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2006.01.09

【を】老いては子に従え

(原解釈)

 レッズの数少ない取り柄に「世代交代が比較的うまく進んでいる」ことが挙げられるのではないか。2002年のスタメンで見れば大ベテランの福田・井原、中堅の山田・路木・内舘、その他は外国人も含めて若手揃い。もっともこれまで大した成績を上げていないので、成功体験に溺れて知らず知らずにチーム全体が老齢化する愚を避けられたという見方もできる。

 西野→坪井、土橋→啓太、福永・岡野→達也・永井、路木→平川 と着々と世代交代が進んでいるかのように見えるレッズであるが、「土田・田北→西部・山岸」は成功例といっていいものかどうか・・・

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 2003年以降レッズは積極的に外部から有力選手を獲得するようになった。三都主・都築といった他チームで十二分に実績を積んだ選手を獲得して戦力アップ・選手層の充実を図るだけでなく、闘莉王のようにそこそこの実績を持ちながら伸びしろがまだまだあると思われる比較的若い選手も獲得してチームの老齢化も防いでいる。06年に獲得した相馬も闘莉王と同じ歳で比較的若い。

 だがこの選手補強のあおりを食らっているのか、このアテネ世代の後は少々心もとない。02年加入の長谷部(84年生)が群を抜いているだけで、03~04年の新加入選手は(採用そのものが少なかったこともあって)カニがベンチ入りできるかどうかという状態。

 次の世代交代は細貝・赤星・近藤がいる05年組の台頭を待つことになるのだろう。そして躍進著しいレッズユース組がどう割って入るかが楽しみだ。

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