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2005.10.03

壊滅:セレッソ戦補遺

 「リーグ制覇」の文字が涙で霞んでしまうほどの完敗だった。鹿島が下降線を辿っていることは誰の目にも明らかだが、浦和は今季さしたるピークがないまま下降線に向かいつつある。そんな感じさえ漂う試合だった。

 大分戦あたりからこのチームにはずっと疲労感が漂っているような気がするが、この試合もまたその例に漏れない。90分を通じてセレッソに走り負け、なんだかずっと一人少ない状況で闘っているような按配だった。

 おまけにギドはセレッソの攻撃に対して無策すぎた。ネネの負傷交代は不運だったかもしれないが、西澤・森島・古橋の3人を3バックで対応するのはいかにも無理があった。この3人への対応でアップアップなのに、左WBのゼ・カルロスに加えボランチのファビーニョまで攻撃に参加されては浦和守備陣が混乱を来たすのも道理。

 昨年の瓦斯戦でやったように、こういう相手には4バックで臨むのが自然だろう。残念ながら今年の浦和は自分のスタイルに固執して勝てるようなチーム力はない。対セレッソの研究不足が招いた大敗といっても差し支えない。

 駒場での1戦とは違って西澤に簡単に撃たせる愚は避けられたものの、西澤に前線で橋頭堡の役割をこなされてしまうようでは無為無策の責は免れまい。試合終了後に「闘莉王早く戻って来いよぉー!」との野次も飛んでいたが、むべなるかなである。

 コンディションの良くないポンテが守備に回れないハンデを補おうとしたのか、前半はポンテをやや前に上げる代わりに永井が後ろに下がる布陣を取っていたが、これが全く機能せず。永井を下げたところで浦和守備陣の混乱はなんら改善されず、セレッソと比べると攻守の切り替えが遅いのも手伝って、攻撃時には前の枚数が少なくなる弊害だけが目立った。

 結局森島に飛び出され、ファビーニョをフリーにし、古橋を捕まえられずに3失点。他にもセレッソに決定機を与えた局面があり、久しぶりに長居で虐殺を食らってもなんらおかしくない試合内容だったように思う。3点リードしたセレッソは早々と西澤・森島を退け、安全策に徹してくれたので結果的に虐殺を免れただけだ。

 3失点を食らってからアレックス→平川、啓太→マリッチと代え、暢久をボランチに、永井を右WBとシフト。これは前半の布陣よりはるかにマシで、なんとか攻撃のリズムを作り出すも永井の右サイドからの低いクロスをマリッチがチョンと合わせて1点を返すのが精一杯。全般に運動量の差は拭いがたく、結局きわどいシュートを放つことすらままならなかった。そして結局のところ最後まで3バックに固執し続けたわけだが、これがこの日最大の謎だった。

 これだけの大敗を喫すれば、3点差以上で勝たないといけない次節ジェフ戦@臨海ではさすがにスタメンを見直してくるだろうし(啓太も出場停止だしな)、時既に遅しの感がありありだが、チーム再建のきっかけになると無理やり前向きに思い直すより他にない。

 それにしてもセレッソ。結果が出ない時期が長く続き、あろうことかガンバに叩きのめされまくったが、よくここまでスタメンや闘い方をいじらずに我慢し(変なオーナーもいないし、周囲からさしたるプレッシャーもないというのが良い方に働いたか・・・)、良いチームを作り出してたものだ。守備は極力セーフティーに努め、好機には伝統の攻撃力を遺憾なく発揮。土曜日にTVで見た千葉もそうだが、今の浦和にはないものをこのチームは持っている。口惜しいが今日は完敗だ。

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