サテ:新潟 0-1 浦和
<スタート>
梅田
カニ エスクデロ(Y)
新井 大山
細貝 赤星
南 近藤 アルパイ
山岸
66分:大山→西澤(Y)
88分:梅田→サントス
<終了時>
カニ エスクデロ
赤星
新井 西澤
細貝 サントス
南 近藤 アルパイ
山岸
勝ちはしましたが収穫の少ないお寒いゲームでした。桜咲くの報でジャケットを着ずに出かけたのですが、メインスタンドは日陰の上に風が冷たく、内容ともどもとんでもなく寒い環境での観戦と相成りました。
スタメン復帰を目指すアルパイは尻上がりに調子を取り戻し、最終ラインでの存在感・安定感を見せつけましたが(そのせいでたぶん今日の近藤はめちゃ楽)、立ち上がりはスコンと相手に抜かれてしまう場面もあり、いきなりスタメン復帰というのは難しいでしょう。本人も納得が行かなかったのか、ゲーム終了後はチームメイトと離れてとっとと帰ってゆきました。
怪我が癒えてトップ出場を目指す山岸はスーパーセーブが2発ほどあり、こちらはまずまずの内容。例によってミスキックもありましたが大きなミスはなく、トップ復帰は時間の問題でしょう。
山岸の他に良かった選手を挙げれば細貝でしょうか。テクニックはもともと申し分ないのですが、このところ運動量も増えてきたようで、至る所で要所に顔を出してました。赤星は元来得意とするポジションで使ってもらえないせいもあるでしょうが、半年も経たないうちに細貝とは随分差をつけられたような気がします。
攻撃陣は良くも悪くも最も目立ったのがエスクデロ。この日唯一の得点となったPKをもぎとったのは彼の強引なドリブル突破によるもので、今日のチャンスはほとんどエスクデロが絡んでいたといって差し支えないでしょう。ただ如何せん持ちすぎの嫌いがあり、新潟が深い位置で致命的なミスを犯しても、レッズが一気にシュートまで持ち込めなかったのはエスクデロの持ちすぎによる部分が多かったと思います。
梅ツァはこのレベルでもキープ力に秀でたものは見出せず、カニに至っては全くいいところがなく90分を終えました。カニに1.5列目は向いていないのか、梅ツァとの相性が相当悪いのか。
ゲームは終始新潟がボールを支配しつつも決め手に欠き、レッズはカウンターで応戦する形。レッズの攻撃は相手のミスを突いたカウンター以外は右サイドの大山を走らせるものが多く、左サイドが全く使えないのが気になりました。
前半はアンデルソンを軸にレッズの左サイドを相当攻め立てられ苦戦しましたが、南が苦しみながらもなんとか対応できる程度のアンデルソンの出来と、船越の船越たる所以に助けられて無失点。アンデルソンの退いた後半はサイド攻撃やエスクデロの軽率なプレーから何度がピンチはあったものの決定機は少なく、そのまま試合終了。
西谷が帯同していませんが、何があったのでしょうか?
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