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2005.04.30

久々の大原

 シーズン入り後、初めて大原へ行ってきました。

 噂通りうじゃうじゃ観客がいましたが、練習は遠いほうのグラウンドで行われたのでスタンドから撤収して金網越しに見学。金網にしがみついていると、古き良き(本当に良かったかどうかはさておき)レッズが蘇ってきますね。トップの練習にアルパイの姿はなし。磐田戦ベンチ入りメンバー以外ではカニと梅ツァがいました。

 試合前日なので1時間足らずで練習は終了。左右に叩いて、クロスに対して3人が飛び込むという練習に多くの時間を割いていました。こんな形は実戦ではほとんど見かけないような気がしますが(^^; 左にアレ&平川、右に暢久&岡野。平川のクロス精度は練習でもちょっと寂しいものがあり、途中から全部グラウンダーのクロスになっていました。

 守備陣はこれでおしまい。その後攻撃陣はシュート練習なんですが、当然のように闘莉王がいたりします(^^) 逆に長谷部やカニは引き揚げたりして、この辺がよーわからんのですが、これは全くの自主練習なんですかね。

 闘莉王は何本か撃って気がすんだのか途中で帰ってゆきました。酒井のシュートがDF代わりの人形を直撃する一幕も。しかし、ノープレッシャーでも案外シュートは入らんもんだなぁ・・・

 三都主と暢久は最後まで残ってFKの練習。共にあんまり調子がよさそうな感じはしませんでしたが、暢久が練習に最後まで居残っていること自体に時の流れを感じてしまったりします。

 帰りはちょっと逆風が吹いて、チャリで自宅まで50分弱。心地よい汗をかいてビールが旨い。

 できるなら明日も旨いビールを飲ませてくれ!

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名古屋戦、オッサンメモ

第8節 名古屋 5-4 東京V

      マルケス
 本田   中村
中谷       山口
  クライトン  吉村
角田 秋田 古賀
        楢崎

84分:中村→杉本

第7節 柏 0-2 名古屋

      マルケス
 本田   中村
中谷       山口
  クライトン  吉村
増川 秋田 古賀
        楢崎

33分:増川→井川

(参考)サカダイ 2005.5.10

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 第8節のフォーメーションは確認とれず。中村がFWに出た3-5-2との見方も。
 警告累積でマルケス出場停止。増川負傷。
 補強失敗、ウェズレイ退団等のマイナス材料を跳ねのけ、新人本田の活躍も手伝ってただいま絶好調。

 「○けないよ」事件以来リーグ戦では勝っていない苦手。前節は4失点しましたがそれまでは合計わずか4失点。引き気味の相手にてこずる展開が予想されますが、こういう時こそガツンとやってもらいたいものです。

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2005.04.29

モナリザ

 BSで観戦していた方なら誰もが気になったであろう。

 不本意な形で交代を強いられ、その後もぱっとしない戦況を謎の微笑みを浮かべながらじっと見つめる藤田の姿を。

 ブーイングを浴びるイレブンを尻目に、頭上で手を叩きながら一人そそくさと引き上げる藤田の姿を。

 明日はどっちだ。

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2005.04.28

復興:磐田 2-2 浦和

 残念ながら勝てなかったが、誇りに足るゲームだった。

 前半良くない時間帯も続いたけれど、あの糞試合からよくここまで立て直してきた。レッズ嫌いの極みとしか思えない岡田主審の判定に苦しめられ、危うく敗れそうになりながらもよく同点に追いついた。順位を一つ落としてブービーになったけれど、廃墟からの復興の槌音が高らかに鳴り響く試合だった。

 立ち上がり早々、茶野の横のスペースを3度にわたって達也が突破してチャンスメーク。後半はアレックスや長谷部も攻撃に絡みはじめ、サイドから数々チャンスをつくってそれこそもう一歩でゴールというところまで行きながらゴールならず。

 それでも達也のチェースと中盤の押上げでジュビロのパスワークを寸断し、こぼれ玉も拾いまくってほぼ一方的に攻めまくった。レッズのセットプレー崩れからのカウンターぐらいしか攻め手のないジュビロが糞だといってしまえばそれまでだが、チャンスらしいチャンスすらほとんど作れなかったセレッソ戦から見れば大きな進歩である。

 だが前半はエメがずるずる下がってきたり、選手が重なったり、またボールも人も渋滞を起こしてしまう場面も少なくなく、悪い時間帯が結構あった。前田の先制点を許したのはまさにその時間帯で、中盤へ下がった前田へのチェックが甘いままどフリーでミドルシュートを撃たれた。最終ラインにはぐちゃぐちゃ人がいるのだが前田へのチェックがなく、あわててアレックスが追いかけているという情けない構図だが、絶好調のレッズならありえない失点シーンだろう。

 アレックスの縦1本から個人技で打開して、GKとの1対1を冷静に決めたエメルソン。まさに起死回生の一撃を決めたエメを悪く言うのは気が引けるが、今日は後半良いリズムになったにも関わらず、無理な距離からエメがシュートを撃ってせっかくのリズムを崩してしまう場面が多かった。今日のゴールで心の余裕が出き、好調時のように自分は囮になって達也を使うようになって欲しいものである。

 試合終了後激怒するギド。気持ちは十二分にわかるが、あれは後々主審の印象を悪くするだけで監督としてはいかがなものかと思う。

 方や謎としかいいようがないPKを取られながら、悔しさを押し殺して淡々とした表情でプレーに戻る内舘の姿には感銘を覚えた。ネネの負傷で突然回ってきた出番。いつも難しい役回りを強いられながら、一通りのことはこなしていた内舘。絶対に足はボールに行っていたと思われるプレーでPKを取られ、並みの選手なら精神的にキレてしまっても不思議はない中で、冷静さを失わなかった内舘。

 次も頼むぞ。

P.S.

