激勝:市原 0-4 浦和
山瀬・長谷部の離脱もなんのその。前半のチャンスを羽生が決めていればもうちょっと競ったゲームになったかもしれませんが、後半立ち上がり早々に永井がビューティフルゴールを決めてからは一方的なレッズペース。
永井の裏に村井が抜け出すか、巻のポストを生かして2列目が飛び出すような展開が出来ればジェフに取っては面白かったでしょうが、それが出来たのは前半まで。サイドから放り込むだけではアルパイ・闘莉王・ネネの壁は揺るぎもしません。
2点先行されたジェフは早々と諦めモードに入ってしまったのか、ほとんどチャンスらしいチャンスも掴めず(あえていえばCKを山岸がかぶった時くらいかな・・・)、逆に日本代表茶野の凡ミスでエメルソンに追加点を許すテイタラク。茶野はオシムの逆鱗に触れてしまったのか、即座に交代を命じられる始末。昨年の中西もそうだったが、オシムはあからさまな懲罰人事をやりますね。
終了間際には三都主に代わって入った平川がダメ押しのダメ押しを決め、セカンドステージ初の完封勝ちというオマケも付いて、文句の付け所のないレッズの完勝。マキ&サンドロ&林とFWをことごとく故障で欠いているのは不憫ですが、ジェフはたたでさえ少ない観客がますます減ってしまいそうな試合内容で、オシムのぼやき節が冴え渡るのも無理はありません。
ジェフ戦で嬉しかったのは2度にわたってアレのコールがあったこと。セカンドステージに入って徐々に調子を上げつつあるアレックス。セットプレーだけでなく、左サイドからの崩しもようやく嵌りつつあり、さらに課題の守備もまたにはおおっと見せ場もあったりして、遅ればせながら4億の片鱗を見せ始めたようです。
久々登場のアルパイも良かったですね。前を向いている分にはとにかく強い。また1点目を演出したクロスもお見事(同じような良質のクロスをもう一本上げてました)。レッズのFW陣は高さがないのでサイドからのハイクロスはなかなか点に結びつかないのですが、相手DFとGKの間に落とし込むようなクロスは得点の臭い充満です。おまけに試合終了後は率先して看板を乗り越え、躊躇がちなチームメイトを焚き付けてサポーターにご挨拶。またしてもレッズサポの心を鷲掴みです。
サボることをすっかり忘れてしまった暢久。相変わらず精力的に動き続ける啓太。長谷部負傷の穴を感じさせない酒井のパフォーマンス。あとは達也のキレが戻ってくれば言うことなしなのですが、ガンバ戦よりは良い感じだったので復調も時間の問題でしょう。
P.S.
JEF公式のお詫び>試合に対するお詫びではないようです。
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