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2006.04.30

スタジアムの風景(大宮戦)

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 今年レッズ戦では初めてベールを脱いだドコモの大広告ですが、もう加藤あいじゃないんですね。ものすごく安っぽいのはともかく、対面の三菱自の広告と比べると大宮を応援する意識が全くないのが特徴。

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 独立といわず、退去していただいたほうが・・・

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2006.04.29

【観戦記】浦和 2-0 大宮

 形ばかりとはいえ一応ダービーなので勝利が何より大事で、その意味では2-0の勝利はなんの問題もなく、浦和の勝利を大いに褒め称え、相変わらずしょぼいサッカーしかできないNTT部活とそれを支援する社員を罵倒する快感に酔いしれるべきなのかもしれませんが、残念ながら内容は共にお粗末そのもの。

 昔はともかく今となっては勝利が義務付けられたチームと、「負けたけれども善戦したからいいや」という気持ちが拭いきれないチームの差がスコアにそのまま出ただけでしかない試合。浦和サイドから見ればただ勝っただけです。55,000人近くも埼玉スタジアムに詰めかけた観客の中には初めてJリーグを見た人もいたと思いますが、今日は非常に退屈な試合で申し訳ありません。「やっぱり野球のほうが面白いわ」と言われても返す言葉がないっちゅー感じです。

 ポンテが出場停止で当初はポンテの代わりに暢久が2列目に入っていましたが、今日の暢久はあまりいいところがなく、前半半ばあたりから伸二が前に出て暢久がボランチに入る感じに。

 大宮はいつもの4-4-2ではなく、長身の森田を前線に残し、桜井はその後ろで守備にも走り回っていたため、実質4-5-1か。ラインは意識的に高く上げ、コンパクトな陣形を保って浦和のスペースを消しつつ、前線からも激しくチェイス。要所要所でファウルまがいのチェック(たぶん浦和のイライラを誘う作戦なんでしょうな・・・)を仕掛けてくることもあって浦和はパスがうまく繋がりません。ワシントンはトニーニョに全く競り勝てず、ハイボールが使えないのが辛いところ。

 ただ大宮も頭数こそ大量補強したとはいえ小林大を除けばいずれも所詮J1.5クラス。浦和とは個人能力において大差があり、複数で囲んだところでワシントン・伸二・長谷部といったところは完全には押さえきれず、時折個人技でDFラインをぶち破られてしまいます。しかし浦和は浦和で妙にボールが持てるのが災いしてせっかくのシュートチャンスを失うことがしばしば。 一応サイド攻撃の意識もあるようですがそれもほとんど実らず、前半のシュートはわずかに4本。

 小野は身体のキレはだいぶ戻っているのですが、ワシントンとはコンビネーションがまだ合わない感じ。あと三都主は体調不良を引きずっているのか、小野→三都主のパスが繋がらない場面が目立ちました。

 こりゃだめだと半ば諦めかけていたのですが、小野からの縦パスを富田とトニーニョがお見合いする間にワシントンが抜け出して先制。

 浦和の守備力と大宮の攻撃力を考えればこれで事実上勝負ありなんですが、今日の浦和は後半が輪をかけて酷かった。当初は大宮にボールを持たせてカウンター狙いだろうと安心してみていたのですが、長谷部・暢久といったところは福岡から帰ってきて中2日(方や大宮は移動なし)というのはさすがに辛いのか、次第に運動量が落ちて単に大宮に押し込まれる形になり、時折サイドを崩されます。しかし、大宮も情けないことにそんな浦和を崩しきれず。

 後半35分に啓太が不当としかいいようのない、この日2枚目のイエローで退場。これを機に大宮はトニーニョを前線に上げてパワープレーに転じましたが、昨年の天皇杯準決勝と違って闘莉王がいる浦和には全く通じず。逆に終了間際にようやくカウンターが実を結んで永井がダメ押しゴール。永井らしくない落ち着いたゴロシュートでした。

 試合終了後のハイライトもリプレイすべき場面がないのか、ゴールシーン以外は攻撃参加した堀之内が2人のDFを交わしてシュートを撃った場面を流すだけ。個人的には啓太退場後に投入された内舘が(たぶん監督の指示とは無関係と思いますが)積極的に前に出てミドルシュートを撃ったのが妙に印象に残りました。

 勝ちはしましたが、とりたてて褒めるべきこともなく、京都戦に続き相手が弱いのに助けられたといってもいいでしょう。ただリーグ戦連敗が避けられたことと完封勝利だったことは長いリーグ戦を戦う上では大いなる成果です。

 方や大宮。負けないことを目標に、前半は桜井すらも守備に奔走させていましたが、残念ながら凡ミスで先制を許す始末。浦和への復讐に燃える桜井はシュートチャンスすらなく、前半は意に沿わない仕事を延々とやらされてさぞフラストレーションが溜まったことでしょう。

 攻めてはFW陣のシュート数はゼロ。新外国人FWマルチネスが使い物にならず、あわてて獲得したグラウのコンディションが十分ではないというのが最大の原因でしょうが、攻撃がお粗末すぎます。結局大宮のチャンスらしいチャンスは小林大のCK→冨田のヘッドと、後半半ばに投入されたタクローのミドルシュートぐらい。大宮の力では浦和の中盤を突破できず、エリア近くまでボールを運んでもシュート寸前にボールを奪われる場面が目立ちました。セットプレーが最大の武器であることはよくわかりましたが、今日の内容では大量補強も虚しく、降格を免れるのが精一杯かも。

 余談といってしまうにはあまりにも大きすぎた出来事ですが、今日の土屋へのブーイングはやりすぎな気がしました。たぶん中には「○ゲ、○ゲ」と連呼する人がいて、それが奥谷主審の反感を買ってしまったような・・・

 試合内容がぐだぐだだったので致し方ない面もありますが、途中から土屋一人と闘っているような按配になってしまったような・・・ 大宮ではなぜかSBを務めている土屋ですが、割とフツーにSBをこなせているのには驚きました。

P.S.

 録画で確認したら、啓太の2枚目のイエローは出されてもおかしくはないプレーでした。しかも1枚目は完全な報復行為なので一発レッドでも不思議ではないものです。ただその起因となった桜井の暴力行為不問(主審・副審とも見逃したのか、単に不問と付したのかはわかりませんが)は腹立たしい限り。都築の負傷も直接は闘莉王とぶつかっていますが、あれは森田が無理なタイミングでGKへ向けて突っ込んだことが都築の負傷に繋がったといって差し支えないでしょう。大宮のプレーは全般に荒っぽく、浦和戦ということで気合が入るのは結構ですが、何か間違った方向へ力を注ぐのは全くいただけません。

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2006.04.28

【お知らせ】法師党大会開催

日時:4月29日(土) 浦和vs大宮戦終了後
場所:浦和区某所
議題:法師党幹事長選出

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 MDP編集部不敬事件が法師党員に波紋を投げかけたばかりですが、かかる事件が発生したのは法師党の日常活動が長いオフシーズンを経て沈滞していることに遠因があると思われます。

 またこれまでの党の実績を翻って鑑みるに、党首は「レディース・オリジナルグッズのモデル起用」「みんなのi(アイ)大募集にぬり絵登場」等々といった一定の成果こそ上げたものの、肝心の浦和MF選挙区(定員4)ではコンスタントに議席を確保したとはいえず、当落を繰り返しております。

 さらに今季は兵庫県から転入した柳田議員が同選挙区から出馬することがほぼ確定しており、党首は一層厳しい闘いを迫られております。

 そこで06シーズン開幕を前に法師党のフラットな組織を改めて新たに党幹事長ポストを設け、幹事長を中心に党の組織強化・日常活動のてこ入れを図りつつ、党首を支援してゆく方向で進めてはどうかという趣旨から、今般党大会を開催する運びとなった次第であります。

 党員各位におかれましては、万障お繰り合わせの上党大会にご来場いただきますようお願い申し上げます。

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ごらんアウェー:博多の森(4)

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 この日は雨ということもあって、博多の森まで初めてバスに乗ってみました。福岡空港駅4番出口近くのバス停から博多の森直行の臨時バスが出ます。160円也。

 で、乗ってみた感想ですが、バスはスタジアムから結構離れたところに停まります。バス降り場近くからスタジアムを見るとこんな感じ(↑)。ホーム側サイドスタンドはもちろんバックスタンドへ行くにはそんなに不便はありませんが、アウェー側入口はスタジアムを半周する形になります。

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 この日はSAチケを持っていればビジター側サイドスタンドを通ってバックスタンドへの立ち入りが自由でした。メインスタンドをまじまじと眺めるのは久しぶり。

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 で、この日の最大のチェックポイントはバックスタンド裏にある屋台村。博多の森コンコースにある売店はかなり貧弱なので、この屋台村は重宝する。但し、思いのほかローカル色は薄く、アウェー客的にはややがっかり。

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 多少ローカル色のある「九州地鶏」の売店で鶏のから揚げを購入。これは柔らかくてウマーでした。400円也。

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 ウィアーといえども、この日は少なかったです。同じ月に2度目の福岡遠征。平日。GW前。こんな悪条件を物ともせずにやってくる人々の多くは、2000年7月の札幌2回遠征というのも経験していることでしょう。

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 あまりにも人がいないので緩衝帯近くには小さいビックユニ(語意矛盾ですなw)。緩衝帯の黒い幕は主催者が張ったのでしょうか? なお浦和のゴール裏で傘を差している人がいるというのは貴重な光景かも。

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 お疲れ様。

 暢久が外したキャプテンマーク。いったん闘莉王が受け取って、誰かに渡そうとはしていたのですが、結局そのまま闘莉王に。どうする無職様!!!

 地方へ行くとどこもそうですが、試合終了が近づくと出口へ向う人もあれば、写真取りたさに下へ降りてゆく人もありと落ち着きません。

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2006.04.27

ごらんアウェー:博多の森(3)

<使用前>

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<使用後>

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 ナビスコ予選@博多の森での光景

 ハーフタイムに順次ダンマクを片付けています。この後"OBRI"のダンマクも撤去。

 要するにそんな試合でした。

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【観戦記】ナ杯:福岡1-3浦和

 相手があまりにも不甲斐ない試合の評価は非常に難しいものです。

 どのくらい不甲斐ないかというと、0-3となったハーフタイムにオブリがバックスタンド上段のダンマクを全て撤収してしまったという事実がそれを表しています。

 こちらも出場停止のポンテ・坪井に加え、ワシントン・啓太・三都主というところを欠いていますが、福岡は外国人を全てベンチからも外したのに加え、主力を多数温存。「ベストメンバー規定」をどうやってクリアしているのかは分かりませんが、過去2戦で見覚えのあるメンバーはDFの千代反田・長野・平島、FWの有光、林くらい。怪我人が戻ってきた関係もあるでしょうが、中盤のメンバーはずいぶん変わっていました。

 通常組まないメンバーでやっているせいだと思いますが、福岡はイージーミスが続出。攻守とも組織的な意図が感じられず、さらに悪いことに運動量も極めて緩慢で浦和にパスを回され放題。福岡とは4月に3回も闘いましたが、回を重ねるごとに福岡のゲーム内容は悪くなるばかり。リーグ戦はガチで闘ったけれども、ナビスコは捨てゲームと割り切っているのだろうと思いますが、この内容では平日の雨のナイトゲームに詰め掛けた福岡サポが浮かばれません。

