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2006.02.28

ボスニア戦、小野外れる?

小野外れた トップ下は小笠原(スポニチ)

小笠原が小野に勝った!? (報知)

 新聞報道によると、ボスニア戦の先発から伸二が外れる模様。

 さすがにこの時期になると、代表軽視のワシといえども「土曜日に試合したばかりだし、こんなくだらないところで消耗せずに良かった」と思うよりは、W杯出場を願って浦和へ復帰してきた伸二の悔しがり様を気遣う気持ちのほうが上回りますが、その結果はどうなることやら。

 中盤の構成はそれぞれ一長一短があるので、伸二を外したこと次第はどうこう申しません。それよりもアジア内ですら綻びを隠せない三都主左SB付きの4バックで本戦で闘えると思っているほうが謎なんですが。

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2006.02.27

DVD2005

 例年思うのですが、オフィシャルDVDで一番ジンとくるのが"Thanks Fans"

 まだ足取りの覚束ない子供が、それでもスタジアムへ向けて一生懸命に歩いていたり、小さな腕を高々と突き出していたり、そんな姿を見るだけで涙がこぼれてくる。

 生まれながらに強いレッズに接することができた君達は果報者だ。君達がゴール裏に入る10年後、20年後の浦和はどうなっているのだろう。リーグ制覇は当たり前。ACLで優勝争いしているのだろうか。欧州・南米のクラブに冷や汗をかかせるぐらいになっているのだろうか。

 そしてつい順位を下から数えてしまったり、降格回避でとりあえず目標達成感が生じてしまったり、2点リードでロスタイムに突入しても悪夢が脳裏をよぎったりする年寄りを君達は笑うことだろう。

 でも確かに浦和にはそんな時代があったのだ。その時代を経て今がある。それを忘れないで欲しい。

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2006.02.26

埼スタでDVD2005購入

 氷雨の中、DVD2005を買いに埼スタまで出かけてきました。

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 閑散としていると思いこんでいた埼スタですが、なんと農機具関連のイベントが行われていました。駅前にイオンが建ち、宅地開発もようやく軌道に乗り始めた美園ですが、やっぱりここはこういうのが妙にしっくり来ますね。

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 安っぽいのが難ですが、素早い仕事です。

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 美園駅にて。ナイキの広告は初年のまま。「GO!GO!レッズ」の展示物は昨年のもの。ホームスタジアムへのメインアクセスポイントであり、スタジアムの顔に近いところですから、こういう広告類はSR任せにせずにメンテして欲しいものです。

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 永井を起用したのは初めてかな?

 昨年のDVDはアマゾンで安く済ませたのですが、リーグ戦が始まってしまうと昨年の思い出に浸るのも馬鹿馬鹿しくなって真面目に見ないことがわかったので、今季は割高であるのを承知で発売初日からいそいそとでかけた次第。

 今晩早速晩酌でもしながら3時間じっくり見るつもりです。

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ゼロックス杯補遺

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 西野がこの一戦をテストと割り切ってきたのに対し、ギドはゼロックス杯を本気で取りに来ました。浦和は狙い通り、しかも危なげなくタイトルを獲得しましたが、それで良かったのかどうかはリーグ初戦で明らかになることでしょう。

 スキルフルな選手を揃えた中盤が噛み合った時の破壊力は凄まじいものがありました。ダイレクトパスを面白いように繋いでシトン・ポンテ・小野・長谷部そして三都主が敵陣に迫る。ガンバレベルの選手でも一人で止めるのは困難な選手が浦和には複数いて、守備陣の狙いを容易に絞らせない。まさに夢を見させてくれたわけですが、当然ながら夢の時間帯はあまりにも短かった。それでも代表で一緒だった小野・長谷部・三都主の3者間はまだマシでしたが、ポンテ・ワシントンとの絡みはまだまだだったように思いました。とりわけポンテ・小野は着想が似ているのか被ってしまう場面がままありました。ボールをキープしながら出し先を探す場面も少なくなく、良かったように見えた前半の攻撃も総じて個人能力に依拠するところ大だったように思います。

 ワシントンは本人も認めるようにコンディションが十分ではない様子は傍目にも窺えましたが、その中ではまずまずの出来でしょう。浦和はワシントンにハイボールを放り込む愚を犯すことなく、むしろそれは組み立てのオプションとしつつ、どちらかといえば中盤でパスを繋げながら最終的にはワシントンが前を向いた状態でボールを受けられるようにスルーパスを出したり、サイドからボールを入れたりしていたように思いました。ワシントンが冷静にGKとの一対一を決めた場面はシュート精度の高さを示したものでしょうし、惜しくもシュートはポストを掠めるに終わりましたがフリーで前を向いたときの怖さを見せ付ける場面もありました。ポンテが決めた3点目はワシントンがハイボールを競りにいったことで明神・シジクレイを引き連れたのがポイント。自分で決めるだけではなく、周りを生かせるのもワシントンの良いところ。

 まぁお疲れの代表組を全員起用して早めに修正点を見つけ出せたのがこの日の収穫だし、小野が頻繁に周囲に指示を出していたのがその表れなんでしょうが、代表組全員起用のツケは時間を追うにつれて明らかになるました。小野を始め中盤で猛烈にプレスをかけていた時間帯は良かったのですが、中盤の運動量が落ちてプレスが効かなくともういけません。ラインを押し上げることも出来なくなって前半の30分過ぎあたりからガンバにボールキープを許してしまいます。

 さらにガンバが加地・播戸を投入してからは、ボールはガンバがキープする一方となってしまいましたが、ガンバはボールは支配するもののなかなか決定的なシュートを放つことができません。従って浦和サイドから見ればボールは回されているものの、ボコボコにされている印象は全くなく、ワシントン→永井、三都主→細貝、小野→酒井と順次選手を代えながら危なげなく逃げ切りに成功。なんとなくゲームは次第にぐだぐだになりつつも結果だけはしっかり残すあたりは天皇杯からの流れが良い形で続いているように思いました。

 ただ肝心のリーグ初戦ではボスニア戦出場が濃厚な小野・三都主を起用することは難しいでしょう。その時浦和はどうガンバと対峙するのか、そのあたりはシドニーで確認済みということなのかもしれませんが、オッサン的には少々心配です。

 方やこの試合をテストとして割り切ってきたガンバ。最初の布陣はほとんど機能しなかったと見ていいでしょう。フェルナンジーニョが下がってボールを持つのはいいのですが、そこから前へボールが動きません。マグノアウベスはボールが来ないのでゲームを通じてさして印象になく(それでも2発ほどヤバイのを撃ちましたが)、二川も樽に入ったまま。スピードのある播戸や加地を投入し、4-4-2みたいな形にシフトしてから右サイドを起点に攻撃の形が出来てきましたが、加地がクロスを上げても前線に高さがないのでさしたる脅威にはならず。遠藤が前線に顔を出してきてやっと浦和守備陣を崩せたかなという感じ。

 西野はこの辺を反省して万博では前のスタメンを代えてくるかも知れませんし、播戸をスーパーサブに温存したままマグノ・二川・フェルの3人の動きに修正を加えてくるかもしれません。また右の寺田は攻撃はまずまずながら守備に難がありすぎたので、スタミナだけは抜群の加地を起用せざるを得ないでしょうし、明神のDF起用は使い物にならないことがはっきりしましたが、ここはどうしてくるか。宮本を無理使いするのが一番浦和的には有難いのですが、さすがにそれはないでしょうな。

 あとは雑感を箇条書き風に(苦言中心でスマン)。

・今季初得点はなんと坪井。CKが長谷部の頭を掠めて軌道が変わり坪井もビックリしたのでしょうが、あまりにもお粗末。ガンバの選手はほとんど詰めておらず、ゴール前には赤・赤・赤・赤と4人並んでいるのに、一番左の赤にボールを蹴りこまれてまさかの失点を喫した都築。「ブルータス、お前もか!」の心境か。

・その後やや不安定感のあった坪井も尻上がりに調子を取り戻してガンバ完封に貢献。フェルナンジーニョに一旦抜け出されながらも後ろから追いついて足を出した場面は坪井の快速が遺憾なく発揮されました。

・またもやセットプレーで得点を記録した堀之内。ゴール裏がわざわざ「ホ・リ・ノウチ、ホ・リ・ノウチ」と教えてやっているのに、堀之内をフリーにするガンバwww まぁその前にセットプレーでワシントンや闘莉王にやられかかっているので、そちらへ注意が行ってしまうのは仕方ないですが。

・この日最も驚いたのは闘莉王は当たり前のことながら、堀之内や坪井までもが中盤でボールカットをするや否やそのまま前へ出るプレーが散見されたこと。坪井はそれでも控えめですが、堀之内にいたっては最後はワシントンと共にゴールに飛び込んでいます。これじゃまるでオシムサッカー!

