続・阪神タイガース上場問題に思ふ
先日のエントリー「阪神タイガース上場問題に思ふ」にコメントいただきありがとうございます。まとめレスのような形で恐縮ですが、思うところを追記します。
村上氏は保有ファンドの時価価値向上が目的で、球団上場はその手段でしかなく、上場できなくても他の手段で利益確保に成功すればそれで良しとするでしょう。
その結末がどうなるかは、それはそれで面白いのですが、その行方に拘泥するのは今後のプロスポーツクラブのあり方を考える上ではあんまり生産的じゃないと思います。
本件はプロ野球チームなり、フットボールクラブなりが上場するメリット・デメリットをファンの立場から考えてみる良い機会だと思います。仮に「阪神タイガース上場」を阪神電鉄経営者自身の判断でぶちあげたら、あるいは同様に「浦和レッズ上場」を三菱自動車がぶち上げたら事態はどうなっていただろうか。少なくとも後者は三菱自の再建策の一つとして浮上する可能性がないわけではないでしょうから、本件を思考実験の場として捉えるのがレッズサポ的には面白いかと考えます。
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