ごらんアウェー:小瀬2006(予習編)
小瀬に行くのは初めての方が多いと思いますので、予習のために甲府のJ開幕戦「甲府vs清水」を見に行った時の様子を掲げておきます。
浦和J2時代にはほとんど見かけなかったヴァンフォーレを応援する旗の数々。J1昇格効果たるや恐るべし。
新潟同様、アウェーサポへのもてなしの心が厚いのが甲府の特徴。
小瀬競技場へのバスは甲府駅前から発着。キックオフ1時間40分前の11:20分発のバスに乗ったが、行きは全く渋滞なく20分で到着。350円也。
乗ったのは山梨交通の標準色。
でもヴァンフォーレカラーのバスもウロウロしています。
国際興業系のバス会社なので見慣れた色のバスも・・・orz
定期バスと競技場直行の臨時バスとでは小瀬の乗降場が違うのに注意。実際問題としては定期バスに乗ることはほとんどないと思いますが。
「富士の国」って、取りようによっては清水に喧嘩を売っているような・・・
来たー、小瀬競技場。
でもこの対戦になんで機動隊導入なんでしょう?この辺が運営の不慣れを感じさせます。
細々としたスポンサーの数々。
手荷物検査は一切ありません。実に牧歌的な運営。
一昔前の国体会場そのもの。メインスタンドに形ばかりの屋根があるだけ。椅子はベンチシート。サイドスタンドはメイン・バックとは独立しています。なんか見たことあるなと思ったのですが、昨日行った万博がこれとそっくりなんですね。この手の競技場の常としてトイレが少ない。女性は特に注意。
アウェーゴール裏には赤と橙しか出ない旧式の電光掲示板。自分でN0.12を紹介するのはちょっとかっこ悪い。
スタンドへの出入り口が狭くて少々イライラします。
ゴール裏のダンマクが広告と渾然一体となっているのがこのスタジアムの最大の特徴かも。なけなしのスポンサーをかき集めた結果なので、くれぐれもその上にダンマクを被せたりしないようにな(特に赤の諸君)。
なお担架に広告が入っているのは珍しくありませんが、甲府はキックオフ前に担架隊が広告面をスタンドに見せながら場内を周回します! スポンサーへの配慮、恐るべし。
まだ改修工事が終わっていなかったのか、この日は上部スタンド閉鎖。
日本航空高校のダンスチーム。ゲーム前はメインスタンド向き、ハーフタイムにはJ1では珍しいことにバックスタンドへ向けて踊ってくれます。
手作り感はいいのですが、プロサッカーの興業なんだから衣装はなんとかなりませんかねか? それじゃ体育着そのものやで!
野球場でよく見かけるビールサーバー隊がいます。このあたりがなんとなく長閑。
久しぶりに見た甲府サポへの感想ですが、
・甲冑武者や騎馬軍団がいたり、ほら貝が鳴り響いたりしないどころか、「風林火山」の幟も見えず、「武田菱」のビックフラッグが出るわけでもありません。もちろんバレー選手の影武者が現れて、相手を混乱させることなんてあるわけがない。
・都築コールとそっくりのコールが!
・「もみの木、もみの木、いつも緑よ」のメロディーと同じヴァンフォーレコールがあった他、それなりにオリジナリティーを出しているのは判ったが、いずれも単調であまり印象に残りませんでした。
・それ以上に青・赤は隣のFC東京とまるっきり一緒なので、あまり印象がよくありません。青ベースに赤・白のチェック柄というクロアチアっぽいデザインを生かして、FC東京と積極的に差別化を図ったほうがいいように思いますが・・・
・ここも青・赤の傘が・・・
といったところか。
ちなみに後ろに座っていた清水サポのオッサンが甲府のコールを歌えるのにはワロタw 甲府の苦しい時代を清水が助けたという経緯もあるし、選手どころか監督まで相互に行き来しているくらいなので、暇な時は甲府の試合を見に来る人が少なくないのかも。
帰りのバス運営は浦和J2時代より格段に手際よくなっておりました。少しずつ客足が伸びるにつれて山梨交通もノウハウを蓄えたのでしょう。行きよりはやや渋滞があったものの、30分ほどで甲府駅着。清水サポが甲府駅にそこそこいるのには驚きましたが、首都圏在住の清水サポなのか、あるいは身延線でトロトロやってきたのでしょうか・・・
| 固定リンク