【ぬ】盗人の昼寝
(原解釈)
一方的に押されているように見えるが、実は相手が疲れるのを待っていたり、さらには隙をうかがってカウンターに出たりするのが狙いの狡猾なチームもいる。まさに「盗人の昼寝」であるが、レッズが押されている場合はほとんどのケースで単に劣勢なだけである。いわば「凡人の昼寝」で、その隙に失点を喰らってそのままなすすべもなく敗れる糞試合を何度見たことか・・・
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常時タイトルを争うようになった現在でも、残念ながら浦和のフットボール・スタイルは「狡猾」という文字から程遠いところにあり、往々にして「盗人」の罠に嵌る。
それは盗人の手口を見てはいるけれども、盗人に合わせてこちらの出方を変えることを潔しとしないギドの姿勢に大いに関係していると思う。いつでも横綱相撲を取れるぐらい強くなって欲しいとは思うけれども、現在の浦和の実力はそれほど抜き出ているわけではない。特に2005年は。
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