・セットプレー時に三都主&ポンテが並び立つだけで壮観なのに、今季はさらに小野がいる! セットプレーは今季も重要な得点源になることでしょう。でも、終盤に闘莉王が蹴ったFKは意味不明でした。

・いきなり家長にぶっちぎられ、その後も終始たるそうなプレーを続けた暢久。開幕早々ギドのお仕置きがあっても不思議はないような・・・

・お仕置きといえば相馬。守備ができないという評判で、確かに炎上している左サイドの鎮火には相応しくないのでしょうが、左サイドに投入されたのは専門でもなんでもない細貝。細貝のユーティリティー性の高さには驚きますが、この分じゃ三都主不在時に相馬が起用されるかどうか、ちょっと怪しいですね。平川の負傷が癒えればまたしても平川を左で使ってくるかも。しかし三都主より守備が出来ないっていったいどんな守備やねん・・・

・現場ではわからなかったのですが、啓太はまたしてもくだらないイエローをもらってしまいました。反省の色なし。

・気が短いのを直すのが課題だった都築も、やっぱり無理だったようで・・・

・最後はあっと驚く永井の1トップwww 案の定全く機能せず。黒部がベンチにも入れないというのは、よほど何か問題を抱えているとしか思えませんね。

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2006.02.25

ゼロックス杯:G大阪1 ‐3浦和

 ギドの発想はワシの想像を超越。代表組全員スタメンという「超暗雲シナリオ」が炸裂。かたや西野は宮本・加地をスタメンから除外。

 集中を欠いたような間抜けなオウンゴールで早々と失点したが、CKを堀之内がヘッドで合わせてたちまち同点。さらにスルーパスを受けていきなりGKと1対1になったワシントンがきっちりゴールを決めて逆転。後半明神のクリアミスをポンテが叩きこんでさらに加点。

 浦和はさすがに連携がまだまだで個人能力でなんとか体裁を保っている感じ。

 浦和のバックラインが引き気味のせいか、ボールはガンバが支配しているが、こちらは詰めの場面での打開策なく、さしたる得点の気配なし。

 浦和は次第に運動量が落ち、播戸・加地を投入したガンバに押されてぐだぐだになりながら、細貝・永井・酒井を入れて逃げ切り。

 つまらないながらも結果は出す、昨季の延長みたいな試合でした。

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まさかとは思うが。

 先日このエントリーで「埼玉新聞はなぜ見出しの『浦和』の前にわざわざ『J1』を付けるのだろうか?」と指摘したばかりだが、ふと見ると2/232/24と記事見出しから「J1」が取れている。

 偶然にしては出来すぎのような気もするが、埼玉新聞って弊プログを見ているのだろうか(^^?

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2006.02.24

ゼロックス杯の見どころ

 1トップをマリッチからワシントンに代えた3-6-1が機能するかどうかを確認するのがゼロックス杯のポイント。メンバーは当然ながら昨年後半のメンバーがベース。

 今季絶大の期待を集めているワシントンはこのシステムの中で機能するのか。ワシントンは前を向いてナンボの選手でそれほどポストプレーは得意ではなく、長身の割にはヘディングが上手くないという話も出ている中、ワシントンはどうだろうか。同様にポストプレーがあまり上手くなかったマリッチがこのシステムで機能し始めるにはかなりの月日がかかったが、(マリッチには申し訳ないが)ワシントンはやはり格が違うというところを見せつけてくれるのか。それが最大の見所でしょうか。

 長谷部・アレ・小野は疲労を配慮して無理使いしないよう願いたい。せいぜい途中出場まで。代表組を含むベストメンバーじゃなくても、3-6-1が機能することを確認することのほうが長い目では重要。アレと長谷部は昨年から3-6-1をやっているわけだし、リーグ初戦に出場できれば十分。コンビネーション確立に時間を要する可能性がある伸二はホーム初戦から登場ぐらいの心の余裕が欲しいもの。 主力を一人や二人欠いたところで浦和の力は全く衰えないような体制づくりこそが急がれるところでしょう。PSMだから負けていいわけではありませんし、そういう気持ちで試合に臨んで勝てるはずがありませんが、チーム作りの一環=実戦テストの場として許される試合だと思います。

 代表組とそれ以外のメンバーのコンビネーション確認を急いで代表組を頭から使うようではリーグ制覇に暗雲漂うのは必定。まして来年のACLは惨敗を免れないかと。

 もっともシドニーに代表組を無理やり合流させた経緯からすれば、この暗雲シナリオが的中する可能性が相当あるわけですが、スタメンはどうなるでしょうか?

<希望スタメン>

    シトン
  暢久  ポンテ
相馬        永井
   酒井  啓太
 坪井 闘莉王 堀之内
     都築

<交代>

相馬→アレ
酒井→長谷部
永井→小野(暢久が右WBへ)

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2006.02.23

インド戦補遺

川淵キャプテン酷評「けが人でなかったことだけが救い」(報知)

 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(69)は試合後「相手を探してのパスが多すぎる。もっと思い切ったプレーがほしい。けが人が出なかったことだけが救いだな」と前半チャンスを外しまくった日本代表を酷評した。試合中には珍しくスタンドからブーイングも起こったがキャプテンは「僕だってしたかった。つまらないパスミスやたるんだプレーにはもっとたくさんしてほしい。ジーコもこたえるだろう」とサポーターと同じ不がいない気持ちで試合を観戦していたと語った。

 「シュートを打つにも全部とめて打ってるから相手に全部読まれてる」とダイレクトプレーの少なさに不満そう。さらに久保についても「90分やったことが収穫。今日みたいに守備もしないでいいFWなら誰だってやってて楽しい」とばっさり。

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 珍しくキャプテンがまともなことを言っていると思いました。久保は90分出ること自体が最大の目的だったようで、その動きの悪さたるや目を覆いたくなるものがありました。インドが疲れてくるまでなかなか点が取れなかったのは久保の不出来に帰するところ大と思います。シュートを外すのはまだしも、あれだけ動かなければ中盤からボールが出て来ようがありません。

 コンビネーションがイマイチなのは長谷部が初スタメンである以上仕方ないでしょう。とりわけ長谷部が浦和の感覚でパスを出してしまい、右を走る加地や小笠原が全く追いつけない場面には苦笑せざるを得ませんでした。長谷部と小笠原との相性の悪さは時間が経ってもさほど解消されず、なんか只者ではないような気がしますがw

 仕事らしい仕事がなかった中澤と宮本は集中が保てないのか、つまらないパスミスが目立ちました。ブーイングを浴びるのも致し方ないでしょう。

 レッズサポ的にはお祭りだったインド戦ですが、代表全体の出来の評価はボスニア戦まで持ち越しです。

P.S.

 昨日ガラガラの横酷では延々とお経が流れていたような気がするのですが、あれは何だったのでしょう?

