Sportivaを買う
どいつもこいつもイタリアもフランスも「レッズを表紙にしておけば売れる!」って思ってるんじゃないだろうかと感じる今日この頃。そんな稚拙な出版社の読みに見事に引っかかり、表紙に釣られて中身も見ずにコンビニで"Sportiva"を買ってしまったオッサンです。
もっとも"Sportiva"自体買うのが初めてだったりするのですが、結論から言えば激しく後悔しました。立ち読みで十分です。一般スポーツ誌としての"Sportiva"のラベルもだいたい解ったので、もう二度と騙されることはないでしょう。これが580円を払って得た教訓です。以下、前1/3くらい読んだ時点での感想を箇条書き風に(残り2/3は読まないかもしれんが(^^;)。
・ギドとマーティン・ヘーゲレの対談。これだけは掛け値なしに面白い。お忙しい方はここだけを立ち読みすれば十分。ギドの原監督評なんて、オッサンの与太話と寸分違わなかったりするのですが(笑)、やっぱり通訳を介しての対談では出てこない、ドイツ人同士の気楽さがもたらしさとしか思えないえも言えぬ可笑味が溢れた好対談だと思います。ヘーゲレ氏はレッズ番になって、MDPに毎回寄稿してもらえんやろうか(^^? ついでに埼玉新聞にも書いてみたり、REDS NAVIに出てみたりして(^^) でもそれじゃ河野氏の職が・・・・
・他のレッズ特集は岡野のインタビューが最近レッズサポになった方には面白いかなと思った程度でさしたる価値なし。加部Qなんて何でシステム論を持ち出すのか意味不明。もっともこれでもお杉の語る日本vs北朝鮮戦よりはまだマシなのかもしれんが・・・
・「ビッククラブの気配」(西部氏) 確かにマリノスは大都市に本拠を構えていて、しかも強い。資金力もある。スタジアムもでかい。だが残念ながら「ビッククラブ」の名を冠するには、マリノスは致命的なあるものを欠いているのだよ。それが何かはあえてここでは書かないが、昨年のCS第2戦を観戦していた方ならきっとお解りになるだろう。もっとも西部氏もそのあたりは十分に心得た上で、その点には一切触れずにあっさり流しているのだと思うけれども。
・おまけのJリーグ名鑑がウケ狙いに走って(ちょっと瓦斯っぽいノリに感じたが・・・)意外に面白かった。ラーメン屋情報はいらんから、チーム評にもうちょっとスペースを割いてやれや。
・小谷野氏のコラム(P.19)。なんでこの文章でメシが食えているのか不思議。この文章に原稿料を払う奴がいるのだから、世の中わからない。
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