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2004.07.31

元祖 札幌や

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 こういうネタは旬を逃しては話にならないので、早速行ってまいりました。

 行ってきたのはサッカー女子日本代表FW荒川恵理子選手の実家として知られる「元祖札幌や」。彼女の愛称「ガンちゃん」の由来はその屋号から来ていることはつとに有名です。

 「元祖札幌や」のある「練馬中央通り商店街」入口には荒川選手の横断幕が。「元祖札幌や」は商店街のほぼ中央。容易に見つけられると思いますが、強いて言えばその手前に中華料理屋があるので、それと間違えないように。店頭に結構でか目のサンプルケースがあります。

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 何分暑いので早速店内へ。店内は小さなカウンターとふた昔前の喫茶店みたいなソファーがついたテーブル席がいくつか。至って平凡なラーメン屋です。昼時でそこそこお客も来ており、ラーメンライスを食べるオッサン衆や餃子をつまみにビールを飲むオヤジもいたりします。

 非常に意外なことですが、店内には荒川選手の写真が2点あるのと、代表のタオルマフラーが掛かっているくらいで、あとは荒川選手の実家であることを伺わせるものは何もありません。ベレーザ各選手の色紙どころか本人のそれも全然ありません。わざわざ練馬まで出かけた割には非常に拍子抜けしました(^^;

 拍子抜けといえば、商店街やその周辺、さらには彼女が働いている(いた?)という某スーパーを見ても、件の横断幕以外はあんまり荒川選手激励のポスターの類はありません。うーん、無駄足だったか・・・・

P.S.
 食べたのは「つけそば」(500円)。味についての評価は割愛します。

P.S.2
 元祖「実家がラーメン屋」といえば柳沢選手。その様子はこちらがめちゃくちゃ詳しいです。

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日本 4-0 ベネズエラ

 ようやくビデオを見終わりました。

 大勝にケチをつけるようで恐縮ですが、なんなんじゃこのベネズエラは??? 立ち上がりから20分こそ出足も快調で、日本はほとんどボールが繋げない有様でしたが、その後急速に失速。後半はもうただ突っ立っているだけでしたね。A代表とのことですが、先の韓国や豪州と比べると随分と格下って感じ。やっぱり時差の大きいところから呼んだチームってこんなもんなんでしょうかねぇ・・・

 山本監督の本当の目論見がどうだったかはわかりませんが、結果としては「格下相手に良い攻撃のイメージを作って本番に臨む」という本番前にありがちな調整試合となったようです。

 後半から投入された達也。広島戦での負傷後明らかにパフォーマンスを落としており、ひょっとして五輪予選が今年のピークだったかもと心配しましたが、ようやく復調のきっかけを掴んだようで安心しました。エリア外からのシュートが目立つようになったのは、「チャンスがあればどこからでもシュートを狙う」エメの姿勢に学ぶところもあったかと思いますが、やっぱりイマイチ切れのないドリブルに対する自信のなさがそうさせたんじゃないかな。でも今日の試合を見て、そんな積極性が良いほうに転びつつあるような気がしてきました。

 達也の良い悪いとは無関係なんですが、松井→小野になるくらいで、今日のスタメンが五輪本番の基本スタメンでしょうね。残念ながら達也はスーパーサブでの起用になることはほぼ確定。最後の勝負どころで一発やってくれることを切に希望します。

P.S.
 今日の最大の懸念事項は、達也同様負傷明けの石川のパフォーマンスが一向に戻らないこと。足の止まっているベネズエラを振り切れないようではちょっと問題。このチームの中盤では珍しい単機能(トップ下としては疑問符が100個くらい付く)の選手ですが、単機能選手をあえて入れた結果がこれじゃ山本監督も頭が痛いでしょうに。

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2004.07.30

闘莉王物語

 噂の「闘莉王物語」、昨日ようやく立ち読みしました。少年マンガ雑誌を手に取るって十数年ぶりかも(笑) そもそもオッサンはマンガ雑誌自体あまり読まないのですが、最近は本屋やコンビニでも雑誌に紐がかかっていて、安易に立ち読みできないようになっているんですね・・・ おかげで3軒目回るハメになりました。

 で、マンガのほうなんですが、オッサンはすっかり涙もろくなっているので、こんな安易なストーリーでもすぐウルウル来てしまいます。

 ただ、望月御大もびっくり。絵だけでは本人を含めて誰が誰だかさっぱりわからないとの評価は頷けるものがありました(今野だけはちょっと似ている)。またそれ以上に、正直たかが五輪予選突破くらいで舞い上がって「物語」を書くなよって気もしますね。闘莉王はこんなちっぽけな目標で満足する奴じゃない。これくらいでいちいち物語書いてたんじゃ、浦和レッズリーグ制覇の暁にはトップ出場選手一名一名に物語を書くハメになるのは必至やん(笑。でも埼玉県内なら完売やで)

 あと闘莉王のJリーグでの苦闘と活躍を全部すっ飛ばしているのは(構成上致し方ないとはいえ)非常に不満。なぜ広島をクビになったのか? 水戸での大ブレイクの原因は? 名言「あのFW代えてよ!」はどういうシチュエーションで出てきたのか? 高校時代の苦労話だけじゃなくて、プロ入り後の「影」の部分を掘り下げないと五輪代表での「光」は見えてこないと思うのだが。


P.S.
 食堂に呼びつけられた新人は「カニ」じゃないかな? ユース出身の新人なら多少は勝手も知っていると思うし・・・

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2004.07.28

日本 0-0 イラン

目先の勝ちに拘って、くそ暑い環境にも関わらず予選3試合をほぼ同じメンバーで戦ってしまう爺古。ここまでは予想通りだったが、1位通過は予想以上。オマーンとは引き分けると予想したのだが・・・

 脳内メモリーの少ない爺古ですから、準々決勝もおそらく同じメンバーでしょう。ヨルダンを甘く見ていきなり先制され、そのまままんまと逃げ切られるという展開を考えていますが、どうなることやら。

P.S.

