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2006.02.15

謎の焦り

オシム指令!巻&阿部、休むな!トルコから“遠隔操作”(サンスポ)

 オシムが米国合宿明けの代表選手をのんびり休ませるわけがないので、この見出し自体はほとんど何の付加価値もない。代表組の米国合宿終了後の各クラブでの様子がまとめて掲載されているところに注視したい。

 ガンバやマリノスのように代表組のチーム合宿合流を免除しているところもあれば、国内で実施中のチーム合宿に合流したり、あるいは自チームのクラブハウスで調整を行うところもある(この記事に載っていない磐田組の様子はこちら)。

 既報のように浦和は代表組をオーストラリアに呼び寄せている。これはサンフランシスコ→シドニー→静岡と選手の移動距離が長く、他チームの対応と比べると際立って過酷。代表組のシドニーでの滞在時間は丸3日もなく、チーム戦術を叩き込むとか連携を深めるとかいったシドニー合宿の主目的はとても達成できそうにもない。代表組が長距離移動の連続でコンディションを落とすデメリットばかりが大きいように思われるのに、あえてシドニー合宿に呼び寄せた意図はどこにあるのだろうか?

 シドニー合宿不参加となれば代表組、特に小野のチームへのフィットは多少遅れるだろう。そのため何人かは開幕のスタメンに名を連ねることはできないかもしれない。だが、今年は多少主力選手が欠けていたとしても長期のリーグ戦に耐え得るような補強をしており、ここで焦る理由は全くないはず。無理に合宿に呼んだことが原因でコンディションを崩し、代表でも浦和でも長期にわたって十分な活躍ができないリスクのほうが高いように思えるのだが。

 話題提供=営業向けの合宿参加とは下種の勘ぐりなのだろうか。

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