NHK放映権料減額要求に思ふ
まだ話が決着したわけではないのですが、Jリーグ地上波放映の視聴率は全く振るわず、概ねヒト桁台に留まっているのは事実で、減額要求の話が出るのは当然といえば当然でしょう。ただこの話は
・視聴率の振るわないJリーグ中継にそもそも50億円の価値はあるのか?
・NHKの減額要求の理由が低視聴率にあるとすれば、本来視聴率とは無関係に放送内容を決定すべき公共放送の立場から逸脱していないか?
・そもそもNHKは大リーグ中継を含め、高額な放映権料を払ってスポーツ中継をすべきものなのか?
・Jリーグ各チームが地域密着を志向し、人気チームといえどもその人気は特定地域一極集中の傾向が強いため、Jリーグは地上波全国放送に不向きなコンテンツであるにも関わらず、Jリーグが高額な放映権料を設定して低予算クラブの主要財源にと期待するのは無理があるのでは?
・逆にいえばJリーグの地上波放映はローカル局主体とし、放映権料の低下は甘受せざるを得ないのでは?
・方や超優良コンテンツに成長した日本代表戦で巨額の放映権料が見込めるのであれば、その一部をJリーグの財源に転用できないのか?
・地上波放映が減り、露出度が低下することで各クラブのスポンサーへの悪影響はどの程度見込めばよいか?
等々いろいろな論点があって考えがまとまりません。放映権ビジネスのこともはなはだ不勉強で、申し訳ないがちょっと放置です。
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