 しかし、全く機能しない両WBをそのまま放置しておく爺古の慧眼には恐れ入るしかない。

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2004.07.27

インテル戦

 やれダブルブッキングだの、メンバーがしょぼいだのと悪評プンプンのインテル戦ですが、オッサンはハナからTV観戦組です。真剣勝負のリーグ戦やカップ戦ならどんなに遠かろうと万難を排して観戦にでかけますが、一種のお祭りでしかない試合にはなかなか触手が動きませんね。

 何事にも「選択と集中」が必要かと。

----------------

 で、焼酎をちびちびやりながらTV観戦してましたが、まったり感はやむを得ないとはいえ、昨年よりは楽しめる試合だったのではないでしょうか? エメや永井のコンディション作り、堀之内やアルパイの調整にも役立ったようですし。

 既に随所で言及されていますが、赤&青のスティックバルーンをレッズ戦で配るとは驚きを通り越してあきれ返ってしまいました。あれは実にうるさい。Jリーグではガンバがよく配っているのですが、子供(に限らんか・・・)があたり構わずバコバコやるので閉口します。

 某スポンサー様が配ったとの話がでていますが、日頃レッズ戦をちゃんと見ているのかどうか、いささか心配です。


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2004.07.26

ごらんアウェー:松本アルウィン

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アクセス:☆☆

 松本駅からシャトルバスで30分とのふれこみだったが、行きは夕方のラッシュに重なって松本駅を跨線橋で越えるのに時間がかかったのと、スタジアムを目前にして車でやってきた地元客の渋滞に巻き込まれて40分強かかりました。ルートは結構変わったところを通っていて、2両編成の松本電鉄が見えたかと思うと、長野道の側道みたいなところをズルズルと南下したりします。普通空港へ向かう道路ってきっちり整備しそうなものですが、長野五輪の恩恵をほとんど受けなかった松本はこういうところでも割を食っているのかも。

 帰りはメールをぷちぷちやりながらだったのでほとんど行路は観察していませんが、夜になってスタジアムとは関係のない車が少なくなったせいか、30分足らずで着きました。帰りのバスは往々にして駐車場から出る車の渋滞に巻き込まれがち(例:馬鹿島スタジアム)ですが、アルウィンはきっちりとバスの出る道を確保していたようです。

 もっともオッサンはスタジアムをさっさと出るタイプなので、「そりゃ違うぜよ!」というツッコミがあればなんなりとお願いします。

 片道500円也。距離相応の値段だと思いますが、アルピコグループのバスはいかんせんボロい。冷房なんて微妙な風がちょろちょろでるだけで、入っているのか入っていないのかわからんくらい。でもバスにやたら詰め込んだりせず、人数をきっちりカウントして補助席がいっぱいになる程度で逐次発車させる手際の良さは誉めていいと思います。

Matsumoto2.jpg


見やすさ:☆☆☆☆

 球技専用。隣に空港があるので、試合中に飛行機の離発着(というか轟音か)が堪能できることで名が知られているが、残念ながらこの日はナイターで最終便の離発着が終わった後。残念。

 四角なのですり鉢状というのは変だが、半地下型の変わった構造になっている(水はけの具合は不明)。スタンドはそこそこ傾斜もあり、また高さもある程度確保しているので、見やすさでは2万人規模のスタジアムの中では国内屈指。但し、新しいスタジアムには珍しいことに屋根がほとんどない(メインスタンドにちょこっと屋根が付いているが、ここだけ妙に市原臨海に似ている)ので、その点は仙台や鳥栖に遠く及ばない。屋根どころか、通路とかコンコースといったものもなく、雷雨に見舞われた観客が身を隠せるような場所はほとんどないというのがこのスタジアムの最大の欠点。もちろんカンカン照りの時も難儀だ。

 椅子は背もたれ付きの固定式だがカップホルダーはない。ゴール裏上段は立見席になっていて手すりが付いている。バックスタンドでの観戦だったが、終始イカ焼のような臭いが漂ってくるのが気になった。オーロラビジョンがアウェー側ゴール裏にあるが、他のスタジアムのそれと比べるとかなり小さい。

 またこのスタジアムで目立つのは、バックスタンドに覆いかぶさるかのように取り付けられた照明だろう。ちょっと見るとバックスタンドに屋根を付けようとしたが、予算がなくなって止めてしまったかのような按配に見えるが、隣に空港があるので高い照明塔を立てようにも立てられず、仕方なくこういう形になったのだろう。半地下型のスタジアムもおそらく同様の理由によるもので、普通にスタジアムを作るとやはり離発着の邪魔になるから半地下にしたのだろう。

 だが翻って考えると、土地なんて他所にいくらでも余っているところ(^^)なのに、なんでよりによってそんな建築条件の厳しい土地にスタジアムを作ろうとしたのだろうかという疑問がフツフツと沸いてくる。たぶん松本空港滑走路拡張の際に、地元への見返りとして無理やり作ったんだろうな・・・普通にスタジアム作るより金かかったんだろうな・・・と考えるとなんだかやるせない気分に。


(2004.7.24 観戦&記 雷雨のため写真はあまり取れず、残念)


*当日アルウインへ行かれた方、体験談等コメントしていただくと助かります。今なら浦和御殿(本体)の「ごらんアウェー」に合わせて収録されるという特典が付いています。

*早速「レッズの片隅で」様からアルウィンの階段の「構造問題」について図解を頂いた。必見。

red FAT absorbers様から車でのアクセスについてトラックバックを頂いています。

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2004.07.25

日テレ 1-0 田崎

 松本からの帰りに寄って見ました。

 やや田崎が押し気味の展開が続きましたが、荒川(いつの間にか頭がボンバー化している!)のゴールで日テレの勝ち。

 暑い中結構な観客が来てました。会場のマイクの調子が悪くて選手紹介もままならない状態だったので観客数の公式数もよくわかりませんでしたが、メインスタンドはほぼ一杯。噂通り日を遮るものはほとんどない環境下でしたが、風が強かったのは観戦の助けになりました。試合内容については特に語ることもありませんので、以下雑感だけ。

・ベレーザはとにかくでかい!横にでかい沢、弥生の両関取は別格として荒川はじめ体格の良い選手がずらり。逆に川上・山本・新甫からなる田崎の中盤が極端に小さく(選手名鑑の身長、サバ読んでない???)、とても日本女子同士の戦いとは思えない様相を呈しておりました。

・ハワイ川上。このくそ暑い中、フィールドプレーヤーでは一人だけ長袖!それじゃまるで刺青者やで(洒落になってなかったりして・・・)

・ロナウジーニョ山本。平常もガニ股でひょこひょこ歩く。跨ぎフェイントのやりすぎか?

