サテ:浦和 3-4 新潟
<スタート>
梅田
カニ 西谷
新井 岡野
細貝 鈴木
近藤 サントス 南
徳重
<後半:鈴木→大山 以降>
カニ 梅田 岡野
新井 赤星 大山
細貝
近藤 サントス 南
徳重
立ち上がりから前半30分くらいまでは、啓太&岡野というバリバリのトップ選手を有するレッズが貫禄の違いを見せつけ、こりゃ楽勝!!と思っていました。
先制点は左に張っていた西谷から右の岡野へ大きく展開。岡野が縦に切り込んでから鋭いクロスを上げ、梅ツァがヘッドで叩き込むというこれ以上ない素晴らしい形。2点目はカニが得たPKを啓太が決めたもの。啓太はPKすら枠に飛ばないのでは?という疑念がオッサンの脳裏で渦巻いてましたが、全く危なげないPKでした。
キャプテンマークを巻いた啓太。ボールホルダーに対する鋭いチェックは健在で前半の存在感は圧倒的。なんかいつもよりミドルを積極的に撃つ意識も高かったように思いました。啓太がいることで守備の負担が減った細貝は長谷部を彷彿させる(っていうほど年は離れていないんですが)ようなボール展開を見せ、これまたGJ!
ところが時間を追うにつれてレッズはぐだぐだに。後半は引き気味の新潟に対して攻撃は手詰まり気味となり、守ってはサイドをズコズコにやられていい所なし。終了間際に西谷に代わって投入された赤星が目の覚めるようなミドルシュートを叩き込んで、情けない試合内容ながらやれやれ引分けかと思ったのもつかの間、いきなりカウンターを喰らって逆転負け。
2失点目は岡野のミスからカウンターを喰らって右サイドを破られたもの。3点目は南の軽率なプレーでいきなりGKとの1対1になったもので、これはお恥ずかしい限り。そして1失点目と最後は左サイドを突破されたもの。さらに失点こそしなかったもののサイドを破られて決定機を作られた場面も2、3あり、ともかくこの日はサイドを徹底的にやられました。特に新井の裏というか、近藤の右というか・・・
サントスがサテライトで初登場。船越との競り合い要員になっていたのはよくわかりましたが、ストッパー陣との連携はほとんど出来ていない感じ。トップのDF陣に怪我人が相次いでいますが、今日の出来だと3人とも怖くて上では使えません。たぶん最悪の時は平川のストッパーを再度拝むハメになるでしょう。
攻撃陣は西谷がやはりサテでは頭一つ抜けていることを再確認。昨日はいいところがありませんでしたが、次のチャンスを大切にしてもらいたいもの。カニも積極的にボールに絡んでいましたが今日はシュートに精度を欠き、昨日西谷にベンチ入りの座を奪われたのもやむなしと思える出来でした。梅ツァはポストプレーの確実性を上げないと、ちょっと上ではしんどいかなと思います。
啓太が退いた後、キャプテンマークは岡野に。90分はさすがにしんどそうでしたし、スペースを消されて後半はさしたる見せ場もありませんでしたが(上がるべきスペースなんて全然ないのに「岡野行け!」って叫び続けるオッサンがいて閉口。岡野も手を上げてちょっと苦笑い。)、逆転を喰らった後3トップの一角に上がって多少復活。お疲れ様でした。
試合終了後、はるかに年下の選手達を引き連れて挨拶に回る岡野。小さく「スマン」と合掌してました。
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