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2006.02.22

手の次は腹

 いや腹はいいんだ、腹はw

 しかし巻の腹さえなければ長谷部の代表初得点だったんですけどね。

 長谷部初スタメン、そしてフル出場、誠にwお疲れ様でした。再三再四のお膳立てをことごとくフイにするチームメイトは許してやってください。このチームは残念ながら浦和のレベルではないんです。

 図らずして小野・長谷部・三都主のコンビネーションを築き上げる場となったインド戦。相手が相手なので逐一論評するには値しませんが、各選手とも持ち味を出せてたかなと思います。

 何より3選手とも怪我をしなかったのが最大の慶事。長谷部が痛んでピッチに立ちすくんだ時は冷や汗を掻きましたが、大事には至らなかった模様で何よりでした。

 長谷部がボスニア戦に徴集されるかどうかは依然微妙なところですが、格段にレベルの上がる相手に対し一つでも経験をつんで欲しいところです。

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2006.02.21

Jリーグスタジアム観戦者調査

2005Jリーグ スタジアム観戦者調査報告書

 この調査は各クラブとも1試合しか調査対象になっていないので、その時の対戦相手や天候、調査時期によって結果が左右される可能性があり、Jリーグ全体の傾向を掴むには有益であってもクラブ別の傾向を判断するには相当の注意が必要でしょう。

 例えば今年のサンプルではFC東京はダービーの日に当たっていますし、C大阪は浦和戦という普段見に来ない人がわらわらやってくる試合が対象になっていますので、一般的な傾向とかけ離れている可能性があると判断するのが妥当と思います(例:セレッソの観客居住地に埼玉県が7.5%も含まれているのに注意!)。

 概して不人気チームとの対戦・雨・消化試合と三拍子揃うとコアな人しか来ません。浦和は川崎戦(10/29)が調査対象日になっていますが、人気チーム相手とは言いがたく、天気もよろしくなかったので、調査結果は普段よりコア度がやや高めになっているかと思います。

 従ってクラブ別の傾向を分析するには少なくとも過去の調査結果を参照し、時系列的変動を追うくらいのことは必須だと思います。

 と一般論はさておきw 調査の表面をなぞりながらツッコんで見ましょう(J1限定でスマン)。

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・Jリーグが若年層ファンの開拓に失敗しているのは明らか。Jリーグバブル後も生き残った連中が何度もスタジアムに来ているだけというのが正鵠に近いか。

・初観戦の観客が減る一方、ほぼ全試合の観客が増加。固定ファンに支えられるJリーグ。チケット入手方法の中でシーチケ購入者比率が高いところからも明らか。

・固定客の多さが突出する浦和 固定客不在の名古屋w

・徒党を組んでわらわらやってくる浦和 若者がポツーンと一人観戦の東京V

・高齢化の極み清水。さすが往年の王国。

・大宮は子供客が多いというのは嘘だったのか???

・横浜M、磐田は半分以上女性客だと思っていました。スマン。

・離れる鹿ギャルw 観客年齢の急速な高齢化&女性比率の減少が顕著。

・依然として首都圏からの観客が相当いる鹿島。

・驚異の地元密着川崎。川向こうが東京なので活動区域外居住者比率は高いけど、アクセス時間・費用でダントツ。シーチケ比率も高い。但しレジャー感覚多し。

・新潟人気は県内一極集中だけど、県が広いからアクセス時間・料金はそこそこかかる。シーチケ比率の高さはさすが。

・情報入手経路はテレビが一位。NHK地上波撤退となると痛手。

・情報入手経路に「マッチデイプログラム」が堂々登場の浦和。一般紙を読まない浦和w
・口コミが侮れない新潟・大分・広島。さすが○舎。

・サッカーが好きではなく、クラブも好きではなく、好きな選手もいないが、チケットをもらったので観戦に出かける名古屋。当然固定客に成長せず。

・クラブの応援のためにひたすら出かけ、レジャーのつもりで弁当を広げていると邪険にされ、チケットがもらえない浦和。

・対戦相手がクソでも、スケジュールの都合がつかなくても見に来る浦和。たまには仕事せーよw

・地域のためには何の役にも立っていない東京V・柏。

・それどころか、観戦動機として何一つ上位に上がってこない柏ってどうなっているのか?

・地域貢献に報い、周囲で話題になっているから出かける大分。但し明るい話題とは限らんw

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ギド監督、3季延長も

ブッフバルト監督指揮、あと3季延長も  J1浦和 (埼玉)


 浦和のギド・ブッフバルト監督(45)が今季を含め、最長であと3シーズン指揮を執る可能性が出てきたことが19日、明らかになった。浦和の犬飼基昭社長が続投させたい意向を示した。

 同監督は2004年に就任し、今季でクラブ史上初の3年目。ともに初となるステージ優勝と天皇杯全日本選手権制覇をはじめ、リーグで2年連続2位、ナビスコ杯では準優勝とベスト4という好成績を残した。指導者としての手腕に加え、人柄の良さも続投の決め手となっている。

(中略)

 ただ、ブッフバルト監督はドイツに残る家族の事情もあり、04年シーズン終了後、クラブに退任を申し入れた経緯がある。家族の問題が解決できれば、長期政権の可能性も十分出てきそうだ。

*不肖日刊にも同趣旨の記事あり。

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 私がギド監督をどう評価しているかは弊ブログの至るところににじみ出ているでしょうから割愛しますが、続投云々はシーズン開幕前に語るべき話ではないでしょう。リーグ制覇が続投の絶対条件とまではいいませんが、今シーズンの結果を見て判断するというのが常識的なところでしょう。

 口が軽いというか、リップサービスが過ぎてしまうのが犬飼社長の最大の欠点で(それもマスコミに話題を提供して観客動員に結び付けようとする半ば確信犯的なものだと思いますが・・・)、この話もいわば昨年夏にあった「フィーゴ獲得へ!」みたいなものではないでしょうか。

P.S.

 埼玉新聞はなぜ見出しの「浦和」の前にわざわざ「J1」を付けるのだろうか?

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2006.02.20

ごらんアウェー:フクアリ2006

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 JR千葉駅改札前のキヨスク。

 JR東日本は東京駅京葉線乗り換え通路にもご立派なジェフ応援広告を出していますが、ジェフから撤退を示唆する発言を繰り返していた過去をお忘れじゃないでしょうな。

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蘇我駅前にはいつのまにかこんなモニュメントが。

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一躍千葉名物となったオープンカフェですが、この日は閉店。寒いからかな?

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 昨年のフクアリ初体験では遠くてよくわからなかったチアガールですが、近くで見ても全然萌えんなぁ・・・

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ガラガラのメインスタンドへ向けて踊る意味があるのか?

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ごめん、高くて手が出なかった(誰に向けて言っているのでしょう???)

P.S.