・ポニーテールがトレードマークの酒井。ところがベレーザにはポニーテールが大勢いて、最初はちょっと酒井の識別に戸惑いましたが、両関取とは体格が違うし、DFの2人とはポジションが違うので、次第に慣れてきました(^^;

・神戸からペルーレサポ参上。ポリバケツを太鼓代わりに奮闘しておりました。ガンバリは賞賛したいところですが、正直ちょっと「戦術君」ぽくてうざいかったです。サポーターと指示ラーが一体になっちゃいかん。

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2004.07.24

閃光:ナ杯 市原 1-2 浦和

 今日は良いものを見た。

 年に数試合、しかもその試合の中でも限られた時間しか姿を現すことがない、「浦和の皆既月食」といわれる「本気の暢久」を間のあたりにしたからである。通常モードの市原を攻めあぐみ、良い形はほとんどできなかったが暢久の2発がチームを窮地から救った。

 試合自体は市原ペース。3トップで巻のポストプレーを使ったり、単純にスペースに出したりしながら、レッズのサイドを突いてくる。事実何度かサイドを突破されて何度か肝を冷やした。失点は都築のパンチングが再度巻に当たってしまったものでちょっと不運だったかもしれないが、それ以前に羽生に簡単にクロスを上げられているほうが問題。それ以外に内舘がマルキーニョスに引きずり倒されたり、アルパイが林にぶち抜かれるなど、何度か得点機を与えたりした。

 また阿部がいなくても、市原のセットプレーはそれなりに威力がある。練習を積み重ねている割にはなかなか効果が出ない浦和との差は依然として大きい。だが運にも助けられて失点は1に止まった。

 浦和は組織だった攻撃ができない。エメも永井もそれほどスペースを与えてもらえない(というか市原の帰陣速過ぎ)上に、コンディションもあまりよくないように見えて、決定機は作れず。山瀬は終始消えてしまっているし、サイドからの崩しも満足にできない。アルパイの攻撃参加は単純にクロスを上げるだけではそれほど相手に脅威を与えられず、リスクに見合ったものとは思えないし。

 組織としての出来は市原に劣っているのは明らかだが、そんな苦しい状況をレッズは暢久の個人技で打開した。これほど反省点が多い試合を物にできるレッズはつくづく強くなったと思う。

P.S.
 闘莉王に代わって入った堀之内。終始無難なプレーを選択したようで、プレースタイルは闘莉王と良くも悪くも対照的。パススピードがちょっとゆるいのが気になったが、尻上がりに調子を上げてきたようだ。総じてまずまずか。

P.S.2
 山瀬の代わりに投入された千島。山瀬が消えまくっていただけに投入自体は正解だが、残念ながら期待に応えたとは言いがたい出来に。カウンターのチャンスでエメ&岡野に素早くパスを出せなかったのは大目に見るとしても、終盤のピンチに前からのチェイスをサボちゃいかん。

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浅間温泉にて

ホットプラザ浅間で一風呂浴びた後、大広間でしばし午睡中。
松本の蕎麦は量が少なく、もう腹減ってきた。くそー金返せ、ゴルア!
なんとかテンションを上げてアルウィンへ向かいます。p505is0005112022.jpg

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2004.07.23

松本でっせ、奥さん!

 いよいよ明日は大一番。

 ここで明日の試合の展望とか、己の意気込みなんかを語るのがごく一般的なレッズ系サイトなんでしょうけれども、そんなご立派なことは他の方々に任せましょう。

 なんってったって明日は松本でっせ、松本。久々にバリバリの観光地でのアウェーでっせ、奥さん!(別に旦那でもいいのだが) 倉敷には行けなかった奥さんも、神戸や別府には連れて行ってもらえそうにもない奥さんも、ここならバッチリでっせ(^^) 当日券あるみたいだし、今からでも間に合いまっせ、奥さん(^^)/

 蕎麦だ、ワインだ、温泉だ! 松本城だ、開智学校だ! ちょっと足を伸ばして安曇野の美術館巡りもしちゃうぞ! 大王わさび園も捨てがたいにゃー・・・・

・・・・・・・やりすぎやっちゅーねん(^^; 本末転倒やっちゅーねん(^^;;

 オッサンは2002年のパラグアイ戦には行っていないので、アルウィン初体験。横の松本空港の飛行機離発着を堪能できないのは残念だけど、「ごらんアウェー」のネタを仕込みに行けとの神の啓示ですな、こりゃ。

 市原が何で浦和戦をよりによってホームチームよりアウェーチームのほうが近い松本で開く気になったのか良くわかりませんが、ありがたやありがたや。多少遠くはなりますが、パルテノン神殿よりははるかに見やすい環境を整えていただいて感謝感謝です。

 当然オッサンは松本で一泊。車で速攻で帰る人がほとんどなようだけど、事故にはくれぐれもご注意。レッズサポ同士で玉突き事故なんてことのなき様。


P.S.
 次は秋田か青森での開催を希望します(^^) JR東日本管内をくるくる回らせてください。

 なお市原の直前練習。なぜか飛騨古川でやってるけど、JR東日本管内から飛び出してもスポンサーから文句言われないのかな(^^?

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2004.07.22

また鹵獲品

 今回の鹵獲品はこれ。ベガっ太君です。

2004_0719_rokaku_VEGALTA.jpg

 マスコットではグランパス一家が別格ですが、ベガっ太君も良い味出しています。あの半開きの口元がえも云われぬ味わいを醸し出しています。嘴をきりりと結んで精悍な顔つきであってしかるべき鷲が、なんか愛嬌を通り越してまぬけっぽい面になってしまってたまりません。同じ猛禽類なんですが、ダイエーの鷹(愛称不明)のほうが格段に垢抜けしています。やっぱり金のかけ方が違うのかなぁ・・・

 ぬいぐるみは実物よりはちょっと可愛い感じ。

 ちなみにベガルタのグッズショップ「CASA VEGALTA」は泉中央駅近くにあり、サテライトの試合開始前に結構賑わっていました。談笑スペースはなく、やや手狭な感じはぬぐえませんが、グッズはかなり充実しています。「REDSISM」等のブランドが導入される前のレッズと似たような感じでしょうか。

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2004.07.21

U-23 韓国 0-0 日本

(P.S.以下を追加)

 たとえ双方得点機の少ないスコアレスドローであっても、日本の選手がフツーに動き、フツーに組み立て、フツーに攻めては守るだけの闘いを見るだけで今は満足です。昨日の糞試合に比べれば。

 クソガキが攻守に妙に張り切っておりました。お約束のイエローももらいましたが、今日は温かい目で見守りましょう。大久保-達也のラインは健在なのですが、平山はもうちょっとポストプレーの精度が上げられないもんでしょうかね。落としたところはたいがい人おらんやん。

 早稲田もイマイチだなぁと思ってたんですが、石川も負傷してから調子を落としているようでキレのあるプレーは見られずじまい。このままじゃ本選は駒野がいきなり右に起用されるかもしれません。

 FKがまともに蹴れない阿部って何しに来たん???