 浦和は永井の1トップ。2列目に暢久&長谷部。小野はボランチの位置で配球に専念した感じ。両サイドをえぐり、2列目が積極的にエリア内へ飛び出し、たまには小野や酒井がミドルを撃ってみる等、ここ数試合にない多彩な攻めが展開できました。前半だけでシュート13本と一方的な展開。ただその割には決定的といえるチャンスは少なく、よく3点も入ったなという感は拭えません。まぁ清水戦@エコパのように撃てども撃てども入らないという日もあり、これまたもサッカーなんですが。

 先制点となった小野のCKは誰かに当たってネットを揺らしたように見えましたが、遠くてよくわからず(ゴール裏は全く分からなかったようで、得点者が放送されるまでしばし沈黙w)。今日の勝敗は事実上これで決定。

 2点目はサイドを駆け抜けた相馬のクロスを永井が中央で受け、DFを交わしてシュートを放ったもの。機能したとは言いがたい永井の1トップですが、点を取った以上あまり悪くはいえませんな。3点目は右サイドの暢久・平川のコンビが機能。平川のパスをエリア内で暢久が溜め、ボールを受けた平川のミドルシュートがゴールに突き刺さったもの。相変わらず平川はダメ押し点が得意です。

 後半頭から堀之内を細貝に交代。大差がついたのと堀之内が前半に一枚イエローを貰った関係でしょう。大虐殺劇が演じられるかと思ってワクテカしていたのですが、後半の浦和はすっかりスローダウン。ゲームは決まったことですし、GWの3連戦が待っているのでこんなところで消耗するのは嫌だ!という気持ち(あるいは魅惑の中洲が脳裏にちらついたか・・・)がありありと伝わってくるような省エネ&安全運転サッカーを展開。中盤で良い形でボールを奪っても前に出てゆく人数も少なければ出足も鈍く、帰陣の早い福岡守備陣を全く崩せず。後半30分までのシュート数わずかに1本というデータがその内容を雄弁に物語っています。

 福岡のほうは監督から何か言われたのか、あるいはオブリの抗議が効いたのかはわかりませんが、前半よりは動きが積極的になりました。相変わらず組織性は感じられないのですが、なんとかして1点は返そうという明確な意図だけは伝わってくるようになりました。よって決定機はほとんどないものの、後半はやや福岡が主導権を取り戻す形に。

 浦和の省エネサッカーも別に悪くはないのですが、それは相手を完封できればこその話。この日の試合運びは消極的過ぎて、とうとう右サイドを古賀に破られ、中央の有光にヘッドで合わされてしまいます。先の駒場での福岡戦といい、清水戦@エコパといい、右サイドからの失点が目立ち始めた浦和(悪いことに全部平川が右WBに入った時ですね。)。1-3の楽勝とはいえ、たぶん浦和の選手たちは反省会を開いていることでしょう。

 後半25分あたりからレギュラーの暢久、長谷部を赤星、黒部に相次いで交代。前半に3点取ってあるがゆえの余裕の交代ですが、残念ながら効果は今一つ。赤星はループシュートを2つ放ちましたが、いずれも枠を大きく外れ、ちょっと焦りすぎかなという印象。小技で唸らせる場面もあり、実戦を重ねれば面白くなるとは思うのですが。

 黒部は永井に代わって1トップに入りましたが、これまたシュート1本撃っただけ。黒部は途中で投入していきなり活躍できるタイプではなく、頭から使っているうちに段々と馴染んでくるタイプではないかと思うのですが、残念ながらこの日も結果は出ず。ギドの信頼を勝ち取るには至っていないようで、怪我明けの永井にいきなりポジションを奪われてしまいましたが、そもそも使い方が良くないような・・・ しかも悪いことに黒部が投入された時は2列目に永井・・・

 で、その1トップで起用された永井ですが、ワシントンや黒部と違って、中央でポストになることはハナから期待されていないようで、後方から直接永井にボールが入ることは殆どありません。現有のFW陣の中ではスピードだけは圧倒なので、サイドからDFラインの裏へボールを出して永井に決めさせるのが狙いだったのかもしれません-2点目はその狙いか-が、そんな形はあんまりなかったような・・・ そもそもトラップが上手くなく、従って最前線でのキープ力には難のある永井ほど1トップに不向きなFWはないと思いますが・・・ ただ永井が動き回ることでできるスペースを2列目が突くことができたというのは新たな発見かも。

 まぁあんまり機能したとは言いがたい永井の1トップですが、今日は90分リハビリに費やし、しかも存外の1得点を上げたということでチーム的にはまずまずなんでしょう。

 同じくリハビリ組の伸二は後方で終始ラクチンモード。ほとんど守りに入る必要のないボランチほど楽なポジションはないでしょう。残念なことにポンテが次節大宮戦も出場停止になってしまいましたが、ポンテ同様運動量の少ない伸二がポンテの代わりに2列目に入るべきかどうか、判断に迷うところ。

 この日最も残念だったのは相馬のイエロー。ダイブ臭いプレーを2度繰り返したことでイエローを貰ってしまいました。悪意はないのかもしれませんが、安易に転びすぎ。上川主審の判定は妥当と言わざるをえないでしょう。大会2枚目のイエローで次のナビスコ予選は出場停止。ただでさえ出場機会が限定的なのにもったいないことです。

 楽勝には違いありませんし、リーグ戦レギュラー組を休ませることも出来てなんらケチのつけどころのない試合だとは思いますが、冒頭申し上げたように相手が相手だったので諸手を上げて喜ぶような気分にはなれないのもまた確か。土曜の大宮戦で浦和の強さを再認識させてもらいたいものです。

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2006.04.26

(後半メモ)福岡1 ‐3浦和

頭から堀之内→細貝。

浦和は省エネ・安全モード。だが消極さが過ぎて右サイドを破られ失点。

暢久→赤星、長谷部→黒部と代えたがさしたる効果なく試合終了。まあ勝ったからいいけど。

永井の1トップはやっぱり無謀やな。黒部にそれだけ信用がないということか。
赤星は焦りすぎ。

相馬のダイブは妥当。安易にこけるな!

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(前半メモ)福岡0 ‐3浦和

永井1トップ。長谷部が前、小野が後ろ。

小野CKが直接入り先制。
相馬低いクロス→永井で2点目。

エリア内で暢久ためて平川けり込み3点目。

一方的な展開だが個人能力の差と福岡の腑甲斐なさに助けられている感じ。決定機は少ない。

福岡ミス多く、やる気もなさげ。

堀之内イエロー

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(スタメン)福岡‐浦和

都築
堀之内
闘莉王
内舘
酒井
長谷部
平川
相馬
小野
山田
永井

永井1トップ?(不吉)

サブ:山岸、細貝、赤星、岡野、黒部、セル、千島

主審上川

福岡はサブにも外国人なし。

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来ちゃった!

来ちゃった!

っちゅーか、月に2回も福岡に来させるなっちゅーねん!

博多の森は雨。

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自主出禁

 ナビスコ杯は空いていることだし、久しぶりにビジター席2Fで見るか!と思っていたのですが、エコパでの敗戦に鑑み、リーグ戦に続きナビスコ杯@日惨もSB席で観戦することに致しました。まだチケの手配はしていませんが、ナビスコ杯@味スタもU自由席で観戦する予定です。

 見易さに格段の差がある日惨はともかく、味スタは本来ビジター席で十分なんですがねぇ・・・

 明らかに割高なので、ワタクシ「紅い雪だるま」がビジター席に祟ることのないよう、心ある方のご寄進・ご浄財を賜りたいところであります。

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2006.04.25

大江戸温泉物語

 わざわざ臨海副都心まで出かけながら「ゆりかもめ」試乗だけで帰るのはあまりにももったいないので、かねてから気にはなっていた「大江戸温泉物語」に寄って見ました。

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 テレコムセンター駅で下車。近所のサンクスで割引券を売っています(300円引きで2,527円)。

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 建物正面。

 靴をロッカーへ預けて受付へ。ここは靴のかぎを受付に預ける方式を取っていませんでした。

 館内が広い割には初心者への説明・案内は親切とは言いがたい感じがしました。リピーターが増えて、その辺の店員教育がなおざりになっているのかもしれません。1回行ってしまえば迷うほどのことはありませんが、ここのシステムの要点だけ記しておきます。

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・受付で「通行手形」という名のロッカーキーをもらいます。

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・受付横の「越後屋」で浴衣をもらいます。浴衣のバリエーションは至って豊富。

・ロッカー室で浴衣に着替えます。ロッカーは都心のサウナや健康ランドとほぼ同じで物凄く狭いのが難。

・ロッカー室を出ると、そこは風呂場ではなく、なんと土産物屋や遊技場、さらに広大な飲食コーナーが! よってロッカー室ですっぽんぽんになって外へ出ると大惨事になります。

・飲食コーナーの奥まったところに脱衣所。この脱衣所の入り口でやっとタオル・バスタオルがもらえます。タオル類は何枚ももらえるわけではなく、2枚目以降は有料。湯上り後に濡れタオルを持ってぶらぶらできるようにビニールバックがもらえます。

・脱衣所のロッカーは空いているところを適当に使います。よってカギは「通行手形」とは別。浴衣に着替えるところと、風呂に入るために浴衣を脱ぐところが別というのが初心者が最も戸惑いやすい点でしょう。

・「通行手形」に付けられたコードで館内の飲食物・物品を購入できるので、館内では財布不要。

・帰りに飲食代等を清算。精算が終わった証拠として木札を渡されます。

・木札を関所の係員に渡して退場。

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 で、入った感想ですが、温泉が目当てならはっきりいって割高。温泉は浴室中央に一つあるだけで、しかもさほど大きくありません。かなり塩分の強い湯で、ぬる目ですが、これだけ入れば十分です。

 あとの湯船は露天風呂も含めてどれもこれも強烈な塩素臭を発しています。プールに来たようなもんだと諦めてください。

 また2Fにサウナによくある安楽椅子を並べた感じの休憩室がありますが、来場者数と比べると狭小感が否めません。また始終客の出入りがあるのと、各椅子にテレビが付いているのが災いして落ち着きがなく、寝るつもりで来ると非常にがっかりします。

 1F飲食コーナー奥に畳敷の大広間がありますが、皮肉なことにここで寝転がっているほうがまだマシかなっちゅー感じもしました(とても東京都心とは思えない光景ですがw)。

 まぁ要するに「大江戸温泉物語」は本格的に休みにくるところではなく、家族連れなり、グループ客なり、カップルなりがお台場で遊んだついでに風呂入って、飯食って帰るところと割り切るべきなんでしょうな。

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 館内は浴衣姿で歩き回ることになるので、日常の姿とのギャップを楽しむというか、ちょっとしたコスプレ気分に浸れるあたりが結構面白いのかも。

場所柄温泉施設としては破格に客層が若い! しかも若い女性が浴衣姿でウロウロしているので、オッサン的にはビール片手に妄想ワンダーランドとして楽しむことも出来ます(^^; 但し、犯罪行為を誘発しがちなので注意しましょう。

観光客なのか、東京在住の方なのかはわかりませんが、欧米系・アジア系を問わず、外国人客の姿が目立つのもこの施設の特徴でしょうか。

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 ちなみにこんなのも。ジェフサポはここに隔離されるようです