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よく見るとレイくんが柏サポ内に乱入・・・

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ちばぎんカップ感想

 「オシムの言葉」を読んで感化されたわけではありませんが、フクアリまで「ちばぎんカップ」を見に行ってきました。PSMというのに観客は1万余も入り、ホームゴール裏~バクスタホーム寄りはほぼ満席。 スタジアムのアクセス・造りが格段に良くなったのが奏効してか、千葉の観客動員は確実に増えています。

 千葉は主だったところでは巻・阿部が代表で抜け、さらに新外国人のクルプニコビッチと水本が抜けていました。しかもトルコ合宿から帰ってきたばかりのでコンディションも良かろうはずがありません。どこまで参考にしていいのかはわかりませんが、悪いながらもまぁ千葉らしさはきっちり出ていた試合だったかなと思います。

 前半はイージーミスが多くて眠いこと限りなし。そこでオシムが激怒したのかどうかは定かでありませんが、ハーフタイム後千葉の選手はなかなかピッチに現れませんでした。

 この日は柏DFラインの裏へ右の水野が走り、そこへ深い位置からパスを配給する攻撃パターンが何度か見られました。先制点は水野からのパスを受けた坂本が決めたもの。この日はサイドではなくボランチあたり(中の3人-坂本・佐藤・中島の位置関係がよくわからん)を努めていた坂本。その坂本が(FKからの展開とはいえ)後方から走りこんでシュートを撃つというのはジェフのお家芸。三都主の裏を突かれ、後ろから飛び出してくる選手を捕まえられないという、浦和の典型的な失点パターンが目に浮かぶような展開です(笑)。

 ただ阿部がいないので中盤から良いパスはそんなには出てきません。また左の山岸が使い物にならない(前半に一度左からワンツーでエリア中へ切れ込んだプレーがあっただけかな・・・)ので攻撃が水野に偏りがちで、柏もそれなりに対処できていました。

 水野が後半途中で下げられてからサイド攻撃は影を潜め、前線のハースへ放り込むだけになってしまいました。このハースへのフォローがシーズン中と比べると心なしか遅く、その分決定機も少なかったように思いました。

 前線でのキープ力を生かして今日は徹頭徹尾他人を生かすことに専念していたかのように見えたハースですが、最後はスローインを受けて左から柏エリア内へと走りこんだ坂本の低いクロスを中央に飛び込んで来たハースが豪快に叩き込んで試合終了。

 羽生は1.5列目的、かつやや右に張ったような位置にいたかと思います(例によって良く動くので本来のポジションが判然としない(^^;)がほとんど印象に残らず。良くも悪くも印象に残らないという点では佐藤勇も同じ。大卒新人を採ったはずですが、走力がついていないのかこの日は出番なし。

 ちなみに柏は予想以上に良く走ってはいましたが、選手が大幅に入れ替わったせいかこれといった攻撃パターンが見出せず、連携等まだまだこれからといった印象でした。新外国人のディエゴは個人能力があることははっきりしていましたが、生かし方が定着していない様子。

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2006.02.19

豹変-ちばぎんカップにて

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いつものビックフラッグです。

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おやっ? 下からなんかが顔を出しました。フラッグを換えるときは潔くさっさとやりましょう。

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( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)

おまいら、まさか隣県の磯に憧れていたとは・・・

他所事に突っ込むのも何ですが、ジェフに合わなさすぎ。

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シーチケホルダー2006

 例年通り多少遅めながら拙宅にも無事シーチケが到着。座席が変更になった方もいたようだが、当方は埼スタ・駒場ともいつも通り。シーチケが到着すると心なしか身が引き締まる。

 さて来週末にはいよいよゼロックス杯を迎えるわけだが、その前に今一つとの評判があるシーチケホルダー2006について検証してみよう。

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 今年のシーチケホルダーの最大の特徴は幅広になった代わりに、縦が短くなったこと。昨年(中)や2002年(右)のホルダーと比べると一目瞭然である。

 また布地がかなり厚手になったことも手伝って二つ折りにできなくなった。ただここ3年ほど安っぽさが際立っていた首紐が2002年以来の幅広タイプに変わったのは評価していいのではないか。

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 縦が短くなったため、ややサイズの大きい「ローソンチケット」は入らないのではないかという危惧も聞かれたが、端を折りたたまなくてもかろうじて入る。ただチケットの入れ方によってはエンブレムがチケットの座席番号にかぶってしまう。このあたりは改善の余地がある。

 縦のポケットが2つ。お札を詰め込んでスタジアムへ来て、どんどんグッズを買って帰れということか。縦のポケットは切符や定期券、パスネット入れには使いづらいが、裏の横ポケットに入れておくと、飛び上がった拍子に無くしやすいので一長一短か。

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 ホルダーの幅が広がったため、マッチデーカードが横向きに入れられるようになった。それは別にどうでもいいのだが、下のポケットがメッシュになったのは嬉しい配慮。小銭が探しやすい。

 縦長でぶ厚いシーチケホルダーを首からぶら下げているとちょっと巡礼者風になってしまう。このあたりが嫌われる所以なのかもしれないが、浦和を追いかけて新潟から大分まで飛び回るというのは巡礼そのものではないか。

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2006.02.18

日本 2-0 フィンランド

 フィンランドは全くといっていいほど攻撃の形を持ち合わせていないようだったので、早々と試合の興味は長身DFを揃え、かつ引き気味に構えるフィンランドをどう崩すかに絞られました。

 前半はボランチの小野からロングパスでDFラインの背後へFWやWBを走らせる攻撃が目立ったがシュートまでは持ち込めず。小野→加地→巻突っ込む!が最も惜しかったけど、それだけかな。

 この戦術ならFWのどちらかはスピードのある佐藤寿にすべきでしょうけど、そこは親善試合なのであえてツッコミません。佐藤が出ていれば後半34分にあったようなサイドからの鋭いクロスに佐藤が飛び込む場面がもっと見られたと思うのですが。

 スローインを受けた小笠原の低いクロスを中央に走りこんで来た久保が蹴りこんだ先制点は長身DFラインの攻略パターンとしては実に教科書的。2点目の小笠原のロングシュートは小笠原を褒めるべきなのか、GKを嘲るべきなのかよくわかりませんが・・・

 日本代表も2戦目とあってさすがに米国戦よりははるかに動きは良いと思いましたが、フィンランドが弱すぎて強化試合になったかどうかちょっと疑問。もっとも米国戦で惨敗した後ですから自信回復にはちょうど良い相手だったのかもしれませんが、力の差の割には決定機が少なく、手放しで喜べる内容ではありません。後半は日本らしく細かいパス回しも織りまぜて敵陣に迫りましたが・・・

 今日の収穫はレッズサポ的には残念ですが三都主に代わって左WBに入った村井でしょう。パス&ゴーで受けたボールを簡単にクロスを送る一連の動きは、ボールをこねがちな三都主と比べてスピード感があります。献身的な動きを見せる巻もさすがオシム門下生と思わせるものがありますが、巻自身に得点能力が乏しいのが代表では辛いところかも。

 米国戦で見せ場を作った長谷部は出番なし。爺古の目はやはり節穴か!とも思いますが、シドニー合宿でも休みを取ったくらいなので、こんなつまらないところで無理に出場することはないでしょう。

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2006.02.17

NHK放映権料減額要求に思ふ

 NHKから放送権料の減額要求があった件について

 まだ話が決着したわけではないのですが、Jリーグ地上波放映の視聴率は全く振るわず、概ねヒト桁台に留まっているのは事実で、減額要求の話が出るのは当然といえば当然でしょう。ただこの話は

・視聴率の振るわないJリーグ中継にそもそも50億円の価値はあるのか?

・NHKの減額要求の理由が低視聴率にあるとすれば、本来視聴率とは無関係に放送内容を決定すべき公共放送の立場から逸脱していないか?

・そもそもNHKは大リーグ中継を含め、高額な放映権料を払ってスポーツ中継をすべきものなのか?

・Jリーグ各チームが地域密着を志向し、人気チームといえどもその人気は特定地域一極集中の傾向が強いため、Jリーグは地上波全国放送に不向きなコンテンツであるにも関わらず、Jリーグが高額な放映権料を設定して低予算クラブの主要財源にと期待するのは無理があるのでは?

・逆にいえばJリーグの地上波放映はローカル局主体とし、放映権料の低下は甘受せざるを得ないのでは?

・方や超優良コンテンツに成長した日本代表戦で巨額の放映権料が見込めるのであれば、その一部をJリーグの財源に転用できないのか?

・地上波放映が減り、露出度が低下することで各クラブのスポンサーへの悪影響はどの程度見込めばよいか?

