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2005.07.10

慢心:浦和 1-2 大宮

 まぁ前半30分も寝ていれば勝てんわな・・・立ち上がり早々後ろ向きの啓太が背後からボールを突つかれて、そのまま桜井にシュートまで持って行かれたのがこの日を象徴していたような気がしました。

 油断や慢心もあったでしょうし、誤算もあったでしょう。

 前節こちらは大勝、あちらは惨敗。しかも今年2回闘って相手のレベルも判っている。これだけ条件が揃えばいくら油断するなといってもなかなか気を引き締めるのは難しいものです。90分起きていたのは都築と闘莉王ぐらい(闘莉王はちょっと空回りしてましたが・・・)で、あとはとうとう起きないまま交代させられる選手も出る始末。とにかく前半を中心にイージーなパスミス・連携ミスが目立つ一日でした。スタンドから「あー」が何度沸き起こったことやら。

 誤算もいくつかありましたが、大宮が新潟のようにハナからベタ引きにはせず積極的なゲーム運びを仕掛けてきたことが最大の誤算で、このためレッズDF陣はいつになく不安定になりミスを連発。修正が効かないまま立て続けに2点を叩き込まれます。

 トニーニョをボランチに上げてレッズの中盤(特に長谷部)を徹底的に潰しにきたことも想定外だったでしょう。大宮は4-4-2の布陣でサイドでの数的優位を確保すると同時に、中央を割られそうになった場合はトニーニョを中心にファウル覚悟で止めに行く策を徹底していましたが、この辺はレッズ対策を入念に練った跡がありあり。

 策を持って試合に臨んだ大宮に対し、自然体かつ寝ている状態で試合に入ってしまった浦和との差がスコアにそのまま出たような気もします。こちらは中下位かつJ1昇格初年のチームとの一戦としか思っていないのに対し、向こうはダービーとして意地を見せに来た取り組み姿勢の差といっても過言はないでしょう。

 2点先取されてようやく目が覚めたレッズですが、疲れがあるのか最後まで軽快なパス回しは影を潜めたまま。すっかり自陣に引いてしまった大宮の堅陣を最後まで崩せず、セットプレーで1点を返すのが精一杯。

 FWへのクサビのボールはなかなか入らないし、パスをもらいに行く動きが乏しいのか中盤で出しどころを探してキョロキョロする場面も目立つし、仕方なくドリブルで仕掛けて潰される場面も目立つし・・・ 総じてリーグ序盤の最悪期に戻ってしまったような感じでした。三都主がサイドでこねても埒が開かないので、右に大きく振って平川を縦に突破させる場面も何回かありましたが、ここは大宮に上手く応対されてチャンスには至らず。

 永井→岡野、暢久→横山の交代は完全に不発。永井の疲労が著しかったので仕方ないのかもしれませんが、スペースのない場面での岡野投入は局面打開としてはちょっと無理があります。また投入された横山がインタビューで疑問を呈しているように、いきなり闘莉王を前線に上げてパワープレーに突入したのは、高さだけはレッズに勝っている大宮の人垣を崩す策としてはどうかなと思いました。立ち上がりは寝ていて、最後は焦りまくって、90分間とうとうクールな時間帯はないままに終わったという感じでしょうか。

 「良い内容が続かない」という浦和の伝統がまたぞろ顔を覗かせた結果になってしまいましたが、大宮戦がただの中下位チームとの一戦から絶対に負けてはいけないダービーに昇格したという点で多少意味があった敗戦だったかもしれません。

P.S.

 負けたおかげでしこたま仕込んだネタは全部封印だよ(つД`)

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