大江戸温泉物語
わざわざ臨海副都心まで出かけながら「ゆりかもめ」試乗だけで帰るのはあまりにももったいないので、かねてから気にはなっていた「大江戸温泉物語」に寄って見ました。
テレコムセンター駅で下車。近所のサンクスで割引券を売っています(300円引きで2,527円)。
建物正面。
靴をロッカーへ預けて受付へ。ここは靴のかぎを受付に預ける方式を取っていませんでした。
館内が広い割には初心者への説明・案内は親切とは言いがたい感じがしました。リピーターが増えて、その辺の店員教育がなおざりになっているのかもしれません。1回行ってしまえば迷うほどのことはありませんが、ここのシステムの要点だけ記しておきます。
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・受付で「通行手形」という名のロッカーキーをもらいます。
・受付横の「越後屋」で浴衣をもらいます。浴衣のバリエーションは至って豊富。
・ロッカー室で浴衣に着替えます。ロッカーは都心のサウナや健康ランドとほぼ同じで物凄く狭いのが難。
・ロッカー室を出ると、そこは風呂場ではなく、なんと土産物屋や遊技場、さらに広大な飲食コーナーが! よってロッカー室ですっぽんぽんになって外へ出ると大惨事になります。
・飲食コーナーの奥まったところに脱衣所。この脱衣所の入り口でやっとタオル・バスタオルがもらえます。タオル類は何枚ももらえるわけではなく、2枚目以降は有料。湯上り後に濡れタオルを持ってぶらぶらできるようにビニールバックがもらえます。
・脱衣所のロッカーは空いているところを適当に使います。よってカギは「通行手形」とは別。浴衣に着替えるところと、風呂に入るために浴衣を脱ぐところが別というのが初心者が最も戸惑いやすい点でしょう。
・「通行手形」に付けられたコードで館内の飲食物・物品を購入できるので、館内では財布不要。
・帰りに飲食代等を清算。精算が終わった証拠として木札を渡されます。
・木札を関所の係員に渡して退場。
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で、入った感想ですが、温泉が目当てならはっきりいって割高。温泉は浴室中央に一つあるだけで、しかもさほど大きくありません。かなり塩分の強い湯で、ぬる目ですが、これだけ入れば十分です。
あとの湯船は露天風呂も含めてどれもこれも強烈な塩素臭を発しています。プールに来たようなもんだと諦めてください。
また2Fにサウナによくある安楽椅子を並べた感じの休憩室がありますが、来場者数と比べると狭小感が否めません。また始終客の出入りがあるのと、各椅子にテレビが付いているのが災いして落ち着きがなく、寝るつもりで来ると非常にがっかりします。
1F飲食コーナー奥に畳敷の大広間がありますが、皮肉なことにここで寝転がっているほうがまだマシかなっちゅー感じもしました(とても東京都心とは思えない光景ですがw)。
まぁ要するに「大江戸温泉物語」は本格的に休みにくるところではなく、家族連れなり、グループ客なり、カップルなりがお台場で遊んだついでに風呂入って、飯食って帰るところと割り切るべきなんでしょうな。
館内は浴衣姿で歩き回ることになるので、日常の姿とのギャップを楽しむというか、ちょっとしたコスプレ気分に浸れるあたりが結構面白いのかも。
場所柄温泉施設としては破格に客層が若い! しかも若い女性が浴衣姿でウロウロしているので、オッサン的にはビール片手に妄想ワンダーランドとして楽しむことも出来ます(^^; 但し、犯罪行為を誘発しがちなので注意しましょう。
観光客なのか、東京在住の方なのかはわかりませんが、欧米系・アジア系を問わず、外国人客の姿が目立つのもこの施設の特徴でしょうか。
ちなみにこんなのも。ジェフサポはここに隔離されるようです
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