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2006.03.16

「浦マガ」を読む

 埼スタで売ってた「浦マガ」ようやく読みました・・・・っちゅーても、残念ながらあんまり読むところないですね。

 野人組対談もマリッチインタビューも他誌に先行されたので新鮮味なし。相馬×啓太対談は面白い話が引き出せるほど相馬が浦和に馴染んでいるはずがなく、時期尚早の感がありありで、明らかに人選間違えたなぁっちゅー感じ。それこそ暇そーにしていた酒井を呼べばよかったのになw 

 企画物で最も目新しかったのはさだまさしのインタビュー。サッカー好きであることは確かなんだけど、残念ながら最近のゲームを見てらっしゃらないようで、肝心の浦和に関する言及があまりないのが残念でした。

 浦和系の月刊誌って出しては潰れの繰り返しなんだけど、その原因の一つは事実上MDPが強力な競合誌になっていることにあると思います。クラブの近況・今後の計画・チーム&選手の今シーズンデータ・直近のゲーム内容(とりわけGMが直近のゲーム内容を振りかえるというのは、内部者の視点を取り入れている面で他誌では出せない貴重なもの)といったものはこれで全て判る。プロの手による写真もついているし、選手・スタッフの(そこそこ長い)インタビューもある。おまけに読者の意見欄まである。その年の総まとめに公式イヤーブックを買っておけば、一般の雑誌はなくても事足ります。

 月刊誌の成立を阻むものはそれだけではありません。日々の練習内容を綴るもの、浦和関連ニュースのまとめ、観戦記、アウェー観戦のノウハウ、単なるネタ等々浦和を扱ったブログ・サイトが山のようにあり(極めてクォリティーの高い「犬的」様や「浦和烈」様がなくなってしまったのは残念ですが・・・)、サイトを巡る労さえ惜しまなければそれだけで相当の浦和情報が得られます。

 こういう状況下では、圧倒的な専門知識を駆使して我々シロートを唸らせてくれるか、あるいはメディアパスという特権を駆使してしか得られない情報を提供するかじゃないと有料誌、とりわけ速報性が全くない月刊誌というのはなかなかしんどいんじゃないかと思います。

 読むところなんてほとんどない、選手の写真集みたいな女性向け雑誌というのは落としどころとしてはありかもしれませんが、ワシは絶対に買わんな。女子高生だけど(シツコイw)

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