【こ】紺屋の白袴
(原解釈)
原意は「人のことはあれこれするけれど、自分にまでは手が回らない事。もしくは 人にはあれこれ指図するけれど自分は何もしない事」らしいのだが、これで思い出すのは柱谷コーチ。
現役時代は「闘将」として高いキャプテンシーを誇っていた彼。周囲にあれこれと説教や御託をかましていたのだが、当の本人も結構ミスが多い。ついには若手選手に「なんじゃ、このパスミス野郎!!」逆ギレされてしまったとのこと。
レベルは違うがドゥンガも似たようなタイプらしい。こういう輩に言い返せるだけの実力がある選手が増え、良い意味でチーム内にいがみ合いが出てくるとチーム力は格段に上がるのだが・・・
サテライトコーチとなった「凍傷」はどう指導しているのだろうか。
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今で言えば闘莉王がもっともこのタイプに近いか。
監督の指示を無視してまでもPKを蹴りたがることに象徴されるように、良くも悪くも強烈な自己主張が持ち味。2年前に加入したばかりの選手とは思えないほど浦和での存在感がでかくなったのはそのキャラクターゆえであろう。
だが誰が見ても闘莉王のミスなのに、人のせいであるかのようにあれこれ怒っている姿はあまり気持ちのいいものではない。
柱谷元サテライトコーチは、現役時代とはうって代わって試合中は割りとじっと構えていることが多いように思えた。そのせいかどうかはわからないが、柱谷元コーチを慕う若手選手も少なくなかったようである。
変れば変わるものだ。
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