 改めて録画を見直したら、エメが無理やりミドルシュートを撃ちにいった場面はそれほどなくて、逆に右サイドに流れて中央に折り返し、ビックチャンスを演出した場面が後半2回あった。エメは確かに調子を取り戻しつつある。当初なんでエメに不満をもったのかよくわからんのだが、TV観戦でもテンパって見ているとロクなことはないようだ。反省(^^;

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2005.04.27

磐田戦、オッサンメモ

第7節 鹿島 2-1 磐田

  前田  カレン
    藤田
西       太田
  名波  菊池
 茶野 田中 キム
    川口

78分:名波→中山
85分:前田→川口信

第6節 新潟 0-1 磐田

  カレン 前田
    成岡
村井      太田
  名波  福西
 服部 田中 キム
    川口

41分:福西→菊池
73分:成岡→藤田
84分:前田→中山

(参考) 
サカダイ    2005.5.10
        同    2005.5.3

 こちらも怪我人多発ですが、試合内容そのものはよくなりつつあるようです。

 オッサンは仕事で今季初の観戦見送り。BSでおっかけ再生しながら観戦の予定。

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リボンシティ

リボンシティ

サッポロビール工場跡に建つ巨大マンションの販売活動が本格化し、近所の「ふじのいち商店街」には横断幕が出ました。商店街の各店にもポスターが貼られています。

マンションの商圏は案外狭く、近所からの住み替えが多数を占めると聞きます。リボンシティは巨大マンションなので、それだけじゃ全然埋まらないのですが、一応基本中の基本は抑えたというところでしょうか。建物形状から「芝園団地」の再来とも噂されていますが、どうなるでしょうか(^^?

マンションはともかく、オッサンの自宅の至近距離に商業施設ができるのは嬉しいことですが、チラシ広告が入るのは同じく工場跡にできるスポーツクラブばかり(ヨーカドーとかが建つのはずいぶん先ですから広告が入らないのは当たり前ですが)。そんなんはどーでもえーっちゅーねん。

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2005.04.26

サカダイを買う

 さして面白い記事なし。さぶっ劇場はタイトル画、4コマ×3本とも不発。

 セレッソ戦の寸評を確認したが、サカダイは良くも悪くも無難な採点をする傾向が強く、あんな糞試合でも最悪が5(平川、啓太、闘莉王)。

 どちらかといえばメリハリのついた採点をする(採点の妥当性はともかく)サカマガはエメルソンに4、他に4.5の選手が2人ばかりいたと記憶しているが、今回はサカマガが妥当に思える。

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2005.04.25

心を鬼にする

 糞試合を思い出すのはいつだって嫌なものだが、レッズの現状を確認するために録画しておいたRES NAVIを心を鬼にして見る。

 湯浅氏の怒りが全てを物語っていた。彼のイメージにシンクロすべく読者に爆発的なフリーランニングを強いる湯浅氏の書き物はあまり好きではないのだが、レッズに向かって「ふざけるな!」と叫ぶ彼には心打たれるものがあった。

 いくつかのブログで磐田戦へ向けての練習レポが上がっている。復興の槌音が聞こえるような話は嬉しいが、残念ながら結果はそう簡単にはついてこないものだ。悲観することなく、うろたえることなく、レッズの着実な歩みを見つめてゆくこととしたい。

P.S.

 REDS NAVIの司会は、話術は下手でもいいから浦和に対する気持ちが入った人を据えて欲しいものだ。

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踊りすぎて腰が痛い

日刊スポーツより。

もうワシは踊らんよ。

静観、静観。

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廃墟から立ち上がれ!

 チャンピオンシップは負けてはいない。

 磐田や鹿島はもはや敵ではない。

 我々が目指すのはリーグ制覇であり、アジア進出だ。

 我々は日本を代表するビッククラブになるんだ。

 ・・・そうなるはずだったんだ、2005年は。

 だがそれはどうやら壮大なる勘違いだったようだ。フロントもスタッフも選手も、そして我々サポーターも大きな勘違いを抱えたままここまで来てしまった。

 「自分達のサッカーを続ければ必ず勝てる」 選手もスタッフもそう信じて闘っているはずだった。だが、気がつけば自分達のサッカーはどこにも見当たらなくなっていた。

 陣形はコンパクト。前線からの激しいチェイスに始まり、中盤で相手を挟撃してボールを奪うや否や相手ゴール目掛けて殺到する。それが一番強く美しかった時の浦和。

 だが、今は間延びした陣形の中で強さも速さも激しさもなく、だらだらとボールを足元から足元へ回し続けるだけだ。

 反町監督だったか、「抜群の個人能力を持つ選手達が、誰一人としてサボることなく動き続けられるのが浦和の強さ」と評していたと記憶している。

 だが、今は幾人かの選手は負傷に苦しみ、また幾人かの選手はコンディションが悪く、さらにそれをカバーするはずのチーム全体の運動量すらすっかり衰えてしまった。

 「自分達のサッカーを続けること」は、汗をかき、泥にまみれなくても、自然体で横綱相撲が出来ることではない。「勝って当然」な試合はどこにもない。誰も彼もいつからそんな勘違いをするようになったのだろうか。

 セレッソ戦は、オフト以来レッズが3年にわたって脈々と築き上げて来たものが全て失われてしまったような印象すら与える衝撃的な敗戦だった。廃墟-そんな言葉が相応しいような敗戦だった。

 次節ジュビロ戦から浦和レッズは廃墟からの復興を図る闘いになる。復興に時間がかかるのは避けられない。ちょっと良い試合をしたかと思えば、またまた不甲斐ない試合を見せつけられることもあろう。

 幸か不幸か、レッズサポはその試練に耐えるだけの精神的鍛錬を持ち合わせた者揃いだ。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、レッズ再建の足取りをしっかと見つめてゆこうではないか。

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2005.04.24

浦和 5-1 高槻

17-04-24takatuki

 北本     若林
    安 藤
 岩倉     木原
    高 橋
西口 笠井 田代 森本
    小金丸

後半?分:木原→保坂

 試合はレッズが実力差を見せつけて終始押し込み続け、ハーフコートサッカーになってしまいました。前半から中盤で高槻にボールをほとんど触らせず、良いサイド攻撃の形は作っていたのですが、ゴール前を固める高槻の前に前半の決定機は僅少に留まりました。

 後半立ち上がり早々、ちょん蹴りで角度をつけてから蹴りこんだ右サイドFKを笠井が叩き込んで先制。これを機にレッズの攻撃は苛烈さを増し、中央への放り込みを北本(?)が競り勝って若林(?)がオーバーヘッドでシュート。これはミスキック気味だったものの、安藤が押し込んで追加点。

 さらにエリア内で高橋のポストを生かして木原が飛び込んで3点目。

 さらにさらに左サイドを崩した高橋のクロスを北本がヘッド!これはバーを直撃したものの、若林が押し込んで4点目。

 最後はエリア内中央で北本が胸トラップで落としたボールを安藤が豪快に蹴りこんでダメ押しのダメ押し点を上げました。

 失点は2列目から飛び出してきた選手に誰もついておらず、いきなりGKと1対1になったもので、小金丸が飛び出したもののループ気味のシュートで交わされました。終始前がかりで攻めていたせいかと思いますが、不用意な失点であることは否めません。

