さいたまダービーを振り返る
J2時代のさいたまダービーの記憶がない方も多いかと思いますので、簡単にまとめておきました。寸評はあまり信用しないでよろし(^^;
2000.3.25 浦和 1-0 大宮
小野のPKでかろうじて勝つが、内容は大宮のほうが上。3ラインをコンパクトに保つ組織立ったサッカーを展開する大宮に大苦戦。思えば組織として体をなしていないレッズの弱点がJ2三試合目にして露呈しただけだが、この時はその後の大苦戦を予想だにしなかった。
2000.5.22 大宮 0-6 浦和
大宮戦唯一の大勝。先制後カウンターが嵌りに嵌ったが、大宮DFの要だったヤンが50分に負傷交代しており、これがなかったらそんなに差がついたかどうか。河合が公式戦初出場。
2000.9.16 浦和 0-1 大宮
この頃のレッズはクビツァへ向けてのロングボール攻撃が主体になり、実につまらん試合内容。終始攻勢だったものの、残り5分でFK1本に沈む。大宮の守備は実によく組織されているが如何せん攻撃力が弱く、勝てなくても負けはないと思っていたが、FKはどうしようもない。
ペトロを勝利で送り出せず。
2000.11.16 大宮 0-1 浦和
クビツァをようやく諦めて大柴を起用。その大柴の先制ゴールをなんとか守りきるもやはり苦戦。当然ながらもうこの頃は内容なんてどうでもよくなっている。
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J2時代の大宮は、最後まで昇格を争った大分よりもはるかにやりにくい相手でした。選手の個人能力はレッズが勝っているのですが、組織力は大宮のほうが遥かに上で、J2にありがちなガチガチに守ってカウンター狙いではなく、きちんとボールを繋ぐサッカーをやっていたような印象が残っています(それゆえに昇格が遅れたといってもいいのですが)。
選手の能力差が当時よりさらに開いているのは明々白々ですが、大宮の誇る組織力はどうでしょうか? 好調大宮とはいえ、レッズが神戸戦の前半くらいの出来ならば苦もなく倒せるレベルかと思いますが、さてどうなることやら。
P.S.
・タダ券等やたら多い入場特典
・それでもいつもガラガラの観客席
・スティックバルーンを配る等、サッカーを見る人への配慮に欠ける行為あり
・試合開始前のイベント多し。試合はどうでもええんか?
・親会社べったり体質
等々レッズとあまりにも対極的なチームがよりによって隣にいるのはどういう運命のいたずらなんでしょうか。
オッサン的には大宮は「手軽にJ2の試合を見にゆけるように、いつまでもJ2にいて欲しいチーム」だったんですが、残念。
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