等々いろいろな論点があって考えがまとまりません。放映権ビジネスのこともはなはだ不勉強で、申し訳ないがちょっと放置です。

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PSMは無しよ

浦和、金よりACL!J中断期間は遠征優先(日刊)

【シドニー(オーストラリア)16日=栗田文人】浦和が目先の利益を捨ててまでも、来年のACL優勝への布石を打つ。この日、合宿地のシドニー入りした犬飼社長が「今季は(欧州の強豪を呼んでの)プレシーズンマッチは組まない。営業面はJリーグの試合だけで問題ない。来年のことを考えてこちらからどんどんアジアに出ていきたい」とクラブの指針を明かした。

 浦和は、W杯でJリーグが中断する6月下旬にドイツでキャンプを張る。その後、エジプトに遠征し、昨年の世界クラブ選手権にも出場したアルアハリとの練習試合を予定している。また、条件が合えば8月の中断期間にもアジア遠征の可能性も探る。

 同社長は「来年いきなりアジア各国に行って、その場で戸惑っても遅い。『初めてだから』と言っても言い訳にならない。今年のうちに選手にアウエーの洗礼を受けさせたい」と、アジア制覇へのテスト期間と位置付ける。気候、グラウンド、審判、移動、時差、食事など、1度経験したことが必ず来年、生きてくる。同社長は「ACLに出るからには、もちろん優勝を狙う。アジア代表として世界クラブ選手権に出たい」と力を込めた。

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 エジプト遠征(vsアル・アハリ)やその後のアジア遠征計画の件は1/20に各紙で報じられているところで(弊プログ参照)またしても日刊の出遅れ感が際立っているような気もしますが、「今季は(欧州の強豪を呼んでの)プレシーズンマッチは組まない。」と社長が明言したことで本記事は多少の付加価値をもっています。提携記念にバイエルンMとPSMを行うとの噂もあったかと思いますが、どうやら今年は開催されないようです。

 ただ欧州強豪とのPSMは大抵スポンサーの肝いりで開催され、客が入らなくてもスポンサーがバッファーとなってくれる半面、客が入っても浦和への実入りは少ないという構造になっているはず。PSMを開催しようがしまいが、そもそも浦和の収入にはほとんど関係がないような・・・

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2006.02.16

リラックマ@川口

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 川口駅前の一等地に燦然と輝くゲームセンター前でのヒトコマ。ここでリラックマの着ぐるみを見かけるのは2回目である。耳がある分、結構でかい。

 ちなみにリラックマを見ると反射的にワシの顔が思い浮かぶ御仁もいるらしい。

 刷り込みとは恐ろしいものである。

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2006.02.15

「浦議年鑑2005」書評

・前半分を占める各試合の「浦議ログまとめ」は、ほぼ全試合観戦し、自分なりに感想を書きなぐっている立場からすれば、申し訳ないが読む気がしない。昔の「通信簿」はデータブックであると同時に、全得失点シーンの図解が載っていて実に面白かった。数多あった失点シーンで浦和の選手達がいかにマヌケな動きをしていたを振り返りつつ、笑いを押し殺すのがオフの自虐的な楽しみだった。それに引き換え、「浦議本」になってからの「ログまとめ」にはほとんど価値を見出すことは出来ない。

・「浦議年鑑2005」の真骨頂は後半の対談集。木村氏との対談が白眉だが、中田氏しかり、エルゴラの小島氏しかり、日常的には浦和を見ていない人々に最近の浦和を語らせた部分は新鮮味がある分読み応え大。ペトロからのメッセージはいつもながら熱く、このメッセージだけで1,500円の価値がある。

・スチュワードらとの対談も、日頃表に出てこない方々の話だけに貴重なもの。

・しびれくらげ氏のユース特集は、ユースの歴史と現状を、ユース発足時の特殊事情やそれが解消されるに至る過程について触れながら要領良くまとめてある。これまた文句ない出来。

・コール集とかサポート図解とか「私をレッズ戦に連れてって」とか、近年レッズサポになったばかりへの配慮ともいえる面を設けたのは新しい試みか。レッズサポが急速に拡大し、かつ変貌しつつある中では致し方ないところかもしれないが、古くからのサポにとっては違和感ありまくり。この辺のバランスの取り方は難しいところだが、クォリティの高い浦和系サイト・ブログが溢れる中、金を払うに値する読み物の充実に努めて欲しいものである。

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いつもながらタカビーですまん(^^;

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謎の焦り

オシム指令!巻&阿部、休むな!トルコから“遠隔操作”(サンスポ)

 オシムが米国合宿明けの代表選手をのんびり休ませるわけがないので、この見出し自体はほとんど何の付加価値もない。代表組の米国合宿終了後の各クラブでの様子がまとめて掲載されているところに注視したい。

 ガンバやマリノスのように代表組のチーム合宿合流を免除しているところもあれば、国内で実施中のチーム合宿に合流したり、あるいは自チームのクラブハウスで調整を行うところもある(この記事に載っていない磐田組の様子はこちら)。

 既報のように浦和は代表組をオーストラリアに呼び寄せている。これはサンフランシスコ→シドニー→静岡と選手の移動距離が長く、他チームの対応と比べると際立って過酷。代表組のシドニーでの滞在時間は丸3日もなく、チーム戦術を叩き込むとか連携を深めるとかいったシドニー合宿の主目的はとても達成できそうにもない。代表組が長距離移動の連続でコンディションを落とすデメリットばかりが大きいように思われるのに、あえてシドニー合宿に呼び寄せた意図はどこにあるのだろうか?

 シドニー合宿不参加となれば代表組、特に小野のチームへのフィットは多少遅れるだろう。そのため何人かは開幕のスタメンに名を連ねることはできないかもしれない。だが、今年は多少主力選手が欠けていたとしても長期のリーグ戦に耐え得るような補強をしており、ここで焦る理由は全くないはず。無理に合宿に呼んだことが原因でコンディションを崩し、代表でも浦和でも長期にわたって十分な活躍ができないリスクのほうが高いように思えるのだが。

 話題提供=営業向けの合宿参加とは下種の勘ぐりなのだろうか。

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2006.02.14

【す】粋は身を食う

(原解釈)

 華麗なドリブルにこだわるあまり、簡単にさばくべきところでも妙にボールをこねくり回してみたり、甚だしきは中盤でドリブル突破を試みて逆にカウンターを喰らったりすることを指す。おーい、永井、聞いてるかぁ・・・・

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 おーい、三都主、聞いてるかぁ・・・・

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 ※オフシーズンの暇つぶしを兼ねたこのシリーズは本日をもって大団円となりました。奇しくも大団円は永井の誕生日となりましたが、ここまでご愛読ありがとうございました。

 しかし昔と比べるとレッズはツッコミにくく、いじりにくいチームになってしまい、面白いネタはおいそれと思い浮かびません。それに越したことはないのですが、ちょっと寂しいような・・・

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2006.02.13

【せ】背に腹はかへられぬ

(原解釈)

 室井を前線に上げてのパワープレー。

 「肉を切らせて骨を断つ」状況-達也投入による3トップ-よりもさらに切羽詰った状況を指す言葉。

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 今では「闘莉王を前線に上げてのパワープレー」がこれに相当する。だが室井よりはるかに得点の可能性があるどころか、下手なFWよりよほど得点能力が高い。セットプレー崩れというには随分時間が経っているにも関わらず、闘莉王が最前線に残ってそのまま得点を決めてしまうこともしばしば。

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2006.02.12

疑惑

 川口駅前再開発事業の目玉ともいえる「キュポ・ラ」がだいぶ出来上がってきました。

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 そしてとうとうパクリ疑惑が取り沙汰される市民ホールの名称もお披露目に・・・

kawaguchi02123

 

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【も】門前の小僧習わぬ経を読む

(原解釈)

 大原の金網越しに練習を眺めていたところで、素人のサッカーが上手くなるわけではない。駒場に、埼スタに何度足を運ぼうと同じことだ。

 だが、オフトが市原オシム監督の練習場を何度も覗いてみたらどうだろうか。きっと何か得るところがあるに違いない。

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 浦和の練習風景を綴るサイトやブログが充実してきたのは、普段おいそれと大原に足を運べない者にとって誠に有難いことである。リハビリ中の選手も含め、選手達が厳しいながらも明るいムードでメニューをこなしている様子が窺われ、いつも読み手の気持ちを前向きにさせてくれる。

