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2004.07.01

No.3 平成12年6月10日 vs新潟戦

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 もともと後ろ向きだった人間が、年老いてますます後ろ向きになってしまい、巡り巡って結果的にものすごく前向きに世を過ごしているという、わけのわからない性格のせいかもしれませんが、オッサンにとって「心に残る場面」「心に残る試合」というのはことごとく負け試合なんですよ。

 良い試合、良い勝ち方をした後というのは飲み過ぎてただでさえ少ない脳細胞を死滅させた挙句、記憶を失くしてしまうのがオチ。翌日からは次なる敵を撃滅する妄想に取り付かれて、長い年月が経ってしまうと勝ち試合というのはあまり印象にないというのが正直なところ。

 でも負け試合、とりわけ「糞試合」と呼ばれる奴は違います。ヤケ酒を飲めど意識は冴え渡るばかり。月曜日くらいまでは思い出すたびにむかついてしょうがありません。もうあの失態、あの醜態、あの誤謬が繰り返し繰り返し脳裏をよぎるんですよ。「どうして、どうしてノブヒサは居眠ってしまったのだろう・・・」とまるで「リフレインが叫んでる」(byユーミン)状態になってしまうわけですよ。ひょっとしたら監督にはなれるかもしれないが、FWには絶対向かない性格ですな、こりゃ。

 文豪トルストイはこう語っています。「勝ち試合は全て似たようなものだが、負け試合はどれもその負けっぷりが異なっているものである。」

 ある時は大量失点、ある時は大逆転負け、ある時はロスタイムに3点ブチこまれ、またある時はサブを使わずになすすべなく敗れ去り、そしてまたある時はスタジアムこけら落としで無気力試合と、ありとあらゆる負けパターンを現出するレッズ。

 そんな負け試合を語らせれば右に出るものはいないが、左に出るものはいくらでもいるオッサンですが、心に残る名場面を一つ上げろと言われれば、やっぱり「永井ドッチボール事件」になりましょうか。

 J2開幕後、乏しい内容ながらも連勝を続けるレッズ。さすがにJ2なら楽勝かと思われたレッズですが徐々に馬脚を表しはじめ、駒場で札幌に敗れた後に乗り込んだのが新潟陸上競技場。

 新潟のファウルは審判に満足に取ってもらえず、こちらの飛び出しはことごとくオフサイド。新潟の汚いプレーに、そして相手のぶ厚い守備網の前に手も足も出ないチーム状態にゲーム開始早々にして激しい苛立ちを見せる選手たち。

 そしてあろうことかカウンターから先制点を許す。失点のきっかけとなったのは永井。その永井がまたもやファウルまがいの行為を仕掛けてきた相手にブチ切れて、ボールをオーバーハンドで投げつけてしまう。いうまでもなく一発退場である。

 その後レッズはアウェーでほとんど勝てなくなってしまうのですが、2000年レッズの苦闘を象徴する場面としてオッサンの胸に焼き付いています。


 今年のビックスワンは永井欠場。何時の日か、あの悪夢をきれいさっぱり振り払ってくれるようなゴールを永井が新潟戦で決めてくれることを望んでいます。

P.S.

 次はお笑いを期待して、はちのじ2号さんお願いします。

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