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2004.09.28

杞憂

 加地負傷の報に接して「暢久、急遽代表徴集!!」という戦慄のシナリオが脳裏を駆け巡ったレッズサポも多いと思われるが、幸いにも加地は軽症(といえるかどうかは微妙ですけどね)だったようで、そのシナリオは全くの杞憂に終わった。

 爺古の単なるメモリ不足なのか、勉強不足なのか、はたまた単に「勝っているチームはいじらない(アルゼンチン戦はなかったことにする)」原則を守っただけなのか、あるいは「勝っているチームを使い潰す」保身術に徹しただけなのか、その真意はわからないが、ちょっとやそっとで爺古がメンバーを代えることはないだろう。

 もう何度も実証されていることだが、今回も爺古はただサッカー観戦にきただけだったようだ。いや最初はガンバの関係者に気を使って代表監督気取りでいたのかもしれないが、ゲームを見ているうちにそんな意識もどこかへ飛んでしまったのだろう。「大黒、いいね!」といったとかいわないとか、その真偽のほどは定かでないが、おそらくそれは「ヒサヤ大黒堂、効くね!」をインタビューアーが聞き間違えたのだと思う。

 レッズ戦観戦の際にはちゃんとチケットを買ってくださいな、爺古様(今回はガンバに払ってもらってもいいのだけど)。あんたのやっていることは白昼堂々公然と「ゲート突破」をやっているようなものだ。

P.S.

 ガンバ戦が終わったばかりにも関わらず、柏vs市原戦の観戦に訪れたギドの姿がBSに映し出されていた。

 ベンゲルだったか岡ちゃんだったか忘れたが、「サッカーのことを四六時中考えているようなサッカー中毒でないと良い監督にはなれない」という旨の発言をしていた。もちろん観戦好きなら必ず名監督になれるわけではないのだが、対戦相手の試合にせっせと足を運ぶギドの姿には名監督になろうとする強い意志が伺われて実に頼もしかった。

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