 あと、致命的なのはアゴ端。前回の凡ミスで精神的にダメージを負ってしまったのか、かぶるわ、こぼすわ、キャッチできそうなボールもパンチしてしまうわ、しばらく使いものになりそうにないんじゃないのかなぁ・・・

 なんだかんだといって、結局粗ばかりが目についてしまう試合でしたが、韓国も伝統の縦に速い攻め&鋭いクロスしか攻め手がなくって、これじゃまたグループリーグの突破に失敗しても何ら不思議はない感じ。

 こんな試合でも今は満足なんですぅ・・・(涙目)

P.S.
 昨日の試合で最も凍りついたのは、案外清水サポかな? なんてったってシュートゼロだよ。またスカを掴まされたのではないかと(^^)

P.S.2
 ソウルスタジアム、結構空席が目立ちました。日本同様、A代表よりは人気が落ちるようですが、あれならソウルではなく、ウルサンとかクワンジュとか地方都市でやっても良いように思うのですが。そういえばKリーグチームもなく、使い道のないチェジュのスタジアム(まさに韓国の「利府スタ」。台風で屋根が吹き飛んだままという話を聞いたことがあるが・・・)はどうなっているのだろう???

 あとTV中継ではアウェーの雰囲気がうんぬんとぬかしていたけど、昨日の客入りじゃ日本には何のプレッシャーにもならんのじゃないかな。大方の選手はレッズ戦で慣れていることだし(^^)

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2004.07.20

惜しい、惜しすぎる。オマーン石饅頭

 もう一息でしたねぇ・・・オマーン。

 動きの鈍い日本を尻目にボールを好きなように支配したところまではいいのですが、ベタ引きになった日本守備陣を崩すアイデアに乏しい上に、最後のパスやシュートに精度を欠き、どうしても1点が取れませんでした。

 あとゲームメーカーの癖なんでしょうか、攻撃がオマーンの右サイドに偏ってしまったのも残念。三都主はともかく、中澤はなかなか抜けんちゅーねん。なんで加地やマコを狙わんのや。マコと宮本の間を抜いた場面が2回ありましたが、それを繰り返し狙えっちゅーねん。マチャラ監督の頭には右には坪井がいたままなんでしょうかねぇ・・・

 しかし、日本動けなさ過ぎ。オマーンの動きを見ると日本がコンディション調整に失敗したようにしか思えず、代表スタッフがなんかやらかしたような気がするのですが(邪推)。

 この糞試合を前にケンタは「幼稚園サッカー」みたいな名言が捻り出せんもんかね、もー。

P.S.
 BSで見てましたが、カメラワークも酷すぎ。爺古とかナルトマークは写さんでええから、試合を写せっちゅーねん。

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2004.07.19

ごらんアウェー:仙台スタジアム

 ベガルタJ1昇格後浦和戦は2度とも利府で開催されたこともあり、仙台スタジアムへ行くのは2000年以来。スタジアムそのものには大きな変化はありませんが、周囲の風景は少し変わっていました。

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 なにより目に付くのがこれ。泉中央駅前のイトーヨーカドーと並んで建っているビルにでかでかと掲げられています。でもまん前に出ているマルコスがまさか退団してしまうとは世の中なにが起こるかわかりません。あと小針・佐藤・シルビーニョ・大柴まではわかるのですが、最後尾にいる外国人選手ってひょっとして仙サポから再三酷評されたあげく最近○ビになったあの人でしょうか???(ツッコミ希望) 俊也はこの人よりも期待もされず、人気もないのか・・・(遠い目)

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 これはJ1昇格記念でできたのでしょうか? ちょっと見覚えがありません。

*ごらんアウェー本体:「ベガルタ仙台」

*サテライト:仙台vs浦和を大幅加筆修正しました。

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ママチャリで岩槻

今日の朝練です。曇りがちで涼しく、こんなところまで来てしまいました。もうひと頑張りして東大宮まで行ってきます。p505is0005046483.jpg

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2004.07.18

サテ:仙台2 ー6浦和

 一時は大雨が心配されましたが、試合当日は幸いにも夏空が広がりました。室井や堀之内に加え昨日出場した千島も登場。フォーメーションはこんな感じです。

  梅田  新井
     千島
武藤      小池
  西村  中川
 小林 ホリ 室井
     徳重

 ユース組は大山君がいなくなり、代わりにこれまでFWを務めてきた小池君が右WBに。ストッパーに室井が入ったため、中川がボランチに入りました。怪我明けのカニはともかく、南はチームに帯同すらしていないようです。

 仙台は聞き覚えのある選手は森川と最近売り出し中の萬代くらいで、明日にラツィオ戦が控えているせいか、こちらもユースの比率が高かった模様。

 試合内容はユース選手も含め個人能力差が歴然としており、カウンターから2点を失いましたが終始仙台を圧倒。ウメツァ、千島、新井、西村、おまけにユースの鈴木までゴールを決めて快勝です。仙台は中盤のミスが目立ち、ボールを持たせておけば勝手にこちらにビックチャンスが転がり込んでくる按配でした。

 概して仙台の寄せが甘く、中盤で好きなようにボールを回せたのはいいのですが、残念ながらゴールへ向かってパスを回しているというより、やたら手数をかけているだけといった印象が残りました。つまらないミスから仙台の速攻を浴びての失点(一つは結果的にはPKですが)はいただけません。

・小池からのクロス→ウメツァのヘッド炸裂!
・同じく小池からのクロス→新井!
・千島ミドルシュート!

等々、細かいパス回しとは無関係な得点が多かったような気がします。

 このレベルだとウメツァのフィジカルは驚異的で、DFを抜き去ってのゴールなんぞ絶対にトップでは見られないようなものまで拝めました(^^) 試合終了後は「ウーメー、ウーメー」のコールも飛び出し、本人も満足げ。また千島のテクニックはこの中では群を抜いているのも確認できました。

 調子を戻して来た小林は残念なことに前半負傷交代。太腿を押さえるしぐさをしていましたが・・・

 坪井長期離脱により奮起を期待される室井ですが、ベテランらしからぬ軽率なプレーが目立つなど気になる点も。今に始まったことではありませんがスピード不足は目にあまり、現状ではトップでの活躍は望めそうにありません。次節は堀之内にスタメンを譲るのは必至でしょう。

P.S.
 米国産牛肉輸入禁止長期化のあおりで牛たん業界も苦境と聞いていましたが、仙台駅の牛たん通りは健在。行列も出来てました。

P.S.2
 後ろのオッサンがサッカー指導者のようで、逐一子供にプレー内容を解説してました。野次ラーと違ってこういうオッサンの近くでサッカーを見ると勉強になります。

P.S.3
 仙台サイドから見た試合の様子がこちらに詳しく出ていました。ちょっと仙台に甘すぎと思いますが、オッサンの駄文よりは参考になるでしょう。

P.S.4
 観客はなんと4000人余。スタジアム前の交通整理等多少経費もかかっている中、なんで無料なんだろう(^^? オーロラビジョンはおろか、90分計すら停めてしまうほどの節約ぶりでしたが・・・