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ごらんアウェー:エコパ2006

負けると気乗りしないので、ネタも控えめに。

・今般は車に便乗させてもらってのエコパ入り。昼間の東名を走ったのは10年ぶりくらいになるかも(^^; 帰りの愛野駅ダッシュを避けられるのは何より。

・観客は23,000人余。清水の成績が昨年よりはかなり良いこともあって昨年の21,000余よりは増えてはいますが、観客数はやはり日本平ではやや小さいといった程度でしょうか。浦和からはもちろん、清水からも高速に乗って出かけないと辛い立地で、ホーム客が集まりにくいのが客数の伸びない最大の原因でしょう。ナイトゲームのエコパ開催はホーム客・ビジター客ともに何のメリットもなく、金輪際勘弁願いたいところです。ナイトゲームなら浦和戦でもチケが瞬間蒸発することは考えにくいですし。

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 だいたい清水のホームゲームに「磐田」の文字が表れるなんて屈辱的じゃないですか・・・

・誘導係に導かれるまま、砂利道を進んだところ穴場と見られる駐車場に到着。スタジアム脇に建つアリーナの麓付近という至便なところですが、主要アクセス道から外れているせいか、終始がらがらでした。

・法多山は「ほたやま」ではなく「はったさん」と読むらしい。ちなみに炭鉱によくある(あった)のはボタ山。

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・帰りは赤まみれでSA等では満足な食事ができないことが十分予想されるので、エコパ内で早めに夕食。スタジアム前に露店がいくつか出ていましたが、「富士宮焼きそば」がスタジアムの食事としてはなかなかの逸品でした。もちもちとした食感のある太めの麺が最大の特徴。500円也。

・清水のエコパ自由は2,500円(前売)もします。浦和(A席)の2,000円はもちろん、近隣の磐田(エコパ・カテゴリー3)2,300円、名古屋(自由)2,000円と比べても高い。その高い分は「パルちゃんショー」の料金だと思います。

・で、今回の「パルちゃんショー」はGTPっちゅーグループとのコラボだったわけですが、あれじゃ川口駅前で歌っているねーちゃんと大差ないわな。こんなもんとコラボを組まされたパルちゃんがちょっと哀れ。仕込んだ踊り&小ネタがかすんでしまいました。

金返せー!!!!

で、そんなくだらない内容にも関わらずなんとか静観していたウィアーでしたが、最後の最後で堪えきれずにBooooo・・・・ 相変わらず大人気なくてスマン。

・帰りは掛川ICに乗るのに40分くらい要し、途中工事に伴う車線規制が何箇所もあったせいで自宅到着は翌日2時。負けるとどっと疲れますね。

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2006.04.24

埼スタ屋根の件

≪ゴール裏席に屋根≫(スポニチ 06.4.24)

 埼玉スタジアムのゴール裏席に屋根を増築するプランが進められていることが分かった。犬飼社長によれば既に図面と一緒に埼玉県へ申請済みという。「屋根がつけば、選手を盛り上げるサポーターの声がはね返り、より臨場感が増す」と話す。今季の平均観客動員は4万6402人。2位新潟(3万7811人)を1万人近く引き離す。屋根がつけばさらにサポーターに愛されるホームとなりそうだ。

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 この記事を取り上げているブログが散見されますが、埼スタ屋根の件が公式に語られたのは今回が初めてではありません。今季名古屋戦のMDP(No.276)の17ページで社長がこう語っています。

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「ゴール裏に屋根をつける件ですが、残念ながら2006年度の埼玉県の予算に入らないようです。建物自体には屋根をつけるための基礎ができているのですが、周りの地面がそのための機材を入れると耐えられず、その基礎工事からやらなければならないことがわかりました。またこれで経費がかかるため、予算措置ができなかったようです。しかし、引き続き要請していきます。」

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 妄想・踊りは大いに結構ですが、「予算がついていない」という厳然たる事実を忘れてはいけません。

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ゆりかもめ試乗

 「雪の降る日は楽しいペチカ」じゃないですが(っちゅーか歌が季節外れやがな・・・)今にも雨が降りそうな天気がはっきりしない日というのは、首都圏近郊の新線試乗日和です。いつでも乗れるけど、乗ったからといってそれほど面白いものではないので、わざわざ好天の日に出かけるには及びません。

 今回出かけたのは前月27日に有明~豊洲間が延伸したばかりの「ゆりかもめ」。4月14日に大トラブルを起こしたのが記憶に新しいところですが、減便ダイヤも既に終了して通常運転に戻っています。

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 試乗は豊洲側から。レールが途中でちょん切れている格好ですが、さらに延伸する計画でもあるのかな(^^?

 昼飯時でしたが駅周辺にはこれといった店がなく、やむなく交差点角のラーメン屋で昼食。全く起伏のないだだっ広い土地に高層ビル・マンションが立ち並ぶいかにも埋立地といった風景が広がっています。

 豊洲から試乗した理由はいうまでもありません。大人気なくかぶりつき席を確保。後ろ向きですがw

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 延伸した有明までの区間は造成地だらけで、ビルらしきものはほとんどありません。なんか「開拓鉄道」みたいな感じでした。

 有明を過ぎると観覧車やフジテレビ等お台場の観光施設も現れて、車内も賑わい始めました。

 もやもやとした気分もなんだかすっきり。敗戦の後は鉄活動で気分転換するに如くはなしというところでしょうか。

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2006.04.23

【観戦記】清水 2-1 浦和

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 この試合は安易に主審に敗戦の責任を負わせるべきではないでしょう。端的に言って浦和の自滅です。

 先制を許したのは(たとえ家本主審の判定がいかに不可解なものとはいえ)セルフジャッジ&集中力の欠如以外の何者でもありません。

 また立て続けに2点目を取られたのも、不本意な形で先制を許した動揺を突かれたものといってほうがいいのかもしれません。ちょうど昨年のナビスコ準決勝@駒場-立ち上がり早々巻のハンドによる得点が認められ、ゲームが落ち着かないまま千葉に追加点を許したのと似たような展開といって差し支えないでしょう。

 2失点とも堀之内のサイドをやられてしまいましたが、前半の堀之内はやや不安定な出来に終始。ただその堀之内がこの日イエローをもらっていないというのは皮肉なものです。

 もっとも浦和の非ばかりが2失点の原因ではなく、清水の前半の出来は素晴らしいものでした。浦和の隙を抜け目なく突いてきたあたりは、とても若手主体のチームとは思えない老獪さを感じさせましたし、2点目も前半何度か試みたサイド攻撃が実を結んだものでした。兵働の働きはお見事。

 清水の前半が秀逸だったのは攻撃よりもむしろ守備。伊東&枝村の両ボランチを中心に、中盤の出足が完全に浦和を上回っていました。浦和の動きが緩慢なのに助けられた感もありますし、立て続けに得点を上げた後清水は引いてカウンター狙いに徹しやすくなったこともありますが、前半の浦和のシュートはPKの1本を含めてわずかに4本。浦和は手も足も出ません。この日も平川が不発。後半頭に代えられたのはやむなしといったところでしょう。

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 ただ清水が前半飛ばしすぎたのもまた明らかで、後半は急速に失速。浦和は闘莉王をボランチに上げる奇策を講じてハイボール主体の力攻め。闘莉王ボランチ起用という奇策に清水は動揺を隠しきれず、前半は完全に封じられていたワシントンのポストプレーも綺麗に決まるようになりました。清水はこぼれ玉をほとんど拾えなくなり、浦和は2次、3次と波状攻撃を掛け、両サイドを崩しまくって決定機の山を築きましたが、残念ながらこの日はそれを全く決められません。エリア内に侵入した三都主がPKを取ってもらえないどころか逆にシミュレーションと判定されたあたりは、日頃の言動の報いかも。

 苦境に立つ健太が放った勝負手は斉藤投入による闘莉王封じ。CBとしてはひ弱な感が拭えず、とても闘莉王には敵いそうにない斉藤ですが、この日はこの采配がズバリと当たりました。

 逆にギドが放った暢久→岡野、啓太→黒部は共に不発どころか逆に攻撃の阻害要因となる始末。後半長谷部が何度となく清水の左サイドを突き崩していたのですが、岡野投入で却って清水は守りやすくなったようですし、黒部投入に至ってはワシントン&闘莉王との役割分担がはっきりせず、単に電柱の数が増えたようにしか思えませんでした。選手を代えるごとにサイド攻撃が鳴りを潜めていったような・・・

 またこの日気になったのはフィニッシャーとしてのワシントンに頼りすぎで、ポンテや長谷部のシュートが全くないこと。パワープレー主体の攻撃から来る当然の帰結かもしれませんが、ベタ引きになった清水の攻略法としてはやや単調な感も否めませんでした。

 試合終盤には坪井が2枚目のイエローをもらって退場。これは半ば致し方ありませんが、試合終了後ポンテが主審に執拗に抗議してこれまた2枚目のイエローをもらったのは全くいただけません。浦和は今季イエローをもらう数が少なくなり、昨季の反省をしっかり生かしていると思っていたのですが、それは単に下手な審判に当たった試合が少なかったということでしかなかったのかも。

 不利な判定が続いた時の浦和の際立った特徴はキャプテンがほとんど働かないこと。普通のチームは激怒するチームメイトを押さえながらキャプテンが抗議に向かうものだと思いますが、暢久は遠巻きにして見ていますからねぇ・・・ 審判に対する態度でこの日最も成長を感じさせたのは闘莉王でしょうか。

 家本主審は04年神戸戦@ユニバー、05年川崎戦@埼スタと2度も浦和の窮地を救っていただいた大恩人であり、今回はその借りをまとめて返済しただけのこと。非常に悪名高き主審であることは周知の事実で、浦和がそれなりの対応ができなかったのが誠に悔やまれます。

 清水はなかなかに手強く、昨年の川崎戦@埼スタ同様、まともな主審のもとなら好勝負になったであろう一戦でした。浦和はゲームの入り方がこのところあまり良くないのですが、ゲームを通じてみれば極度に悲観すべき内容でもなく、この日の負けを今後の糧としてくれればそれで十分でしょう。

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伝説健在

「ビジター席では勝てないよ」伝説はまだまだ健在でした。

皆の衆、スマン _| ̄|◯

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2006.04.22

浦和最強の敵

 昨年から続いている「ビジター席では勝てないよ伝説」

 リーグ最終戦となった新潟戦は仲間の尽力で「ビジター席」で観戦予定のところを、Sスタンド自由席(=ゴール裏2F)に変えていただいたおかげで大勝。

 天皇杯は愛媛→埼スタ→(大宮戦は欠席)→国立 といずれもバックスタンドで観戦して、これまた負けなし。

 だが、レッズレディースvsベレーザ@西が丘はゴール裏に行って完敗と、依然「ゴール裏伝説」の破壊力は健在であることを見せつけました。

 縁起を担いだわけではないですが、今年のアウェーゲームは今のところ

・ゼロックス杯(バック):勝ち
・G大阪(バック):引き分け
・広島(ビジター):勝ち
・横浜M(バック):勝ち
・福岡(メイン):勝ち

と負けなし。そもそもチームが負けていないのでワシがどこに座ろうが関係ないといってしまえばそれまでですが・・・

 なお広島戦はビジター席ですが、昨年同様事実上メインスタンドといっても良いような位置に座っております。

 で、これまでの長い前フリでお判りかと思いますが、今日の清水戦@エコパは久しぶりに

 ビジター席に参ります。

 とはいっても2Fでごゆるりと観戦予定ですが、ワシを見かけた方は御祓い・御清め等なんなりとどうぞ。

 お布施も受け付けております。

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2006.04.21

GTP

 既に各所で話題沸騰の"GTP"

 エスパルスとのアウェーゲームは往々にして試合よりも「パルちゃんショー」のほうが面白かったりするものですが、さて"GTP"っていったい何?

