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2004.09.20

試練

 厳しい診断結果だった。

 浦和の中盤を支えてきた山瀬がしばらくピッチに立てない。

 攻守ともに定評のある山瀬だが、私はどちらかというと山瀬の高い守備意識を買っている。啓太・長谷部らと共にピッチ内を縦横無尽に駆け回り、敵の攻撃を寸断したかと思うと今度は一転してゴール前へ飛び込む。ゲームが終わればいつも冷静な表情の山瀬だが、ピッチ上で見せる彼の激しい闘志に心打たれない人はいないだろう。

 前期は思うような動きができず、トップの試合に出たにも関わらず翌日のサテライトに出場してまでなんとか試合感を戻そうと苦闘していた山瀬。ようやくエリア内への飛び出しがはまってきたかなと思っていた矢先の再度の重傷である。

 メディカル・スタッフには定評のある浦和は必ずや山瀬を再びピッチに送り出してくれることだろう。それまで山瀬の、そして復帰へ向けてリハビリを続ける坪井の励みになるよう、精一杯のサポートを続けることが我々の努めだと思う。

 ギドはこの緊急事態をどう乗りきるだろうか。長谷部トップ下か。はたまた3トップか。またここ2戦不遇を託っている酒井は期待に応えてくれるだろうか。いずれにしても試練の秋である。

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