7/3新潟戦補遺
昨日の試合に対しては結構厳しい意見多いですね。
前半20~30分あたりの後ろでちんたらボールを回していた時間帯が悪印象になっているのではないかと思いますが、それを除けばオッサン的にはそんなに悪くはないと思います。要は平川が生きていた時間は良く見え、死んでいた時間帯は悪く見えたという感じでしょうか。
ベタ引きの相手に「やあやあ我こそは」×3(三都主もいれて×4か)の繰り返しで攻めていた時期に比べれば、サイドを走らせて見たり、DFとGKの狭い間にボールを入れてみたり、速いパス回しやダイレクトプレーを多用して組織的に打開しようという意図が窺えた分格段にマシと思いました。エメ抜きなので、余計そういう意識が根付いたのかも(^^?
同点弾となった暢久のミドルは引いた相手に対する定番といってもよい形ですが、(精度が低いとはいえ)前半からミドルを撃とうという意識だけは垣間見られましたし。
そんな中、三都主だけがちょっと取り残されて「やあやあ我こそは」のままでいたような感じもしましたが、この辺がキャンプ不参加の影響なのかも。
ただ上手く行っていた時間帯が立ち上がりの15分とと後半25分くらいまでに限られていたせいで不満の残った方が多かったのかもしれません。ですが、今まで大して出来ていなかったことが急にハイレベルで出来るようになるわけはありませんし、そういう意識付けが出来てきたことで良しとすればいいかなと思います。まぁ相手はその練習台としては好都合のレベルだったという点は割り引かねばなりませんが。
不満を上げるとすればオッサン的には攻守の切り替えの遅さ(特に前半)は気になりましたね。新潟の選手はいかんせん下手なので、スリッピーなピッチの影響を受けてか、変なところでボールを失うことが時々あるのですが、その時の新潟の帰陣の速さと比べると浦和のチンタラぶりがちょっと目に付きました。
あとは雑感風に。
達也はサイドやDFライン裏でボールを呼び込む動きは目を惹くものがありましたが、クサビを受ける動きはまだまだですね。もちろんシュート精度も・・・ 逆に永井はサイドに流れたり、クサビを受けたり、はたまたパスを出したりとチャンスメークは良い仕事をしていましたが、自らゴールに向かう動きに乏しかったのは残念でした。また逆転後は少々力を抜いたプレーが散見されたのもいかがなものかと。
エジミウソンがポツンといるだけなので、流れの中でのDF陣の攻撃参加も時々ありましたが、シュートを撃って帰ってきた内舘はまだしも、坪井はチームメイトに完全に黙殺されてあえなく帰還。DFの攻撃参加はネネやアルパイ級じゃないと相手に対する脅威にはなりません。
闘莉王の攻撃参加は期待感はあるものの、今のDFラインでは高さが足りなくなってカウンターを浴びた時のリスクが高すぎ。失点の場面はまさに闘莉王不在でした。
横山が抜け出した場面。確かにパスのほうが得点の確度は高いかなと思いますが、あそこはGKにぶつけてもいいから撃って男を上げてほしかったな・・・
そして〆は内舘のバックヘッド?。心臓に悪い。
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