・「GTPをわきまえた言動をしたまえ!」
・「GTPデザインを学んで、出版・広告業界への就転職」
・「GTPレシーバー付なので、もう迷子にならんぞ」
・「この服、GTPで買ったで」
・「今年の米国の実質GTP成長率は年率5%に達するそうだ」
・「パソコンでパワーポイントが普及してから、GTPはすっかり廃れてしまったな」
・「学校のGTPの役員になってしもうた。面倒くさー」
・日産スカイライン
・英ポンド
・核兵器不拡散条約
・鬼塚先生

なんか違う・・・・

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2006.04.20

福岡戦当日

 しつこくてすいません。

 次の福岡戦@博多の森が迫ってまいりましたので、その前に前回の福岡遠征時のネタを片付けておきます。

「かもめ2号」でようやく福岡へ向かいます。本当はこいつ

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に乗りたかったのですが、「かもめ2号」はなんと

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でしたorz  JRになったばかりの1988年に登場した783系「ハイパーサルーン」。JR九州は金がないので一挙に新車両に置き換えられず、まだ結構783系が残っているのを失念しておりました(´・ω・`)ショボーン

 乗降ドアおよびデッキを車体中央に配置し、各車両の客室を前後に2分割するという特徴を持ち、登場したときは画期的な車両だったのですが、登場以来20年近くも経つと、改装工事が施されているとはいえ傷みが隠せません。特に「白いかもめ」と座席の格差がでかすぎて、これで同じ料金かと思うと腹立たしくもあります(`Д´)

 

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 ともあれ、有明海の車窓を堪能しているうちに鳥栖着。

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駅に隣接して鳥栖スタジアム。

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なんか広告が競輪・競馬のそれに極めて近いノリのような・・・

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 各駅停車に乗り換えて、JR二日市着。ここから西鉄二日市駅まで歩きました。

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 もともとは特急車両だった西鉄2000系が静かに余生を過ごしています。

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 太宰府駅到着。

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 この日の主目的は九州国立博物館だったのですが、開館時間まで間があったため、途中の太宰府天満宮に立ち寄って見ました。まだ梅が枝餅の売店も開いていない時間帯なのですが、既に赤サポがちらほら。

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 賢くなりますように。

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「心字池に掛かる3つの赤い橋はー」

 一つ目の橋で激しく転倒www(嘘) さだまさしの「飛梅」については、こちらで詳しく紹介されているので以下省略。

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 もう学業成就を祈願しても手遅れなんですが、ここはお約束として「○○女子大に合格しますように!」と天神さんにお祈りしておきます。19歳はもう後がありません。

 おみくじを引いてみました。

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(゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)

どう考えても実質的にですヽ(`Д´)ノウワァァン!! 

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 開館時間となったので、九州国立博物館へ移動。

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 でかいです。キレイです。でもただそれだけ。

 Wikipediaの記述によれば「100年以上の歴史を誇る他の3つの国立博物館が美術系博物館であるのに対して、九州国立博物館は歴史系博物館として設立された」とありますが、コンセプトにそれほどはっきりとした違いは感じられません。

 東アジア諸国との関係に重点を置いているのはわかりますが、基本的に美術・工芸品や書簡・遺物の展示に終始しており、その解説は少なめ。レシーバーを借りないと今ひとつ面白くありません(「それはおまえの審美眼がないからじゃ!」というツッコミは禁止の方向で)。

 国立なのでそれなりの品格をということなのでしょうが、遊びの要素は皆無。

 九州在住の方ならともかく、他の博物館に足を運ぶ機会のある方は少々がっかりするかも。私は面白そうな特別展でも開催されていない限り、もう行くことはないと思います。

 九州博物館が全くの期待はずれ&博多の森のビジターSAエリア制限で混雑が予想されたので、予定を早めて天神で昼食。

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 定番の「博多一風堂」です。ここは西通り店。前日入り組&当日組とももうスタジアムへ出かける時間帯のせいか、店内で赤サポらしき人は見かけませんでした。

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 赤丸新味。いつも思うのですが、東京の店舗より美味いような気がします。気のせいなんでしょうか? (了)

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2006.04.19

不敬行為を糾弾する

 京都戦のMDPにレディースの7選手がイオン浦和美園の植樹祭に出演したとの記事が出ていました。

 レディースが浦和傘下になって2年目。予算や環境面では何の心配も要らなくなった反面、こういうイベント類に借り出されることが増えました。こういうのは選手にとって結構面倒なことかもしれませんが、レディースの場合は存在自体をアピールしないといけないのでやむを得ないでしょう。特に今季から有料試合になることですし。今季からプロ契約になった山郷・安藤・柳田の3選手はそれも本業と割り切っていただかないと。

 それはともかくMDPに掲載された写真。最もカメラに近いところにいる松田はもちろん、山郷や安藤はしっかりカメラ目線を送っていますが、肝心の党首はなんと

植樹した木の陰

になってしまって、ご尊顔を拝することができません(`Д´)

 この一件はMDP編集部の法師党に対する重大な挑戦・挑発行為と受け止め、法師党としてはMDP編集部に遺憾の意を申し入れると同時に謝罪を要求する所存であります。

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2006.04.18

ダブル解任!

小野 剛監督 辞任のお知らせ(広島公式)

 磐田戦の大敗を受けて広島・小野監督が辞任。

 広島がJ2に落ちた03年に監督就任。綺麗なサッカーをやろうとして一時苦戦したものの、1年でJ1復帰。 「J2落ちしたチームを3年後にJ1で優勝争いをさせる」との3ヵ年計画を掲げ、その公約どおり05年は前半まで上位に顔を出していました。

 基本的には個人技に頼ることなく、システマティックなサッカーを見せる。サイドへ大きく展開してからのクロス攻撃が得意。03年に久保を放出して以来FW不足に苦しみ続けたが、05年に獲得した佐藤寿人が広島のスタイルに嵌って大活躍。

 06年には佐藤寿とは全く持ち味の異なるFWウェズレイを補強し、いよいよ本格的に優勝争い参入かと思ったんですけどね・・・

 中盤をフラット4に代えようとしたが、これが機能せず。運悪いことにリーグ序盤で鹿島・浦和・G大阪・川崎と上位陣に当たり続けてボロボロにやられ、さらにチームの主軸である森崎和が不振と悪材料が重なり、第8節まで勝ち星なしでついに解任。

 輝かしいというほどじゃないけど、決して悪いとはいえない3年間の実績がわずか2ヶ月でパー。監督とは辛い職業ですなぁ。

監督交代のお知らせ(C大阪公式)

 驚くべきことにセレッソの小林監督も同日解任。小林監督は大分のJ1昇格に貢献。04年途中にセレッソの監督に就任し、かろうじて降格を回避。翌05はセレッソをリーグ優勝寸前のところまで押し上げた実績の持ち主。基本的に守備力強化に手腕を持ち、決して無能ではないのだが、これまた第8節までわずか1勝と成果を上げられずにあえなく解任。 「ザルッソ」と揶揄されたセレッソの守備を昨年飛躍的に改善した手腕は評価されて然るべきですが、その守備が崩壊したことが監督交代の引き金となってしまいました。

 今年の不振は傍目から見る限り、中盤のメンバーが入れ替わり、その穴埋めの最適解を探しあぐねているうちにチームのバランスが崩れたことにあるようです。チーム作りに時間かかり過ぎという非はありますが、そもそも中盤の有力選手流出を招いたのは監督のせいではなく(ファビーニョは致し方ないとしても久藤・布部の流出はね)、こちらは単に成績不振のスケープゴートにされたような・・・

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Lリーグ日程決まる

 Lリーグ(新名称「なでしこリーグ」っていうらしい・・・)の日程がようやく発表になりました。

日本女子サッカーリーグ公式サイト

浦和レッズレディース公式サイト

<浦和ホームゲーム>

5/28 日 浦和 - 伊賀FC 13:00 (駒場)
6/10 土 浦和 - ベレーザ 15:00(駒場)
7/2 日 浦和 - INAC 13:00 (埼玉スタ・メインピッチ)
9/3 日 浦和 - マリーゼ 15:00(駒場)
9/16 土 浦和 - TASAKI 13:00 (駒場)
9/24 日 浦和 - FC高槻 13:00 (駒場)
10/9 月・祝 浦和 - 湯郷ベル 13:00 (駒場)

 *幸いなことに9/16の試合がトップ(広島戦予定)と被るだけです。

・昨年は4月開幕だったのに、今年はなぜか開幕が遅くなって5月も下旬になっての開幕。
・昨年は8チーム3回戦総当りだったのに、今年は2回戦総当り+プレーオフ方式に変更(不可解なことに下位リーグのL2は8チーム3回戦総当り)
・恐ろしいことに第10節9月16日→第11節9月18日と中1日で日程が組まれている

と、なんとなく女子サッカー界におけるリーグ戦の位置づけが透けて見えるような按配です。

 J1も中断期間に入り、サッカー界の耳目がワールドカップ一色になる時期を選んで開幕するとは、Lリーグに関心を寄せてくれるなとわざわざ言っているに等しいような・・・ くそ暑い時期でも真昼間に開催するあたりのセンスも同根ですな。選手も気の毒ですが、観客不在としかいいようがありません。

 あれこれ不満はありますが、何はともあれ今年もLリーグが開幕します。もちろん弊サイトでは浦和レッズレディースを引き続き支援してゆく所存です。

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2006.04.17

観客動員を考える(ホーム4節終了時点)

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 京都戦の観客動員は40,657人。前売り券の残券情報からこの日の観客が少ないことは十二分に予想されましたが、寒かったものの雨にはならなかったことが幸いしてなんとか4万人は死守。ただ個人的な動員目標としている44,000人には遠く及ばないという結果になってしまいました。

 春休みは終了。相手は不人気チーム。しかも半月後のGWには古豪の鹿島戦、及び形ばかりながら「さいたまダービー」と言われている大宮戦が控えていて、一見さんはほとんどその両戦に流れてしまうためのでしょうか。

 同じような条件下で開催された昨年のC大阪戦は駒場で開催されていることを考え合わせると、例年この時期は動員は伸びないものなのかも。

 昨年は広島戦・大分戦と観客動員35,000人台の試合があり、これが浦和の基礎動員数=雨が降ろうが槍が降ろうがスタジアムに来る人々となりましたが、今年はこの京都戦の4万人が基礎動員になるのかどうか。

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2006.04.16

福岡戦前夜(3)

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 今般の長崎観光の最後の目的は出島です。

 出島は周囲が埋め立てられて今は島でもなんでもなくなっているのですが、長崎市によって建物の復元工事が逐次進められています。今回第一次復元計画の目玉ともいえる「カピタン部屋」の復元が完了したとの話を聞いて出島に立ち寄ってみました。

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 緑の階段が一際目立つカピタン部屋。

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 晩餐の様子を再現。

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 厨房の様子をアニメで解説。インド風の召使(?)やちょんまげ姿の男がいたりして、妙にコスモポリタンです。

