森GM退任
リーグ浦和レッズの森孝慈ゼネラルマネジャー=GM=(62)が1月31日付で退任するのに伴い、中村修三強化部長(47)が2月1日付で後任のGMに昇格することが18日、明らかになった。
-------------------------
森GM退任は他紙で年末に報じられていたので埼玉新聞の出遅れ感は否めませんが、地元紙としては幹部クラスの人事について安易な飛ばし記事は書けないゆえでしょうか。
J1に復帰したはいいものの、ほとんど何の進歩もなくまたもや降格争いを演じるという2001年の失態を踏まえてフロントは遅まきながら社内体制を一新し、02年から森氏がGMに就任。オフト監督を招聘して浦和の基盤を築き、大物選手を相次いで獲得して浦和をコンスタントに優勝争いできるレベルへ引き上げるのに成功し、さらに下部組織の強化にも着手するなど、GM就任来4年間での浦和の戦力アップに対する森GMの功績は極めて大と評価していいでしょう。おそらく色々な意味で浦和よりは条件の悪い福岡でのフロント経験が、浦和に戻ってからの活躍に活きたのかもしれません。バイエルンMとのパートナーシップ締結が丁度いい花道になりました。
この時期での退任は単に年齢的なものかもしれませんし、積極的にフロントの若返りを図ったためかもしれませんし、穿った見方をすれば05年に相次いだ予想外の選手退団・獲得失敗に関するけじめということなのかもしれませんが、あまりその辺を詮索しても詮無いですね(サラリーマン的には物凄く興味ありますけどw)。
オフト解任事件の時はさぞかし辛いお立場だったことでしょう。
お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
| 固定リンク