勝てば官軍か
旧聞で恐縮だが、悔しさを胸に刻み込むためサカダイを買ってナビスコ決勝を振り返ってみた。
MF石川「ぜんぜん負ける気がしませんでしたね。」
GK土肥「向こうは高さもありませんし、監督も話していましたが、浦和は前の3人を止めさえすれば、他に攻め手がないので、あまり怖さを感じなかったです。」
原監督「こちらが怖がってバックパスや横パスで逃げようとすると、浦和の3人はどんどんつけ込んで来る。勢いがいいですからね、最初だけなんですけど。」「むしろ攻めてこないのはレッズです。カウンターだけのチーム。」
もう言いたい放題であるが、こいつらが何を言っても今は甘受するしかない。まさに勝てば官軍である。
だが原監督のインタビューに「攻めの人生」とキャップをつけたことに象徴されるように、瓦斯のサッカーがさも攻撃的であるかのように語る記事の何と多いことか(サカダイではそれほどでもなかったですけど)。リーグ戦27試合を終えて33得点。ガンバやレッズのほぼ半分。清水・広島・大分と同点で、極度な貧攻で知られるレイソルよりも7点多いだけ。これが攻撃サッカーなら、早野だって「うちは玉田に全権を委ねる攻撃サッカーだ!」といってもいいだろう。
「嘘も100回言えば真実になる」 けだしゲッペルス宣伝相の名言である。
P.S.
PK戦での決着なのにシステムの優劣を持ち出してしまう固定観念論者には、お気の毒としかいいようがない。合掌。
| 固定リンク
« 本屋 | トップページ | (補足)勝てば官軍か »