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 勘違いされがちですが、出島といえども蔵の外観は日本風。ハウステンボス風ではありません。

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 中ほどに「出島シアター」があります。開演間近ということで呼び込みをやっていたので、先ほどの博物館の寸劇と似たようなものだろうと思いながら入ってみたのですが・・・予想に反して本格的な芝居でした。しかもその内容はかなり哲学的で難解そのもの。悪いことに主役の女性の声が最も通らないので、ただでさえ解りにくい劇がますますわかりにくくなる始末。劇の出来のほどを云々するつもりはありませんが、観光施設で演じるべき内容ではないでしょう。子供連れやほろ酔い加減で来た観客にはかなり辛かったものと思います。

 夜はやることがないとついこういう悪所

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へ足を運んでしまいがちなものですが(^^ゞ この日は翌日の試合に備えて、長崎駅の駅弁「角煮めし」(坂本屋 750円)をつまみにビールで一杯やりながら早寝しました。

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 「角煮めし」は駅弁らしくやや濃い目、かつ適度に甘みのある味付けの角煮こそなかなかのものだったのですが、ご飯がもち米入りのせいかかなり固く、あまりつまみには向いていなかったです(´・ω・`)ショボーン

 そもそも長崎ってあんまり良い駅弁がなかったように記憶しているのですが、これは割と最近登場したもののようです。

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【観戦記】浦和 3-0 京都

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 ハーフタイムにギドが激怒していたという事実には少々驚かされました。まぁ暢久がRP上でうっかり漏らしてしまったポンテ・ヒラ・暢久の3人が怒られるのは無理もないと思います。ただ出来そのものは福岡戦とさして変わるところはないように窺えたので、見てる側は「またかこれか・・・」という感想は持ったものの、選手たちが大目玉を食らっているとは夢にも思いませんでした。浦和の運動量が他チームと比べて少ないのに慣れてしまったせいだとすれば悲しいことですが。

 相手はベタ引き。4-4-2というよりはアレモンの1トップに近い感じでしょうか。名古屋のほうに序盤から露骨な時間稼ぎこそして来ないものの、福岡と比べれば消極的。例によってボンテとワシントンには厳しいマークをつけてきます。

 浦和は名古屋戦・福岡戦と比べると明らかにサイドを使う意識は高まっていましたが、これが左サイドに偏りがちなのは相変わらず。暢久に変わって右を任された平川はやや消極的なプレーに終始。密着マークに苦しむポンテの動きが悪いので、右サイドでやや孤立した感は否めませんが、単調にアーリークロスを放り込むだけでは京都は崩れません。ようやくリズムが出てきたかなと思ったところで岡野に交代。今日の出来ならやむを得ないでしょう。

 全体に狭いところでごちょごちょパスを回す悪癖が影を潜めたのは改善点かなと思いますが、前半はワシントンのポストプレーからの攻撃がことごとくパスミスとなって失敗。闘莉王の攻撃参加もほとんど効果なく、逆に高い位置でボールを失ってカウンターを食らうなどこのあたりがギドの激怒を招いた主因なのかも。結局一方的に押しながらも前半の決定機はワシントンがGKにぶち当てた一発だけでしょうか。

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 前半何度かあった京都のカウンターですが、そこそこ人数をかけてくるのでまかり間違えば一発を食らう恐れは十分あったと思います。ただパチモンではなくアレモンはともかく、出場停止のパウリーニョの代わりに入った林は如何せん力不足。終盤にエリア内でこちょこちょしてナンボの選手を90分、しかも引き気味の位置においては何の役にも立ちません。

 後半ギドの怒りが効いたのかどうかはわかりませんが、三都主がスルスルと左サイドを駆け抜けたところへスルーパス→三都主の折り返しを中央で合わせるという全く同じような展開で3得点。1点目で三都主にパスを出したのは驚くべきことに闘莉王。ボランチの位置なのでてっきり長谷部が出したものと思ったのですが、最後に飛び込んで来たのも長谷部なので、場内にリプレイが流れるまで「長谷部めちゃくちゃ走ったな」と見当違いの感想を持ったのは内緒だ(^^; 長谷部は得点を上げたものの、水曜日のように「人も動けばボールも動く」サッカーとはほど遠い時間帯が続いたせいか、インタビューでもほとんど笑顔なし。そりゃそうでしょう。啓太を信頼してほとんど2列目といってもいいような前目の位置で攻撃に絡もうとしてはいたのですが・・・

 この日の闘莉王は1点取るまで絶えずFW~ボランチの位置を徘徊。残念ながらこの日はあまり見せ場がなく、足技を見せようとして簡単にボールを奪われるというお笑い場面もありました。ただ1点先行してからは攻撃参加は自重。浦和の対戦相手にとって闘莉王の上がった後というのは絶好の反撃機だけに、浦和に先制を許すと非常にやっかいなことになります。

 逆に浦和は先制さえすれば相手が前に出てきてスペースも空いて願ったり叶ったりの展開に。平川に代えて投入された岡野が実に活き活きとピッチを駆け抜けます。ワシントンの叩きを受けてスピードに乗って相手エリア中央に進出しながらシュートに持ち込めないあたりは、いかにも岡野らしいご愛嬌。

 ワシントンはイージーなチャンスを2本外しましたが、それでもきっちり2得点を上げました。まるで浴びせ倒しのような1点目。まるでセットプレーのような2点目。いずれもなんとなくお茶目でした。

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 自陣に引きこもってひたすら一撃を食らわないように、あわよくば1点が転がり込みますようにと念じ続けているだけのような、いわば90分己に降りかかる不幸を耐え忍ぶだけのドナドナサッカーを展開するチームを相手にし続けるのはほとほと疲れます。

 次節清水は比較的攻撃的なチームに変貌したはずなので、多少面白いサッカーが見れるものと期待しておりますが、長谷川監督が普段どおりのサッカーをしてくれるかどうか・・・

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 サッカー部員と思われるジャージの一群が掲げる加藤選手のダンマクがチラチラしているのが気になりましたが、加藤選手は「朝霞いずみFC→朝霞第一中学校→桐光学園高校→湘南ベルマーレ→京都パープルサンガ」という経歴を持つ埼玉っ子。

 先輩の顔を立ててビジター席に座る朝霞いずみFCの諸君。そのうちの半分以上は長谷部のゴールで小躍りしていたんじゃないかな(^^?

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2006.04.15

「君は覚えているか?」-お詫び

 「君は覚えているか?」のエントリーについて、

「俺達、川島に天皇杯でオモクソやられてますから、憶えてなくちゃダメじゃないすか? 」

とのご指摘・お叱りを頂きました。確認したところ、確かに02年の天皇杯3回戦@駒場で福岡に破れた時、同点弾を川島に叩き込まれていました。

 大将がいる間に残された唯一のタイトル=天皇杯を獲るどころか、その初戦でJ2相手に、しかも駒場で敗れるという衝撃がでかすぎて、得点者のことなんか脳裏から吹き飛んでいました。

 ここに謹んでお詫び申し上げるとともに、これを反省材料としてより一層研鑚に励む所存であります。

 ちなみに川島は水曜日のナビスコ杯でベンチ入り。そして登録はなんとFW。福岡のユニフォームは背番号が見難くて、ほぼ対角線上の位置でウォーミングアップしているサブメンバーの中で、どの選手が川島なのか確認できなかったのが残念した。

 メンバー紹介時に、小さいながらも川島にブーイングがあったことをメモっておきます。

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2006.04.14

サッカー日本代表カレー

 近所のスーパーでこんなものを見かけました。

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 ネタに金を惜しんではならぬと早速購入。

 しかし、「日本代表」に釣られて買ってしまう人ってもうほとんどいないんじゃないかと、S&Bの行く先をちょっと案じたりします。

 で、まだ実食したわけではないのですが、なんとなく予想されるカレーに対する感想を徒然なるままに。

・シェフは外国産の素材にこだわりがある。
・しかし、その素材が旬であるかどうかにはほとんど関心がない。
・国内産の素材は、外国産が手に入らない場合にだけ関心を寄せる。
・茨城県産がお気に入りだったが、最近は他県産にも目を向けるようになった。但し西日本にまで足を向けてより良い素材を探すことはほとんどない。
・素材を探しに来たのかと思ったら、農家の踊りを見に来ただけだったというエピソードも。
・新種を試すことはあまりない。
・良い素材だったのに、調理中の扱いが悪くて痛めてしまうこともしばしば。
・そもそも料理に興味があるのかどうか疑わしい。調理中にしょっちゅう厨房を空け、鍋の状態を確認しようとすらしない。
・普通カレーというものは煮込めば煮込むほどコクが出るものなのに、3年以上も煮込みながら未だに水っぽい。
・しかし、そんなカレーをある権力者は大好きだ。

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福岡戦前夜(2)

 長崎探訪の次なる目標は昨年11月にオープンしたばかりの「長崎歴史文化博物館」巡り。

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 異国情緒が売り物の長崎にあって、武家屋敷風の建物というのはちょっと違和感がありますが、それもそのはず、この博物館の一部は長崎奉行所立山役所を復元したものなのです。従って博物館の半分は長崎奉行所、もう半分は広く長崎の歴史を対外交流に重点を置いて紹介しています。

 長崎奉行所というのは貿易事務を司ったり、キリシタン取締りを担当していたりと、他の奉行所にはないユニークな機能を持っています。いずれも他県の博物館では紹介されないものだけに、それらに関連する資料は結構興味深いものがありました。

 また長崎奉行というのは「くんち」の時に赴任して次の「くんち」まで勤めるのが普通のようで、風間杜夫演じる遠山左衛門尉景晋(「遠山の金さん」の父)が長崎奉行所で過ごした1年を映像で紹介するコーナーがありました。これはこれで一興なのですが、3D仕様でメガネを掛けて見るヤツで、そんなところに金を掛けなくてもっちゅー感じも・・・。

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 長崎奉行所のコーナーを一通り巡った後には、この博物館最大の特徴である「寸劇」を観覧。まぁ有体に言ってしまえば田舎芝居を通り越して日光江戸村等でよくある風のコメディ劇そのものなんですが、こういうのを博物館でやるようになったところに時代の流れを感じました。国や県からの補助金が削減され、博物館が自らの才覚で観客を呼び込まないといけない時代となる中、やりすぎ感は否めませんが博物館の努力の表れとして評価したいと思います。

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 観客一部参加型の寸劇なので、お年寄りの団体さんは大喜び。役者さんは全員地元のボランティアだそうです。寸劇が一通り終わった後は、ちょんまげかつらを被って御奉行と記念撮影もできます。オッサン的には御奉行ではなく、丸山の花魁のほうが良かったのですが、そういう劇はないようで(´・ω・`)ショボーン

 寸劇が行われたゾーンを抜け、歴史文化展示ゾーンへ。

 ここでは長崎に関連する歴史をほぼ江戸期に集中して紹介しています。長崎の歴史といえばどうしても対蘭関係にスポットがあたり勝ちですが、これは出島の資料館やシーボルト記念館に配慮してか、ここの博物館では対中関係を対蘭関係と同比重で扱い、併せて貿易業務における長崎会所の役割や江戸期の市街の様子にも重点を置いた形にして多少の差別化を図っていました。また小さなコーナーですが、朝鮮通信史を題材に対韓関係を取り扱っているのも目を惹きました。