 この日最大の収穫は今年全くといっていいところのなかった北本選手がようやく大器の片鱗を窺わせたことでしょう。相手と実力差があるのと、立て続けに失点した高槻の集中力が切れてしまったのは割り引く必要があるかと思いますが、サイドを崩すプレーはもちろん、ゴール近くでもようやく存在感を出せるようになりました。

 前半はハイクロスに飛び込むのが小さな若林だったりして「北本はどこいったんや!」と叫びたくなるような出来でしたが、後半尻上がりに調子を取り戻し、4・5点目は良いイメージで得点に絡めたと思います。北本はでかい割には案外ポストプレーが下手で、縦へのボールは若林がいったんキープする形が多いレッズですが、北本は前を向いてナンボの選手なんでしょうか。

 暑い中走りまくった選手の皆さん、お疲れ様でした。

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惨敗:浦和 1-2  C大阪

 集中力を欠いたと罵られても仕方のない前半。あっさり西澤に抜け出された1失点目もなんだかなではあるが、左サイドを破られたあげく西澤をどフリーにしてヘッドを叩き込まれた2失点目は脱力感を覚えた。降格争いをしていた昔よく見たようなシーンだった。

 セレッソの出足は良く、縦へのパスはことごとくカットされる。引いて守る相手に対しドリブル以外打開策なし。しかもすぐに囲まれてしまう。さらに悪いことに相変わらずボールを持って考える場面が目立った。

 後半相次いでFWを投入し、最後は闘莉王を前線に上げて反撃を試みるも、セットプレーからカニが一点を返すに止まった。バランスを崩した反面、選手の集中力だけは高まったように見えたが、攻撃のアイデアの乏しさは如何ともしがたく閉塞感の漂うまま敗戦。サイドチェンジがほとんどなかったのが閉塞感の象徴なのかもしれない。連敗中のオフトサッカーを想起させるような得るところに少ないゲームだった。

 ホームでは久々に見る糞ゲーム。サイドで数的優位を崩さずきっちり守りきったセレッソを誉めるべきかもしれないが、どうもセレッソに負けた気はしない。やるべきことを見失い、やってはいけないことを繰り返す、半ば自壊といっても差し支えないゲームだった。そして「今年のレッズは弱い」。そのことを再確認させられたゲームだったように思う。

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2005.04.22

セレッソ戦、オッサンメモ

第5節 大分 1-2 C大阪

   西澤
 古橋  森島
ゼカルロス    久藤
 布部  下村
山崎 ブルーノ 前田
   吉田

46分:山崎→柳本
52分:布部→広山
56分:西澤→黒部

(寸評)後半攻勢に転じ、上川裁きでPK勝ちを拾う

第6節 C大阪 1-1 柏

   西澤
 古橋  森島
ゼカルロス    久藤
 下村  布部
柳本 ブルーノ 前田
   吉田

77分:布部→黒部
82分:森島→広山

(寸評)70分に土屋が退場しながら、攻めきれず。

(主な怪我人)江添、徳重、ファビーニョ、苔口、山崎

 DF江添・山崎、MFファビーニョは開幕戦に出場しているので主力扱いなんでしょう。徳重・苔口は昨年も活躍しているので、確かに怪我人だらけ。

 タイプな全然違いますが、大久保が抜けた穴埋めとして期待された黒部は今はスタベンの模様。後半から広山投入が定番なんでしょうか。

 セレッソは伝統的に無謀なほどの攻撃サッカーが売り物ですが、リーグ戦ではマリノス戦、大分戦で2得点を上げただけで、あとは不発。その代わり3節以降は1失点以下に終わっており、戦績だけ見ればセレッソの伝統をかなぐり捨てて目先守備力向上に力を入れているように見えます。J1残留のためには賢明な策でしょう。

 「西澤を目掛けたサイドからのクロス→2列目の飛び出し」という展開を許すとややこしくなりそうですが、逆にサイドを制圧出来ればほとんど攻め手がないような気もします。やっぱり大久保みたいに独力で仕掛けられる奴がいないのは、こちらにとっては随分楽ですね。

 相手のフォーメーションだけ見ると、レッズは4バックのほうが相性が良さそうですが、さすがに今回は奇策はないのでしょうな。

*参考 サッカーダイジェスト 2005.5.3(No.780)

P.S.

 怪我で残念ですが、苔口のプレーは「俺はレッズに行きたい!」と言っているようにしか見えません(^^) 結構好き。

P.S.2

11_tokushige

この人は違う生き方があったような気がしてならない。ウチの永井もだが。

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切り替えないとね

ポジティブなニュースにはある程度信憑性を確かめた上で徹底的に踊り、ネガティブなニュースには結果が出るまで静観。これがオッサンの基本。

でも、今最重要なのは藤田のことじゃない。

ぼちぼちセレッソ戦へ向けて頭を切り替えてゆく所存です。

(夜に追記予定)

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2005.04.21

来た、来た、藤田祭り!

ネタそのものは他サイトでご承知でしょうが、日刊スポーツの記事でオッサン的に最大の驚きだったのは「藤田家がお受験に力を入れていた」ことだったりする(^^;

P.S.

もう雨の日ネタはワシが許さん。

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2005.04.20

京都線のラッピング電車

 アウェー戦まで欠かさず見に行く重度の浦和者は年に3、4回関西へ行くハメになる。

 京都がJ2に落ちてからイマイチついでに観光をしてくる気も起こらず、単純にスタジアムとの間を往復するだけのことが多くなったせいか、何度も関西に出かけている割には最近の関西私鉄事情には非常に疎くなってしまったのだが、先日の奈良旅行ではちょっとした驚きがあった。

 近鉄京都線に乗ったのがいつ以来か覚えていないほど久しぶりなのだが、いつのまにかここにラッピング電車が走っていたのだ。

17-04-15narap1

 これは奈良西大寺駅で見かけた近鉄電車。まぁ若いねーちゃんがぞろぞろ出てくるのも悪くないなとオッサン心には思ってしまうのだが、なんかちょっと垢抜けない感じ。田舎でよく見かける車内一面に広告を塗りたくったバスみたいで正直好感は持てない。

 でもそれは序の口。近鉄奈良駅で見た京都市交通局のやつはもっと凄かった。

17-04-15narap2

 なんでも地下鉄開業20周年記念で、二条城「二の丸御殿」の障壁画を画材として車体にペインティングしたものらしいのだが、もとの画像がなんであれ、車体を近くでみるとはっきりいって汚い。遠目では鑑賞に堪えるのかもしれないが、これが駅に止まってたらちょっとヤだなと思う。

