さいたま市の少数民族
さいたま市は人口のほとんどを赤族が占めていますが、そのさいたま市にあって頑なに固有の風俗・慣習を守り続ける民族もごくわずかながら存在します。
その民族はアルディージャ族、あるいは栗鼠族と呼ばれています。旧大宮市を中心に分布しているという説が濃厚です。中東関係のニュースで有名になったせいか、さいたま市民でも「大宮アルジャジーラ」と呼んでいる人が少なくありません。栗鼠族の源流は「NTT東日本職員及びその家族」ではないかとの説が有力ですが、定説には至っておりません。
あまりにも数が少ないためこれまでその実態は謎に包まれておりましたが、2005.3.26(土)さいたま市駒場スタジアムで、栗鼠族がまとまった数で確認されましたので写真で紹介しておきます。
通称「出島」といわれる少数民族保護エリアに憩う栗鼠族です。
日本に散在する少数民族が駒場スタジアムを訪れる際は、赤族とのトラブルを避けるため必ずこの出島に収容することになっています。白鳥族や瓦斯族などの有力部族になるともはや出島では収容しきれないので、今年からは埼玉スタジアムのアクリル板で仕切られた一角でご観戦いただくことになりました。
しかし栗鼠族はあまりにも数が少なく、狭い出島もスカスカです。
少数民族の習俗に固有なものは少なく、多かれ少なかれ他の部族の影響が見られますが、駒場で披露された謡曲の中では「雨上がりの夜空に」が一部調査員の間で高い評価を受けました。
栗鼠族の美術文化で目を惹いたのが下の図案です。
ネイティブ・アメリカンとの文化的交流を連想させるデザインですが、出島に掲げられた意図は不明です。
出島は調査員から遠いため栗鼠族の習俗の全容を知るには至りませんでした。来る6/4には埼玉スタジアムで栗鼠族主催の祭りが催されるようなので、その際に続編をレポートします。
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