 最近出来た博物館はどこもそうですが、随所にモニターを置き、陳列物に関すること細かい事項をあれこれと解説してくれます。この辺も観客を惹き付ける工夫の一環でしょう。この博物館では長ーい絵巻物のディーテイルをモニターで解説してくれるところが何ヶ所かあって、これが実に愉快。あちこちに生き生きと描かれている人物の様を見ているだけで気分が楽しくなります。モニターをあれこれ弄くりまわしているといくら時間があっても足りませんね。

 さほどスペースが広くはないためか、広く長崎全県の歴史を満遍なく扱うことを避け(例えば倭寇だとか、戦国期の豪族の動静とか、島原の乱とかは省略)、また時代的にもごく一部の時代だけにスポットを当てた形になっていますが、それが奏効して見所の多い博物館に仕上がっていると思いました。

 如何せん大きくはないので2回行くかどうかは微妙ですが、歴史好きの方には是非お勧めします。

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 博物館では立ちづくめで疲れましたが、さらに欲を出して眼鏡橋周辺を散策。

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 そして皿うどんを賞味。735円也。結構量がありました。本来は複数人で取り分けて食うもんなんでしょうな。多少小腹が空いたとはいえ、トルコライスを食った後に皿うどんを食うのは少々辛かったです(^^; 公会堂近くの「慶華園」にて(参考サイト)。

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2006.04.13

福岡戦前夜(1)

 福岡戦15:00キックオフというのは十分日帰りできる範囲ですが、さすがに九州日帰りはあまりにももったいないので、前日入りして観光。ただ、福岡市及びその周辺にはさほど観光名所がないこともあり、今回は長崎まで足を伸ばしてみました。

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羽田 7:45 (JAL1841) 9:35 長崎

 恐るべきことに長崎便にも赤サポの姿が!(中には試合は明日なのに、もうレプリカを着ている人も!!!)。

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 長崎便に乗るのは生涯初ですが、淡路島→四国→佐田岬→大分→熊本と見慣れないコースを辿って南から空港へ侵入。長崎空港は世界初の海上空港として1975年に開港しましたが、それ以来ターミナルに手が加えられていないのか、ずいぶんボロい印象を受けました。

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 長崎空港は長崎市内からずいぶん遠いイメージを持っていたのですが、空港連絡バスはほとんど一般道を走ることなく、走ること35分ほどでいきなり長崎の中心部=新地あたりに出てきます。遠いことは遠いのですが、大分空港や鹿児島空港よりははるかに便利。
 前振りが長くなりましたが、今回の長崎旅行の第一目標はこれ。

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 長崎名物「トルコライス」です。まぁ別に大したものではないと話には聞いていましたが、やはりこういうある地方にしかない食いモンは押さえておきたいですね。「トルコライス」の研究については「トルコライス マニアックス」が非常に参考になりました。

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 入った店は「ツル茶ん」。ガイドブックで必ず紹介されている定番の店です。見かけは昔風の喫茶店ですが、創業大正14年、九州で最も古い歴史を持つ喫茶店とのこと。まだランチにはちょっと早い時間でしたが、早速トルコライスを注文。900円也。

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 で、感想はどうだったかというと、見た目通りでした。ピラフにカレー、その上に薄めのカツ。これだけで十分お腹一杯なのですが、さらにイタリアンなスパゲティが!!

 それぞれ美味いことは美味いのですが、いかんせん炭水化物の連続かつ油ものばかりなので、オッサンには少々荷が重かったです。逆にこういうのが非常に好きな方も多いかと思いますので、先のサイト等を参考にチャレンジあれ。

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2006.04.12

【観戦記】浦和 3-1 福岡

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 博多の森での激戦からわずか二日とあって、ナビスコ予選では双方ともメンバーを大きく入れ替え。浦和は負傷の小野はもちろん、ワシントン・ポンテ・三都主・都築と休ませるべき選手は休ませ、代わりに黒部・内舘・相馬・平川・山岸を投入。

 しかし、メンバーを変えるとこうもチームが変わるものなんでしょうか。この日の浦和はここ2戦での苦戦が嘘のようにサイド攻撃を中心とする素晴らしいサッカーを魅せてくれました。引いた相手の崩し方の見本のような闘いぶり。相手もメンバーを大幅に変更していることを考慮に入れる必要はあるものの、相手との力の差をはっきり見せつけることができたという意味では今季一番のゲームでした。シュート数22vs5は両チームの力量差そのものでしょう。

 早い時間に不用意としかいいようのない形で先制された浦和。今季初めて最初に相手に得点を取られた(ゼロックス杯は相手に点を入れられたわけではないからなw)わけですが、これまで様子見風だった浦和はこの失点を機に一気に火がつきました。

 2列目に起用された暢久・長谷部。そして両WBの相馬・平川。この4人が福岡の両サイドを蹂躙し、福岡のDF網をずたずたに引き裂きました。

 暢久・相馬のコンビで左を、長谷部・平川のコンビで右を攻撃。2列目にボールが入るとWBはためらうことなくその外を駆け抜けます。MFはWBに出すも良し、出すと見せかけて中へ切れ込むも良し。中が開けば積極的にミドルシュート(あまり枠に飛ばなかったのが難ですが・・・) 長谷部も暢久も文句ない働きぶり。これなら伸二復帰後も伸二を2列目で使う理由はほとんどないように見受けられましたが、ギドはどう考えるでしょうか。

 WBで出たボールは単純にクロスを上げるも良し、またいったん黒部の足元にあてて2列目に飛び込ませるも良し。

 詰まればボランチを介してサイドを変えてみる。時には深い位置からが縦パスでサイドに選手を走らせる。DFからのロングフィードすら1トップの黒部に当てるよりはサイドを意識しての配球が目に付きました。

 慣れない仕事とはいえ、たまには内舘も最前線に顔を出します(あまりにも不慣れなせいか、エリア内で空振り&転倒というシーンがあったような・・・)。闘莉王の攻撃参加はデフォだとしても、堀之内すらも機を見て右サイドを駆け上がってきます。数こそ少なかったものの、堀之内の攻撃参加に福岡は全く対応できません。

 黒部の出来が今一つだったので、なかなか決定機には至りませんでしたが、多彩な攻めでチャンスはてんこ盛り。セットプレーで同点(今日は三都主もポンテも伸二もいなくて、プレースキッカー皆無だなぁと思っていたのですが、相馬が蹴れるんですね。)に追いついてからの前半30分から後半15分にかけての浦和のパフォーマンスはまさに圧巻そのもの。文字通り「ボールも動けば人も動くサッカー」を実践。叩いては動く、動いてまたボールを受ける。その忠実な繰り返しが随所で見られました。

 福岡は博多の森の一戦と比べると出足が遅いように見受けられましたが、浦和の攻めが個人技に依存していない分、守りどころを絞りきれないのと、浦和のテンポ良いボール回しの前に翻弄され、同点に追いつかれてからは効果的な守備が出来なくなったようです。先制点を上げた左SBのアレックスは守備に難があるのか、後半の早い時間に交代させられましたが、これもさしたる効果なし。

 黒部の落としたボールを受け、DFを振り切ってエリア内へ突進した暢久のループシュートで逆転。あとは無理をせず、福岡のミスに乗じてカウンター狙いといった感の漂う浦和でしたが、残り10分足らずという絶好の時間帯に狙い通りの追加点を上げて事実上試合終了。長身の林へ早めに当てる攻撃パターンは途中で諦めてしまったのでしょうか、福岡の攻撃は簡単に中盤で寸断できて、全く危なげなく逃げ切れました。どうせなら最後は闘莉王を下げればいいのに、ギドは心を鬼にして下げたのは暢久。

 黒部はポジショニングが良くないのか、シュートが撃てる位置でボールをもらえないのと、ポスト役になってもパスが緩くて受け手にボールが渡らない場面が目立ち、このあたりが圧倒的にゲームの主導権を握っている割にはなかなか点が入らなかった原因かなと思います。初スタメンである以上致し方ないのかもしれませんが・・・ でもポストプレーもほうは時間が経つにつれて確実性が上がり、3点目に繋がった相馬のクロスは黒部がしっかりお膳立て。フィニッシャーが別にいると活きるタイプなんでしょうな。

 あと坪井が凡ミスを繰り返していたのが気がかり。負傷が伝えられた闘莉王もそうですが、DF陣は全く休みがもらえず、疲労が溜まっているのかもしれません。

守備の心配をほとんどしなくて良い時の相馬は実に活き活きしていますね。ドリブルで狭いところを抜けてゆくのが彼の持ち味。この日は3点目をアシストして彼なりに満足できたかも。もちろんワシ的にはクロスの精度が良くないのと、立ち上がりに一回あっさりと交わされた場面も目に焼きついて離れませんが(笑)、この日の出来ならコンスタントにベンチ入りできるのではないでしょうか。

 スピードのある有光が左へ流れ、長駆して中へ切れ込んできたSBアレックスが有光からの折り返しを撃つというのは福岡の得意技でしょうか。 有光に容易にクロスを上げさせたのがそもそも問題でしたが、浦和の守備陣は中央の人数が揃っていたので失点はあるまいとタカをくくっていたところ、そこは林が浦和守備陣を惹きつけながらうまく潰れてアレックスの引き出しに成功していました。このアレックスをケアできなかったあたりは、博多の森で対戦していないが故の研究不足がたたったのかもしれません。

 ただ福岡は早めに先制点が入ったのが却って仇になったのかも。立ち上がりこそ博多の森同様積極的な動きを示していたのですが、どうしても1点を守る気持ちになってしまうのか、後はベタ引きの状態に。ただ博多の森の一戦と違って概してプレスというか当たりが緩かったように思います。引いてスペースは消しているものの、DFラインの前やサイドで浦和のパス回しに次第に翻弄され、いわばただ立っている状態。この状態の相手なら浦和は早めに2点目、3点目を上げて試合を終わらさなければいけないところですが・・・

 次の福岡との対戦は今月26日のアウェー。GWの連戦を控えてまたも両チームとも大幅にメンバーを落としての闘いとなることは十二分に予想されますが、浦和は必ずや駒場で見せた圧倒的なパフォーマンスを博多の森で再現してくれることでしょう。

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ごらんアウェー:博多の森(2)

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 コンコースは天井こそ高いものの、売店付近のスペースが広くはないので売店の並びが混雑気味。ビールの売れ行きが良いためか、途中からタンクを背負ったバイト君が投入されたのは好判断でした。

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 メインスタンド・アウェー側の売店はファミマともう一店が軒を連ねているだけでかなり少ない。「博多おつまみ天」とか「博多よかあじ天」といったローカル色のあるつまみは早々と売り切れ。

 ちなみにバックスタンド裏に「屋台村」があって、これが結構人気なそうですが、当日は全く気づきませんでした。っちゅーか、そもそもメインスタンドからだと行くの面倒やし・・・

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 ラーメン問題に関しては結構うるさい。

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 ずいぶん早い時間にビッグフラッグを上げるなぁと思っていたら・・・

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 今日初めて博多の森に来る人も少なくないであろう中、お見事なビジュアルでした。

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2006.04.11

ごらんアウェー:博多の森(1)

アクセス:☆☆☆

 福岡空港駅から徒歩20分強程度。同駅から臨時バスも出ているが、帰りはバス待ちで時間が掛かるため徒歩をお勧めする。時間距離は駒場とほぼ同様か。

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 駅4番入り口を出ると正面に地図があるので、不安な方はこれを参照。

