ライブドア、カープ買収計画に思ふ
阪神タイガースや浦和レッズというリーグ内で金銭的に最も恵まれた球団がある一方、どうしようもなく貧乏で明日が見えない球団もあります。残念ながら広島カープはその代表格です。
報道によると、ライブドアによる広島買収計画は松田オーナーが売却の意思を全面否定したことでいったん頓挫したようですが、これじゃカープはジリ貧でよしとしているようなものに過ぎず、このままでは将来オーナーのいう「広島に健全経営の球団を存続させる」ことも覚束なくなる可能性大でしょう。
オッサン的には
・本拠地は広島
・「広島カープ」の名は残す(「広島ライブドアカープ」は可かな・・・)
・赤ヘル&白ユニのユニフォーム基本デザインも継承(胸に「ライブドア」を入れるのは可かな・・・)
くらいを条件に、ライブドアが広島に乗り込んできてもそんなに抵抗ないです。少なくとも10年近くにわたってBクラス定着、しかも今季はついに最下位という惨状には頬かむりしたまま、ライブドアを門前払いしたのは経営としていかがなものかと思いますし、カープファンも少なからず失望したのではないでしょうか。
※本件はカネもなくビジョンもない球団をどうするのかという問題で、「上場」というファイナンス上の技術問題とは次元が違うので注意。
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