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2006.05.04

観客動員を考える(ホーム5節終了時点)

Douin0605

 大宮戦の観客は54,774人。「前売り完売はできなかったけれども、スタジアムでの当日券販売もない」という程度のチケットの売れ行きでしたし、メインアッパー・アウェー側やビジター席の上の方は空席が目立ちましたのでそんなもんでしょう。試合当日は午後から雨が予想されていたので突然サッカー観戦を思い立ってコンビニ等で当日券を買った人はほとんどいなかったけれども、試合前に雨は降らなかったので前売りを買った人の死に券はあまりなかったという感じでしょうか。

 「前売り完売はできなかったけれども、スタジアムでの当日券販売もない」という程度のチケットの売れ行き・客数というのはスタジアムのビジュアルとしてはさほど悪くはなく、むしろダフ屋が儲けるチャンスがあまりないという意味ではむしろ好都合です。

 意外なことかもしれませんが大宮戦の観客数は、GW前半という同じような条件下で開催された昨年の名古屋戦(5/1 日)の55,476人を下回っています。マスコミ等が「さいたまダービー」を煽ったところで、現状では普段サッカーをみない人の動員力アップには大して繋がらないことを示唆しているのかも。

 また次節鹿島戦はGW最終日という、遠方からの集客が難しい条件下にも関わらず完売していることを考え合わせると、人気・実力のないチーム相手での観客動員はどんなに好条件であっても56,000が限界ということなのかもしれません。

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