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 入り口を出て左へ。空港ターミナルを右手に見ながら殺風景な道路を直進。

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 セブンイレブンのある角を左折し、ステーキ「どん」のある角を右折。このあたりでスタジアムが見えてきます。

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 この日は「どん」のあるあたりでバックスタンドへ向かう行列が出ていましたが、ビジター客の行列は駅から最も遠いスタジアムの一角に出来ていました。バックスタンドの行列を整理していた係員はビジター客の行列には不案内で、この辺は教育の要あり。

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見易さ:☆☆☆☆(メイン・バックのみ)

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 メインスタンドのアウェー側端(SA)で観戦。球技専用。スタンドの高さ・角度とも十分で非常に見易い。 メイン・バックとも屋根が付いているが、取り付け位置が高いため、スタンドの前方は雨に濡れる可能性が高い。

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 但しゴール裏は逆に高さ・角度ともなく、さらにラグビーの利用を考慮してスタンドとピッチの間に距離があり、試合を見るには全く適していない。もちろん屋根もない。

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 なおアウェーゴール裏の山は容易に人が入れるようで、ここで観戦している人もちらほら。この山ですら日惨スタジアムよりは見易いというのが博多の森の最大の特徴か(試合中もこの山への立ち入りを許しているのかどうかは不明)。

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 今やJ1はもちろんJ2ですら珍しくなった感のある、白黒の電光掲示板がホーム側ゴール裏に一つ。細かい文字が表示できないせいか、試合中に出場選手が表示されないのは不満。

*以下、ネタ編へ続く

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2006.04.10

浦寇

 せっかく「浦寇」というネタを考えていたのに、ネタにできるような試合展開にならなかったので、ストーリー化はあえなくボツ。

 でもせっかくなのでチラシの裏にメモっておく。

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浦寇:「悪の枢軸」との異名を取り、日本制圧を企む浦和レッズが2006年4月九州・福岡に襲来した史実を指す。

(主な登場人物)

・浦和皇帝:ブッフバルト=ハン
・福岡執権:松田浩
・防塁:千代反田
・「てつはう」:闘莉王
・銅鑼や鐘を打ち鳴らす集団:レッズサポ
・敵国覆滅を祈願する日蓮上人:福岡サポ
・「やあやあ我こそは」と名乗っているうちに討ち取られる武士:FW林
・小船に取り囲まれて自由を失う大型船舶:ワシントン、ポンテ
・神風:岡野 (レッズ側に吹いてどうする!)
・活躍の場を与えられずに不満を託つ御家人:相馬
・めざましい働きをしたのにろくな恩賞がもらえず、自ら絵巻物をたずさえ論功行賞にでかける竹崎季長:ホベルト

(主な激戦地)
・博多の森
・中洲
・天神
・太宰府天満宮
・福岡空港売店

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【観戦記】福岡 0-1 浦和

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 ロスタイムに闘莉王が決めて勝つには勝ったが、文字通りの辛勝。選手のコンディションは名古屋戦より良くなっているはずなのにさして決定機は作れず、内容は名古屋戦よりもさらに悪いといわざると得ない。

 これまで勝ちのない福岡だが、立ち上がりはそれほど引いてこなかった。ホーム、かつ大観客が入ったこともあってか、予想以上に積極的にゲームを進めてきたと思う。1トップに林を据えた4-5-1というシステムは名古屋に酷似していたが、1トップに当てるか、サイドに高く張ったMFを走らせるという意図ははっきりと伺えた。

 ただ残念なことにハイボールは闘莉王に封じられ、両サイドは坪井・堀之内に押さえられ、中盤でキープしようとしても浦和の強烈なプレスで簡単にボールを失い、前半の攻撃は全く形にならなかったと言っても過言ではない。

 福岡の攻撃がそんな状態だったので、まぁ負けはないだろうと安堵しながらゲームを見ていたのだが、浦和の攻撃も散々たるもの。時間が経つにつれて福岡は押し込まれ、意図したのかどうかはともかく自陣に張り付く結果になってしまったのだが、この布陣の前に浦和は有効な手が打てない。個人能力に差があるため、前半は中盤で一応ボールは回せるものの、狭い局面でのパス回しが目立ち、そうこうしているうちにパスミスが飛び出してボールを失う場面が非常に多かったように思う。サイド攻撃はほぼ左一辺倒。だがサイドでは福岡は数的優位を確保し、簡単には浦和の攻勢を許さない。

 さらに前半35分あたりから福岡がファウルでしか浦和の攻撃を止められなくなり、何度か良い位置でFKを得たが、今日もこれを決められず。

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 後半も立ち上がりこそサイド攻撃で良い形が作れたが、これも次第に尻すぼみに。この後半の出来は見るも無残なもの。福岡は終始ワシントンやポンテに厳しいマークをつけているのに、浦和の攻撃は常にこの両者を経由しようとするせいか、ほとんど形にならない。両サイドは完全に沈黙。再三ファウルを受けて思い通りのプレーができないポンテはイライラし始め、名古屋戦同様ワシントン頼みの単調な攻撃を繰り返し始める。ギドが早めに小野を下げたのは賢明だったが、内舘の投入はさしたる打開策にもならず。

 攻撃がうまく行かないのがチーム全体に焦りを生んでしまったのか、後半15分あたりからは珍しく守備陣にも軽率なプレーが頻発した。ボールカットの後、焦って前線に繋ごうとして再度ボールを奪われるといった場面が目立ったのだが、これは福岡の攻撃力を舐めきっていたことの証か。CKをファーで待っていた選手にどフリーで合わせられた時はもはやこれまでかと思ったが、ここは都築がファインセーブ。何度か福岡に決定機を許し、ドタバタしながらも浦和はなんとか持ちこたえた。

 全くの手詰まり状態の中、ギドはついにワシントン→黒部、ポンテ→岡野と両外国人選手を一挙に代える奇策に打って出た。意図するところは闘莉王を前線に上げてのパワープレーだが、この交代が非常に良かったのは放り込みのターゲットが増えたからではなく、これまで沈黙し続けた右サイドの活性化に成功したからだ。岡野が右を、三都主が左を駆ける。こういう攻撃がもっと早い時間に出来ていれば楽だったのに。結局闘莉王のゴールはサイドの崩しが実を結んだもの。短時間ながら岡野のパフォーマンスは目を見張るものがあった。まさに「頼りになるベテラン」だ。岡野が上げたクロスは驚くべきことに左足。今日の勝利の7割方は岡野の功績といっていいだろう。

 苦しい試合で勝ち点3が拾えたというのは嬉しい限りだが、引いた相手を崩せないという課題はなんら解消されないどころかますます酷くなった感の漂う試合でもあった。これまで同一システム・スタメンでずっと走ってきたが、相手がワシントンとポンテという浦和のキーマンを徹底的に封じるという策を講じ始めてから、今の方策に行き詰まりが出ているのは確かだ。

 暢久が横浜戦で負傷して以来精彩を欠き、右サイドの攻撃がほとんど使えないのが気になる。本来なら格下相手には永井を起用したいところだが腰痛で離脱。平川も本来の調子を取り戻していないようで、ここは我慢の一策か。

 それよりキープ力はあるが運動量の少ないポンテと小野を2列目で併用するのはもう諦めたほうが良さそう。長谷部と小野はポジションを入れ替えたほうがはるかに良いだろうし、場合によっては小野をスタメンから外す苦渋の決断を強いられるかもしれない。ワシントンやポンテがキープしたり、叩いたりしたボールを受けて前へ飛び込む動きが出てこないとまだまだ苦労は続きそうだ。

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2006.04.09

(メモ)福岡0 ‐1浦和

スタメンはいつも通り。サブ相馬が落ちて岡野イン。教育リーグの示唆通りか。

主審松尾

(前半)しばらくはパスミス目立ち、狭い局面で相手のプレスに苦しんだが、次第にパス回りが良くなって福岡を押し込む。 だがべた引きになった福岡を崩しきれず。セットプレーももう一息。名古屋戦と似た展開か。

(後半)最初こそサイド攻撃でチャンス掴むも、次第にぐだぐだに。小野→内舘も全く効果なく、逆に守備陣の集中が切れて危ない場面も。

最後はシトン→黒部、ポンテ→岡野でパワープレーに転じてロスタイムに闘莉王が決勝弾。岡野投入で右サイドが活性化したのがポイント。

勝っただけで反省点だらけの試合。京都戦ではスタメン見直しあるかも。

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2006.04.08

探さないでください

気がつけばこんなところに。

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っちゅーことで、試合前のネタはおいおい披露します。

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君は覚えているか?

 明日対戦するアビスパに川島眞也 (かわしましんや)というプレーヤーがいる。

 彼が浦和に在籍していたことを覚えているだろうか?

 そんなことは知らなくても、また覚えていなくても全く問題はない。

 01年7月に広島から期限付き移籍。ほぼエメルソンと同時期に浦和に加入したのだが、何の狙いがあって浦和が彼を獲得したのか、当時のメモに記述・感想の類がないところを見るとかなり唐突な感じが否めない移籍だったのだろう。

 そして悲惨なことに、決して層が厚いとはいえない当時の浦和ですらトップでの出場は全く叶わないまま、翌年広島へ返却。川島の加入直後に浦和の監督が代わったのが苦境に輪をかけたのかもしれないが、選手も選手、採る方も採る方、全くもって不幸な話である。

 そして間の悪いことに02年の浦和戦@駒場にはノコノコ出場してきて、エメルソンにハットトリックを食らう一助となっている。

 先の京都戦にはベンチ入りもしておらず、おそらく博多の森で川島の姿を観ることはないと思うが、浦和の暗黒時代を物語るエピソードの一つとして彼の名は記憶に残るかもしれない。

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 後日「02年の天皇杯3回戦@駒場で福岡に破れた時、同点弾を川島に叩き込まれている」とのご指摘をいただきました。うーん、完全に失念・・・orz

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2006.04.07

福岡戦の記憶

 福岡は5年ぶりのJ1復帰ですが、博多の森での観戦となるとさらに時代は遡り、なんと実に98年以来になります。

というのは

・99年:祝日(9/15・水)開催だったが、ナイターのため観戦できず
・00年:浦和J2降格
・01年:水曜開催で観戦できず
・02年~:福岡J2降格
・04年天皇杯:日曜開催ながらナイターのため観戦できず

と両者降格を経験したのに加え、なぜか日程が非常に悪かったからです。

 ちなみに福岡がJリーグに参入したのは96年。翌97年は水曜開催だからこの年は行っていないはずで、結局博多の森で観戦したのは96、98年と2回切りという勘定になります(複数回行ったのは覚えているのでたぶんこれで間違いない)。

 空港から歩ける。特に帰りはバス待ちするくらいなら歩いたほうがはるかにマシ。球技専用でバックスタンドにいる分には非常に見やすいスタジアムだが、ゴール裏は高さ・傾斜がなくてちょっと辛い。あとメイン・バックスタンドには屋根が付いているけれども取り付け位置が高いので、雨の心配がある日は念のためカッパを持っていったほうが良い。

 この頃はまだデジカメも持っておらず、アウェーネタを拾い集めるなんて思いもよらなかったからそれくらいの記憶しかなく、事実上博多の森は初体験のようなもので今回の遠征は非常に楽しみです。

 ただ福岡は飲み食い処には困らないものの、これといった観光地はありません。

 福岡地下鉄・七隈線を乗るために天神付近は昨年探訪済みということもあり、土曜日はちょっと離れたところまでネタを仕込みに行ってきます。

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2006.04.06

鉄道むすめ!