 こういうのを見ると、山手線や都バスのラッピングには秀でたセンスを持つものが多いなと改めて感心せざるをえない。

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ふと思ったこと

こちらで紹介されている「2004Jリーグ スタジアム観戦者調査報告書」を見てちょっと思ったこと。

この手の調査結果はネタとしては面白いのであるが、どこまで信じていいものなんだろうか? 調査結果の末尾に調査方法が書かれているが、これを見る限りいささか懸念がある。

観客の特徴をチーム毎に比較するのであれば、出来るだけ同じ条件でサンプリングしないと意味がないのだが、この調査は7月から11月にかけてダラダラと行われているのが最大の問題。J1についていえばちょうどセカンドステージの最初と最後にかけての調査となっているのだが、開幕当初とリーグの行方がほとんど決まっている終盤とでは多少客層が違うだろうし、客足そのものへの影響も避けられないだろう。

客層は対戦相手によっても違うだろうし、天候の影響もあるだろう。またたまたまイベントがあったり、大量の無料招待があったりすることもあるだろう。

山形の観客の65.7%が18歳以下という調査結果を見て、そんなことを思ったりしました。

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2005.04.19

ごらんアウェー:新潟

 何をいまさらという話かもしれないが、新潟のサテライトゲームは有料などころか、前売り券が売られている。当日券よりも200円安い。ちなみにチケットの紙質が安っぽくて容易に偽造できそうなのだが、新潟にはそんな不埒な人はいないのだろう。

20050417_sate_niigata1

 「サテライトのチケットを前売りで買うなんて」と思わず笑いたくなるところだが、先日のレッズ戦にはなんと4,521人もの観客が詰めかけた。平日かつ雨という悪条件を割り引く必要はあるが、4/13における味スタの観客(3,267人)よりもはるかに多い。ジェフも観客5,000人台の試合がざらにあるから、新潟がサテライトゲームで前売りチケットを売るのも不思議ではない。

 昨年の会場(新発田・五十公野)ではレッズ戦はこなせないと判断したのかどうかは定かでないが、今年はサテライトゲームにも関わらずビックスワンを大盤振る舞い(市陸上を使わなかった理由も謎)。それでも当初予定のメインスタンド1Fだけでは観客を収容しきれず、ホーム側サイドスタンドを開放するハメになったのだから、新潟恐るべしという他ない。

 ロープで仕切られたメインスタンドの1ブロックでまったりと観戦。この周辺にはさすがに新潟サポも少なかったので実情はよくわからないといったほうがいいのだろうが、つまらない試合内容にも関わらず自チームに野次を飛ばす輩は目立たなかった。

 客層は家族連れが実に多い。帰り際にはオッサンのレプリカを後ろから引っ張って、「前には何て書いているんですか?」とオバハンに素朴な質問をぶつけられる一幕も。

 サポの人数は多いが終始単調で、俗に「カラオケ隊」と言われる応援スタイルには少々違和感を禁じえないけれども、こんなのんびりした観戦風景を目の当たりにすると、ある意味極度に戦闘的な浦和とは対極的なチーム・サポーターが一つぐらいあってもいいかなと思う。

 ただ、何度も降格争いに巻き込まれたり、実際に降格したりすると新潟サポといえども多少の変質は免れないかもしれない。いかんせんフットボールの歴史が浅い土地柄なのでどう変わるかは即断できないのだが。

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2005.04.18

ごらんアウェー:味スタ2005

17-04-15GAS1

 一連の反日暴動とは無関係です。念のため。

17-04-15GAS2

 イマイチ火力が弱そうで、なんとも「守備的な炎」ですが、出かける前には必ず火元を確認しましょう。今回はバーナーの一部が目詰まりを起こしていたようなので、お手入れもお忘れなく。

 入口ゲートをホーム側と完全に分けるようになってから、瓦斯サポ用に販売されるグッズ類にツッコミを入れづらくなったのは残念。わざわざ探し出してツッコミを入れるほどオッサンは悪趣味じゃありません。ビールが500円と非常に高いが、あれはタンブラー使用による割引が前提なんでしょうな。アウェー客から金を巻き上げる巧妙な作戦ですね。

P.S.
 
 「攻めて取る」は「せめて取る」の間違いではないのでしょうか?

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2005.04.17

サテ:新潟 0-1 浦和

<スタート>
   梅田  
 カニ  エスクデロ(Y)
新井    大山
 細貝  赤星
南  近藤  アルパイ
   山岸

66分:大山→西澤(Y)
88分:梅田→サントス

<終了時>
 カニ  エスクデロ
   赤星
新井    西澤
 細貝  サントス
南  近藤  アルパイ
   山岸

 勝ちはしましたが収穫の少ないお寒いゲームでした。桜咲くの報でジャケットを着ずに出かけたのですが、メインスタンドは日陰の上に風が冷たく、内容ともどもとんでもなく寒い環境での観戦と相成りました。

 スタメン復帰を目指すアルパイは尻上がりに調子を取り戻し、最終ラインでの存在感・安定感を見せつけましたが(そのせいでたぶん今日の近藤はめちゃ楽)、立ち上がりはスコンと相手に抜かれてしまう場面もあり、いきなりスタメン復帰というのは難しいでしょう。本人も納得が行かなかったのか、ゲーム終了後はチームメイトと離れてとっとと帰ってゆきました。

 怪我が癒えてトップ出場を目指す山岸はスーパーセーブが2発ほどあり、こちらはまずまずの内容。例によってミスキックもありましたが大きなミスはなく、トップ復帰は時間の問題でしょう。

 山岸の他に良かった選手を挙げれば細貝でしょうか。テクニックはもともと申し分ないのですが、このところ運動量も増えてきたようで、至る所で要所に顔を出してました。赤星は元来得意とするポジションで使ってもらえないせいもあるでしょうが、半年も経たないうちに細貝とは随分差をつけられたような気がします。

 攻撃陣は良くも悪くも最も目立ったのがエスクデロ。この日唯一の得点となったPKをもぎとったのは彼の強引なドリブル突破によるもので、今日のチャンスはほとんどエスクデロが絡んでいたといって差し支えないでしょう。ただ如何せん持ちすぎの嫌いがあり、新潟が深い位置で致命的なミスを犯しても、レッズが一気にシュートまで持ち込めなかったのはエスクデロの持ちすぎによる部分が多かったと思います。

 梅ツァはこのレベルでもキープ力に秀でたものは見出せず、カニに至っては全くいいところがなく90分を終えました。カニに1.5列目は向いていないのか、梅ツァとの相性が相当悪いのか。

 ゲームは終始新潟がボールを支配しつつも決め手に欠き、レッズはカウンターで応戦する形。レッズの攻撃は相手のミスを突いたカウンター以外は右サイドの大山を走らせるものが多く、左サイドが全く使えないのが気になりました。

 前半はアンデルソンを軸にレッズの左サイドを相当攻め立てられ苦戦しましたが、南が苦しみながらもなんとか対応できる程度のアンデルソンの出来と、船越の船越たる所以に助けられて無失点。アンデルソンの退いた後半はサイド攻撃やエスクデロの軽率なプレーから何度がピンチはあったものの決定機は少なく、そのまま試合終了。

 西谷が帯同していませんが、何があったのでしょうか?

