なめとんのか、われ!
昨日久しぶりに「その時歴史が動いた」を見ました。
お題は「日露戦争-203高地」だったのですが、なんかこの番組ものすごくラベル(^^;下がってるんじゃないかなって思いました。半藤某って方がコメンテーターになってましたが、言ってることのラベルが飲み屋でくだ巻いているオッサンと大差ないやん。
番組では、なんか203高地の惨劇を招いた原因が旅順要塞の堅固さに関する海軍・大本営の認識不足にあるようなトーンで貫かれていましたが、ものすごく違和感あり。
確かに当初の認識は著しく誤っていたかもしれませんが、第1回目の総攻撃の大失敗でその認識を大いに改めたはずで、その後の惨劇の責任は圧倒的に乃木将軍にあるんじゃないかな?
中途半端に203高地に兵を出してむしろロシア側に弱点を教える結果になってみたり、また旅順要塞本体の攻略にだらだらと拘って見ては兵力を著しく損耗させてみたりとロクなことなし。
また本筋には無関係ですが、203高地攻略最大の功労者児玉源太郎が番組の最後のテロップでちょろっとしか紹介されないっていうのも変。
ってなことを「坂の上の雲」を読んだことのある人はフツーに思うんじゃないのかな? もっとも「坂の上の雲」が著しくアンチ乃木のバイアスがかかっているというのならまた話は違うのですが、ご覧になった方どんなもんでしょう?
| 固定リンク
« アルパイ運動 | トップページ | パブリックビュー »