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2005.09.23

再生の時、来る

 「最近はホームでいい試合がなかなかできない。ぜひ勝ちたいが、ここでもしダメなら来年はJリーグに頼んで、全部アウェイにしてもらいたい」

 広島戦の後、ギドがなにげなく語った言葉が重くのしかかる。

 確かに今年のレッズはホームで下位チーム相手の取りこぼしが多く、内容も概してアウェーのほうが良い試合をする。ギドは「ホームスタジアムがぬるい」という趣旨で語ったわけではないのだと思うけれども、ギドの言葉が触発剤になったのかどうか、このところホームゲームにおけるゴール裏のあり方について語る向きが目に付くように思う。

 以前にも書いたが、オッサンはバックロアでまったり見るのを専業としているので、浦和のゴール裏のあり方についてどうこう言うつもりもなく、そもそも言える立場ですらない。ただ「アウェーすらド迫力を感じたレッズサポの応援。埼スタならどんなに凄いかと思って行ったら、期待したほど大したことはなかった。」と他サポや一般の方に言われたという件だけは心にひっかるものがあった。

 残念なことに埼玉スタジアムのゴール裏には屋根がない。それゆえどうしても声が上に抜けてしまい、それが人数の割にはアウェー側に威圧感を感じさせない一因になっているのは否めない(屋根が全てではないのも了知しているはここでは扱わない)

 だがたとえそういう構造上の問題があったとしても、屋根のあるメインやバックスタンドに座っている人々が手助けをすればいいだけの話ではないか? 

 メインやバックは積極的に浦和を声援するというよりは純粋に試合を見に来ている人も少なくないので終始声を出すのは憚られるところはあるし、座ってみないといけない事情の方もいるでしょうから、立ち上がっての声援はもっての他だと思う。

 昨年のCS第2戦のようにゴール裏どころか、メインも、バックも、ロアも、アッパーも、スタジアム全体が浦和を勝たせるために立ち上がり、声を出し、手を叩くのが理想とは思うけれども、あれは乾坤一擲の場であればこそのことで、それを毎試合期待すべきでもないし、やるべきでもないだろう。

 だがもうマッタリと90分を過ごしていい時期でもないだろう。あたかも消化試合であるかのような、先の大分戦のように選手共々マッタリしてしまうスタジアムであっていいはずがない。

 道程は容易ではないが、我々は悲願のリーグ制覇を目指して突き進んでいる最中なのだ。「浦和の声援は意外にしょぼい」と言われるのは全く持って心外。いわんや「ビックスワンのほうが凄い」と言われるのは屈辱以外の何物でもない。相手チームをして「あのスタジアムにやられた」と言わしめるだけの環境を自らの手で再生すべき時なのではないか。

 というわけで、オッサンは今後拍手だけは極力派手にやってゆく。試合中いろいろ腹立たしいこともあるけど、味方への野次(審判へのそれも含めて)はもちろんタメ息もぐっとこらえる。そして近くに野次ラーがいれば、それをかき消す勢いで声援を送るつもりだ。

 バックロアでご観戦の方は「少々喧しい人がいるなぁ」と思うかもしれないけど、そういう次第なのでご了承願いたい。そして愛する浦和レッズに少しでも力添えを賜れば幸いである。

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