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烽火:瓦斯 0-2 浦和

 一つ勝つのがこんなに難しいとは。昨セカンドステージでは当たり前のように勝ち星を重ねていたレッズがこんなに苦しむとは夢にも思わなかったが、何はともあれリーグ戦初勝利。勝った後の酒は旨い。

 この試合で驚いたのはゲーム中に4バックへのシフトが見られたこと。立ち上がりは内舘・坪井・堀之内の3バックだったはずだが、永井が妙に低い位置にいるなと思ってみていたらいつの間にか暢久が下がって4バックになっていた。中盤は前に三都主・永井、後ろに啓太・長谷部。いわゆる中盤が台形の4-4-2か。

 昨年天皇杯で瓦斯相手にアルパイを右に置いた急造4バックを試みて手ごたえを得たのだろう。普段あまり見ない布陣だが、これをそつなくこなせるようになったレッズの選手達には感服。相手に合わせた闘い方をするのはギドの本望とするところではないのかもしれないが、タイトルを掴み取るにはそういうことも必要なのだ。久々に左SBに入り、石川を封殺した内舘。瓦斯栓を閉めるとはこのことか。

 強いて言えばパス能力に難のある永井を引き気味のポジションで使うのはあまり得策ではないな(でもこれといった適任もいないんですが・・・)と感じたが、その永井が先制点のきっかけとなる長谷部へのパスを出すのだから世の中わからない。

 また前半はやや引き気味に構える瓦斯相手にこれといった攻め手がなく苦戦したのも事実。ドリブルしながら玉の出しどころを探しているうちに、瓦斯がとっとと帰陣してしまう場面が目立った。ダイレクトにパンパンと行って欲しいところも多いのだが、レッズはあんまりそういうプレーは得意ではないからなぁ・・・

 先制点は永井を追い越して長谷部が右隅のスペースへ流れたのがポイント。こういうプレーはどちらかというと啓太が得意なのだが、長谷部が飛び出しを繰り返せるようになればさらに大きく成長すること間違いなし。

 流れた長谷部が(ちょっとミスっぽいけれど)グラウンダーで折り返し、この日初めてといって差し支えないビックチャンスをエメがきっちりモノにした。エメの出来は依然芳しくないが、ゴールが浮上のきっかけになって欲しいものだ。

 あとは前に出てこざるをえなくなった瓦斯に対してカウンターで何度かチャンスを作ったが、これがなかなか決まらない。今季勝っていないことが重圧になっているのか慎重になりすぎる嫌いがあり、昨季のように思い切って追加点を取りに行けない。それだけに(残念ながらレッズには極めて珍しいことだが)CKをドンピシャリで叩き込んだ堀之内の追加点は非常に大きかった。

 最後は例によって最終ラインでどたばたしたが、今日は選手の集中力が凄まじかった。玉際での勢いも最後まで衰えることがなかった。勝利への執念が満ち満ちた好ゲームだった。

 出足大きく躓いたが、闘いはこれからだ。

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2005.04.16

瓦斯0ー2浦和

執念。まさに執念。一つ勝つことの大変さを再認識させられた一戦だった。さぁこれからだ。

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2005.04.15

法起寺にて

17-04-15nara1

浦和レッズの勝利を奈良の神仏に祈願する旅を続けています。昨日は東大寺・春日大社・興福寺・元興寺と回り、今日は斑鳩の里歩き。昼から西ノ京へ参ります。雑念が払われ、すがすがしい気分で味スタヘ行けそう

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2005.04.14

奈良にて

奈良にて

鹿を見ると何故か無性に腹が立ちますが(笑)、奈良公園の鹿は汚い手を使うどころか神の使いなので大切にしましょう。

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2005.04.13

呻吟:浦和 1-1 清水

 西やメインからはブーイングが飛んだが、それには少々違和感があった。だが、拍手で応えるべき内容でもない。この試合で最も肝心な結果が出なかったのが何より悔しくて、ピッチを去る選手達を、ただただ無言で見送ることしかできなかった。

 サイドを基点に何度もチャンスを作った。幾人かの選手は随所で個人能力の高さを披露し、清水との格の違いを見せつけたりもした。負傷をおして出場した暢久。コンディションが未だ十分でない永井はやれるところまで頑張った。

 左右に大きくサイドチェンジして相手を揺さぶってみたりもした。ロングパスあり、細かいパス交換あり。楽しいサッカーが蘇る兆しは十分にあった。スリッピーなグラウンド状況を見てか、幾度か遠目からシュートを撃っても見た。エメルソンの強引なプレーもやや影を潜め、周りを使うプレーが出始めた。そしてCKは山のように得た。

 だが得点は長谷部の1点に留まった。昨年のセカンドステージであれば無理やり押し込んでいたはずなのに、あと一歩が届かない。

 レッズのFW陣は高さがないので、サイドを崩されても中央できっちり跳ね返せる体制が出来ていればさほど怖くない。セットプレーは下手糞なのでいくら与えても全然OK。攻められ通しの清水だが、案外そんなに怖くなかったのかもしれない。事実、恐慌状態に陥ってレッズ攻撃陣をどフリーするような場面はほとんどなかった。

 それでもなんとか1点は取っているので清水を無失点に押さえていれば勝ちなのだが、あろうことか縦への放り込みに対し、またもや都築が飛び出してボールに触れず先制点を許す。清水の決定機はこれっきりなのだが、それをきっちり決められてしまうのが今のレッズか。清水は決定機こそほとんどなかったが、縦に放り込んだり、サイドからの崩しでGKとDFの間を狙う意図が十分感じられた。都築のミスは清水の狙い通りだったのだろう(注:GGRで見たら、これは積極的にオフサイドを取りに行ったわけでもないのにチョを捕まえていないDF陣のミスだ。スマン都築)。