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2004.07.17

破砕:浦和 2-1 市原

 オシムの策が決まったかのように思えた。

 前半は「走る市原」の片鱗すら見せず、DFラインでちんたらボールを回し、徹底して時間を潰しながらただただ休息。後半はややピッチを上げて縦ポン一発でのカウンター。

 レッズは分厚い市原の守備に苦しみながらもなんとかサイドを崩してシュートを放つが、これが今日はことごとくGKに当たったり、サイドネットを揺らすだけだったりと、なかなか決まらない。セットプレーも山のようにもらえ、あれこれ工夫はしてみたものの、こちらは決定機に至らない。

 そうこうしているうちに蒸し暑さにやられたのか、後半20分過ぎあたりからレッズの選手は動けなくなってしまう。永井(エリア内で相手DFに引き倒されたのは不憫だったが・・・)、岡野を相次いで投入して活性化を図るが、気ばかりあせって却って決定機は遠ざかるばかり。かたや市原は狙いのカウンターで何度かビックチャンスを掴み、アルパイのカバーで2度ばかりは事なきを得たものの、ついに後半34分に失点。

 誰がどう見てもオシムの作戦勝ち。市原も茶野やマルキーニョスやサンドロを欠いており、しかもアウェー。予選突破のためには負けなければ十分という条件下ではこういう闘い方に出るのが道理。

 そのオシムの策にまんまと嵌り、またしても掲示板等で「劣頭」と蔑まれるのかと思うと憂鬱でならなかったのだが、得点は意外な形で転がり込んだ。破れかぶれと思えたエメのクロスを驚いたことに長谷部がヘッドで決めて同点。ロスタイムには岡野がセットプレーからこぼれたところを蹴りこんで逆転(その前の長谷部の空振りが微妙に効いているかも(^^))。

 誰が長谷部がヘッドで決めると思うだろうか。誰が岡野がスペースのないところでシュートを決めると思うだろうか。理外の理としかいいようのない、知将オシムの想像を超越した逆転勝ちだった。ギドの攻撃精神がオシムの秘策を打ち砕いた、苦しくはあったがレッズの成長を確信させてくれたゲームだった。ビデオで見たオシムの表情は「天は我を見放したか!!!」と言わんかのようであった。

P.S.
 オシムの作戦は理には適っているが、市原の美しいサッカーを見に来た者にとってはやるせないことだろう。市原にはこういうリアリズムを受け入れる土壌が育っているのだろうか???

P.S.2
 アルパイ、満点デビュー!!! 守備はもちろん、ロングフィードもまずまず。闘莉王と共に前線に上がってしまうのは心臓に悪いが(^^)


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一夜明けて。

 返す返すも啓太・山瀬の落選は残念だ。だが、だからといって山本が糞だとかなんとか言ってももはや詮無きこと。オッサンは二人の、そしてレッズのサポートに専念することとした。

 ケインズの言うように「監督は長期的にはみんな糞である」。監督は批判されるのが職業みたいなもの。横で爺古が糞を垂れ流している中で、山本程度を糞、糞言っていると終いには糞も出尽くして脱水症状になるでぇ・・・  汚い話でスマン。

 今日は朝から自分に喝を入れに、ママチャリで大学までサイクリング。

 もう夏休みで学内は閑散としていたが、キャンパス見学会みたいなものが行われていた。聞くと一般向けの見学会で、特に高校生向けというわけではないらしいそうだが、やっぱり高校生の参加が多いとのこと。確かに広い学内なので、在学中には行ったことがないところもゴマンとあるし、謎の建物や遺構も少なくない。「学内トリビア」みたいで結構面白いかもしれないが、オッサンのようなOBにチャチャを入れられる学生諸君がちょっと不憫かも(^^)

 

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2004.07.16

無念-五輪代表決まる

 菊池の選出だけは腑に落ちないが、後は妥当とは言わないまでも、「そういうのもありかな」と思えるメンバー選考と思う。

 啓太抜きだと強い相手に中盤が支えきれるかどうか、今野に過大な負担が掛からないか心配だが、監督はより積極的な闘い方を選択したのだろう。

 山瀬はレッズでも垣間見られるように、まだ完調ではない。飛び出すところまではいいのだが、シュートを決めきれないのがいかにも残念。ライバルの松井・前田も一長一短で山瀬が特段劣るわけではないが、松井を選んだのは監督の好みの問題でしかないだろう。

 啓太よ、山瀬よ、五輪代表が終着点ではないのだ。伸二のごとく、この悔しさを糧にさらなる飛躍を遂げることを切に望む。

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いよカーン

キャラ好きのオッサンですが、とんでもないものを知りました(^^)

3キャラともいい味出してます。ぬいぐるみが出たら即買いです。ユニフォームスポンサーが「ポンジュース」なら完璧なんですが。オレンジェイ君の能書きにある「会える場所:愛媛県下全域の山という山」のくだりが最高に笑えます。

ランニングシャツ姿にみかん箱で原稿を書くのーだ先生。いかにも瀬戸内のガキ風で、これもCool!!

しかしJリーグ昇格前にいきなりキャラ3体ですか。参りました。J昇格をお待ちしております。

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2004.07.15

いやな予感-アジアカップ

 久保はあれだけ揉めたのに、柳沢の出場辞退があっさり認められるのは少々謎ですが、その代わりに呼ばれたのは山田卓。事実上FW2人しかいないやん・・・合掌。

 ここで永井を思い出さなかったのはもっけの幸い(^^)vですが、まともにJリーグ見てなきゃ大黒を思いつかないのも道理か。

 酷暑が伝えられる重慶で3試合とも同じスタメンで戦い、かろうじて決勝Tに進むもやっぱり同じスタメン。案の定コンディションの悪い選手が続出(たぶん玉田が極度に消耗しそう・・・)し、お決まりのように怪我人を出してしまう。そんなシナリオが見えるようです。


 

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2004.07.14

日本 0-1 チュニジア

馬鹿島が山本ジャパンへ向けて放つ恐るべき刺客!!!

