デジカメ三代記
久しぶりにデジカメを買い替えた。デジタル物はどんどん新しいものが出るので、いちいち新しいのに買い替えていてはキリがない。ウチには3年は我慢して使うという家訓がある(^^;ので、このデジカメでようやく3台目である。
買ったのはPENTAXの”Optio50S”。入門機だが、オッサンは全くといっていいほど写真技術がなく、また覚えようともしない上、写真はPC画面で見るだけなので高いスペックの機種を買っても意味がないのだ。
”Optio50S”の最大の特徴は単3電池が使えること。デジカメは結構電池のトラブルが多い。昨日充電したはずなのに、使用環境によってはすぐ電池がなくなってしまうなんてよくあること。最近主流の専用充電池の奴はイマイチ信用がおけないのだ。その点市販のニッケル電池が使える奴はいざという時に便利。
ズームは光学3倍で十分。また500万画素なんて、はっきりいってオッサンにはオーバースペックなのだが、300万画素台のものともはや値段に大きな差がなく、500万画素のほうがお値打ち感がある。
オッサンが初めて買ったデジカメはオリンパスのC-900Zoom。これはなかなか優れものだった。デジカメ界の「高祖」といって差し支えない。131万画素の光学3倍ズーム。今にして思えばちと重い(おまけに単3電池4本!)のだが、ファインダー部のカバーが取れるといった小破があったくらいで最後まで大過なくよく働いた。
次に買ったのはフジのFinePix-2600Zoom。200万画素の光学3倍ズーム。初代将軍に比べ本体がぐっと軽くなった上、単3電池も2本で済む省電力タイプなのが魅力だった。また初代将軍の遺産「スマートメディア」がそのまま使えてお値打ち感があった。動画が取れるというのもなんだか面白そうと思ったのだが、その機能はほとんど使われることなく今日に至っている。
この2代将軍(^^?には致命的な弱点があった。日なただと液晶画面が見にくいのだ。電器屋では気づかなかったのだが、国立へ持っていった時に「やられたぁ・・・」と思った。あとなぜかわからないが、充電池が異常発熱することもあった。起動もちょっと遅い感じ。時が経つにつれてやたらと分厚いデザインも気になってきた。
秀忠同様、「不肖の2代将軍」としかいいようがない奴だったが、初代将軍同様故障には強く、今日まで元気に働いている。たださすがに晩年はスライドカバーあたりにガタが来はじめ、カバーを開けてもカメラがそれを認識してくれないことが多くなったので、今般3代将軍へ譲位を余儀なくされた次第である。
3台ともメーカーが違うので、操作を覚えるのがちょっと難儀なのだが、どっちみち使う機能は限られている。「生まれながらのデジカメ」かどうかは定かでないが、3代将軍はどんな活躍を見せてくれるのだろうか?
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