 後半も半ば過ぎになると例によって運動量も落ちて、さらにボランチと前3人の間が空いてしまう。清水は引分け狙いに徹しているのか、そんなに積極的に前には出てこないので事なきを得たが、あまり芳しい状況ではない。

 疲れの見える暢久と永井をそれぞれ平川・岡野に代えたのは妥当だが、それ以外の選手も相当疲れているせいか、攻め倦み状況を好転させるには至らず。

 5節を終えて依然呻吟を続けるレッズ。今は怒らず、投げず、目の前の一試合一試合を共に闘い続ける他なかろう。

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2005.04.11

レッズサポに見るOK牧場

「勝ち点が思うように伸びない時のあなたの態度は?」

1.怪我やコンディション不良、それに不運な退場でメンバーがなかなか揃わない中だし、まぁしゃーないやんと冷静に見守る

2.「俺達のサポートが足りなかったんだ、勝たせてやれなかったんだ」と、自分を責める。

3.「だから即戦力の補強が足りないって言っただろ!」とフロントを責める。

4.もう何もかも嫌になったと、布団をかぶる。

(参考サイト)

http://www8.plala.or.jp/psychology/topic/ok.htm

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2005.04.10

レッズ 0-2 ペルーレ

 点差以上に実力差が感じられた試合でした。まさに完敗。チームの出来はベレーザ戦を大きく下回り、守備はがんばっているものの攻撃の形が作れず、耐え切れずに失点してジ・エンドという感じ。 監督が代わって未だに試行錯誤を続けているのかもしれませんが、今後に不安が残る試合でした。

 個人能力が相手に劣るのはベレーザ戦同様ですが、今日は出足や運動量でも負けていました。後半になるとその差はさらに顕著になって防戦で手一杯になり、攻撃は偶発的なカウンターに頼るだけになってしまいます。ボールキープできるのが安藤だけという中、運動量をベースとするサッカーを暑い中やり続けるのはかなり無理があり、それだけではちょっとペルーレに抗してゆくのはしんどいでしょう。

 先制点は大谷の個人技でやられたようなものでしたが、それ以前にサイドを徹底的に崩されてクロスを上げられ、何度も危機を迎えます。2点目はロナウジーニョ(山本)が距離のあるFKをロベカルばりに直接叩き込んだものでしたが、いやはやこれには全く恐れ入りました。得点にはなりませんでしたが、ロナウジーニョや柳田のプレースキックの精度は恐るべきものがあり、この辺も実力の違いを感じさせるものがありました。

 レッズも中盤でプレスが掛かっているうちは守備はさしたる問題はないのですが、攻撃は改善の余地が相当あります。縦に急ぎすぎる癖があるのはどこかのチームと似ていますが、相手の裏を突くでもなく、トップに当てて展開するでもなく、どういう攻撃をしたいのかイマイチ意図がはっきりしないまま90分を終えた感じ。またバックスタンドから「横使え!」という野次が飛んでいましたが、むべなるかなと思います。

 前線でボールキープ出来ない北本を後半早い時間帯で諦め、法師人を投入してエリの1トップに。さらに先制された後は、木原に代えて槙を入れて再度2トップに代えてみるといった策を打ってみましたが、残念ながら大した効果なし。スタメンとサブの力の差を確認したようなものでした。

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 今日はGK小金丸の奮闘が印象的。高卒新人であれだけやれれば十分です。

P.S.

神戸からのサポーター?にメインスタンドの端っこから気安く挨拶する磯崎とロナウジーニョ。ほのぼのしていて良いですね。

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P.S.2

当日配布されたMDP。無料ではもったいないほどの出来ですが、次号はどうなるでしょう?

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謎の空白

気分転換を兼ねてタイトル画像を変えてみたが、謎の空白が直らん。

これじゃまるでレッズの中盤のようだという自虐ネタも虚しくなってきましたが、なんででしょうね?

ココログの大規模メンテナンス以来、こうなっちまったのだが・・・

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2005.04.09

浦和 1-1 G大阪

 レッズの病巣は思いのほか深いようだ。

 勝ち点3を得られなかったのを嘆くよりも、力のある相手に負けなかったことで良しとせざるを得ない、そんなゲーム内容だったと思う。最後に遠藤をフリーにした時は一巻の終わりかと思ったが、ガンバの驚異的な決定力のなさに助けられた。後ろから押し倒した格好となってPKか?と思った場面もあったが、主審は流してくれた。

 苦戦の原因はナビスコ神戸・大宮戦と同様で、後半中盤がほとんど機能しなかったことにある。最終ラインはズルズル下がり、両ボランチもそれに吸収される有様。最も酷い時は前線にエメと達也がポツンと残って、その他大勢がエリア付近にぐしゃぐしゃいる感じになっていた。

 先制されたガンバは吉原を投入して3トップ気味にしてきたのがレッズ守備陣の混乱を招いたのかもしれないが、とにかく中盤のチェックが効かなくなって、しばしばガンバの中盤をフリーにさせてしまう。今日は特にアラウージョがやばかった。髪を切って清水時代と容貌が随分変わってしまった感のあるアラウージョだが、同点弾となったプレーを始め、巧みなボールキープと柔らかいドリブルで終始レッズに脅威を与え続けた。

 とにかく後半は良い形でボールが取れず、終始後手後手に回ってしまった。サイドから精度の高いボールを入れられたり、浮き玉でDFの裏に落とされたりと決定機の数はガンバのほうが圧倒的に多かった。かたや後半のレッズの決定機は長谷部のGKとの1対1だけ。よくこれで負けなかったと改めて思う。

 昨年のレッズならこちらが先制して相手が前掛りになるのは願ってもない展開のはず。だが、今季は逆に相手の攻勢に対して受身に回ってしまっている。さらに悪いことにたまたま良い形でボールを奪っても、そこからの切り替えが遅くなっているような感じすらする。カウンターがほとんど決まらないのがその証拠だろうし、啓太や酒井がボールを出しどころを探しに首を振っている場面もしばしば見受けられた。

 怪我人や退場者が相次いでメンバーが固定しないという言い訳もあるだろうが、どうしてこんなにもレッズのサッカーは後退してしまったのだろうか。

P.S.

 大勢には影響のない話だが、長谷部→永井は完全に失敗。エメもまだ完調にはほど遠いが、永井はさらに体が重そう。前半はロングボールや右サイドから縦へ直接達也にボールが入る場面が多くて長谷部は消えているにも等しかったが、後半ようやく見せ場を作り始めた矢先の交代は残念。ま、この交代があってもなくても苦戦は免れないでしょうが。

P.S.2

 坪井はこの日もセンター。ホリ・内舘と組んでの和製3バックそのものは悪くなかったが、ラインをズルズル下げてしまうのはどうだろうか?