「鉄道むすめ」Vol.2のバリエーションを紹介(ITメディア)

Popup_01 例)久慈ありす

 なんか現実とのギャップが凄まじすぎて、萌えようにも萌えないのですが(つД`)

 でも525円というのは、浦和のグッズ類の価格と比較すれば異様に安い。

 「正直屋むすめ」とか「もぎりむすめ」とか「マッチデーいかがですかむすめ」とかも作って、ボルテに置いてくれw

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2006.04.05

新潟越えを考える(ホーム3試合終了時)

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 名古屋戦の観客は44,625名。アッパーアウェー側はメイン・バックともほとんど売れておらず、南自由席にも余席がありました。

 前回試算した新潟越えに必要な目標(=44,000)はクリアしましたが、春休み&前節横浜撃破の余勢といった好材料がありながら5万人には遠く及ばず。雨の恐れが強かったのが多少足を引っ張ったのかも。

 C大阪・名古屋戦の43,000~44,000程度の動員というのは昨年後半の埼スタの平均動員と大差がなく、残念ながら小野伸二獲得は今のところ観客増という点で目立った効果を上げていないと言わざるを得ません。

 なお昨年の浦和はホームゲーム3・4試合目が共に駒場開催だったので、今年の累積動員数との格差はここで一気に開きます。

 新潟は氷雨と浦和以上に天候に恵まれなかったようで、広島戦の動員は34,071名に留まった模様。昨年の平均動員を6,000名ほど下回っていますが、昨年の実績はほぼキャパ一杯と推計されることから、この減少分はほぼそのまま累積動員数の減少となって表れると思われます。

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2006.04.04

変わる埼スタ

 名古屋戦では埼スタの広告類に変化が見られました。

 最も目立つのはホーム側両柱に掲げられている三菱自動車の大広告。

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 "We are REDS"等のロゴが大きくなって、もうどこをどう見ても三菱自の広告というよりは、ただのダンマクと化しています。大宮の埼スタ使用時(vs浦和戦除く)には袋が被せられるのも已む無しというか、ハナからそれを見越してここまでハデハデにやったんでしょうな。

 ちなみにセレッソ戦まではこれ↓。

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 さらに細かいところですが、オーロラビジョン下の広告も変わっていました。

(新)

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(旧)

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 両サイドの広告が白ベースから赤ベースに変わってますね。

 他に気がついたことがあれば適宜報告します。 

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2006.04.03

再び名古屋戦を振り返る

 埼スタで守備的な名古屋の布陣に苦しむ姿ってなんか見覚えあるなと思っていたのだが、なんのことはない、あの大将の「負けないよ」発言が飛び出した2002年のホーム名古屋戦がまさにそれ(参考のために当時の観戦記を掲げて置きますが、長いのでその部分は畳んで置きます)。奇しくもその試合も雨。

 当時の浦和はエメ・トゥット・永井の3トップが猛威を振るい、セカンドステージ負けなしで第8節を終えて首位。その浦和に対し、ウェズレイやヴァスティッチを擁し、外国人頼みと揶揄されながらも十分に優勝を争う力のあった名古屋が超守備的な布陣を引いてきたのだ。

 名古屋はどん引きで浦和にスペースを与えない。当時の浦和の3トップはFWの個人能力こそ卓越していたが組織力に乏しかった。オフトの「追い越し禁止令」のため中盤のサポートもなく、悪く言えば3人のFWが交互に独力突破を繰り返していたようなものだったため、この名古屋の策は見事に奏効し、浦和はたちまち手詰まりになってしまった。

 この試合自体は終盤に大将が泥臭いともいえるゴールを決めたことを契機にVゴール勝ちとなった。そこで興に乗った大将の「負けないよ」発言が飛び出してしまうのだが、その後の浦和の結果は誰もが知る通り。浦和にスペースを与えない策が対戦相手に広まってしまい、浦和は勝てないどころか得点すら上げることが出来なくなり、判で押した様に0-1の敗北を重ねることとなった。

 あの名古屋戦は勝ったとはいえ間違いなく02年セカンドステージのターニングポイントだったのだ。

 開幕以来無敗で突き進む浦和を超守備的な布陣の名古屋が止めた。そしておそらく中下位で喘ぐチームは埼スタでは当然、ホームですら恥も外聞もかなぐり捨てて同じような闘い方で浦和戦に臨んでくることだろう。

 そしてまたしてもこのホーム名古屋戦が一つの転機となってしまうのだろうか。

 否。断じて否。

 フェルフォーセン監督が指摘するように、確かにこの日の浦和の攻撃は中央に偏るきらいがあった。ただそれは両WBが不調だったり、強風でサイドチェンジがうまく行かなかったためでもあり、浦和が全くサイドを使わないわけではない。事実ガンバ戦やジュビロ戦ではサイドを起点に得点を上げている。

 またこの試合で勝ち点2を失ったことで、スタッフ・選手とも却って超守備的な相手に対する対応策を真摯に検討してくれることだろう。02年の浦和は対策を立てようにも実力が伴わず、同じような闘いを繰り返すしかなかった。だが今季の浦和はきっと何らかの打開策を見つけてくれるはずだ。

 まだシーズンは序盤。チームの問題点を炙り出すための代償が勝ち点3ではなく、勝ち点2に過ぎなかったというのは実に幸いではないか。

 目先の勝ち点欲しさに汲々とする相手を完膚なきまでに葬り去る。まもなく浦和はその恐るべき力を我々に見せてくれることだろう。

続きを読む "再び名古屋戦を振り返る"

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2006.04.02

【観戦記】浦和 0-0 名古屋

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 格下相手に勝ち点3が取れなかったことを悔やむというよりは、負けなくて良かったというべきなのだろう。後半は全く動けずイージーミスが続発。前掛りはいいけれども不用意にボールを失っては立て続けにカウンターを浴びる。玉田に右サイドを抉られ、速いクロスを送られた時には敗戦を覚悟したが、名古屋(撃ったのは本田?)のシュートは奇跡的にも枠を外れた。

 今日は運が良かった。激しい雨の中トボトボと駅へ向いながら、そう自分を慰めるしかなかった。トボトボと帰る。それはこのところ久しくなかった懐かしい感覚。

 負傷を負ったワシントンや暢久も無事復帰。エクアドル戦で出番のなかった長谷部だけでなく、90分出場した三都主・小野・坪井もスタメンに名を連ねる。初戦以来不動のスタメン・システムで臨んだ名古屋戦。

 方や名古屋はいつもの4-4-2のシステムをいじり、玉田の1トップにして中盤を厚くした構え。GK川島の時間稼ぎの様を見る限り、名古屋はハナから引分け狙いなのは明白だったが、だからといってベタ引きになるわけではなく、コンパクトな陣形を保って浦和を中盤で絡め取るような布陣。

 いきおり双方狭いエリアの中にぐちゃぐちゃ人がいる按配になったが、不思議なことにせっかくコンパクトな陣形を作りながら名古屋のプレスが甘く、浦和はダイレクトパスの交換やサイド攻撃を織り交ぜながら何度もチャンスを作ることができた。名古屋の前半は攻撃する気があるのかどうか疑われるほど悲惨な出来。浦和は容易に名古屋の攻撃を寸断して波状攻撃を仕掛けた。

 しかし、この日積極的に前線に顔を出してきた伸二のシュートはことごとく枠を捉えることができない。右サイドを抉ったポンテのパスを受け、フリーで至近距離で放ったシュートさえ高々と舞い上がる始末(隣にいたオッサンは「啓太でも入るぞ!」とぼやいていましたw)

 ワシントンは負傷の影響か全般に切れがなく、もう一歩のところで足が出ない。何度もCKを得たが頼みのセットプレーも今日は不発。不発どころか、惜しい場面すら少なかった。振り返ってみれば圧倒的に優勢だった前半に得点できなかったのが何とも痛かった。

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 後半は早々と浦和の足が止まってしまい、ほとんど攻撃の形を作れず。もともと足元から足元へのパスが多く、動きが少ない浦和だが、この日の後半はまるで棒立ちの足元から棒立ちの足元へ繋いでいるだけの様。少々スキルに長けているだけではどうしようもないほど、選手は疲れきっていた。

 さらに悪いことに前半から散見されたパスミスが後半は散見どころでなくなり、トラップミスで簡単にボールを奪われるなどこれまでの浦和では考えられないミスも目立ち始めた。それを見てか、名古屋は前半よりは積極的にカウンターを仕掛け始める。

 ワシントン・ポンテとも名古屋の再三のファウルまがいのプレー、そしてそのファウルを取ってくれない審判、さらにおそらく思うように行かない自分のプレーぶりに怒りを顕にする場面が多かったが、このあたりも後半の停滞を招いた一因か。

 動ける選手の投入が急がれたところだが、ギドは後半25分過ぎまで不動の構え。最初に小野に代えてエスクデロ、続いて三都主に代えて相馬を投入した順序は間違っていないと思うが、やや遅きに失した感も。さらに最後に黒部を投入したのはかなり疑問で、あそこは安易にパワープレーに頼るよりは、走って相手を撹乱できる選手を入れて欲しかった。せっかくそれが出来るエスクデロを投入したのに、黒部投入で右WBに下げざるを得なくなり、それで攻撃の停滞感が強まってしまったような気がしてならない。

 後半の疲れぶりを見ると、そもそもスタメン構成に無理があったのかもしれないが、今日の名古屋の攻撃を見た限りでは、前半に点が入っていれば後半は容易に逃げ切りを図ることができただろう。今日の一試合で「選手起用が硬直的で、分厚い選手層を使いこなせない」というギドの最大の欠点を論うのは妥当ではないと思うが、この試合の反省を次の連戦時にどう生かすかが見物である。

 願わくば、この試合が今季最悪の試合であらんことを。

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2006.04.01

新潟越えを考える

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・新潟の観客動員は昨年同様680,000人と仮定(キャパ上限に近いのでこれ以上増えることは考えづらい)

・今年のリーグ戦駒場開催は2試合。平日の大分戦の動員を16,000人。(風の噂ベースですが)休日の福岡戦の動員を18,000人と仮定する。

・すると犬飼社長悲願の「Jリーグ観客動員数1位奪還!」を達成するためには、埼スタ開催の15試合で

 15x+16000+18000=680000
 x=43066.66・・・

っちゅーことで、平均動員数が約43,000人を超える必要があります。

 先のC大阪戦の動員が土曜・昼間・好天にも関わらず43,815人だったことを考えると、そんなに楽な目標ではないことは明白ですね。埼スタはアクセスがよくないためか、ナイターになると動員が鈍る傾向があり、デーゲームでは44,000人超の動員が必要と考えたほうがいいかもしれません。

 コンスタントに5万人の動員を図るためにはアッパーを埋めないとどうしようもありません。

 バックロアーのR指定設置により、今年の入場者数が前年比横ばいでも入場料収入増は間違いないところと思います。しかしその反面、メイン・バックのアッパー席の割高感が顕著になりました。

 さらなる集客増のためにはその辺の手直しが必要でしょう。タダ券をばら巻いて客の頭数だけを揃えるようなことは全く望んでいませんが・・・

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