【観戦記】浦和 2-1 INAC
終了間際にPKを得て勝つには勝ちましたが、現時点で最下位のINACに大苦戦。ぐだぐだの内容に終始しました。初の埼スタで、トップの選手同様舞い上がってしまったのでしょうか? おまけに党首はベンチ入りもなし。これが苦戦の最大の原因かと(^^;
フォーメーションはこんな感じ
安藤 北本
柳田
木原 若林
高橋
岩倉 田代 笠島 山本
山郷
負傷の笠島・山本が戻ってきてDFラインは徐々に本来の姿に戻りつつありますが、前線はいつの間にか3トップを止めて中盤ダイヤモンド型の4-4-2に。この日はこの布陣が全く機能しませんでした。
INACは果敢にもラインを上げてコンパクトな陣形で立ち向かってきます。浦和はその狭いエリアの中でパスを回そうとしてはミスを繰り返すばかり。運動量でもINACに完敗し、前半はボールがさっぱり前に進まないという散々な出来に。深夜・早朝と全員テレビに噛り付いていたのではないかと訝しくなるほどでした。
それでもゴールキックが簡単に北本に通り、それを難しい角度から北本が豪快に決めて先制。これでなんとか浦和が落ち着くかと思ったのですが、落ち着く間もなくINACに右サイドから素晴らしいシュートを決められて同点。山郷はクロスと思ったのかもしれませんが、ボールは山郷の頭上を越えてネットに吸い込まれてしまいました。
後半は前半から飛ばし気味だったINACの運動量が落ちて浦和が優勢に転じ、時折カウンターを食らいながらも一方的に押し込む展開になりましたが、INACの守備陣を崩すには至らず。この日はとにかくサイド攻撃が左右とも不発。3トップだった時にはサイドから縦にボールを入れて相手DFラインの裏を突く攻撃がよく見られたものですが、この日はそういうパターンは数えるほど。
後半20分にスピードのある松田を投入して事態打開を図っては見ましたが、松田のポジションが低くて(WGじゃなくてSHのまま)さしたる効果はなし。途中ポジション修正の指示があったのか、やっと相手DFラインと並ぶような高い位置取りになりはしましたが、その頃には既に残り時間10分くらいだったかと。結局組織的な攻撃はほとんど見られず、なんだかんだと攻撃は安藤頼みとなり、その安藤も厳しいマークにあって惜しいシュートが1本あったくらい。引分け濃厚の気配が漂いましたが、北本がDFラインの裏に抜けたところをDFが後ろから引っ掛けてしまってPKゲット。そのPKを安藤がなんなく決めて一応勝つには勝ちました。当然ながら安藤全く笑顔なし。
聞くところに寄れば、ベレーザ戦に良い内容で引き分けた後、高槻・湯郷とやや力の劣る相手に対しアウェーでこの一戦と同じようなぐだぐだの試合を続けていた模様。強い相手に存外の結果を出してきたのが、却って慢心に繋がってしまったのかも。暑い時期で不憫ではありますが、立ち上がり早々運動量で相手に負けるというのは全く浦和らしくありません。
ゲーム開始直後から体が重たげ。スピードがなく、運動量も乏しく、しかもポストプレーが大の苦手のモーやん(北本)ですが、終わって見れば1得点、1PK獲得とFWとしては文句のない働きをしています。
|-`)o0 北本の尊敬する選手=ロナウド(たぶん)
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