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2006.01.24

SOCCERZとサカダイ

 新宿ルミネの本屋で赤い"SOCCERZ"が山積みになっていたけれど、中をパラパラっとめくってほとんど読むところがないのが丸判りで今回は見送り。表紙に釣られてあわてて買うと碌なことがない。

 号を重ねる毎に内容が乏しくなる"SOCCERZ"のレッズ特集だが、今回のは酷すぎた。オフィシャルのグッズならまだしも、レッズのスポンサーでも何でもない会社に「出せば何でも買いよる」と思われるのは少々癪なので、今回はあえて手を出さなかった次第。

 方やサカダイ。表紙こそ「うざい。」が事実上のレッズ特集。佐藤俊に小野を書かせると内容がレッズとはほぼ無関係になってしまうのだが難だが、その次の中村新GMの話はなかなか興味深かった。以下面白かったところを抜書きしておきます。

・ワシントンにはより条件の良いオファーがあったが、ウチに来てくれた。(中略)それに人間性も素晴らしい。そこのプライオリティは高い。これまでの苦い経験が蓄積されているから(笑)

・<相馬>普通は厳しい環境から逃げてしまう人間が多い。しかし、彼には自信と決意が漲っている。これは頼もしい。

・<黒部>プレーに関して少し厳しいことも言ったが、納得してレッズへ来てくれた。

・<ACL>アウェーの試合にスタッフを派遣して、実際にどんな環境なのかを視察してみたいとも思っている。

・<小野>今年6月の時点で良いオファーがきたら出す。気持ちとしては出したくないが、ビジネスの問題としては出さざるをえない。

・<長谷部/達也>「海外に挑戦してもいいけど、戻ってくる場所はレッズだよ」

・他クラブからオファーがあった選手たちはふたつ返事で行きたくないといった。そんな彼らの態度からは、レッズで挑戦するんだという強い気持ちを感じた。

 最後の話は心に滲みました。今オフは三都主を筆頭に移籍話が持ち上がりましたが、中村新GMの話を信じるとすれば、それは全くの杞憂だったということ。

 強烈な選手補強で選手層がぶ厚くなり、どの選手もコンディションに留意していないとスタメンで出続けることは難しくなりました。しかし、浦和でプレーすることの誇りがその厳しさを乗り越える原動力になっているのだとすれば、一サポとしてこれに勝る喜びはありません。

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