 ただ惜しむらくは浦和の練習を他チームの練習と比較したものは少ないように思う。他チームの練習の様子は移籍してきた選手のコメントから察するくらいしか情報がない。浦和の練習を見続けるだけで大変なのに、他チームの練習も見るというのは酷な注文だが、冗談の飛び交う和やかな練習風景を指して「チンタラしている」とか「あれじゃ千葉に運動量で負けるのは当然」とか印象論でしかない批判が出てしまう現状は残念だ。

 他チームの練習を一日見ただけでは有益な比較はできないだろうが、チーム間の練習風景比較というのは興味ある課題だと思う。

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2006.02.11

サンフランシスコの七面鳥狩り

 米国の足が止まった後半30分あたりから猛反撃を見せ、なんとか1点差にまで追いついてスコアの形は作りましたが、内容はお粗末そのもの。

 途中出場の巻、佐藤、そして長谷部といったフレッシュな面々が良いプレーを見せたのが収穫といえば収穫なのですが、そういうことにはあまり目を向けない爺古のことですから、事実上収穫はゼロなのかもしれません。

 コンディションの差は歴然で日本が動けていたのは立ち上がりだけ。あとは米国の鋭い出足に圧倒されて満足にボールを繋げず、中盤で致命的なミスを繰り返し、サイドを立て続けに破られ、さらにこぼれ玉を拾いに拾われて2次、3次攻撃を浴びるといった散々な内容でした。まぁよくこれで3失点で済んだもんです。

 練習時から不出来が伝えられていた3-6-1のシステムですが、久保にほとんどボールが渡らず、たまにボールが渡ってもその後の展望が全く開けないというこれまた酷い有様。同じ国内組主体の構成とはいえ、サイド攻撃の意図がはっきり窺える米国と、何をしたいのか全くわからない日本とではチームの成熟度が違いすぎました。

 今日の試合はそもそも両チームの選手の動きに差がありすぎたので、惨敗をシステムのせいにしても仕方ないのかもしれませんが、2列目のどちらかは1トップを追い越して積極的に前に出るタイプじゃないとダメでしょうな。次のフィンランド戦@エコパでは今日の惨状をどう修正するのでしょうか。

 2点先行されて後半の頭から巻と佐藤を投入しシステムは3-5-2に変更。勝負に拘るという観点からは当然でしょうし、事実佐藤が前線で動き回ったのが後半30分以降の猛反撃で効いて来たのですから妥当といえば妥当なのですが、所詮親善試合ですから久保→巻で3-6-1のテストを続けてもよかったような・・・ 佐藤はサイドから早いボールを入れることができるような展開じゃないとなかなか活きませんが、巻の得点時でも前でDFを連れてちょろちょろしていて、彼らしい働きだったかなと思います。

 後半10分から4バックに変更して長谷部、阿部を投入。内弁慶との評判がある長谷部ですが意外にも物怖じした様子はなく、初代表としては良い出来だったと思います。守備はちょっと辛いかなと思いましたし、また時々連携が出来ていないところがあったのは致し方ないでしょうが、敵陣へ迫るドリブルや巻へのスルーパスなど随所に見所もありました。ただこの日の出来をあの方が覚えているかどうか。

 内容がどんなにぐだぐたであろうとも、結果だけはしっかり残すことでなんとか命脈を保っている爺古日本。「サッカーは90分間で闘うもの」という言葉を再認識させてくれる、終盤が異様に強い爺古日本。この日もロスタイムに中澤の得点で一点差に迫り、爺古日本らしさを垣間見せてくれましましたが、引分けには持ち込めず。結果が伴わなければこれほど無様なチームはありません。

 芝がずるずる剥げる野球場での親善試合。転倒が相次ぎ、それでも怪我人が出なかったことを喜ぶしかないでしょうな、今日は。

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【ひ】瓢箪から駒

(原解釈)

 意外な人物が得点を上げること。現在では内舘・坪井・平川・ゼリッチらの得点がそれに当たる。

 ちなみに「駒」は馬の意味であって、将棋の駒ではない。

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 内舘・坪井・平川の3名にあまり得点を期待できない状況は変わっていない(平川はワンサイドゲームのダメ押し点はよく決めているが・・・)。啓太もここに仲間入りしそうな気配で、ボランチとしては少々寂しいものがある。

 堀之内に得点能力があるのは意外だった。

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2006.02.10

【ゑ】縁の下の力持ち

(原解釈)

 しばしば守備的MFがこう喩えられることが多い。オフト政権下の内舘がその典型で、攻めてはバランサーとしてひたすらボールの散らし役に徹し、守っては豊富な運動量で相手の攻撃の芽をしつこく摘みにかかっている。

 ところが、強いチームになればなるほどこのポジションの選手が攻守の基点として終始輝いているようにも見え、そんな場合はちょっと例えとしてはそぐわないかも。またポジションチェンジを重ねながらも攻守のバランスを失わないようなとんでもなく強いチームになると、「縁の下の力持ち」は特定の選手を指す言葉ではなく、複数の選手が代わる代わる受け持つ一つの機能になってしまう。

 またペトロビッチのようにキャラクター的にやたら目立つ選手も、別の意味で「縁の下の力持ち」の例えとして相応しくない。

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 長谷部&啓太の2ボランチが2004~2005年のレッズの心臓部であることは誰の目にも明らかであり、この両者に「縁の下の力持ち」という言葉はそぐわなくなった。

強いて言えば攻撃に絡む回数が少ない(絡んだところで宇宙開発・・・)啓太が「縁の下の力持ち」ということになるのだろうが、誰よりも運動量が豊富で、至る所で敵にプレスを掛けまくる姿が目立つ男が「縁の下」とはあんまりといえばあんまりだ。

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2006.02.09

故事成語「四面楚歌」

(原解釈)

 敵サポのみならず、あらゆる観客、さらには審判までもが敵に回ること。駒場でレッズイレブンが往々にして直面する。これで潰れた選手もいる。

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 最近レッズサポになった方はご存知ないかもしれないが、不甲斐ない試合が続いた昔はレッズサポの自チームに対する野次が凄まじかった。野次とまでいかなくても、下手な選手がボールを持つだけでスタジアムがざわめくというのが日常茶飯事だった。

 今も昔もサイドの選手は野次の格好の標的だ。従って浦和でサイドを務めるためにはスピード・スタミナ・クロス精度等々に加えて「野次耐性」が必須能力になる。

 レッズのサイドの選手は「そもそも野次を聞いていない(山田・三都主)」「野次をよくわかっていない(岡野・平川)」「他ポジションで野次に慣れた(永井)」の3タイプに分かれる。つい野次を聞いてしまう選手はペットボトルをサポに投げ返したりして、長く活躍できないようだ。

 野次も何も聞こえない閑散としたスタジアムに慣れた相馬がレッズで活躍できるかどうかは野次耐性如何にかかっているかもしれない。

 なお野次で潰れた選手が誰なのかは古参サポに聞いてください。

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三者三様

 脱税疑惑に巻き込まれて来日が遅れていたワシントンも無事来日(ソウル経由って大韓航空で安く上げてきたのか???)。 見たらびっくり「ぶくぶくに太っていた!」ということはなく、コンディション自体はそこそこ整えてきたようです。しかも、いきなり赤ずくめで登場し、さすがは相馬が太鼓判を押すだけの良い人ぶりをいきなり表したワシントン。出遅れは否めないところですが、シドニー合宿での調整に期待しましょう。

達也も順調に回復しているようでなにより(でもいくらなんでも3月復帰→即大活躍は無理でしょうが・・・)ですが、心配なのは三都主。6日午後の練習中に離脱し、7日の紅白戦でも「具体的には(アルゼンチン代表の)ベロン(の故障)と同じ。ダッシュや切り返しで痛む」と言っているようです。大事に至らなければいいのですが・・・

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2006.02.08

「最強」の浦和についてこれるか

04年:「浦和ほど、熱くなれることがあるか」
05年:「浦和の赤は燃え続ける」
06年:「最強の浦和についてこれるか」

 はっきり言って今年のナイキのコピーは糞である。

 04年。初めて採用されたナイキユニは金縁の前掛けが嫌だったが、コピーは秀逸だった。レッズサポの心を真正面から掴みに行ったからだ。

 05年のコピーもまずまず。昨年末チャンピオンシップで一敗地にまみれたものの、浦和の炎は未だ消えず。新シーズンを前にテンションを高めるには良いコピーだった。

 だが今年のは何だ? 

