DVD2005
例年思うのですが、オフィシャルDVDで一番ジンとくるのが"Thanks Fans"
まだ足取りの覚束ない子供が、それでもスタジアムへ向けて一生懸命に歩いていたり、小さな腕を高々と突き出していたり、そんな姿を見るだけで涙がこぼれてくる。
生まれながらに強いレッズに接することができた君達は果報者だ。君達がゴール裏に入る10年後、20年後の浦和はどうなっているのだろう。リーグ制覇は当たり前。ACLで優勝争いしているのだろうか。欧州・南米のクラブに冷や汗をかかせるぐらいになっているのだろうか。
そしてつい順位を下から数えてしまったり、降格回避でとりあえず目標達成感が生じてしまったり、2点リードでロスタイムに突入しても悪夢が脳裏をよぎったりする年寄りを君達は笑うことだろう。
でも確かに浦和にはそんな時代があったのだ。その時代を経て今がある。それを忘れないで欲しい。
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