。
(8)三脚、ビデオカメラ
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よほど気になるのか、禁煙と合わせて「撮影禁止」のボードを掲げた係員が試合開始前にそこら中を巡回しています。
4項に「無線通信機器」の持込を禁止していることを合わせて察するに、いわゆる「スパイ行為」を警戒しているものかもしれませんが、それはどう贔屓目に見ても自意識過剰というものでしょう(笑)
ちなみにレッズの試合運営管理規定にも「営利目的でのビデオ撮影禁止」の文言がありますし、似たような文言を掲げるクラブもあります。が、大分のように禁煙と並ぶくらいの取締り対象に掲げるのはちょっと異様な感じがします。「知らしむべからず、よらしむべし」をモットーとし、情報隠匿を習性とする官僚体質がこんなところで露呈しているのかも(^^)
あと山の中にあるスタジアムなので、バイクでやってくる人も少なくないと思うのですが、第5項は文句がでないのでしょうかね???
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