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2006.03.30

【TV観戦記】日本 1-0 エクアドル

 いつもながら、浦和モードでの観戦でスマン。

・当落線上の選手でしかない遠藤が欠けただけで、なんで4バック予定のところを3バックに変えてしまうのだろうか? 「SBに適任者がおらず、4バックでは本戦を戦えないと判断しました!」とは言えないからか? このまま4バックをお蔵入りするならともかく、全く安定感のない4バックの成熟度を上げるせっかくの機会を些細なアクシデントで捨ててしまうのは非常に不思議。

→ここで3バックに戻したのが不可解であることは選手も感じているようですね。

中沢ら代表イレブンが訴える(報知)

 日本代表イレブンが31日、ドイツW杯までの4バックの再確認を訴えた。当初4バックで臨むとされていた30日のエクアドル戦でジーコ監督(53)は3バックを採用。結果的に前線からの積極的な守備で完封し、チーム全体の自信にもなった。しかし、逆に4バックの完成度を不安視する声も上がる。「本番で(4バックを)やるなら、ここ(エクアドル戦)でやりたかったというのはある」とDF中沢佑二(28)=横浜M=。「3バックはどんなに悪くても最低限ここまではできるというのは、みんなの頭の中にはある」(中沢)と3バックでは好感触を得ており、今後は4バックにおける攻守の手応えをつかむことが急務となる。

・立ち上がりからしばらくは左サイドから三都主が何度がチャンスメイク。しかくビッグチャンスを久保が外し、その後は一進一退に。

・後半は長旅の疲れ&時差ぼけのためか、エクアドルの運動量が激減して日本が圧倒的にボールを支配。それにも関わらず日本は決定力を欠き、奪った得点はわずか1点に留まる。

・久保は浦和戦での不振を引きずっているのかだろうか、エリア内で決定力を見せることのできない久保ほど寂しいものはない。

・玉田は病み上がりの割にはそこそこできたと思うし、少なくとも久保よりはマシな出来だったが、結果を焦りすぎてチャンスをフイにする場面もちらほら。

・で、FW陣で唯一結果を出したのは交代出場の佐藤寿人。サイドからの速いクロスをGKの鼻先でちょこんと合わせてゴールを奪うのは、広島で何度も見せた得意中の得意なパターン。日本が本戦で勝ち抜くにはこういう後半30分以降の勝負どころで0-0の均衡を打破できるプレーヤーが必須と思うのだが。

・守備に忙殺されない三都主を見るのは実に気持ちが良い。浦和での好調を持続。

・伸二に至っては浦和よりも伸び伸びプレーしていた感じ。引いた位置からの長短のパスだけならともかく、後半は小笠原と位置を変えて積極的に前線に顔を出し、シュートを放つ場面も。今日の試合は伸二の良いリハビリになったことだろう。パスミスが結構多くて、本人は不満だったみたいだけど、それでも浦和での出来よりはずっとマシだったと思う。ただ小笠原との関係は必ずしも良好ではなく、片方が活きている時は片方が消えていたような・・・

・坪井は立ち上がりにクリアミスを犯したのが痛かったが、後はエクアドルのしょぼい攻撃もあって無難な出来に終始。

・長谷部は出場なし。あのオヤジは日惨に何を見に来たのか・・・(レッズサポを見に来たというのが今のところ有力)

・で、大量に交代枠を余らせる練習試合って何なんだろう?

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