 何が最強だ。

 リーグを一度も制覇したことがないチームが最強とはちゃんちゃら可笑しい。

 確かに陣容だけ見ればぶっちぎりで優勝してしまうかもしれない。だが何が起こるかわからないのがサッカーであることは誰もが承知のはずだ。それを敵と一戦も交えないうちに「最強」とはおこがましいにも程がある。

 何を浮ついているのか。

 フロントが来年のACLへ向けて下準備をするのはいい。だが今年のリーグ戦制覇を半ば当然視して、アジアだアジアだと騒ぎまくる輩もこの先走りコピーと同類だろう。

 開幕近し。戦闘近し。

 いつまでも祭りではない。

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【し】知らぬが仏

(原解釈)

 練習を見ているとレッズの選手達は実に仲良しのように見える。それでええんかいなと思えるくらいのほほえましい光景だ。

 だが、やっぱりそこはええ年をこいた人間の集まりである以上、大なり小なり確執はあるのだろう。当然ながら監督と選手、スタメンとサブの選手間にはわだかまりがあるだろうし、スタメン同士でも得意なプレースタイルやサッカー観の違い、あるいはもっと単純な好き嫌いでもやもやが生じることもあるだろう。

 こうした人間どうしの葛藤はマスコミの格好の餌食だ。

 強いチームはそうしたチーム内の確執を抱えながらもピッチ上では素晴らしい内容のサッカーを繰り広げ、しかも結果を出してくる。

 サッカーファンにとってはピッチ上のチームのパフォーマンスが全て。ピッチを離れた選手達に深入りしても不愉快になるばかりかもしれない。

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 浦和の選手層は分厚くなり、当然ながら実力があってもなかなか出番がない選手、ベンチにすら入れない選手が出てくる。酒井はその典型だ。彼が今オフに移籍を志願したとしても不思議はないと誰もが思ったことだろう。

 だが今オフに移籍を志願した者は全くいなかった。他チームからオファーのあった者も(多少のいきさつはあったかもしれないが)全て浦和に残った。

 浦和の雰囲気は往々にしてぬるま湯と評されることがあり、過去は事実そうだったと思うが、選手間の競争が激烈となった今は表面こそ仲良しクラブに見えても水面下ではあれこれと葛藤があるのだろう。

 だが腐る選手を出さず、ましてやチームにマイナスの影響を与えるような言動をする選手も出さず、他チームが羨むほどの選手層を保持することに成功したギドのマネジメント力というか真の「人間力」は底知れぬものがあると思う。

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三都主が離脱

三都主が離脱(報知)

 MF三都主アレサンドロ(28)=浦和=が右ひざに痛みを訴え、6日午後の練習中に離脱した。午前中のシュート練習中に痛みを感じたが、午後もプレーを続行。だが、途中でトレーナーとともに更衣室に引き揚げた。「いつもの古傷です。ひどいとは思っていない」と三都主は話し、里内フィジカルコーチも「疲労性のもの。米国戦は問題ない」と強調したが、ドリブルやターンなどのプレー時に不安は残りそうだ。

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 選手はおいそれとは「ダメです」とは言わないもの。W杯本戦が間近に迫っているとなればなおさらのこと。そこを配慮してやるどころか、米国との練習試合ごときに安易に「問題ない」と太鼓判(?)を押す藪フィジコ。

 「無事これ名馬」が取り柄の三都主だけに大丈夫だと信じたいところですが・・・

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2006.02.07

【み】身から出た錆

(原解釈)

 押しに押しまくったが決定機に決められず、逆にひょんなことから相手に失点を許し、まさかの敗戦。幾度となく見てきたレッズの情けない負けパターンを指す言葉。

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 自陣に引きこもった相手が苦手だったレッズ。相手が一人退場になるとスペースがなくなって却って攻めづらくなり、往々にしてカウンターを喰らって負けていたレッズ。

 それもこれももう全て過去のことだ(と思いたい)。

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2006.02.06

【め】目の上のこぶ

(原解釈)

 実力のあるなしに関わらず、ベテラン選手というのは若手にはうっとおしいものだ。サテライトで黙々と鍛錬を積む者。出番を求めてレンタル移籍を志願する者。若手選手の有様は様々だが、世代間の争いはチーム力アップには欠かせないものだ。

 「こぶ」がことごとくなくなってしまったレッズ。あまり良い成長プロセスとはいえないが、これまでがこれまでだけに致し方ないのか・・・

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 井原・福田の退団後、他チームから高齢の選手を獲得しなかったため(外国籍選手除く)、相変わらずレッズにはベテラン選手が少ない。30代の選手は岡野・内舘・山田・ネネの4人だけ。外国籍のネネはさておき、練習風景を見ると岡野・山田の二人は「ベテラン」という言葉がおよそ似つかわしくないはしゃぎぶりで、しょっちゅう若い選手から弄られまくっている。またどこそこで暴飲したとか、マッサージをせずに帰ってしまうとか、若手の見本としてはいかがなものかという行動が多いのも彼らである。

 人柄的には信頼できそうな内舘も若手に対してあまりどうこういうタイプではないし、こう見るといかにも頼りない浦和のベテラン勢だが、それでも浦和はかつての「仲良しクラブ」から少しずつ脱却しつつある。

 山田は人前で何とか挨拶ができるようになり、練習も多少は居残るようになった。浦和復帰後も出番の少ない岡野は、それでも腐ることなくコンディション維持に努め、最後の最後で獅子奮迅の働きを見せた。内舘に至っては不意の離脱が相次いだDFラインをほぼ通年支え続けた。

 そんな彼らの背中が若い選手達に何かを訴えかけるものがあるのだろう。

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2006.02.05

イヤーブック2005のツッコミ処

ポンテの手記から。

「このチームは速さに特徴があると思います。速い選手が多いのはいいことです。しかし練習中や試合中によく啓太や長谷部や山田に言うのですが、いつもいつも全速力でやるのは無理なのです。」

 いつも全速力の山田なんかありえねーっちゅーねん・・・

 たぶん達也の間違いだと思われ・・・

 ポンテはレッズの主力選手を未だに把握していないのかも。

 最終パラグラフの「冗談はともかく」が山田にまでかかっていたら、それはそれで笑えるのだが。

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【ゆ】油断大敵

(原解釈)

 これも説明不要。ダンマクやゲーフラにならんか?

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【類語】前半は寝ていた

(05年 セレッソ戦@駒場)

「今日の試合だが、前半は本当にがっかりした。サッカーをやっていなかったとしか言うしかできない。(中略)何でこんな事が起こったのか説明できない。」

(05年 大宮戦@埼スタ・ホーム)

「今日は、本当に試合の入り方が悪かったし、試合に入りきれなかった。動きはないし、誰もスペースに走り込まない、立ったままのプレーというのが目立った。(中略)本当に今日は、なんとも言いようのない動きのない試合になってしまった。」

ギドのコメントに代わり映えがないのは、監督としていかがなものかと思う。

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盛田、CBへ転向

 サポティスタに貼られていたのでご承知の方も多いかと思うが、盛田のCB転向には驚いた。しかも自ら志願しての転向だ。

 でも「性格的な部分でもFWとしての限界を感じていた」って今頃気づいたの???