最弱点と目されたGKをオーバーエイジで補強したつもりが、それがまさか刺客だったとは・・・
青木がいなくなってヤレヤレと思ったら、やっぱりやってくれますねぇ・・・さすが爺古門下生。

それはまぁ冗談として、闘莉王以外のスタメン・フィールドプレーヤーが全員「当落選上のアリア」とはマッサーもやりすぎ。しかもイボ愛子をボランチで使うとは人が悪い。慣れない仕事をやらせてミスを待つとは、まるでリストラの常套手段やん。

後半になって少しずつレギュラークラスが入ってきて、ようやくチームらしい動きができるようになりましたが、それまではまるでちょっと前までの爺古ジャパンを見ているみたい。

でも終盤の達也の顔つき、山瀬の眼。共に厳しいものを感じました。まさしくプロ。オッサンもこうありたいものです。

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2004.07.13

日本 1-0 セルビア・モンテネグロ

結局坪井は予想以上の重傷。

もう代表の試合は「ドンパン節」で結構です。

*若者のための補注「ドンパン節」講座:「(前略)ハゲとハゲとが喧嘩してぇー、どちらもケガがなくって良かったねぇー」

とはいえ、前後半立ち上がりのボランチの攻撃参加は見るべきものがありましたし、鈴木はファウルゲッターぶりを如何なく発揮してましたし、まずまずの内容ではないでしょうか。

で、セルビア・モンテネグロ。パスはほとんど足元だし、攻守の切り替えは遅いし、それじゃ日本には勝てんわな。きれいに崩そうとせずに、サイドからガンガンやれっちゅーねん。川口は正面のシュートは強いんや。ハイクロスを上げろっちゅーねん。もー。

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2004.07.12

オッサン、南紀を行く(了)

 失意のオッサンは今回最後のポイント「めはり寿司」の試食に出かけます。「めはり寿司」は新宮名物ですが、。握り飯を高菜でくるんだだけのいたってシンプルなものです。高菜にはちょっと醤油がついていて素朴な味わいを出しています。「寿司」という名がついていますが、寿し飯ではありません。

2004_0703_nanki6.jpg

 食べに行ったのは「総本家めはりや」。屋号は大層ですが、店はカウンターと小上がりがあるだけで、いかにも地元向けの小料理屋風。もう日も暮れようという時間なので、テーブルを囲んで一杯やっているお客も多い中、こちらはお目当ての「めはり寿司」だけを注文。480円也。

 もともとは高菜一枚を使ってソフトボール大の寿司を握り、目を見張らんばかりに両手でおもむろに持ち上げ大きく口を開いてがばっと食べたことから「めはり寿司」の名が出来たそうです。出されたものはさすがにソフトボール大ではありませんが、女性の握りこぶし大くらいはあるかなといった感じ。やはり一口で食べるのはちょっと難しく、でも高菜を食いちぎると醤油めしがこぼれそうになり、なかなか難儀です。少し時間を置いて飯が堅くなったほうが食べやすいかも。

 なお、かつて駅弁の「めはり寿司」を食べたことがあるのですが、こちらはさすがに一口サイズでした。

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2004.07.11

サテライト:大宮 0-3 浦和

(P.S.を追加) 

 西村が戻ったかと思えば千島が怪我。今日もユース組を多数含む苦しい布陣です。さすらいの新井は今日はトップ下でスタート。南は怪我との報はありませんが、ベンチスタートです。なおカニがベンチに帰ってきました。磐田への練習参加が報じられた細貝は今日もいませんし、一頃よく出ていたエスクデロもいません。

 ゲームは終始大宮にボールを支配され、サイドへ飛び出してくる大宮への対応に苦しみ続けましたし、さらに全体に動きが鈍くて最終ラインでボールを回す場面がやたら目立つなど芳しいものではありません。徳重は2度もゴールキックで直接タッチを割ってみたり、自陣深いところでスローインを受けた中川がクリアに失敗して相手にCKを与えてしまうなど、暑い中観戦に訪れたギドもさぞ頭を抱えたことでしょう。

 ただ大宮の詰めの甘さに助けられ、かつ少ないチャンスをきっちり決めて、結果は大勝。3点差を追いつかれた前節とは打って変わってやたら勝負強い感じがしました。

<前半>
  梅田  小池
    新井
武藤      大山
  ホリ  西村
 堤  小林 中川
    徳重

 久々に小林をスイーパーに据えてみたもののカバーリングに冴えは見られず。ストッパーとWBの連携も悪くて、前述のように両サイドをズコズコにやられ、失点しなかったのが不思議なほどでした。

<後半>
  梅田  新井
    大山
武藤      西沢?
   堤  西村
 小林 ホリ 中川
    徳重

 堀之内をスイーパーに据えて多少最終ラインは安定。小林もストッパーのほうがまだ安心してやれるようです。

 堀之内とともにトップでの活躍が待たれる梅田ですが、「ツァ」を発揮したのは2点を取った後。それまではなぜかボールを欲しがってズルズル下がってきたり、はたまた小池を前線に置いて自分はサイドに開いてみたりと、とても職分を弁えているとは言いがたい迷走ぶりを披露。「おまえは前線で張っとれ!」という趣旨を徹底させるため、登録名を「梅ツァ」に変えたほうがいいような気がします。

 それでも右サイドを突破した大山君のクロスをちょこんと押し込んでなんとか得点に絡み、その後は思い出したかのように「梅ツァ」ぶりを発揮しだしたのですから、なんとも不思議な選手です。

 大宮ゴール裏のサポーター。一方的にダービーを意識しているのでしょうか、どこからそのテンションが沸いてくるのか不思議なほどやたら元気でしたが、ゴール裏の声がトップの試合もサテの試合も大差ないというのは誉めていいものかどうか(笑)。

P.S.

 今日はレッズの選手もメインスタンドで多数観戦。都築・山岸・千島に加え、なぜか土曜日に湘南戦で出場したばかりの三上も来てました。山岸は安藤の横で談笑してました。氏家とエンゲルスも試合開始前に談笑してましたが、フリエ繋がりですね。

 ギド・エンゲルス・森GM共々メインスタンドで観戦。正直言ってオフト&ヤンセンはあまりサテの試合をまじめに見ている感じがしなかったのですが、ギドの姿勢には感心します。サテライトの選手達もさぞ身が引き締まることでしょう。

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2004.07.10

鳳翔閣を見る

寝るときはエアコンつけっ放し。怠惰なオッサンです。

今日はサッカーもなければ特段の用事もなく、朝寝・朝酒・朝湯で小原庄助になってしまいかねないところでしたが、「ソンナコトデハ負ケチャウヨ!」と闘莉王が布団を剥ぎに来たような気がしたので、一念発起して暑い中川口からママチャリで鳳翔閣を見に行ってきました。

2004_0710_urawa_housyoukaku.jpg

 いうまでもなく鳳翔閣はレッズのエンブレムにもなっている旧埼玉師範学校の校舎で、今は三室の浦和博物館として復元・利用されています。

 但し復元されているのは2階にバルコニーのある中央部分だけで、両サイドはばっさりカットされているので、エンブレムの建物をイメージして出かけると、あまりにも小さくてがっかりします。