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リリアパークにて

リリアパークにて

数少ない川口の誇り(^^)  ちょっと花びらが舞い始めましたが、いい感じです。

公園は朝から花見客で大賑わい。さすがにまだ酔っ払いはいない模様。

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2005.04.08

アクリル板設置延期

埼玉といえども県レベルになるとサッカーに無理解な方がいろいろとおわすようだ・・・という感想はともかく、

明日の最大の見せ場はアクリル板じゃねぇだろう?

悲観するほどでもないが、苦しい状況には違いない。ここは集中してゆきましょう。

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素敵な宣伝フレーズを考える

やっぱり浦和はこうでなくっちゃ(自虐)。

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彼を誘ってサッカー観戦に行った。私も始めてのナイトゲーム。

スタジアムに入るなり、私たちはその雰囲気に一瞬で飲み込まれてしまった。

野次を浴びる城定のようにピッチを駆け、稚拙なテクニックであっさりボールを奪われる選手たち。

ここはまるで鉄火場。ナイターの試合は、爽やかなスポーツシーンをマゾスティックなショーへと変えてしまったみたい。

生でサッカーを見たことがない彼は、すでに臨戦状態。オーバーリアクションじゃない?ってくらい興奮してる。

相手のゴールが決まった瞬間、急に椅子を蹴り出したのにはドキッとしたけど、なんかこういうの良くないよね(つД`)

一緒に一喜一憂して、そして最後は殺伐としてしまう時間をもっと彼と過ごして、もっとふたりが濃く煮詰まればいいなって思った。

それから私たちのナイト・デートの定番は、もちろんサッカー観戦。今日も私と彼は夜のスタジアムに足を運ぶ。ぐだぐだのフットボールを見に。そしてふたりとも命を縮めに。

参照

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2005.04.07

俺達法師党!

 君は法師人美佳を知っているだろうか?

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 プロフィールは公式サイトを見ていただくこととして、法師人選手の最大の魅力はそのつぶらな瞳とキュートな体型にある。試合前のアップではどこにいてもすぐわかる。常にどこかしらでチョコチョコ動いている。

 レイナス加入以来今年で2年目になのだが、残念ながら法師人選手はスタメンを確保するには至っていない。場合によっては出番がないこともある。オッサンはレイナスの試合を4試合くらいしか見たことがなく、しかもそれらの試合では法師人選手の出番は極めて限られていて、正直どんなプレースタイルなのか皆目わからない。

 でも、その限られた時間の中でオッサンの心を鷲掴みにする選手。それが法師人美佳だ。

 オッサン脳内ダン幕:「いつもそばにいるよ(はぁと)美佳」
 →これを染太郎に発注する勇気はないなぁ・・・

 オッサン脳内コール:(大柴健二コールの節で)「法師人美佳、ゴール、ゴール、ゴール・・・」

 「金の心配はせんでいいから、お前はサッカーをやれ!」と一度は言ってみたいオッサンであった。

P.S.

 ああ、キモいというツッコミはご遠慮願います。

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ごらんアウェー:こんなところにも魔の手が

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大分・中央町商店街にて

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2005.04.06

ごらんアウェー~七隈線試乗

 ビックアイへ向かう前に、去る2月3日に開業したばかりの福岡市地下鉄・七隈線(天神南~橋本)に試乗して来ました。

 七隈線が出る天神南駅は、天神駅から暗い地下街を歩くこと10分ほど。随所に案内板が出ているのでおそらく迷うことはないと思いますが、天神の地下街自体が非常に暗いので注意。天神南駅周辺は煌々と明かりがついているので、ほっとした気分になります。

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 丸みを帯びた前面デザインが特徴的な七隈線。オッサンが試乗したときは通勤時間帯を外れた時間帯だったにも関わらず大変な盛況ぶりだったのですが、福大前でリクルート姿の人々が降りた後の車内はがらんどうに。おそらく就職関係のイベントがあったものと推察されます。

 帰ってから調べてみると、七隈線の利用実績は見込みを大幅に下回るとのもあり、珍しく込み合った車両に乗り合わせたのかもしれません。

 最新鋭の車両らしく、大きな液晶パネルで路線案内。

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 福岡市地下鉄は駅毎にシンボルマークを描いているのが特徴ですが、市中心部を貫通する空港線と違って、七隈線は地元の方にしか縁がない地味なところを通るせいか、シンボルマークのネタに困っているのがありありとわかります。天神南駅は「通りゃんせに興じる子供」。天神様の細道じゃ、ですね。「次郎丸」駅はホタルですが、どんな由縁があるのでしょうか。

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 まだ開業ムードが残る終点橋本駅。周囲には全く何もなく、郊外型のレストランや紳士服店がちらほら見える程度。

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(おしまい)

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また駅弁まつり

新聞のチラシを見ると、また近所のイトーヨーカドーで「駅弁・空弁まつり」が開催される模様。

大して広くもないどころか、むしろ狭いくらいの川口店で、よくこれだけの駅弁を集めたものだと感心しますが、チラシを見ると「摩周の豚丼」の名が。

摩周(っていうより、オッサン的には未だに「弟子屈」のほうがしっくりくるんですが)はかなり昔に駅弁販売がなくなったはずで、こんなところでも駅弁復活の動きがあると知って驚きました。

摩周は先に取り上げた富良野や留萌よりも一段と乗降客が少ないはずで、露骨なまでに駅弁まつりや「道の駅」等での販売を当てこんでの復活としかいいようがありません。

それを悪いとは言いませんが、こんな駅弁に冠せられる「駅」っていったい何なんでしょう。群馬県なのに「軽井沢」を名乗るのと同じようなものとオッサンには見えて仕方ありません。

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2005.04.05

大分 1-0 浦和

 致命的ともいえる数的不利を跳ね返そうと、残された9人の選手達は死力を尽くしていた。

 最前線で孤軍奮闘するエメルソン。サイドでどフリーになっている大分の選手を見つけるや否や全速力で駆け戻った。代表から戻ったばかりの三都主。彼も集中力を切らすことなく最後まで走りとおした。坪井の復調ぶりは著しく、俊足を飛ばしてマグノ・アウベスに喰らいついた。そしてこのところ何かとミスの目立っていた都築も安定感を取り戻し、幾度もボールを跳ね返した。