 大型新人として絶大な期待を寄せられ、原監督には何度もチャンスを与えられながら、ついにレッズ時代にリーグ戦では一つのゴールも決めることができなかった盛田。

 だがその主因は「利き足は頭」と豪語する割には盛田のヘディングはさほど上手くないとか、また当たりにもそんなに強くないにも関わらずチームがロングボールを多用したとか、そんな技術的な問題ではなく、盛田のメンタル面にあるのは明らかだった。

 絶好機を幾度も外してはうつむき加減にトボトボ戻る盛田。その姿はストライカーのそれではない。絶望的に気持ちの切り替えが下手で、最もFWに不向きな選手。当時からそう思っていた。

 新人にレッズサポが与えるプレッシャーは酷だったかもしれないが、その後レッズよりは格段にプレッシャーのないチームを転々としながらも、ついに盛田がFWとして覚醒することはなかった。レッズ時代の失態がトラウマになっちゃったのかなぁ・・・

 CBはミスがあからさまに目立つポジションだし、GK同様一つのミスが命取りになるポジションだからプレッシャーが格段に減るわけではないだろうが、ラーメン屋開業前に一花咲かせて欲しいものである。できれば3月の広島戦でベンチ入りぐらいは果たして欲しいものだ。

 ちなみに絶好機を幾度も外しては空を見上げながらトボトボ戻る永井も、FWとしてはいかがなものかと思う。

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2006.02.04

【き】聞いて極楽見て地獄

(原解釈)

 アウェーで良い試合をしたらしいと聞いてホームの試合を見に行くと往々にして実感する言葉。

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 05年はとにかくホームで苦戦した。

・アウェー瓦斯戦、リーグ戦初勝利! → セレッソ戦@駒場で気の抜けたような試合を演じ敗戦
・国立でヴェルディを粉砕 → ぼやっとした立ち上がりで大宮に白星を献上
・鬼門瑞穂で名古屋を撃破 → 巻のハンドゴールでいきなり先制され、気が動転したまま敗戦
・vs鹿島 数的不利を跳ね返して2点差を追いつく → 監督交代直後の大分にまさかの敗戦

「地獄」というほど酷い試合は少なくなったが、リーグ制覇&観客動員アップのためにはホームで負けていては話しにならない。

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昨日のGGRの見所

 永井「(サポーターを)喜ばせるためにとか、まぁそういう気持ちは、昔はなかったですけどね、全く。

 ・・・orz

 そして新アシスタントはやっぱり大宮に勝てない・・・

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2006.02.03

イヤーブック2005を読む

 今年のイヤーブックの話題は長谷部が独占したような感がありますがw、仔細に見ると昨年までとは所々変わっていることに気がつきます。

 最も大きな変化は"DATA & RECORD"の項にジュニアユース&ユース&レディース&サテライトの戦績(レディース&サテライトは出場記録も)が掲載されるようになったこと(その代わりといっては何だが、紙質が劣化してしまった)でしょう。

 次いでレッズランドを始め、その年のクラブの事業を概観するカラーページが設けられました(そのせいかどうかはわかりませんが、例年掲載されていた河野記者の項はばっさり削られ、清尾さんの項は1ページに圧縮されています)。

 また監督及び主力選手については、自らがその年を述懐する形に戻しています(なぜか2004年だけは全選手ともライターのコメントを掲載)。

 貴重なページを割いてのクラブハウス紹介は何をいまさら感が拭えませんが、前2者の変化はレッズ首脳がトップチームはもちろん下部組織を含めて一つのファミリーと捉え、年齢・性別を問わず浦和のサッカー文化の発展・深耕に貢献してゆこうという姿勢を強く打ち出したものなんでしょうか。

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【さ】さわらぬ神にたたりなし

(原解釈)

 敵ペナルティーエリア周辺でボールを回すものの、横パスばかりで一向にエリア内に切り込む様子がないチームの惨状を指した言葉。これじゃまるで「黒ひげ爆弾ゲーム」じゃないかよぉ・・・

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 エメルソン在籍時は無理を承知でシュートを打つのが当たり前。それに触発されて達也も無理目な位置からガンガンシュートを打つようになったのでこの諺もお蔵入りになるかと思われたが、エメルソン退団でシステム変更を余儀なくされて見事復活。

 1トップのマリッチはエリア内で相手のマークを外す技術には長けているが、自ら局面を打開してシュートを打つタイプではない。2列目に入った暢久も積極的にシュートを打つタイプではないので、相手のエリア周辺でぐるぐるボールを回す場面がよく見受けられた。千葉戦@フクアリはその典型で、直接的にはエスクデロ退場が敗因になってしまったが、根源的な敗因はマリッチ1トップシステムの限界にあったのではないかと思う。

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2006.02.02

レッズレディース有料化に思ふ

 フェスタで配布された小冊子によれば、今年からレッズレディースの試合は有料(高校生以上@1,000円)になるらしい。

 昨年のアンケートで有料化についての質問があり、有料化の構想があることは了知していたつもりだったが、いきなり今季から有料化するとは思わなかった。昨季もベレーザが一部の試合を有料としていたが、Lリーグで全試合有料化するのはレッズが初ということになる。

 選手育成を主眼とし、勝負は二の次で、いきおい興業的色彩は薄くならざるを得ないサテライトリーグを多くのチームが無料としている中で浦和は有料としているのと同様の趣旨、すなわち1000~2000人くらいの観客が集まるため、警備・人員整理・清掃等試合運営に伴うコスト分くらいは入場料で賄うということなのだろうか。

 もっともこの場合レディース有料化で観客が激減してしまうと有料化の根拠がなくなる。現在の客質からすれば減少は限定的と予想した上で有料化に踏み切ったということかもしれないが、いずれにせよ現時点で有料化の意図は推測の域を出ない。

 レッズレディースの新体制が発表されたものの今のところ新シーズンへ向けての具体的な強化策は打ち出されず、依然チーム強化&興業的魅力向上というよりは地域への女子サッカー普及に重心を置いているように見受けられる状況下での有料化には少々抵抗はなくもない。

 ささやかながらチケット代がレッズレディースの支えになればと思う反面、有料である以上はそれ相応の競技場での試合開催を切に願うところである。

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【あ】頭かくして尻かくさず

(原解釈)

 どうしようもなく守備がザルザルな時期にはよくあった。守備の人数は足りているのだが肝心なところに人がいない。

 一人の敵FWに3人も付いていってしまい、どフリーの敵選手を作り出す。ニアに固まりすぎてファーがフリーなど失態例は枚挙に暇がない。

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 こういうバカバカしい点の取られ方はかなり少なくなった。05年は怪我人が相次ぎ、3バックの面子もしばしば入れ替わったものだが、DF間の意思疎通を欠いたことが主因と思われる失点はほとんどなかったように思う。

 昔は選手達が「チーム内に決め事がない」と嘆いたものだが、個人能力で劣っている上に組織力もないようでは勝てないのは当たり前。今にして思えば監督はいったいどんな指導をしていたのだろうか???

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2006.02.01

【て】亭主の好きな赤烏帽子

(原解釈)

 説明不要。

 赤烏帽子。赤頭巾。赤レプリカ。赤パンツ。赤ソックス。赤シューズ。赤ケータイ。赤車。赤っ恥。

 数寄が高じて家族に邪険にされているサポもさぞかし多いことだろう。なおレッズサポの場合赤烏帽子が好きなのは亭主とは限らないことに注意。

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 もちろん現在でもそのまま通用する。

 浦和営業・企画がせっせとグッズ類を開発するため、家庭が窮迫・混迷に陥った方も少なくないと思われる。ご利用は計画的に。

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