 博物館も特にこれといったものはありませんが、写真で見る明治以降の浦和の街の数々はオッサンのようなよそ者にとっては結構興味深く思いました。
 

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2004.07.09

出た者負け

坪井負傷以降、もともとどうでもいい試合がますますどうでもよくなりました。これ幸いとアジアカップをサボり、セカンドステージにしっかり間に合えばいいのですが。

別メニューで調整していた坪井をどうでもいい試合に出して負傷させてしまう爺古。1勝と引き換えにどんどん選手を潰す爺古。W杯最終予選までにレギュラークラスは何人生き残っているのでしょうか? まぁ、最後は鹿を全員引き連れて行ってくれればいいのだが。

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2004.07.08

オッサン、南紀を行く(4)

 ボロ電車に揺られて、橋杭岩や海を見ながら新宮へ向かいます。ボロ電車の網棚にむりやり取り付けられたクーラーからは水滴がポタリポタリ。老体に潮風は堪えるようです。

 新宮駅の改札口はなぜか市役所やショッピングセンターのある街の中心部に背を向けて建っています。っていうか自動車社会になって、国道の走る駅裏のほうに街の中心が移ったのでしょう。駅前は「徐福公園」があるくらいで、これといった店もなく閑散としています。

 新宮には本宮、那智とともに熊野三山の一つ「熊野速玉神社」がありますが、これも駅裏。踏み切りを渡り、虫食い状態の商店街を抜けて神社へ行ってみました。ご存知かと思いますがJFAのシンボルである三本足のカラス、いわゆる「八咫烏(やたがらす)」は熊野の神様の使いで、熊野とサッカーには浅からぬ縁があります。

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 さぞかし熊野速玉神社にはサッカー関連のお守り・お札・爺古除け等のグッズが溢れているものと思い込んで出かけてみたのですが、これが意に反してそれらしいものは全くありません。お守り売り場には八咫烏のぬいぐるみが一つぶら下がっているだけ。ちょっと趣味が悪いですが、絵馬を見ても「サッカーがうまくなりますように」という願掛けは見当たりません。

 野球王国和歌山にサッカーグッズを探しに行ったオッサンが浅はかでした。

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2004.07.07

オッサン、南紀を行く(3)

 白浜は城崎や有馬と並んで関西では規模の大きい温泉地ですが、大規模ホテルばかりが目立ち、温泉の中心であるはずの「崎の湯」あたりには食堂とかお土産屋とか温泉街にありがちな類の店があまりありません(あってもなんか潰れてるみたいな・・・)。

 ちょっと飯でも食いながら一休みしたかったのですが、あまり適当なところがなく、仕方なく(?)「崎の湯」からさほど離れていない「牟婁の湯」へ向かいます。

2004_0703_nanki3.jpg

 「牟婁の湯」は戸口をくぐると真正面に番台がある昔ながらの外湯(公衆浴場)です。湯船が2つあり、一つは「崎の湯」と同じ「みさき湯」を源泉とする透明な湯。もう一つは「まぶ湯」を源泉とする少し赤茶けた湯です。ちょっと熱めでしたが、代わる代わる入って湯の違いを楽しんでみるのもいいでしょう。ここも300円也。

 駅周辺へ戻って飲み食い&一休みした後、さらに紀州路を下ります。今日の宿泊地は新宮。特急でそのまま新宮まで行くのも芸がないので、串本でドン行に乗り換えてみました。

2004_0703_nanki4.jpg

 串本駅にはクリーム色のボディーに朱色の帯を巻いたくたびれた電車が2両ぽつんと停まっています。和歌山線や桜井線でよく見かける「105系」という奴です。紀勢線から急行型電車がなくなったのは聞いていましたが、その後釜がコイツですか・・・

 和歌山線の105系はもともと常磐線緩行の電車を改造したもの。まさに「第二の職場」として紀ノ川や飛鳥三山を眺めながらのんびり過ごしつつ、おいおいお迎えが来るのを待つはずだったでしょうに、何の因果があって潮風吹き荒ぶ過酷な環境に連れて来られたのでしょうか。

 たぶん紀勢線のワンマン化がそのきっかけとは思いますが、「先方のたっての願いで」とか「君の能力を遺憾なく発揮してもらおうと思って」とか適当に言いくるめられて左遷させられてしまうサラリーマンの悲哀を見るような気がします。

*この辺オッサンがええ加減なこと書いているので、鉄な方のコメントお願いします。

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2004.07.06

オッサン、南紀を行く(2)

 平成8年登場ながらなかなか乗る機会のなかった特急「オーシャンアロー」に乗って一路白浜へ。梅雨時とは思えない酷暑の中、まだ正午前にも関わらず白浜駅は大賑わい。白良浜で「ビーチフットボール」の大会が催されているせいでしょうか、若者の団体客が目立ちます。

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 型通り三段壁・千畳敷を巡って、海辺の露天風呂で知られる「崎の湯」へ向かいます。崎の湯は最近リニューアルされたらしく、粗末だった脱衣所が多少きれいになりました。その代わりもともと無料だったのが300円になってしまいましたが、管理人を置いているくらいだし、やむを得ないでしょう。

 改修工事中とのことで残念ながら海側の湯船は閉鎖されていましたが、台風の影響で荒れ気味の太平洋を眺めながらの入浴は格別。漢なら一度はここでスッポンポンで仁王立ちになり「アレオー、アレオー、俺達の浦和レーッズ!」とかましてみるのもいいでしょう。闘莉王ならきっとやってくれると思いますが、いかんせん関西圏なので周りの視線はものすごく冷たいと思います(「六甲おろし」なら大合唱になるかもしれませんが)。

 なお男湯は近隣の展望台から丸見えなので、そういう趣味の方はそちらへ向けて仁王立ちになるのもいいかも。

 湯は無色透明ながらやや塩辛く、またちょっと硫黄臭がします。やや熱いとの評判もありますが、この日はそうでもありませんでした。酷暑なので管理人さんが気をつかってくれたのかもしれません。

 ガイドブックには必ず掲載されている有名な古湯であり、また場所柄えてして若者の団体が騒ぐだけ騒いで帰ってゆくことも多くてうっとおしいものですが、管理人さんの談によればこの日は土曜にしては人出が少なかったようで助かりました。

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2004.07.05

オッサン、南紀を行く(1)

