神戸、激震
確かに結果は全く出ていない。しかし、戦力はそのままで監督交代後2ヶ月やそこらでチームが劇的によくなると期待しているほうがどうかしている。
今回の解任でレッズはレオン神戸と2度も闘った稀有なチームになってしまったのだが、神戸の守備はかなり手強いレベルにあったと思う。平気でファウルで止めに来るスタイルは好きにはなれないが、ナビスコ予選で闘った大宮や新潟よりははるかに勝ち点3が計算しにくい相手だった。
ただ如何せん攻撃力が皆無。バン&カズの2トップでは全く点が入る気がしない。頼みはアツのFKだけなのだが、そのアツはナビスコでは不在となると惜敗を繰り返したのは当然だろう。
リーグ戦ではアツが戻るし、FWに強力な外国人選手を呼べば勝ち点1をコツコツ拾うレベルには行くのではないかと思っていた矢先の解任劇。パベル新監督も暫定との報もあり、当面迷走が続くのだろう。
今季の神戸が不可解なのは、イルハンだとかエムボマだとか平瀬(笑)だとか、チーム戦力としての要不要とは無関係に選手を集めまくっていた昨年と比べて、明らかに選手に金を出し渋っていること。監督交代よりFW強化のほうが効果的と思うのだが、なぜか今年の神戸は積極的に選手を補強する動きが見られない。監督交代にも違約金やなんやらでそれなりに金がかかるはずなので、どうも金のかけどころを間違っているとしか・・・
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