オシム氏、Jリーグ秋開幕を要望
オシム氏は18日の会談の中で、リーグ戦開催時期の変更を要望した。Jリーグが3月から年末にかけて開催されるのに対し、欧州リーグは主に8月から翌年の6月にかけて行われる。オシム氏は海外移籍や気候の問題などを理由に挙げ、川淵キャプテンに対して「(シーズンを)欧州に合わせるのが一番だ」と提言。特に気候に関しては「6月から8月の暑い時期にサッカーをやるのは難しい」と話していた。Jリーグなどでも以前から話し合われている議題だが、雪国における積雪の問題などもあり、実現には至っていない。だが一方で、気象条件の厳しい欧州北部でも同様のシーズンで行っており、日本での開催も不可能ではなさそうだ。
(2006年7月19日06時03分 スポーツ報知)
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文中に指摘があるように、札幌・山形・新潟と降雪地を抱える日本が秋開幕へ移行するのは容易なことではありません。欧州はそもそも雪が日本ほど降りませんが、ブンデスリーガ等では厳寒期にウィンターブレークを設けています。むりやり秋開幕に移行すると、雪国の各チームは冬季アウェーゲームだらけになることは必至でしょう。また日本のスタジアムは冬場吹きっ晒しになるところが少なくなく、冬季の観客はそれほど期待できないかもしれません。
かなり難儀な話だとは思いますが、秋開幕が検討の俎上に載る自体は歓迎すべきことでしょう。
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