 レッズのオフはオッサンもオフ。もはや罰ゲームとなってしまったオールスターや日本代表に選ばれることがないオッサンは南紀へ出かけてきました。

 南紀はアウェーゲーム観戦ついででは非常に行きにくいところで、ここを訪れるのは10年ぶりくらいになりましょうか。朝イチの便で関西空港(っていうか国内便はどんどん伊丹発着に戻り、関空は事実上「和歌山空港」になってしまったような気もしますが)へ飛んで、和歌山に9時半頃着。遅い朝食代わりに暑い中駅そばへ急ぎます。

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 頼んだのは「天ぶらそば(370円)」。関西圏でそばを頼んだのは失敗(あの薄口の出汁はやっぱりうどんじゃないと合わないですね)でしたが、ここで注目したいのは天ぷらです。

 370円というお手ごろな値段にも関わらず、天ぷらに海老のしっぽが見えます。もちろんころもにしっぽを付けただけという詐欺まがいの品ではなく、さすがに香ばしさには欠けるもののれっきとした海老天です。

 300円台の駅そばの天ぷらといえば、体に悪そうな油で揚げたかき揚げというのが通り相場。ころもだらけの粗悪なかき揚げを出す店も少なくない中、さすがはB級グルメ王国関西ならではの逸品ではないでしょうか。

P.S.
 翌日新宮駅でも「天ぷらうどん」を食べましたが、ここも海老天でした。値段はちょっと上がって430円。でも首都圏より心持ち安いですね(^^)

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2004.07.04

川口、七夕祭り始まる

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 仙台・平塚と並んで「日本三大七夕祭り」と称される(笑)川口・ふじの市商店街の七夕祭りが1日から始まりました。

 まぁ一商店街の七夕祭りですから手作りそのもので、オッサンも含め近隣の住民が眺めに来るだけですが、ちょっとした屋台も出ます。

 そんな手作り満点の七夕飾りですが・・・

2004_0704_kawaguchi2.jpg

 なんでよりによって犬やねん!!!! またしても川口に居を構えたことを激しく後悔するオッサンであった。

 でもそんなふじの市商店街にも昨年は大将がやって来たらしいんです。また駅前のイベントホール「リリア」でも大将は講演会をやったそうなんです。ありがとう、大将・・・

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2004.07.02

ベンゲルとオッサン

・予想外の展開にコントローラーを置き、遠くを見つめるベンゲル氏

→予想外の展開に紙コップを置き、遠くを見つめるオッサン

・ライバルクラブ代表の挑発に嫌悪感を示すベンゲル氏

→ライバルクラブサポの挑発に嫌悪感を示すオッサン

・期限付移籍についてテレビ画面を見つめ深く検討するベンゲル氏

→期限付移籍について公式サイトを見つめ、「なんでやねん?」とボヤくオッサン

・スタジアム増設にかかる費用と集客数を比較するベンゲル氏

→「駒場ラーメン」と「外連味なく」のコストパフォーマンスを比較するオッサン

・前半のふがいない戦いにハーフタイム中、喝と戦術を授けるベンゲル氏

→前半のふがいない戦いにハーフタイム中、野次とタメ息を授けるオッサン

・ド迫力のゲームシーンに気持ちが高まるベンゲル氏

→ド迫力のゴールシーンに気持ちが高まるオッサン

・徹夜でクラブ経営に熱中してしまい、ちょっと寝不足気味のベンゲル氏

・・・・これはオッサンも一緒やな(^^)

P.S.
 オッサンは明日の早朝から南紀に行ってきます(^^)v

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2004.07.01

No.3 平成12年6月10日 vs新潟戦

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 もともと後ろ向きだった人間が、年老いてますます後ろ向きになってしまい、巡り巡って結果的にものすごく前向きに世を過ごしているという、わけのわからない性格のせいかもしれませんが、オッサンにとって「心に残る場面」「心に残る試合」というのはことごとく負け試合なんですよ。

 良い試合、良い勝ち方をした後というのは飲み過ぎてただでさえ少ない脳細胞を死滅させた挙句、記憶を失くしてしまうのがオチ。翌日からは次なる敵を撃滅する妄想に取り付かれて、長い年月が経ってしまうと勝ち試合というのはあまり印象にないというのが正直なところ。

 でも負け試合、とりわけ「糞試合」と呼ばれる奴は違います。ヤケ酒を飲めど意識は冴え渡るばかり。月曜日くらいまでは思い出すたびにむかついてしょうがありません。もうあの失態、あの醜態、あの誤謬が繰り返し繰り返し脳裏をよぎるんですよ。「どうして、どうしてノブヒサは居眠ってしまったのだろう・・・」とまるで「リフレインが叫んでる」(byユーミン)状態になってしまうわけですよ。ひょっとしたら監督にはなれるかもしれないが、FWには絶対向かない性格ですな、こりゃ。

 文豪トルストイはこう語っています。「勝ち試合は全て似たようなものだが、負け試合はどれもその負けっぷりが異なっているものである。」

 ある時は大量失点、ある時は大逆転負け、ある時はロスタイムに3点ブチこまれ、またある時はサブを使わずになすすべなく敗れ去り、そしてまたある時はスタジアムこけら落としで無気力試合と、ありとあらゆる負けパターンを現出するレッズ。

 そんな負け試合を語らせれば右に出るものはいないが、左に出るものはいくらでもいるオッサンですが、心に残る名場面を一つ上げろと言われれば、やっぱり「永井ドッチボール事件」になりましょうか。

 J2開幕後、乏しい内容ながらも連勝を続けるレッズ。さすがにJ2なら楽勝かと思われたレッズですが徐々に馬脚を表しはじめ、駒場で札幌に敗れた後に乗り込んだのが新潟陸上競技場。

 新潟のファウルは審判に満足に取ってもらえず、こちらの飛び出しはことごとくオフサイド。新潟の汚いプレーに、そして相手のぶ厚い守備網の前に手も足も出ないチーム状態にゲーム開始早々にして激しい苛立ちを見せる選手たち。

 そしてあろうことかカウンターから先制点を許す。失点のきっかけとなったのは永井。その永井がまたもやファウルまがいの行為を仕掛けてきた相手にブチ切れて、ボールをオーバーハンドで投げつけてしまう。いうまでもなく一発退場である。

 その後レッズはアウェーでほとんど勝てなくなってしまうのですが、2000年レッズの苦闘を象徴する場面としてオッサンの胸に焼き付いています。


 今年のビックスワンは永井欠場。何時の日か、あの悪夢をきれいさっぱり振り払ってくれるようなゴールを永井が新潟戦で決めてくれることを望んでいます。

P.S.

 次はお笑いを期待して、はちのじ2号さんお願いします。

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サポーターが選ぶ名場面100

ええ!! どえらいもんがやってきてしまった。

名文で知られる2大サイトの後で非常にやりにくいことこの上ないのですが、ご指名なのでちと考えてみます。

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