天皇杯@駒場あれこれ
達也重傷というアクシデントがあったものの大勝した柏戦に続き、大宮戦、川崎戦と内容は今一つながらなんとか勝ち星を拾い続けたレッズ。ガンバがまさかの失速を見せ始め、鹿島とセレッソが星の潰しあいを演じるという幸運もあって、一時ははるか遠くに霞んでいたリーグ制覇が再び現実的な目標として蘇り、選手・サポーターとも意気上がりまくりな中で天皇杯4回戦を迎えます。
このところ山形は勝っていないという話は聞いていますが、それでもまだなんとかJ2・3位グループに付けています。例年主力選手の入れ替わりが激しいチームなので、とりあえず永井のサカマガで選手をチェック。
レッズはGK山岸が出る他、永井が欠場も確定。おそらく右WBには暢久が入って、空いたボランチには酒井か堀之内が入るのでしょう。ポンテ、内舘、闘莉王など、大なり小なり怪我を抱えている選手が多いため、ギドも出来れば若手を起用したいところなんでしょうが、主力を温存して取りこぼしでもしようものなら良い流れが変わってしまいかねません。この試合の後はガンバ戦まで日程が空くので、おそらく都築・永井以外は川崎戦のスタメンが出てくることでしょう。
ところで駒場での天皇杯といえば福岡・湘南とJ2相手に初戦を落とした苦い思い出がまざまざと浮かんでまいりますが、オッサン的にはそもそも駒場での天皇杯に良い記憶がありません。ちょっと調べてみたところ
04年:駒場開催なし
03年:浦和1-2湘南(先制しながらまたも逆転負け)
02年:浦和1-2福岡(大将ラストゲームを最悪の形で終わる)
01年:駒場開催なし
00年:浦和9-0ホンダロック(盛田、遅まきながら大爆発!)
浦和1-4C大阪(西部、失態の連続)
99年:浦和0-2柏(北嶋「J2に負けるわけにはいきませんから」)
98年:浦和4-1新潟
浦和3-1柏
97年:浦和2-1NTT関東(ペトロ初出場!)
という感じでした。オッサン的には立て続けにJ2相手に初戦を落としたこと以上に、レッズが降格/昇格に喘いでいた99年の柏戦、00年のセレッソ戦がはっきりと力の差を思い知らされたような負け戦で、このあたりが駒場での天皇杯の印象を悪くしているのかもしれません。ちなみに駒場での天皇杯開催がなかった01年、04年は準決勝まで駒を進めています。
リーグ戦が終わってから開催される天皇杯についてはいろいろな問題が指摘されているところですが、優勝/降格を争うリーグ戦終盤戦の途中に挟まっている天皇杯っちゅーのもそれはそれでやりにくいものです。明日は不覚を取るチームがどのくらいでるのでしょうか?
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