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2006.01.06

【と】飛んで火にいる夏の虫

(原解釈)

 レッズにはサイドチェンジで相手の薄いところを攻める発想がない。小技に長ける選手が多いせいか、わざわざ相手の人数の多いところへつっこんではボールを奪われることが少なくない。相手チームからみれば、レッズ攻撃陣はまさに「飛んで火にいる夏の虫」なんやろうな。

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 エメルソン退団により浦和のチーム戦術は大転換を余儀なくされ、よく言えばボールポゼッションを高めた、悪く言えば足元から足元へチンタラチンタラボールを繋ぎ、遅攻一辺倒ながら組織的に敵陣を崩す攻撃が主体となった。達也離脱後その傾向は一層顕著になり、相手DFにドリブルで勝負を挑む場面はめっきり少なくなった。三都主ですらドリブル勝負の回数が減り、それが彼の精度の高いクロスを引き出す誘因となっている。

 昔に比べればレッズもピッチをワイドに使うようにはなった。ただそもそもロングパスを出せる選手が限られているのと、浦和の運動量がやや乏しいのとが相まって、サイドチェンジが有効な攻撃手段にまで昇華しきれていないのが現状である。

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