 終始腰が引けている上に攻撃のアイデアにも乏しい大分の不甲斐なさにも助けられ、絶望的な状況下で貴重な勝ち点1を掴み取るかと思われたが、残念ながらあと一歩及ばなかった。

 不当というか偏向としかいいようがない判定の前に敗れ去ったレッズ。だが、その闘いぶりは浦和者の魂を揺さぶり、レッズへの傾倒をより一層深めるに十分なものだった。 2人の退場者を出し、キャプテンを負傷で失って苦しい状況に置かれたことは確かだが、それでもこのチームはどこかで立ち直りのきっかけを掴むに違いない。そんな確信を抱かせる試合だった。


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 西村主審の判定がいかに不当であったかについてはここでは述べない。

 残念ながら今後も選手も監督も糞審判に悩まされ続けることだろう。日本サッカーが一足飛びには強くならないのと同様、いかにJリーグが審判技術の向上に努めていようと糞審判はおいそれとはなくならないだろう。

 糞審判を所与として受け入れざるを得ない現実において、選手や監督はいかに振舞うべきか。審判の印象を著しく好転させ、現にイエローカードが急減したエメルソンがその答えの一つを示している。彼なりの審判対策が実を結んだ好例だ。逆に2枚目のイエローを呼んだアルパイのペットボトル蹴り上げは今後の審判対策を考えると最低の行為としか言いようがない。同じく審判の心象が悪いと推察されるネネも同様だが、日本の審判に対しての振舞い方を学ばないと日本でコンスタントに活躍するのは難しいだろう。

 またゲーム中執拗に抗議を繰り返したギドの振る舞いはどうだろうか。却って逆効果になっていないだろうか。レッズに対する不利な判定が目立つとすれば、それはレッズの審判対策が非常に下手なためではないのか。ギドの怒りはもっともだが、監督はそれで自分の首を絞めてないか。

 福西のハンドに対する岡田監督の態度を思い起こすと、残念ながらこのあたりに監督経験の差が如実に出ているような気がしてならない。

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2005.04.03

浦和 2-2 ベレーザ

 北本     若林
    安 藤
 岩倉     木原
    高 橋
西口 笠井 田代 森本
    小金丸

(フォーメーションはうろ覚え。ツッコミ歓迎)

 90分で2-2ながらPK負け。浦和レッズレディース発足初戦を白星で飾ることは出来ませんでしたが、今後の活躍に大きな期待が持てる好ゲームでした。

 残念ながら個人能力やチーム戦術の洗練度ではベレーザが格段に上。豊富な運動量を生かしてベレーザの中盤を寸断できた前半こそ互角の戦いぶりを見せていましたが、疲れが隠せない後半半ば以降は一方的に押し込まれ、2点先行しながら追いつかれる展開に。結果はPK負けでしたが、まだまだ力及ばずといった印象は拭えませんでした。

 但し、ベレーザも荒川を欠いているせいか、FWの個人技でレッズDFを脅かすには至らず、また前線でキープして澤の飛込みを呼ぶでもなしで、レッズの疲れが見え出した時間帯までは攻撃は右からのサイド攻撃に頼りがちな感じ。正月の対戦ほど実力差を感じなかったのも確かです。

 レッズの攻撃は中盤でなんとかボールを奪い取って、後はスピードのあるFWに託すというどこかで見たような展開が多い感じ。その展開がズバリ嵌って先制点を挙げた若林エリ選手。早くも浦和の核弾頭のヨカーン十分で、お約束の「バモ、エリ、バモ」とか「エリー、ララララ・・・」のコールが飛んでおりました。ちょっと電柱系っぽい北本選手には次試合での活躍を期待しましょう。力量に勝るベレーザ相手に安藤は守備に追われがちで、攻撃に絡む場面は少なかったように思います。2点目となった高橋のFKはまさにお見事。

 またチームにGKが一人しかいない不安材料を抱える中、山郷の後を継いだ小金丸は再三好セーブを見せ、これといった大きなミスもなく上々のデビューでした。

 ただ如何せん全体にボールキープができず、走り回ってなんとか穴を繕っている状態なので、後半押し込まれてしまうのは致し方ありません。そういうチーム状態ゆえ選手交代が全くなかったのは非常に不可解。レギュラーと控え選手との差が大きすぎるのか、あるいはこの試合をリーグ戦前の調整試合と位置づけて90分どこまで出来るかを試したのか、何がしかの理由があったと思いますが、オッサン的には法師人を出さないから負けたんだと理屈は関係なく好き嫌いで判断するギャルサポのような感想を抱いてしまったりするわけです。

 力量差は覆いがたいものがありましたが、彼女達は最後まで実に良く走りました。泥臭くはあってもひた向きにボールを追う「浦和の魂」が彼女達にも脈々と流れています。上手いプレーは期待薄ですが、レディースを見て損はありません。

 4月10日 Lリーグ開幕: 浦和 vs TASAKI (13:00 駒場)

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2005.04.02

勘違いするなよ

苦しくなってからが浦和レッズだ

We are REDS!

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2005.04.01

驕るkizakiも久しからず

 長い一日だった。

 浦和系ブログの大半を傘下に収め、浦和の「新メディア王」の名を欲しいままにするかと思われたkizaki氏だったが、その最期はあっけなかった。

 不遜にも「山田暢久オフィシャルサイト」をkizaki傘下に収めようとしたのが彼の運のツキだった。

 暢久の怒りは本気だった。浦和レッズの監督もスタッフもチームメイトも、そしてサポーターも誰もが未だ見たことのない本気の暢久。驕り高ぶるkizaki氏は暢久の威光に打たれ、たちまち石となって壇ノ浦の海底深く沈んでいったのだ(それゆえ、たぶん大分戦には来られない(^^))。

 陽はまた昇り、「浦和御殿」は復活する。

<主な登場人物>

kizaki氏(イメージ図)

april_kiyomori

怠惰屋氏(イメージ図)

april_gosirakawa

kojya氏(イメージ図)

april_fujiwara

紅い雪だるま(イメージ図)

april_ueto

*イメージ図に関する苦情は一切受け付けません(^^;

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玉音放送

昨夜から数次にわたってkizaki氏と会談を重ね、何とか共存の道を模索したのだが、資本の力には抗すべくもなく弊サイトもあえなく"True Faith”の傘下に入ることとなった。

今後の運営方針については、後日大分で協議する予定だが、とりあえず「浦和御殿」としての活動は停止する。

愛読者の方々には非常に申し訳ない結果となったが、諸般の事情を汲んでこの度の事態をご了承願いたい。

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